JPS63272447A - たわみ量補正付送り制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、たわみ計補正付送り制御装置に関する。

〈従来の技術〉 ＮＣ工作機械は送り制御装置の指令に基づき送り動作を
する。送り制御装置では、指令値（プログラム）を読み
込みこれに応じた送り指令を出力していた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで実切削をする際には切削力により機械構造要素
（工作機械のコラムやテーブルやラム等）がたわんでし
まう。この「たわみ」は切削条件に応じて異なる。

かかる「たわみ」が生ずるため、刃具位置がずれてしま
い加工粒度の向」−を阻止していた。

ＮＣ工作機械の加工精度向」二には、刃具位置の機械構
造要素の切削力からの変位量による指令値との差を少な
くする必要がある。そこで本発明では、送り制御装置に
補正量計算部をもうけ切削力による機械構造要素の変位
量を補正可能としたたわみ量補正付送り制御装置を提供
するものである。

〈問題点を解決するだめの手段〉 ＮＣ制御装置に補正量計算部をもうけ、切削条件と切削
力の関係及び切削力と機械構造要素の変位量の関係をこ
れに記憶させておき、送られて来る指令値により切削条
件に対応する変位量を選択し、移動量計算部力）ら出力
した移動量に加算して、刃具位置の機械構造要素の変位
量による指令値よりのずれを補正し、加工精度を向上さ
せた。

〈実　施　例〉 第１図に於て、刃具１はラム２に装着され、主軸頭３の
電動機４により回転され、ヘッド６に取付けられたワー
ク７を）Ｊｎ工″４−る。このとき刃具１の送りは、電
動機１０によりボールスクリュ９を駆動し、テープλし
８及び主軸頭３を装着しているコラム５をＩＨ動じて行
なわれる。電動機１０の制御は、■旨令値１７を、デー
タ読込部１６により読込み、データ解読部１５で解読し
、移動量ＲＶ算部１３及び補正量計算部１４へ送付する
。

補正量計算部１４ではあらかじめ与えられている切削条
件からの切削力による機械構造要素の変位量（例えばラ
ム２や刃具１の突出量と送り分力によるたわみ量）を送
られた指令値により計算して変位量を選出し、移動量計
算部１３で計算した移動量に加算することにより、機械
構造要素の変位量による刃具位置の指令値とのずれを補
正した数値を軸移動制御部１２に入れ制御された指令値
をサーボ増巾器１１で出力電流に変え電動器１０を作動
させる。このように移動量計算部１３で求めた移動量に
、補正量計算部１４で計算した変位量を加算するように
したので機械構造要素の変位が補正された位置に刃具１
を位置制御し、高精度加工を行なうことができる。

〈発明の効果〉 ＮＣ工作機械のたわみ量の補正量を選択し刃具位置か指
令値に合う様補正するため加工精度が大幅に向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の制御装置をＮＣ工作機械とともに示す
構成図である。 図面中、 １は刃具、２はラム、３は主軸頭、４＆ま電動機、５は
コラム、６はベッド、７　Ｉｔワーク、８はテーブル、
９はポールスクリュ、１０＆よ電動機、１１はサーボ増
巾器、１２は軸移動ＩＪ御部、１３は移動量計算部、１
４は補正量計算部、１５はデータ解読部、１６はデータ
読込部、１７は指令値である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 指令値を読み込むデータ読込部と、読み込んだ指令値を
   解読するデータ解読部と、切削条件からの切削力による
   機械構造要素の変位量があらかじめ設定されておりデー
   タ解読部から入力される指令値に対応する変位量を選出
   してこれを補正量として出力する補正量計算部と、デー
   タ解読部から入力される指令値に応じた移動量を計算す
   る移動量計算部と、移動量に補正量を加算した数値を基
   に軸移動指令を出力する軸移動制御部と、を有すること
   を特徴とするたわみ量補正付送り制御装置。