JP2683664B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JP2683664B2
JP2683664B2 JP3038665A JP3866591A JP2683664B2 JP 2683664 B2 JP2683664 B2 JP 2683664B2 JP 3038665 A JP3038665 A JP 3038665A JP 3866591 A JP3866591 A JP 3866591A JP 2683664 B2 JP2683664 B2 JP 2683664B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像処理装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】従来の画像上の色変換すべき色を色変換
後の色に変換する際には、色変換すべき色を1種類又は
複数の所定のフィルタを用いて検出し、検出された色に
応じた像を1種類又は複数の現像色を組み合わせること
で生成した変換後の色により像形成することで色変換を
行っていた。 【0003】もしくは、あらかじめ色変換すべき色と色
変換後の色の組み合わせに応じてフィルタと現像色の組
み合わせが記録されたプログラムカードを色変換の種類
に応じたて複数枚用意しておき、ユーザーはその中から
所望の色変換が記録されたプログラムカードを選択しカ
ラー画像処理装置にカードを挿入することによって色変
換を行っていた。 【0004】 【発明が解決しようとしている課題】しかしながら従
来、色変換処理を行う際、現像色とフィルタの組み合わ
せによる色に関する知識及び複写機の構成について専門
知識を持った熟練した操作者でないと所望の色変換を正
確に行うことはできなかった。また、色変換処理のため
のプログラムカードにより処理を行うとしても色変換の
種類に応じて複数種類のカードが必要となり所望のカー
ドを選択するにも非常に煩わしく使い勝手が悪かった。
更に色変換処理により色変換しようとしても、操作者の
所望とする色が選択可能に用意されていない場合、操作
者は所望の色への変換ができなかった。 【0005】本発明は上述の問題点に鑑みたカラー画像
処理装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明は、複数の色を選択可能とすべく同時に表示
する表示部を備え、該複数の色から色変換する色もしく
は色がつかない状態で像形成されるべき色を設定する第
1の設定手段(実施例では第2図、ORGKおよび段落番
号19に相当)複数の色を選択可能とすべく同時に表示
する表示部を備え、該複数の色から色変換後の色もしく
は色がつかない状態の像形成を設定する第2の設定手
段、(実施例では第2図、COPYK、段落番号19に
相当)前記色変換する色として前記第1の設定手段にお
ける複数の色から任意色をマニュアル設定し、前記色変
換後の色として前記第2の設定手段における複数の色か
らの任意色をマニュアル設定することに応じて、設定さ
れた前記色変換する色と色変換後の色の組み合わせを識
別可能とする表示を行う第1の表示手段、(実施例では
第2図、Rrの表示および段落番号19、22に相当)
前記第1の設定手段における複数の色からの任意色のマ
ニュアル設定と、前記第2の設定手段による前記色がつ
かない状態の像形成の設定に応じて、前記第1の設定手
段により設定された前記色がつかない状態で像形成され
るべき色を識別可能とする表示を行う第2の表示手段、
(実施例では、段落番号20、24、25に相当)前記
色変換する色として前記第1の設定手段における複数の
色から任意色をマニュアル設定し、前記色変換後の色と
して前記第2の設定手段における複数の色からの任意色
をマニュアル設定した場合には、前記第1の表示手段に
識別可能に表示された色変換する色と色変換後の色の組
み合わせに従って、カラー原稿を色変換したカラー画像
を形成し、前記第1の設定手段における複数の色からの
任意色のマニュアル設定と、前記第2の設定手段による
前記色がつかない状態の像形成の設定が行われた場合に
は、第2の表示手段に識別可能に表示された色がつかな
い状態で像形成されるべき色に従い、カラー原稿上の前
記色がつかない状態で像形成されるべき色を消したカラ
ー画像を形成するカラー画像形成手段(図25)を有する
カラー画像処理装置であって、前記第1の設定手段にお
ける複数の色からの任意色のマニュアル設定と、前記第
2の設定手段のマニュアル設定の両方が設定されない
と、行われていない設定を待っている(実施例では、段
落番号42)ことを特徴とする。 【0007】 【実施例】次の実施例では第30図に本発明の構成が示
されるが、以下の説明においてはまず本発明の理解を助
けるための構成について説明する。 【0008】減色法による色再現は現像剤Y、M、Cを
基本とし、これらを混色することによって、赤(YとM
の混色)緑(YとCの混色)青(MとCの混色)黒(Y
とMとCの混色)が得られる事は周知である。又色の量
によって明度が変わり混色する場合は夫々の混色比によ
って色相が変化する事も周知である。 【0009】カラー複写機の場合原稿の色の明度に応じ
た潜像電位となり、これを現像すれば原稿の明度に応じ
た明度のコピーになり、混色の場合は夫々の混色比に応
じた潜像電位になって、これを夫々現像すれば、同じ混
色比を持つ色になる。従って色変換を考える場合は色相
のみ考慮すれば十分である。ここでは、混色系の色につ
いては色々な混合比の色が考えられて記述に不便だから
標準の混合色について考えて、 標準の赤色…YとMの等量混色(以下R又はYMと記
す) 標準の緑色…YとCの等量混色(以下G又はYCと記
す) 標準の青色…CとMの等量混色(以下V又はCMと記
す) 標準の黒色…YとMとCの等量混色(以下Bk又はYM
Cと記す)とする。 【0010】これは理想的な場合であり実際には現像剤
の光反射特性の関係もあって必ずしも等量の混色とは云
えないが、その場合でも多少、どちらかヘシフトするだ
けだから実用的にこう考えて差し支えない。 【0011】又標準の赤に更に Yを加えた色(通常オレンジ色)をRY=YYM、 Mを加えた色(通常紅色)をRM=YMM、 標準の緑に更に Yを加えた色(通常黄緑)をGY=YYC、 Cを加えた色(通常深緑)をGC=YCC、 標準の青に更に Cを加えた色(通常ぐんじょう色)をVC=MCC、 Mを加えた色(通常赤紫)をVM=MMC と書く事にする。 【0012】次に原稿の色としてM、R、Y、C、G、
V、Bkを考え、これを色分解フイルタで色分解露光し
たとき感光層に潜像が出来る場合を示すと下の第1表の
様になる。 【0013】 【表1】 即ち、この第1表の中で潜像が出来る所を適当な現像剤
で現像すれば色変換が可能であり、潜像の出来ない所は
“色がつかない”状態、即ちコピーされない。原稿の1
色を変換する例を上げると下の第2表のようになる。 【0014】 【表2】第2表において例1〜4はR→Gに変える変換を示す。
第2表からも分かるように、フイルタと現像色の組合せ
が変っても変換は同じである。 【0015】例5はRからV、例6はRからC、例7は
RからMR、例8はBkからRへの変換である。 【0016】次に原稿の特定の色を或る色に変換すると
他の原稿の色がどの様に変化するかを、R→Gの変換に
ついて調べると下の第3表の様になる。Xは色なしであ
る。 【0017】 【表3】 R→Gの変換は上記の第1工程、第2工程のみで一応目
的を達しているが、これに第3工程として赤フイルタで
色分解露光、現像してもR→Gの変換には関係ないの
で、これを追加すると以下の第4表のごとく、更に種々
の変換色の組合せが得られる。 【0018】 【表4】以上の例から次の事が云える。 (1)原稿の色の中の1つA色をB色に変換する色分解
フイルタと現像色の組合せは1種類とは限らない。従っ
て、A色→B色の変換だけを指定する場合は、この組合
せの中の適当なものを選んでかまわない。 (2)原稿の色の中の1つのAをBに変換する事を第1
指定とした時、原稿の他の色が変わり得る色には制限が
あるが、その制限内に於いて、第2の指定をする事は可
