JPH1023359A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH1023359A
JPH1023359A JP17670896A JP17670896A JPH1023359A JP H1023359 A JPH1023359 A JP H1023359A JP 17670896 A JP17670896 A JP 17670896A JP 17670896 A JP17670896 A JP 17670896A JP H1023359 A JPH1023359 A JP H1023359A
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video signal
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display
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JP17670896A
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Yuichi Matsumoto
雄一 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログビデオ信号をA/D変換して液晶デ
ィスプレイで表示する場合に、上記アナログビデオ信号
に同期してA/D変換器のタイミング信号を発生するP
LL回路の分周器の分周値等のパラメータを自動的に設
定する。 【解決手段】 ホストコンピュータ部1はリセット後、
まず上記分周値に応じて黒レベルと白レベルとをフレー
ム単位に配列したアナログビデオ信号を表示部10に送
り、これをデジタイザ3がPLL回路5からのタイミン
グ信号によりディジタルRGB信号に変換し、そのG信
号からCPU9は分周値を解読して、PLL回路5内の
分周器6に設定する。その後、表示用のアナログビデオ
信号2が送られ、ディジタル化されて液晶ディスプレイ
部12で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ等から
のアナログビデオ信号(映像信号、同期信号)による映
像を表示する液晶ディジタルディスプレイ表示装置等に
用いて好適な表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、CRT等に利用されているア
ナログビデオ信号をコンピュータから入力し、このアナ
ログビデオ信号をA/D変換してディジタルビデオ信号
を発生し、これをドットマトリクス方式のフラットパネ
ルディスプレイ等の表示装置で画像表示するようにして
いる。このような表示装置において、入力アナログビデ
オ信号に付随する同期信号を基準信号とする位相同期ル
ープ(Phase Locked Loop :PLL)回路により、A/
D変換のタイミング信号を生成する技術が知られてい
る。例えば、アナログビデオ信号のドットクロックが1
00MHz、水平同期信号が100KHzであれば、水
平同期信号をPLLの基準信号となるように構成し、P
LL回路内の分周器の分周値を1000(=100MH
z/100KHz)に設定することにより、所望のA/
D変換用のタイミング信号を得るようにしていた。さら
に、表示画素数、フロントポーチ、バックポーチ等のパ
ラメータをも設定し、アナログビデオ信号のブランク期
間の省略/調整等を行い、表示を行っていた。
【0003】また、コンピュータにおいては、ドットク
ロック周波数や同期信号周波数等のタイミング仕様の異
る種々のグラフイックスカードあるいはグラフイックス
ボードと呼ばれる基板を差し換えて使用するようにして
おり、そのため表示装置側ではコンピュータが現在使用
しているグラフイックスカードのタイミング仕様に合わ
せてPLL回路内の分周値を変更する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のように、タイミング仕様の異なるグラフイックスカ
ードごとに、PLL設定値の調査/記憶登録を行うこと
は、現在膨大な種類のグラフイックスカードが市場に出
まわっていることなどを考えると、これらのすべてのグ
ラフイックスカードのタイミング、PLL設定値やその
他のパラメータの測定ができたとしても、それを記憶さ
せるメモリの容量の大幅な増加などが生じてしまう。こ
のような理由により従来の方法は、フラットパネルイン
ターフェースのすべてのグラフイックスカードへの対応
への大きなボトルネックとなっていた。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑み成された
もので、入力されるアナログビデオ信号の種々のタイミ
ングに応じてPLL回路内の分周器の分周値等のパラメ
