JP2688626B2 - 粒状物の供給分離装置 - Google Patents
粒状物の供給分離装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、粒状原料を、原料が保管または工程での使
用のために必要とされる高い所へ低い所から移動させる
ために用いる型の素材運搬システムに関係している。さ
らに詳しくは、本発明を射出成形機など、粒状の合成素
材が機械内に流れ込んで溶融し、型に射出されることの
できる位置で原料を受け取る機械に原料を供給する装置
に関係している。 本発明は射出成形機に使用される粒状の原料の運搬に
用いる装置に特に言及して説明するが、本発明が粒状、
微粉状及び一般にその他の原料を上方に運搬するために
使用できることは明らかであり、本発明は、例に出した
説明に限定されない。さらに、「粒状」という語は細粒
ならびにある程度の粉末または微粉を含む混合物を指し
て用いる。 〔従来の技術〕 粒状及び細粒状の原料は、空気システムを備えた装置
を用いて運搬されることが多く、空気システムで原料を
引きこんで、ダクト、パイプ及び類似の装置に沿ってこ
れを空気と共に運搬する。このような装置を射出成型機
と結合させて用いると、引き込まれた原料が射出成型機
の上方の位置で空気と分離され、このとき排気はフィル
ターを通過して、機械が設置されている建物内の空気中
に出る。微細な粒子が建物内の空気中に出て健康に害を
及ぼすことのないよう、排気を積極的に濾過する必要が
あるのは明らかである。その結果、装置に取替可能なフ
ィルターを含めなければならず、定期的に点検して、フ
ィルターでの圧力低下が過度になって効率を落とした
り、必要とするエネルギーが増加したりという結果にな
らないようにする必要がある。フィルターは通常、操作
者の上方の高い位置にあるので、操作者はフィルターの
保守のために梯子またはその他の装置を用いなければな
らず、これは時間もかかるし、危険である。結果的に、
フィルターが繰返し詰まったりしない限りは、微粉を大
量に含む残りものを再利用し、倹約して使わなければな
らない。 射出成形設備にこの種の装置を用いる場合さらに考慮
することは、原料によっては吸湿性があり、乾燥を保つ
必要があるということである。原料は、許容できる湿度
の密封容器に入った状態で受領されることもあるが、開
口容器に入って納品され、まず原料を乾燥しなければな
らない場合もある。乾燥原料を動かすと、原料の輸送に
用いられた周期の空気が、含んでいる水分を原料と分け
合う。その結果、運搬後、原料を再度乾燥して、この空
気から移った水分を除去しなければならない。周囲の空
気が水分を多量に含んでいた場合、原料の乾燥に相当量
のエネルギーを使用しなければならない。 〔発明の目的〕 上述の問題を考慮して、本発明の目的の中には、原料
の運搬後に水分を除去する必要から生じるエネルギーの
無駄を最小限に押えること及び機構的なフィルターの必
要をなくすことがある。さらに目的として、信頼性が高
く、保守を最低限しか必要としない装置を作ることがあ
る。 〔発明の構成〕 本発明の側面の一つに従って、装置は定期的に使用さ
れ、粒状の原料を第1レベルからより高い第2レベルへ
ループ内を動く空気を用いて移動させる。この装置に
は、ループに連結し、第1レベルにある原料内に配置し
て原料をエアループ内に引きこむようにしたピックアッ
プならびに、同様にエアループに連結した、空気から原
料を除去するために操作できる。第2レベルの上にある
セパレーターを含む。セパレーターには出口があり、こ
の上に原料が集められて、アクチュエーターを定期的に
操作してセパレーター出口の原料のバッチを集める。ク
ロージャーが出口に連結されていて、アクチュエーター
の操作の各段階の後、第2レベルで操作してバッチを解
放する。 この発明の別の面に従い、原料をバッチとして空気か
ら除去する装置が備えられている。 〔実施例〕 まず第1図を参照すると、射出成形機20を線図で示
し、射出成形機と共に用いる、好まれる発明の実施例に
従って、これに運搬装置22が付属されている。運搬装置
22にはピックアップ装置24が第1レベルに設けてあって
供給ビン26から粒状原料を受け取る。供給ビン26には出
口付属部28があり、第3図を参照して後に詳しく述べる
ように、ピックアップ装置はこの出口から粒状原料を受
け取る。供給ビン26内の原料は乾燥しているかもしれな
いが、このビンをたびたびドライヤーに連結し、原料か
ら水分を取り除く。ピックアップ装置24には二重の連結
部(ダクト)30があって、これはピックアップ装置の入
口32及び出口34と、射出成型機20の上方の、セパレータ
ー38の入口35及び出口36との間をつないでいる。このセ
パレーターは、後述する通りにセパレーター38からの原
料のバッチを受け取るよう、射出成形機20に取り付けた
ビン40の上に位置する。第1図に見られるように、空気
がループ内に引きこまれ、ピックアップ装置32の所の低
い第1レベルと、ビン40の上面が定める第2レベルより
上にあるセパレーター38との間で移動する。モーター42
と連動しているファンとがセパレーター38に取り付けら
れ、ループ内の空気の動きを促進する。 供給ビン26に保管されている原料が乾燥している場
合、エアループはこのビンから空気を引き込んでバッチ
としてビン40に供給すると、この空気はビン40で水分量
を少ないまま保持する。水分量が多すぎる場合、両方ま
たは片方のビンをドライヤーに接続することが望まし
い。例えば、ビン40がドライヤー装置(図に示していな
い)に接続できる充分な容量で、機械での使用に適切な
乾燥度を保つ。原料の過剰な水分は、供給ビン26に入っ
ていた水分の結果であり、粒状原料をビン40に運搬する
のに用いた空気から誘導されたのではないと理解され
る。従って、原料の乾燥に必要なエネルギーは、ビン26
をメーカーから受領したとき処理するのに必要だったは
ずのエネルギーと同じである。原料の運搬に用いられる
空気からの水分の移動によって起こる。それ以上のエネ
ルギーのロスはない。 粒状の原料を動かすと、粒がセパレーター38に移動す
るときに互いにぶつかりあうため、粒が崩れるが、小さ
な粒及び微粉は主に、新しい原料に混ざっていることの
ある再使用原料から出来る。粒の実際の構成は、使用さ
れる射出成形材料によって様々であり、他の原料よりも
分散しやすいものもある。再使用原料は形状としてひど
く粉末状になっていることがあり、グラスファイバーあ
るいは射出成形の工程で用いられるその他の原料の粒を
