JP2687157B2 - ケーブルの連結装置 - Google Patents
ケーブルの連結装置Info
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- JP2687157B2 JP2687157B2 JP2913789A JP2913789A JP2687157B2 JP 2687157 B2 JP2687157 B2 JP 2687157B2 JP 2913789 A JP2913789 A JP 2913789A JP 2913789 A JP2913789 A JP 2913789A JP 2687157 B2 JP2687157 B2 JP 2687157B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- hole
- pin
- parking
- cap
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、ケーブルの連結装置に関する。
b. 従来の技術 自動車のパーキングブレーキは、第5図のようにパー
キングブレーキレバー100によって第1のパーキングブ
レーキケーブル101を引き、このパーキングブレーキケ
ーブル101に連結金具102を介して連結された第2のパー
キングケーブル103を引いて後車輪104に内蔵されたパー
キングブレーキシュー(図示せず)を作動するものであ
る。
キングブレーキレバー100によって第1のパーキングブ
レーキケーブル101を引き、このパーキングブレーキケ
ーブル101に連結金具102を介して連結された第2のパー
キングケーブル103を引いて後車輪104に内蔵されたパー
キングブレーキシュー(図示せず)を作動するものであ
る。
従来パーキングブレーキケーブル101と103を連結する
連結装置は、第6図および第7図のように連結金具102
に設けられたピン孔102aにピン105を嵌入し、このピン1
05に設けられたネジ孔105aに、パーキングケーブル103
を軸線上に支持したキャップ106のネジ部106aを螺合し
てパーキングケーブル103を連結金具102に連結してい
る。
連結装置は、第6図および第7図のように連結金具102
に設けられたピン孔102aにピン105を嵌入し、このピン1
05に設けられたネジ孔105aに、パーキングケーブル103
を軸線上に支持したキャップ106のネジ部106aを螺合し
てパーキングケーブル103を連結金具102に連結してい
る。
c. 発明が解決しようとする課題 上記従来技術では、ピン105の両端を連結金具102の両
側の板で挟み、板面に設けられたピン孔102aにピン105
を嵌入するためピン105のネジ孔105aに向けてスリット1
07が設けられている。このため、ピン105にはネジ孔105
aとスリット107を形成するため加工が厄介である。
側の板で挟み、板面に設けられたピン孔102aにピン105
を嵌入するためピン105のネジ孔105aに向けてスリット1
07が設けられている。このため、ピン105にはネジ孔105
aとスリット107を形成するため加工が厄介である。
また、連結金具102は第1のパーキングブレーキケー
ブル101に直接取付けられているので、連結金具102と第
2のパーキングブレーキケーブル103との連結作業が煩
雑となる。
ブル101に直接取付けられているので、連結金具102と第
2のパーキングブレーキケーブル103との連結作業が煩
雑となる。
本発明は上記課題を解決し、組付作業を容易に行なう
ことができるケーブルの連結装置を提供することを目的
とする。
ことができるケーブルの連結装置を提供することを目的
とする。
d. 課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、互いに対向する一
対の板面を有し、これら板面の対応する位置にピン挿通
孔を形成した枠体と、この枠体の上記ピン挿通孔に嵌入
され側面にケーブル通し孔を形成したピンと、上記ケー
ブル通し孔に嵌入保持されると共に、軸線上に第2のケ
ーブルを支持したキャップとを備え、上記枠体の一端部
に第1のケーブルの係合部を係合する係止溝を形成した
ことにある。
対の板面を有し、これら板面の対応する位置にピン挿通
孔を形成した枠体と、この枠体の上記ピン挿通孔に嵌入
され側面にケーブル通し孔を形成したピンと、上記ケー
ブル通し孔に嵌入保持されると共に、軸線上に第2のケ
ーブルを支持したキャップとを備え、上記枠体の一端部
に第1のケーブルの係合部を係合する係止溝を形成した
ことにある。
e. 作用 連結金具のピン挿通孔にピンを挿入し、このピンのケ
ーブル通し孔に、第2のケーブルを通したキャップを嵌
入する。次に、キャップの先端を拡開してキャップの抜
け止めを行なう。そして、連結金具の係合溝に第1のケ
ーブルの係合部を係止して連結する。
ーブル通し孔に、第2のケーブルを通したキャップを嵌
入する。次に、キャップの先端を拡開してキャップの抜
け止めを行なう。そして、連結金具の係合溝に第1のケ
ーブルの係合部を係止して連結する。
f. 実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。
説明する。
第1図において、1は自動車のパーキングブレーキレ
バー(図示せず)に連結された第1のパーキングケーブ
ル,2は後車輪に設けられたパーキングブレーキシュー
(図示せず)に連結された第2のパーキングケーブル,3
は第1および第2のパーキングケーブル1,2を互いに連
結する連結装置である。
バー(図示せず)に連結された第1のパーキングケーブ
ル,2は後車輪に設けられたパーキングブレーキシュー
(図示せず)に連結された第2のパーキングケーブル,3
は第1および第2のパーキングケーブル1,2を互いに連
結する連結装置である。
この連結装置3は第2図ないし第4図のように、互い
に対向する板面4,4の対応する位置にピン挿通孔5をそ
れぞれ設けたコ字型の枠体としての連結金具6と、上記
ピン挿通孔5に挿入され、かつ側面にケーブル通し孔7
を形成したピン8と、 第2のパーキングケーブル2に軸線上に挿通され、か
つ上記ケーブル通し孔7に嵌入されたキャップ9とで構
成されている。上記連結金具6の一端部には、第1のパ
ーキングケーブル1の係合部としてのニップルエンド1a
を係止する係合孔10が形成されている。この係合孔10は
一方の板面4に形成した穴11と、この穴11に達する溝12
とから構成されている。
に対向する板面4,4の対応する位置にピン挿通孔5をそ
れぞれ設けたコ字型の枠体としての連結金具6と、上記
ピン挿通孔5に挿入され、かつ側面にケーブル通し孔7
を形成したピン8と、 第2のパーキングケーブル2に軸線上に挿通され、か