ータを自動的に設定することのできる表示装置を得るこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、初期状態で第1の所定レベルの信号と第2の所定レ
ベルの信号とを1種類以上のパラメータ設定値に応じて
所定期間単位に配列して成るアナログビデオ信号を発生
した後、表示用のアナログビデオ信号を発生するアナロ
グビデオ信号発生手段と、上記アナログビデオ信号をタ
イミング信号に基づいてディジタルビデオ信号に変換す
る変換手段と、上記アナログビデオ信号における水平同
期信号に位相同期して動作され上記タイミング信号を発
生して上記変換手段に供給する位相同期手段と、上記第
1、第2の所定レベルの信号の配列から上記パラメータ
設定値を検出し、この検出に応じて上記位相同期手段に
よる上記タイミング信号の発生動作を制御する制御手段
と、上記ディジタルビデオ信号を処理して表示手段に供
給する信号処理手段とを設けている。
【0007】請求項10の発明においては、第1の所定
レベルの信号と第2の所定レベルの信号とをパラメータ
設定値に応じて所定期間単位に配列して成る信号を含む
ビデオ信号を発生するビデオ信号発生手段と、上記ビデ
オ信号を処理して表示手段に供給する信号処理手段と、
上記第1、第2の所定レベルの信号の配列から上記パラ
メータ設定値を検出し、この検出に応じて上記信号処理
手段の処理動作を制御する制御手段とを設けている。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、アナログビデオ発生
手段は、先ず、例えば黒レベルの第1の所定レベルの信
号と例えば白レベルの第2の所定レベルの信号とを例え
ばPLL設定値としてのパラメータ設定値に応じて例え
ばフレーム毎に配列して発生する。制御手段は、先ず第
1、第2の所定レベルの配列からパラメータ設定値を解
読し、これに基づいて例えばPLL回路を含む位相同期
手段の例えば分周器の分周値を変更する。変換手段は位
相同期手段で制御されたタイミング信号に基づいて表示
用のアナログビデオ信号をディジタルビデオ信号に変換
し、この信号は信号処理手段で処理されて表示手段で表
示される。
【0009】請求項10の発明によれば、制御手段はビ
デオ信号発生手段で発生された第1、第2の所定レベル
の信号の配列からパラメータ設定値を解読し、これに基
づいて信号処理手段の処理動作を制御し、処理されたビ
デオ信号は表示手段で表示される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明による表示装置の第
1、第2の実施の形態を示すブロック図である。図1に
おいて、1はホストコンピュータ部で、表示用のアナロ
グビデオ信号2を生成して出力する。10は表示部で、
上記アナログビデオ信号2をディジタル処理して表示す
る。表示部10において、3はアナログビデオ信号2に
おけるRGB信号をA/D変換して8ビットのデジタル
RGB信号と成すデジタイザであり、アンプ、A/D変
換器等で構成されている。4はアナログビデオ信号2に
おけるG信号から水平同期信号HSYNC及び垂直同期
信号VSYNCを分離するシンクセパレータである。
【0011】5は上記HSYNC信号を基準信号として
動作し、デジタイザ3のA/D変換タイミング信号CL
K7を出力するPLL回路、6はPLL回路5内の分周
器である。9はCPUであり、上記信号HSYNC、V
SYNCに同期して上記デジタルG信号を2値化データ
に変換すると共に、フロントポーチ等のパラメータを設
定し、また分周器6の分周値を求めて分周器6に設定
し、さらに全体的な制御を行う。
【0012】8はコントローラであり、デジタイザ3か
ら得られるデジタルRGB信号から成る画像データに2
値化処理を行う。11は2値化処理された画像データを
展開、記憶するDRAM、12はDRAM11の画像デ
ータを、上記フロントポーチの設定値等に従ってコント
ローラ8を通じて表示する液晶表示素子を用いた液晶デ
ィスプレイ部である。
【0013】尚、ホストコンピュータ部1は、CPU1
3の制御が異るのみで、従来公知のCRT表示用のもの
と同様に構成されている。即ち、ホストコンピュータ部
1は、CPU13、ROM14、ビデオRAM15、デ
ィスプレイプロセッサ17とCRTコントローラ16と
を含むグラフイックプロセッサ18、色変換用のルック
アップテーブル19とD/A変換器20とを含むRAM
DAC21、ホストバス22及びホストインターフェー
ス23等で構成されている。
【0014】次に第1の実施の形態による動作について
説明する。ホストコンピュータ部1より出力されるアナ
ログビデオ信号2は、以下の仕様を持つものとする。 解像度 横640×縦480 ドットクロック 25MHz フロントポーチ 80ドット バックポーチ 80ドット 水平周波数 31.25KHz 同期信号形態 シンクオングリーン
