JP2001042705A - 画像処理装置および操作装置および画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置および操作装置および画像処理装置の制御方法

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JP2001042705A
JP2001042705A JP21642699A JP21642699A JP2001042705A JP 2001042705 A JP2001042705 A JP 2001042705A JP 21642699 A JP21642699 A JP 21642699A JP 21642699 A JP21642699 A JP 21642699A JP 2001042705 A JP2001042705 A JP 2001042705A
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function
frequency
operation screen
image processing
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Akio Suzuki
朗夫 鈴木
Satoshi Okuma
聡 大熊
Hiroshi Matsuda
弘志 松田
Toshiya Kanazawa
俊也 金澤
Yuka Nagai
由佳 長井
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用頻度が高い機能を指示する指示領域の存
在を容易にみつけさせることができ、ユーザの操作環境
を格段に向上させること。 【解決手段】 任意の機能の指示領域を備える操作画面
を表示させる際に、ICカード307に記憶される各機
能の使用頻度に応じて、CPU301が操作画面の表示
形態を変化させて、表示部116−2に表示させる構成
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った画像情
報に所望の画像処理を行う画像処理装置および操作装置
および画像処理装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置では、使用可能な機
能が豊富に提供されている。それら機能はいくつかのカ
テゴリに分けられて「モード」という形で表現され、ユ
ーザは所望の機能を操作表示部を用いてモードという形
で設定可能である。また、設定後の機能状況をその操作
画上にあるキーで確認可能であり、この情報が画像処理
部分に通知されて所望の画像処理が施された出力が得ら
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ユーザの要求が多彩になってきているため、画像処理装
置置搭載される機能も多岐にわたっている。さらに、操
作表示部も大画面液晶タッチパネルを使用して、さらに
はカラー化もすすめられ、増大した機能を操作表示部に
キー等を用いて効果的に設定/表示/確認できるように
しているが、そのモードの使用頻度や画像処理装置本体
側の処理状況に応じたキー表示は行われておらず、その
シリーズのマシンの操作表示部上でのキー配列や大きさ
及び操作性は全て同じであり、ユーザ毎あるいはマシン
毎にキー配列やキーの大きさなどを変更することはでき
ないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、任意の機能の指示領
域をそれらの機能の使用頻度に応じて表示形態を変化さ
せることにより、使用頻度が高い機能に対応する指示領
域の存在を容易にみつけさせることができ、ユーザの操
作環境を格段に向上させることができる画像処理装置お
よび操作装置および画像処理装置の制御方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、原稿から画像情報を読み取る読取手段(リーダ部)
と、該読み取った画像情報に所望の画像処理を施す画像
処理手段(画像情報に画像処理を施して出力処理可能な
プリンタ部)と、任意の機能それぞれに対応する指示領
域(図6〜図9に示す各キー)を備える操作画面(図6
〜図9に示す各画面510,520,530,540,
550,560,570,580,590,600,6
10等)を表示する表示手段(図2に示す液晶表示部分
116)とを有する画像処理装置であって、前記任意の
機能の使用頻度に応じて前記操作画面の表示形態を変化
させて前記表示手段に表示させる制御手段(図3に示す
CPU301)を有するものである。
【0006】本発明に係る第2の発明は、各機能の使用
頻度を学習する学習手段(図4に示すカウンタを用いて
使用頻度を学習する図3に示すCPU301)と、前記
学習手段により学習された各機能の使用頻度を記憶する
着脱可能な記憶手段(図3に示すICカード307)を
有し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される任意
の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の表示形態を変
化させて前記表示手段に表示させるものである。
【0007】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の
指示領域の表示形態を変化させて前記表示手段に表示さ
せるものである。
【0008】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
は、前記各機能の使用頻度に応じて任意の機能の操作手
順を変更させるものである。
【0009】本発明に係る第5の発明は、前記制御手段
は、前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の
指示領域の色を変化させて(図16の(a))前記表示
手段に表示させるものである。
【0010】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
は、前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の
指示領域の大きさを変化させて(図16の(b))前記
表示手段に表示させるものである。
【0011】本発明に係る第7の発明は、前記制御手段
は、前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の
指示領域の配置を変化させて(図16の(c))前記表
示手段に表示させるものである。
【0012】本発明に係る第8の発明は、前記制御手段
は、前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の
いずれかの指示領域を選択状態にさせて(図6,図7に
示すイメージキー531,背景キー532)前記表示手
段に表示させるものである。
【0013】本発明に係る第9の発明は、前記制御手段
は、前記操作画面の指示領域を前記任意の機能の使用頻
度の多い順に配列させて前記表示手段に表示させるもの
である。
【0014】本発明に係る第10の発明は、前記制御手
段は、前記使用頻度が所定量以上である機能に対応する
指示領域の色を前記使用頻度が所定量以下の機能に対応
する指示領域と異なる色に変更して前記表示手段に前記
操作画面を表示させるものである。
【0015】本発明に係る第11の発明は、前記制御手
