JPH08307660A - マーカー編集機能を備えたカラー複写機 - Google Patents

マーカー編集機能を備えたカラー複写機

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JPH08307660A
JPH08307660A JP8094331A JP9433196A JPH08307660A JP H08307660 A JPH08307660 A JP H08307660A JP 8094331 A JP8094331 A JP 8094331A JP 9433196 A JP9433196 A JP 9433196A JP H08307660 A JPH08307660 A JP H08307660A
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JP
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color
marker
image
image data
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JP8094331A
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English (en)
Inventor
Fritz F Ebner
エフ エブナー フリッツ
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Xerox Corp
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Xerox Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書の走査中にカラーマーカーで囲まれた領
域を処理する制御装置を備えたカラー複写機を提供す
る。 【解決手段】 カラーマーカーで囲まれた領域は制御装
置内でプリセットされた複数のマーカーの色によって提
供される。各カラーマーカーは決められた文書編集機能
に対応づけられている。スキャナは文書を走査し、論理
回路は文書の領域を囲んでいる複数のマーカーの色を識
別する。論理回路は複数のマーカーの色を対応する編集
機能に関係づけ、それに応じて制御装置は対応する編集
機能を明示しているコピーシートを出力するようにカラ
ー複写機を作動させる。さらに、オペレータは編集機能
を選択して追加または削除することができるほか、種々
の色と編集機能とを選択してリンクすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学複写機のためのマ
ーカー編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の写真複写機等の光学複写機は種々
のマーカー編集機能を利用してきた。これらのマーカー
編集機能により、ユーザーはカラーマーカーで特殊処理
する文書の領域を指定することができる。これらのマー
カー編集装置の場合、複写機はマーカーで取り囲まれた
領域を検出し、ユーザーによって指定された領域内の画
素に対し画像処理ステップを適用する。それらの画像処
理ステップとしては、処理の境界としてカラーマーカー
を用いて、例えばカラーマーカーの内側のイメージを削
除すること、カラーマーカーの内側のイメージの色を変
更すること、カラーマーカーの内側の領域を強調表示
(ハイライト)すること、カラーマーカーの内部に図形
またはテキストを挿入すること、またはカラーマーカー
の内側のテキストに対し種々の画像認識処理を利用する
ことがある。多くの従来の装置はマーカー編集機能を利
用しているが、それらの従来の装置のほとんどは複数の
カラーマーカーで複数の機能を一度に提供することはで
きない。
【0003】マーカー編集は数ステップで実施すること
ができる。最初に、走査したイメージを表す画素を分析
して、文書からカラーマーカーを検出する。言い換える
と、カラーマーカーを表す画素を決定する。次に、マー
カー曲線の内部または外部に属するとして、各非マーカ
ー画素をクラス分けする。内部画素の場合は、イメージ
を変えずにおくこともできし、あるいはイメージに対し
ユーザー指定の色変換または他の画像処理ステップを実
施することもできる。外部画素の場合は、イメージを変
えずにおくこともできし、あるいはイメージに対しユー
ザー指定の色変換または他の画像処理ステップを実施す
ることもできる。マーカー画素自体の場合は、マーカー
画素に対応づけられたイメージデータを所定の背景値で