【0015】デジタイザ3はPLL回路5からのCLK
信号7のタイミングでアナログビデオ信号2のアナログ
RGB信号を8ビットのデジタルRGB信号に変換す
る。この場合、ホストコンピュータ部1が黒を出力する
と‘0’を、白を出力すると‘255’を出力するよう
になされている。また、CPU9はデジタルG信号の値
を読み取り、その値を‘0’と‘1’の2値化データへ
変換する。
【0016】ここで、簡単のために表示部10がアナロ
グビデオ信号2の上記仕様の画像を表示するために、 PLL設定値 800(0000 0011 00
10 0000B) フロントポーチ値 80 (0101 0000B) 但し、Bは2進数であることを示す。を設定しなければ
ならないものとする。
【0017】また、PLL設定値(分周器6の分周値)
は2進数で16ビット、フロントポーチ値は2進数で8
ビットで表し、データはMSBから転送するものとあら
かじめ取り決めておく。また、順序に関しても、1番目
はPLL設定値、2番目はフロントポーチ値とあらかじ
め取り決めておく。
【0018】CPU9はリセット後、PLL回路5内の
分周器6に適当な値を書き込む。この場合は1000を
書き込むものとする。ホストコンピュータ部1のCPU
13はリセット後、有効表示領域すべてが白となるよう
にVRAM15に値を書き込む。その後表示部10のリ
セットに十分な時間を経た後に、データのスタート信号
として表示領域すべてが黒の画面を1フレーム出力す
る。続いてPLL設定値である0000 0011 0
010 0000Bを、‘0’は表示領域すべてが黒の
画面、‘1’は表示領域すべてが白の画面として、各桁
を1フレームの画面として出力する。続いてデータのセ
パレータとして白画面を5フレーム出力する。さらに続
いてデータのスタート信号として黒画面を1フレームだ
け出力する。続いてフロントポーチ値である0101
0000Bを、‘0’は表示領域すべてが黒の画面、
‘1’は表示領域すべてが白の画面として、各桁を1フ
レームの画面として出力する。その後ホストコンピュー
タ部1は通常の表示動作となる。以上述べたアナログビ
デオ信号2と同期信号(VSYNC)の波形を図2に示
す。
【0019】次に、以上述べたCPU13の動作に対す
る、CPU9のリセット後の一連の動作について図4、
図5のフローチャートとともに説明する。CPU9は、
リセット後、PLL回路5に正しい値が設定されていな
いので、VSYNC信号をスタート信号として適当な間
隔でデジタルG信号の値を取り込む。この様子を図3に
示す。ホストコンピュータ部1が黒画面を出力している
ときは(図3の(a))、VSYNC0からVSYNC
0までの間ですべての取り込み値が‘0’となる。ま
た、ホストコンピュータ部1が白画面を出力していると
きは(図3の(b))、VSYNC0からVSYNC0
までの間ですべての取り込み値が‘0’とはならず、い
ずれかの取り込み値が‘255’となる。以上の説明か
らCPU9がそのフレームが黒画面か白画面かを判断可
能なことは明らかである。
【0020】CPU9は上述のように適当な間隔でデジ
タルG信号のサンプリングを続け、白画面が出力される
(リセット後CPU2が白画面を出力する)のを待つ
(フローチャートのステップS2)。白画面が出力され
たら、次に黒画面が出力される(CPU13がデータの
スタート信号を出力する)のを待つ(同S3)。黒画面
が出力されたら、次からのフレームはPLL設定値を示
す16ビットのデータ列であると判断し、16フレーム
を取り込み(S5〜10)、黒画面(取り込み値=
‘0’)であれば対応するビットを‘0’にリセット
(S7)し、白画面(取り込み値‘255’)であれば
対応するビットを‘1’にセットする(S8)ことで、
16ビットデータ列をPLL設定値として再生する。
【0021】次にデータセパレータとして、白画面が出
力されるのを待つ(S11)。白画面が出力されたら、
次に黒画面が出力される(CPU13がデータのスター
ト信号を出力する)のを待つ(S12)。黒画面が出力
されたら、次からのフレームは、今度はフロントポーチ
値を示す8ビットのデータ列であると判断し、8フレー
ムを取り込み(S13〜19)、先と同様に8ビットデ
ータ列をフロントポーチ値として再生する。以上述べた
動作によって得られたPLL設定値と、フロントポーチ
値とをCPU9が適宜設定することによって、通常の表
示モードに移行し、表示部10が正しく動作する。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて再び図1のブロック図を用いて説明する。この第
2の形態では、全体のブロック図およびアナログビデオ
信号2の仕様は第1の実施の形態と同じであるが、ホス
トコンピュータ部1内のCPU13のリセット後のシー
ケンスが異なり、以下のように動作する。CPU13は
