JP2687880B2 - ビデオ信号試験装置およびビデオ信号試験方法 - Google Patents

ビデオ信号試験装置およびビデオ信号試験方法

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JP2687880B2 JP6144290A JP14429094A JP2687880B2 JP 2687880 B2 JP2687880 B2 JP 2687880B2 JP 6144290 A JP6144290 A JP 6144290A JP 14429094 A JP14429094 A JP 14429094A JP 2687880 B2 JP2687880 B2 JP 2687880B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ信号試験装置およ
びビデオ信号試験方法に関し、特にカラーCRTディス
プレイの表示制御用のビデオ信号発生回路が発生する表
示用コンポジットビデオ信号を試験するビデオ信号試験
装置およびビデオ信号試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーCRTの表示制御用のビデオ信号
発生回路は、デジタル量であるパターン指定信号が外部
から入力されると、予め設定された水平同期信号、垂直
同期信号、およびパターン指定信号に対応した文字や図
形などの表示用のコンポジットビデオ信号(以下ビデオ
信号)を出力する。
【0003】この種のビデオ信号の特性を試験するため
のドットクロック発生回路や外部からの試験用のドット
クロックを用いない一般的な従来の第1のビデオ信号試
験装置では、各ドット毎のビデオ信号の定量的な試験は
不可能である。このため、ビデオ信号の試験方法として
は、試験対象のビデオ信号発生回路が所定のパターン指
定信号の供給に応答して発生した試験用ビデオ信号をC
RTディスプレイに供給することによりこのCRTディ
スプレイ上に形成された表示画像と、上記ビデオ信号発
生回路の正常動作時の上記パターン指定信号に応答して
発生する上記ビデオ信号により形成されるべき期待表示
画像とが一致するか否かを作業者が目視で判断し、上記
ビデオ信号発生回路の動作すなわち上記ビデオ信号が正
常か否かの判定を行うというものであった。
【0004】試験用ドットクロック発生回路を独自に備
えるか外部から供給される試験用ドットクロックを用い
る従来の第2のビデオ信号試験装置の場合は、上記ドッ
トクロックの供給に応答して動作する8ビットのA/D
変換器にて試験対象のビデオ信号をデジタル信号に変換
し、期待値と比較することにより良否判定を行ってい
た。しかし、この方法では、例えば画素数1280×1
024ドット,ドットクロック周波数100MHz,R
GBの各々1色当り256階調の高解像度CRTインタ
ーフェースを備えるビデオ信号発生回路のビデオ信号機
能試験を行う場合には、1画面分のデータ量は7.5メ
ガバイトと大きくなり、これを一時格納するためのメモ
リは大容量となりビデオ信号試験装置が非常に高価にな
る。また各ドット毎のビデオ信号試験、階調試験に用い
られるA/D変換器に求められるビット数は10ビット
以上、サンプリング速度は100MHz以上となる。
【0005】一方、現在IC化され市販されているA/
D変換器のなかで、高速性能を有するものはデジタル出
力8ビットのものではサンプリング速度が250MHz
程度、また、ビット数が多く例えば12ビットのもので
はサンプリング速度10MHz程度である。このため、
上述の従来の第2のビデオ信号試験装置に使用するA/
D変換器の所要性能を満足するためには、高速性能を有
するIC化A/D変換器とディスクリート部品との組合
せによりビット拡張を行うか、あるいは多ビット数のA
/D変換器の複数個並列使用により速度向上させるか、
あるいはA/D変換器全てをディスクリート部品を用い
て作る必要が生じ、いずれにしても技術的に困難度が高
く、実現したとしても非常に高価となる。
【0006】このように、CRTの表示仕様が高速、高
解像度になるほど上記A/D変換器の要求仕様は10ビ
ット以上の多ビット,100MHz以上の高サンプリン
グ速度となるのに対して、現在市販されているA/D変
換器の仕様は上述したように12ビットの場合はサンプ
リング速度最高10MHz程度であり、したがって、こ
の従来の第2のビデオ信号試験装置およびこれを用いる
従来の第2の試験方法は、CRT表示の高解像度化に対
して適用が困難である。
【0007】一般的な従来の第2のビデオ信号試験装置
の例をブロックで示す図5を参照すると、この図に示す
従来の第2のビデオ信号試験装置は、外部から供給され
る試験用ドットクロックをサンプリングクロックとし供
給されたRGB信号の各々をそれぞれA/D変換しディ
ジタルデータDR,DG,DBを出力するA/D変換回
路100と、ドットクロックCKD,水平および垂直同
期信号SH,SVの供給に応答して画像の水平,垂直各
位置などの制御用のタイミング信号を発生するタイミン
グ回路101と、RGBの各色毎に試験画像対応の1フ
レーム分の基準データRR,RG,RBをそれぞれ記憶
するメモリ117,118,119から成るリファラン
スフレームメモリ回路102と、画像データDR,D
G,DBををそれぞれ1画面分記憶するメモリ120,
121,122から成るフレームメモリ回路103と、
