JP2686021B2 - スケジューリング方法 - Google Patents

スケジューリング方法

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JP2686021B2
JP2686021B2 JP18695792A JP18695792A JP2686021B2 JP 2686021 B2 JP2686021 B2 JP 2686021B2 JP 18695792 A JP18695792 A JP 18695792A JP 18695792 A JP18695792 A JP 18695792A JP 2686021 B2 JP2686021 B2 JP 2686021B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定期間内における製造
計画をスケジューリングする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば製鐵所においては、定期的にイン
プットされる注文品情報に応じて10日間前後の製造計
画を立てた上で、当日の操業変動を吸収するため、日
々、これを修正して、それに沿って製造を行っている。
【0003】この製造計画を立案するには、予め上記注
文品情報群の中から同一条件で製造可能な複数の注文品
を集約し、その製造設備に適した単位に区分するロット
編成を行う。そして、その後、その編成した各製造ロッ
トについての製造順番及び製造時期(タイミング)を決
定するスケジューリングを行うものである。
【0004】この製造ロットは、前記の様に多数の注文
品を集約している為に多くの鋼種から成り、また同一ロ
ットであっても、その製造ロットに割り付けられた注文
の量,納期,品質等が異なる事から、製造開始指定期
間,各工程の製造負荷および製造に要する時間が異な
る。
【0005】又、これらを製造する工程には、1日の稼
働休止計画,使用設備の競合,製造内容の変更等に応じ
た準備時間に応じた稼働可能時間帯,製造目標量等、種
々の制約条件があり、24時間フル稼働することは出来
ない。
【0006】このため、製造計画スケジューリングは、
こうした製造開始指定期間,各工程の製造負荷,製造所
要時間等が異なる各製造ロットを、各工程での上記様々
な制約条件を満足させながら、10日間の時刻表に配置
するものであり、作業に熟練を要するとともに、煩雑な
ものであった。
【0007】このような条件下で行う製造計画スケジュ
ーリング方式としては、特開平2−71960号公報に
提案のように、特定の評価項目、例えば製造開始指定期
間,製造工程負荷等、に注目して、製造計画スケジュー
リングの対象となる製造ロットに、その評価項目の満足
度(該当する評価項目に関して最も有効な製造計画を作
成するための製造ロットの配置優先順を定量化したもの
であり、前記評価項目の目標量に近い度合)に応じて優
先度を付け、この優先度順に前記製造ロットを時刻表上
に配置するものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】つまり、上記特開平2
−71960号公報に提案の製造計画スケジューリング
方式は、特定の評価項目に対して満足度が大きい順に製
造ロットを配置する。このため、複数の評価項目を有す
る製造ロットが対象の場合においては、注目した評価項
目に対しては最も有効な製造計画を生成することが出来
るが、他の評価項目については、必ずしも有効な製造計
画でない場合がある。
【0009】このようなスケジュールに沿って製造する
と、例えば、特定の評価項目が製造開始日である場合に
は、納期的には最適な負荷状態で製造を行うことが出来
るが、各工程での負荷状態は過不足が生じて最適な状態
で製造することが出来ず、生産効率が極めて低いものに
なる。
【0010】本発明は、納期および各工程の負荷状態も
満足して良好な生産効率で操業するスケジューリング
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、製造を開始す
るよう指定された期間である製造開始指定期間、製造
るのに必要な工程での製造重量又はチャージ数等の製造
負荷量、該工程での製造所要時間等の製造条件を、各製
