JP2686099B2 - 曲げ加工機のnc装置 - Google Patents

曲げ加工機のnc装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、曲げ加工機のNC装置に関する。
(従来の技術) 曲げ加工は、位置決めされた板材をパンチ及びダイに
て曲げ加工するものであるため、板材の材質,厚み,曲
げ金型の種別(特にダイのV溝幅),曲げ角度など曲げ
条件によって伸びによる誤差が生ずる。
そこで、従来、上記誤差を取り除くべく、経験により
又は所定の演算式により補正量を求め、加工データを補
正することが行われている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の経験による手動の補正にあって
は、補正量を全ての加工データに対して個別に与えねば
ならないので、入力に多くの手間を要し、又、多くの経
験を要するという問題点があった。
又、従来の演算による加工データの補正にあっては、
演算により補正を行うことができるので手間を省くこと
はできるものの、現状では各種の複雑な曲げ条件に対す
る完全な補正式が確定されていないので、これに頼り過
ぎる場合には製品精度に影響が出るという問題点があっ
た。
そこで、本発明は、加工データに対し、容易、確実に
適正な補正量を与えることができる曲げ加工機のNC装置
を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、第1図
に示すように、板材の伸びに関する補正量を板材の材
質,厚み,曲げ金型の種別,曲げ角度の各種曲げ条件毎
に区分して記載する補正量データテーブル(1)と、該
補正量データテーブル(1)に記載されたデータを書換
えるデータ書換手段(3)と、データ入力部(5)より
入力された加工データの曲げ条件に応じた補正量を前記
補正量データテーブル(1)から検索し、上記曲げ条件
に応じた補正量が前記補正量データテーブル(1)に無
い場合には補間により補正量(fx)を演算し、検索した
又は演算した補正量を用いて前記加工データを補正する
演算部(7)と、上記演算部(7)で演算された補正後
の加工データに基いて曲げ加工機を制御する機械制御部
(9)と、を備えてなるものである。
(実施例) 第2図に示すように、前記補正量データテーブル1
は、SPCC,Al,SUSなど材質毎に作成され、板厚,ダイの
V溝幅,曲げ角度毎に補正量を記載できるようになって
いる。記載欄は、これら曲げ条件毎に設けられるもので
ある。
前記データ書換手段3は、具体的には、数値入力用の
キーボードと、データ入力部5より入力されたデータに
基づいて自動記入する手段と、機械制御部9の動作結果
に基いて自動記入する手段とで構成されている。これら
手段の作用については第4図で詳述する。
前記データ入力部5は、具体的には、NC装置に備えら
れた前記キーボードを含めたMDi装置の他、データ転送
が行われる場合には通信装置を含めたものとなる。
第4図に示すように、ステップ401で自動にて各種曲
げ条件に対する補正量を入力すると、ステップ402で補
正量データテーブル1にその値が所定の欄に記入され
る。
ステップ403で加工データに補正量が記入されている
場合には、ステップ404を介してこの補正量が補正量デ
ータテーブル1へ自動的に書き込まれる。
このようにして、ステップ402にて補正量データテー
ブル1が構築されると、ステップ405でデータ入力部5
から加工データを入力し、ステップ406で補正量データ
テーブル1から曲げ条件に応じた補正量が検索される。
そこで、ステップ407でこの補正量を用いて加工デー
タを補正し、ステップ408の実際加工に供する訳であ
る。
したがって、ステップ408での加工では、補正の為さ
れた加工データにて加工を行うので、例えば板材の位置
決めを行うバックゲージの位置をより適正な位置へ制御
し、或いは金型の突込み量を調整することで製品を高精
度に加工することができる。
ところで、前記のように、ステップ402の補正量デー
タテーブルは、ステップ401,403より入力されたもので
あるので必ずしも十二分に正確であるとは言えない。
そこで、本例では、ステップ409で曲げの結果に応じ
て補正量を手動修正可能とすると共に、ステップ410で
補正量を自動修正可能とした。補正量の自動修正とは、
作業者の修正操作の量を読みとって、これを補正量の修