含むことがある。微細な粒または微粉は、塊りになって
最終的に原料の構成要素の一つの大きな粒として混合物
の中に落ちることのないように、分離しなくてはならな
い。このような粒が混合物に入りこむと、最終製品に現
れてその製品が容認できないものとなる。 この装置は通常、粒から微粉を分離しているかどうか
に関らず、原料すべてを射出成形機に供給するが、後述
のように、小さな微粉の分離に使うことができる。本発
明の重要な側面は、セパレーターの空気から微粉を除去
し、微粉がループ周辺に連続的に移動して塊りになり、
最終の成形品の品質に影響するような個別の粒を形成す
ることのないようにするということである。 次にセパレーター38を大きな縮尺で示した第2図を参
照する。入口35は、外部漏斗46の上部にあるシリンダー
部44に対して接線となっており、外部漏斗の下部は截頭
円錐型で、漏斗をビン40の上端に接続している取付フラ
ンジ48のところで終わっていることがわかる。入口35か
ら入ってくる空気は、モーター42及び連動するファン43
に促進されて、モーターが出口36を通して空気をループ
内に送りこむ。後述する通り、モーターとファンはラッ
チ54に保持されている蓋52に取付けてあり、このラッチ
を外すと、蓋52は、第3図に示すヒンジ56を支点にして
上方へ蝶番で動かすことができる。 次にセパレーター38の内部の詳細を示した第3図、第
4図、第5図を参照する。これらの詳細は、入口35から
セパレーターに入り、出口36から出ていく空気との関連
で説明する。空気はまず接線口58から入り、これにより
空気は渦を巻くような動きでシリンダー部44の周囲を動
き、それから圧力の差のために、空気は外部漏斗46の截
頭円錐部内部の環状の通路内を動いて下り、ここで突然
通路が変化して、外側袖部62と内部漏斗64との間に形成
された環状の通路60を通じて上方に流れる。この上方へ
の空気の動きは渦巻き様の動きを続け、下方へ伸びる環
状の空気の通路が上方へ伸びる環状の空気の通路に突然
移行する結果、大多数の粒が第1次分離で空気から落
ち、出口66に近接する截頭円錐部分の底部に残る。粒は
空気が流通している間に蓄積し、後述のようにバッチと
して除去される。 空気の動きの説明を続けると、通路60を通って上方へ
通過した後、空気は、袖部62の上部の放射状フランジ68
と、内部漏斗64の上部に形成された同様のフランジ70と
の間を放射状に外へ向かって動く。フランジ70はその外
端部がリム72のところで終わり、リム72はシリンダー部
44にピッタリ合うと共にその上端に放射状リップ74を備
えていて、該リップ74がシリンダー部44の上端に乗っ
て、該シリンダー部の上に位置する。後述のように、フ
ランジ68と70の間を放射状に外へ向かって動く空気は、
フランジ70に設けられた開口部76を通って流れ、フラン
ジ70とセパレーターの蓋52との間の放射状の通路に流入
する。前記蓋は中央に開口があり、ここから下方に向か
って円錐形の内側袖部78があって、円錐形の外側袖部62
の上方まで下がっていて、また、内部漏斗64と平行に伸
びている。その結果空気は、通路80で規定される、第2
の下方への環状空気通路への引き込まれ、次に突然方向
を転換して内側袖部78の下端に入り、第2の上方へ環状
空気通路を経てファン43に至り、ここで空気は出口36を
通過させられる。第2次の分離がこの位置で行なわれ
る。放射状のフランジ70には3個のスタッド71が付属し
ていて、対応する等間隔の孔73により、放射状フランジ
68と同心のピッチ円直径と組まれる。スペーサー75はフ
ランジ68と70の間の通路の深さを設定し、スタッド用に
3個のナット77が備えられている。 空気の動きについて続けると、セパレーター38の出口
36から出た空気はダクト82(第3図)を通過する。該ダ
クトは、ピックアップ装置24の入口32に導く二重の連結
部(ダクト)30の一部を構成している。空気は大管84に
入り、この管内の、小さい同心の内管86の周囲を通過す
る。内管86はスパイダー支持部88を通って突き出てい
て、出口付属部28内の粒状原料90を引き込む。内管86は
外側管84内で、スパイダー88と、外側大管に付属してい
て内管86を摩擦装着する環状取付部92との両方によって
支持されている。その結果、内管86は、角度をつけた端
部94の位置を、外側大管84の端との関係で調整すること
ができる。このことは、外側大管84を出ていくときと、
内管86を経由して戻っていくときとの間で、原料を引き
こむ際の空気の流れのパターンに影響する。内管の位置
を様々に変化させることにより、粒状原料の流動化が効
果的に行われ、内管への流れが良くなり、従ってシステ
ムを通ってセパレーター38への流れが良くなる。 内管86はその外端がダクト96の下端に取り付けられて
いる。該ダクト96も二重の連結部30の一部を成し、その
上端はセパレーター38の入口35に結合されている。 空気の動きはモーター42が動いている限り続く。電力
は、特定の連続した活動期と休止期とを設定できるタイ
マー98を経由してモーターに供給される。タイマーがモ
ーターと電力の接続を外すとすぐに、空気の動きはルー
プ内で止まり、システム全体を通して圧力の平準化が起
こる。これに先立って、セパレーター38内部の圧力は、
大気圧より低く保たれる。これは、ループの残部を通し
ての空気の流れによって、また特に、出口付属部28内の
粒状原料の流動化から起こる減圧のためである。 セパレータ内が負圧になっていると、クロージャーの
外部と内部の圧力差のために、第1及び第2のクロージ
ャー100,102は閉じた状態に保たれる(第6図参照)。
クロージャー100はホースクランプ101で、截頭円錐型の
外部漏斗46の下端にある円筒形延長部103に取付けられ
ていて、クロージャー102は小さいホースクランプ105で
内部漏斗64の下端にあるもう一つの円筒部107に取付け
られている。この操作ではこれらの部品の柔軟性が肝要
で、圧力が平滑化したらすぐに、クロージャー100が保
持している粒状原料104の重みでこのクロージャーが開
き、第1次分離後の粒状原料がビン40内に少しずつ落ち
て、ビン内の乾燥した空気をセパレーターに移す。同様
に、クロージャー102にはきわめて柔軟性の高い管を用
いる。このクロージャー102は、使用中はクロージャー1
00にはさまれていて、第2次分離から戻ってきた原料を
保持するよう確実に閉じられている。クロージャー102
は非常に柔軟性があるため、セパレーター内に引き戻さ
れることのないようその位置に保持しなければならず、