段は、前記使用頻度の上位所定数の機能に対応する指示
領域の大きさを他の機能に対応する指示領域より大きく
して前記表示手段に前記操作画面を表示させるものであ
る。
【0016】本発明に係る第12の発明は、前記制御手
段は、前記使用頻度が最も大きい機能に対応する指示領
域を選択状態にして前記表示手段に操作画面を表示させ
るものである。
【0017】本発明に係る第13の発明は、所望の機能
の操作画面の表示を指示する指示手段(図2に示す「応
用モード」キー116a)を有し、前記制御手段は、前
記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて前記操作
画面の表示形態を変化させて前記表示手段に表示させる
ものである。
【0018】本発明に係る第14の発明は、前記制御手
段は、前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて
前記操作画面の前記所望の機能に属する機能それぞれに
対応する指示領域の表示形態を変化させて前記表示手段
に表示させる(図16に示す各画面)ものである。
【0019】本発明に係る第15の発明は、前記制御手
段は、前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて
前記操作画面の指示領域の色を変化させて(図16の
(a))前記表示手段に表示させるものである。
【0020】本発明に係る第16の発明は、前記制御手
段は、前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて
前記操作画面の指示領域の大きさを変化させて(図16
の(b))前記表示手段に表示させるものである。
【0021】本発明に係る第17の発明は、前記制御手
段は、前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて
前記操作画面の指示領域の配置を変化させて(図16の
(c))前記表示手段に表示させるものである。
【0022】本発明に係る第18の発明は、前記制御手
段は、前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて
前記操作画面のいずれかの指示領域を選択状態にさせて
(図6,図7に示すイメージキー531,背景キー53
2)前記表示手段に表示させるものである。
【0023】本発明に係る第19の発明は、前記制御手
段は、前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて
前記所望の機能に属するいずれかの機能に対応する操作
画面を前記表示手段に優先表示させる(図6,図7に示
す「グラデーション」第1メイン画面530または「グ
ラデーション」第2メイン画面540のいずれかを優先
表示させる)ものである。
【0024】本発明に係る第20の発明は、複数の機能
を有する装置(画像処理装置,画像形成装置,印刷装
置,複合複写機等)を操作する操作装置(図2に示す操
作表示部200)であって、前記装置の任意の機能それ
ぞれに対応する指示領域(図6〜図9に示す各キー)を
備える操作画面(図6〜図9に示す各画面510,52
0,530,540,550,560,570,58
0,590,600,610等)を表示する表示手段
(図2に示す液晶表示部分116)と、前記任意の機能
の使用頻度に応じて前記操作画面の表示形態を変化させ
て前記表示手段に表示させる制御手段(図3に示すCP
U301)とを有するものである。
【0025】本発明に係る第21の発明は、前記装置の
各機能の使用頻度を学習する学習手段(図4に示すカウ
ンタを用いて使用頻度を学習する図3に示すCPU30
1)と、前記学習手段により学習された各機能の使用頻
度を記憶する着脱可能な記憶手段(図3に示すICカー
ド307)を有し、前記制御手段は、前記記憶手段に記
憶される任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の
表示形態を変化させて前記表示手段に表示させるもので
ある。
【0026】本発明に係る第22の発明は、前記制御手
段は、前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面
の指示領域の表示形態を変化させて前記表示手段に表示
させるものである。
【0027】本発明に係る第23の発明は、前記制御手
段は、前記各機能の使用頻度に応じて前記装置の任意の
機能の操作手順を変更させるものである。
【0028】本発明に係る第24の発明は、原稿から画
像情報を読み取る読取手段(リーダ部)と、該読み取っ
た画像情報に所望の画像処理を施す画像処理手段(画像
情報を出力処理するプリンタ部)と、任意の機能それぞ
れに対応する指示領域を備える操作画面を表示する表示
手段(図2に示す液晶表示部分116)とを有する画像
処理装置の制御方法であって、前記任意の機能の使用頻
度に応じて前記操作画面の表示形態を変化させて前記表
示手段に表示させる表示工程(図5に示すフローチャー
トのステップS402)を有するものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の画
像処理装置および操作装置の実施形態のいくつかの例に
ついて詳細に説明する。
【0030】〔第1実施形態〕図1は、本発明の画像処
理装置および操作装置を適用可能な画像処理装置の概略
構成を説明する図である。なお、本実施形態では、上部
にCCDラインセンサ等の光電変換素子を用いて主走査
方向に対して垂直な方向にラインセンサと原稿を相対的
に移動させることにより原稿を1ライン毎画素単位に主
走査読み取りを行うデジタルカラー画像リーダ部(リー
ダ部)、下部にリーダ部で電気的に読まれた画像を記録
紙等に形成するデジタルカラー画像プリンタ部(プリン
タ部)を有するカラー複写機100を一例に用いて説明
している。
【0031】以下、リーダ部における構成および動作に
ついて説明する。原稿227を原稿台ガラス228上に
載せ、露光ランプ229により露光走査することによ
り、原稿227からの反射光像を、レンズ230により
フルカラーセンサ231に集光し、カラー色分解画像信
号を得る。カラー色分解画像信号は、図示しない増幅回
路を経て、図示しないビデオ処理ユニットにて処理を施
され、画像信号としてプリンタ部に送出される。
【0032】以下、プリンタ部における構成および動作
について説明する。201は像担持体である感光ドラム
で、図中矢印方向に回転自在に担持される。感光ドラム
201の周りには、前露光ランプ211,コロナ帯電器
202,レーザ露光光学系203,電位センサ212,
色の異なる(イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ
(M),ブラック(Bk))4個の現像器204Y,2
04C,204M,204BK,ドラム上光量検知手段
213,転写装置205,クリーニング器206を配置
する。
【0033】レーザ露光光学系203において、リーダ
部からの画像信号は、図示しないレーザ出力部にて光信
号に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー2
03aで反射され、レンズ203b及びミラー203c
を通って、感光ドラム201の面に投影される。
【0034】プリンタ部の画像形成時には、感光ドラム
201を矢印方向に回転させ、前露光ランプ211で除