置き換えて、出力イメージからカラーマーカーを消去す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラーマーキング編集
は先行技術では周知である。しかし、より複雑な複製環
境において、複数マーカーの色を使用して複数の編集機
能を指定できること、および好ましい一組の編集機能を
提供するようマシンを選択的に構成できることが要望さ
れている。
【0005】従って、本発明の目的は、複数のカラーマ
ーカーを使用できること、、および決められたマシンに
ふさわしい関連する編集機能を選択できることである。
本発明のその他の利点は以下の説明が進むにつれて明ら
かになるであろう。発明を特徴づける諸機能は特許請求
の範囲に詳細に記載してある。
【0006】
【実施例】図1は、カラー複写機の基本的な構成要素を
示す。詳しく述べると、カラー複写機は、基本となるマ
シン本体すなわち複写機30と他のオプション部品とで
構成され、オプション部品には、編集パッド61と、自
動原稿給送装置62と、ソータ63等が含まれる。ま
た、マシン本体すなわち複写機30は、原稿シートを支
持するガラス製プラテン31と、イメージ入力端末装置
32と、制御装置の収容部33と、イメージ出力端末装
置34と、用紙トレー35と、ユーザーインタフェース
(U/I)36を有する。
【0007】上記のイメージ入力端末装置、イメージ出
力端末装置、及びユーザーインタフェースの制御を実行
するために電気的ハードウェアが必要である。電気的ハ
ードウェアは各処理装置ごとに多数のボード上に取り付
けられている。それらのボードは、それらのボードに対
する制御を行うシステムボードと共に制御装置の収容部
33内に置かれている。収容部33内には、そのほか、
イメージ出力端末装置、自動原稿給送装置、ソーター、
等を制御する主制御ボードが置かれている。
【0008】イメージ入力端末装置32は、像形成装置
37、像形成装置37を移動させるワイヤ38、駆動プ
ーリ39、等で構成されている。イメージ入力端末装置
32は、像形成装置37内に配置されたCCDライン・
センサとカラーフィルタを使用して、青、緑、赤の三原
色のそれぞれについてカラー原稿シートを読み取る。像
形成装置37は読み取ったデータをディジタルイメージ
信号へ変換し、画像処理装置へ出力する。
【0009】イメージ入力端末装置32から送られた
青、緑、赤の各信号は、画像処理装置において、最終的
にトナーの原色(すなわち、黄、シアン、マゼンタ、及
び黒)に変換される。しかし、信号を印字信号へ変換す
る前に、効率的な画像処理を容易にするため、ディジタ
ル信号は色空間へ変換される。配色、色階調、精度すな
わち細かさについて複製の忠実度を向上させるために、
色空間データに対し種々のデータ処理計画が適用され
る。次に、画像処理装置は色空間信号を、処理した色の
調和した階調の2進値のトナー信号へ変換し、その信号
をイメージ出力端末装置34へ出力する。
【0010】イメージ出力端末装置34は、スキャナ4
0と光導電性ベルト41を有し、上記画像処理装置から
のイメージ信号をレーザー40Aで光学的信号へ変換す
る。レーザー40Aから出たレーザー光は多面鏡40
B、焦点合わせレンズ40C、及び反射鏡40Dを経由
して光導電性ベルト41の上に原稿シート上のイメージ
に対応する潜像を形成する。感光ベルト41は、駆動プ
ーリ41Aによって駆動され、その周囲に清掃装置41
B、帯電装置41C、それぞれの潜像を黄、マゼンタ、
シアン、及び黒の現像剤で現像する個々の現像装置41
D、及び転写装置41Eが配置されている。
【0011】転写装置41Eに対向して転写ユニット4
2が設けられ、用紙トレー35から用紙搬送路35Aを
経由した用紙を受け取って、イエロー、マゼンタ、シア
ン、黒の順に色を転写する。この転写ユニット42は、
例えば4色でフルカラー複写する場合は4回転する。上
記のように像が転写された用紙は、真空搬送装置43に
よって転写ユニット42から定着装置45へ搬送され、
そこで像が用紙に永久的に定着されたあと、排出され
る。さらに、用紙搬送路35Aは、用紙トレーとは別
に、一枚ずつシートを挿入するシート挿入口35Bから
送り込まれた用紙を受け取るように設計されている。
【0012】ユーザーインタフェース36はユーザーが
使用して所望の機能を選択し、選択した機能を実行する
ための条件について命令を与えるように設計されてい
る。ユーザーインタフェース36は、カラー表示装置5
1と、表示装置51の横に取り付けられたハードウェア
制御パネル52を備えている。ユーザーインタフェース
36には、さらに、画面上のソフトボタンによって命令