そのために、VELCRO(登録商標)結合部品106でクロー
ジャー100と102の間をつなぐ。従って、粒状原料104の
重みでクロージャー100が開く時、クロージャー102も開
き、実際上微粉状の軽い原料108はクロージャー102から
落ちてビン40内に入る。 クロージャー102は、第2次分離で集められた原料
を、必要であればビン40と別にした、第1図の103に示
した容器に導くよう配置することもできる。この場合は
管状のクロージャー102を下へ伸ばし、ビン40の側面か
ら外へ出す。タイマー98によってこの循環を行わせ、そ
の後再び空気の移動を開始してさらに原料をビン40内に
運搬する。 原料の流れが射出成形機からの原料の必要に関連づけ
られる必要があるのは明らかであり、このために、番号
110として線で示した、ビン40内の原料のレベルによっ
て起動されるセンサーが、コントロールタイマー98に連
結され、ビン40で原料を必要としないときはタイマーを
孤立させる。 クロージャー100及び102の詳細は、第6図として示し
た断面図で見ることができる。クロージャー100は、第
4図に示すように口となるよう形作られており、通常は
閉じられているが内側の小さな荷重に敏感で、粒が充分
落下できるように開口する。クロージャー102は単純に
きわめて柔軟な管であって、既に説明した圧力差の影響
下でクロージャー100により閉じた状態に保たれてい
る。VELCRO結合部品6は、クロージャー102の外周壁と
クロージャー100の内周壁に設けられていて、互いに接
合されているので、装置が始動して当初の負圧が初めて
このクロージャーにかかる際に、クロージャー102が上
方へ引きこまれるのを防止する。 説明した実施例では、機械に供給される原料の相当の
パーセンテージを再使用原料とすることが可能である
が、粒状または細粒状の原料で、この後溶融され機械に
供給されるものが必要である。再使用原料が許容できる
小さな微粉を含むなら、これは出口103(第1図)を経
由して排出される。 第7図と第8図は、上に述べた運搬装置22に用いるの
に適している、セパレーター102の第2の実施例を説明
している。前に述べたセパレーターと同様、セパレータ
ー120はループの1部を成し、入口122及び出口124を通
してピックアップ装置と結合されている。射出成形機
(図に示していない)にはセパレーター120からの原料
のパッチを受けとるためにビンが取りつけてあり、セパ
レーター120はこのビンの上に取り付けられている。ル
ープ内の空気の動きを促進するため、モーターと、連動
するファンがセパレーター120に取り付けられている。 セパレーター120の断面を示す第7図を特に参照す
る。入口は外部漏斗131の上面にある上部130に対して正
接していて、外部漏斗は梨を倒立させた形をしており、
下部132の周囲の取付フランジ133で支持されていて、こ
のフランジで漏斗をビンを上部に接続していることがわ
かる。外部漏斗131の上部と下部は、継目135を越えて巻
かれた環部によって接続されている。 入口122に入っていく空気はファン128に促進され、フ
ァンは空気を出口124からループ内に送る。後述のよう
に、モーターとファン128は、ヒンジまたは他の機構で
外部漏斗131に接続してある蓋134に取付けてある。 入口122からセパレーターに入り、出口124から出て行
く、粒を運んでいる空気の内部詳細。空気はまず接線口
138から入り、これにより空気は渦を巻くような動きで
外部漏斗131のシリンダー状上部130の周囲を動き、それ
から圧力差のために、空気は外部漏斗131内の環状の通
路内を動いて下り、外部漏斗131の最も広い部分140に近
づくにつれて空気の速度が遅くなって、この広い部分14
0の下で突然通路が変化して、外側環状袖部144と、截頭
円錐形の内部漏斗148の上部を成す内側環状袖部146との
間に形成される環状の通路142を通じて上方に流れる。
上方への空気の遠きは渦巻き様の動きを続け、下方へ伸
びる環状の空気の通路が上方へ伸びる環状の空気の通路
に突然移行し、同時に空気の速度が落ちて、渦巻きのた
めに流れの通路が伸びる結果、大多数の粒が第1次分離
で空気から落ち、出口150に近接する倒立梨型の底部に
残る。粒は空気が流通している間に出口150の上方に蓄
積し、後述のようにバッチとして除去される。空気の動
きについて続けると、通路142を通って上方へ通過した
後、空気は、内側袖部146から通路142内に突出したルー
バー152を通して引きこまれる。ルーバー152は内部漏斗
148の内部で空気が渦巻き様の動きを続けるように形作
られる。内部漏斗148に入る際、空気は減速しがちであ
り、内部漏斗148の周辺を下方へ流れる傾向があって、
ここで第2次の分離が行われ、その後中央に取付けたフ
ァン入口154を通して上方へ引きこまれる。該ファン入
口154は蓋134から下がっていて、ファン128を通して出
口124へ導く。 截頭円錐形の内部漏斗148は環状フランジ155で外部漏
斗131内に支持されていて、該環状フランジ155は袖部14
6の上縁から放射状に伸びて、弾力取付部156を通して、
外部漏斗131の上端に設けた押縁158に乗る。取付部156
はフランジ155の上面に伸びて蓋134の封止支持部を成
す。蓋自体は平面図でほぼ円形であり、外部の巻縁スカ
ート160を備えていて、このスカートは取付部156から短
い距離を下方に伸び、外部漏斗131のくぼみ部分163の周
囲をめぐっている。蓋134の中央部は一段高い線162を特
徴としており、この部分が、モーターのケーシングから
3個の等間隔のフランジを通して伸びてきている取付ス
タッド164と、中央の皿部168を受ける。ファン入口154
は皿部168から下がっていて、皿部はモーター128を支持
する環状封止部176を備えている。ファン出口124からの
空気は、第1の実施例の中で述べたように、ダクトを通
ってピックアップ装置の入口に移動する。 第1の実施例と同様に、セパレーター120は柔軟なク
ロージャー172及び174を備えていて、これらのクロージ
ャーは、クロージャーの内部と外部の圧力差のために閉
じた状態に保たれている。クロージャー172は、小さな
スプリングクランプ180で内部漏斗148の下端のもう一つ
の円筒部181に接属されている。モーター128のスイッチ
が切れて圧力が平準化した時の動作には、クロージャー
172と174の柔軟性が肝要である。このとき、クロージャ
ー172が保持している粒状原料182の重みのためにこのク
ロージャーが開き、第1次分離後の粒状原料がビン内に
