JP2683993B2 - ペプチドの製造方法 - Google Patents

ペプチドの製造方法

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正明 吉川
英雄 千葉
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大豆蛋白質起源の生理
活性ペプチドの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品蛋白質起源のペプチドには多様な生
理活性を有するものがあることが知られており、食品起
源で生体に対する安全性が期待できることから種々の研
究がなされている。このうちの一つとして貪食作用(フ
ァゴサイトシス)が知られている。生体内に細菌等の外
的異物が侵入してきた場合、マクロファージや好中球に
よる異物の貪食作用は生体防御の初発反応として重要で
ある。このファゴサイトシスを活性化するペプチドとし
ては、生体内で免疫グロブリンから派生するタフトシン
( Tuftsin:Thr-Lys-Pro-Arg )およびリギン( Rigi
n:Gly-Gln-Pro-Arg )が知られている。本発明者らは
先に、これらに類似の構造を持つ大豆グリシニンA1a
ブユニットに含まれているペプチド:Gln-Arg-Pro-Arg
がマクロファージの貪食能を高めることについてその合
成ペプチドを用いて証明し、新規なペプチドとして報告
した(特開平1-249800号公報)。
【0003】しかして、食品蛋白質起源の生理活性ペプ
チドは、内因性生理活性ペプチドと比較して意外な構造
−活性相関を示す物質が多いことおよび複数の機能を有
するペプチドが多いことから、ペプチドの構造からその
有する機能については予測できないとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記ペプ
チドについて更に研究を進めた結果、マクロファージの
賞食能を高める作用の他に更に優れた生理活性を有する
ことを見いだした。本発明は、この有用なペプチドの酵
素分解法による新規な製造方法を提供せんとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、次式I: Gln−Arg−Pro−Arg (I) (式中、Glnはグルタミン、Argはアルギニンおよ
びProはプロリンを表す。)で表されるペプチドを製
造するにあたり、大豆蛋白質をトリプシンで消化し、得
られた消化物をオクタデシルシリル(ODS)カラムお
よびフェニルカラムによる高速液体クロマトグラフィー
によって分画して次式: His−Cys−Gln−Arg−Pro−Arg で示されるペプチドを得、該ペプチドにプロナーゼを加
えてインキュベーションし、分画することによって上記
式Iで表されるペプチドを得ることを特徴とする方法で
ある。
【0006】本発明の有効成分であるペプチド:Gln-Ar
g-Pro-Arg (以下、QRPRと略記する。)は、前記特
開平1-249800号公報に記載したようにペプチド化学合成
法によって合成することができる他、大豆蛋白質などの
上記式Iのアミノ酸配列を含む蛋白質より酵素加水分解
によって得ることもできると考えられるが、その方法に
ついては知られていなかった。本発明者は酵素加水分解
法による新規な製法を見いだした。それ故、本発明は上
記ペプチドの新規な製造方法をも提供するものである。
【0007】本発明の酵素加水分解法は、大豆蛋白質を
トリプシンで消化し、得られた消化物をオクタデシルシ
リル(ODS)カラムおよびフェニルカラムによる高速
液体クロマトグラフィー(HPLC)によって分画して
次式:His-Cys-Gln-Arg-Pro-Arg で示されるペプチドを
得、該ペプチドにプロナーゼを加えてインキュベーショ
ンし、分画することを特徴とする。
【0008】
【製造例】以下に本発明のペプチドの製造例の一例を示
す。 製造例 酵素消化によるHis-Cys-Gln-Arg-Pro-Arg (HCQRP