リセット後、有効表示領域中の水平方向ラインのライン
0〜9にグレイラインを、ライン10にスタート信号と
して黒ラインを書き込む、続いての連続する16ライン
(ライン11〜26)に、PLL設定値である0000
0011 0010 0000Bを、‘0’は黒ライ
ン、‘1’はグレイラインとして書き込む。続いての連
続する5ライン(ライン27〜31)にデータのセパレ
ータとしてグレイラインを書き込む。次のライン32に
スタート信号として黒ラインを書き込む。続いての連続
する8ライン(ライン33〜40)に、フロントポーチ
値0101 0000Bを、‘0’は黒ライン、‘1’
はグレイラインとして、書き込む。そしてCPU13
は、以下に述べる表示部10内のCPU9の一連のシー
ケンスを実行するのに十分な時間を待って通常の表示動
作となる。以上述べたアナログビデオ信号2と同期信号
(HSYNC)の波形を図6に示す。
【0023】次に、以上述べたCPU13の動作に対す
る、CPU9のリセット後の一連の動作を図7、図8の
フローチャートとともに説明する。CPU9はリセット
後、PLL回路5に正しい値が設定されていないので、
HSYNCをスタート信号とし、適当な間隔でデジタル
G信号の値を取り込む。この様子を図9に示す。ホスト
コンピュータ部1が黒ラインを出力しているときは(図
9の(a))、HSYNCからHSYNCまでの間です
べての取り込み値が‘0’となる。また、ホストコンピ
ュータ部1がグレイラインを出力しているときは(図9
の(b))、HSYNCからVSYNCまでの間ですべ
ての取り込み値が‘0’とはならず、いずれかの取り込
み値が‘127’(グレイに相当)となる。以上の説明
から、CPU9がそのラインが黒ラインかグレイライン
かを判断可能なことは明らかである。
【0024】CPU9は上述のように適当な間隔でデジ
タルGのサンプリングを続け、VSYNCが出力される
のを待ち(フローチャートのS21)、VSYNCが出
力されたら、グレイラインが出力される(ライン0〜
9)のを待つ(同S22)。グレイラインが出力された
ら、次に黒ライン(ライン10)が出力されるのを待つ
(S23)。黒ラインが出力されたら、次からのライン
は、PLL設定値を示す16ビットのデータ列であると
判断し、16ラインを取り込み(S24〜30)、黒ラ
イン(取り込み値=‘0’)であれば対応するビットを
‘0’にリセット(S27)、グレイライン(取り込み
値‘127’)であれば、対応するビットを‘1’にセ
ットする(S28)ことで、16ビットデータ列をPL
L設定値として再生する。
【0025】次にデータセパレータとして、グレイライ
ンが出力される(ライン27〜31)のを待つ(S3
1)。グレイラインが出力されたら、次に黒ラインが出
力される(ライン32)のを待つ(S32)。黒ライン
が出力されたら、次からのラインは今度はフロントポー
チ値を示す8ビットのデータ列であると判断し、8ライ
ンを取り込み(S33〜39)、先と同様に8ビットデ
ータ列をフロントポーチ値として再生する。以上述べた
動作によって得られたPLL設定値と、フロントポーチ
値とをCPU9が適宜設定することによって通常の表示
モードに移行し、表示部10が正しく動作することは、
第1の実施の形態と同様である。
【0026】尚、第1、第2の実施の形態においては、
黒レベル、グレイレベル、白レベルを0、127、25
5としているが、グレイレベルは例えば130、75、
200等でもよく、要するに2値が判別できればよい。
各実施の形態では耐ノイズ性を考慮して黒か黒でないか
で判別しているが、A/D変換器の精度が充分高けれ
ば、例えば0と1とによる2値判別としてもよい。
【0027】次に、本発明の第3の実施の形態を図10
のブロック図を用いて説明する。この第3の実施の形態
では、全体のブロック図およびアナログビデオ信号2の
仕様は第1、第2の実施の形態と同様であるが、ホスト
コンピュータ部1内のCPU13のリセット後のシーケ
ンスとデジタルR信号のMSBとデジタルG信号のMS
BとがCPU9に加えられている点が異なる。CPU1
3はリセット後、有効表示領域中の水平方向ラインのラ
イン0〜9に、Rプレーンに赤(255、デジタルR信
号のMSBは‘1’に変換される)、Gプレーンに緑
(255、デジタルG信号のMSBは‘1’に変換され
る)を書き込む、次にライン10にスタート信号とし
て、Rプレーン、Gプレーンとも黒を書き込む。続いて
の連続する16ライン(ライン11〜26)のRプレー
ンに、PLL設定値である0000 0011 001
0 0000Bを、‘0’は黒ライン、‘1’は赤ライ
ンとして、書き込む。また、Gプレーンについては、ラ
イン11〜18に、フロントポーチ値である0101
0000Bを、‘0’は黒ライン、‘1’は緑ラインと
して書き込む。そして、CPU2は、以下に述べるCP