画像データDR,DG,DBの各々と基準データRR,
RG,RBの各々とを比較するディジタル比較器12
3,124,125とこれら比較器123,124,1
25のいずれかが比較結果不一致を発生すると不良信号
NGを発生する不良信号発生回路126とを備えるコン
ペア回路104とを備える。
【0008】A/D変換回路100は、RGB信号をそ
れぞれ増幅するバッファアンプ105,106,107
と、バッファアンプ105,106,107の各々の出
力をそれぞれA/D変換する8ビットのA/D変換器1
08,109,110と、A/D変換器108,10
9,110の御各々の出力8ビットデータの上位4ビッ
トのデータをパラレルシリアル変換し16ビットのディ
ジタルデータDR,DG,DBをそれぞれ出力するPS
変換部111,112,113とを備える。
【0009】タイミング回路101は、画像の水平方向
位置を制御するH方向コントロール部114と、画像の
垂直方向位置を制御するV方向コントロール部115
と、これら位置制御用のドット数を計測するドット計測
回路コントロール部116とを備える。
【0010】動作について説明すると、試験対象のビデ
オ信号発生回路からA/D変換回路100に供給された
アナログのビデオ信号RGBの各々はバッファアンプ1
05,106,107で増幅され、それぞれA/D変換
器108,109,110でA/D変換され、各々の8
ビットのデータのうち上位4ビットのデータをPS変換
部111,112,113でそれぞれ16ビットの画像
データDR,DG,DBに変換される。これら画像デー
タDR,DG,DBの各々はそれぞれフレームメモリ1
03のメモリ120,121,122にドットクロック
CKDの1/4の速度で書込まれる。1画面分のデータ
のこれらメモリ120,121,122への書込み後、
リファレンスフレームメモリ102はメモリ117,1
18,119から予め記憶しておいた基準データRR,
RG,RBを出力する。コンペア回路104はこれら基
準データRR,RG,RBと、画像データDR,DG,
DBとを各色対応のデジタル比較器123,124,1
25でそれぞれ比較し一致しない場合には不一致信号を
発生する。不良信号発生回路は、デジタル比較器12
3,124,125のいずれかが上記不一致信号を発生
すると不良と判定し不良信号NGを出力する。
【0011】この第2の従来のビデオ信号試験装置で用
いられているA/D変換器108〜110の性能はビッ
ト数8ビット、サンプリング速度50MHzであり、高
解像度のビデオ信号の試験には適していない。また、水
平同期信号、垂直同期信号およびビデオ信号の出力タイ
ミング試験やビデオ信号階調試験の機能はなく実施は不
可能である。
【0012】上述した従来の第1および第2のビデオ信
号試験装置の機能性能を改善し欠点を緩和した、特開昭
60−229092号公報記載の従来の第3のビデオ信
号試験装置の構成をブロックで示す図6を参照すると、
この図に示すビデオ信号試験装置は、試験対象のビデオ
信号発生回路900と、ビデオ信号の試験を実行する試
験部950とから構成される。
【0013】ビデオ信号発生回路900は、発振器91
1と、ドットカウンタ912と、ディスプレイコントロ
ーラ913と、マルチプレクサ914と、映像メモリ9
15と、プリンタカウンタ916と、表示制御回路91
7とを備える。
【0014】試験部950は、マイクロコンピュータな
どから成り装置全体の制御を行なう中央処理部(CP
U)901と、クロックの比較を行なうクロック比較器
902と、ドットカウンタ912とディスプレイコント
ローラ913とマルチプレクサ914と映像メモリ91
5とプリンタカウンタ916と表示制御回路917との
各々と同一の回路であるドットカウンタ903とディス
プレイコントローラ905とマルチプレクサ906と映
像メモリ908とプリンタカウンタ909と表示用制御
回路910と、垂直同期信号比較器904と、プリンタ
信号比較器907と、ビデオ信号比較器918とを備え
る。
【0015】動作について説明すると、ビデオ信号発生
回路900より、プローブで抽出したドットクロックC
KD、垂直同期信号SVおよびプリンタ信号Pの各々
を、それぞれキャラクタクロック比較器902、垂直同
期信号比較器904、プリンタ信号比較器907にそれ
ぞれ供給し、3段階の同期合わせによってビデオ信号発
生回路900と、このビデオ信号発生回路900の各構
成回路と同等の機能を備えた試験部950との同期を取
り、両者の動作状態を全く同一にする。この同期の完了
後、ビデオ信号発生回路900と試験部950とにそれ
ぞれビデオ信号発生回路本来の動作を行なわせ、ビデオ
信号比較器918はこれらビデオ信号発生回路900と
試験部950の各々の表示制御回路917,910のビ
デオ信号VD,VAをドットクロックCKDの供給に応
答してサンプリングし、ドットクロックCKDの各々毎
に比較し、双方が同一かどうかをCPU901で判定す
る。上記判定中にドットクロックCKD、垂直同期信号
SV、プリンタ信号Pのいずれかの同期が外れたとき、
キャラクタクロック比較器902、垂直同期信号比較器
904、プリンタ信号比較器907のそれぞれは、CP
U901に対して割込み信号を発生し、ビデオ信号発生
回路900と試験部950との同期が取れるまで、CP
U901のビデオ信号比較器918の出力判定動作を禁
止する。
【0016】この従来の第3のビデオ信号試験装置は、
