JP2686800B2 - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JP2686800B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗布装置、特にロールコーティング塗布装
置に関する。
〔従来の技術〕
ロールコート法は種々の塗液に対して安定した塗布が
行える点で汎用されている。
このロールコート法の中には、種々の方法があり、そ
の1つが第4図および第5図に示すリバースロール法で
ある。これは、塗布液Lを収容するバット1からピック
アップロール2により塗布液Lをピックアップするとと
もに、バックロール3に沿って走行するウェブ4に塗布
液Lを塗布した後、ウェブ4と逆方向に回転するメタリ
ングロール5により塗布液Lの膜厚規制を行い、メタリ
ングロール5に移行する塗布液Lについては、クリーニ
ング用ドクターブレード6により掻き落し、これを前記
バット1に戻すようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、多くの塗布液配合では揮発性溶剤を含
んでおり、またメタリングロール5の長さが塗布幅lよ
り長いため、メタリングロール5に移行した塗布液Lの
特にエッジ部が乾燥し易い。この状態である時間または
長さを塗布していると、溶剤の揮発によって、エッジ部
において塗布液L中の樹脂分が析出し、さらに塗布を続
行すると、固い堆積物となってあらわれる。
このようになると、その堆積物が抵抗となってメタリ
ングロール5の回転変動を招き、ウェブの主に走行方向
に関し塗布膜厚の不均一化を招く。また、堆積物の片が
剥落すると、最終塗布面に異物を混入させる結果とな
る。かかる事態は、塗布液の配合にもよるが、最悪の場
合、約100m程度の塗布によってすでに起ることもある。
これを回避するためには、頻繁にメタリングロールの洗
浄を行なわなければならず、生産性の低下をもたらす。
他方、ドクターブレードに溶剤を滴下しながら、塗布
液の乾燥を防止する方法があるが、、その効果は十分で
ない。
そこで、本発明の主たる目的は、長時間安定した塗布
を行うことができ、したがって生産性が高まるととも
に、均一な塗膜厚を安定して得ることができる塗布装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、バックロールに沿って走行するウェブに
対して塗布液を塗布した後、ウェブを介して前記バック
ロールに対向するメタリングロールを有し、このメタリ
ングロールにて塗布厚を規制し、さらにメタリングロー
ル上の付着塗布液をドクターブレードにより掻き取るよ
うにした塗布装置において; 前記メタリングロールの全幅を塗布液で濡らす乾燥防
止手段を設けたことで解決できる。
〔作 用〕
本発明によれば、メタリングロールが塗布液で濡れて
いるので、塗布液の乾燥がほとんどない。したがって、
前述の事態を回避できる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
第1図および第2図は、本発明の第1の態様を示した
もので、メタリングロール5の下部に濡らし専用バット
10を設けてある。このバット10は、メタリングロール5
の全幅より長い長さを有し、そこに塗布液Lと同一の塗
布液Lが常時補充され、その液面がメタリングロール5
の最下接平面より上位とされ、メタリングロール5の下
部が常時塗布液Lによって濡れるようにしてある。ま
た、ドクターブレード60は、メタリングロール5の長さ
より長くなっている。
このように構成された装置においては、ウェブ4上の
塗布液がメタリングロール5をめぐってドクターブレー
ド60によって掻き取られるまでの間における、専用バッ
ト10からドクターブレード60までの間においては、メタ
リングロール5の全長が塗布液Lで濡れるため、従来の
ようなエッジ部での乾燥がなく、したがって樹脂分の析
出もない。
他方、メタリングロール5とウェブ4との当り位置か
ら専用バット10までの間においては、エッジ部の乾燥が
考えられるけれども、メタリングロール5に対する専用
バット10内の塗布液Lの濡れ長さ(メタリングロール5
の同方向長さ)を長くすることで、実際的には乾燥がほ
とんどなくなる。
また、上記の態様では、メタリングロール10上の塗布
液全体を掻き取るために、ドクターブレード60の長さを
メタリングロール5の長さより長くしてある。そこで、
塗布幅が種々変更されるとしても、予め最大塗布幅より
長いメタリングロール5、専用バット10およびドクター
ブレード60を用意しておけば、あらゆる塗布幅に対し
て、それらをその都度変更することなく、共通的に使用
できる利点がある。
なお、図示の例では、ドクターブレード60によって掻
き取られた塗布液Lを副バット10aにより回収し、バッ
ト1に戻すようにしているが、共通のバットであっても
よい。
一方、本発明における、メタリングロールの全幅(全
長)を塗布液で濡らす乾燥防止手段は、第1の態様のよ
うに、専用バット10内に塗布液Lを溜めるほか種々の方
式があり、限定されるものではない。
たとえば、第3図のように、メタリングロール5に塗
布液Lを全幅にわたって吹き付けるノズル20群(図示で
は1個のみであるが、メタリングロール5の長さ方向の
全長にわたってまたは少くとも乾燥しがちなエッジ部に
対応して複数有する)を設けることによって、同様な作
用効果がもたらされる。
垂れ落ちる塗布液Lは回収バット11により回収され
る。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
(実施例) PET製のウェブに塗布幅1100mmで次の配合組成の塗布
液を目標膜厚(乾燥膜厚)2μmとなるよう、第1図お
よび第2図の塗布装置により塗布速度30m/分により塗布
した。この場合、メタリングロールとして、長さ1300mm
×直径200mmのものを用いるとともに、専用バットとし
て長さ1400mmのものを用い、常にメタリングロール浸漬
深さ1cmの部分が塗布液によって濡れるようにした。
<塗布液配合> ・o−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライ
ドとピロガロール・アセトン樹脂の縮合物 …0.3 kg ・m−クレゾールノボラック樹脂 …1.2 kg ・p−オクチルフェノールノボラック樹脂 …0.1 kg ・2−トリクロロ−5(2′ベンゾフリルビニル)−1,
3,4オキサジアゾール …0.05kg ・ビクトリアピュアブルー BOH …0.08kg ・MC …2 ・EC …8 その結果、3000m塗布を続行しても、メタリングロー
ルの回転変動もなく、安定した塗布を続行できた。
(比較例) メタリングロールを塗布液によって濡らさないほかは
実施例と同一とした。その結果、10回平均で塗布長100m
で、メタリングロールの回転変動や振動を生じ、塗布品
質が著しく悪化したものであった。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、膜厚が均一でかつ長時
間安定した塗布を行うことができるなどの利点がもたら
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の態様を示す側面図、第2図はそ
の要部正面図、第3図は第2の態様を示す側面図、第4
図は従来例の側面図、第5図はメタリングロールとドク
ターブレードとの関係を示す斜視図である。 1……バット、3……バックロール、4……ウェブ、5
……メタリングロール、10……濡らし専用バット、20…
…吹付ノズル、60……ドクターブレード。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックロールに沿って走行するウェブに対
    して塗布液を塗布した後、ウェブを介して前記バックロ
    ールに対向するメタリングロールを有し、このメタリン
    グロールにて塗布厚を規制し、さらにメタリングロール
    上の付着塗布液をドクターブレードにより掻き取るよう
    にした塗布装置において; 前記メタリングロールの全幅を塗布液で濡らす乾燥防止
    手段を設けたことを特徴とする塗布装置。
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