U9の一連のシーケンスを実行するのに十分な時間を待
って、通常の表示動作となる。以上述べたアナログビデ
オ信号(R、G)と同期信号(HSYNC、VSYN
C)の波形を図11に示す。
【0028】CPU9はリセット後、PLL回路5に正
しい値が設定されていないので、HSYNCをスタート
信号とし、適当な間隔でデジタルR信号のMSBとデジ
タルG信号のMSBの値を取り込む。この様子は第2の
実施の形態と同様であるため特に説明はしないが、CP
U9がそのラインが黒ラインか赤ラインか、もしくは黒
ラインか緑ラインかを判断可能なことは明らかである。
CPU9は上述のように適当な間隔で、まず、デジタル
G信号のMSBのサンプリングを続け、VSYNCが出
力されるのを待ち、次に緑ラインが出力される(ライン
0〜9)のを待つ。緑ラインが出力されたら、次に黒ラ
イン(ライン10)が出力されるのを待つ。黒ラインが
出力されたら、次からのラインは、PLL設定値を示す
16ビットのデータ列であると判断し、16ラインを取
り込む。そしてこの第3の実施の形態では、取り込んだ
値(黒ラインであれば取り込み値=‘0’、緑ラインで
は取り込み値=‘1’)を対応するビットにセットする
ことで、16ビットデータ列をPLL設定値として再生
する。
【0029】デジタルR信号についても、同様にフロン
トポーチ値を再生可能であることは言うまでもない。以
上述べた動作によって得られたPLL設定値と、フロン
トポーチ値とをCPU9が適宜設定することによって、
通常の表示モードに移行し、表示部10が正しく動作す
る。
【0030】尚、本実施の形態では、PLL設定値とフ
ロントポーチ値とを同時に転送しているが、これは第2
の実施の形態のように時間的にシーケンシャルであって
もよい。また、R、Gのみでなく、Bを使用してもよ
い。
【0031】さらにRプレーンのみを使用し、その黒レ
ベル、白レベル、中間レベル等を用いて2値判別しても
よい。例えば0(黒レベル)、127(黒ずんだ赤)、
255(赤)のうちの2値を用いてもよい。また、Gプ
レーンのみ、Bプレーンのみでもよい。
【0032】また、各実施の形態におけるパラメータ設
定値としてPLL設定値、フロントポーチ値の他にバッ
クポーチ値、水平、垂直の解像度、アナログビデオ信号
のレベル等を用いることができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
アナログビデオ信号をディジタルビデオ信号に変換する
デジタイザ等の変換手段に供給されるタイミング信号を
自動的に制御することができる。
【0034】また、PLL回路内の分周器の分周値を自
動的に設定して上記タイミング信号の周波数を決めるこ
とができる。また、表示手段で表示する際のフロントポ
ーチを自動的に適切に設定することができる。さらに、
黒、白、グレイのうちの2つのレベルパラメータ設定値
を2値化して表現することにより、検出を容易に確実に
行うことができる。また、色信号を用いることにより複
数のパラメータを設定することができる。
【0035】また請求項10の発明によれば、パラメー
タ設定値を確実に検出し解読することができ、これに応
じてビデオ信号の処理及びその表示を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】第1の実施の形態の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図3】第1の実施の形態の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図5】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図6】第2の実施の形態の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図7】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図8】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図9】第2の実施の形態の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図10】第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図11】第3の実施の形態の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ部 2 アナログビデオ信号 3 デジタイザ 4 シンクセパレータ 5 PLL回路 6 分周器 7 タイミング信号 8 コントローラ 9 CPU 10 表示部 11 DRAM 12 液晶ディスプレイ部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期状態で第1の所定レベルの信号と第