造ロット別に設定すると共に、任意の期間をスケジュー
ル対象期間とした際の該スケジュール対象日とこの対象
日別に於ける前記工程の制約条件を設定し、この設定
たスケジュール対象日と各製造ロットの製造開始指定期
間から日程満足度の評価点を算出すると共に前記スケジ
ュール対象日別の各工程の制約条件と各製造ロットが有
する前記製造条件から負荷満足度の評価点を各製造ロッ
ト別に算出し、更に、製造ロット別に、その製造ロット
の製造開始指定期間及び製造に必要な工程での製造負荷
量に対応して所定の評価重み係数を演算し、この重み係
数と前記両満足度の評価点から総合満足度の評価点を算
出し、優先度の高い前記総合満足度評価点を有する製造
ロットを順次前記スケジュール対象日別の時間表上に配
置するスケジューリング方法において、前記優先度の高
い総合満足度評価点を有する製造ロットを前記スケジュ
ール対象当日の時間表上に配置した際、その配置した都
度、前記時間表上に配置した製造ロットを除いた製造ロ
ットに対して前記総合満足度評価点を再計算して各製造
ロットに付し、更に、前記製造ロットを配置した都度、
前記時間表上に配置した製造ロットの合計製造条件が所
定の目標項目を満たすか否をチェックし、前記目標項目
を満たしていない項目が生じるまで前記優先度の高い総
合満足度評価点を有する製造ロットを時間表上に配置
し、該目標項目を満たさない項目が生じると、そのスケ
ジュール対象当日の最後に配置した製造ロットを取り除
いてスケジュール対象当日の製造計画とし、次に、この
製造計画が所定の複数の目標項目を満足しているか否か
をチェックし、満していない項目がある場合にはスケ
ジュール対象当日の製造計画を破棄すると共に、その満
足していない評価項目に対応する各製造ロットの前記
価重み係数を修正した後、再度、総合満足度評価点を求
め、この再度求めた総合満足度評価点を基に前記スケジ
ュール対象当日の製造計画を繰り返し作成し、満足して
いない項目がない場合にはそれをスケジュール対象当日
の製造計画としてその当日のスケジューリングを完了す
ことを特徴とするスケジューリング方法である。
【0012】
【作用】個別満足度算定手段が、製造ロットの製造開始
指定期間および製造負荷量から満足度を算出し、総合満
足度算出手段が、この満足度と製造開始指定期間および
各工程別の負荷量に対応した評価重み係数により上記
(1)式を基にして総合満足度評価点を算出し、製造計画
手段が、この総合満足度評価点を基に優先順位を決定し
てスケジューリングを作成する。これにより、複数の評
価項目、つまり、製造開始指定期間および各工程別の製
造負荷量について同時に満足する確率の高い製造ロット
から順番にスケジュールが定まる。
【0013】更に、チェック手段が、このスケジュール
をチェックし、予め定めた評価項目に対してその目標を
満足しない場合には、当該スケジュールを破棄し、係数
演算手段が、評価重みにより評価重み係数を修正演算
し、これを基に、総合満足度算出手段を介して製造計画
手段が、スケジューリングを再試行する。これにより、
複数の評価項目の中に、相対的に目標を満足すること
(目標達成)が難しい評価項目が存在する場合、その評
価項目の目標達成を他の評価項目の目標達成より相対的
に重視するスケジュールが作成され、操業効率が高いス
ケジュ−ルが実現する。
【0014】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0015】
【実施例】本発明を、前工程に転炉を、後工程に酸洗設
備を有する連続鋳造設備での10日間のスケジューリン
グを行う場合に実施した例について図面を参照して説明
する。
【0016】図1中、1は各製造ロット(同一製造条件
で鋳造可能な鋼種群で組立られた複数チャージ)1〜m
が持つ情報を設定記憶した設定部(デ−タメモリ)であ
る。この情報は、個々の製造ロット1〜m別に製造すべ
き注文品群が既に割り付けられ、その注文品群の納期か
ら、図2に示すように各製造ロット1〜mに、製造開始
指定期間の最早日(製品倉庫等の条件から製造すること
が許される最も早い日)DE1〜DEm及び最遅日(製
造しなければ納期に遅れる最も遅い日)DL1〜DL
m、その製造ロットを鋳造するに要する時間(以下鋳造
時間と称する)H1〜Hmが付与されている。更に、各
