JPH11220614A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JPH11220614A
JPH11220614A JP10022260A JP2226098A JPH11220614A JP H11220614 A JPH11220614 A JP H11220614A JP 10022260 A JP10022260 A JP 10022260A JP 2226098 A JP2226098 A JP 2226098A JP H11220614 A JPH11220614 A JP H11220614A
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JP
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image
color
editing
area
processing
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JP10022260A
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English (en)
Inventor
Hironobu Nakada
洋信 中田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】編集しようとする画像の種類に応じて編集用加
工ツールを自動的に選択する画像編集装置を提供する。 【解決手段】画像データを記憶する記憶手段と、記憶さ
れた画像データを編集加工する複数の加工ツールと、画
像データの種類を判別する手段とを備える。そして、判
別手段の判別結果に従って、選択手段が、複数の加工ツ
ールからいずれか一つを選択する。これにより、編集モ
ードにかかわらず、例えば画像データが白黒画像であれ
ば白黒画像編集用加工ツールを、カラー画像であればカ
ラー画像編集用加工ツールが自動的に選択され、操作性
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶された画像デ
ータを編集できる画像編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像編集装置として、例えば特開平6−
124705のように、原稿上で指定した領域のカラー
編集内容をカラーモニター出来るようにしたものや、特
開平6−121152のように、画面表示された原稿イ
メージ上で編集加工ツールを用いて画像編集を行うもの
など、数多くの画像編集装置が従来より提案されてい
る。
【0003】また、例えば、白黒画像編集とカラー画像
編集のように、画像の編集モードを予め指定することに
より、それに応じた編集加工ツールを自動的に選択表示
して画像編集を行えるようにした装置も提案されてい
る。
【0004】このような従来の画像編集装置では、白黒
画像編集、カラー画像編集等という目的に応じた編集加
工ツールが自動的に選択され、作業者はこれを使用でき
るため、加工作業効率が良いという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像編集装置では、編集される画像が明らかに白黒画像
であるにもかかわらず、カラー画像編集モードを指定し
ているためカラー画像編集用の加工ツールが選択表示さ
れているような場合には、白黒画像編集用の加工ツール
を選択し直さなければならないという問題があった。
【0006】また、白黒画像編集用、カラー画像編集用
の加工ツールを同時に選択表示させて、作業者側でいず
れかの加工ツールを選択することも考えられるが、画面
上の加工ツールの表示領域が大きくなって、編集すべき
画像が隠れるというような不都合を生じるものであっ
た。
【0007】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたものであって、編集しようとする画像の種類に
応じて、編集用加工ツールを自動的に選択する画像編集
装置を提供することを課題とする。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記課題は、画像データ
を記憶する記憶手段と、前記記憶された画像データを編
集加工する複数の加工ツールと、前記記憶された画像デ
ータの種類を判別する手段と、前記判別手段の判別結果
に従って、前記複数の加工ツールのいずれか一つを選択
する選択手段とを備えたことを特徴とする画像編集装置
によって解決される。
【0009】上記構成によれば、例えばカラー画像編集
モードを指定していても、画像データがカラー画像でな
い場合には、カラー画像編集用の加工ツールではなくそ
の画像データに対する加工ツールが自動的に選択され
る。
【0010】また、上記に加えて、前記記憶手段に記憶
された画像データを表示する表示手段と、前記表示され
た画像データ上を領域指定する領域指定手段を有し、前
記判別手段は前記指定された領域内の画像データの種類
を判別することが可能で、その判別結果に従って、前記
選択手段は前記複数の加工ツールからいずれか一つを選
択するものとなされている場合には、画像データの領域
ごとにその画像データの種類に対して最適な加工ツール
が自動的に選択される。
【0011】また、判別手段は、記憶された画像データ
もしくは領域指定された画像データが白黒画像か否かを
判別するものである場合には、白黒画像に対しては白黒
画像編集用加工ツールを、それ以外の画像に対してはカ
ラー画像編集用加工ツールが、それぞれ選択される。
【0012】また、複数の加工ツールのうち、少なくと
も一つは白色部の色付けおよび黒色部の色付けが可能で
あり、もう一つはカラー画像の色変換、モノカラー化等
の色加工が可能である場合には、白黒画像、カラー画像
に対する編集加工が容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して詳しく説明する。図中、同一符号
は同一または相当部分を示す。
【0014】図1は、本発明の実施の形態の1つにおけ
るデジタルカラー複写機の斜視図である。
【0015】図を参照して、カラー複写機100は、大
量の原稿を取扱うための自動原稿送り装置(ADFとも
いう)200と、コピー用紙を仕分けるためのソータ4
00と、フィルム原稿から複写(コピー)を行なうため
のフィルムプロジェクタ500と、本実施の形態におけ
るカラー複写機の特徴となるスクリーンエディター60
0と、パーソナルコンピュータやEWSなどを接続する
ことによってカラープリンタとして本複写機を使用する
ためのプリンタコントローラ700とを備える。
【0016】また、スクリーンエディター600には、
原稿を読取って表示したり、ユーザへの操作の指示を行
なうために各種操作メニューを表示するカラー液晶ディ
スプレイ(LCD)115が含まれる。
【0017】さらに、このカラーLCD115の上に
は、ユーザにより指示された座標を検出するための透明
タブレット(タッチパネル)が積層されており、ペン8
00によるユーザからの入力により、カラーLCD上の
座標をダイレクトに装置に入力することが可能である。
【0018】図2は、図1のカラー複写機の機構を説明
するための断面図である。
【0019】図を参照して、複写機は大きくはイメージ
リーダ部30とプリンタ部20とから構成される。以下
その各々について説明する。
【0020】(1) イメージリーダ部30について イメージリーダ部30は、原稿を積載するための原稿台
31と、原稿の露光走査を行なうためのスキャナ32
と、原稿からの反射光を検知するためのイメージセンサ
(CCD)201と、イメージセンサからの信号を処理
する画像信号処理部330と、画像信号処理部からの信
号に基づいてプリンタ部へ制御信号を出力するプリント