    2の所定レベルの信号とを1種類以上のパラメータ設定
    値に応じて所定期間単位に配列して成るアナログビデオ
    信号を発生した後、表示用のアナログビデオ信号を発生
    するアナログビデオ信号発生手段と、 上記アナログビデオ信号をタイミング信号に基づいてデ
    ィジタルビデオ信号に変換する変換手段と、 上記アナログビデオ信号における水平同期信号に位相同
    期して動作され上記タイミング信号を発生して上記変換
    手段に供給する位相同期手段と、 上記第1、第2の所定レベルの信号の配列から上記パラ
    メータ設定値を検出し、この検出に応じて上記位相同期
    手段による上記タイミング信号の発生動作を制御する制
    御手段と、 上記ディジタルビデオ信号を処理して表示手段に供給す
    る信号処理手段とを備えた表示装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記位相同期手段から
    発生する上記タイミング信号の周波数を変える制御を行
    うことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 上記位相同期手段はPLL回路を含み、
    上記制御手段は上記PLL回路内の分周器の分周値を制
    御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の表示
    装置。
  4. 【請求項4】 上記パラメータ設定値はフロントポーチ
    値であり、上記制御手段は上記フロントポーチ値に応じ
    て上記表示手段の表示を制御することを特徴とする請求
    項1記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 上記第1、第2の所定レベルは、黒レベ
    ル、白レベル、グレイレベルのうちの何れか2つのレベ
    ルであることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 複数種類のパラメータ設定値の各々を上
    記アナログ信号に含まれる複数の色信号の所定レベルで
    表すことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 上記所定期間は上記アナログビデオ信号
    のフレーム期間又はライン期間であることを特徴とする
    請求項1記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記変換手段から得ら
    れるディジタル化された上記第1、第2の所定レベルの
    信号から上記パラメータ設定値を検出することを特徴と
    する請求項1記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 上記表示手段は、ドットマトリクス方式
    フラットパネル表示装置であることを特徴とする請求項
    1記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 第1の所定レベルの信号と第2の所定
    レベルの信号とをパラメータ設定値に応じて所定期間単
    位に配列して成る信号を含むビデオ信号を発生するビデ
    オ信号発生手段と、 上記ビデオ信号を処理して表示手段に供給する信号処理
    手段と、 上記第1、第2の所定レベルの信号の配列から上記パラ
    メータ設定値を検出し、この検出に応じて上記信号処理
    手段の処理動作を制御する制御手段とを備えた表示装
    置。
  11. 【請求項11】 上記パラメータ設定値が、フロントポ
    ーチ値、バックポーチ値、解像度の何れかを含む複数種
    類の値であることを特徴とする請求項10記載の表示装
    置。
  12. 【請求項12】 上記第1、第2の所定レベルは、黒レ
    ベル、白レベル、グレイレベルのうちの何れか2つのレ
    ベルであることを特徴とする請求項10記載の表示装
    置。
  13. 【請求項13】 複数種類のパラメータ設定値の各々を
    上記ビデオ信号に含まれる複数の色信号の所定レベルで
    表すことを特徴とする請求項10記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 上記所定期間は上記ビデオ信号のフレ
    ーム期間又はライン期間であることを特徴とする請求項
    10記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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