電した後の感光ドラム201を帯電器202により一様
に帯電させて、各分解色毎に光像Eを照射し、潜像を形
成する。
【0035】次に、所定の現像器を動作させて、感光ド
ラム201上の潜像を現像し、感光ドラム201上に樹
脂を基体としたトナー画像を形成する。現像器204
Y,204C,204M,204BKは、偏心カム22
4Y,224C,224M,224BKの動作により、
各分解色に応じて択一的に感光ドラム201に接近する
ようにしている。
【0036】一方、画像が転写される記録材は記録材カ
セット207a〜207cに積載されていて、ピックア
ップローラ232によってカセットからピックアップさ
れ、給紙ローラ233によってレジストローラ218に
向かって搬送される。このレジストローラの直前に光透
過型のセンサ223が配置されていて、このセンサを記
録材が遮光する時間の長さによって搬送された記録材の
種類が判別できるようになっている。そして、レジスト
ローラ218の位置まで搬送された記録材は、レジスト
ローラ218によって感光ドラム201上の画像先頭位
置と記録材の先頭が同期するタイミングで転写ドラム2
05aに送られる。この記録材が対向電極となる吸着ロ
ーラ205gと吸着帯電器205cによって転写ドラム
205aに静電吸着され、転写帯電器205bによって
感光ドラム上の画像が記録材に転写される。
【0037】転写装置205は、本実施形態では転写ド
ラム205a,転写帯電器205b,記録材を静電吸着
させるための吸着帯電器205cと対向する吸着ローラ
205g,内側帯電器205d,外側帯電器205eと
を有し、回転駆動されるように軸支された転写ドラム2
05aの周面開口域には誘電体からなる記録材担持シー
ト205fを円筒状に一体的に張設している。記録材担
持シート205fはポリカーボネートフィルム等の誘電
体シートを使用している。
【0038】ドラム状とされる転写装置205、つまり
転写ドラム205aを回転させるに従って感光ドラム2
01上のトナー像は転写帯電器205bにより記録材担
持シート205fに担持された記録材上に転写する。
【0039】このように記録材担持シート205fに吸
着搬送される記録材には所望数の色画像が転写され、フ
ルカラー画像を形成する。
【0040】フルカラー画像を形成する場合、このよう
にして4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写
ドラム205aから分離爪208a、分離押し上げコロ
208b及び分離帯電器205hの作用によって分離
し、熱ローラ定着器(定着器)209を介してトレイ2
10に排紙する。
【0041】他方、転写後感光ドラム201は、表面の
残留トナーをクリーニング器206で清掃した後再度画
像形成行程に供する。
【0042】記録材の両面に画像を形成する場合には、
定着器209を排出後、すぐに搬送パス切り替えガイド
219を駆動し、搬送縦パス220を経て、反転パス2
21aにいったん導いた後、反転ローラ221bの逆転
により、送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれ
た方向と反対向きに退出させ、中間トレイ222に収納
する。その後再び上述した画像形成行程によってもう一
方の面に画像を形成する。
【0043】また、転写ドラム205aの記録材担持シ
ート205f上の粉体(トナー等)の飛散付着、記録材
上のオイルの付着等を防止するために、ファーブラシ2
14と記録材担持シート205fを介してファーブラシ
214に対向するバックアップブラシ215や、オイル
除去ローラ216と記録材担持シート205fを介して
オイル除去ローラ216に対向するバックアップブラシ
217の作用により清掃を行う。このような清掃は画像
形成前もしくは後に行い、また、ジャム(紙詰まり)発
生時には随時行う。
【0044】また、本実施形態を示す画像処理装置にお
いては、所望のタイミングで偏心カム225を動作さ
せ、転写ドラム205aと一体化しているカムフォロワ
205iを作動させることにより、記録材担持シート2
05fと感光ドラム201とのギャップを任意に設定可
能な構成としている。例えば、スタンバイ中または電源
オフ時には、転写ドラム205aと感光ドラム201と
の間隔を離す。
【0045】図2は、本実施形態を示す画像処理装置に
備わる操作表示部の構成を説明する図である。
【0046】図2において、200は操作表示部であ
る。101〜115は動作設定キーで、カラー複写機1
00が有する様々な機能,動作モード,応用モードを設
定するものであり、各動作設定キー101〜115の内
部にはそのモードが設定されたら点灯するLEDを備え
ている。また、116は液晶表示部分で、上部にタッチ
パネルを備え、画面上にソフトキーを作成可能である。
【0047】117はスタートキーで、複写動作を開始
させるときに押下する。118はストップキーで、複写
動作を中断,停止させるときに押下する。119はリセ
ットキーで、設定した動作モードを解除するときなどに
押下する。120〜128,130はテンキーで、数値
を入力する際に用いる。129はクリアキーである。1
31はIDキーである。また、116aは「応用モー
ド」キーである。
【0048】図3は、本実施形態を示す画像処理装置の
操作表示部の制御構成を説明するブロック図である。な
お、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
【0049】図3において、116−1は図2に示した
液晶表示部分116のタッチパネルディスプレイのキー
入力部であり、116−2は液晶ディスプレイ(LC
D、以下表示部)で、液晶表示部分116の表示部であ
る。
【0050】301はCPUで、図2に示した各キー1
01〜115,117,〜131およびキー入力部11
6−1等からの入力及びICカードユニット306を介
してICカード307の入出力及び表示部116−2の
表示を制御する。302は第1ROM(読み取り専用記
憶手段)で、各キー101〜115,117,〜131
およびキー入力部116−1,ICカード307,表示
部116−2等を制御するために作成されたプログラム
を予め記憶する。303は第2ROM(読み取り専用記
憶手段)で、表示部116−2に表示するためのデータ
(画面データ等)を予め記憶する。310は書き換え可
能な不揮発性メモリである。
【0051】304はCPU301のワークエリアとし
て働くRAM、305は入力ポートで、キー入力部11
6−1や各キー101〜115,117〜131及びI
Cカード307挿入時にICカードユニット306から
データを取り込む。308は出力ポートで、表示部11
6−2に表示データをLED309にLEDのON/O
FF信号を出力する。また、ICカード307にユーザ
を識別するための識別コード,識別番号等を格納可能に
構成してもよい。
【0052】なお、カラー複写機100に備えられる複
数の機能の使用状況(使用頻度,たとえばその機能でコ
ピーが実行された回数等)は、ICカード307,書き
換え可能な不揮発性メモリ310等に後述する図4に示
す模式図のように記憶される。
【0053】図4は、本実施形態を示す画像処理装置が
有する機能の使用状況を計測するカウンタを説明する模
式図である。
【0054】図4において、「応用モード」用セレクト
カウンタは、後述する「応用モード」メイン画面510
で選択できる各モード(移動モード,ワンタッチ調整モ
ード,カラー調整モード,とじ代モード…カラークリエ