正値とするものである。
次に、ステップ405での加工データが、例えば曲げ角
度Axであり、補正量データテーブル1にこれに相当する
角度が無い場合には、第3図に示すように、補正量fxを
次式の補間により求めることができる。
fx=Ax゜(f2−f1)/(A2−A1)・+f1 以上により、本例では、補正量データテーブル1を用
いて加工データに所定の補正量を自動的に与えることが
できるので、補正値入力の手間を省くことができ、高精
度の曲げ加工を行うことができる。
又、補正量データテーブル1は、自動及び手動で追
加、更新できるので、各種の曲げ条件に応じて、常時適
正の補正量を記憶でき、各種加工データに対して所定の
補正量を与えることができる。
更に、本例では、第3図に示す補間により、補正量デ
ータテーブル1にて記載されていない場合も近似値とし
て補正量を算出できるので、各種の加工データに対応可
能である。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、適宜
の設計的変更を行うことにより、この他適宜の態様で実
施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、板材の伸びに関する補正量を板材の材
質,厚み,曲げ金型の種別,曲げ角度の各種曲げ条件毎
に区分して記載する補正量データテーブル(1)と、該
補正量データテーブル(1)に記載されたデータを書換
えるデータ書換手段(3)と、データ入力部(5)より
入力された加工データの曲げ条件に応じた補正量を前記
補正量データテーブル(1)から検索し、上記曲げ条件
に応じた補正量が前記補正量データテーブル(1)に無
い場合には補間により補正量(fx)を演算し、検索した
又は演算した補正量を用いて前記加工データを補正する
演算部(7)と、上記演算部(7)で演算された補正後
の加工データに基いて曲げ加工機を制御する機械制御部
(9)と、を備えてなるものである。
上記構成より明らかなように、本発明においては、補
正量データテーブル1は、板材の伸びに関する補正量を
板材の材質,厚み,曲げ金型の種別,曲げ角度の各種曲
げ条件毎に区分して記載するものであり、演算部7は、
データ入力部5より入力された加工データの曲げ条件に
対応した補正量を前記補正量データテーブル1から検索
し、対応する補正量が無い場合には補間により補正量を
演算し、検索した又は演算した補正量を用いて前記加工
データを補正するものである。
したがって、本発明によれば、板材の材質,板厚,曲
げ角度などの曲げ条件毎に適正な補正量を補正量データ
テーブル1から検索して補正でき、また該当する補正量
が存在しない場合には補間によって補正量を演算して補
正できるので、加工データの入力毎に補正量を入力する
必要がなく加工データの入力が容易になると共に、精度
の良い曲げ加工を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概要を示すNC装置のブロック図、第2
図以下は実施例を示し、第2図は補正量データテーブル
の内容を示す説明図、第3図は補間による補正量算出例
を示す説明図、第4図は補正量の流れを示すフローチャ
ートである。 1……補正量データテーブル 3……書換手段 5……データ入力部 7……演算部 9……機械制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材の伸びに関する補正量を板材の材質,
    厚み,曲げ金型の種別,曲げ角度の各種曲げ条件毎に区
    分して記載する補正量データテーブル(1)と、該補正
    量データテーブル(1)に記載されたデータを書換える
    データ書換手段(3)と、データ入力部(5)より入力
    された加工データの曲げ条件に応じた補正量を前記補正
    量データテーブル(1)から検索し、上記曲げ条件に応
    じた補正量が前記補正量データテーブル(1)に無い場
    合には補間により補正量(fx)を演算し、検索した又は
    演算した補正量を用いて前記加工データを補正する演算
    部(7)と、上記演算部(7)で演算された補正後の加
    工データに基いて曲げ加工機を制御する機械制御部
    (9)と、を備えてなることを特徴とする曲げ加工機の
    NC装置。
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