製造ロット1〜mを製造するに必要な各工程A〜Cの製
造負荷量A1〜Cmが各々付与されている。
【0017】工程A製造負荷量A1〜Am:各製造ロッ
ト1〜mの、連続鋳造設備に於ける鋳造総チャージ数。
【0018】工程B製造負荷量B1〜Bm: 各製造ロット1〜mの、転炉工程に於ける特別管理材
(特別な製造設備を使用するため、その設備の稼働上の
制約から1日に製造可能な量が制限されている)のチャ
ージ数。
【0019】工程C製造負荷量C1〜Cm:各製造ロッ
ト1〜mの、酸洗設備に於ける処理トン数。
【0020】図1中の2は、10日間のスケジュール対
象期間で、日毎における上記各工程A〜C製造負荷目標
量を設定記憶した設定部(デ−タメモリ)である。この
製造負荷目標量は、図3に示すように、設備能力,仕掛
量及び設備稼働休止計画等から決定した各工程A〜C
の、目標とする1日間の製造負荷量の上限値AU1〜C
U10と下限値AL1〜AL10を表わす。
【0021】図1中の3は、個別日程満足度演算部であ
り、図2に示す各製造ロット1〜mの製造開始指定期間
の最早日DE1〜DEmと最遅日DL1〜DLmから、
図6に示す日程満足度の評価点VD1〜VDmを算定す
る。
【0022】図1中の4は、個別負荷満足度演算部であ
り、各製造ロット1〜mの各工程A〜Cの製造負荷量A
1〜Amと、図3の各工程A〜Cの製造負荷目標量か
ら、図6に示す製造負荷満足度評価点VA1〜VCmを
算定する。
【0023】図1中の5は、各製造ロット1〜m別で、
しかも、製造開始指定期間および各工程A〜Cの製造負
荷別に、評価重み係数WD〜WC(図5)を演算する重
み係数演算部である。
【0024】図1中の6は、上記個別日程満足度演算部
3からの日程満足度の評価点VD1〜VDm,個別負荷
満足度演算部4からの製造負荷満足度の評価点VA1〜
VCm、および、重み係数演算部5からの評価重み係数
WD〜WCにより、図6に示す各製造ロット別の総合評
価点V1〜Vmを演算する総合満足度演算部である。図
1中の7は、製造計画部であり、総合満足度演算部6で
演算した総合評価点V1〜Vmの最高値を有する製造ロ
ットを選出し、予め記憶している10日間の時刻表上に
その選出した製造ロットを配置して、図2に示す製造開
始指定期間の最早日と最遅日の範囲内で、且つ、図3に
示す製造負荷量の上限値と下限値の範囲内になるように
するものである。そして、各日における各工程A〜Cの
製造負荷量合計を、その日に配置された製造ロットの各
工程毎の製造負荷量の合計TA1〜TC10として計算
により求める。
【0025】図1中の8は、製造計画部7に記憶した時
刻表上に、連鋳機(図示せず)の稼働休止の時間帯h1
〜h2 を配置するための連鋳機稼働休止時間を設定する
ための設定部である。
【0026】図1中の9は、チェック部であり、上記製
造計画部7で決定した10日間の時刻表に配置した各製
造ロットが、下記(A)および(B)の制約条件を満足
しているか、また下記(a)〜(d)の充足条件を満足
しているかをチェックするものである。
【0027】以下、図4の時刻表上の第1日目をスケジ
ュール対象日とした場合の、スケジューリング実行手順
について述べる。
【0028】(1) 設定部1に、スケジュール対象となっ
ている製造ロット1〜mと、その製造ロット1〜m別の
製造開始指定期間の最早日DE1〜DEm,最遅日DL
1〜DLmおよび各製造負荷量A1〜Cmを各々設定す
る。設定部2には、各工程A〜C別の製造負荷目標量の
上限AU1〜CU10および下限AL1〜CL10を設
定する。設定部8には、連鋳機の稼働休止の時間帯h1
〜h2 を設定する。
【0029】(2) 更に、重み係数演算部5に於いて、各
製造ロット1〜mの製造開始指定期間,工程A製造負荷
量,工程B製造負荷量、および、工程C製造負荷量、の
各評価重み係数WD,WA,WBおよびWCを全て同一
の値とする。
【0030】(3) 設定部1に記憶した前記各製造ロット
1〜mの製造開始指定期間の最早日DE1〜DEmおよ
び最遅日DL1〜DLmを、個別満足度演算部3に入力
する。そして、この個別満足度演算部3に於いて、製造
ロット1〜mの全てに対して、前記入力した製造開始指
定期間を基にして個別満足度の評価点VD1〜VDmを