少しずつ落ちて、ビン内の乾燥した空気をセパレーター
120に移す。同様に、クロージャー174にはきわめて柔軟
な管が使われていて、同じように作動する。 外部クロージャー172は、素材を円筒形に形作ってい
て、まったく反対の位置に縫われた縫い目184があり、
二個所の二重の厚みの部分186を作っている。二重の厚
みの部分186は各々アイレット188を備えていて、円筒形
延長部分178上のスプリングクランプ176から下方へ伸び
るスプリング190の一端を受けている。配置は、閉じら
れたときに縫い目184の間でクロージャー172が横につぶ
れるようになっている。 前に述べたセパレーターと同様に、クロージャー174
は、第2次分離で集められた原料192をビンとは別個の
容器に導くように配置することもできる。また、セパレ
ーター120はタイマーまたはセンターを備え、モーター
の起動を制御する。 射出成形機との使用を説明した実施例は、異なる状況
での使用の他の実施例の例であることは明らかである。
代表の粒状原料は、細粒、粉末その他の原料の例であ
る。これら及びその他の変更は、特許請求の範囲内にあ
る。 〔発明の効果〕 本発明装置では、粒状物の空気移送を効率良く、かつ
作業員の健康を害することなく、実施することができ、
装置の保守点検も簡便となるなどの効果がある。
用のために必要とされる高い所へ低い所から移動させる
ために用いる型の素材運搬システムに関係している。さ
らに詳しくは、本発明を射出成形機など、粒状の合成素
材が機械内に流れ込んで溶融し、型に射出されることの
できる位置で原料を受け取る機械に原料を供給する装置
に関係している。 本発明は射出成形機に使用される粒状の原料の運搬に
用いる装置に特に言及して説明するが、本発明が粒状、
微粉状及び一般にその他の原料を上方に運搬するために
使用できることは明らかであり、本発明は、例に出した
説明に限定されない。さらに、「粒状」という語は細粒
ならびにある程度の粉末または微粉を含む混合物を指し
て用いる。 〔従来の技術〕 粒状及び細粒状の原料は、空気システムを備えた装置
を用いて運搬されることが多く、空気システムで原料を
引きこんで、ダクト、パイプ及び類似の装置に沿ってこ
れを空気と共に運搬する。このような装置を射出成型機
と結合させて用いると、引き込まれた原料が射出成型機
の上方の位置で空気と分離され、このとき排気はフィル
ターを通過して、機械が設置されている建物内の空気中
に出る。微細な粒子が建物内の空気中に出て健康に害を
及ぼすことのないよう、排気を積極的に濾過する必要が
あるのは明らかである。その結果、装置に取替可能なフ
ィルターを含めなければならず、定期的に点検して、フ
ィルターでの圧力低下が過度になって効率を落とした
り、必要とするエネルギーが増加したりという結果にな
らないようにする必要がある。フィルターは通常、操作
者の上方の高い位置にあるので、操作者はフィルターの
保守のために梯子またはその他の装置を用いなければな
らず、これは時間もかかるし、危険である。結果的に、
フィルターが繰返し詰まったりしない限りは、微粉を大
量に含む残りものを再利用し、倹約して使わなければな
らない。 射出成形設備にこの種の装置を用いる場合さらに考慮
することは、原料によっては吸湿性があり、乾燥を保つ
必要があるということである。原料は、許容できる湿度
の密封容器に入った状態で受領されることもあるが、開
口容器に入って納品され、まず原料を乾燥しなければな
らない場合もある。乾燥原料を動かすと、原料の輸送に
用いられた周期の空気が、含んでいる水分を原料と分け
合う。その結果、運搬後、原料を再度乾燥して、この空
気から移った水分を除去しなければならない。周囲の空
気が水分を多量に含んでいた場合、原料の乾燥に相当量
のエネルギーを使用しなければならない。 〔発明の目的〕 上述の問題を考慮して、本発明の目的の中には、原料
の運搬後に水分を除去する必要から生じるエネルギーの
無駄を最小限に押えること及び機構的なフィルターの必
要をなくすことがある。さらに目的として、信頼性が高
く、保守を最低限しか必要としない装置を作ることがあ
る。 〔発明の構成〕 本発明の側面の一つに従って、装置は定期的に使用さ
れ、粒状の原料を第1レベルからより高い第2レベルへ
ループ内を動く空気を用いて移動させる。この装置に
は、ループに連結し、第1レベルにある原料内に配置し
て原料をエアループ内に引きこむようにしたピックアッ
プならびに、同様にエアループに連結した、空気から原
料を除去するために操作できる。第2レベルの上にある
セパレーターを含む。セパレーターには出口があり、こ
の上に原料が集められて、アクチュエーターを定期的に
操作してセパレーター出口の原料のバッチを集める。ク
ロージャーが出口に連結されていて、アクチュエーター
の操作の各段階の後、第2レベルで操作してバッチを解
放する。 この発明の別の面に従い、原料をバッチとして空気か
ら除去する装置が備えられている。 〔実施例〕 まず第1図を参照すると、射出成形機20を線図で示
し、射出成形機と共に用いる、好まれる発明の実施例に
従って、これに運搬装置22が付属されている。運搬装置
22にはピックアップ装置24が第1レベルに設けてあって
供給ビン26から粒状原料を受け取る。供給ビン26には出
口付属部28があり、第3図を参照して後に詳しく述べる
ように、ピックアップ装置はこの出口から粒状原料を受
け取る。供給ビン26内の原料は乾燥しているかもしれな
いが、このビンをたびたびドライヤーに連結し、原料か
ら水分を取り除く。ピックアップ装置24には二重の連結
部(ダクト)30があって、これはピックアップ装置の入
口32及び出口34と、射出成型機20の上方の、セパレータ
ー38の入口35及び出口36との間をつないでいる。このセ
パレーターは、後述する通りにセパレーター38からの原
料のバッチを受け取るよう、射出成形機20に取り付けた
ビン40の上に位置する。第1図に見られるように、空気
がループ内に引きこまれ、ピックアップ装置32の所の低
い第1レベルと、ビン40の上面が定める第2レベルより
上にあるセパレーター38との間で移動する。モーター42
と連動しているファンとがセパレーター38に取り付けら
れ、ループ内の空気の動きを促進する。 供給ビン26に保管されている原料が乾燥している場
合、エアループはこのビンから空気を引き込んでバッチ
としてビン40に供給すると、この空気はビン40で水分量
を少ないまま保持する。水分量が多すぎる場合、両方ま
たは片方のビンをドライヤーに接続することが望まし