能である。 (3)色分解フイルタと現像色の組合せを決定するば原
稿の色が何色に変換するかは決まる。 (4)色分解フイルタを選択する事によって、原稿の中
のある色を抜く事が可能である。 【0019】本発明は以上の点から色変換の為の表示手
段を図2の如く構成する。 (A)原稿の色指定ボタンORGK(M、R、Y、G、
C、V、Bk選択ボタン)と変換される色の指定ボタン
COPYK(M、MMY、R、MYY、Y、G、YC
C、C、V、CMM、Bkの選択ボタン)及び“色を抜
く”“即ち色がつかないという事を意味する“NON”
というボタンをマトリツクスに組み、その交点に表示手
段(発光ダイオード)を配置する。 (B)原稿の色の中の1色を或る色に変換する為に原稿
の該当する指定ボタンORGKと変換色の該当する指定
ボタンCOPYKを押すと、その交点にある表示手段が
点灯し、更に指定外の原稿の色の変換可能な変換色を全
て表示するようにする。 【0020】この時“色がつかない”事があればNON
の個所にも点灯するようにする。 【0021】第2、3図は表示器の表示例である。 【0022】例えばR→Gの変換を第1に指定すると図
2のR rの表示がつき、更にR→Gの変換可能な種々な
色分解フイルタと現像色の組合せによってR以外の色が
変換される色例えば〔M→G、C、Y、X、〕〔Y→
G、X、Y、C、〕〔G→G、X、Y、C、YYC、B
k、YCC、M、R、V、〕〔C→X、Y、M、C〕
〔V→X、G、C、Y、M、YCC、Bk、YYC、
V、R〕〔Bk→G、YYC、Bk、YCC〕を全て表
示する。 (C)第1の色の変換指定((B)の状態)し、そこで
表示された変換色の範囲内で更に第2の色の変換を指定
すると、第1及び第2の指定の所に1つだけ表示がつ
き、他の指定外の原稿色の所は、第1及び第2の変換を
満足する、色分解フイルタと現像色の組合せで変換可能
となる変換色を全て表示するようにする。例えば第1の
変換としてR→G、第2の変換としてG→Yを指定する
とまずR→Gの変換指定で図2に示す表示がされ、次い
でG→Yの指定をすると図3のG5の表示のみ残って、
残りのG1〜G14(図3)の表示は消え、指定以外で
は〔M→C、G〕〔Y→Y、X〕〔C→X、Y〕〔V→
C、YYC、G〕〔Bk→G、YYC〕を表示する。 (D)変換指定を順次同様に行ない、最終的に各“行”
(各オリジナル色)に1つの表示がなされた時、変換指
定は終了し、そのときの色分解フイルタと現像色の組合
せを表示するか又はその組合せ信号により、複写機のプ
ロセスを自動的に制御するようにする。図4、図8はフ
イルタと現像器の組合せ表示器である。図8において左
から順に1行程、2行程、3行程における表示器で各々
16ヶの発光ダイオード81で図4のようにマトリクス
状に構成されている。 (E)変換指定毎に、指定終了の指令(図27DPY1
65)を与えると、そこまでの変換色指定を満足する色
分解フイルタと現像色の組合せを任意に選択して、それ
を表示し、又、その信号により、複写機のプロセスを自
動的に制御するようにする。この機能は、原稿の色が1
色とか2色の様に少ない場合とか、1つの色だけ変換出
来れば良いという時に極めて便利なものである。 【0023】上記の如く構成された色変換の表示、制御
系に於いてはユーザにとって第1の色変換を指定した時
に、他の色が何色に変るかすぐ理解出来ると共に、第
2、第3の色変換・指定も極めて容易に出来、又希望の
色だけ変換出来れば良い場合には変換指定の途中の段階
で指定終了の指令を与える事により、選択のむだをはぶ
く等極めて使用の便が良く、利用価値の高いものであ
る。又変換色指定ボタンの中“NON”は必ずしも必要
としない(この時は“行”の表示がつかない事で表わし
得る)が、これを特に設ける意味は次の様である。 【0024】即ち“NON”を指定すると、その原稿の
色は“色がつかない”状態でコピーされる。即ちその部
分は普通白地のままであるから、別に色を塗る事が出来
るのである。 【0025】例えばR→Gを第1の優先の指定とした時
Cは色としてはY、M、Cにしか変換出来ない。しか
し、RとかGにしたい場合が考えられる。この時にC→
NONの指定を行って、Cの部分を“色のつかない”状
態でコピーして、後から希望の色を塗布することが可能
となり、グラフイツクデザイン等の分野に於いて利用範
囲を1層広げ、極めて有用なものである。 【0026】又、第3表、第4表に示したように本発明
の実施例は指定された変換に対して3工程必要な場合、
2工程必要な場合とが示されている。又、ある種の変換
指定の場合1工程のみで変換が実現できる場合もある。
このような場合最も工程の少ないものを選んでプロセス
を実行するように制御するものである。 【0027】以上は電子写真法を用いた色変換に対して
述べたものであるが、カラー印刷分野に於いても、減色
法によって色を作って居り、この色変換装置が極めて有
効である。 【0028】以下以上の表示を実現するための制御回路
について具体的に説明する。 【0029】図5は4ビツト並列処理のマイクロコンピ
ユータを用いた色変換設定装置例である。図中点線内は
周知のCPU(日電社製μ−COM4)であり、ROM
−1はキー入力から選択表示までのプロセスを実行する
プログラムを記憶している読出し専用メモリ、ROM−
2はオリジナル色と変換色の組合せ及びそれに対応する
現像器とフイルタの組合せを記憶している読出し専用メ
モリで図6(a)に示す、RAMは上記プログラム実行
中キー入力データ及びROM−2のデータを一時記憶す
る書き込み読出しメモリで図6(b)に示される。入出
力装置I/O3〜I/O 8は図2、図3の色表示器を
作動させるもので図7にその後の表示回路が詳しい。
又、RAM内のアドレス表は図11に示してある。入出
力装置I/O 9〜I/O Bは図4の現像器、フイル
タ組合せ表示器を作動させるもので図8にその後の回路
が詳しい、入出力装置I/O 3〜I/O Bは図6
(c)に示される。キー入力用入出力装置I/O 1は
図2、図3のキー入力を受付けるもので、図6(d)に
示され、図6(d)中、キー入力信号ラインと入力タイ
ミング信号ラインは図9の如くキースイツチ91と接続
される。このタイミング信号T 0〜T 7は図10の如く
時系列のパルスが与えられる。尚、図6(d)のφはC
PUを動作させるクロツクパルスであり前記クロツクパ
ルスφROM、RAM、入出力装置I/O等にも入力さ
れている。レジスタX、Yはキー入力データを一時蓄え
るものである。図5、図6、図7、図8においてSWは
CPUからの制御信号α等で開閉制御されるゲートであ
る。ROM−2は周知のプログラマブルメモリ(P−R
OM)を用いる。71、81は発光ダイオード、72、
82はインバータ、73はダーリントン増幅器、83は
デコーダ、Vccは+5Vの電源を示す。 【0030】概略の動作説明すると、CPUからまず処
理ステップをプログラムしたROM−1の番地を指定
し、指定された番地の内容がデータ信号線DBを通し
て、CPUに読み込まれ、CPUはこれを解読し、解読
された内容に従い、電源投入から順次時系列にある時は
CPU内部でROM−2データを処理したり、ある時は
CPU内のROM−2データをRAMのある指定された
番地へ格納したり、RAMのある指定された番地のデー
タをCPU内へ入力したり、ある時はCPU内のデータ
を入出力部の出力信号線DBへ出力して表示したり、入
出力部の入力信号線DB上のキー入力内容をCPU内へ
入力したりして色変換処理するものである。このCPU
に係る詳細な作動は特願昭51−36614号明細書に
詳しく、又ROM−1における命令語等はμ−COM4
のユーザーマニユアルに詳しい。 【0031】ROM−1にはキー読み込み、表示するた
めの図12のフローチヤートのプログラムが順次コード
で格納されている。そのコードは図13〜図22のプロ
グラムフローに従う。ROM−2は図4のフイルタと現
像剤の組み合せの数字が4bit2進化コードで、しか
もO〜Fの16種類の中から3つ(3工程分)とった組
み合せを全て格納しており、更にこれらの組み合せを実
行した場合に得られる色変換の結果もコード化されてこ
のROM−2に格納している。これを表にすると、第5
表のようになる。スタート番地X‘600’(X″は1