試験対象ビデオ信号発生回路と同等の機能を備えた試験
用ビデオ信号発生回路を内蔵する必要があるので、上記
試験対象ビデオ信号発生回路の機能性能の種類別にそれ
ぞれ独立のビデオ信号試験装置を準備する必要がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のビデオ
信号試験装置は、従来の第1のビデオ信号試験装置で
は、ビデオ信号発生回路の各ドット毎のビデオ信号試験
方法は、CRTディスプレイ上の表示画像を作業者の目
視により良否判定するため、個々の作業者の判定レベル
によって試験品質がばらつくという欠点がある。また、
ビデオ信号に不良が発見された場合に、この不良がビデ
オ信号発生回路自身の不良であるのかCRTディスプレ
イの表示不良であるのかの判別が困難であるという欠点
がある。
【0018】また、従来の第2のビデオ信号試験装置を
用いた従来の第2のビデオ信号試験方法は、1画面分の
データ量が膨大であるので大容量のメモリを必要とし高
価となることと、CRTディスプレイの高解像度化に対
応可能な高速かつ多ビットのA/D変換器の入手が困難
であるためCRTディスプレイの高解像度化に対応でき
ないという欠点がある。
【0019】さらに、従来の第3のビデオ信号試験装置
を用いた従来の第3のビデオ信号試験方法は、試験対象
ビデオ信号発生回路と同等の機能を有する試験用ビデオ
信号発生回路を内蔵する必要があるため、上記試験対象
ビデオ信号発生回路の機能性能の種類別にそれぞれ独立
のビデオ信号試験装置を準備する必要があるという欠点
がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のビデオ信号試験
装置は、切換制御信号とパターン指定信号としきい値設
定信号と分周指定信号とを含む複数の制御信号を発生す
るとともに試験結果を判定する中央処理手段と試験対象
ビデオ信号の予め定めた同期信号試験用の第1,ビデオ
レベル試験用の第2および階調特性試験用の第3の試験
パターンの各々の指定値を記憶する第1の記憶手段と前
記試験対象ビデオ信号の水平および垂直同期信号の各々
のパルス幅および周期と前記水平および垂直同期信号に
各々対応するバックポーチおよびフロントポーチとを含
む時間パラメータの規格値を記憶する第2の記憶手段と
前記切換制御信号の供給に応答して前記試験対象ビデオ
信号を切換る切換手段とを備え外部からの試験識別信号
を含む試験命令の供給に応答して試験装置全体を制御す
る試験処理部と、前記第1のパターンの試験対象ビデオ
信号の供給を受け前記水平および垂直同期信号を予め定
めた周波数の第1の周波数のサンプリングクロック信号
でサンプリングし前記時間パラメータの各々をディジタ
ル化した測定値として抽出する第1のサンプリング手段
と前記測定値を記憶する第3の記憶手段とを備える同期
信号試験部と、前記第2のパターンの試験対象ビデオ信
号の供給を受けこの第2のパターンのビデオ信号の画素
毎のレベルを予め定めた最大値および最小値にそれぞれ
対応する第1および第2のしきい値で比較しそれぞれ対
応の最大値信号および最小値信号を出力するアナログコ
ンパレータ手段とこれら最大値信号および最小値信号を
ディジタル化し予め定めた画素数毎に平均し平均値を出
力する平均化回路と前記画素対応のドットクロック信号
を発生するドットクロック発生手段と前記ドットクロッ
ク信号と前記水平同期信号とに同期した書込クロック信
号の供給に応答して前記平均化信号を記憶する第4の記
憶手段とを備えるレベル試験部と、前記第3のパターン
の試験対象ビデオ信号である第3のビデオ信号の供給を
受けこの第3のビデオ信号を第2のサンプリングクロッ
クの供給に応答してこの第3のビデオ信号のレベル分解
能より十分高いレベル分解能のビット数のディジタルビ
デオ信号にA/D変換するA/D変換手段とこのディジ
タルビデオ信号を前記第2のサンプリングクロックの供
給に応答して記憶する第5の記憶手段とを備える階調特
性試験部とを備えて構成されている。
【0021】本発明のビデオ信号試験方法は、外部から
の試験識別信号を含む試験命令の供給に応答して試験対
象ビデオ信号発回路に対し予め定めた同期信号試験用の
第1のパターンの試験対象ビデオ信号である第1のビデ
オ信号を発生させる第1のパターン指定信号を供給し、
前記第1のビデオ信号の供給を受け水平および垂直同期
信号を予め定めた周波数の第1の周波数の第1のサンプ
リングクロック信号でサンプリングしこの第1のビデオ
信号の水平および垂直同期信号の各々のパルス幅および
周期と前記水平および垂直同期信号に各々対応するバッ
クポーチおよびフロントポーチとを含む時間パラメータ
の各々をディジタル化した測定値として抽出してこの測
定値の各々とこれら時間パラメータの対応する規格値の
各々とを比較して前記測定値が前記規格値を満足してい
るか否かを判定し、判定結果全ての測定値が良ならばレ
ベル信号試験用の第2のパターンの試験対象ビデオ信号
である第2のビデオ信号を発生させる第2のパターン指
定信号を供給し、この第2のビデオ信号の画素毎のレベ
ルを予め定めた最大値および最小値にそれぞれ対応する
第1および第2のしきい値で比較しそれぞれ対応の最大
値信号および最小値信号を出力しこれら最大値信号およ
び最小値信号をディジタル化し予め定めた画素数毎に平
均して平均値を出力しこの平均値と前記第2のパターン
の基準値とを比較し前記平均値が前記基準値を満足して
いるか否かを判定し、判定結果全ての前記平均値が良な