イトモード…等)毎に、それぞれのモードのカテゴリに
含まれる機能によるコピーが実行された回数をカウント
するものである。
【0055】なお、図4では説明を簡略化するために、
「カラークリエイト」のカテゴリに含まれる機能による
コピーが実行された回数をカウントする「応用モード」
用セレクトカウンタだけを示している。
【0056】「カラークリエイト」用セレクトカウンタ
は、後述する「カラークリエイト」メイン画面520で
選択できる「カラークリエイト」のカテゴリに含まれる
各モード(「単色カラー」モード,「カラーフィルタ」
モード,「グラデーション」モード…等)毎に、それぞ
れのモードの機能によるコピーが実行された回数をカウ
ントするものである。
【0057】また、「グラデーション」用セレクトカウ
ンタは、「グラデーション」モードでグラデーションを
かける対象として選択できる「イメージ」,「背景」毎
に、対象として設定されコピーが実行された回数をカウ
ントしている。
【0058】「イメージ/背景」用セレクトカウンタ
は、「グラデーション」モードでグラデーションのパタ
ーンとして選択できる第1パターン〜第7パターン毎
に、パターンとして設定されコピーが実行された回数を
カウントしている。なお、本実施形態では、グラデーシ
ョンをかける対象として「イメージ」が設定された場合
と、「背景」が設定された場合とで分けてカウントして
いる。
【0059】以下、図5,図6〜図9のフローチャート
を参照しながら、本実施形態で述べている画像処理装置
におけるユーザの使用頻度に応じて任意の機能設定情報
を自動的に並び替えるための処理手順および操作画面遷
移について説明する。
【0060】図5は、本実施形態を示す画像処理装置に
おける第1のデータ処理手順の一例を説明するフローチ
ャートである。なお、S401〜S417は各ステップ
を示す。また、S501〜S511は図6〜図9に示す
フローチャートの各ステップを示している。以下、図5
に示したフローチャートと図6〜図9に示す画面遷移と
を対応付けて説明する。
【0061】まず、操作表示部200の液晶表示部分1
16に表示される画面上の「応用モード」キー116a
が押下されると(S401)、「応用モード」用セレク
トカウンタを検索して、「応用モード」選択キー511
をその時点までのユーザの使用状況に応じて配置(たと
えば、「応用モード」用セレクトカウンタの大きい順に
配置)した「応用モード」メイン画面510を表示させ
る(ステップS402,S501)。
【0062】次に、操作表示部200上の「応用モー
ド」メイン画面510にある「カラークリエイト」キー
512が押下されると(S403)、「カラークリエイ
ト」用セレクトカウンタを検索して、カラークリエイト
種類選択キー521をその時点までのユーザの使用状況
に応じて配置した「カラークリエイト」メイン画面52
0を表示させる(ステップS404,S502)。
【0063】「カラークリエイト」メイン画面520上
で「グラデーション」キー522が押下されると(S4
05)、「グラデーション」用セレクトカウンタを検索
して、その時点までのユーザの使用状況に応じたキー配
置で「グラデーション」第1メイン画面530または
「グラデーション」第2メイン画面540を表示させる
(S406,S503またはS504)。なお、ステッ
プS406において、「イメージ」に対応する「グラデ
ーション」用セレクトカウンタが「背景」に対応する
「グラデーション」用セレクトカウンタより大きい場合
に、「グラデーション」第1メイン画面530を表示さ
せ、それ以外の場合に、「グラデーション」第2メイン
画面540を表示させるように構成してもよい。
【0064】ここで、「グラデーション」には「イメー
ジ」に対するものと「背景」に対するものがあるので、
ユーザによりグラデーションの対象が選択される(S4
07)。ユーザが「イメージ」を選択した場合に、次に
ユーザは「グラデーション」第1メイン画面530上で
「グラデーション」のパターンを用いて選択し(S40
7)、ステップS414に進む。
【0065】一方、ユーザが「背景」を選択した場合に
は、「グラデーション」第2メイン画面540上で「グ
ラデーション」のパターンを選択した(S409,S5
04)後で、ステップS409で選択されたパターンが
「枠付け」可能なパターンの場合(S410でYES)
には、枠幅設定画面560で枠の幅を選択することがで
きる(ステップS411、S506)。その後、ステッ
プS409で選択されたパターンが「リピート」が可能
なパターンの場合(ステップS412でYES)には、
ピッチ選択画面580でリピートのピッチを選択するこ
とができる(ステップS413,S508)。
【0066】つぎに、パターンなどの選択終了後に、メ
インカラー選択画面600,サブカラー選択画面610
等でグラデーションで用いるスタート色とエンド色を選
択する(ステップS414,S510,S511)。
【0067】このようにして「グラデーションモード」
が設定される(ステップS415)。設定されたモード
でコピーするためにコピースタートキーを押下すると
(ステップS416)、グラデーションモードの設定が
検索され、それぞれのセレクトカウンタがカウントアッ
プされ(ステップS417)、処理を終了する。
【0068】図6〜図9は、図2に示す液晶表示部分1
16に表示される画面の遷移を説明する図である。な
お、S501〜S511は、各ステップを示す。
【0069】まず、図2に示した液晶表示部分116に
表示される「応用モード」キー116aが押下される
と、液晶表示部分116には、「応用モード」メイン画
面510が表示される(S501)。この「応用モー
ド」メイン画面510の「応用モード」選択キー511
の各キーはその時点までのユーザの使用状況に応じて配
置され、ここでは、「移動」モードに対応する「応用モ
ード」用セレクトカウンタが最も大きく、次いで「ワン
タッチ調整」モードの「応用モード」用セレクトカウン
タが大きく、つぎは「カラー調整」モード,「とじ代」
モード…と「応用モード」用セレクトカウンタが大きい
順で左上から右に配置されている。
【0070】「応用モード」メイン画面510の「カラ
ークリエイト」キー512が押下されると、液晶表示部
分116の表示は「カラークリエイト」メイン画面52
0が表示される。(S502)。この「カラークリエイ
ト」メイン画面520のカラークリエイト種類選択キー
521の各キーはその時点までのユーザの使用状況に応
じて配置され、ここでは「単色カラー」モードに対応す
る「カラークリエイト」用セレクトカウンタが最も大き
く、次いで「3色フルカラー」モードの「カラークリエ
イト」用セレクトカウンタが大きく、つぎは「グラデー
ション」モード,「ベースカラー」モード,…と「カラ
ークリエイト」用セレクトカウンタが大きい順で左上か
ら下に配置されている。
【0071】「カラークリエイト」メイン画面520の
「グラデーション」キー522が押下されると、「イメ
ージ」に対応する「グラデーション」用セレクトカウン
タと「背景」に対応する「グラデーション」用セレクト
カウンタとを比較し、「イメージ」の「グラデーショ
ン」用セレクトカウンタが大きい場合はステップS50
3に進み、「背景」の「グラデーション」用セレクトカ
ウンタが大きい場合はステップS504に進む。
【0072】ステップS503では、液晶表示部分11
6に「グラデーション」第1メイン画面530が表示さ
れる。「グラデーション」第1メイン画面530にはイ