R)およびGln-Arg-Pro-Arg (QRPR)の調製:以下
に調製法の概要を図式で示す。
【0009】 大豆タンパク質 ───────── ↓ トリプシン消化 ↓ HPLC(ODS−カラム) ↓ HPLC(フェニルカラム) ↓ HPLC(シアノプロピルカラム) ↓ HCQRPR HCQRPR ──────── ↓ プロナーゼ消化 ↓ HPLC(ODS・カラム) ↓ QRPR
【0010】単離工程:大豆蛋白質消化物からのHis-Cy
s-Gln-Arg-Pro-Arg (HCQRPR)の単離 分離大豆蛋白質2gを32ml水に溶解しpH7.0 に調整後、
3000rpm 30分の遠心により不溶物を除去した。30分間煮
沸の後、16mgのトリプシンを添加し、37℃、5時間の消
化を行った。さらに10分間煮沸の後、10,000rpm., 10分
の遠心上清をトリプシン消化物とした。上記消化物に1
%となるよう2−メルカプトエタノールを添加し、その
50mg蛋白質相当量を 0.1%トリフルオロ酢酸で平衡化し
たODS−カラム(Cosmosil5C18、20×250mm 、ナカ
ライテスク製)にロードし、 0.1%トリフルオロ酢酸を
含むアセトニトリルの直線的濃度勾配(1%/10ml/mi
n )により展開した。
【0011】HCQRPRは16〜17%アセトニトリルで
溶出した画分に含まれているが、他のペプチドも共存す
るので、さらにフェニルカラム(Cosmosil 5Ph、 4.6
× 250mm、ナカライテスク製)、次いでシアノプロピル
カラム(Cosmosil 5CN、4.6× 250mm、ナカライテ
スク製)により精製し、HCQRPRを得た。なお両カ
ラムは 0.1%トリフルオロ酢酸を含むアセトニトリルの
直線的濃度勾配(1%/1ml/min )によって展開し
た。HCQRPRはフェニルカラムおよびシアノプロピ
ルカラムからそれぞれ13%および 4.7%のアセトニトリ
ルによって溶出された。分離大豆蛋白質からのHCQR
PRの収率は0.06%であった。大豆蛋白質トリプシン消
化物のODS−カラムによる分画の吸光度のチャートを
図1に、ODS−カラム画分のフェニルカラムによる分
画のチャートを図2に、そしてフェニルカラム画分のシ
アノプロピルカラムによる分画のチャートを図3に示
す。各チャート中にAで示した画分にHCQRPRは回
収される。
【0012】酵素変換工程:HCQRPRからQRPR
への酵素変換 10mgのHCQRPRを50mMトリス−塩酸緩衝液(pH 7.
5)15mlに溶解し、3mgのプロナーゼを添加、37℃で5
時間のインキュベーションを行い、塩酸を加えpH2とし
た後、ODS−カラム(Cosmosil 5C18-AR , 4.6 ×
150mm 、ナカライテスク製)による分画を行った。展開
液は図1の場合と同じ。ODS−カラムによる分画のチ
ャートを図4に示す。理論収率の80%の効率でQRPR
の純品が得られる。
【0013】
【試験例】以下、本発明のペプチドの各作用について説
明する。 試験例1:好中球の集積作用 7週令の雄 ddYマウスの腹腔内に3mgのペプチドを投与
し1日後の腹腔内細胞を採取し、ディフクイック(ミド
リ十字製)にて染色後、好中球の割合を顕微鏡により算
定した。結果を表1に示す。
【0014】
【0015】試験例2:ファゴサイトシスの測定 7週令のddY 雄マウスに3mgのペプチドを腹腔内投与し
3日後に腹腔内細胞を回収し、それにオイルレッドを含
むパラフィンエマルジョンを1/10量加えて反応を開始
し、5分後、氷冷した生理食塩水を加え、反応を止め
る。遠心後、ペレットにパラジオキサンを加え、細胞に
取り込まれた色素を抽出する。その色素量を 524nmと 6
00nmの吸光度から測定し、その差より、ファゴサイトシ
ス量を評価した。なお、 600nmの吸光度は濁度の補正で
ある。結果を表2に示す。
【0016】
【0017】試験例3:活性酸素産生能の測定 活性酸素産生および測定の仕組みを図式1および2に示
す。活性酸素は、図式1に示すように、食細胞内でHM
P経路から供給されるNADPHにより酸素が還元さ