を直接に与えることができるように赤外線タッチボード
53が組み込まれている。
【0013】ユーザーインタフェース36は本発明に関
して種々のやり方で利用することができる。例えば、オ
ペレータはユーザーインタフェースの助けを借りてカラ
ーマーカー機能を含む諸機能を事前にプログラムするこ
とができる。詳しく述べると、オペレータは、複写処理
を開始する前に、画面のソフトボタンによって囲まれた
領域(カラーマーカーで囲まれた領域)内のイメージを
マーカーの色へ変更する所望の機能を入力することがで
きる。このオプションは、多数の同じイメージのコピー
が要求されたとき、複写処理の速度を向上させるうえで
有効である。さらに、ユーザーインタフェース36は、
この変換処理を実行するようにマシンに命令することが
専用機能であるハードボタンを備えることができる。同
様なやり方で実施できる他の機能として、削除機能と挿
入機能がある。
【0014】また、オペレータはソフトボタンを使用し
て、イメージを走査し、囲まれた領域を表示画面に表示
して個々に処理することができる。この第2のオプショ
ンは、走査したイメージに文字認識処理を実行したり、
詳細な色対色変換処理を実行するときに役に立つ。
【0015】複写機30は座標系に基づく入力装置であ
る編集パッド61を備えることができる。オペレータは
編集パッド61をガラス製プラテン31の上に置いて、
入力ペンまたはメモリカードでいろいろな形式のイメー
ジを編集することができる。複写機30には、そのほか
に、既存の自動原稿給送装置62とソーター63が装備
できるように設計されている。
【0016】複写機30は、複写作業の入口から出口ま
での全複写処理をカバーする完全に自動的な装置となっ
ており、ユーザーのニーズを適切に対処するため多種多
様な機能を提供し、同時に、機能の選択、実行する条件
の選択、メニュー上その他の項目の表示(これらはユー
ザーインタフェースのCRT画面に表示される)などの
特徴のため容易に操作できるシステムを生み出してい
る。
【0017】このシステムの基本的機能は、主画面のソ
フトボタンによるタッチ操作と、開始、停止、オールク
リア、テンキー、割り込み、情報、及び言語(すなわ
ち、操作の流れに描写することができない要素)の切り
換えをするためハードウェア制御パネル上で行われる操
作によって、さまざまな種類の機能を選択することがで
きることである。また、このシステムは、簡単な操作
で、フルカラー複写作業や黒白複写作業を可能にしてお
り、領域を表すパスウェイに対応するパスウェイ・タブ
にタッチして機能を選択することによってマーカー編
集、ビジネス編集、及び創造的編集などのいろいろな種
類の編集機能を選択することができる特徴のため、複写
機をあたかも通常の複写機であるかのように使用するこ
とができる。本発明は、米国特許第5,014,123
号に記載されているようなカラー複写機等に適用するこ
とができる。
【0018】図2は、マーカー編集機能を実行する一実
施例の回路図を示している。スキャナ1(または他の光
学装置)は複写機で処理中の原稿からイメージデータを
生成する。スキャナ1はそのイメージデータをイメージ
データメモリ2へ送り、メモリ2はそのイメージデータ
を以後の処理するため格納する。スキャナ1が出力して
いるデータがカラーマーカーに対応しているかどうか判
断するため、イメージカラーアナライザ5がスキャナ1
に接続されている。イメージカラーアナライザ5によっ
て実行されたイメージカラー分析の結果はマーカーバッ
ファ6に格納される。マーカーバッファ6はシンニング
(thinning) 回路8に接続されている。シンニング回路
8は好ましい3画素×3画素ウィンドウに従ってマーカ
ーバッファ内のデータを分析し、マーカーをシンニング
する。シンニング回路8はマーカーバッファ内のデータ
を処理して、すべての不必要なマーカーデータを除去す
ることによってマーカーのスケルトン・スケール(骨格
図形)を生成する。
【0019】マーカーバッファ6はさらにクロッシング
回路7に接続されている。クロッシング回路7はシンニ
ングされたマーカーデータを分析して、どの画素がマー
カー領域内にあるか、どの画素がマーカー領域外にある
かを判断する。マーカーバッファ6内のシンニングされ
たマーカーデータはイメージデータ処理装置3へ送ら
れ、マーカー画素に関連するイメージデータが所定の背
景値へ変換される。さらに、イメージデータ処理装置3
がマーカー領域内のイメージデータに対し適切な画像処
理ステップを実行できるように、クロッシング回路7で
実行されたクロッシング分析の結果がイメージデータ処
理装置3へ入力される。
【0020】イメージデータ処理装置3は、マーカーバ