メージキー531,背景キー532,イメージにかける
グラデーションのパターンを選択するための第1〜第7
イメージグラデーションパターン選択キー533a〜5
33g,「階調調整」キー537,「OK」キー534
等が配置されている。なお、イメージキー531は反転
表示(選択状態)されている。第1〜第7イメージグラ
デーションパターン選択キー533a〜533gは、そ
れぞれに対応する「イメージ」用セレクトカウンタの大
きい順に左上から配置されている。また、第1パターン
に対応する「イメージ」用セレクトカウンタがたとえば
50以上である場合に、図に示すように第1イメージグ
ラデーションパターン選択キー533aのキートップ
は、赤く表示される。「グラデーション」第1メイン画
面530でパターンを選択し、「OK」キー534が押
下されるとステップS509に進み、「背景」キー53
2が押下されると、ステップS504に進む。
【0073】ステップS504では、液晶表示部分11
6に「グラデーション」第2メイン画面540が表示さ
れる。「グラデーション」第2メイン画面540にはイ
メージキー531,背景キー532,背景にかけるグラ
デーションのパターンを選択するための第1〜第7背景
グラデーションパターン選択キー543a〜543g,
「次へ」キー544,「枠」キー545,「リピート」
キー546,「階調調整」キー547等が配置されてい
る。なお、背景キー532は反転表示されている。第1
〜第7背景グラデーションパターン選択キー543a〜
543gは、それぞれに対応する「背景」用セレクトカ
ウンタの大きい順に左上から配置されている。また、第
1パターンに対応する「背景」用セレクトカウンタがた
とえば10以上50未満である場合に、図に示すように
第1背景グラデーションパターン選択キー543aのキ
ートップは、青く表示される。「グラデーション」第2
メイン画面540でイメージキー531が押下されると
ステップS503に戻り、第7背景グラデーションパタ
ーン選択キー543gが押下されると、ステップS50
5に進む。
【0074】ステップS505では、液晶表示部分11
6に「グラデーション」第2メイン画面550が表示さ
れている。ここで第7背景グラデーションパターン選択
キー543gは選択(反転)表示され、第1イメージグ
ラデーションパターン選択キー543aは通常表示にな
っている。「グラデーション」第2メイン画面550に
おいて、「枠」キー545が押下されると、ステップS
506に進み、第1背景グラデーションパターン選択キ
ー543aが押下されるとステップS507に進み、
「次ヘ」キー544が押下されると、ステップS509
に進む。
【0075】ステップS506では、液晶表示部分11
6に枠幅設定画面560が表示される。この画面上で枠
幅選択キー561により枠幅を選択し、「OK」キー5
62を押下すると、ステップS505に戻る。
【0076】ステップS507では、液晶表示部分11
6に「グラデーション」第2メイン画面570が表示さ
れる。ここで「リピート」キー546が押下されると、
ステップS508に進む。また、「次へ」キー544が
押下されると、ステップS509に進む。
【0077】ステップS508では、液晶表示部分11
6にピッチ設定画面580が表示される。ここでピッチ
選択キー581によりピッチを選択し、「OK」キー5
82が押下されると、ステップS507に戻る。
【0078】ステップS509では、液晶表示部分11
6に色選択画面590が表示される。ここで「メインカ
ラー」キー591が押下されると、ステップS510に
進み、「サブカラー」キー592が押下されると、ステ
ップS511に進む。
【0079】ステップS510では、液晶表示部分11
6にメインカラー選択画面600が表示される。この画
面上でメインカラーを設定し、「閉じる」キー601が
押下されると、ステップS509に戻る。
【0080】ステップS511では、液晶表示部分11
6にサブカラー選択画面610が表示される。この画面
上でサブカラーを設定し、「OK」キー611が押下さ
れると、ステップS509に戻る。
【0081】一方、ステップS509で「OK」キー5
93が押下されると、グラデーションモードの設定が終
了となり、スタートキー117が押下されると、設定さ
れたモードに対応するセレクトカウンタをカウントアッ
プし、設定されたモードでコピー処理を行い、処理を終
了する。
【0082】例えば、前述の設定でのコピー終了後に再
度グラデーションモードの選択画面を表示する際には、
そのときのカウンタの値によって、グラデーションモー
ドの使用頻度を計測して、図4に示したような各モード
のセレクトカウンタの値に応じて、キーの配置,キーの
大きさ,キートップの色を変更する(たとえばカウンタ
の値が10回以内ならば通常通り、10回以上50回未
満ならば青く、50回以上ならば赤く、といったように
使用頻度に応じてキートップの色を変更する)ことによ
り、よく使用されるモードを設定するためのキーをユー
ザに対し識別させやすく表示できる。
【0083】また、書き換え可能な不揮発性メモリ31
0に記憶される各モードのカウンタ値(図4)の大きい
順にキーを配列するように構成しても、例えばカウンタ
値が10回以下なら通常より小さく、10回以上50回
未満なら通常の大きさ、50回以上なら通常より大き
く、といったように使用頻度に応じてキーの大きさを変
更するように構成してもよい。
【0084】以上のようにして、ユーザ毎の使用頻度に
応じて任意の機能設定情報を表示手段上にその機能に該
当するキーの色や配列/大きさなどに変化を付けて表す
ことで、複写機毎に使用頻度が高い機能が視覚的に分か
りやすくなり、より優れた操作環境を提供できるように
なる。
【0085】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
単一のカラー複写機100における、ユーザの使用頻度
に応じた任意の機能設定状況を計測し、該計測された状
況データに基づいて使用頻度毎のモードのキーの配列,
大きさ,キートップの色の変更による操作性の向上につ
いて述べたが、本実施形態では複数の複写機における、
ユーザの使用頻度に応じた任意の機能設定状況を計測
し、該計測された状況データを着脱可能なICカードに
記憶させ、このデータに基づいて、ICカードを装着し
た他の複写機での使用頻度毎のモードのキートップの色
等の変更による操作性の向上について説明する。
【0086】なお、本実施形態で説明する画像処理装置
の一例であるカラー複写機も図1,図3に示した構成,
制御構成を有し、図2に示した操作表示部200を備え
ている。また、ICカード307には、図4に示したよ
うに各モードのセレクトカウントが格納される。なお、
ICカード307は他のカラー複写機等にも装着可能で
ある。
【0087】以下、図10,図11,図12〜図15の
フローチャートを参照して、複数のカラー複写機におけ
る、ユーザの使用頻度に応じた任意の機能設定状況を計
測し、このデータをICカードに記憶させ、これに基づ
いて任意の機能設定情報を自動的に並び替える処理につ
いて説明する。
【0088】図10,図11は、本実施形態を示す画像
処理装置における第2のデータ処理手順の一例を説明す
るフローチャートであり、図3に示したROM302,
303に格納される制御プログラムに基づいてCPU3
01により実行される処理手順に対応する。なお、S7
01〜S723は各ステップを示す。図12〜図15