6進を表わす)番地とする。オリジナルの色と変換色の
色を第6表のコードとする。 【0032】 【表5】【0033】 【表6】 ROM−2のX‘600’〜X‘FFF’に格納されて
いる第5表のコードについて説明する。 【0034】Listアドレス内のデータの上位4bi
tはカラー変換の3回の工程(現像器とFilterの
組合せ以下D/Fと書く)のうちの第3のD/Fを示
す。他の第1D/F第2D/FはCNT内に格納されて
いる。即ちX‘600’番地におけるD/F=‘O’は
BlueフイルタをかけてYellow現像することで
ある。下位4bitは原稿色に対して変換された色を示
している。原稿色はListアドレスで決定される。た
とえば原稿色Mに対する変換色は番地X‘600’、X
‘607’、X‘60D’、…とX‘600’番地より
7count upごとの番地内の下位4bitに格納
されている。同様に原稿Rに対する変換色は番地X‘6
01’より7count upごとの番地に格納されて
いる。その他の原稿色に対しても同様である。つまりL
ist内に格納されているデータはCNTで指定される
第1D/F、第2D/FとListのデータ上位4bi
tで指定される第3D/Fにより色変換を行った場合、
原稿色が何色に変わるかを示しているものである。 【0035】CNTのアドレス内のデータの上位4bi
tは第1D/Fを示しており、下位4bitは第2D/
Fを示している。例えばアドレスX‘FC9’における
上位‘0’はBlue FilterをかけてYell
ow現像を行うことである。下位‘0’も同様である。 【0036】又、CNTのX‘FF6’〜X‘FFE’
番地で上位4bitが‘F’となっている。色変換を行
う際に本実施例では黒現像剤を使わない。つまり図4に
おけるD/Fが‘3’‘7’‘B’‘F’は色変換には
もちいないものである。ここでCNTのデータ内の
‘F’は工程なしを示しているものである。つまりX
‘FF6’〜X‘FFE’番地内のデータは2工程の複
写プロセスを示している。同様にCNTのX‘FFF’
番地のデータが上位、下位共にFであるので1工程の複
写プロセスを示している。 【0037】又、CNTの番地はListの表のスキヤ
ンX 1で番地を+1してX‘FC9’からX‘FCA’
に変換する。 【0038】即ち、Listの番地が次々に変化してあ
る番地でスキヤンX1となるが、この時X‘FC9’か
らX‘FCA’に変わり‘0’、‘0’のデータは
‘0’、‘1’に変わる。この様にしてX‘FFF’ま
でCNTはListの対応した番地で+1してゆく。つ
まりListのある番地に対応するCNTの番地は1つ
である。 【0039】CNTのアドレスが+1されるのは、次の
時である。3回の工程を複写機が行う場合、つまりCN
T番地でX‘FC9’〜X‘FF5’の場合はList
の上位4bitが16進数で‘E’となった後である。
2回の工程を複写機が行う場合、つまりCNT番地でX
‘FF6〜X‘FFE’の場合はListの上位4bi
tが‘A’となった後である。 【0040】又1回の工程を複写機が行う場合、つまり
CNT番地でX‘FFF’の場合Listの上位4bi
tが‘A’となったのちである。CNTをX‘FFF’
番地までスキヤンし、かつListの上位4bitが
‘A’となったとき1回の色変換指定に係るすべてのス
キヤンが完了する。この区別は図12のジエネラルフロ
ーのSTEP8においておこなう。詳細は後述する。 【0041】List内の番地はスキヤン1、スキヤン
2、…Scann(第5表)までで示されるように1S
can分は7ステツプであり、7ステツプの第1のステ
ツプは原稿色M、第2ステツプは原稿色R、第3ステツ
プは原稿色Y、第4ステツプは原稿色G、第5ステツプ
は原稿色C、第6ステツプは原稿色V、第7ステツプは
原稿色Bkについての変換色コードが下位4bitには
いっている。即ち1Scan分の上位4bitの内容は
同じで各原稿色に対する変換色のみが異なる。したがっ
て原稿色の1つを指定した場合はListの番地を7つ
おきにチエツクすれば前記原稿色に対する変換色がわか
る。第1D/F、第2D/F、第3D/Fの組合せ選
択、表示および原稿色に対する変換色の表示の手順を図
13〜図22のプログラムフローチヤートに基づいて作
製された図12のジエネラルフローチヤートと図5、図
6、図7、図9の回路図、及び図11のRAMのアドレ
ス内容図により説明する。 STEP1 回路電源スイツチオン後I/O 1〜I/O Bの入出
力及びRAM内のデータが不明なのでI/O 1〜I/
O B及びRAMをResetとすると共にRAM内の
WA(3)に初期データをsetする。WA(3)の機
能について後述する。 STEP2 所望のオリジナル色を指定するキーを図9に示すキース
イツチ91を押すことにより、タイミング信号Tc〜T
7によりキー入力回路I/O 1のKR 0〜KR 3の、
いずれか1本の線に1信号が入る。この入力は図6
(d)に示すキー入力装置のエンコーダに入り、コード
化されてレジスタXとYに格納される。レジスタXとY
の内容はROM1のプログラム実行によりCPUのレジ
スタAに時系列的に転送する。そしてレジスタAの内容
をオリジナル色のコード(第6表)に変換して図11に
示すRAMのAddres分布表のWR(0)(アドレ
スX‘000’番地)のAreaに格納する。 【0042】同様に所望の変換色指定キー91を読み込
みRAMのWR(4)(アドレスX‘010’)に格納
する。さらにこのステップは、オリジナル色指示と変換
色の指定の両方がされないと終了せず入力されていない
キーを待っている。両方の指定がなされるとキーの入力
回数を1回として、何回キーを読み込んだかをRAMの
WR(5)(アドレスX‘014’番地)に格納する。
尚、指定キーを可能とする第1D/F、第2D/F、第
3D/Fの組合せを図27の表示器163に表示してか
つ、指定外のオリジナルが何色に変換されるかを表示す
るために表示指令キーDPYを設けてある。このDPY
キーが押されることにより、指定オリジナルから指定変
換色を可能とする第1D/F、第2D/F、第3D/F
の組み合せを表示し、指定オリジナル色以外のオリジナ
ル色に対する変換される色の表示をするシーケンスを行
う。これについては後で詳しくのべる。 STEP3 前記step2で読み込まれたキーがDPYキーかどう
かを判断する。DPYキーであればSTEP19に進み
後述の表示シーケンスを行いその結果を表示する。 STEP4 key8回以上の場合、STEP19に進み前回即ち7
回までの指定に対する表示シーケンスを行う。これはオ
リジナル色が本装置の実例で7色指定となっているの
で、一つのオリジナル色を2つ以上の変換色に指定する
ことが出来ないのでSTEP4を設けてある。本実施例
ではSTEP19に進んだがSTEP1に戻り指定を最
初からやりなおすように構成することも可能である。 STEP5 step2で指定されたオリジナル色(WR(0)に格
納されている)を図11のRAMの02F番地から08
F番地にキー入力される度に順次転送記憶する。又各指
定オリジナルに対する変換色を対応させてRAMのX
‘09F’番地からX‘0FF’番地に記憶しておく。
それと共に次にオリジナル色のデータを格納するRAM
内のアドレスをRAMのWA(4)(アドレスX‘01
1’〜X‘013’)に格納する。 SETP6 前述のROM−2内のListおよびCNTをスキヤン
するためにList番地とCNT番地の初期値を設定す
る。List番地の初期値をWA(0)に入れCNT番
地の初期値をWA(1)に入れる。それとともに本実施
例ではListアドレスの初期値は‘600’、CNT
アドレスの初期値は‘FC9’である。STEP2でオ
リジナル色を格納したWR(0)をリセツトする。更に
第1ステツプで行ったWA(3)の初期値setを行
う。 STEP7 SETP6で初期値設定された、又、STEP11で変
更されたWA(0)で指定されたROM−2の番地に格
納されているListデータの上位4bit下位4bi
tを読み出してRAMのWR3(アドレスX‘01
C’)のエリアに上位4bit(MS3)を、WR7
(アドレスX‘02C’)に下位4bit(LSB)を
