JP2688983B2 - 集合繊維条を広幅扁平に巻取る装置 - Google Patents

集合繊維条を広幅扁平に巻取る装置

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    • B65H51/00Forwarding filamentary material
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 集束状態で送り出される繊維条を、広幅扁平状態とし
てマンドレルに巻取る装置に関する。
(従来の技術) 近似炭素繊維、セラミック繊維、ケプラー繊維等の高
機能繊維が構造物の強度向上のため利用されるが、織
物、巻取り等に際しては出来るだけ薄く且つ扁平広幅に
することが機能上生産効率を向上させ得るとして要求さ
れるが、これらの集合繊維では繊維同士の横方向の結合
は保たれていないため押された方向に片寄って繊維を広
幅状態に分散させることが困難であった。
(発明が解決しようとする課題) 従ってこれら集合繊維を連続的に送り出しつつこれを
広幅として扁平状に薄くマンドレル上にトラバースさせ
つつ連続的に巻取ることができなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記に鑑み、集合状態で送出される繊維条を
薄く扁平として広幅でトラバースさせつつ又繊維の損傷
を極力抑えながらマンドレルに連続して巻取る装置を提
供するもので、請求項1記載の発明は、糸条巻取りマン
ドレルの軸線方向に沿って所定長さの往復運動を行なう
ように設けたトラバース部材に、1対のロールを互いに
母線を平行させ且つ両ロール間にトラバース方向と直角
の集合繊維条の通糸間隔を形成させて成るトラバース用
ロールを設けると共に該トラバース用ロールの下方に位
置させて複数個のロールを設け、その内の最下部のロー
ルは、その軸線がマンドレルの軸線と平行し且つ母線の
中間が膨出する弧状曲面とした凸状ロールとし、該最下
部のロールの直上のロールは、母線の中間が凹入する弧
状曲面とした凹状ロールとし、前記最下部の凸状ロール
を前記マンドレルに接圧させて上方から前記トラバース
用ロールの通糸間隔内に導入した集合繊維条を順次各ロ
ールの外面に沿わせて交互に反対側を蛇行通過させつつ
該最下部の凸状ロールからこれに接圧するマンドレルに
巻取るようにし、マンドレルは巻径の増大に応じて最下
部凸状ロールから離反回動するように設けたことを特徴
とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、凹状ロールをトラバース方向と直角方向に偏位し得
るように設けたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、凹状ロールとトラバース用ロールとの間に上部凸状
ロールを設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明におい
て、上部凸状ロールを、少なくとも一部を球面とした球
状ロールとしたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明におい
て、球状ロールの中心を上方のトラバース用ロールの通
糸間隔の直下からトラバース方向に偏位させて設けたこ
とを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の発明におい
て、球状ロールをトラバース方向と直角方向に偏位し得
るように設けたことを特徴とする。
(作 用) 請求項1記載の発明において、トラバース用ロール
(4)を形成する1対のロール(4a)(4b)の平行母線
間で形成される通糸間隔(5)内に上部から導入される
集合繊維条aは、トラバース部材(3)のトラバース作
用によって綾振され、且つ集合繊維条の各単繊維はトラ
バース方向と直角の通糸間隔(5)内でその長さ方向に
散開し、散開した集合繊維条aは、凹状ロール(7)の
背面並びに凸状ロール(8)の前面に夫々接して散開方
向と直角方向に蛇行しつつ移行し凸状ロール(8)に接
圧するマンドレル(9)に巻取られる。そして、集合繊
維条が凹状ロール(7)、凸状ロール(8)に接して移
動するとき、トラバース用ロール(4a)(4b)間の通糸
間隔(5)の長さ方向に散開した各繊維条aはマンドレ