い。例えば、ビン40がドライヤー装置(図に示していな
い)に接続できる充分な容量で、機械での使用に適切な
乾燥度を保つ。原料の過剰な水分は、供給ビン26に入っ
ていた水分の結果であり、粒状原料をビン40に運搬する
のに用いた空気から誘導されたのではないと理解され
る。従って、原料の乾燥に必要なエネルギーは、ビン26
をメーカーから受領したとき処理するのに必要だったは
ずのエネルギーと同じである。原料の運搬に用いられる
空気からの水分の移動によって起こる。それ以上のエネ
ルギーのロスはない。 粒状の原料を動かすと、粒がセパレーター38に移動す
るときに互いにぶつかりあうため、粒が崩れるが、小さ
な粒及び微粉は主に、新しい原料に混ざっていることの
ある再使用原料から出来る。粒の実際の構成は、使用さ
れる射出成形材料によって様々であり、他の原料よりも
分散しやすいものもある。再使用原料は形状としてひど
く粉末状になっていることがあり、グラスファイバーあ
るいは射出成形の工程で用いられるその他の原料の粒を
含むことがある。微細な粒または微粉は、塊りになって
最終的に原料の構成要素の一つの大きな粒として混合物
の中に落ちることのないように、分離しなくてはならな
い。このような粒が混合物に入りこむと、最終製品に現
れてその製品が容認できないものとなる。 この装置は通常、粒から微粉を分離しているかどうか
に関らず、原料すべてを射出成形機に供給するが、後述
のように、小さな微粉の分離に使うことができる。本発
明の重要な側面は、セパレーターの空気から微粉を除去
し、微粉がループ周辺に連続的に移動して塊りになり、
最終の成形品の品質に影響するような個別の粒を形成す
ることのないようにするということである。 次にセパレーター38を大きな縮尺で示した第2図を参
照する。入口35は、外部漏斗46の上部にあるシリンダー
部44に対して接線となっており、外部漏斗の下部は截頭
円錐型で、漏斗をビン40の上端に接続している取付フラ
ンジ48のところで終わっていることがわかる。入口35か
ら入ってくる空気は、モーター42及び連動するファン43
に促進されて、モーターが出口36を通して空気をループ
内に送りこむ。後述する通り、モーターとファンはラッ
チ54に保持されている蓋52に取付けてあり、このラッチ
を外すと、蓋52は、第3図に示すヒンジ56を支点にして
上方へ蝶番で動かすことができる。 次にセパレーター38の内部の詳細を示した第3図、第
4図、第5図を参照する。これらの詳細は、入口35から
セパレーターに入り、出口36から出ていく空気との関連
で説明する。空気はまず接線口58から入り、これにより
空気は渦を巻くような動きでシリンダー部44の周囲を動
き、それから圧力の差のために、空気は外部漏斗46の截
頭円錐部内部の環状の通路内を動いて下り、ここで突然
通路が変化して、外側袖部62と内部漏斗64との間に形成
された環状の通路60を通じて上方に流れる。この上方へ
の空気の動きは渦巻き様の動きを続け、下方へ伸びる環
状の空気の通路が上方へ伸びる環状の空気の通路に突然
移行する結果、大多数の粒が第1次分離で空気から落
ち、出口66に近接する截頭円錐部分の底部に残る。粒は
空気が流通している間に蓄積し、後述のようにバッチと
して除去される。 空気の動きの説明を続けると、通路60を通って上方へ
通過した後、空気は、袖部62の上部の放射状フランジ68
と、内部漏斗64の上部に形成された同様のフランジ70と
の間を放射状に外へ向かって動く。フランジ70はその外
端部がリム72のところで終わり、リム72はシリンダー部
44にピッタリ合うと共にその上端に放射状リップ74を備
えていて、該リップ74がシリンダー部44の上端に乗っ
て、該シリンダー部の上に位置する。後述のように、フ
ランジ68と70の間を放射状に外へ向かって動く空気は、
フランジ70に設けられた開口部76を通って流れ、フラン
ジ70とセパレーターの蓋52との間の放射状の通路に流入
する。前記蓋は中央に開口があり、ここから下方に向か
って円錐形の内側袖部78があって、円錐形の外側袖部62
の上方まで下がっていて、また、内部漏斗64と平行に伸
びている。その結果空気は、通路80で規定される、第2
の下方への環状空気通路への引き込まれ、次に突然方向
を転換して内側袖部78の下端に入り、第2の上方へ環状
空気通路を経てファン43に至り、ここで空気は出口36を
通過させられる。第2次の分離がこの位置で行なわれ
る。放射状のフランジ70には3個のスタッド71が付属し
ていて、対応する等間隔の孔73により、放射状フランジ
68と同心のピッチ円直径と組まれる。スペーサー75はフ
ランジ68と70の間の通路の深さを設定し、スタッド用に
3個のナット77が備えられている。 空気の動きについて続けると、セパレーター38の出口
36から出た空気はダクト82(第3図)を通過する。該ダ
クトは、ピックアップ装置24の入口32に導く二重の連結
部(ダクト)30の一部を構成している。空気は大管84に
入り、この管内の、小さい同心の内管86の周囲を通過す
る。内管86はスパイダー支持部88を通って突き出てい
て、出口付属部28内の粒状原料90を引き込む。内管86は
外側管84内で、スパイダー88と、外側大管に付属してい
て内管86を摩擦装着する環状取付部92との両方によって
支持されている。その結果、内管86は、角度をつけた端
部94の位置を、外側大管84の端との関係で調整すること
ができる。このことは、外側大管84を出ていくときと、
内管86を経由して戻っていくときとの間で、原料を引き
こむ際の空気の流れのパターンに影響する。内管の位置
を様々に変化させることにより、粒状原料の流動化が効
果的に行われ、内管への流れが良くなり、従ってシステ
ムを通ってセパレーター38への流れが良くなる。 内管86はその外端がダクト96の下端に取り付けられて
いる。該ダクト96も二重の連結部30の一部を成し、その
上端はセパレーター38の入口35に結合されている。 空気の動きはモーター42が動いている限り続く。電力
は、特定の連続した活動期と休止期とを設定できるタイ
マー98を経由してモーターに供給される。タイマーがモ
ーターと電力の接続を外すとすぐに、空気の動きはルー
プ内で止まり、システム全体を通して圧力の平準化が起
こる。これに先立って、セパレーター38内部の圧力は、
大気圧より低く保たれる。これは、ループの残部を通し
ての空気の流れによって、また特に、出口付属部28内の
粒状原料の流動化から起こる減圧のためである。 セパレータ内が負圧になっていると、クロージャーの