らば階調試験用の第3のパターンの試験対象ビデオ信号
である第3のビデオ信号を発生させる第3のパターン指
定信号を供給し、前記第3のビデオ信号の供給を受けこ
のビデオ信号を第2のサンプリングクロックの供給に応
答してこの第3のビデオ信号のレベル分解能より十分高
いレベル分解能のビット数のディジタルビデオ信号にA
/D変換しこのディジタルビデオ信号を前記第2のサン
プリングクロックの供給に応答して出力し、水平ライン
毎の前記ディジタルビデオ信号のレベル値を予め定めた
階調レベル基準値とを比較し前記レベル値が前記階調レ
ベル基準値を満足しているか否かを判定することを特徴
とするものである。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例をブロックで示す図1
を参照すると、この図に示す本実施例のビデオ信号試験
装置は、マイクロコンピュータから成るCPU11とビ
デオ信号RGBを切換る切換器15とを備え外部からの
試験識別信号を含む試験命令ITの供給に応答して試験
対象のビデオ信号発生回路5に対してその発生するビデ
オ信号RGBの同期試験,ビデオレベル試験,および階
調試験の各々用の同期,レベル,および階調試験パター
ンを指定するとともにそれぞれの試験結果を判定し試験
装置全体を制御する試験処理部1と、上記同期試験パタ
ーンのビデオ信号RGBの供給を受け水平および垂直同
期信号SH,SVを予め定めた周波数のサンプリングク
ロック信号CS1でサンプリングしこれら水平および垂
直同期信号SH,SVの各々のパルス幅および周期と水
平および垂直同期信号SH,SVの各々対応のバックポ
ーチおよびフロントポーチとを含む時間パラメータの各
々をディジタル化した測定値として抽出しこれら測定値
を記憶する同期信号試験部2と、上記レベル試験パター
ンのビデオ信号RGBの供給を受けこのレベル試験パタ
ーンのビデオ信号の画素毎のレベルを予め定めた最大値
および最小値にそれぞれ対応するしきい値TM,TNで
比較しそれぞれ対応の最大値信号および最小値信号C
M,CNを出力しこれら最大値信号および最小値信号C
M,CNをディジタル化し予め定めた画素数毎に平均し
平均値AAを出力し上記画素対応のドットクロック信号
CKDと水平同期信号SHとに同期した書込クロック信
号CWの供給に応答して平均値AAを記憶するレベル試
験部3と、上記階調試験パターンのビデオ信号RGBの
供給を受けこのビデオ信号RGBをサンプリングクロッ
クCS2の供給に応答してこのビデオ信号RGBのレベ
ル分解能より十分高いレベル分解能のビット数のディジ
タルビデオ信号BDにA/D変換しこのディジタルビデ
オ信号BDをサンプリングクロックCS2の供給に応答
して記憶する階調特性試験部4とを備える。
【0023】試験処理部1は、上述のCPU11および
切換制御信号CCの供給に応答してビデオ信号RGBの
1つを選択し切換ビデオ信号ASとしてコンパレータ3
2とA/D変換器42のいずれかへ供給する上述の切換
器15とに加えて、試験用画像のパターン指定値DPを
ビデオ信号発生回路5の識別信号と予め対応ずけて記憶
しているパターンメモリ12と、水平同期信号SHおよ
び垂直同期信号SVの各々の周期,パルス幅,ビデオ信
号RGBに対する時間差であるバックポーチ時間および
フロントポーチ時間の規格値CDSを記憶する規格値メ
モリ13と、上記パターン指定値を一時記憶するレジス
タ14とを備える。
【0024】同期信号試験部2は、水平同期信号SHに
対する非同期のサンプリングクロックCS1を発生する
サンプリングクロック発生回路21と、サンプリングク
ロックCS1で水平同期信号SHおよび垂直同期信号S
Vをサンプリングしてそれぞれデジタル水平,垂直同期
信号DSH,DSVに変換するサンプリング回路22
と、デジタル水平,垂直同期信号DSH,DSVの供給
を受け垂直同期信号SVおよび水平同期信号SHそれぞ
れの周期およびパルス幅とビデオ信号RGBとの時間差
であるバックポーチ時間およびフロントポーチ時間を抽
出デジタル化して測定値CDTを発生する同期信号チェ
ック回路23と、書込読出制御信号WRにより制御され
測定値CDTをサンプリングクロックCS1で書込記憶
するメモリ回路24とを備える。
【0025】レベル試験部3は、CPU11からのしき
い値設定信号STの供給に応答して最大値用のしきい値
TMと最小値用のしきい値TNとを発生するしきい値電
圧源31と、切換ビデオ信号ASの供給を受け最大値
用,最小値用のそれぞれのしきい値TM,TNを設定し
最大値CMと最小値CNから成る2ビット信号を出力す
るコンパレータ32と、分周指定信号SDの供給に応答
して係数値a,Nを入力し最大値CMと最小値CNをそ
れぞれa/N個ずつ加算しa/Nで平均化し平均値AA
を出力する平均化回路33と、書込読出制御信号WRに
より制御されm段のシフトレジスタから成る速度変換回
路と書込みクロックCWとで供給を受けた平均値AAを
シリアルパラレル変換し書込みクロック周波数の1/m
の書込み速度で書込み記憶を行う2ビット×N層のメモ
リ回路34と、CPU11からの分周指定信号SDによ
り制御され水平同期信号SHの供給に応答し水平同期信
号SHの周波数のa倍の周波数の位相同期したクロック
CKを発生するドットクロック発生回路35と、クロッ
ク信号CKを遅延させドットクロックCKDを生成する
可変遅延回路36と、ドットクロックCKDの供給を受