ッファ6とクロッシング回路7から受け取ったデータに
応じて、イメージデータメモリから受け取ったイメージ
データを処理したあと、処理の終わったイメージデータ
を出力装置4へ送る。出力装置4はそのイメージデータ
を格納することもできるし、イメージデータを印刷して
イメージのハードコピーを作成することもできるし、イ
メージデータを他の装置へ転送することもできるし、あ
るいはイメージデータを表示画面に表示することもでき
る。
【0021】図3は編集機能を実施する実施例のブロッ
ク図である。スキャナ1(または他の光学装置)は複写
機で処理中の原稿からイメージデータを生成する。この
スキャナはイメージデータを色空間変換回路110へ送
り、色空間変換回路110はRGBデータを、例えば色
相、クロマ、及び明度のデータ(L* * h)へ変換す
る。この色相、クロマ、及び明度のデータは、イメージ
データをさらに処理するため格納するイメージデータメ
モリ2と、マーカーで囲まれた領域を検出する領域ジェ
ネレータ120へ送られる。領域ジェネレータ120
は、そのほかに、囲まれた領域情報と共にイメージデー
タ処理装置3へ送られたユーザーインタフェース36か
らの制御信号を受け取る。
【0022】イメージデータ処理装置3へ送られた領域
ジェネレータ120からの情報は、色変換回路130、
強調表示回路150、イメージ挿入回路160、及び文
字認識回路180の諸機能を制御するのに使用される。
これらの回路の1つがイメージデータメモリ2から送ら
れてきたイメージデータを処理すると仮定すれば、デー
タは領域ジェネレータ120が受け取った制御信号に従
って処理される。さもなければ、その回路はメモリ2か
らのデータを処理せずに通過させる。
【0023】イメージデータ処理装置3は、イメージデ
ータメモリから受け取ったイメージデータを領域ジェネ
レータ120から受け取ったデータに応じて処理したあ
と、処理の終わったイメージデータを、例えばプリンタ
170または記憶装置190へ出力する。イメージデー
タ処理装置3は、そのほかに、処理の終わったイメージ
データを送信機へ出力し、送信機にそのイメージデータ
を他の装置へ、または表示画面へ送信させ、表示させる
こともできる。
【0024】本発明のマーカー編集機能に関して、マー
カー編集機能とは、マーカーによって囲まれた領域内で
編集作業や処理作業を実行する機能である。この機能は
文書に応用することができ、従って原画シートは種々の
カラーマーカーによって標識が付けられる。マーカーで
輪郭が描かれた指定領域内のイメージは、ブラウン管上
のソフトボタンまたはブラウン管の隣のパネル上のハー
ドボタンで選択できる機能に従って処理される。カラー
マーカーによって囲まれた領域以外の領域はたぶん元の
形で複製される。
【0025】上に述べたマーカー編集機能に関して、処
理すべき領域の指定は原画シート上に閉じた輪を描くこ
とによって指定される。また、カラーマーカーで指定さ
れた領域はブラウン管のビットマップ領域に類似の図形
で表示することができる。例えば、黒&赤モードの場
合、マーカー領域内部のイメージはコピー上で赤へ変え
られ、マーカーで囲まれた領域以外の領域は黒及び赤に
される。この機能は、トリミング機能、マスキング機
能、カラーメッシュ機能、及びブラック・ツー・カラー
(black to color)機能を伴っている。
【0026】トリミング機能は、標識を付けた領域内の
イメージのみを複写し、標識付き領域外のイメージ位置
を消去する働きをする。マスキング機能は標識付き領域
内のイメージを消去し、標識付き領域外のイメージ位置
のみを複写する。カラーメッシュ機能は標識付き領域に
指定色のメッシュパターンを置き、そこのイメージを複
製する。カラーメッシュの色は8つの標準色(指定色は
事前に決定される)、8つの登録色(色はユーザーによ
って事前に登録され、16,700,000の利用可能
な色から同時に最大8つの色を登録することができ
る)、または実際のマーカーの色から選択することがで
きる。メッシュパターンは4つの利用可能なパターンか
ら選択することができる。
【0027】ブラック・ツー・カラー機能は、標識付き
領域内のイメージの複製物を、8つの標準色、8つの事
前に登録した色、または実際のマーカーの色から選択し
た任意の指定色で複製することを許す。さらに、基本的
な複写機能、追加機能、及びマーカー編集機能の任意の
組合せを使用して、文書を所望の仕方で処理することも
できる。
【0028】本発明は、文書のセグメントを編集するカ
ラーマーカーに関する複数の編集機能を備えたカラー複
写機に応用することができる。詳しく述べると、カラー