外部と内部の圧力差のために、第1及び第2のクロージ
ャー100,102は閉じた状態に保たれる(第6図参照)。
クロージャー100はホースクランプ101で、截頭円錐型の
外部漏斗46の下端にある円筒形延長部103に取付けられ
ていて、クロージャー102は小さいホースクランプ105で
内部漏斗64の下端にあるもう一つの円筒部107に取付け
られている。この操作ではこれらの部品の柔軟性が肝要
で、圧力が平滑化したらすぐに、クロージャー100が保
持している粒状原料104の重みでこのクロージャーが開
き、第1次分離後の粒状原料がビン40内に少しずつ落ち
て、ビン内の乾燥した空気をセパレーターに移す。同様
に、クロージャー102にはきわめて柔軟性の高い管を用
いる。このクロージャー102は、使用中はクロージャー1
00にはさまれていて、第2次分離から戻ってきた原料を
保持するよう確実に閉じられている。クロージャー102
は非常に柔軟性があるため、セパレーター内に引き戻さ
れることのないようその位置に保持しなければならず、
そのために、VELCRO(登録商標)結合部品106でクロー
ジャー100と102の間をつなぐ。従って、粒状原料104の
重みでクロージャー100が開く時、クロージャー102も開
き、実際上微粉状の軽い原料108はクロージャー102から
落ちてビン40内に入る。 クロージャー102は、第2次分離で集められた原料
を、必要であればビン40と別にした、第1図の103に示
した容器に導くよう配置することもできる。この場合は
管状のクロージャー102を下へ伸ばし、ビン40の側面か
ら外へ出す。タイマー98によってこの循環を行わせ、そ
の後再び空気の移動を開始してさらに原料をビン40内に
運搬する。 原料の流れが射出成形機からの原料の必要に関連づけ
られる必要があるのは明らかであり、このために、番号
110として線で示した、ビン40内の原料のレベルによっ
て起動されるセンサーが、コントロールタイマー98に連
結され、ビン40で原料を必要としないときはタイマーを
孤立させる。 クロージャー100及び102の詳細は、第6図として示し
た断面図で見ることができる。クロージャー100は、第
4図に示すように口となるよう形作られており、通常は
閉じられているが内側の小さな荷重に敏感で、粒が充分
落下できるように開口する。クロージャー102は単純に
きわめて柔軟な管であって、既に説明した圧力差の影響
下でクロージャー100により閉じた状態に保たれてい
る。VELCRO結合部品6は、クロージャー102の外周壁と
クロージャー100の内周壁に設けられていて、互いに接
合されているので、装置が始動して当初の負圧が初めて
このクロージャーにかかる際に、クロージャー102が上
方へ引きこまれるのを防止する。 説明した実施例では、機械に供給される原料の相当の
パーセンテージを再使用原料とすることが可能である
が、粒状または細粒状の原料で、この後溶融され機械に
供給されるものが必要である。再使用原料が許容できる
小さな微粉を含むなら、これは出口103(第1図)を経
由して排出される。 第7図と第8図は、上に述べた運搬装置22に用いるの
に適している、セパレーター102の第2の実施例を説明
している。前に述べたセパレーターと同様、セパレータ
ー120はループの1部を成し、入口122及び出口124を通
してピックアップ装置と結合されている。射出成形機
(図に示していない)にはセパレーター120からの原料
のパッチを受けとるためにビンが取りつけてあり、セパ
レーター120はこのビンの上に取り付けられている。ル
ープ内の空気の動きを促進するため、モーターと、連動
するファンがセパレーター120に取り付けられている。 セパレーター120の断面を示す第7図を特に参照す
る。入口は外部漏斗131の上面にある上部130に対して正
接していて、外部漏斗は梨を倒立させた形をしており、
下部132の周囲の取付フランジ133で支持されていて、こ
のフランジで漏斗をビンを上部に接続していることがわ
かる。外部漏斗131の上部と下部は、継目135を越えて巻
かれた環部によって接続されている。 入口122に入っていく空気はファン128に促進され、フ
ァンは空気を出口124からループ内に送る。後述のよう
に、モーターとファン128は、ヒンジまたは他の機構で
外部漏斗131に接続してある蓋134に取付けてある。 入口122からセパレーターに入り、出口124から出て行
く、粒を運んでいる空気の内部詳細。空気はまず接線口
138から入り、これにより空気は渦を巻くような動きで
外部漏斗131のシリンダー状上部130の周囲を動き、それ
から圧力差のために、空気は外部漏斗131内の環状の通
路内を動いて下り、外部漏斗131の最も広い部分140に近
づくにつれて空気の速度が遅くなって、この広い部分14
0の下で突然通路が変化して、外側環状袖部144と、截頭
円錐形の内部漏斗148の上部を成す内側環状袖部146との
間に形成される環状の通路142を通じて上方に流れる。
上方への空気の遠きは渦巻き様の動きを続け、下方へ伸
びる環状の空気の通路が上方へ伸びる環状の空気の通路
に突然移行し、同時に空気の速度が落ちて、渦巻きのた
めに流れの通路が伸びる結果、大多数の粒が第1次分離
で空気から落ち、出口150に近接する倒立梨型の底部に
残る。粒は空気が流通している間に出口150の上方に蓄
積し、後述のようにバッチとして除去される。空気の動
きについて続けると、通路142を通って上方へ通過した
後、空気は、内側袖部146から通路142内に突出したルー
バー152を通して引きこまれる。ルーバー152は内部漏斗
148の内部で空気が渦巻き様の動きを続けるように形作
られる。内部漏斗148に入る際、空気は減速しがちであ
り、内部漏斗148の周辺を下方へ流れる傾向があって、
ここで第2次の分離が行われ、その後中央に取付けたフ
ァン入口154を通して上方へ引きこまれる。該ファン入
口154は蓋134から下がっていて、ファン128を通して出
口124へ導く。 截頭円錐形の内部漏斗148は環状フランジ155で外部漏
斗131内に支持されていて、該環状フランジ155は袖部14
6の上縁から放射状に伸びて、弾力取付部156を通して、
外部漏斗131の上端に設けた押縁158に乗る。取付部156
はフランジ155の上面に伸びて蓋134の封止支持部を成
す。蓋自体は平面図でほぼ円形であり、外部の巻縁スカ
ート160を備えていて、このスカートは取付部156から短
い距離を下方に伸び、外部漏斗131のくぼみ部分163の周