れ、作られる。そして、活性酸素は試験管中で、チトク
ロムCを定量的に還元するので、その還元量を吸光度計
で吸光度(OD)を測り、活性酸素産生量を決定した。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】図式2に示すように、細胞に異物であるザ
イモサン(酵母の細胞壁)をオプソニン化したものと、
チトクロムCを加えて反応を開始し、15分後氷水中に入
れ、反応を止める。遠心後、上清の 550nmと 468nmの吸
光度を測定し、その差から活性酸素産生量を計算した。
計算式は以下のようになる。 [O2 -]=A/ε・2×10-3・500/400 [μmol /2×106 ・15min ] ε=0.0245より =102・A[nmol/2×106 ・15min ] なお、A:吸光度 結果を表3に示す。
【0021】
【0022】試験例4:腫瘍壊死因子(TNF)レベル
の上昇作用の測定 7週令の雄C3H/Hcマウスにペプチドを静脈内また
は経口投与し、3時間後に 0.3mgのピシバニール(OK
−432)を静脈内投与した。さらに2時間後に採血
し、血清中のTNFレベルをラジオイムノアッセイによ
り測定した。結果を表4に示す。本発明のペプチドは経
口投与において特に効果を示す。
【0023】
【0024】試験例5:腹水ガンに対する抑制作用 ペプチド3mgと1×105 個のL−1210細胞を6週令の雄
のDBA/2マウスの腹腔内に投与し、マウスが腹水ガ
ンで死亡するまでの日数を測定した。1群は5または6
匹とした。生存日数を表5に示し、生存率を図5に示
す。
【0025】 コントロール(生理食塩水)との差異はあまり大きくな
いが、腹水ガン抑制作用を持つとされているタフトシン
と同程度の作用を示す。
【0026】試験例6:免疫増強作用 10匹1群のマウスに生理食塩水に溶解したペプチドを腹
腔内投与し、1時間後にキャンディダ・アルビカンス
( Candida albicans )菌を対照群の10日後の致死率が
90〜100 %になるような菌数を静脈内に接種し、10日後
の生存数で免疫増強作用を判定した。結果を表6に示
す。
【0027】
【0028】
【発明の効果】上記の各結果からわかるように、本発明
のペプチドは免疫系賦活作用を有することから種々の疾
病の医薬組成物として使用できる。また、本発明の酵素
加水分解法によれば得られるペプチドは食品蛋白質を起
源とするため安全性が充分に期待できる。本発明のペプ
チドは使用にあたり、それ自体でまたは製薬上使用され
る担体および助剤と共に適当な剤形に調製して経口また
は静脈内投与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】大豆蛋白質トリプシン消化物のODS−カラム
による分画の吸光度のチャート。
【図2】ODS−カラム画分のフェニルカラムによる分
画の吸光度のチャート。
【図3】フェニルカラム画分のシアノプロピルカラムに
よる分画の吸光度のチャート。
【図4】酵素変換によって得られたQRPRのODS−
カラムによる分画の吸光度のチャート。
【図5】腹水ガンに対する抑制作用(生存率)を示すグ
ラフである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆蛋白質をトリプシンで消化し、得ら
    れた消化物をオクタデシルシリル(ODS)カラムおよ
    びフェニルカラムによる高速液体クロマトグラフィーに
    よって分画して次式:His−Cys−Gln−Arg
    −Pro−Argで示されるペプチドを得、該ペプチド
    にプロナーゼを加えてインキュベーションし、分画する
    ことを特徴とする次式I: Gln−Arg−Pro−Arg (I) で表されるペプチドの製造方法。(上記式中、Hisは
    ヒスチジン、Cysはシステイン、Glnはグルタミ
    ン、ArgはアルギニンおよびProはプロリンを表
    す。)
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