ヘッド(PH)制御部335と、スキャナ32を駆動す
るためのパルスモータ35とを備える。
【0021】原稿台31上に積載された原稿の画像はス
キャナ32によって露光走査され、その画像の反射光は
イメージセンサ201により光電変換される。光電変換
された信号は画像信号処理部330において所定の処理
が施され、レーザダイオード駆動用のデジタル画像デー
タが生成される。生成されたデジタル画像データはプリ
ントヘッド制御部335へ伝送される。
【0022】(2) プリンタ部20について プリンタ部20は大きくは作像部、現像ユニット部およ
び用紙処理部から構成される。以下その内容を分説す
る。
【0023】(a) 作像部について 作像部は、イメージリーダ部30より送られたデジタル
画像データに基づいて駆動されるレーザ装置21と、静
電潜像を書込むための感光体ドラム4と、トナーによる
現像を行なう現像ユニット6と、用紙の表面に画像を転
写する転写ドラム10と、感光体ドラムおよび転写ドラ
ムを駆動するドラム駆動モータ22とを備える。
【0024】入力されたデジタル画像データなどにより
レーザ装置21は駆動される。レーザ装置21の駆動に
より感光体ドラム4の表面に静電潜像が形成される。静
電潜像は現像ユニット6によりトナー現像され、転写ド
ラム10上に配置された印刷用の用紙の表面に転写され
る。
【0025】なおこのとき感光体ドラム4および転写ド
ラム10はドラム駆動モータ22によって同期して駆動
される。
【0026】(b) 現像ユニット6について 現像ユニット6は、マゼンタトナーでの現像を行なうマ
ゼンタ現像器6Mと、シアントナーでの現像を行なうシ
アン現像器6Cと、イエロートナーでの現像を行なうイ
エロー現像器6Yと、ブラックトナーでの現像を行なう
ブラック現像器6Kと、その各々の現像器の上部に設け
られた、現像器の各々に対応する色のトナーを供給する
ための4つのトナーホッパーと、現像器ユニット6の上
下方向の移動を行うための現像ユニットモータ61とか
ら構成される。
【0027】(c) 用紙処理部について 用紙処理部は印刷のための用紙を収納する収納カセット
42〜44と、用紙を一時的に収納する中間収納部50
とから構成される。
【0028】収納カセット42〜44のいずれかのカセ
ットから引出された用紙、または中間収納部50から給
紙された用紙は、搬送ローラ群により転写ドラム10に
搬送され、転写ドラム10に巻付けられる。その後、そ
の用紙には感光体ドラム4上のトナー像が順次(最大4
色分)転写される。
【0029】転写の行なわれた用紙は、その後転写ドラ
ム10から分離され、定着装置48において画像定着が
行われ、排紙トレー49において排紙される。
【0030】なお用紙の搬送時にレジストタイミングを
取るためのタイミングローラ対45と、搬送ベルト47
とが装置には設けられている。
【0031】なお上記搬送ローラ群および搬送ベルト4
7などの駆動はメインモータ41により行われる。
【0032】さらに、転写ドラム10には、用紙先端を
チャキングするための先端チャック爪と、用紙を転写ド
ラム10に静電吸着させるための吸着チャージ11と、
用紙を押さえるための用紙押さえローラ12と、感光体
ドラム上に顕像化されているトナー像を用紙上に吸引し
て転写させるための転写チャージ14と、トナー像の転
写終了後(フルカラー現像の場合には4色分のトナー像
の転写終了後)に、転写ドラムを除電して用紙を分離さ
せるための除電チャージ16,17と、用紙を転写ドラ
ムから剥離するための分離爪18とが配設されている。
【0033】また中間収納部50へは、上記印刷工程を
一旦終了した用紙が導入される。
【0034】印刷工程を一旦終了した用紙が排紙トレイ
49に搬送されるか、中間収納部50へ搬送されるか
は、定着処理を終えた紙の搬送経路内に配設された搬送
経路切換部53の切換えにより選択される。
【0035】中間収納部50へ向かう搬送路内には、さ
らに搬送経路切換部54が配置されている。搬送経路切
換部54により、搬送されてきた用紙が反転装置51で
スイッチバック搬送された後、中間収納部50に収納さ
れるか、あるいは直接中間収納部50に収納されるかが
選択される。
【0036】この選択は中間収納部50から給紙された
用紙が、転写ドラムに再び搬送されるときに、既に印字
が行なわれた用紙面と同じ面に画像が転写されるか(こ
のような転写を行なうモードを「画像重ね合せモード」
という)、あるいは裏面に転写が行なわれるか(このモ
ードを同様に「両面複写モード」という)を選択するた
めに行なわれる。
【0037】なお転写ドラムにはさらに転写ドラムの基
準位置を検出するための基準位置センサ13と、基準位
置センサを作動させるためのアクチュエータ板13aと
が配設されている。
【0038】これらのイメージリーダ部およびプリンタ
部の動作については後述する。
【0039】図3は、図1の複写機のスクリーンエディ
ターが備える画像処理のための電子回路のブロック図で
あり、図4は複写機の本体が備える画像処理回路のブロ
ック図である。図3および4は、図中A、BおよびCの
部分でそれぞれ接続される。図3を参照して、スクリー
ンエディターは以下のものを備える。
【0040】(a) 画像合成用2植化メモリ(61
8) 原稿情報の明度信号(Y)の2植化信号をストアするメ
モリである。白黒原稿の画像はこのメモリにストアさ
れ、カラー原稿との合成(文字合成機能)時の文字情報
として用いられる。
【0041】(b) LCD表示用原稿/閉ループ・マ
ーカー検出メモリ(620) カラー原稿編集モード時に、原稿情報をLCD表示用に
LCDCのカラーパレット入力データに変換し、100
dpiに間引きしてストアするメモリである。すなわ
ち、原稿画像の色数は、LCDに表示可能な色数に減色
されて記憶される。
【0042】白黒原稿編集モード時には、原稿内の白黒
(閉ループ検出)情報lbit/カラー情報(R,G,
B,C,M,Y)3bit/白黒階調(表示用)4bi
tの2値化信号を100dpiに間引きしてストアする
メモリとなる。
【0043】このメモリ内の原稿情報がCPUによりV
RAMに転送され、表示される。
【0044】また、白黒原稿編集モード時には、このメ
モリ内の情報からCPUは原稿の閉ループ/マーカー点
位置/マーカー閉ループを検出し、編集エリア指定情報
を生成する。
【0045】以上のように、このメモリは設定されてい
るモードに応じて記憶の方法を換えることを特徴として
いる。
【0046】(c) 編集エリア指定メモリ(626) 閉ループ・マーカー検出メモリ620およびエディター
のタッチパネル614からの座標指定により、16種類
の編集エリア信号がビットマップ情報としてCPUによ
り設定されるメモリである。このメモリ内の編集エリア
情報により編集機能別エリア信号の出力の制御が行なわ
れる。
【0047】(d) 模様付け(テクスチャ)メモリ
(622) 原稿面に積載された模様付け原稿、または背景グラデー
ション処理データをストアするメモリである。背景グラ
デーション処理のデータは、CPUにより設定される。
このメモリに格納されている画像データによりカラー原
稿の模様付け処理、および白黒原稿の背景グラデーショ
ン処理が行なわれる。メモリサイズは、模様付け最大周
期(主走査)=128dot、副走査=256dot、
階調(明度)=256階調である。
【0048】(e) パターン化メモリ(624) パターン化処理するためのパターン形状の2値データを
ストアするメモリである。このメモリに格納されている
パターン形状により白黒原稿のパターン化処理が行なわ
れる。このメモリのパターン形状2値データはCPUに
より設定される。メモリサイズは、パターンサイズ(主
走査)=128dot、副走査=256dot、パター
ン8種である。
【0049】(f) 2値化処理部(628) 予備スキャン時に原稿入力データから明度信号(Y)の