囲をめぐっている。蓋134の中央部は一段高い線162を特
徴としており、この部分が、モーターのケーシングから
3個の等間隔のフランジを通して伸びてきている取付ス
タッド164と、中央の皿部168を受ける。ファン入口154
は皿部168から下がっていて、皿部はモーター128を支持
する環状封止部176を備えている。ファン出口124からの
空気は、第1の実施例の中で述べたように、ダクトを通
ってピックアップ装置の入口に移動する。 第1の実施例と同様に、セパレーター120は柔軟なク
ロージャー172及び174を備えていて、これらのクロージ
ャーは、クロージャーの内部と外部の圧力差のために閉
じた状態に保たれている。クロージャー172は、小さな
スプリングクランプ180で内部漏斗148の下端のもう一つ
の円筒部181に接属されている。モーター128のスイッチ
が切れて圧力が平準化した時の動作には、クロージャー
172と174の柔軟性が肝要である。このとき、クロージャ
ー172が保持している粒状原料182の重みのためにこのク
ロージャーが開き、第1次分離後の粒状原料がビン内に
少しずつ落ちて、ビン内の乾燥した空気をセパレーター
120に移す。同様に、クロージャー174にはきわめて柔軟
な管が使われていて、同じように作動する。 外部クロージャー172は、素材を円筒形に形作ってい
て、まったく反対の位置に縫われた縫い目184があり、
二個所の二重の厚みの部分186を作っている。二重の厚
みの部分186は各々アイレット188を備えていて、円筒形
延長部分178上のスプリングクランプ176から下方へ伸び
るスプリング190の一端を受けている。配置は、閉じら
れたときに縫い目184の間でクロージャー172が横につぶ
れるようになっている。 前に述べたセパレーターと同様に、クロージャー174
は、第2次分離で集められた原料192をビンとは別個の
容器に導くように配置することもできる。また、セパレ
ーター120はタイマーまたはセンターを備え、モーター
の起動を制御する。 射出成形機との使用を説明した実施例は、異なる状況
での使用の他の実施例の例であることは明らかである。
代表の粒状原料は、細粒、粉末その他の原料の例であ
る。これら及びその他の変更は、特許請求の範囲内にあ
る。 〔発明の効果〕 本発明装置では、粒状物の空気移送を効率良く、かつ
作業員の健康を害することなく、実施することができ、
装置の保守点検も簡便となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は線図で示した射出成形機及び該射出成形機と共
に用いる型の、好ましい実施例に従った装置の側面図、
第2図はセパレーターを含む前記装置の一部分の斜視
図、第3図は第2図の3−3の線に沿ったセパレーター
の断面図及び同様にこの応用例の一部を成すピックアッ
プの断面図、第4図はセパレーターの部品及びセパレー
ターの組立方法を説明する分解斜視図、第5図は第4図
に示したセパレーターの部品の一つを下から見た斜視
図、第6図は前記セパレーターの一部を成すクロージャ
ーを第4図よりも大きく縮尺で描いた側面断面図、第7
図は射出成形機と共に用いる型の実施例に従った装置と
共に用いるセパレーターの第2の例の側面断面図、第8
図は第7図のセパレーターの平面図である。 20……射出成形機、22……運搬装置、24……ピックアッ
プ装置、26……供給ビン、38……セパレータ。
に用いる型の、好ましい実施例に従った装置の側面図、
第2図はセパレーターを含む前記装置の一部分の斜視
図、第3図は第2図の3−3の線に沿ったセパレーター
の断面図及び同様にこの応用例の一部を成すピックアッ
プの断面図、第4図はセパレーターの部品及びセパレー
ターの組立方法を説明する分解斜視図、第5図は第4図
に示したセパレーターの部品の一つを下から見た斜視
図、第6図は前記セパレーターの一部を成すクロージャ
ーを第4図よりも大きく縮尺で描いた側面断面図、第7
図は射出成形機と共に用いる型の実施例に従った装置と
共に用いるセパレーターの第2の例の側面断面図、第8
図は第7図のセパレーターの平面図である。 20……射出成形機、22……運搬装置、24……ピックアッ
プ装置、26……供給ビン、38……セパレータ。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.粒状原料(104)を、あるレベルからより高い第2
のレベルへ運搬する装置であって、低いレベルにおいて
原料の中に挿入するための、出口(34)と入口(32)を
備えたピッチアップ手段(24)、第2のレベルの上方に
位置して底部に出口手段および、該底部出口手段(10
3)(107)に結合した弾力あるクロージャー手段(10
0)(102)を有するセパレーター手段(38)であって、
該クロージャー手段(100)(102)が該セパレーター手
段(38)内の負圧に反応し該クロージャー手段を閉じた
位置に保っているセパレーター手段、前記セパレーター
手段と前記ピックアップ手段を結合してループを形成す
る二重のダクト手段(30)、ループ内で空気を駆動し
て、ピックアップ手段出口(34)を出る空気が粒状原料
を引きこみ、入口を通りダクト手段(30)を経由して原
料をセパレーター手段に運び、ここで原料が事実上空気
から分離されてクロージャー手段内(100)(102)に落
下し、この後で空気がダクト手段を経由してピックアッ
プ手段に戻るようにするために作動させることのできる
アクチュエーター手段(42)(43)、ならびに、不連続
な時間周期で作動して、ループ内の空気の駆動を行うア
クチュエーター手段を付勢し、また、該時間周期の終了
時に、クロージャー手段の中の原料に重力に従って出口
手段を通じて落下する時間を与えるタイマー(98)を含
む制御手段から成る粒状物の運搬装置。 2.特許請求の範囲の第1項に記載している、ピックア
ップ手段が内側及び外側の管部と、管と管の間に空気を
送って原料内に出て行かせる入口と、空気及び原料を受
け取って空気及び原料を出口へ導く内側の管とから構成
される粒状物の運搬装置。 3.特許請求の範囲第2項に記載の、内側及び外側の管
部が、もう一方の管との関係を長手方向に調節できるよ
うにした粒状物の運搬装置。 4.特許請求の範囲第1項に記載の、セパレーター手段
が最初の下方へ伸びる環状の空気の通路を定め、次に最
初の上方へ伸びる環状の空気の通路を定めて、空気が下
方へ伸びる通路から上方へ伸びる通路へと移行する際に
空気からの粒の第1次分離を起こす粒状物の運搬装置。 5.特許請求の範囲第4項に記載の、最初の上方へ伸び