一時記憶する。 SETP8 前述した様にCNTとListはある対応をもってい
る。即ち、Listの番地によりCNTの番地が決定さ
れなくてはならないのでCNT番地を決定する判断をS
TEP15で行うためにここでflagWR(6)(ア
ドレスX‘018’)をsetする。つまりまずWA
(1)で指定されるCNTの番地のCNTのデータを読
み込む。次にCNTのLSBがFであるか否か判断す
る。CNTのLSBがFであるのはCNT番地でX‘F
FF’で即ち1工程の場合に限られる。1工程の場合リ
ストの最後の上位4bitはAであるので次にリストの
上位4bit(WR(3)に格納済)がAであるか判断
しWR(3)=AのときflagWR(6)に「2」を
セットする。WR(3)≠AのときはflagWR
(6)をResetし、「0」にする。CNTのLS
B≠Fの場合にはCNTのNSB=Fか否かを判断す
る。CNTのLSB≠FでかつMSBがFであるのはC
NT番地でX‘FF6’〜X‘FFE’であって、即ち
2工程の場合に限られる。2工程の場合リストの最後の
上位4bitはAであるので、次にリストの上位4bi
t(WR(3))がAであるか判断しWR(3)=Aの
ときflagWR(6)に「1」をセットする。WR
(3)≠AのときはflagWR(6)をReset
し、「0」にする。 【0043】CNTのMSB≠Fの場合はCNT番地
でX‘FC9〜X‘FF5であって、即ち3工程の場合
である。3工程の場合Listの最後の上位4bitは
Eであるので、次にListの上位4bit(WR
(3))がEであるか判断しWR(3)=Eの時fla
gWR(6)に「1」をセットする。WR(3)≠Eの
ときはflagWR(6)をRestし「0」にする。
ここでWR(6)=0は一つのCNTに対応するLis
tについてまだ全部スキヤンが終わっていないことを示
す。WR(6)=1は1つのCNTに対応するList
についてスキヤンが終わったことを示す。WR(6)=
2はCNTすべてについてスキヤンが終わったことを示
す。 STEP9 指定オリジナル色が何色かでListのアドレスを決定
する。具体的には図19のサブルーチンORGでWA
(0)のList番地に数n(0、1、2、3、4、
5、6)をたした値をWA(5)に入れる。 【0044】 n=0のときはオリジナル指定色がM、 n=1のときはオリジナル指定色がR、 n=2のときはオリジナル指定色がY、 n=3のときはオリジナル指定色がG、 n=4のときはオリジナル指定色がC、 n=5のときはオリジナル指定色がV、 n=6のときはオリジナル指定色がBk をそれぞれ示す。 STEP10、STEP11 STEP9で決定されたListのアドレス(WA
(5)内に入っている)のデータ(ROM−2にはいっ
ている)を読み出しWR(7)に変換色のデータ(Li
stの下位4bit)がはいっているのでそれがRAM
の‘09F’‘0AF’…‘CFF’の7エリアにはい
っている指定変換色と一致しているかどうかを判断す
る。一致していないとListのアドレス(WA(0)
を7countupする。 【0045】例えばキー入力回数が1回の場合WA
(5)で指定されるListのデータの下位4bit
(WR(7)と‘09F’の4bitとの一致をみる。
キー入力が2回の場合、1回目の一致をみたのち図19
及び図20のサブルーチンORGとREAD5を行い前
記nを変更してWR(7)と‘OAF’のデータの一致
をみる。 【0046】以下同様にキー入力回数全部についての一
致をみる。一つでも一致していないとListのアドレ
ス(WA(0))を7count upする。一致して
いるとステツプ12に進む。 STEP12 step7でよみ出した上位4bit(第3D/F)を
RAMのアドレス‘00B’に一時記憶するとともにs
tep8の‘CNT’のアドレスに対応する‘CNT’
のアドレス内のデータ上位4bit(第1D/F)下位
4bit(第2D/F)を各々RAMのアドレス‘00
9’、‘00A’に一時記憶する。 STEP13 step12でRAMのWA(2)(アドレス‘00
9’〜‘00B’)のエリアの内容をRAMのアドレス
‘020’‘021’‘022’から順次転送してゆ
く。 【0047】この転送するエリアと順序は次の様に決め
る。RAMアドレス‘020’〜‘02E’の間を5つ
のエリアに区切り、アドレスの中位を‘2’〜‘F’ま
で変えたエリアに転送する。これは、WA(2)の内容
が70コまで転送出来るエリアである。転送順序は図1
1で第1エリアで14コあり、まずアドレス020、0
21、022から始まって次にアドレス030、03
1、032に転送し0F0、0F1、0F2に転送を終
了したら第2エリアに移り023、024、025から
始まり次に、033、034、035に転送し、0F
3、0F4、0F5を終了して第3エリアに移る。この
ようにして第5エリアの0FC、0FD、0FEまで7
0コの転送場所をもたせている。この転送場所の指定は
図11、RAMのWA(3)(アドレス00D、00
E、00F)に1回の転送後変更して次の転送アドレス
を記憶する。 STEP14 WA(0)で指定されるList内のデータを読み込み
指定オリジナル指定変換色に対して表示信号を出して指
定外オリジナルの変換色に対しても出力する。ここでの
出力は、指定したオリジナルと変換色を可能とするフイ
ルタと現像剤の複数組合せについてすべて指定外のオリ
ジナルの変換色を全て表示している。これはSTEP1
1で一致と判断されたListの番地を含む1スキヤン
分の変換色(下位4bit)のすべてを読み出しかつ表
示しこれを各一致についてOR表示する。これは、これ
まで指定した範囲内で次の指定出来る色を操作者に知ら
せるために非常に都合が良い。即ちランプがついていな
い所はこれまでの指定により変換出来ないためである。
表示の後Listの番地を示すWA(0)を7coun
t upする。 STEP15 step8でset Resetしたflagを読み込
む。 STEP16 WR(6)の内容が「0」かみる。 【0048】WR(6)=0の場合はSTEP7に戻
る。WR≠のときはSTEP17に進む。WR(6)=
0は一つのCNTについてまだ全部スキヤンが終わって
いないことを示しているのでそのままSTEP7に戻
る。 STEP17、STEP18 WR(6)の内容が「1」かみる。 【0049】WR(6)=1は一つのCNTについてス
キヤンが終了したことを示すのでSTEP18でCNT
のアドレスを+1count upしてSTEP7に戻
る。WR(6)≠0かつWR(6)≠1なばWR(6)
=2である。WR(6)=2はすべてのROM−2内の
CNT及びListの内容をスキヤンしたことを意味す
るのでSTEP2に戻り再びキーを読み込む。 【0050】以上のステツプをキーが1回入るたびにS
TEP2からSTEP18までを行い、最高7回までの
キー入力が許される。8回以上は入力されないので7回
までのキー入力に対してSTEP19以降の結果表示を
行なう。又、DPYキーを押すことによりこれまで行っ
たキー入力で指定された結果に基づいて最終決定の表示
をSTEP19以降で行なう。この結果の表示は、ST
EP12、STEP13によりWA(2)内及びWA
(3)で指定されたエリア内に格納されている第1D/
F第2D/F第3D/Fの組合せのどれを表示してもよ
く本実施例ではstep12によりRAMのWA(2)
のエリアに最後に一致した組合せが入っているのでこの
組合せを選択する。 【0051】これはCNTのスキヤン順が3工程、2工
程、1工程の順であり最後に一致したものは勿論指定さ
れた色変換を実施しうる最も少い工程を示すものであ
る。WA(2)の内容を選ぶことにより最も少い工程で
色変換が可能である。WA(2)内の第1D/F、第2
D/F、第3D/Fの組合せを選択した時のオリジナル
7色に対する変換色を表示すると共に組合せを表示する
方法について以下にSTEPを追って説明する。 STEP19 RAMのWA(3)のエリア内のデータを読み込む。 STEP20 RAMのWA(3)のエリア内には一回も一致したもの
がないとSTEP1でセツトされた初期データ‘02
0’が入っており1回一致したものがあると、‘03