は、図2に示した液晶表示部分116に表示される画面
の遷移の一例を説明するフローチャートである。なお、
ここでは、「色文字」,「輪郭」,「影」の順番で設定
した場合の画面遷移を一例として説明している。また、
S801〜S812は各ステップを示す。以下、図1
0,図11に示したフローチャートと図12〜図15に
示した画面遷移とを対応付けて説明する。
【0089】まず、ステップS701でカラー複写機1
00の図示しない電源を投入し、ICカード307の有
無を検索し(S702)、ICカードユニット306に
ICカード307が装着されていれば、ステップS70
4に進み、ICカードユニット306にICカード30
7が装着されていなければICカード307をカード読
み取り部分に挿入し(S703)、ステップS704に
進む。
【0090】ステップS704では、挿入されたICカ
ード307から、そのICカード307に予め記憶され
ている各モードのセレクトカウンタの値を本体のRAM
304上に読み込んで記憶する。
【0091】次に、操作表示部200の液晶表示部分1
16上に表示される「応用モード」キー116aが押下
されると(S705)、「応用モード」用セレクトカウ
ンタを検索して、「応用モード」選択キー811をIC
カード307から読み込んだ使用状況に応じて配置した
「応用モード」メイン画面810を表示させる。(S7
06、S801)次に、操作表示部上の「応用モード」
メイン画面810にある「イメージクリエイト」キー8
12が押下されると(S707)、「イメージクリエイ
ト」用セレクトカウンタを検索して、イメージクリエイ
ト種類選択キー821をICカード307から読み込ん
だ使用状況に応じて配置した「イメージクリエイト」メ
イン画面820を表示させる(ステップS708、S8
02)。
【0092】「イメージクリエイト」メイン画面820
上で「文字加工」キー822が押下されると(S70
9)、「文字加工」用セレクトカウンタを検索して、文
字加工選択キー831をICカード307から読み込ん
だ使用状況に応じて配置した「文字加工」メイン画面8
30を表示させる(S710,S803)。
【0093】なお、カラー複写機100の「文字加工」
モードには「色文字」/「輪郭」/「影」があり、それ
らは単独でも組み合わせても機能する。
【0094】次に、「文字加工」メイン画面830で
「色文字」,「輪郭」,「影」のどれが選択されたかど
うかを判断する(S711)。ここで、「色文字」キー
832を選択した場合には、液晶表示部分116に色選
択画面840を表示して、「文字の色」を選択し(S7
12、S804)、ステップS719に進む。
【0095】一方、ステップS711で「輪郭」キー8
33を選択した場合(S805,文字加工メイン画面8
50)には、液晶表示部分116に幅指定画面860を
表示し、「輪郭の幅」を選択した(S713、S80
6)後で、輪郭種類選択画面870を表示して、内輪郭
か外輪郭かといった「輪郭の種類」を選択する(ステッ
プS714、S807)。その後、輪郭色選択画面88
0を表示し、「輪郭の色」を選択し(ステップS71
5、S808)、ステップS719に進む。
【0096】一方、ステップS711で「影」キー83
4を選択した場合(S809,「文字加工」メイン画面
890)には、液晶表示部分116に影種選択画面90
0を表示して、「平影」/「立体影」/「平影のみ」/
「立体影のみ」の中から「影の種類」を選択した(S7
16、S810)後で、液晶表示部分116に影長設定
画面910を表示して、「影の長さ」を選択する(ステ
ップS717、S811)。その後、影色選択画面92
0を表示して、「影の色」を選択し(ステップS71
8、S812)、ステップS719に進む。
【0097】ここで、この「文字加工」というモードは
単独でも機能するがその任意の組み合わせも可能であ
り、必要であれば一連の操作手順で複数の機能を同時に
設定することもできるので、ステップS719で設定が
終了していないと判断した場合は、ステップS711に
戻り、ユーザによる設定が終了するまで、ステップS7
11〜S719を繰り返す。
【0098】このようにして「文字加工」が設定される
(S720)設定されたモードでコピー処理を実行する
ために、図2に示したスタートキー117を押下すると
(スS721)、文字加工モードの設定が検索され、そ
れぞれのセレクトカウンタがカウントアップされる(S
722)。
【0099】このカウントアップされたモードのセレク
トカウンタのデータは、本実施形態のようにICカード
307が挿入されている場合には、当該ICカード上の
モードセレクトカウントデータをもカウントアップする
ことになる(ステップS723)。そしてコピーを実行
して、処理を終了する。
【0100】前述の設定でのコピー終了後に再度文字加
工モードの選択画面を表示する際には、そのときのIC
カード307上のカウンタの値によって、ICカード毎
の文字加工モードの使用頻度を計測して、図4に示した
ようなモードのセレクトカウンタの値に応じて、キーの
配置,キーの大きさ,キートップの色(たとえば10回
以内ならば通常通り、10回以上50回未満ならば青
く、50回以上ならば赤く、といったように使用頻度に
応じてキートップの色を変更する)を変更することによ
り、ユーザに分かりやすく表示されるようになる。
【0101】なお、本実施形態では、ICカード307
を用いいる場合について説明したが、着脱可能な不揮発
性の記憶媒体であればいかようなもの例えば磁気カード
等であってもよい。
【0102】図16は、図2に示した液晶表示部分11
6に表示される画面上の各キーの表示状態の変化の一例
を説明する図である。なお、ここでは、「応用モード」
メイン画面を一例に用いて機能の使用頻度に応じた変化
について説明している。また画面右側については省略し
ている。
【0103】図16の(a)は、機能の使用頻度に応じ
て色を変化させた場合のキーの表示状態を説明する図で
あり、ここでは、「応用モード」用セレクトカウンタが
50以上である場合に、キーの色を「赤」に変化させ、
10以上50未満である場合にキーの色を「青」に変化
させる場合を一例に用いて説明する。
【0104】1601は「とじ代」モードに対応する
「応用モード」用セレクトカウンタが10以上50未満
であり、それ以外のモードの「応用モード」用セレクト
カウンタが10以下である場合に「応用モード」キー1
16aが押下されたときに液晶表示部分116に表示さ
れる「応用モード」メイン画面であり、「とじ代」キー
1601aが青で表示され、その他のキーは通常表示さ
れている。
【0105】1602は「とじ代」モードに対応する
「応用モード」用セレクトカウンタが50以上であり、
「移動」モードおよび「エリア指定」モードに対応する
「応用モード」用セレクトカウンタが10以上50未満
である場合に「応用モード」キー116aが押下された
ときに液晶表示部分116に表示される「応用モード」
メイン画面であり、「とじ代」キー1602aが「赤」
で、「移動」キー1602bおよび「エリア指定」キー
1602cが「青」で表示されている。
【0106】図16の(b)は、機能の使用頻度に応じ
てキーの大きさを変化させた場合のキーの表示状態を説
明する図であり、ここでは、「応用モード」用セレクト
カウンタが最も大きい機能に対応するキーを大きく表示
させる場合を一例に用いて説明する。
【0107】1603は「移動」モードに対応する「応
用モード」用セレクトカウンタが最も大きい場合に「応