単純2値化出力を画像合成用2値化メモリ618に書込
む。画像再生スキャン時に、原稿入力データから明度信
号(Y)の単純2値化出力を文字領域判定データとして
置換色データ生成部640に出力する。
【0050】画像再生スキャン時に、原稿入力データか
ら明度信号(Y)、彩度信号(C)の2値化出力を下地
領域判定データとして置換色データ生成部640に出力
する。
【0051】(g) 縁取り判定部(630) 編集エリア信号から指定されたエリアの画像データの縁
取り・中抜きエッジの判定を行ない、置換色データ生成
部640に判定情報を出力する。縁取り判定として、下
記の各機能についての所定の判定を行なう。
【0052】縁取り機能;2値化した入力画像の縁取り
エッジを検出し、エッジ判定情報を置換色データ生成部
に出力する。
【0053】中抜き機能;2値化した入力画像の中抜き
エッジを検出し、エッジ判定情報を置換色データ生成部
に出力する。
【0054】(h) マーカー色判定・LCD表示用画
像データコード化処理部(632) 白黒原稿編集モード時において、予備スキャンが行なわ
れるときに、原稿入力データを白黒/カラー(R,G,
B,C,Y,M)の7種に分離し、LCD表示用原稿/
閉ループ・マーカー検出メモリ620に出力する。
【0055】カラー原稿編集モード時において、予備ス
キャンが行なわれるときに原稿入力データをLCD表示
用の色コードに変換し、LCD表示用原稿/閉ループ・
マーカー検出メモリに出力する。
【0056】LCD表示用原稿/閉ループ・マーカー検
出メモリへのデータの書込は、副走査有効期間の4ライ
ンおきに行なわれる。
【0057】マーカー色判定・LCD表示は、Y,C
r,Cbをアドレス情報としてROMより検索する。マ
ーカー色判定・LCD表示用画像データコード化用にR
OMテーブル(256K×8bit)を実装する。
【0058】(i) 1/4間引き処理部(634) 予備スキャン時に原稿入力データを、主走査方向の4d
otごとに単純間引きによる間引き処理を行ない、マー
カー色判定・LCD表示用画像データコード化処理部6
32に出力する。
【0059】(j) 模様付けデータ書込部(636) 予備スキャン時に、原稿入力データの一部分(128×
256dot)の明度信号(Y)を模様付けメモリに書
込む。
【0060】(k) 色判別部(638) 編集エリア信号から指示されたエリアの画像データの色
の判別を行ない、置換色データ生成部640に判別情報
を出力する。色判別として、下記の各機能について所定
の判定を行なう。
【0061】カラーチェンジ機能;入力画像が指定され
た原稿色か否かを判別し、判別情報を置換色データ生成
部に出力する。
【0062】模様付け機能;入力画像が指定された原稿
色か否かを判別し、判別情報を置換色データ生成部に出
力する(指定色模様付け機能)。
【0063】色判別部638は、色判別極座標変換用に
ROMテーブルを実装する。
【0064】(1) 置換色データ生成部(640) 編集エリア信号から指示されたエリアの画像データの色
変換および縁取りの編集指示情報により置換した画像デ
ータを出力する。置換色データ処理は、下記の各機能に
ついて所定の変換を行なう。
【0065】カラーチェンジ機能;指定された原稿色に
対して、指定された置換色に変換する(カラー領域)。
【0066】模様付け機能;指定された原稿色に対し
て、模様付けメモリデータに変換する(カラー領域)。
【0067】背景色置換機能;白の領域を、指定された
置換色およびパターンに変換する(モノクロ領域)。
【0068】縁取り機能;エッジ部とエッジ内画像を別
々の指定された置換色に変換する(モノクロ領域)。
【0069】(m) エリア信号出力部(642) 編集エリアメモリ626から指示されたエリア信号を、
複写機本体に対して編集用属性信号に変換し、縁取り判
定処理部、色判別処理部、置換データ生成処理部に編集
指示信号を出力する。複写機本体へ出力する属性信号
は、モノカラー・モノクロ指示信号、ネガポジ判定指示
信号、および画像置換/画像イレース/文字合成指示信
号である。
【0070】(n) VRAM(616) LCD表示の表示画像データを格納する画像メモリであ
る。このメモリの画像データはCPUにより書込まれ
る。このメモリ内の画像データは、LCDCによりLC
Dに表示される。
【0071】(o) LCDC(612) LCD表示(VGA:640×480/256色)制御
およびVRAMの制御を行なう。VRAMに設定された
画像データを読出しLCDに表示する。
【0072】(p) CPU(602) このCPUによりLCD表示制御および編集エリア情報
の生成処理が行なわれる。
【0073】(q) CPUコントローラ(610) CPUの外部アクセスのアドレスデコードおよびバス制
御を行なう。CPUへのタッチパネルI/Fの入出力制
御を行なう。
【0074】(r) プログラムROM(604) CPUのプログラムを格納するROMである。
【0075】(s) ワークRAM(606) CPUのワーク/スタック用のRAMである。
【0076】(t) バックアップSRAM(608) バックアップパラメータを保存するための電池内蔵のS
RAMである。パラメータの書込は、CPUにより行な
われる。
【0077】(u) カラーLCD(115) (v) タッチパネル(614) 図4を参照して、複写機本体は、イメージリーダ30
と、イメージリーダから出力される信号の変換などの処
理を行なう複写機処理部102と、複写機処理部102
から出力される信号の処理を行なう画像処理部106
と、画像処理部の出力信号をプリントするプリンタ10
7とを備える。
【0078】イメージリーダ30は、Y,Cr,Cb各
8bitの画像データを出力する。出力された画像デー
タは、スクリーンエディターおよび複写機処理部102
へ入力される。複写機処理部102は、イメージリーダ
30からの画像データと、スクリーンエディターから出
力されるY,Cr,Cb各8bitの画像データと、編
集エリア信号とを入力し、加工された画像データを出力
する。
【0079】図5は、編集エリア指定メモリ626の具
体的な構成を示すブロック図である。
【0080】このメモリは、原稿内の白黒1bit/カ
ラー(R,G,B,C,M,Y)3bitの2値化信号
を100dotに間引きしてストアするメモリである。
また、このメモリは閉ループ・マーカー検出メモリとし
ても機能する。また、タッチパネルから入力された指定
座標による編集エリアをストアする。このメモリは16
種類の編集エリア信号をビットマップ情報としてストア
する。
【0081】編集エリア指定メモリ626は、DRAM
6262と、DRAMのコントローラ6261と、CP
Uデータゲート6263と、編集エリア信号出力部デー
タゲート6264とから構成される。DRAMコントロ
ーラ6261は、CPUアドレスと、エリア信号出力部
アドレスと、CPUリード/ライト信号と、エリア信号
出力部からのデータとを入力する。また、CPUデータ
ゲート6263はCPUとの間でデータのやり取りを行
なう。編集エリア出力部データゲート6264は、エリ
ア信号出力部642にデータを出力する。
【0082】図6は、編集エリア指定メモリのプレーン
構成を説明するための図である。
【0083】図を参照して、編集エリア指定メモリは、
16プレーンにより構成される。1プレーンは2Mバイ
トの容量を有し、入力された画像データの編集位置を特
定するために用いられる。編集エリア指定メモリの各プ
レーンの役割は、編集モードや編集機能ごとに変わる。
【0084】図7は、各モードにおける、編集エリア指
定メモリのメモリプレーンの割付けを説明するための図
である。
【0085】図を参照して、bit0〜bit15の各
ビットのメモリプレーンに対する役割が、入力された原
稿が白黒原稿であるときと、カラー原稿であるときと、
