JPH03267167A - 液体の塗布装置 - Google Patents
液体の塗布装置Info
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
装置に関するものである。
塗布液を塗布することは従来より行なわれており、これ
らのためにロールスプレッダ−、カーテンフローコーク
−、エアスプレー、ナイフコーター等の塗布装置が使用
されている。
液型硬化性樹脂などの硬化型塗布液の塗布にも使用され
ている。
や硬化型液体の塗布に使用した場合には、例えばスプレ
ーコーターでは乾燥物や硬化物によってノズル詰まりが
生じ、またロールツークー、ナイフコーク−ではロール
やナイフの表面に乾燥物や硬化物が付着して塗布量を狂
わせたり、塗布液が均一に塗布されず斑になるという問
題を生じている。
給した塗布液のすべてが被塗物に転写されず、ロール表
面に薄い層となって塗布液の一部が残り、この残った塗
布液がロール表面上で乾いたり硬化したりして固化し、
そのため先にロールに供給した塗布液が順に被塗物に塗
布されなくなり、ついには装置の塗布部に形成されてい
る液溜りの塗布液が硬化する結果を生じている。
めのもので、従来のカーテンコーターの有する、先に塗
布部に供給した塗布液が先に塗布されるという、先入れ
先出しの利点と、ナイフコーターの均一充填塗布、及び
ローコーターの簡素な構造を組み合わせた装置に、硬化
が進んだ塗布液を液溜りから外に除去する手段を併せた
ものである。
塗布液溜りを形成することにより先に供給した塗布液が
先に塗布出来る、また液溜りが回転しないため塗布液の
部分的な乾きが防止出来る、その結果斑、カスレ、筋、
色ムラなどの塗布不良が減少し、均一な塗布が可能とな
る。
塗物を搬送するためのベルトコンベア等の搬送手段と、
該被塗物搬送路上に設けられた特殊ナイフ状の塗布量制
御面を備えた塗布量制御部材と、該制御部材との間に適
当な間隔の塗布液溜りを形成するための塗布液保留部材
と、該制御部材と保留部材との間の塗布液溜りに塗布液
を供給するための塗布液供給手段とからなることを特徴
とする。
ることなく、板状またはシート状の被塗物を塗布部に送
り込むことが出来るものであればよく、ローラーコンベ
ア、チェンコンベア、エプロンコンベア等であってもよ
い。
合には、それ自体で塗布面を移動させることが出来るた
め、巻取り、巻戻し装置と塗布部でこれら被塗物をバッ
クアップ出来る形式の搬送手段であればよい。
状の塗布量制御面を備えたもので、該塗布量制御面と板
状被塗物との間に供給される塗布液が全て被塗物面に塗
布される形状のものとする。具体的には、ロール状又は
パイプ状部材に適当な長さのナイフ状の板状体が被塗物
と接触する部分に設けられているものでもよく、また適
度な弾性を有するゴムロールの一部を切断加工してナイ
フ状の塗布量制御面を形成したものでもよい。また更に
、平板もしくはL型の鋼材にナイフ状板状体の一方の端
部を固定し、他方の端部(先端部)側が鋭角状に被塗物
面に接するようにしたものも使用できる。
来のナイフコーターのそれよりも鋭角であることが好ま
しく、また鋭角状で被塗物面と向き合う部分の長さも小
さいほうが好ましい。ナイフ状の板状体を用いるときは
、該板状体は薄鋼板のような適当な弾性(しなり)を有
するものが好ましい。
被塗物面に所定の塗布量を塗布出来るものであればよい
。ナイフ状の塗布量制御面は、ナイフコーターの場合と
同様に被塗物面に鋭角状に接するように配置するが、そ
の先端部は被塗物面に平行に近い鋭角で接するようにす
るとよい。
のの場合には、従来のロールコータ−による塗布では、
被塗物の塗布面の終端部に塗布液が多量に残りその部分
が盛り上がった塗布面となっている。本発明の液体塗布
量制御部材では、ナイフ状の塗布量制御面の先端が被塗
物の塗布面よりも下方にあるようにする。即ち、液体塗
布中はナイフ状の塗布量制御面の先端部は被塗物面に接
しているが、合板等の被塗物が液体塗布量制御部材を通
過したとき、塗布量制御面の先端は被塗物面終端の塗布
液を拭きとって被塗物面より下方に落ちる構成とする。
被塗物に対し塗布液の切れがよくきれいに仕上がる。
物移動方向の上流側に、塗布量制御部材と適当な間隔で
設けられて液溜りを形成し、上方に配置された塗布液供
給手段から供給されてくる塗布液を適当量液溜りに保持
できるものであればよい。保留部材は、通常、板状被塗
物の表面に対して塗布液と接する面が垂直となるように
設けるとよく、板状体でもまた角状でもロール状でもよ
い。
材を設けてもよい。
制御部材と保留部材の一方又は両方に冷却水を通すこと
により液溜りの塗布液の温度を制御して硬化等を遅らせ
るようにすることが出来る。
ムをかけ、移動可能に被覆すると表面に付着した硬化物
を系外に除去することが出来る。
の液溜りの上方に設けられ、塗布液が二液型の場合、主
剤と硬化剤を高速回転するローターにより瞬時に混合し
棒状に吐出する注入機が使用される。
。塗布液が空気中の酸素や水分によって硬化するような
ものの場合には、液溜りへ塗布液をパイプで供給するよ
うにしてもよい。また、塗布液供給手段は、これらに限
定されることなく塗布量制御部材と塗布液保留部材との
間の塗布液溜りに塗布液を供給出来るものであればよい
。
ないが、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ユリア・ホルム
アルデヒド樹脂等の硬化型樹脂液が挙げられる。
塗布装置の表面に残って乾いたり硬化していた塗布液が
無駄なく使用出来る。
上り面に加え、ロールコータ−の簡素な構造を組み合せ
た装置のため保守管理が簡単に出来る。
本発明はこれに限られるものではない。
は図面に示すように、搬送手段としてベルトコンベア8
、塗布量制御部材としてのナイフ状塗布ロール1、塗布
液保留部材としての保留板2、塗布液供給手段としての
塗布液注入機3から塗布部がなっている。必要に応じ保
留板2にフィルム4を移動可能にかけ、表面に付着した
硬化物を除去する。
置の塗布部に至りその表面に樹脂液7が塗布される。