用モード」キー116aが押下されたときに液晶表示部
分116に表示される「応用モード」メイン画面であ
り、「移動モード」キー1603aが最も大きく表示さ
れている。
【0108】1604は「カラークリエイト」モードに
対応する「応用モード」用セレクトカウンタが最も大き
い場合に「応用モード」キー116aが押下されたとき
に液晶表示部分116に表示される「応用モード」メイ
ン画面であり、「カラークリエイト」キー1604aが
最も大きく表示されている。なお、図16の(b)で
は、キーの横幅を長くしてキーを大きくしている場合を
説明しているが、縦幅,縦幅および横幅を長くするよう
に構成してもよい。
【0109】図16の(c)は、機能の使用頻度に応じ
てキーの配置を変化させた場合のキーの表示状態を説明
する図であり、ここでは、「応用モード」用セレクトカ
ウンタの大きい順に上からキーを配列させる場合を一例
に用いて説明する。
【0110】1605は「移動」モードに対応する「応
用モード」用セレクトカウンタが最も大きく、次いで
「ワンタッチ調整」モードに対応する「応用モード」用
セレクトカウンタが大きく、次に「カラー調整」モード
に対応する「応用モード」用セレクトカウンタが大き
く、その次に「とじ代」モードに対応する「応用モー
ド」用セレクトカウンタが大きく、…の場合に、「応用
モード」キー116aが押下されたときに表示される
「応用モード」メイン画面であり、「応用モード」用セ
レクトカウンタが大きい順にキーが並べられている。
【0111】1606は「とじ代」モードに対応する
「応用モード」用セレクトカウンタが最も大きく、次い
で「カラークリエイト」モードに対応する「応用モー
ド」用セレクトカウンタが大きく、次に「枠消し」モー
ドに対応する「応用モード」用セレクトカウンタが大き
く、その次に「移動」モードに対応する「応用モード」
用セレクトカウンタ大きく…の場合に、「応用モード」
キー116aが押下されたときに表示される「応用モー
ド」メイン画面であり、「応用モード」用セレクトカウ
ンタが大きい順にキーが並べられている。
【0112】このように、各機能に対応するセレクトカ
ウンタを互いに比較したり、所定数(値)と比較し、あ
るいは使用頻度を学習し、該比較結果,学習結果に応じ
てキーの色,キーの大きさ,キーの配置を変化させるこ
とにより、ユーザはよく使用する機能に対応するキーを
容易に見つけ出すことができる。
【0113】以上のようにして、ある複写機でのユーザ
の使用頻度に応じたモード設定状況をICカード307
に記憶させ、ICカード307を複数の複写機で使用
し、ユーザ毎の使用頻度に応じて任意の機能設定情報を
液晶表示部分116上にその機能に該当するキーの色や
配列/大きさなどに変化を付けて表すことで、当該IC
カードを用いるユーザ毎に使用頻度が高い機能が視覚的
に見分けやすくなり、より優れた操作環境を提供できる
ようになる。さらに、複数の複写機間での使い勝手の共
通化が図れるようになり、他の複写機であってもICカ
ードを差し込むだけで、今まで使い慣れた操作環境を提
供できるようになる。
【0114】なお、上記各実施形態では、モードの使用
頻度に応じて、画面上に表示されるキーの配列,大き
さ,キートップの色を変更する場合について説明した
が、モードの使用頻度に応じてキーに添えられる文字の
大きさ,太さ,色等、表示するキーの枠の太さ,色等を
変更するように構成してもよいし、それらを組み合せて
もよい。
【0115】たとえば、セレクトカウンタが所定(所
望)回数以上大きくなっている場合は、そのセレクトカ
ウンタに対応するモードのキーを大きくおよび/または
キーに添えられる文字を大きくおよび/またはキーに添
えられる文字の太さを太くおよび/またはキーの枠の太
さを太くするようにしてもよい。
【0116】また、液晶表示部分116が白黒(モノト
ーン)で表示する場合には、そのモードの使用頻度に応
じてキートップ,キーの枠,キーに添えられる文字等の
表示濃度を変更するように構成してもよい。
【0117】また、各モードに対応するキーの色,配
列,大きさ等の変化状態をICカード307に記憶さ
せ、それを他の複写機に装着し、それらの変化状態を読
み取って各キーの表示状態を変更するように構成しても
よい。
【0118】また、上記各実施形態では、各機能に対応
するキーの表示状態を変化させる場合について説明した
が、各機能の設定情報を表示する表示領域の表示状態を
機能の使用頻度に応じて変化させるように構成してもよ
い。
【0119】また、上記各実施形態を組合せて実施する
ように構成してもよい。
【0120】さらに、上記各実施形態では、カラー複写
機を一例に挙げて説明しているが、種々の画像処理装
置、例えば電子写真装置,デジタル複写機,モノクロ複
写機,カラー複写機,レーザプリンタ,カラーレーザプ
リンタ,画像読み取り装置(スキャナ装置),ファクシ
ミリ装置,コピー機能および/またはプリント機能およ
び/またはファクシミリ機能等を備える複合複写機等、
および種々の画像処理装置を制御する制御装置,情報処
理装置,データ処理装置,コンピュータ,サーバ等に対
し本発明または各実施形態で示した技術を適用するよう
に構成してもよい。
【0121】また、本発明または上記各実施形態で示し
た技術は、複数の機器から構成されるシステム、例えば
情報処理システム,印刷システム,画像処理システム,
画像形成システム,制御システム,印刷制御システム,
画像処理制御システム,画像形成制御システム等に適用
しても、1つの機器からなる装置,例えば情報処理装
置,印刷装置,画像処理装置,画像形成装置,制御装
置,印刷制御装置,画像処理制御装置,画像形成制御装
置等に適用してもよい。
【0122】以下、図17に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0123】図17は、本発明に係る画像処理装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0124】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0125】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0126】本実施形態における図5,図10,図11
に示す機能が外部からインストールされるプログラムに
よって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよ
い。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモ
リやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを
介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群が
出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるもの
である。
【0127】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0128】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0129】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0130】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0131】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、原稿から画像情報を読み取る読取手段