白黒+カラー原稿であるときとに分けて説明されてい
る。
【0086】ここに、白黒原稿とは、色付けのされてい
ない原稿と、色付けのされていない白黒の原稿に編集を
行なうためにユーザがカラーマーカーによりエリアの指
定をした原稿とを含む。カラー原稿とは、たとえば写真
などの原稿である。白黒+カラー原稿とは、白黒とカラ
ーとが混在する原稿である。
【0087】図を参照して、読取られた原稿が白黒原稿
である場合には、bit0は、イレースエリアコードと
して用いられる。ここでイレースエリアコードとは、こ
のコードにより指定される領域の画像を消去するための
コードである。
【0088】bit1〜15は、第1から第15の文字
/下地加工エリアコードとして用いられる。すなわち各
ビットにより指定される領域においてそれぞれに対応し
た編集処理が実行される。
【0089】入力された画像がカラー原稿であるときに
は、bit0はイレースエリアコードとして用いられ
る。bit1はネガ/ポジ反転エリアコードとして用い
られる。bit2は模様付けを行なうエリアのコードと
して用いられる。
【0090】bit3〜5は第1から第3のモノクロエ
リアを割当てるための第1〜3モノクロエリアコードと
して用いられる。
【0091】bit6〜9は第1から第4のカラーチェ
ンジエリアを割当てるための第1〜4カラーチェンジエ
リアコードとして用いられる。
【0092】bit10〜15は第1から第6の文字/
下地加工エリアを割当てるための、第1〜6文字/下地
加工エリアコードとして用いられる。
【0093】読取られた原稿が白黒+カラー原稿である
ときには、bit0および1は画像合成指示エリアとし
て用いられる。bit0および1により示される数字が
“0”であるときには透かし合成が行なわれ、“1”で
あるときには嵌め込み・文字合成が行なわれ、“2”で
あるときには画像イレースが行なわれ、“3”であると
きには、画像合成は行なわれない。
【0094】bit2〜15は、第1から第14の嵌め
込み合成・文字合成、白黒原稿内編集用、窓指定エリア
を割当てるためのエリアコードとして用いられる。
【0095】このようにして、入力された画像データに
応じて編集エリア指定メモリは異なった方法で使用され
ることとなる。
【0096】ここに、編集エリア指定メモリに記録され
るデータを例示して説明する。
【0097】図8(A)を参照して、イメージリーダに
より読取られる白黒原稿の一部に赤マーカー(R)で囲
まれた領域、緑マーカー(G)で囲まれた領域および青
マーカー(B)で囲まれた領域が存在する場合の処理に
ついて以下に説明する。
【0098】この原稿は、イメージリーダ30により読
取られ、2値化処理部628において2値化された後、
閉ループ/マーカー検出/LCD表示用原稿メモリ62
0に格納される。
【0099】このときメモリ620内では、図8(B)
に示されるように、ブラックのデータを記録する面20
1においては、原稿の白黒部分のみのデータが格納され
る。これに対してレッド、グリーンおよびブルーの各々
のマーカ色コードを記録する面においては、符号202
〜204に示されるように、原稿に付されたマーカーの
色に対応した部分の画像のみが記録される。
【0100】これらメモリ620に格納された原稿画像
は、CPU602を介してVRAM616に転送され、
これによりカラーLCD115に出力されることにな
る。
【0101】このとき、装置使用者における設定やある
いは装置による自動設定によって、読取られた原稿をそ
のまま表示するか、あるいはマーカーにより画像処理が
行なわれた後の画像を表示するかのいずれかが選択され
る。
【0102】より詳しくは図9(A)を参照して、マー
カーにより記入された図形をそのまま表示するモードが
選択されている場合には、画面205に示されるように
読取られた原稿画像と同じ画像がVRAMに記録され、
カラーLCD115上には表示される。
【0103】これに対して、マーカーによる画像処理の
効果を表示するモード(画像処理が行なわれた後の画像
を表示するモード)が選択されている場合にあっては、
画面207に示されるようにマーカーの色およびその位
置をもとに、画像処理が行なわれた後の画像が表示され
ることになる。なおここでは、赤のマーカーで囲まれた
領域においては、ハッチングが行なわれ、緑で囲まれた
領域においては色付けが行なわれ、青で囲まれた領域に
おいては囲まれた領域内にある図家の縮小が行われてい
る。
【0104】また、画面205に示される画面が表示さ
れている状態で、タッチパネル614を介してユーザは
さらに表示されている画面に対してマーカーによる記入
を行なうことが可能である。たとえば図9(A)の画面
205に示されている状態から、ユーザはタッチパネル
614を介して、画面206に示されるように新たに領
域(1)および(2)を追加することが可能である。
【0105】すなわちカラーLCD115を介してユー
ザは画像処理が行なわれる前の状態、および画像処理が
行われた後の状態を知ることができ、さらには画像処理
のためのマーカーによる記入をタッチパネル614から
行うことが可能となり、装置は使い勝手のよいものとな
る。
【0106】編集エリア指定メモリ626では、白黒原
稿の編集に該当するデータが各々のビットに記録され
る。すなわちユーザのマーカーによる記入やタッチパネ
ルからの入力により設定された、編集領域を示す図形が
bit1〜15の領域に格納される。
【0107】たとえば図9(A)の符号206に示され
るような編集領域が設定されている場合を想定する。こ
のとき、図9(B)を参照してエリア指定メモリ626
のbit1には白黒原稿に記入された赤マーカー(R)
で囲まれた領域がその領域の内部を塗り潰した状態で格
納される。なお、塗り潰された位置には“1”のデータ
が記録され、それ以外の部分には“0”のデータが記録
される。
【0108】同様にエリア指定メモリ626内のbit
2およびbit3には、それぞれ緑(G)で囲まれた領
域、および青(B)で囲まれた領域がその内部を塗り潰
された状態で格納される。
【0109】また、エリア指定メモリのbit4には、
タッチパネルより入力された(1)の部分の領域が内部
を塗り潰された状態で格納され、bit5にはタッチパ
ネルより入力された(2)の領域が内部を塗り潰された
状態で格納される。
【0110】エリア信号出力部642はこれらのメモリ
に格納された、内部が塗り潰された領域を認識すること
により、これらの塗り潰された領域を画像処理の対称の
領域と識別し、複写機処理部102に対して編集エリア
信号を出力する。
【0111】図10は、閉ループ・マーカー検出メモリ
/LCD表示用原稿メモリ620の具体的構成を示すブ
ロック図である。
【0112】図を参照して、このメモリは原稿情報を1
00dpiに間引きした後の閉ループ・マーカー判定デ
ータ/LCD表示用の色コード化データをストアするメ
モリである。このメモリ内の原稿情報がCPUによりV
RAMに転送され、これによりLCDに表示される。ま
た、白黒原稿モードのときには、閉ループ・マーカーの
検出がCPUにより行なわれる。このメモリは、CPU
とマーカー判別処理部、LCD表示用色コード化処理部
とによりアクセス可能である。
【0113】図を参照して、メモリ620は、DRAM
6201と、DRAMのコントローラ6202と、CP
Uデータゲート6203と、色コードライト/リードデ
ータゲート6204とから構成される。
【0114】DRAMコントローラ6202は、CPU
アドレスと、閉ループ・マーカー/LCD表示用原稿ア
ドレスと、CPUライト/リード信号と、LCD表示用
色コード化処理部ライト信号とを入力する。
【0115】CPUデータゲート6203は、CPUと
の間でデータをやり取りする。色コードWRデータゲー
ト6204は、LCD表示用色コード化処理部のデータ
を入力する。