状の塗布量制御面を備えたナイフ状塗布ロール1と保留
板2の間の液溜り6に供給され、ここに−時溜るが液溜
り6の下端は被塗物である合板5の表面であり、合板5
は図中左側より右方向に移動させられているため、合板
5表面上の樹脂液7は合板5と共に移動し、ナイフ状の
塗布ロール1によって余分な樹脂液7はしごかれて所定
量だけ合板5の表面に塗布され塗布層7′が形成される
。なお、本例でのす。
は回転せず、通常停止した状態で塗布液をしごいて塗布
量を調整する。本例のナイフ状の塗布ロール1は、図に
示すように、ロール部11にナイフ状の板状体12が接
合した構成となっており、ナイフ状の板状体12によっ
て塗布量制御面が形成され、その先端部は合板5と平行
に近い状態で接している。合板5がナイフ状の塗布ロー
ル1を通過するとき、第2図に示すように、板状体12
の先端は合板5の塗布面より下に落ち、その際塗布面終
端の余分な塗布液をぬぐい取り終端部を奇麗に仕上げる
。従来のロールコータ−の場合には、第3図に示すよう
にロール20が合板5から離れるとき塗布面終端部に多
量の塗布液を転写するため凸部となって残る。
6と接する側の面を覆うように張設され、巻き戻しロー
ル4aから巻き戻されて保留板2を経て巻き取りロール
4bに巻き取られる。
く均一に充填塗布ができ、また液切れの良い仕上り面に
塗布ができ、長時間作業しても何ら不都合は生じなかっ
た。
に使用されている塗布装置部に生じていた乾燥物や硬化
物が発生しないため、常に流動性のある塗布液を保つこ
とが出来る、またナイフコーターの均一充填塗布により
、液切れの良い仕上り面に加え、ロールコータ−の簡素
な構造を組み合せた装置のため保守管理がし易くなった
。
、作業終了後の装置の掃除、装置の保守等も容易である
などの利点をも有する。
示す模式図、 第3図は従来の装置による被塗物終端部の仕上り状態を
示す模式図である。 図中、 1・・・・・・ナイフ状塗布ロール 2・・・・・・保留板 3・・・・・・塗布液注入機 4・・・・・・フィルム 4a・・・・・・巻き戻しロール 4b・・・・・・巻き取りロール 5・・・・・・合板 6・・・・・・液溜り 7′・・・合板表面上に塗布された樹脂液8・・・・・
・ベルトコンベア 第1図
Claims (1)
- 塗布液を塗布すべき板状被塗物を搬送するためのベル
トコンベア等の搬送手段と、該被塗物搬送路上に設けら
れた特殊なナイフ状の塗布量制御面を備えた塗布量制御
部材と、該制御部材との間に適当な間隔の塗布液溜りを
形成するための塗布液保留部材と、該制御部材と保留部
材との間の塗布液溜りに塗布液を供給するための塗布液
供給手段とからなることを特徴とする液体の塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6769390A JPH07102339B2 (ja) | 1990-03-17 | 1990-03-17 | 液体の塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6769390A JPH07102339B2 (ja) | 1990-03-17 | 1990-03-17 | 液体の塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03267167A true JPH03267167A (ja) | 1991-11-28 |
JPH07102339B2 JPH07102339B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=13352305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6769390A Expired - Lifetime JPH07102339B2 (ja) | 1990-03-17 | 1990-03-17 | 液体の塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07102339B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013000630A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | J-Chemical:Kk | 被塗布板表面への塗布剤の塗布方法および装置 |
KR101245691B1 (ko) * | 2005-12-09 | 2013-03-25 | 주식회사 포스코 | 전기강판 코팅설비의 용액공급장치 |
CN106733405A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-05-31 | 芜湖市天申新材料科技有限公司 | 一种包装用齿形纸滚胶装置 |
-
1990
- 1990-03-17 JP JP6769390A patent/JPH07102339B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101245691B1 (ko) * | 2005-12-09 | 2013-03-25 | 주식회사 포스코 | 전기강판 코팅설비의 용액공급장치 |
JP2013000630A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | J-Chemical:Kk | 被塗布板表面への塗布剤の塗布方法および装置 |
CN106733405A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-05-31 | 芜湖市天申新材料科技有限公司 | 一种包装用齿形纸滚胶装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07102339B2 (ja) | 1995-11-08 |
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