けさらに分周指定信号SDにより係数値a、Nを入力し
周波数をN/a倍に分周した書込みクロックCWを出力
する分周器37とを備える。
【0026】階調特性試験部4は、水平1ライン分のパ
ターンデータDP対応のビデオ信号RGBを非同期でサ
ンプリングしサンプリングクロックCS2を発生するサ
ンプリングクロック発生回路41と、サンプリングクロ
ックCS2の供給を受けて切換ビデオ信号ASを試験対
象のビデオ信号RGBのレベル分解能よりも高い分解能
対応の量子化ビット数のデジタルビデオデータBDに変
換するA/D変換器42と、書込読出制御信号WRによ
り制御されデジタル信号BDを取込むメモリ回路43と
を備える。
【0027】試験対象のビデオ信号発生回路5は、CP
U11からのパターン指定信号SPの供給に応答して設
定した試験用パターン対応のビデオ信号と水平同期信号
SHおよび垂直同期信号SVとを出力する。本実施例で
は試験用パターンとして、同期信号チェック用のビデオ
信号RGBの各々の全ドットのレベルが最大値となる同
期試験パターンと、ビデオ信号の有無および白および黒
レベル評価用の隣接するドットのレベルが交互に最大値
と最小値となるレベル試験パターンと、階調特性評価用
の水平1ライン分を同一レベルとし各々の水平ライン毎
にレベルを変えた階調試験パターンとを用いる。
【0028】次に、図1および第1の試験工程で時間測
定される試験項目を示すタイムチャートである図2,第
2の試験工程でアナログRGB信号と実際に書込まれる
データとの関係を示すタイムチャートである図3および
第3の試験工程で階調試験パターンのビデオ信号と第2
のサンプリングクロックとの関係を示す説明図である図
4とを併せて参照して本実施例のビデオ信号試験装置の
動作について説明すると、まず、試験対象であるビデオ
信号発生回路5を指定する識別信号を含む試験命令IT
が外部から入力されると、CPU11はパターンメモリ
12から同期信号チエック用の同期試験パターン指定値
を読込みレジスタ14に格納する。次に、同期試験パタ
ーン指定値に対応したパターン指定信号SPをビデオ信
号発生回路5に供給し、ビデオ信号RGBの各々に同期
試験パターンのビデオ信号を出力させる。同期信号チェ
ック回路23にリセット信号Rを出力する。サンプリン
グクロック発生回路21は、水平同期信号SHのパルス
幅PW の規格値をPW ±HD %、測定精度をTM1%とし
た時、非同期の周波数{PW ×(HD /100)×(T
M1/100)}-1HZ のサンプリングクロックCS1を
発生する。サンプリング回路22は、サンプリングクロ
ック発生回路21から供給されるサンプリングクロック
CS1を用いて水平同期信号SHおよび垂直同期信号S
Vをそれぞれサンプリングしてデジタル化水平,垂直同
期信号値DSH,DSVを生成する。
【0029】リセット信号Rにより初期化された同期信
号チェック回路23は、これらデジタル化水平,垂直同
期信号値DSH,DSVの供給を受けてこれら水平同期
信号SHおよび垂直同期信号SVの各々の周期TSH,
TSV、パルス幅τH,τV、バックポーチtBPH,
tPVおよびフロントポーチtFPH,tFVを試験対
象特性値として抽出しこれらの試験対象特性値の各々を
パルスカウンタで計数してディジタル化した測定値CD
Tを発生する。これら測定値CDTはサンプリングクロ
ックCS1の供給に応答して書込読出制御信号WRによ
り制御されるメモリ回路24に書込み記憶される。
【0030】次に、CPU11は、メモリ回路24から
測定値CDTを読出し、さらに規格値メモリ13を参照
して入力された識別信号に対応した規格値CDSを読出
してこれら測定値CDTおよび規格値CDSを比較・判
定する。CPU11は測定値CDTの全てが「規格内
(良)」の場合のみ上記識別信号に対応した分周指定信
号SDをドットクロック発生回路35に供給するととも
に、パターンメモリ12から次の試験項目である白およ
び黒レベルチエック用のレベル試験パターン指定値を読
込みレジスタ14に格納する。CPU11の上記比較・
判定動作はこの種のマイクロコンピュータでは公知であ
り、詳細を省略する。次に、各ドット毎に交互に最大値
と最小値となるレベル試験パターン指定値に対応したパ
ターン指定信号SPをビデオ信号発生回路5に供給し、
ビデオ信号RGBの各々にレベル試験パターンのビデオ
信号を出力させる。CPU11はさらに切換器15に切
換制御信号CSを供給し、ビデオ信号RGBの1つを選
択しコンパレータ32にビデオ信号RGBを入力させる
とともに、しきい値電圧源31にしきい値電圧設定信号
STを供給し、コンパレータ32への供給用の最大値お
よび最小値の各々に対応するしきい値TM,TNを発生
させる。
【0031】コンパレータ32は、供給を受けたしきい
値TM,TNを基準として切換器15から供給されるビ
デオ信号RGBを最大値CM,最小値CNから成る2ビ
ットのデジタル値に変換する。
【0032】ドットクロック発生回路35は分周指定信
号SDに制御され、ビデオ信号発生回路5からの水平同
器信号SHの供給に応答して、水平同器信号SHの周波
数のa倍の周波数の位相同期したクロック信号CDを発
生し、可変遅延回路36を経由してレベル試験パターン
のビデオ信号と位相が同期したドットクロックCKDを
発生する。
【0033】分周器37はドットクロックCKDの供給
を受け、さらに分周指定信号SDにより係数a,Nの値
を入力し、周波数をN/a倍に分周した書込クロックC