【0116】図11は、閉ループ・マーカー検出/LC
D表示用原稿メモリのプレーン構成を説明するための図
である。
【0117】図を参照して、プレーンは8枚の層により
構成されている。
【0118】また、これらのプレーンの役割は、設定さ
れたモードにより異なる。図11は、入力された原稿画
像が白黒原稿画像である場合のプレーン構成を示してい
る。図を参照して、4プレーンは、LCDに白黒原稿画
像を表示するための白黒の階調データとして用いられ、
他の4プレーンは、閉ループおよびマーカーを検出する
ためのメモリとして用いられる。
【0119】これに対して、カラー原稿、白黒+カラー
原稿が読取原稿とされた場合には、すべてのプレーンが
LCDに表示を行なうためのデータを記録するプレーン
となる。
【0120】図12は、読取が行なわれた原稿の種類に
応じて、メモリプレーンの役割が異なる状態を説明する
ための図である。
【0121】図を参照して、上述のように、白黒原稿が
入力された場合には、bit4〜7のメモリプレーンが
白黒原稿の表示用階調データとして用いられ、bit1
〜3は、マーカー色を示すコードとして用いられる。b
it1〜3により示される数が“0”であるときにはマ
ーカーが付されていない領域を示し、“1”であれば
赤、“2”であれば緑、“3”であれば青、“4”であ
ればシアン、“5”であればマゼンタ、“6”であれば
イエローのマーカー色であることを示している。
【0122】bit0で示されるフレームは白黒の2値
化データであり、白黒原稿の中に設けられた閉ループを
検出するために用いられる。ここで閉ループとは、原稿
内に黒の線で書かれた閉じた領域を示す。この閉じた領
域内をユーザがマーカーやタッチパネルにより指定する
ことにより、その領域内に着色を施したり、その領域内
をハッチングしたりすることが可能となる。
【0123】また、読取られた原稿の画像をそのまま閉
ループを識別するためのデータとして用いると、CCD
の特性などにより、閉ループを構成する線が途切れてし
まい、うまく閉ループを認識できないことがある。この
ため、bit0のプレーンのデータとしては、閉ループ
を構成する線をクロージング処理したデータが記録され
る。クロージング処理については、後述する。
【0124】一方、入力された原稿がカラー原稿または
白黒+カラー原稿であるときには、メモリプレーンのb
it0〜7のすべてにはLCDに表示を行なうためのデ
ータが記録される。つまり、1ドットが8ビットのデー
タでLCDには表示されることとなる。入力されたカラ
ー原稿の色調は、このLCD表示用コードで表現できる
色調に落とされてメモリに記録されることになる。
【0125】このように、入力された原稿の内容に応じ
てメモリの役割を切換える処理は、ハードウェアにより
行なってもよいが、図13により示されるフローにより
行なってもよい。
【0126】図13を参照して、白黒原稿を処理するモ
ードが選択されているときには(S1でYES)、白黒
原稿用にメモリプレーンが割当てられる(S2)。一
方、設定されているモードが、カラー原稿モードか、白
黒+カラー原稿モードであるときには(S3でYE
S)、カラー用のメモリプレーンが割当てられる(S
4)。
【0127】図14は、2値化処理部628の具体的な
構成を示すブロック図である。
【0128】このブロックは、原稿情報の明度信号
(Y)、彩度(C)と、しきい値パラメータにより2値
化した2値化原稿画像を生成する処理を行なう。そして
その2値化された原稿は、3×3dotのクロージング
処理が行なわれ、2値化メモリにストアされる。
【0129】図を参照して、このブロックは、しきい値
パラメータを出力するしきい値パラメータ出力部628
1と、入力された原稿画像の2値化処理を行なう2値化
処理部6282と、2値化処理の制御を行なう制御部6
283と、クロージングを行なうために2値化された原
稿画像の太め処理を行なう太め処理部6284と、太め
られた原稿画像の細め処理を行なう細め処理部6287
と、太め処理に用いられるFIFOメモリ6285と、
細め処理に用いられるFIFOメモリ6286とから構
成される。
【0130】2値化処理部6283は、原稿情報の明度
信号(Y)と彩度(C)とを入力する。しきい値パラメ
ータ出力部6281は、CPUアドレスと、CPUから
のデータと、CPUからのライトクロックとを入力す
る。
【0131】2値化処理制御部6283は、2値化指示
信号と、2値化データ書込指示信号と、副走査有効領域
と、主走査有効領域と、主走査同期信号と、ドットクロ
ックとを入力する。
【0132】細め処理部6287は、クロージングが行
なわれた2値化データと、下地判定データとを出力す
る。太め処理部6284は、閉ループ検出用2値化デー
タを出力する。
【0133】2値化処理制御部6283は、2値化メモ
リに対してクロック信号、ライト信号およびアドレスク
リア信号を出力する。
【0134】次に、図15を参照して、クロージング処
理について説明する。
【0135】クロージング処理は、注目画素(図中ハッ
チングで示される画素)の周りの3×3の画素のうち1
つでも黒画素が存在すれば、注目画素を黒画素として処
理(太め処理)し、その後に3×3の画素のうち1つで
も白画素が存在すれば、注目画素を白画素とする処理
(細め処理)である。
【0136】これにより、閉ループの輪郭を構成する線
の途切れがなくなり、閉ループ内の着色を行なうときな
どに、閉ループの輪郭を正確に判定することが可能とな
る。図16は、LCD表示用色コード化/マーカー色判
定処理部632の具体的構成を示すブロック図である。
【0137】この処理部は、カラー原稿編集モード時に
は、カラー原稿の入力画像データからLCD表示用の色
コードへの変換を行なう。
【0138】また、白黒原稿編集モード時には、原稿入
力データから間引きされたデータをカラー(R,G,
B,C,Y,M)の6種類のカラーデータに分離する処
理を行なう。
【0139】また、黒のデータは3×3dotのクロー
ジング処理がされた後のデータを使用する。
【0140】この処理部により、原稿情報に副走査方向
の1/4の間引きを行なうため、原稿画像は、4ライン
ごとにLCD表示用原稿メモリ/閉ループ・マーカー検
出メモリにストアされる。
【0141】図を参照して、処理部632は、入力され
た画像データから、LCD表示用データコード化/マー
カー色判定を行なう判定部6323と、その制御を行な
うLCD表示用データコード化/マーカー色判定処理制
御部6326と、出力ディレー同期制御部6324と、
マーカー色/LCD表示用データを出力するビット0セ
レクタ6325と、閉ループ・マーカーLCD表示原稿
メモリ書込制御部6327と、LCD表示用データコー
ド化/マーカー色判定のためのROMテーブル6321
と、出力ディレーFIFOメモリ6322とを備える。
【0142】以下に、マーカー色判定方法と原稿色色コ
ード化方法との概要について説明する。
【0143】マーカー色の判定は、1/4間引きされた
V,Cr,Cbの入力画像データをROMアドレスとし
てROMテーブルを参照することにより実行される。白
黒2値化データは、2値化処理部から出力される表示用
2値化データを1/4間引きして、マーカー色判定デー
タに同期して出力される。
【0144】原稿色色コード化は、1/4間引きされた
Y,Cr,Cbの入力画像データをROMアドレスとし
てROMテーブルを参照することにより行なわれる。
【0145】次に、図1の複写機の具体的な操作手順に
ついて説明する。
【0146】図17は、複写機の操作手順を説明するた
めのフローチャートである。
【0147】図を参照して、表示される編集メニューの
中から操作者は所望のメニューを選択する(S10)。
選択されたメニューの内容に従って、原稿の読取が行な
われ、スクリーンエディターにその内容が表示される
(S11)。表示された原稿内容を見て、操作者は編集