マーカーを識別し、関連する編集機能を提供する手法が
得られる。本手法は、文書の走査を開始し、文書の第1
セグメントの範囲を定める編集マーカーを検出したら、
そのマーカーの色を判定する。そのカラーセグメントが
第1色であれば、第1色に関連したメモリ内に格納され
た第1編集機能を指示するタグを検索する。もしそのカ
ラーセグメントが第2色であれば、第2色に関連したメ
モリに格納された第2編集機能を指示するタグを検索
し、走査した各カラー境界ごとに、利用可能な各異なる
編集カラーについて処理を続行する。一定の色を検出し
たらそれに応じて、その色によって範囲が定められた文
書のセグメントに対応づけられた編集機能の指示を格納
する。文書の走査が完了すると、コピーの各セグメント
がそのセグメントに関連する編集マーカーの色に従って
編集された、文書の編集済みコピーが得られる。
【0029】本発明のもう1つの特徴は、与えられたマ
シンに対し編集機能を追加または削除できることであ
る。編集機能の変更は、与えられたマシンで現在利用で
きる編集機能のリストと関連するカラーマーカーを表示
画面に示し、与えられたマシンで現在利用できない編集
機能のリストを表示画面に示することによって達成でき
る。オペレータは、例えばウィンドウとポインタを使用
する周知の画面表示対話手法によって、現在利用可能な
編集機能のリストに追加または削除すべき編集機能を識
別することができる。
【0030】次に図4について説明する。本発明に従っ
て、ブロック202に示すように、文書の走査を開始す
る。文書の部分を識別するカラー境界すなわちカラーセ
グメントに達したら、ブロック204,208,212
に示すように、そのセグメントの色を判断する。詳しく
述べると、その色が色 No.1であれば、ブロック206
に示すように、色 No.1に関連するメモリ内に編集機能
No.1を指示するタグを格納する。その色が色 No.2で
あれば、ブロック210に示すように、色 No.2に関連
するメモリに編集機能 No.2を指示するタグを格納す
る。ブロック212において、色が色 No.1でもなく、
色 No.2でもなければ、ブロック214に示すように、
色 No.3に関連するメモリに編集機能 No.3を指示する
タグを格納する。3つの別個の色は3つの別個の編集機
能に対応づけられているとして示されることに留意すべ
きである。しかし、1つ、2つ、もしくはそれ以上の強
調表示した色で編集機能を識別することも本発明の範囲
に含まれる。
【0031】各カラーセグメントを認識し、関連する編
集機能を指示する適当なタグを格納したあと、制御装置
は、ブロック216に示すように、追加のカラー境界す
なわちカラーセグメントを探索し続ける。各カラーセグ
メントごとに、プロセスは適切な編集機能を識別する同
じ判断を繰り返す。ブロック216に示すように、文書
の最後のカラーセグメントすなわち端の判断のあと、ブ
ロック218に示されるようにメモリに格納された編集
タグを参照し、ブロック220に示すように、その原画
シートのコピーを印刷し、編集したバージョンを表示ま
たは格納する。編集機能と印刷は、各識別した色につい
て、あるいは文書の全走査の終了時に、同時に実行でき
ることを理解頂きたい。また、図4は文書の強調表示し
たセグメントを識別し、その強調表示したセグメントを
特定の編集機能に対応づける方法の1つのシナリオすな
わち実施例に過ぎないこと、及び本発明の範囲は強調表
示した領域を走査し、強調表示した領域に対応づけられ
た特定の編集機能を識別するいろいろな他の実施例を包
含していることを理解すべきである。
【0032】さらに、本発明に係る多機能マシンは幾つ
かの編集機能を含むが、個々のマシンに対するジョブ要
求のため、オペレータはすべての編集機能を利用できな
いかもしれないことを理解すべきである。例えば、個々
の場所でのニーズ、あるいは個々の顧客のニーズに基づ
いて、編集機能などいろいろな機能の利用可能性を条件
とするリース契約でマシンが顧客へリースされることが
ある。これらの機能はマシンを顧客へ発送する前に事前
に活動化されるが、その他の特徴は後で顧客の要求があ
ったとき活動化または非活動化させることができる。マ
シンの使用を経験したあと、顧客は、前に実施不能であ
った、または活動化させなかった追加の機能をオペレー
タが使用できるように要求することができる。
【0033】図5は、典型的なユーザーインタフェース
の画面228で、「編集機能選択」部分230と、各編
集機能に「関連する色」を示すウィンドウ244が表示
されている。例示した「編集機能選択」部分230は、
ブロック234,236,238,240,242にそ