Wを発生する。
【0034】メモリ回路34は書込読出制御信号WRに
より制御され2ビット×N層の記憶容量を持ち、平均化
回路33からの2ビットのデジタルデータである平均値
AAをm段のシフトレジスタで構成された速度変換回路
と書込クロックCWでシリアルパラレル変換し、書込ク
ロックCWの周波数の1/mの書込み速度で書込み記憶
する。
【0035】ここで係数aは1,2,3,4,…の自然
数であり、また、係数Nも同様に1,2,3,4,…の
自然数であるが、Nはaに等しいかあるいはaより小さ
い数とする。さらにNは、水平同期信号SHの周波数の
a倍の周波数のドットクロックCKDが各ドット毎に1
回ずつサンプリングを行える数とする。したがって、例
えばa=1000,N=1000のときは、レベル試験
パターンのビデオ信号の最大値、最小値それぞれに対し
て1回ずつサンプリングを行い、平均化回路33では平
均化を行わずにそのままの値を平均値AAとしてメモリ
回路34に書込む。a=2000、N=1000のとき
は、レベル試験パターンのビデオ信号の最大値,最小値
のそれぞれに対して2回ずつサンプリングを行い、平均
化回路33でレベル試験パターンのビデオ信号の最大
値、最小値それぞれに対してデータが1つずつになるよ
うに平均化を行って平均値AAを発生し、この平均値A
Aをメモリ回路34に書込む。
【0036】画像の1画面分の平均値AAをメモリ回路
34に記憶した後、CPU11はこの内容を読出し、レ
ベル試験パターンの基準値DPと比較し、一致した場合
「良」と判定する。ビデオ信号RGB各色の全てに対し
て「良」と判定された場合のみ、CPU11はA/D変
換器42の選択用の切換制御信号CCを切換器15に供
給する。同時に、パターンメモリ12から階調特性チエ
ック用の階調試験パターン指定値DPを読出しレジスタ
14に記憶させるとともに、ビデオ信号発生回路5に階
調試験パターン指定値対応のパターン指定信号SPを供
給し、階調試験パターンのビデオ信号を出力させる。C
PU11の上記比較・判定動作はこの種のマイクロコン
ピュータでは公知であるので、詳細は省略する。
【0037】サンプリングクロック発生回路41は下記
の周波数の非同期のサンプリングクロックCS2を発生
する。すなわち、階調試験パターンデータDP対応のビ
デオ信号RGBを1水平ライン内で同一階調として各水
平ライン毎に階調を変えこの水平1ライン走査中のビデ
オ信号RGB対応の切換ビデオ信号ASのデータ表示時
間をTD ,測定精度をTM2%とすると、上記周波数は、
{TD ×(TM2/100)-1}Hz である。
【0038】A/D変換器42は階調特性の試験のた
め、性能として高レベル分解能、例えば試験対象のビデ
オ信号発生回路5が発生可能なビデオ信号RGBのレベ
ル分解能対応の量子化ビット数より2ビット以上多い量
子化ビット数を有し、サンプリングクロックCS2によ
り切換ビデオ信号ASをA/D変換し、ビデオデータB
Dを発生する。
【0039】メモリ回路43は書込読出制御信号WRに
より制御され供給を受けたビデオデータBDをサンプリ
ングクロックCS2の供給に応答して書込み記憶する。
画像1画面分のデータRDをメモリ回路43に記憶後、
CPU11は水平ライン毎の階調値を読み出し、所定の
値内に入っているときは「良」と判定する。CPU11
の上記比較・判定動作はこの種のマイクロコンピュータ
では公知であるので、詳細は省略する。
【0040】CPU11で行う上述の良否判定におい
て、試験途中で「不良」が発生した場合はその時点で試
験を停止する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のビデオ信
号試験方法およびビデオ信号試験装置は、試験対象であ
るビデオ信号発生回路の水平同期信号、垂直同期信号お
よびビデオ信号の出力タイミング測定、各ドット毎のビ
デオ信号の発生の有無、ビデオ信号の階調試験とを切分
けた一連の手順で行うことによって、従来の試験装置に
較べより安価で精度の高い試験が行えるという効果があ
る。
【0042】また、水平同期信号の整数倍の周波数で位
相同期したドットクロック発生用のドットクロック発生
回路を備えることにより、CRTディスプレイを介さず
に各ドット毎のビデオ信号試験の定量的な実行が可能と
なるので、試験品質を一定に保持できるという効果があ
る。
【0043】また、上記ビデオ信号発生回路のタイプ別
に異なる分周指定信号の設定により、それぞれに適合す
る周波数のドットクロックを発生させることによって各
種ビデオ信号発生回路の各ドット毎のビデオ信号試験を
1台で全て行えるという効果がある。
【0044】さらに、レベル試験においては高速動作が
可能で低価格なコンパレータを用いて試験対象のビデオ
信号を2ビットデジタル信号に変換し、また所要の記憶
容量は2ビット×1画面の画素数分と従来より大幅に低
減できるので試験装置が低価格で実現できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオ信号試験装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】同期試験工程の同期信号の試験項目を示すタイ
ムチャートである。
【図3】レベル試験工程の試験方法を示すタイムチャー
トである。
【図4】階調試験工程の試験方法を示した説明図であ
る。