0’2回で‘040’と次々に変化する。ここでは‘0
20’であるか否かを判別して一致するものがないので
STEP1に戻り初めてからやりなおす。‘020’で
ないならば一致したものがあるのでSTEP21へ進
む。 STEP21 〈STEP21a〉STEP21ではListのアドレ
スとCNTのアドレスの初期値を設定し、WR(4)を
リセツトする。 〈STEP21b〉その後前述のSTEP7とSTEP
8の動作をくりかえす。つまりWA(0)で指定される
Listのデータを読み込みLSBをWR(7)へMS
BをMR(3)に入れ、次にWA(1)で指定されるC
NTのデータを読み込んでCNTの内容によりflag
WR(6)をsetまたはresetする。これはステ
ップ7、STEP8と全く同様である。 〈STEP21c〉次にWA(2)を読み込み、WR
(3)とWA(1)で決定される第1D/F、第2D/
F、第3D/Fの組合せを読み込み、WA(2)の内容
と第1D/F、第2D/F、第3D/Fの組合わせが一
致しているか否かを判断する。 〈STEP21d〉一致していないとSTEP22に進
み、一致していればSTEP23に進む。 STEP22 STEP21で一致していない場合WA(0)のアドレ
スを7count upする。その後STEP21でs
etまたはResetしたflagWR(6)を読み込
む。次にフラグWR(6)=0か否かをみる。WR
(6)=0のときは一つのCNTに対してそれに対応す
るListのScanが終了していないのでそのままS
TEP21bに戻る。WR(6)≠0のときは次にWR
(6)=1かどうか判断する。WR(6)=1のときは
1つのCNTに対してそれに対応するListのSca
nが終了しておりかつ全部のCNTおよびListに対
するScanは終了していないのでWA(1)を1co
unt upしてSTEP21bに戻る。 【0052】WR(6)≠0かつWR(6)≠1のとき
は必らずWR(6)=2である。WR(6)=2は全部
のCNTおよびListに対するScanが終了してし
まっている。つまり一致がないのでSTEP1に戻る。 【0053】 STEP23 STEP21で一致していれば入出力回路I/O 3、
I/O 4の3φ、4φのボートを全てオンし、WR
(7)内に格納しているListのアドレスのデータ下
位4bitの値を入出力回路I/O 5〜I/O 8に
出力し、1つのオリジナル色に対する変換色を表示す
る。この表示を行うたびにListのアドレス即ちWA
(0)をcount upして、Listのアドレスの
データ下位4bitの値を入出力回路I/O 5〜I/
O 8に出力し表示を行う。これを7回くり返したオリ
ジナル7色に対する変換色を7つすべて表示する。 【0054】その後入出力回路7〜9にWA(2)の内
容を出力し現像器とフイルタの組合せを表示する。そし
てステツプ1にもどり再び初期の状態にもどる。 【0055】尚、この色変換器を図1のカラー複写機と
結合して用いるときは、DISP信号をコピー開始のボ
タンにより得ることが出きる。そして上記フイルタと現
像器の組合せ選択信号を複写機側のフイルタモータ駆
動、現像器駆動回路に入力することにより、自動的に変
換色のカラーコピーがなし得る。 【0056】変換処理シーケンスを図12のジエネラル
フローにより説明したが図12のジエネラルフローは図
13〜図16のプログラムメインフローと図17〜図2
2のサブルーチンに基づいている。 【0057】ROM−1内にはいっている図13〜図2
2のプログラムのインストラクシヨンコードをピツクア
ツプして第7表に示す。またROM−2内にはいってい
る第5表のListおよびCNTのデータコードの一部
を第8表に示す。 【0058】 【表7】【0059】 【表8】第7表中KEYは図17のキー読み込みの為のプログラ
ムサブルーチンをコード化したものである。READは
RAM内のWA(0)の読み込みの為の図18のプログ
ラムサブルーチンをコード化したものである。READ
5はRAM内のWA(5)の読み込みの為図19のプロ
グラムサブルーチンをコード化したものである。 【0060】ORGはRAM WA(5)内のList
アドレスで指定されるオリジナル色は何色かを決定する
為の図20プログラムサブルーチンをコード化したもの
である。RAMはWA(2)内のデータをRAM内の他
のエリアに転送する場所を指定するWA(3)のデータ
を変更する為の図21のプログラムサブルーチンをコー
ド化したものである。φDPYとCDPYはオリジナル
色に対する変換色を表示する為の図22のプログラムサ
ブルーチンをコード化したものである。インストラクシ
ヨンコードについては日本電気株式会社のμCOM−4
ユーザーズマニユアルに説明があるが図13の一部につ
いて第9表に示す。表中PCはROM−1を歩進する。
プログラムカウンタでアドレスと対応している。 【0061】 【表9】 表9においてDCX‘000’からX‘009’までは
RAMのWA(3)に‘020’のデータを記憶してキ
ー回数を0にセツトする動作を示している。 【0062】次に図13のプログラムメインフローより
図17のキー読み込みサブルーチンKEYに移り再びプ
ログラムメインフローに戻る過程を表10に示す。 【0063】 【表10】表10はメインフローでPCがX‘019’‘01A’
でキー読み込みサブルーチンKEYの開始番地を指定し
キーを読み込んだ後再びPCがX‘2B2’で再びメイ
ンフローのPCがX‘01C’に戻ることを示してい
る。 【0064】図23にはメインフローより第1のサブル
ーチンに移り、第1のサブルーチンより第2のサブルー
チンに移り、再びメインルーチンに戻る過程を示すプロ
グラム相関図を示している。 【0065】以上に記述した色変換装置を内蔵したカラ
ー複写装置について以下図面を参照して説明する。 【0066】図24はカラー複写装置の概観透視図であ
り、図中110は複写機本体、111は複写操作の表示
部、112は特定オリジナル色を所望色に変えるための
色変換機、113は色変換指示部、114はオリジナル
台である。 【0067】表示部111にフルカラーモード、2色モ
ード1色モードの所定のプログラムモードを指定するキ
ー、コピー開始ボタン、枚数設定キーが装着されてい
る。 【0068】図25は、図1の内部略断面図であり、1
20は感光ドラムで矢印方向に回転する。21は露光ラ
ンプ、122、122′は移動ミラー、123はレンズ
系、124、124’は固定ミラー、125はフイルタ
で4枚のフイルタ125a、125b、125c、12
5dが交換可能となる。126は一次帯電器、127は
同時除電器、128は全面露光ランプ129はY現像
器、130はM現像器、131はC現像器、132はB
k現像器、133は前除電器、134は転写ドラム、1
35はカセツト、136は給紙ローラ、137は送りロ
ーラ、138はタイミングローラ、139は紙通路、1
40は転写用帯電器、141は分離爪、142は搬送ベ
ルト、143は定着ローラ、144はトレイ、145、
145′はクリーナである。 【0069】まずフルカラーの場合について動作説明す
る。コピーボタン150(図26)を押すとメインモー
タが作動し各種帯電器、露光ランプ121がオンし、感
光ドラム120、転写ドラム134が回転を始める。感
光ドラム120は一次帯電器によりプラス帯電される。
転写ドラム134の2回転分の前空転が行われると複写
紙Pが給紙ローラ137によりカセツト135から給紙
される。 【0070】一方露光ランプが点灯しミラー122とラ
ンプ121を往動しつつ第1回目の原稿走査を行い、ブ
ルーの色分解フイルタ125aを経て露光と同時にAC
除電を行って、感光板上にイエローの静電潜像を作成
し、全面露光ランプ128によりその潜像のコントラス
トを高める。そして129のY現像器により現像してイ
エロの可視像を得る。そしてこれを給紙された紙はタイ
ミングローラ138でドラムと同期をとって送られ、転
写ドラム134上にグリツパ146によりまきつけイエ
ロ像を転写部で転写する。転写後転写紙Pは紙除電器1
47で除電される。又、感光ドラム120上のトナーは
クリーナ145で除去される。ミラー122、12