れぞれ編集機能 No.1〜 No.5を含んでいる。ウィンド
ウ244は、編集機能 No.1〜5に関連するウィンドウ
部分246,248,250,252,254に、それ
ぞれ赤、緑、黄、青、及びオレンジなど自由に選択でき
る色を表示する。
【0034】使用中、特定の「編集機能」ボタン及び
「追加」ボタン256を押すことによって、特定の編集
機能を活動化することができる。例えば、「編集機能 N
o.1」ボタン234及び「追加」ボタン256を押すこ
とによって、オペレータは赤色に対応付けられた編集機
能 No.1を活動化することができる。本発明に包含され
る、機能を選択し、その選択を解除するいろいろな自由
に選択できる方法があることに留意すべきである。例え
ば、特定の機能を削除するには、編集機能ボタンを押し
たあと、「削除」ボタン258を押す必要がある。
【0035】図6に示した別の実施例の場合、ウィンド
ウ262は与えられたマシンで現在利用可能な編集機能
を表示する。ウィンドウ264は各編集機能に関連する
編集色を表示する。例えば、ウィンドウ265内の赤 N
o.1は、ウィンドウ263に記述された編集機能 No.1
を提供するため使用する編集色として識別される。
【0036】与えられたマシンで現在利用できない機能
はウィンドウ266に示される。詳しく述べると、編集
機能 No.3、編集機能 No.4、編集機能 No.6と識別さ
れた幾つかの編集機能は現在利用できない。編集機能 N
o.3、 No.4、 No.6に関連する色は図示してないウィ
ンドウに表示することができる。代案として、与えられ
たマシンで現在利用できないウィンドウ266内の編集
機能は、その関連する色をウィンドウ264に表示する
ことができる。
【0037】ウィンドウ262内の利用可能な機能のリ
ストに編集機能を追加するには、ウィンドウ266内の
機能、例えば270に示した編集機能 No.6を強調表示
し、追加ボタン272を押すだけでよい。それで、編集
機能 No.6の機能が利用可能になり、ウィンドウ264
内の関連色がウィンドウ262に示される。ウィンドウ
272内のリストから編集機能を削除するには、機能、
例えば編集機能 No.2を強調表示し、削除ボタン274
を押すだけでよい。
【0038】本発明のもう1つの特徴に従って、オペレ
ータはユーザーインタフェースにおいて任意の決められ
たカラーマーカーを入力すなわち登録することができ
る。これにより、オペレータは手元にある任意のカラー
マーカーを選択的に使用して、選択した編集機能を提供
するようにマシンをプログラムすることができる。ある
実施例の場合、オペレータはユーザーインタフェース上
で選択した色に対応づけられる特定の編集機能を選択す
る。次に、オペレータはマシンで走査する文書すなわち
テキスト媒体に選択した色のカラーマーカーを付ける。
マシンはその色を走査し、その色をその編集機能に結び
つける。
【0039】例えば、ユーザーインタフェースは、ある
実施例においては、オペレータが利用できるすべての編
集機能を示す「利用可能機能」ウィンドウを有してい
る。オペレータは、所望の機能を強調表示したあと、適
当なボタンまたはスイッチで、次の走査されたカラーマ
ークを強調表示した機能に対応づけるようにマシンを条
件づけることができる。文書すなわちテキスト媒体を走
査したあと、マシン制御装置は、色及び強調表示した編
集機能を識別し、タグをメモリに格納して、色と機能の
連係を確立する。従って、オペレータは手元で種々のカ
ラーマーカーのどれかを使用して、選択した色に対し選
択した編集機能を提供するように、マシンを選択的に構
成することができる。
【0040】以上、種々の実施例について発明を説明し
たが、発明は記載した詳細に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に入るすべての修正物または変更物を包
含するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の種々の特徴を使用する典型的なカラー
複写機の正面図である。
【図2】カラーマーカーを識別するCCD線型センサ
と、対応するビデオ画像処理回路網の構成の一例を示す
回路である。
【図3】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る多色多編集機能を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明に従って決められたマーカー色で決めら
れた編集機能を表示し、選択するためのユーザーインタ
フェース画面の実施例を示す図である。