の内容をスクリーンエディターを介して設定する(S1
2)。次に、用紙サイズ、倍率、コピー枚数などのコピ
ーモードが設定される(S13)。その後、編集処理し
たコピーが出力される(S14)。
【0148】図18は編集メニューの具体例を示す図で
ある。図18に示される内容がLCDに表示される。
【0149】メニューは、5つの目的別編集メニュー
と、1つの登録メニューとから構成される。
【0150】色付け編集とは、白黒原稿を対象とし、文
字や背景の色付けを行なうものである。
【0151】マーカー編集とは、マーカーペンでエリア
指定された白黒原稿を対象とし、そのエリア内の色付け
などを行なうものである。
【0152】カラー編集とは、カラー原稿を対象とし、
色変換やモノカラー・カラーフィルタなど、色の編集処
理を行なうものである。カラー原稿内の白黒部に対して
は色付けを行なうこともできる。
【0153】トリミング編集とは、カラー、または白黒
原稿を対象とし、原稿の一部分をトリミングするもので
ある。
【0154】合成編集とは、白黒原稿の中にカラー原稿
を嵌め込む合成処理である。白黒原稿に対しては色付け
を行なうことも可能である。
【0155】登録とは、後述するカラーパレットの登録
やパターンの登録などを行なうものである。
【0156】ユーザーはタッチパネルを介してこれらの
中から所定のものを選択することができる。選択が行な
われると、図19に示されるようにそれぞれの内容に応
じた画面が表示されることとなる。
【0157】図20、図21は、画像編集用加工ツール
の一例を示すものであり、図20は白黒画像編集用加工
ツールを、図21はカラー画像編集用加工ツールをそれ
ぞれ示している。
【0158】図20に示す白黒画像編集用加工ツールに
は、例えばエリア指定ツール901や色付け用ツール9
02がある。
【0159】エリア指定ツール901は、LCD115
上に表示された画像のうち特定のエリアを指定したり、
指定したエリアを選択する役割を担うものであり、指定
したエリアを選択するエリア選択ボタン901aと、原
稿全体を対象エリアとする全体ボタン901bと、矩形
のエリア指定を行なうボックスボタン901cと、丸味
矩形のエリア指定を行なうRボックスボタン901d
と、自由形のエリア指定を行なうトレースボタン901
eと、閉ループでのエリア指定を行なう閉ループボタン
901fと、直線を描画する直線ボタン901gと、自
由形を描画する自由形ボタン901hとから構成され
る。
【0160】ここに、ボックスボタン901cとは、ペ
ンのドラッグ操作での開始点と終了点の2点で指定され
る矩形を色付けの対象エリアとするためのボタンであ
る。
【0161】Rボックス901dとは、ペンのドラッグ
操作での開始点と終了点の2点で指定される丸み矩形を
対象エリアとするためのボタンである。丸み矩形の形状
を図22に示す。
【0162】トレースボタン901eとは、ベンドラッ
グ操作で指定される開始点と終了点を閉じた自由形エリ
アを対象エリアとするボタンである。トレースのエリア
指定は、図23(A)に示されるように基本的な処理と
して、トレース線で囲まれたエリアを抽出し、それを対
象エリアとする。また、(B)のようにエリアが交差す
る場合には、交差するトレース線の各々のエリアを抽出
し、それを対象エリアとする。図23において、ハッチ
ングされた領域が処理の対象エリアとなる。
【0163】閉ループボタン901fとは、ペンオンさ
れた位置の周りの黒枠で閉じられたエリアを対象エリア
とするボタンである。閉ループのエリア処理は図24に
示されるように行なわれる。
【0164】すなわち、基本的な処理として黒枠で囲ま
れたエリアを抽出し、そのエリアを閉ループエリアとす
る(A)。また、閉ループ内に閉ループがあるときに
は、外側の黒枠で囲まれたエリアを抽出し、そのエリア
を閉ループエリアとする(B)。中に存在する閉ループ
のエリアは認識しない。これにより、アルファベットB
などの中に存在する閉ループは識別されない。
【0165】また、閉ループで囲まれた部分の外が指定
されたときには、閉ループエリアとは認識しない。
【0166】一方、図20に示す色付け用ツール902
は、白色部や黒色部の色付けを行うものであり、付すべ
き色の種類、濃度、色付けのパターン等を選択可能とな
っている。
【0167】図21に示すカラー画像編集用加工ツール
としては、画像上の特定のエリアを指定したり、指定し
たエリアを選択するためのエリア指定ツール903や、
カラー画像の色変換、モノカラー化等の色加工を行うた
めの色加工用ツール904がある。エリア指定ツール9
03は、図20に示した白黒画像編集用のエリア指定ツ
ール901と同様に、指定したエリアを選択するエリア
選択ボタン、原稿全体を対象エリアとする全体ボタン、
その他各種の態様でエリアを指定できるボタンを備えて
いる。また、色加工用ツール904は、変換あるいはモ
ノカラー化すべき色の種類、濃度、パターン等を選択可
能となっている。
【0168】色付け編集が選択されたときの画面を図2
5に示す。ユーザが表示されるメッセージに従って、色
付けする白黒原稿をセットして、読込キー(画面右下)
を押下する。すると、白黒原稿の読込が行なわれ、LC
Dにその原稿画像が表示される。この色付け編集は白黒
画像に対しての編集処理であるから、この色付け編集が
選択されたときは、図26に示されるようにタッチパネ
ルに白黒画像編集用加工ツールである図20に示すエリ
ア指定ツール901及び色付けツール902が表示され
る。そして、タッチパネルを介してこれらツールを用い
ることにより、表示された原稿画像に色付けを行なうこ
とができ、プリンタから色付けされたコピーを出力する
ことができる。
【0169】図27は、マーカー編集モードが指定され
たときの画面を示す図である。
【0170】図を参照して、図27に示される表示内容
に従って、操作者はマーカー加工した白黒原稿をIRに
セットして、読込キーを押下すると、マーカー原稿の読
取が行なわれる。読取られたマーカー原稿は、図28に
示されるようにLCD上に表示される。このマーカー編
集モードは白黒画像に対しての編集処理であるから、こ
の色付け編集が選択されたときは、図28に示されるよ
うにタッチパネルに白黒画像編集加工用ツールである色
付けツール902が表示される。マーカーによる指定
は、マーカーにより編集を行ないたいエリアを囲んで指
定する方法(囲み枠指定)と、原稿の閉ループ内にマー
カーで点を打つことによりその閉ループ内を指定する方
法(点指定)とがある。
【0171】また、LCDに表示された原稿にさらにマ
ーカーエリアを指定することも可能であり、その場合に
図29に示されるマーカーエリア指定ツールが用いられ
る。
【0172】マーカーエリア指定ツールは、イエロー、
マゼンタ、シアン、グリーン、レッド及びブルーの各色
からなっており、それぞれの色ごとに囲み枠指定と、点
指定とができるようになっている。
【0173】図30は、カラー編集モードが指定された
ときの画面を示す図である。画面に表示されるメッセー
ジに従って、操作者が加工する原稿をIRにセットし
て、読込キーを押下する。それにより、原稿の読取が行
なわれ、図31に示されるようにLCD上に原稿画像が
表示される。
【0174】このカラー編集モードに対しては、当初、
図21に示すカラー画像編集加工用ツール903、90
4がタッチパネルに表示されるが、編集、加工を施す画
像データが白黒の場合には、白黒画像編集加工用ツール
901、902が自動的に選択され、このツールの表示
に切り替わる。この点については後述する。
【0175】そして、ユーザは色の変換等の指定をタッ
チパネルを介して行うことができる。
【0176】図18において登録モードが選択された場
合には、図32に示される画面がLCDに表示される。
【0177】登録メニューとして4つの登録が可能とな