る空気の通路が2番目の下方へ伸びる環状の空気の通路
に導き、次に2番目の上方へ伸びる環状の空気の通路が
あって、空気からの粒の第2次分離を行うようにした粒
状物の運搬装置。 6.特許請求の範囲第5項に記載されている、クロージ
ャー手段が第1次分離から原料を受け取る第1のクロー
ジャーと、第2次分離から原料を受け取る第2のクロー
ジャーとを含んでいる粒状物の運搬装置。 7.特許請求の範囲第6項に記載の、第2のクロージャ
ーが第1のクロージャーを通して突出している粒状物の
運搬装置。 8.原料をループ内の第1レベルから高い第2レベルへ
移動させるためにループ内で移動させられる空気から粒
状原料を定期的に除去する操作のための装置であって、
ループ内に結合され、原料が空気に巻きこまれるように
原料内に配置されたピックアップ手段、第2レベル上方
にあり、ループ内に結合されて空気から原料を分離し、
その上に原料を集める出口を備えているセパレーター手
段、定期的に操作をして、前記セパレーター手段の出口
で原料のバッチを集めることのできるアクチュエーター
手段、ならびに出口に結合され、アクチュエーター手段
の動作の各周期の後で第2レベルでバッチを除去するた
めに操作できるクロージャー手段から構成される粒状物
の分離装置。 9.特許請求の範囲第8項に記載の、ピックアップ手段
が内側及び外側の管部と、管と管の間に空気を送って原
料内に出て行かせる入口と、空気及び原料を受け取って
空気及び原料を出口を導く内側の管とから構成される粒
状物の分離装置。 10.特許請求の範囲第9項に記載の、内側及び外側の
管部が、もう一方の管との関係を長手方向に調節できる
粒状物の分離装置。 11.特許請求の範囲第8項に記載の、セパレーター手
段が最初の下方へ伸びる環状の空気の通路を定め、次に
最初の上方へ伸びる環状の空気の通路を定めて、空気が
下方へ伸びる通路から上方へ伸びる通路へと移行する際
に空気からの粒の第1次分離を起こす粒状物の分離装
置。 12.特許請求の範囲第11項に記載の、最初の上方へ伸
びる空気の通路が2番目の下方へ伸びる環状の空気の通
路に導き、次に2番目の上方へ伸びる環状の空気の通路
があって、空気からの粒の第2次分離を行う粒状物の分
離装置。 13.特許請求の範囲第12項に記載されている、クロー
ジャー手段が第1次分離から原料を受け取る第1のクロ
ージャーと、第2次分離から原料を受け取る第2のクロ
ージャーとを含んでいる粒状物の分離装置。 14.上下のレベル間に結合してエアループ内で用い、
低いレベルから高いレベルへ粒状原料を運搬する装置で
あって、高いレベルの上方で用いられ、管状の外部、渦
巻き様の動きを促進するために管状部分(44)に対して
正接の角度になっている入口手段(58)、管状部分の底
部の出口(103)、該出口を覆っており、通常、入口か
ら空気が入ってくる間は閉じていて、空気の動きが止ま
ると開く操作をすることのできる第1のクロージャー
(100)、外部と同心で前記出口の上方に空気を受けと
るために開口部がある内側袖部(78)、ならびに該内側
袖部に結合され、内側袖部からの空気を受け取ると共に
空気をループ内に戻す出口であって、装置内の空気が渦
巻き状に通る結果、空気が出口(36)を経て出て行く前
に空気から原料を分離している出口から成る粒状物の運
搬装置。 15.特許請求の範囲第14項に記載の、管部と内側袖部
が最初の下方へ伸びる空気の通路を定め、次に最初の上
方へ伸びる空気の通路を定めて、空気からの粒状物の第
1次分離を起こす装置を備えた粒状物の運搬装置。 16.特許請求の範囲第14項に記載の、外部と内側袖部
が環状のスペースを定め、該スペースが入口手段の下部
で最大の断面積にまで拡大し、その後、出口に向かって
断面積を減じていく装置を備えた粒状物の運搬装置。 17.特許請求の範囲第14項に記載の、最初の上方へ伸
びる空気の通路が2番目の下方へ伸びる環状の空気の通
路に導き、次に2番目の上方へ伸びる空気の通路があっ
て、空気からの粒の第2次分離を行い、この2番目の空
気の通路が内側袖部と出口とで定められている装置を備
えた粒状物の運搬装置。 18.特許請求の範囲第14項に記載の、内側袖部が管状
部分の底部の出口と同心の出口を備え、第2のクロージ
ャーが該出口を覆っていて、通常、空気が入口から入っ
てくる間は閉じていて、空気の動きが止まると開く操作
がのできるようになっている装置を備えた粒状物の運搬
装置。 19.特許請求の範囲第14項に記載の、内側袖部の開口
部が内側袖部の上部に位置し、内側袖部が内側袖部に対
して正接する内側袖部入口手段を備えていて、入口手段
を通過する空気の渦巻き様の動きを促進する装置を備え
た粒状物の運搬装置。 20.特許請求の範囲第14項及び第18項に記載の、第2
のクロージャーが第1のクロージャーを通して突出して
いる装置を備えた粒状物の運搬装置。 21.特許請求の範囲第14項及び第18項に記載の、クロ
ージャーを柔軟な素材の管状の部分で形作っている装置
を備えた粒状物の運搬装置。 22.射出成形機と共に使用して粒状原料を低い位置の
ビンから高い位置のビンへ運搬し、該原料の湿度を制御
し、高い位置のビンは成形機と結合させて、成形機での
原料の重力によって原料を供給する装置であって、低い
所のビン(26)内の原料に係わるピックアップ(24)、
高い所のビン(40)に付属させて高い所のビン内に原料
をバッチとして送り込む原料セパレーター(38)、セパ
レーターとピックアップを連結してエアループを形作る
二重のダクト(30)、エアループ内にあってループ内の
空気を駆動しピックアップで集められた原料をセパレー
ターに堆積させるために操作できるアクチュエーター手
段(42)(43)、ならびにアクチュエーター手段を定期
的に操作してセパレーター内の原料のパッチを集め、ま
たアクチュエーター手段の電源を切って、セパレーター
内の原料が高い位置のビン(40)内に落下してそれによ
りこのビンの中の空気をセパレーターに移し、高い位置
のビンへの原料の移動により周囲の空気がセパレーター
内に吸き込まれることのないようにするために操作する
タイマー(98)から構成される粒状物の供給装置。 23.特許請求の範囲第22項に記載されていて、さら
に、セパレーターに結合されて、セパレーター内の原料
の量が所定の最大量に達した時にタイマーを止め、アク
チュエーター手段の電源を切るリミット手段から構成さ
れている粒状物の供給装置。
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