【図6】本発明に従って決められたマーカー色で決めら
れた編集機能を表示し、選択するためのユーザーインタ
フェース画面の別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
30 マシン本体(複写機本体) 31 ガラス製プラテン 32 イメージ入力端末装置(IIT) 33 制御装置の収容部 34 イメージ出力端末装置(IOT) 35 用紙トレー 36 ユーザーインタフェース 37 像形成装置 38 ワイヤ 39 プーリー 40 スキャナ 40A レーザー 40B 多面鏡 41 光導電性ベルト 41B 清掃装置 41C 帯電装置 41D 現像装置 41E 転写装置 42 転写ユニット 43 真空搬送装置 45 定着装置 51 カラー表示装置 52 ハードウェア制御パネル 61 編集パッド 62 自動原稿給送装置 63 ソーター 228 ユーザーインタフェース画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 G06F 15/64 325J 340A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 囲まれたマーカー領域を文書の走査中に
    処理する制御装置を備え、前記囲まれたマーカー領域が
    複数のマーカーの色によって提供され、該複数のマーカ
    ーの色のそれぞれが、前記制御装置内でプリセットさ
    れ、且つ一定の文書編集機能に対応づけられている、カ
    ラー複写機において、 文書を走査する走査手段と、 文書の領域の境界を定めている多数のマーカーの色を認
    識する論理部と、 前記文書の領域の境界を定めている前記多数のマーカー
    の色を、対応する編集機能に関係づける手段と、 前記多数のマーカーの色を認識する論理部に応答して、
    前記対応する編集機能を明示するコピーシートを提供す
    るようにカラー複写機を作動させる手段とを備えている
    ことを特徴とするカラー複写機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー複写機におい
    て、さらに、一定のマーカーの色に対応づけられた編集
    機能を選択的に変更する手段を備えていることを特徴と
    するカラー複写機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカラー複写機におい
    て、前記編集機能を選択的に変更する手段が、マーカー
    の色および編集機能のしるしを画面表示するユーザーイ
    ンタフェースと、一定のマーカーの色に1つの編集機能
    を指定する手段とを有していることを特徴とするカラー
    複写機。
JP8094331A 1995-04-24 1996-04-16 マーカー編集機能を備えたカラー複写機 Withdrawn JPH08307660A (ja)

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US42736695A 1995-04-24 1995-04-24
US08/427366 1995-04-24

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JPH08307660A true JPH08307660A (ja) 1996-11-22

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JP8094331A Withdrawn JPH08307660A (ja) 1995-04-24 1996-04-16 マーカー編集機能を備えたカラー複写機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104610A (ja) * 2008-10-31 2009-05-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法ならびに画像処理プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN107426456A (zh) * 2016-04-28 2017-12-01 京瓷办公信息系统株式会社 图像处理装置及图像处理系统
KR102049675B1 (ko) * 2018-08-20 2019-11-27 이화여자대학교 산학협력단 이미지 생성 패널 및 이를 이용한 이미지 생성 방법

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