っている。カラーパレット編集は、標準カラーパレット
の色登録、および登録色の色読込登録を行なうものであ
る。パターン編集とは、背景の色付け時のパターン編集
を行なうものである。テクスチャ登録は模様付け時のテ
クスチャパターンの読込登録を行なうものである。マー
カー編集設定とはマーカー編集の標準(デフォルト)編
集モードを設定するものである。図33に示されるよう
に、各々のボタンを操作者が押下することによってそれ
ぞれの内容に応じた画面が表示され、登録が行なわれ
る。
【0178】図34は本実施形態におけるデジタルカラ
ー複写機の操作画面を表示する処理を示すフローチャー
トである。図35は、図34に続くフローチャートであ
る。
【0179】図を参照して、装置が起動されるとステッ
プS100において、図18に示される編集メニュー画
面が表示される。ステップS101においてユーザが所
定のモードを選択すると、そのモードに応じた分岐が行
なわれる。
【0180】「登録」が選択されたときには、ステップ
S102において図32に示される登録メニューが表示
され、図33に示されるようにユーザの選択に応じて各
種設定画面が表示され、登録が行われることとなる。ス
テップS103においてキー入力があったか否かが判定
され、YESであればステップS100からの処理を再
度実行する。
【0181】一方、「色付け編集」が選択されたときに
は、ステップS104で図25に示される画面が表示さ
れ、色付けを行なう原稿の読取が開始される。ステップ
S105で原稿の読取が完了したか否かが判定され、Y
ESであればステップS106において図26に示され
る編集画面が表示され、ユーザによる編集処理が実行さ
れる。編集処理の終了後に、ステップS107でプリン
トキーがオンされたか否かが判定され、YESであれ
ば、ステップS108においてプリント処理が実行され
る。ステップS109でプリント処理が終了したか否か
が判定され、YESであれば、ステップS100からの
処理を繰返し実行する。
【0182】モード選択画面において、「マーカー編
集」が選択されたときには、ステップS110において
図27に示される画面が表示され、マーカー加工された
白黒原稿の読取が行なわれる。ステップS111におい
て原稿の読取が完了したか否かが判定され、YESであ
れば、ステップS112において図28に示される編集
画面が表示されユーザからの編集処理が行なわれる。ス
テップS113で編集処理後にプリントキーがオンされ
たか否かが判定され、YESであれば、ステップS11
4においてプリント処理が実行される。ステップS11
5においてプリント処理が終了したか否かが判定され、
YESであればステップS100からの処理を繰返し実
行する。
【0183】編集メニューにおいて、「カラー編集」が
選択されたときには、ステップS116において図30
に示される画面が表示され、カラー原稿の読取が行なわ
れる。ステップS117で原稿の読取が完了したか否か
が判定され、YESであれば、ステップS118におい
て図31に示される編集画面が表示され、ユーザからの
入力に応じた編集処理が実行される。ステップS119
で編集処理後にプリントキーがオンされたか否かが判定
され、YESであれば、ステップS120においてプリ
ント処理が実行される。ステップS121においてプリ
ント処理が終了したか否かが判定され、YESであれば
ステップS100からの処理を繰返し実行する。
【0184】編集メニューにおいて、「トリミング」が
選択されたときには、ステップS122においてトリミ
ング用原稿の読取が行なわれる。ステップS123で原
稿の読取が完了したか否かが判定され、YESであれ
ば、ステップS124においてユーザからの入力に応じ
たトリミング処理が実行される。
【0185】ステップS125においてプリントキーが
オンされたか否かが判定され、YESであれば、ステッ
プS126においてプリント処理が実行される。ステッ
プS127においてプリント処理が終了した否かが判定
され、YESであればステップS100からの処理が繰
返し行なわれる。
【0186】編集メニューにおいて、「合成」が選択さ
れたときには、ステップS128において合成用の原稿
の読取が行なわれる。ステップS129において原稿の
読取が完了したか否かが判定され、YESであれば、ス
テップS130においてユーザからの入力に応じた合成
処理が行なわれる。
【0187】ステップS131においてプリントキーが
オンされたか否かが判定され、YESであれば、ステッ
プS132においてプリント処理が実行される。ステッ
プS133においてプリント処理が終了したか否かが判
定され、YESであればステップS100からの処理が
繰返し行なわれる。
【0188】図36、図37は、「カラー編集モード」
が選択されたときの編集処理(図35のステップS11
8)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0189】図36は、加工領域の設定がなく、画像全
体に対して編集、加工を施す場合のフローチャート、図
37は、画像上で特定の領域が指定され、この指定領域
に対して編集、加工を施す場合のフローチャートであ
る。
【0190】図36において、まず、ステップ201に
おいて、領域内(画像全体)の画像データを全ドット検
索することにより、その画像が白黒か否かを判断する。
画像データは閉ループ/マーカー検出/LCD表示原稿
メモリ620に格納されており、その全ドットの色コー
ドが白色、黒色もしくはグレー色の場合は白黒画像と判
断でき、そうでない場合はカラー画像と判断することが
できる。
【0191】ステップ201での検索の結果、白黒画像
と判断された場合には(ステップ201にて、YE
S)、ステップ202で、白黒画像編集加工用ツール9
01、902が自動的に選択され、表示されていたカラ
ー画像編集加工用ツール903、904に変えて、この
白黒画像編集加工用ツール901、902をタッチパネ
ル上に表示する。
【0192】一方、ステップ201での検索の結果、白
黒画像でないと判断された場合には(ステップ201に
て、NO)、ステップ203で、カラー画像編集加工用
ツール903、904が自動的に選択され、タッチパネ
ル上にはカラー画像編集加工用ツール903、904が
そのまま表示される。
【0193】そして、ステップ204で、表示されたツ
ールの中から所望の編集/加工手段を指定して、色付
け、色変換等の画像編集を行う。
【0194】一方、図37のフローチャートでは、ま
ず、ステップ200で、特定の領域が指定されるまで待
って、指定されると(ステップ200にて、YES)、
ステップ201で、その領域内の画像が白黒画像か否か
を判断する。白黒画像か否かの判定は、エリア信号出力
部642から出力される信号に基いて、閉ループ/マー
カー検出/LCD表示原稿メモリ620に格納されてい
る指定領域対応の画像データについて、その全ドットの
色コードを検索することにより行い得る。
【0195】検索の結果、白黒画像であれば(ステップ
201にて、YES)、白黒画像編集加工用ツール90
1、902が自動選択され、これがタッチパネル上に自
動表示される。一方、白黒画像でなければ(ステップ2
01にて、NO)、カラー画像編集加工用ツール90
3、904が自動選択され、これがタッチパネル上に自
動表示される。ステップ204で、表示されたツールの
中から所望の編集/加工手段を指定して、色付け、色変
換等の画像編集を行う。
【0196】このように、全体あるいは指定領域の画像
が白黒か否かを判定して、その結果に応じて画像編集加
工用ツールを自動的に選択し、これを表示するから、作
業者は自ら画像編集加工用ツールを選択する煩雑さから
解放され、操作性が各段に向上する。
【0197】なお、以上の実施形態においては、判別す
べき画像データの種類として白黒画像か否かを例示し、