ル(9)の巻取り作動により下方に牽引され移動する
が、各繊維は巻取り張力により最短経路を辿って移動し
又抵抗の少ない方向に移動する傾向を有するから繊維条
aは各ロール(7)、(8)の曲面の小径側に移動しつ
つ各繊維間の間隔を整えられる。そして最下部凸状ロー
ル(8)を巻取パッケージ面に沿ってトラバースさせる
ことにより従来の巻糸機におけるローラベールの作用を
営むが、パッケージの凸状ロール(8)との接触は、新
たに巻かれた繊維条と、その僅か両側の部分に限られる
ためマンドレルの回転抵抗は、従来のローラベールがパ
ッケージに接触するものに比し著しく少なく又巻糸層面
との接触による巻層表面の損傷も少なくなる。
請求項2記載の発明において、凹状ロール(7)をト
ラバース方向と直角方向に偏位させることによって、各
繊維aの散開状態を調節出来る。即ち、繊維条aと接触
する側に偏位させるときは、各繊維条aと凹状ロール
(7)との接触抵抗が増えその分各繊維aの散開幅が、
狭まる方向に調節され、反対方向に偏位させるときは、
各繊維aと凹状ロール(7)との接触抵抗が減って分各
繊維aの散開幅が、広がる方向に調節される。
請求項3記載の発明において、請求項1記載の発明の
凹状ロール(7)とトラバース用ロール(4)との間に
上部凸状ロール(6)を設けたため、集合繊維条は、該
上部凸状ロール(6)の前面に接して移動する間に、各
繊維間の間隔を広げた後凹状ロール(7)に導かれるの
でより各繊維間の間隔を整えることができる。
請求項4記載の発明において、凸状ロールを球状ロー
ルとしたため、繊維条aの散開作動がより円滑に行なわ
れる。
請求項5記載の発明において、第12図の作動図で示す
ごとく、繊維条aが、球面(10a)に対し、斜角度方向
から接するため球面(10a)での斜角度方向から接する
ため球面(10a)での繊維条aの散開は前述した第6図
Bで示したように通糸間隔(5)を経た散開繊維条aを
凸曲面に対し直交方向から接触させるものに比し、繊維
条aをより一層円滑に散開させ得る。
請求項6記載の発明において、球状ロール(10)の位
置を夫々トラバース方向と直角方向に偏位調節すること
によって移送繊維条aの屈曲度を変えることにより各単
繊維条aの散開幅を可変し、例えば屈曲度の増加により
各繊維条の散開幅を拡げ、屈曲度の減少によって散開幅
を狭く調整し得る。
(実施例) 本発明の実施例を図面によって次に説明する。第1図
乃至第5図は請求項1に記載した本発明の基本的装置の
実施例を示し、集合繊維条aはガイドロール(1)から
ダンサーロール(2)を経てトラバース部材(3)の上
部のトラバース用ロール(4)の通糸間隔(5)に導く
ようにし、トラバース部材(3)は公知のスクロールカ
ム等の回転連動機構(3a)により所定幅の往復動を与え
るようにした。図示例におけるトラバース用ロール
(4)は1対のコニカルロール(4a)(4b)を使用し
て、その母線をトラバース方向と直角に互いに平行させ
て、その間に集合繊維条aの通過し得る通糸間隔(5)
を形成させた。
(6)(7)(8)は該トラバース用ロール(4)の
下方において軸線方向をトラバース方向に沿わせて夫々
回転自在に軸支した3個のロールで、上部と最下部の各
ロール(6)(8)は夫々母線の中間を弧状曲面に膨張
させた凸状ロールとし、中間ロール(7)は母線中間を
弧状曲面に凹入させた凹状ロールとし、最下部ロール
(8)に対し接圧状態としたマンドレル(9)はこれに
繊維条を巻取り径の増大に伴い凸状ロール(8)に対し
離反する方向に回動させるようにし、通糸間隔(5)内
に導入される集合繊維条aは該間隔(5)の長さ方向に
おいて各繊維が散開する傾向となり次に下方の凸状ロー
ル(6)の前面に接して移動するが、このとき繊維条a
が通糸間隔(5)内から前方に脱出する虞れがあるも、
上記のように1対のコニカルロール(4a)(4b)による
ときは、これに接した繊維条aが大径側に誘導される結
果上記の脱出を防止し得る。しかし第6図で仮線で示す
ように繊維条の脱出を考慮して適当な長さとした直線ロ
ールの一対を使用する場合もある。
以上の装置においては第6図A乃至Dで示すように、
1対のトラバース用ロール(4a)(4b)間の通糸間隔
(5)内に導かれた集合繊維条aは該間隔内においてそ
の長さ方向に沿って平坦に並列状態となり、これがトラ
バース用ロール(4a)(4b)直下の上部凸状ロール
(6)に沿って移送されるとき、該上部凸状ロール