2′、ランプ121は復動して元の位置にある。 【0071】次に同一オリジナルに対し第2回目の走査
をすると色分解フイルタはグリーン125bに変り、前
記同様にして感光板上にマゼンタの静電潜像を作成す
る。これを130の現像器によりマゼンタ可視像とす
る。このマゼンタ像を再び転写ドラム134上に巻付い
ている紙の前述イエロ像の上に重ね合わせる。 【0072】第3回目の走査に入ると色分解フイルタが
レツド125cに切替りシアンの静電潜像を感光ドラム
上に作成し、131の現像器によりシアン可視像を作
り、転写ドラム134上の複写紙に再び重ね合わせる。 【0073】三色重ね合せ後は分離爪141が実線の位
置に来て作動し転写ドラム134上の複写紙を分離す
る。転写ドラム134から分離した複写紙Pはベルト1
42により定着器143に送られ、定着された後排出ロ
ーラにより複写機トレイ144に排出される。 【0074】ここで現像器及びフイルタの切換動作につ
いてはドイツOLS No.2459108に開示され
ているので参照下さい。 【0075】二色コピーの場合は選択した2色につき上
記のプロセスを経て同様にして複写完了する。 【0076】走査の開始から復帰は感光ドラム1回転で
終了する。潜像は感光体の半周に形成する。絶縁ドラム
の1周が略その半周に相当する。 【0077】次に単色コピーの場合、例えばイエローコ
ピーのときはコピーボタン150を押すと複写紙はすぐ
給紙される一方、露光ランプ帯電器も同時に作動し、原
稿を走査する。このとき、色分解フイルターはNDフイ
ルター125dが用意される。従って、感光ドラム12
0上には白黒コピー時と同様の静電潜像が得られるが現
像器が129のイエロのため可視像としてはイエロとな
る。これを転写ドラム上の複写紙に転写し、分離爪14
1により転写ドラムより分解し定着器142で定着後排
出する。 【0078】本装置のカラーモードは、色変換指定によ
るマニユアルモード(色変換モード)と、前述のフルカ
ラーモードと特定の2色を転写紙上に形成する2色モー
ドと、オリジナル画像を特定の1色で転写紙上に形成す
る1色モード等を含む特定モードとを有している。 【0079】2色モードを指定するとまず、Gフイルタ
125bを選択して像露光しM現像器を選択して現像し
トナー像を転写し、次のプロセスではRフイルタ125
cを選択しBk現像(ブラツク色)を行って転写ドラム
上の最初の像に転写すると、オリジナルの黒は黒に、赤
はマゼンタ色(赤系)に再現できる。 【0080】従って、帳簿等赤黒2色のオリジナルの場
合この2工程で十分目的が達成でき速度が早い。 【0081】又、オリジナル画像を1色で印刷したい場
合、(単色モード)、例えば、黒で印刷したいときはN
Dフイルタ(光量低下の為のフイルタ)を介して露光し
その後Bk現像器で現像するだけでオリジナル画像のす
べてを十分再現できるのでコピーサイクルを1工程で済
ますことができる。 【0082】緑で印刷したいときはNDフイルタでY現
像したのちNDフイルタでC現像の2工程を行えばよ
い。以上のように、1色モードの場合でも1工程の場合
とそれ以上の工程を必要する場合がある。つまり、現像
剤の色と印刷したい色が同じ場合は一工程ですみ、印刷
したい色が現像剤の色の組合わせにより得られる場合に
はそれ以上の工程が必要となる。 【0083】図12のSTEP8において3工程の場合
WR(6)=Eまでスキヤンし、2工程、1工程の場合
にはWR(6)=Aまでのスキヤンを行ったのは特定色
に印刷する場合には別個に特定モード指定キーを有して
いる為である。 【0084】本例では予めこれらのカラーモードを1回
のキー指定で選択できるようにしている。 【0085】図26の151は特定モードのための操作
部で、FuLLキーがフルモード、TWUキーが2色モ
ードである。その他のキーはその記号に応じた一色を再
現するためのものである。 【0086】これらの特定モードにおけるフイルタと現
像器の組合せを第11表に示す。Vは紫色の一色再現を
示す。 【0087】尚、図26中150はコピーボタンで15
0−1は複数コピーボタン、152はコピー枚数指定キ
ー、153はその表示器、154はカセツト選択キー、
155は選択されたカセツトサイズ、156は選択され
たカラーモード表示器である。 【0088】図27は色変換モードのための色変換指定
部113及びその表示部である。161はオリジナルの
特定色を指定する為の7つのキー、162はその色の変
換希望色を指定する変換色指定キー、163は161と
162とが交さするところの変換可能を表示する表示
器、164はこれらによる色変換をさせるかもしくは図
26の本体モードキーによる色再現を行なうかの選択キ
ー165は161、162による色変換指定の終了を入
力するDPYキー(表示指令キー)、166は色変換指
定をミスしたとき指定入力をクリアするためのキーであ
る。 【0089】図27においては表示器163の黒い所が
オリジナル色とそれに対する変換色とを示す。 【0090】 【表11】図28は本発明における特定モード選択及び色変換モー
ドのための制御回路例である。図中第26、27図と同
じ番号で示されるものはそれに対応している。 【0091】151は特定モード指定キーのスイツチで
キー オンにより開く。161は色変換モードにおける
色変換器のオリジナル指定キーに対応する7つのスイツ
チである。162は同じく変換色指定キーに対応するス
イツチでありいずれもキーオンにより閉じる。 【0092】CPBはコピーボタン150のオンによる
信号で あり、IRは回路のリセツト信号でコンデンサ
170による電源投入時のパルスもしくはクリアキー
166のオンにより得られる。A/M164は本来の
カラーモードである特定モードと色変換モードとの切換
スイツチで、接点がaのとき前者、mのとき後者の目的
を果たす。CMCはコピー動作信号でプロセス処理実行
中のとき得られる。ENDは色変換結果のデイスプレー
を行わせしめるDPYキー165のオンにより得られる
信号で変換終了を示すものである。 【0093】171は特定モード指定キー151により
モードに応じたフイルタと現像器の組合せを選択し2進
化10通符号で出力するカラーモード回路で図29に詳
しい。 【0094】172、173は色変換モードにおいて変
換色指定キー162、オリジナルカラー指定キー161
による1、0信号を色変換回路174に出力するキー入
力回路、175は変換可能なオリジナル色を図27の表
示器163により表示するための表示回路である。 【0095】尚、このキー入力回路172、173は図
9の回路に対応しており、また、色変換回路174は図
5のROM−2、図6(a)の回路に対応している。表
示回路175は図7の回路に示すとおりである。 【0096】各回路171、174は4ビツトのフイル
タ現像器の組合せ信号を3通り出力する。P−1と称し
た出力は感光ドラムの1回転目のときに必要な組合せ信
号で、回路171においてフルカンモードのとき出力端
子は全て0、つまりD/FがY−Bの組に相当する信号
が出力される。P−2と称した出力は感光ドラムの2回
転目にP−3と称するのは3回転目に各0110、10
10が出力される。P−1、P−2、P−3に関しては
回路174においても同様で、キー161、162によ
りオリジナルのRをGに変換指令し、YをCに、GをY
に変換指令すると、P−1としてD/FがB−C、P−
2としてD/FがG−Y、P−3としてD/FR−Mの
フイルタ現像剤組の出力が出される。それは2、4、9
の2進コード化した出力である。フイルタ現像器の組合
せは図4の数値コードに従う。 【0097】回路176はP−1、P−2、P−3のコ
ード信号を感光ドラムの1回転毎に順にとり入れ、それ
により指定された現像器とフイルタとを切換駆動する機
能を有し又コピースタート信号CSTにより感光ドラム
の回転とオリジナルの露光を開始するための機能を有す
るマシン回路である。 【0098】回路の動作説明をする。今A/Mスイツチ
をa側にしたとする。コピー動作中信号CMCが低いレ
ベルであればナンドゲートQ14の出力によりフリツブ
フロツプ(ゲートQ12、Q13より成る)がセツトさ
れC端子がTTLレベルでH状態となる。従ってアンド