算定する。
【0031】即ち、図2中の製造開始指定期間の最早日
DE1〜DEmがスケジューリング対象日の第2日目以
降である製造ロットに対しては個別満足度の評価点を零
とし、最早日DE1〜DEmがスケジューリング対象日
の第1日目又はそれ以前である製造ロットに対してはそ
の製造ロットの最遅日DL1〜DLmが第1日目に近い
ほど個別満足度の評価点を高くする。
【0032】(4) 次に、前記設定部1に記憶した各製造
ロット1〜mが有する各工程A〜C別の製造負荷量A1
〜Cmと、設定部2に記憶した各工程A〜C別の製造負
荷目標量の上限AU1〜CU10および下限AL1〜C
L10を、各々個別満足度演算部4に入力する。そし
て、該個別満足度演算部4において、この両入力情報か
ら前記スケジューリング対象日の第1日目に於ける工程
Aの製造負荷量に関する個別満足度の評価点VA1〜V
Am(図6)を算定する。
【0033】即ち、ある製造ロットを第1日目に配置す
ることにより、工程Aの製造負荷量が、図2の第1日目
の工程Aの製造負荷目標量の上限値を越える場合には、
その製造ロットに対しては個別満足度の評価点を零と
し、製造負荷量が製造負荷目標量の上限値以下に収まる
ものにおいては、その製造ロットに対して製造負荷量が
製造負荷目標量の上限値と下限値の中間値に近いほど個
別満足度の評価点を高くする。
【0034】(5) 工程B及び工程Cの製造負荷量につい
ても、工程Aと同様の方法で製造負荷量に関する個別満
足度の評価点VB1〜VBm及びVC1〜VCmを各製
造ロット1〜m毎に算定する。
【0035】(6) 更に、上記個別満足度演算部3からの
製造開始指定期間を基にして算定した個別満足度の評価
点VD1〜VDmと、個別満足度演算部4からの製造負
荷目標量に関する個別満足度の評価点VA1〜VAmを
総合満足度演算部6に入力する。
【0036】該総合満足度演算部6は、入力した各評価
点VD1〜VDmおよびVA1〜VAmが零でない(以
下単に非零と称す)製造ロットを抽出し、その製造ロッ
トについて、下記(2)式により、総合満足度の評価点V
1〜Vmを算出する。
【0037】 Vi=(WD×VDi)+(WA×VAi)+(WB×VBi) +(WC×VCi) ・・・(2) (但し、i=1〜m)この結果を図6に示す。
【0038】そして、この算出した評価点V1〜Vmを
製造計画部7に出力する。
【0039】(7) 製造計画部7は、該製造計画部7に記
憶している図4に示す時刻表上に、前記設定部8から入
力した連鋳機の稼働休止の時間帯h1 〜h2 を配置す
る。
【0040】更に、前記総合満足度演算部6から入力し
た評価点V1〜Vmの中で、最も高い総合満足度の評価
点を有する製造ロット(例えば製造ロット2)を選定し
て図4の第1日目の第1番目S1に配置する。
【0041】(8) この配置が完了するとチェック部9が
動作し、時刻表上に配置した製造ロット2の鋳造時間帯
2 が既に配置している稼働休止時間帯h1 〜h2 とラ
ップしないかをチェックする。そして、この両者がラッ
プしない場合にはチェック部9は製造計画部7を介して
上記個別満足度演算部4に前記第1番目S1に製造ロッ
ト2の配置を指示すると共に第2番目S2の製造ロット
配置指令Xを行う。
【0042】(9) これにより個別満足度演算部4は、上
記第1日目の第1番目S1に配置した製造ロット2を除
いた各製造ロット1および3〜mについて、再度、前記
(4)項および(5)項と同様に、第1日目の各工程A〜C製
造負荷目標量に対する個別満足度の評価点を算定する。
そして、総合満足度演算部6は、この評価点と前記個別
満足度演算部3で算定した製造開始指定期間に対する個
別満足度の評価点について、上記(6)項と上記(2)式を用
いて総合満足度の評価点Viを求める。
【0043】(10) そして、製造計画部7は、最も高い
総合満足度の評価点Viを有する製造ロット(例えば製
造ロット3)を、図4の時刻表上の第1日目の第2番目
S2に配置する。
【0044】そして、この配置が完了すると、上記各製
造ロット2および3の各鋳造時間帯の合計HA=H2+
H3を算定する。更に、工程Aの負荷合計TA1=A2
+A3,工程Bの負荷合計TB1=B2+B3および工
程Cの負荷合計TC1=C2+C3を算定する。