その結果に応じて白黒画像編集加工用ツールあるいはカ
ラー画像編集加工用ツールを自動選択する構成とした
が、判別すべき画像データの種類及び画像編集加工用ツ
ールはこれに限定されることはなく、例えば写真原稿、
地図原稿等であるか否かを判別して、これに応じた編集
加工用ツールを選択する構成としても良い。
【0198】また、白黒画像編集用加工ツールとして、
図20に示すエリア指定ツール901と色付けツール9
02を、カラー画像編集用加工ツールとして、図21に
示すエリア指定ツール903と色加工用ツール904を
それぞれ例示し、白黒画像に対してはエリア指定ツール
901と色付けツール902を、カラー画像に対しては
エリア指定ツール903と色加工用ツール904を同時
に選択表示したが、エリア指定ツール901と色付けツ
ール902の一方のみ、またはエリア指定ツール903
と色加工用ツール904の一方のみを選択表示させても
良い。また、白黒画像編集用加工ツール、カラー画像編
集用加工ツールはこれらに限定されることはない。
【0199】
【発明の効果】この発明は、上述の次第で、判別手段に
より判別した画像データの種類に応じて、それに適した
編集用加工ツールを選択するから、例えばカラー画像編
集を指定していても、画像データがカラー画像でない場
合には、カラー画像編集用の加工ツールではなくその画
像データに対する加工ツールを自動的に選択することが
できる。つまり、編集モードにかかわらず、最適な加工
ツールを選択することができる。従って、画像編集の操
作性を各段に向上することができる。
【0200】また、表示手段に表示された画像データを
領域指定する手段を有するとともに、領域内の画像デー
タの種類を判別してそれに適した編集用加工ツールを選
択する場合には、画像データの領域ごとに加工ツールを
最適のものに変えることができ、画像編集の操作性を益
々向上することができる。
【0201】また、記憶された画像データもしくは領域
指定された画像データが白黒画像か否かを判別する場合
には、白黒画像に対しては白黒画像編集用加工ツール
を、それ以外の画像に対してはカラー画像編集用加工ツ
ールを、それぞれ選択することができる。
【0202】また、複数の加工ツールのうち少なくとも
一つは、白色部及び黒色部の色付けが可能であり、もう
一つは色変換等の色加工が可能である場合には、白黒画
像、カラー画像に対する編集加工を極めて容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおける複写機の斜
視図である。
【図2】図1の複写機の正面断面図である。
【図3】図1の複写機が有するスクリーンエディターの
ブロック図である。
【図4】図1の複写機本体のブロック図である。
【図5】編集エリア指定メモリ626の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】編集エリア指定メモリのメモリ構成を説明する
ための図である。
【図7】編集エリア指定メモリのメモリプレーンの使用
方法を説明するための図である。
【図8】読取られる原稿とメモリに格納されるデータと
の関係を説明するための図である。
【図9】エリア指定メモリに記録されるデータと、LC
Dに表示される画面との関係を説明するための図であ
る。
【図10】閉ループ/マーカー検出/LCD表示原稿メ
モリ620の構成を示すブロック図である。
【図11】白黒原稿モード時におけるメモリ620の構
成を説明するための図である。
【図12】メモリ620の入力原稿に応じたメモリプレ
ーンの構成を説明するための図である。
【図13】メモリプレーンの割当処理を示すフローチャ
ートである。
【図14】2値化処理部628の構成を示すブロック図
である。
【図15】クロージング処理を説明するための図であ
る。
【図16】LCD表示用色コード化・マーカー色判定処
理部632の構成を示すブロック図である。
【図17】図1の複写機の操作手順を示すフローチャー
トである。
【図18】編集メニューの具体例を示す図である。
【図19】編集メニューの各々のボタンを操作者が押下
した状態を説明するための図である。
【図20】白黒画像編集用加工ツールの一例を示す図で
ある。
【図21】カラー画像編集用加工ツールの一例を示す図
である。
【図22】Rボックスの形状を示す図である。
【図23】トレースボタンによる処理を説明するための
図である。
【図24】閉ループボタンによる処理を説明するための
図である。
【図25】色付けモードが選択されたときの画面を示す
図である。
【図26】白黒原稿の色付け処理をする画面を説明する
ための図である。
【図27】マーカー編集モードにおける画面を説明する
ための図である。
【図28】マーカー編集の画面を説明するための図であ
る。
【図29】マーカーエリア指定ツールを示す図である。
【図30】カラー編集モードが選択されたときの画面を
示す図である。
【図31】カラー原稿が読取られた後の状態を示す図で
ある
【図32】登録処理が選択されたときの画面を示す図で
ある。
【図33】図32の状態から操作者がタッチパネルを押
下した状態を説明するための図である。
【図34】図1の複写機の操作画面の表示ルーチンを示
すフローチャートである。
【図35】図34に続くフローチャートである。
【図36】図35に示したフローチャートのステップS
118の編集処理のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【図37】図35に示したフローチャートのステップS
118の編集処理の別のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
115…カラー液晶ディスプレイ 614…タッチパネル 618…2値化メモリ 620…閉ループ/マーカー検出/LCD表示原稿メモ
リ 628…2値化処理部 630…縁取り判別処理部 632…LCD表示用色コード化/マーカー色判定処理
部 642…エリア信号出力部 901…エリア指定ツール(白黒画像編集用加工ツー
ル) 902…色付け用ツール(白黒画像編集用加工ツール) 903…エリア指定ツール(カラー画像編集用加工ツー
ル) 904…色加工用ツール(カラー画像編集用加工ツー
ル)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶された画像データを編集加工する複数の加工ツ
    ールと、 前記記憶された画像データの種類を判別する手段と、 前記判別手段の判別結果に従って、前記複数の加工ツー
    ルのいずれか一つを選択する選択手段とを備えたことを
    特徴とする画像編集装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶された画像データを
    表示する表示手段と、 前記表示された画像データ上を領域指定する領域指定手
    段を有し、 前記判別手段は前記指定された領域内の画像データの種
    類を判別することが可能で、その判別結果に従って、前
    記選択手段は前記複数の加工ツールからいずれか一つを
    選択する請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、記憶された画像データ
    もしくは領域指定された画像データが白黒画像か否かを
    判別する請求項1または2に記載の画像編集装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の加工ツールのうち、少なくと
    も一つは白色部の色付けおよび黒色部の色付けが可能で
    あり、もう一つはカラー画像の色変換、モノカラー化等
    の色加工が可能である請求項1ないし3のいずれかに記
    載の画像編集装置。
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