ゲートQ1〜Q9の一方にその信号が入力されているの
で、キー151のいずれかのオフを受付ける。フルカラ
ーモードを選択するとQ9、オアゲートQ10を介して
回路171に最後の入力端子にH信号が入力される。回
路171の出力はフルカラーモードであることを判別し
てP−1に0、P−2に5、P−3にAをコード出力す
る。又フリツプフロツプのC端子出力はオアゲートQ2
1を介してアンドゲートQ23に入力されるので、コピ
ーボタン150をオンしたときCPBのH信号はCST
としてマシン回路176に入力されるプロセス動作を開
始させる。感光体クリーニングの為の前回転目が始ると
P−1の出力によりBフイルタがセツトされ次いで現像
器Yがセツトされる。そして露光走査が開始される。P
−2、P−3についても同様のタイミングである。 【0099】尚、アンドゲートQ1〜Q9はカラーモー
ド表示器156にラツチ回路を含む回路171を介して
接続されておりキー151のオンにより点灯する。この
ラツチ回路は本体のクリアキー157もしくは電源投入
時の信号(コンデンサ170の出力)によりセツトされ
る。 【0100】アンドゲートQ1〜Q9からの出力は回路
171でラツチされているので、所定枚数の複写終了後
オリジナルを変えてキー151をオンせず再びコピーボ
タンをオンすると前回のフルカラーモードに従ってコピ
ーが行なわれる。終了後クリアキー157をオンしてキ
ー151のBkキーをオンすると、ゲートQ4の出力に
よりP−1を出力し白黒モードのコピーを実行する。こ
のBkモードのときはP−2、P−3は入力禁止されて
いる。 【0101】コピー終了後A/Mスイツチをmに切替え
るとインバータQ18、ナンドゲートQ15を介してフ
リツプフロツプFF1をリセツトし、c端子、d端子出
力を各々“0”、“1”にする。それによって色変換回
路174の動作を可能にする表示器163(図27)の
LED全てが点灯する。そしてキー161により変えた
いオリジナル色をRに指定し、キー162により変換色
を第1のキー指定すると回路174により第1D/F、
第2D/F、第3D/Fの多数の組合せが選択される。
そしてR以外のオリジナル色の変換可能な色表示回路1
75を介して表示器163により点灯表示する。 【0102】その表示により、YをCに変える様第2キ
ー指定すると少くともD/FがB−Cの組が確定しD/
FがB/Cを含むいくつかの第1D/F第2D/F、第
3D/Fの組合せが再び選択される。第2のキー指定に
よりR、Y以外のオリジナル色の変換可能を色を表示回
路かいろ175を介して表示器163により点灯表示す
る。前記表示にもとずいてGをVに考える第3の指定を
すると残りのD/F、R−Y、R−Mが確定し、第1D
/F、第2D/F、第3D/Fの組合せが決定する。第
3の指定によりR、Y、G以外のオリジナル色の変換色
が表示回路175を介して表示器163に点灯表示す
る。 【0103】その後、DPYキー165をオンするとフ
リツプフロツプFF2をセツトしてその出力を回路17
4に入力しP−1〜P−3より組信号を出力する。 【0104】間違ったキー161、162の指定つまり
表示器163の点灯していない所に対応するキーをオン
した場合がなければ、信号CPUKが“1”なのでFF
2の出力はゲートQ22、Q21を介してQ23に入力
する。 【0105】従って、コピーボタンをオンすると信号C
STの出力で複写開始する。 【0106】色変換をやり直したい場合クリアキー16
6をオンするとナンドゲートQ16によりリセツト信号
IRを出力する。それによりフリツプフロツプFF2が
リセツトされ変換回路174の状態を元に戻し表示回路
により表示器163の全てを点灯させる。 【0107】切換スイツチA/Mをmからaに切換える
と変換回路174による選択モードはクリアされ、本体
のカラーモードが自動的にコンデンサC 1抵抗R 1、R
2で構成する微分回路とオアゲートQ10を介してフル
モードに設定される。つまり出力端子dの1から0への
立下りによりパルスが回路171に入力されるからであ
る。従ってコピーボタンをオンするとQ23よりCST
を生じフルカラーモードのコピー動作を開始する。 【0108】尚、A/Mスイツチ以外のキーは自己復帰
型のもので手をはなすと元にもどるものである。又、フ
リツプフロツプFF1から信号Dによりmに切換ったこ
とを表示器178(図27)により表示する。 【0109】図29は図28の回路171で、FF3は
ゲートQからの入力をラツチするフリツプフロツプでな
り、クリアキー157、電源投入によりリセツトされ
る。DEC1、2、3は図4の第1D/F、第2D/
F、第3D/Fの組合わせを示す入力端子を各1、2、
4、8の重みをつけたコード信号に変換するデコータ、
180〜182はオアゲートである。 【0110】又、図28において、A/Mスイツチのm
切換えによる信号Dは回路174への電源投入に等し
く、DPYキー165による信号Eはフイルタ、現像器
(D/F)の組表示のためのキーに等面であり、CPU
Kは表示器163が(原稿色)に対して一つづつついて
いることを検知した信号である。 【0111】以上のように本実施例は、A/M切換スイ
ツチ164により本来のカラーモード指定と、色変換指
定を任意切換え可能としたものである。 【0112】尚、特定モードのコピー動作中にA/Mス
イツチをmに換えてFF1をリセツトできるようにする
と(m端子とFF1のQ13入力端子を接続)特定モー
ドのコピー動作中も色変換指定が可能である。つまり、
特定モードのコピー動作中に色変換指定を行ない、その
指定された現像器(D)とフイルタ(F)の組を記憶さ
せておき、次のコピーボタンでその組をマシン回路17
6にとり込み、その組み合わせによる色変換モードのコ
ピー動作を行なうことが可能である。逆に、色変換モー
ドでコピー動作している間に特定モードを指定すること
も可能である。これは図30に示すような回路により実
現できる。 【0113】図30において、180、181、18
2、183は171、174を一時ストアしておくラツ
チで、フリツプフロツプFF3により制御される。すな
わち、前記ラツチはフリツプフロツプFF3の出力端子
Q、Qのレベルが“H”の時マシン回路176に出力し
回路171、174からの入力を禁止する。又“L”の
時、回路171、174から入力を許可しマシン回路1
76への出力を禁止する。 【0114】動作を説明する。まず切換スイツチA/M
をa側に接続するとフリツプフロツプFF1の端子
(C)がレベル“H”となり、特定モード指定ボタンが
選択されて指定内容が例えばラツチ180に入力され
る。ここでコピーボタン150が押されるとフリツプフ
ロツプFF4の出力は反転し、ラツチ180の内容はマ
シン回路176に出力されて特定モードでコピーが実行
される。このコピー実行中にA/Mをm側に接続すると
色変換モードの指定が可能となり、色変換指定終了後E
ND信号165が出力されるとラツチ182内に読み込
まれ、前記特定モードコピーの終了後再びコピーボタン
が押されるとフリツプフロツプFF4が反転しラツチ1
82の信号マシン回路176に入力され色変換指定(マ
ニユアル)モードによるコピーがおこなわれる。又、特
定モードコピー中に切換スイツチA/mをm側に切換え
て色変換指定を行ない特定モードのコピー終了後色変換
モードによるコピーを行うことなく再び切換スイツチA
/Mをa側に切変えると、色変換指定回路174はフリ
ツプフロツプFF1の出力端子(d)がレベル“L”と
なるのでリセツトされ同時にラツチ182の内容も消去
してしまう。この時、フリツプフロツプFF1の端子
(c)がレベル“H”となり特定モード指定が可能とな
るので更にラツチ181が読込可能状態である。したが
って、特定モード指定ボタンのどれか一つをオンして特
定モードを指定し、その後にコピーボタンを押せばラツ
チ181の内容がマシン回路176内に入力されて特定
モードによるコピーが可能となる。 【0115】更に色変換モードによるコピー動作中に次
の色変換指定も可能である。まず、はじめの色変換指定
が終了して回路174よりラツチ182に第1D/F、
第2D/F、第3D/Fの組み合せコード信号が出力さ