【図5】従来の第2のビデオ信号試験装置を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来の第3のビデオ信号試験装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 試験処理部 2 同期信号試験部 3 レベル試験部 4 階調特性試験部 5,900 ビデオ信号発生回路 11 CPU 12 パターンメモリ 13 規格値メモリ 14 レジスタ 15 切換器 21,41 サンプリングクロック発生回路 22 サンプリング回路 23 同期信号チェック回路 24,34,43 メモリ回路 31 しきい値電圧源 32 コンパレータ 33 平均化回路 35 ドットクロック発生回路 36 可変遅延回路 37 分周器 42 A/D変換器 100 A/D変換回路 101 タイミング回路 102 リファレンスフレームメモリ回路 103 フレームメモリ回路 104 コンペア回路 950 試験部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切換制御信号とパターン指定信号としき
    い値設定信号と分周指定信号とを含む複数の制御信号を
    発生するとともに試験結果を判定する中央処理手段と試
    験対象ビデオ信号の予め定めた同期信号試験用の第1,
    ビデオレベル試験用の第2および階調特性試験用の第3
    の試験パターンの各々の指定値を記憶する第1の記憶手
    段と前記試験対象ビデオ信号の水平および垂直同期信号
    の各々のパルス幅および周期と前記水平および垂直同期
    信号に各々対応するバックポーチおよびフロントポーチ
    とを含む時間パラメータの規格値を記憶する第2の記憶
    手段と前記切換制御信号の供給に応答して前記試験対象
    ビデオ信号を切換る切換手段とを備え外部からの試験識
    別信号を含む試験命令の供給に応答して試験装置全体を
    制御する試験処理部と、 前記第1のパターンの試験対象ビデオ信号の供給を受け
    前記水平および垂直同期信号を予め定めた周波数の第1
    の周波数のサンプリングクロック信号でサンプリングし
    前記時間パラメータの各々をディジタル化した測定値と
    して抽出する第1のサンプリング手段と前記測定値を記
    憶する第3の記憶手段とを備える同期信号試験部と、 前記第2のパターンの試験対象ビデオ信号の供給を受け
    この第2のパターンのビデオ信号の画素毎のレベルを予
    め定めた最大値および最小値にそれぞれ対応する第1お
    よび第2のしきい値で比較しそれぞれ対応の最大値信号
    および最小値信号を出力するアナログコンパレータ手段
    とこれら最大値信号および最小値信号をディジタル化し
    予め定めた画素数毎に平均し平均値を出力する平均化回
    路と前記画素対応のドットクロック信号を発生するドッ
    トクロック発生手段と前記ドットクロック信号と前記水
    平同期信号とに同期した書込クロック信号の供給に応答
    して前記平均化信号を記憶する第4の記憶手段とを備え
    るレベル試験部と、 前記第3のパターンの試験対象ビデオ信号である第3の
    ビデオ信号の供給を受けこの第3のビデオ信号を第2の
    サンプリングクロックの供給に応答してこの第3のビデ
    オ信号のレベル分解能より十分高いレベル分解能のビッ
    ト数のディジタルビデオ信号にA/D変換するA/D変
    換手段とこのディジタルビデオ信号を前記第2のサンプ
    リングクロックの供給に応答して記憶する第5の記憶手
    段とを備える階調特性試験部とを備えることを特徴とす
    るビデオ信号試験装置。
  2. 【請求項2】 前記中央処理手段が前記第3の記憶手段
    から読出した前記測定値と前記規格値とを比較し前記測
    定値が前記規格値を満足しているか否かを判定する第1
    の判定手段と、 前記第4の記憶手段から読出した前記平均値と前記第2
    のパターンの指定値とを比較し前記平均値が前記規格値
    を満足しているか否かを判定する第2の判定手段と、 前記第5の記憶手段から読出した前記ディジタルビデオ
    信号の水平ライン毎のレベル値と前記第3のパターンの
    対応する水平ライン毎のレベル指定値とを比較し前記レ
    ベル値が前記レベル指定値の予め定めた規格範囲を満足
    しているか否かを判定する第3の判定手段と、 前記同期信号試験,ビデオレベル試験および階調試験の
    順序でビデオ信号試験を実行する試験順序制御手段とを
    備えることを特徴とする請求項1記載のビデオ信号試験
    装置。
  3. 【請求項3】 前記同期信号試験部が前記ビデオ信号の
    水平同期信号に対する非同期の第1のサンプリングクロ
    ックを発生する第1のサンプリングクロック発生回路
    と、 前記第1のサンプリングクロックの供給に応答して前記
    水平同期信号および垂直同期信号をサンプリングしてそ
    れぞれデジタル水平および垂直同期信号に変換するサン
    プリング回路と、 前記デジタル水平および垂直同期信号の供給を受け前記
    垂直同期信号および水平同期信号それぞれの周期および
    パルス幅と前記ビデオ信号との時間差であるバックポー
    チ時間およびフロントポーチ時間を抽出しデジタル化し