【0045】(11) この算定結果と設定部2および8か
ら入力した情報を基に下記(A)および(B)について
確認する。これはチェック部9が行なう。
【0046】(A)合計鋳造時間帯HAがその日の時間
範囲内に収まる。
【0047】(B)各工程別の負荷量合計TA1,TB
1およびTC1が各工程A〜Cの製造負荷目標量の上限
AU1,BU1およびBU1を各々越えていない。
【0048】(12) 製造計画部7はこの確認結果に基づ
いて、上記(A)および(B)を同時に満足するものが
無くなるまで、総合満足度評価点Viの高い順番に製造
ロット1〜mを順次前記時刻表上に配置する。
【0049】(13) 上記(12)項の結果、上記(11)項の
(A)を満足するものがなかったことをチェック部9が
検知するまで行い、チェック部9がこれを検知すると製
造計画部7は、時刻表上に最後に配置した製造ロットを
取り除き、第1日目の時刻表の作成を完了する。
【0050】尚、総合満足度の評価点を計算する際に、
個別評価点が全て非零である製造ロットが存在しない状
態が発生した時は、その時点で第1日目の製造計画スケ
ジューリングを終了する。
【0051】(14) 更に、チェック部9は製造計画部7
で第1日目の時刻表作成が完了した時点で、下記(a)
〜(d)の目標項目についての満足可否のチェックを行
う。
【0052】(a) スケジューリング対象の製造ロッ
ト群の中で、その製造開始日期間からみて第1日目まで
に組み込まなければならない製造ロットは、全て組み込
まれている。時刻表上の第1日目に組み込んではいけな
い製造ロットが組み込まれていない。
【0053】(b) 第1日目の工程Aに対する累積負
荷量TA1が、製造負荷目標量の上限AU1〜下限AL
1の範囲内にある。
【0054】(c) 第1日目の工程Bに対する累積負
荷量TB1が、製造負荷目標量の上限BU1〜下限BL
1の範囲内にある。
【0055】(d) 第1日目の工程Cに対する累積負
荷量TC1が、製造負荷目標量の上限CU1〜下限CL
1の範囲内にある。
【0056】(15) 前記(14)項において、(a)〜
(d)の目標項目が全て満足されていれば、第1日目の
製造計画スケジューリング結果を確定した後、第2日目
を製造計画立案対象日として、上記第1日目に固定配置
した製造ロットを除いた製造ロットに付いて前記(2)項
〜(14)項の処理を繰り返す。
【0057】(16) 前記(14)項において、(a)〜(d)
の目標項目の中で満足されていないものがあれば、チェ
ック部9は製造計画部7に対して組替え指令Y1を出力
する。かくして、計画部7は第1日目の製造計画スケジ
ューリング結果の全てを破棄して、上記(3)項〜(14)項
の処理を繰り返し、再び第1日目の第1番目S1からの
製造計画スケジューリングを行う。
【0058】この際、上記(16)項の再スケジューリング
に先立って、評価重み係数演算部5は、チェック部9か
らのチェック結果を入力して、上記(a)〜(d)の内
で満足していない目標項目に対応する評価重み係数WD
〜WCの修正演算を行う。
【0059】すなわち、(a)が満足していなければ製
造開始指定期間の評価重み係数WDを、(b)が満足し
ていなければ工程Aの製造負荷量の評価重み係数WA
を、(c)が満足していなければ工程Bの製造負荷量の
評価重み係数WBを、また、(d)が満足していなけれ
ば工程Cの製造負荷量の評価重み係数WCを、各々大き
くする。また、反対に、満足している前記目標項目に対
応する評価重み係数WD〜WCを各々小さくする。
【0060】(17) 上記(2)項〜(16)項の処理を、10日
間の製造計画スケジューリングが完了するまで繰り返し
実行する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、総合満
足度評価点の最も高い製造ロットを持間表上に選択配置
する毎に各評価項目重み係数とその時点の目標量満足度
に基づいて残りの全ての製造ロットについての目標満足
度を逐次再計算すると共に、スケジュール対象日のスケ
ジューリング結果に基づいて各評価項目重み係数を修正
して再試行を実施することにより、全ての評価項目につ
いて製造計画目標を達成する製造計画スケジューリング
結果が得られ、納期的にも満足し、しかも、各工程の負