れる。次にコピーボタン150が押されるとラツチ18
2内の前記組合わせコード信号がマシン回路176に出
力され色変換モードによるコピーが開始される。ここで
クリアボタン166を押して回路174で決定されてい
る現在実行中の色変換の組合わせが信号IRで解除され
る。この時はじめの第1D/F、第2D/F、第3D/
Fの組合わせはすでにマシン回路176内に出力されて
いるので色変換モードによるコピー動作はそのまま実行
される。回路174は信号IRでリセツトされているの
で次回の色変換指定が可能となり指定が終了すると次回
の第1D/F、第2D/F、第3D/Fの組合わせコー
ド信号がラツチ回路183に出力される。前回のコピー
動作が終了して再びコピーボタン150を押すとラツチ
回路183内のコード信号マシン回路176に出力され
て次回の色変換モードによるコピーが開始される。色変
換モードによるコピー中に特定モードの指定を行った場
合あるいは特定モードのコピー中に次回の特定モードの
指定を行った場合にも同様である。したがってこの説明
は省略する。 【0116】 【0117】 【0118】 【0119】尚、本実施例のカラー複写装置は転写紙に
画像を転写する型の複写装置を用いたが、カラー現像剤
を含むシートに直接露光にカラー画像を形成する複写装
置にももちろん適用できる。 【0120】 【0121】 【0122】 【0123】 【0124】 【0125】 【0126】 【0127】 【0128】 【0129】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の色を選択可能とすべく同時に表示する表示部を備
え、該複数の色から色変換する色もしくは色がつかない
状態で像形成されるべき色を設定する第1の設定手段、
複数の色を選択可能とすべく同時に表示する表示部を備
え、該複数の色から色変換後の色もしくは色がつかない
状態の像形成を設定する第2の設定手段を有するので複
数色を見ながら色変換する色を設定でき、複数色をみな
がら色変換後の色を設定できるので、すばやい色の設定
が可能となる。本発明は、第1の設定手段における複数
の色からの任意色のマニュアル設定と、第2の設定手段
のマニュアル設定の両方が設定されないと、行われてい
ない設定を待っている構成を有する。従って該構成を有
していない装置では、行われていない設定があるにもか
かわらずカラー画像形成が開始される可能性があり、操
作者の意図しないカラー画像形成が行われてしまうとい
った不具合を起こす可能性があるが、本願発明ではその
ような不具合をおこす事が無い。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明が適用できるカラー複写機の略断面図 【図2】本実施例における色変換表示器の上面図 【図3】本実施例における色変換表示器の上面図 【図4】本発明におけるフイルタ、現像剤の組合せ表示
図 【図5】本発明における色変換回路図 【図6】図5の入出力回路図 【図7】図2、図3の表示回路図 【図8】図4の表示回路図 【図9】キー入力回路図 【図10】図9のタイムチヤートを示す図 【図11】図5、図34のRAM内容図 【図12】本実施例における図5、図34の色変換制御
ジエネラルフローチヤートを示す図 【図13】図12、図31〜図33に対応するプログラ
ムメインフローチヤートを示す図 【図14】図12、図31〜図33に対応するプログラ
ムメインフローチヤートを示す図 【図15】図12、図31〜図33に対応するプログラ
ムメインフローチヤートを示す図 【図16】図12、図31〜図33に対応するプログラ
ムメインフローチヤートを示す図 【図17】図31〜32中内のはーReadサブルーチ
ンを示す図 【図18】RAM Readサブルーチンを示す図 【図19】RAM Readサブルーチンを示す図 【図20】原稿色決定サブルーチンを示す図 【図21】RAM番地決定サブルーチンを示す図 【図22】デイスプレーサブルーチンを示す図 【図23】メインフローチヤートとサブルーチンの相関
図 【図24】本実施例によるカラー複写装置の概観図 【図25】図24の断面図 【図26】図24の操作部 【図27】図24の色変換指令及び表示部 【図28】カラーモード指定と色変換指定を切換える第
1の回路例 【図29】図28の回路171の回路図 【図30】カラーモード指定と色変換指定を切換える第
2の回路例 【図31】色変換制御のフローチャート 【図32】色変換制御のフローチャート 【図33】色変換制御のフローチャート 【図34】図5に関連して説明される色変換回路図であ
る 【符号の説明】 ORGK 原稿色指定キー COPYK 変換色指定キー 71 色変換表示素子 81 色形成部材組合せ表示素子 151 特定カラーモード指定キー 156 カラーモード表示器 150 コピーボタン 164 A/M切換スイツチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒巻 久 神奈川県横浜市金沢区釜利谷4439−223 (72)発明者 沢村 修 神奈川県厚木市上荻野字松陰1115−240 (72)発明者 小宮 豊 東京都大田区上池台3−25−18 (72)発明者 友定 昌弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1660初利 荘 (56)参考文献 特開 昭52−52642(JP,A) 特開 昭52−55542(JP,A) 特開 昭52−85827(JP,A) 特開 昭52−88029(JP,A) 特開 昭52−97745(JP,A) 特開 昭52−142517(JP,A) 実開 昭51−123842(JP,U) 特公 平3−43622(JP,B2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の色を選択可能とすべく同時に表示する表示部
    を備え、該複数の色から色変換する色もしくは色がつか
    ない状態で像形成されるべき色を設定する第1の設定手
    段、 複数の色を選択可能とすべく同時に表示する表示部を備
    え、該複数の色から色変換後の色もしくは色がつかない
    状態の像形成を設定する第2の設定手段、 前記色変換する色として前記第1の設定手段における複
    数の色から任意色をマニュアル設定し、前記色変換後の
    色として前記第2の設定手段における複数の色からの任
    意色をマニュアル設定することに応じて、設定された前
    記色変換する色と色変換後の色の組み合わせを識別可能
    とする表示を行う第1の表示手段、 前記第1の設定手段における複数の色からの任意色のマ
    ニュアル設定と、前記第2の設定手段による前記色がつ
    かない状態の像形成の設定に応じて、前記第1の設定手
    段により設定された前記色がつかない状態で像形成され
    るべき色を識別可能とする表示を行う第2の表示手段、 前記色変換する色として前記第1の設定手段における複
    数の色から任意色をマニュアル設定し、前記色変換後の
    色として前記第2の設定手段における複数の色からの任
    意色をマニュアル設定した場合には、前記第1の表示手
    段に識別可能に表示された色変換する色と色変換後の色
    の組み合わせに従って、カラー原稿を色変換したカラー
    画像を形成し、 前記第1の設定手段における複数の色からの任意色のマ
    ニュアル設定と、前記第2の設定手段による前記色がつ
    かない状態の像形成の設定が行われた場合には、第2の
    表示手段に識別可能に表示された色がつかない状態で像
    形成されるべき色に従い、カラー原稿上の前記色がつか
    ない状態で像形成されるべき色を消したカラー画像を形
    成するカラー画像形成手段を有するカラー画像処理装置
    であって、 前記第1の設定手段における複数の色からの任意色のマ
    ニュアル設定と、前記第2の設定手段のマニュアル設定
    の両方が設定されないと、行われていない設定を待って
    いることを特徴とするカラー画像処理装置。
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