(6)の弧状膨出曲面(6a)によって各繊維条aは幅方
向即ち該ロール(6)の軸線方向に散開し、次いで繊維
条aをその直下の凹状ロール(7)に沿って移送させる
ことにより該凹状ロール(7)の弧状凹入曲面(7a)に
よって繊維条aの散開幅を狭め、前記上部凸状ロール
(6)による各繊維条aの散開間隔の不揃を是正して最
下部の凸状ロール(8)に向って移送させることにより
繊維条aは再び該凹入ロール(7)の弧状膨出曲面(8
a)により幅方向において均等に間隔で散開し、この散
開で偏平なテープ状としてマンドレル(9)に巻取らせ
る。次に第7図と第10図は上記請求項1の実施例におけ
る上部凸状ロール(6)を第9図で示すように少なくと
も一部に球面(10a)を有する球状ロール(10)とした
もので、該球面(10a)を上方の通糸間隔(5)と下方
の凹状ロール(7)とに対向位置させて軸片(10b)に
よりトラバース部材(3)に固定又は回転自在に軸支し
て使用する。なお該球状ロール(10)は、第9図に実線
で示すものは一部に一部に球面(10a)を有するを示す
が、これは第9図に仮線で示すように球体をそのものを
使用してもよい。第7図と第8図は該球体ロール(10)
をトラバース方向に対し直角方向の軸片(10b)でトラ
バース部材(3)に結着固定した場合、又第10図と第11
図は球面ロール(10)を回転自在に軸支した場合を示す
が、軸片(10b)は必ずしもトラバース方向と直交させ
る必要はなく、トラバース方向の軸片により支持させて
もよい。
尚、第10図と第11図で回転自在に軸支した球状ロール
(10)は、該球状ロール(10)の中心を上方の通糸間隔
(5)の直下位置に対し右方に偏位して設けることによ
り通糸間隔(5)を経た散開繊維条aを球状ロール(1
0)の斜め前面の球面(10a)で散開させた状態即ち通糸
間隔(5)を経た散開繊維条aを約45゜捩った角度で散
開させた場合を示すが、その捩り角度は球状ロール(1
0)の偏位量で設定し得る。
尚、この場合球状ロール(10)を偏位位置で固定して
もよく、又、図示しないが、実施例の装置において最下
部凸状ロール(8)を球状ロール(10)として回転自在
に設けてもよい。
更に第4図で示すように上部凸状ロール(6)とその
下方の凹状ロール(7)並びに第8図と第9図で示す球
状ロール(10)は、夫々トラバース方向と直角の矢示方
向に取付位置を調節しえるようにして、繊維束aのロー
ル間での屈曲度合変えて繊維条aの張力を可変すること
で繊維条aの散開幅を調整できるようにした。
第13図および第14図は、凹状ロール(7)の変形例と
して、該凹状ロール(7)を先細凹状ロール(7)を用
い、該凹状ロール(7)の凹入曲面(7a)を適性位置と
するように第14図で示すように軸線を水平方向において
適当に傾斜させ、且つ前後位置を設定して軸支し、その
先細形状により凹状ロール(7)に巻きついた不正糸の
取り出しを容易にした。
(発明の効果) 本発明の請求項1記載の発明によるときは、トラバー
ス部材に通糸間隔を有する1対のトラバース用ロール
と、その下方に複数個のロールを回転自在に配設し、そ
の最下部のロールを、その軸線がマンドレルの軸線と平
行し且つ母線の中間が膨出する弧状曲面とした凸状ロー
ルとし、該最下部の凸状ロールの直上のロールは、母線
の中間が凹入する弧状曲面とした凹状ロールとし、最下
部の凸状ロールに接圧するマンドレルを、巻径の増大に
応じて凸状ロールから離反回動するように設けたので、
通糸間隔を通過し各ロールに接しつつ巻取られる集合繊
維条は各ロールの弧状曲面によって軸線方向に狭められ
次いで拡がり最終的には所定の広幅で扁平なテープ状の
繊維集合体として下部ロールからマンドレルに巻取るこ
とができ、凸状ロールのマンドレル上のパッケージ面と
の接触部は、繊維集合体が凸状ロールに沿う部分並びに
その両脇の部分に限定されるため、凸状ロールがマンド
レルに接することによりマンドレルが受ける回転抵抗は
従来のローラベールを用いるものに比し著しく少なく出
来ると共に、巻糸面の損傷も少なくなる。
請求項2記載の発明によるときは、凹状ロールをトラ
バース方向と直角方向に偏位させることによって、各繊
維条の散開条件を調節出来る。即ち、繊維条と接触する
側に偏位させるときは、各繊維条と凹状ロールとの接触
抵抗が増えその分各繊維の散開幅が、狭まる方向に調節