荷状態も過不足なく均衡のとれたものとなり、生産効率
良く操業することが可能となる。
【0062】更に、スケジューリング対象となる製造ロ
ットの全数を時間表上に配置することなく、優先順位の
高い(総合満足度評価点の高い)製造ロットを順番に時
間表上に配置することから、短時間にしてスケジューリ
ングを行うことが可能となる等の多大な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す設定部1にメモリされている、前
提条件となる製造ロットが持つ情報を表わす平面図であ
る。
【図3】 図1に示す設定部2にメモリされている、設
定された各工程の製造負荷目標量を表わす平面図であ
る。
【図4】 図1に示す製造計画部7が作成する製造計画
スケジュールを示す平面図である。
【図5】 図1に示す評価重み係数演算部5が算出し、
総合満足度演算部6が、各製造ロットの総合満足度の評
価点を計算する際に使用する評価重み係数を表わす平面
図である。
【図6】 図1に示す総合満足度演算部6が計算した、
各製造ロットについての個別満足度の評価点および総合
満足度の評価点を表わす平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−13548(JP,A) 特開 平3−221358(JP,A) 特開 平3−239460(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製造を開始するよう指定された期間である
    製造開始指定期間、製造するのに必要な工程での製造重
    量又はチャージ数等の製造負荷量、該工程での製造所要
    時間等の製造条件を、各製造ロット別に設定すると共
    に、任意の期間をスケジュール対象期間とした際の該ス
    ケジュール対象日とこの対象日別に於ける前記工程の制
    約条件を設定し、この設定したスケジュール対象日と各
    製造ロットの製造開始指定期間から日程満足度の評価点
    を算出すると共に前記スケジュール対象日別の各工程の
    制約条件と各製造ロットが有する前記製造条件から負荷
    満足度の評価点を各製造ロット別に算出し、更に、製造
    ロット別に、その製造ロットの製造開始指定期間及び製
    造に必要な工程での製造負荷量に対応して所定の評価重
    み係数を演算し、この重み係数と前記両満足度の評価点
    から総合満足度の評価点を算出し、優先度の高い前記総
    合満足度評価点を有する製造ロットを順次前記スケジュ
    ール対象日別の時間表上に配置するスケジューリング
    において、前記優先度の高い総合満足度評価点を有する製造ロット
    を前記スケジュール対象当日の時間表上に配置した際、
    その配置した都度、前記時間表上に配置した製造ロット
    を除いた製造ロットに対して前記総合満足度評価点を再
    計算して各製造ロットに付し、更に、前記製造ロットを
    配置した都度、前記時間表上に配置した製造ロットの合
    計製造条件が所定の目標項目を満たすか否をチェック
    し、前記目標項目を満たしていない項目が生じるまで前
    記優先度の高い総合満足度評価点を有する製造ロットを
    時間表上に配置し、該目標項目を満たさない項目が生じ
    ると、そのスケジュール対象当日の最後に配置した製造
    ロットを取り除いてスケジュール対象当日の製造計画と
    し、次に、この 製造計画が所定の複数の目標項目を満足
    しているか否かをチェックし、満していない項目があ
    る場合にはスケジュール対象当日の製造計画を破棄する
    と共に、その満足していない評価項目に対応する各製造
    ロットの前記評価重み係数を修正した後、再度、総合満
    足度評価点を求め、この再度求めた総合満足度評価点を
    基に前記スケジュール対象当日の製造計画を繰り返し作
    成し、満足していない項目がない場合にはそれをスケジ
    ュール対象当日の製造計画としてその当日のスケジュー
    リングを完了することを特徴とするスケジューリング
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