    て前記測定値を発生する同期信号チェック回路とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載のビデオ信号試験装
    置。
  4. 【請求項4】 前記レベル試験部が前記しきい値設定信
    号の供給に応答して最大値および最小値の各々対応の第
    1および第2のしきい値を発生するしきい値電圧源と、 前記第2のパターンの試験対象ビデオ信号の供給を受け
    前記第1および第2のしきい値を設定し前記最大値およ
    び最小値から成る2ビット信号を出力するコンパレータ
    と、 前記分周指定信号の供給に応答して第1および第2の係
    数値を入力し前記最大値および最小値をそれぞれ予め定
    めた計算方法で平均化し前記平均値を出力する平均化回
    路と、 前記分周指定信号により制御され前記水平同期信号の供
    給に応答し前記水平同期信号の周波数の前記第1の係数
    倍の周波数の位相同期したクロック信号を発生するドッ
    トクロック発生回路と、 前記クロック信号を遅延させドットクロックを生成する
    可変遅延回路と、 前記分周指定信号の供給に応答して前記ドットクロック
    を予め定めた分周比で分周し書込みクロックを出力する
    分周器と、 予め定めた段数のシフトレジスタを含む速度変換回路を
    備え前記書込みクロックの供給に応答して前記平均値を
    シリアルパラレル変換し前記書込みクロック周波数の前
    記段数分の1の書込み速度で書込み記憶を行う前記第4
    の記憶手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の
    ビデオ信号試験装置。
  5. 【請求項5】 前記階調特性試験部が前記第3のビデオ
    信号の供給を受け水平1ライン分のパターンデータ対応
    の前記第3のビデオ信号を非同期でサンプリングし第2
    のサンプリングクロックを発生する第2のサンプリング
    クロック発生回路と、 前記第2のサンプリングクロックの供給に応答して前記
    第3のビデオ信号を前記デジタルビデオ信号に変換する
    A/D変換器とを備えることを特徴とする請求項1記載
    のビデオ信号試験装置。
  6. 【請求項6】 外部からの試験識別信号を含む試験命令
    の供給に応答して試験対象ビデオ信号発回路に対し予め
    定めた同期信号試験用の第1のパターンの試験対象ビデ
    オ信号である第1のビデオ信号を発生させる第1のパタ
    ーン指定信号を供給し、 前記第1のビデオ信号の供給を受け水平および垂直同期
    信号を予め定めた周波数の第1の周波数の第1のサンプ
    リングクロック信号でサンプリングしこの第1のビデオ
    信号の水平および垂直同期信号の各々のパルス幅および
    周期と前記水平および垂直同期信号に各々対応するバッ
    クポーチおよびフロントポーチとを含む時間パラメータ
    の各々をディジタル化した測定値として抽出してこの測
    定値の各々とこれら時間パラメータの対応する規格値の
    各々とを比較して前記測定値が前記規格値を満足してい
    るか否かを判定し、 判定結果全ての測定値が良ならばレベル信号試験用の第
    2のパターンの試験対象ビデオ信号である第2のビデオ
    信号を発生させる第2のパターン指定信号を供給し、 この第2のビデオ信号の画素毎のレベルを予め定めた最
    大値および最小値にそれぞれ対応する第1および第2の
    しきい値で比較しそれぞれ対応の最大値信号および最小
    値信号を出力しこれら最大値信号および最小値信号をデ
    ィジタル化し予め定めた画素数毎に平均して平均値を出
    力しこの平均値と前記第2のパターンの基準値とを比較
    し前記平均値が前記基準値を満足しているか否かを判定
    し、 判定結果全ての前記平均値が良ならば階調試験用の第3
    のパターンの試験対象ビデオ信号である第3のビデオ信
    号を発生させる第3のパターン指定信号を供給し、 前記第3のビデオ信号の供給を受けこのビデオ信号を第
    2のサンプリングクロックの供給に応答してこの第3の
    ビデオ信号のレベル分解能より十分高いレベル分解能の
    ビット数のディジタルビデオ信号にA/D変換しこのデ
    ィジタルビデオ信号を前記第2のサンプリングクロック
    の供給に応答して出力し、 水平ライン毎の前記ディジタルビデオ信号のレベル値を
    予め定めた階調レベル基準値とを比較し前記レベル値が
    前記階調レベル基準値を満足しているか否かを判定する
    ことを特徴とするビデオ信号試験方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のパターンが前記第1のビデオ
    信号の全ドットのレベルを最大値とするよう指定し、 前記第2のパターンが前記第2のビデオ信号の相互に隣
    接するドットのレベルを交互に最大値と最小値となるよ
    うに配列するよう指定し、 前記第3のパターンが前記第3のビデオ信号の水平1ラ
    イン分を同一レベルとし各々の水平ライン毎にレベルを
    変化させるよう指定することを特徴とする請求項6記載
    のビデオ信号試験方法。
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