つ上記ケーブル通し孔7に嵌入されたキャップ9とで構
成されている。上記連結金具6の一端部には、第1のパ
ーキングケーブル1の係合部としてのニップルエンド1a
を係止する係合孔10が形成されている。この係合孔10は
一方の板面4に形成した穴11と、この穴11に達する溝12
とから構成されている。
上記ピン8は一端にピン挿通孔5より大きい抜け止め
用のフランジ8aが設けられている。
用のフランジ8aが設けられている。
一方、キャップ9の後端はケーブル通し孔7の径より
大きいフランジ9aが設けられ、かつ先端は拡開されるこ
とでケーブル通し孔7からの抜け止めが図られている。
大きいフランジ9aが設けられ、かつ先端は拡開されるこ
とでケーブル通し孔7からの抜け止めが図られている。
上記構成によると、キャップ9にパーキングケーブル
2を挿通し、このキャップ9をピン8のケーブル通し孔
7に嵌入する。キャップ9の先端は、拡開してピン8か
らの抜け止めが図られる。一方、ピン8はキャップ9が
ケーブル通し孔7に通されることによって連結金具6か
らの脱落が防止される。次に、第1のパーキングケーブ
ル1をニップルエンド1aを介して係合孔10に係合して連
結が完了する。
2を挿通し、このキャップ9をピン8のケーブル通し孔
7に嵌入する。キャップ9の先端は、拡開してピン8か
らの抜け止めが図られる。一方、ピン8はキャップ9が
ケーブル通し孔7に通されることによって連結金具6か
らの脱落が防止される。次に、第1のパーキングケーブ
ル1をニップルエンド1aを介して係合孔10に係合して連
結が完了する。
g. 発明の効果 以上述べたように、本発明のケーブルの連結装置によ
れば、簡単な構成で1本のケーブルを摺動可能に支持す
ると共に、他の1本のケーブルを容易に連結することが
できる。また、連結用の部品の構成を単純化できるので
組付作業の効率を上げることができる。
れば、簡単な構成で1本のケーブルを摺動可能に支持す
ると共に、他の1本のケーブルを容易に連結することが
できる。また、連結用の部品の構成を単純化できるので
組付作業の効率を上げることができる。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例によるケーブル
の連結装置を示し、第1図は全体を示す部分断面図,第
2図は連結金具を示す斜視図,第3図は第2のケーブル
の組付構造を示す側面図,第4図は第1のケーブルの組
付構造を示す部分断面図である。第5図は従来のパーキ
ングブレーキのケーブルの連結構造を示す概念図,第6
図および第7図は従来のパーキングケーブルの連結装置
を示し、第6図は側面図,第7図は断面図である。 1,2……パーキングケーブル、 3……連結装置、5……ピン挿通孔、 6……連結金具、7……ケーブル通し孔、 8……ピン、9……キャップ、 10……係合孔。
の連結装置を示し、第1図は全体を示す部分断面図,第
2図は連結金具を示す斜視図,第3図は第2のケーブル
の組付構造を示す側面図,第4図は第1のケーブルの組
付構造を示す部分断面図である。第5図は従来のパーキ
ングブレーキのケーブルの連結構造を示す概念図,第6
図および第7図は従来のパーキングケーブルの連結装置
を示し、第6図は側面図,第7図は断面図である。 1,2……パーキングケーブル、 3……連結装置、5……ピン挿通孔、 6……連結金具、7……ケーブル通し孔、 8……ピン、9……キャップ、 10……係合孔。
Claims (1)
- 【請求項1】互いに対向する一対の板面を有し、これら
板面の対応する位置にピン挿通孔を形成した枠体と、こ
の枠体の上記ピン挿通孔に嵌入され側面にケーブル通し
孔を形成したピンと、上記ケーブル通し孔に嵌入保持さ
れると共に、軸線上に第2のケーブルを支持したキャッ
プとを備え、上記枠体の一端部に第1のケーブルの係合
部を係合する係止溝を形成したことを特徴とするケーブ
ルの連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2913789A JP2687157B2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | ケーブルの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2913789A JP2687157B2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | ケーブルの連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02208157A JPH02208157A (ja) | 1990-08-17 |
JP2687157B2 true JP2687157B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=12267894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2913789A Expired - Lifetime JP2687157B2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | ケーブルの連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2687157B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4321985C1 (de) * | 1993-07-01 | 1995-01-12 | Ameu Management Corp | Verstellvorrichtung in einem Sitz für eine in einer mit dem Sitz verbindbaren Lehne angeordnete Becken- und/oder Lordosenstütze mit einer sie verbindenden Bowdenzuganordnung |
US6053064A (en) * | 1998-05-01 | 2000-04-25 | L & P Property Management Company | Lumbar support screw actuator |
-
1989
- 1989-02-08 JP JP2913789A patent/JP2687157B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02208157A (ja) | 1990-08-17 |
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