され、反対方向に偏位させるときは、各繊維条と凹状ロ
ールとの接触抵抗が減って分各繊維条の散開幅が広がる
方向に調節される。
請求項3記載の発明によるときは、凹状ロールとトラ
バース用ロールとの間に上部凸状ロールを設けたため、
集合繊維条は、該上部凸状ロールの前面に接して移動す
る間に、各繊維間の間隔を広げた後凹状ロールに導かれ
るのでより各繊維間の間隔を整えることができる。
請求項4記載の発明にによるときは、繊維の散開をよ
り円滑に行なわせることが出来る。
請求項5記載の発明にあっては、繊維条が、球面に対
し、斜角度方向から球面に接するため球面での繊維の散
開が凸曲面に対し直交方向から接触させるものに比し、
より一層円滑に散開させ得る。
請求項6記載の発明にあっては、球状ロールの位置を
夫々トラバース方向と直角方向に偏位調節させて繊維条
の屈曲度を変えることにより、各単繊維条の散開幅を可
変出来る。例えば屈曲度の増加により各繊維の散開幅を
拡げ屈曲度の減少によって散開幅を狭く調整することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は巻取り装
置の正面図、第2図は側面図、第3図は要部の拡大正面
図、第4図は同側面図、第5図は一部の平面図、第6図
は繊維の散開作動を示す線図、第7図は他の実施例を示
す要部の正面図、第8図は同側面図、第9図は球状ロー
ルの一例を示す斜視図、第10図は更に他の実施例を示す
要部の正面図、第11図は同側面図、第12図は繊維の散開
作動を示す線図、第13図は更に他の実施例を示す正面
図、第14図は第13図のXIV−XIV線断面図である。 (1)……ガイドロール、(2)……ダンサロール (3)……トラバース部材、(4)……トラバース用ロ
ール (5)……通糸間隔、(7)……凹状ロール (7a)……弧状凹入曲面、(8)……最下部凸状ロール (8a)……弧状膨張曲面、(9)……マンドレル (10)……球状ロール、(10a)……球面

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸条巻取りマンドレルの軸線方向に沿って
    所定長さの往復運動を行なうように設けたトラバース部
    材に、1対のロールを互いに母線を平行させ且つ両ロー
    ル間にトラバース方向と直角の集合繊維条の通糸間隔を
    形成させて成るトラバース用ロールを設けると共に該ト
    ラバース用ロールの下方に位置させて複数個のロールを
    設け、その内の最下部のロールは、その軸線がマンドレ
    ルの軸線と平行し且つ母線の中間が膨出する弧状曲面と
    した凸状ロールとし、該最下部の凸状ロールの直上のロ
    ールは、母線の中間が凹入する弧状曲面とした凹状ロー
    ルとし、前記最下部の凸状ロールを前記マンドレルに接
    圧させて上方から前記トラバース用ロールの通糸間隔内
    に導入した集合繊維条を順次各ロールの外面に沿わせて
    交互に反対側を蛇行通過させつつ該最下部凸状ロールか
    らこれに接圧するマンドレルに巻取るようにし、マンド
    レルは巻径の増大に応じて最下部凸状ロールから離反回
    動するように設けたことを特徴とする集合繊維条を広幅
    扁平に巻取る装置。
  2. 【請求項2】凹状ロールをトラバース方向と直角方向に
    偏位し得るように設けたことを特徴とする請求項1記載
    の集合繊維条を広幅扁平に巻取る装置。
  3. 【請求項3】凹状ロールとトラバース用ロールとの間に
    上部凸状ロールを設けたことを特徴とする請求項1記載
    の集合繊維条を広幅扁平に巻取る装置。
  4. 【請求項4】上部凸状ロールを、少なくとも一部を球面
    とした球状ロールとしたことを特徴とする請求項3記載
    の集合繊維条を広幅扁平に巻取る装置。
  5. 【請求項5】球状ロールの中心を上方のトラバース用ロ
    ールの通糸間隔の直下からトラバース方向に偏位させて
    設けたことを特徴とする請求項4記載の集合繊維条を広
    幅扁平に巻取る装置。
  6. 【請求項6】球状ロールをトラバース方向と直角方向に
    偏位し得るように設けたことを特徴とする請求項4記載
    の集合繊維条を広幅扁平に巻取る装置。
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