と、該読み取った画像情報に所望の画像処理を施す画像
処理手段と、任意の機能それぞれに対応する指示領域を
備える操作画面を表示する表示手段とを有する画像処理
装置であって、前記任意の機能の使用頻度に応じて前記
操作画面の表示形態を変化させて前記表示手段に表示さ
せる制御手段を有するので、機能の使用頻度に応じた適
切な表示形態で操作画面を表示させることができ、操作
環境を格段に向上させることができる。
【0133】第2の発明によれば、各機能の使用頻度を
学習する学習手段と、前記学習手段により学習された各
機能の使用頻度を記憶する着脱可能な記憶手段を有し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される任意の機能
の使用頻度に応じて前記操作画面の表示形態を変化させ
て前記表示手段に表示させるので、ICカードを用いる
ユーザ毎に機能の使用頻度を個別に管理でき、ユーザ毎
に操作環境を向上させることができるとともに、他の画
像処理装置であってもユーザの機能の使用頻度に応じて
操作画面を表示させることができ、他の画像処理装置で
も同様の操作性を提供できる。
【0134】第3の発明によれば、前記制御手段は、前
記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の指示領
域の表示形態を変化させて前記表示手段に表示させるの
で、ユーザは頻繁に使用する機能の指示領域を容易に見
つけ出すことができる。
【0135】第4の発明によれば、前記制御手段は、前
記各機能の使用頻度に応じて任意の機能の操作手順を変
更させるので、よく使用する機能に対し操作効率よく設
定できる。
【0136】第5の発明によれば、前記制御手段は、前
記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の指示領
域の色を変化させて前記表示手段に表示させるので、ユ
ーザは色で識別することにより、よく使用する機能の指
示領域を容易に見つけ出すことができる。
【0137】第6の発明によれば、前記制御手段は、前
記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の指示領
域の大きさを変化させて前記表示手段に表示させるの
で、ユーザは大きさで識別することにより、よく使用す
る機能の指示領域を容易に見つけ出すことができる。
【0138】第7の発明によれば、前記制御手段は、前
記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の指示領
域の配置を変化させて前記表示手段に表示させるので、
ユーザの見つけやすい位置によく使用する機能の指示領
域を表示させることができる。
【0139】第8の発明によれば、前記制御手段は、前
記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面のいずれ
かの指示領域を選択状態にさせて前記表示手段に表示さ
せるので、選択される可能性の高い指示領域を予め選択
状態にさせておくことができ、ユーザの操作負担を低減
できる。
【0140】第9の発明によれば、前記制御手段は、前
記操作画面の指示領域を前記任意の機能の使用頻度の多
い順に配列させて前記表示手段に表示させるので、よく
使用される機能の指示領域をユーザが見つけやすい場所
に優先表示させることができる。
【0141】第10の発明によれば、前記制御手段は、
前記使用頻度が所定量以上である機能に対応する指示領
域の色を前記使用頻度が所定量以下の機能に対応する指
示領域と異なる色に変更して前記表示手段に前記操作画
面を表示させるので、よく使用される機能の指示領域と
他の機能の指示領域とを色で容易に識別させることがで
きる。
【0142】第11の発明によれば、前記制御手段は、
前記使用頻度の上位所定数の機能に対応する指示領域の
大きさを他の機能に対応する指示領域より大きくして前
記表示手段に前記操作画面を表示させるので、よく使用
される機能の指示領域をより目立つように表示させるこ
とができる。
【0143】第12の発明によれば、前記制御手段は、
前記使用頻度が最も大きい機能に対応する指示領域を選
択状態にして前記表示手段に操作画面を表示させるの
で、もっともよく使用される機能の指示領域を予め選択
状態にすることができ、ユーザの操作負担を低減させる
ことができる。
【0144】第13の発明によれば、所望の機能の操作
画面の表示を指示する指示手段を有し、前記制御手段
は、前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて前
記操作画面の表示形態を変化させて前記表示手段に表示
させるので、機能の使用頻度に応じた適切な表示形態で
操作画面を表示させることができ、操作環境を格段に向
上させることができる。
【0145】第14の発明によれば、前記制御手段は、
前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて前記操
作画面の前記所望の機能に属する機能に対応する指示領
域の表示形態を変化させて前記表示手段に表示させるの
で、ユーザはよく使用する機能の指示領域を容易に見つ
け出すことができる。
【0146】第15の発明によれば、前記制御手段は、
前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて前記操
作画面の指示領域の色を変化させて前記表示手段に表示
させるので、ユーザは色で識別することにより、よく使
用する機能の指示領域を容易に見つけ出すことができ
る。
【0147】第16の発明によれば、前記制御手段は、
前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて前記操
作画面の指示領域の大きさを変化させて前記表示手段に
表示させるので、ユーザは大きさで識別することによ
り、よく使用する機能の指示領域を容易に見つけ出すこ
とができる。
【0148】第17の発明によれば、前記制御手段は、
前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて前記操
作画面の指示領域の配置を変化させて前記表示手段に表
示させるので、ユーザの見つけやすい位置によく使用す
る機能の指示領域を表示させることができる。
【0149】第18の発明によれば、前記制御手段は、
前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて前記操
作画面のいずれかの指示領域を選択状態にさせて前記表
示手段に表示させるので、選択される可能性の高い指示
領域を予め選択状態にさせておくことができ、ユーザの
操作負担を低減できる。
【0150】第19の発明によれば、前記制御手段は、
前記所望の機能に属する機能の使用頻度に応じて前記所
望の機能に属するいずれかの機能に対応する操作画面を
前記表示手段に優先表示させるので、ユーザにより表示
指示がなされる可能性の高い画面を先に表示して、ユー
ザの操作負担を低減できる。
【0151】第20の発明によれば、複数の機能を有す
る装置を操作する操作装置であって、前記装置の任意の
機能それぞれに対応する指示領域を備える操作画面を表
示する表示手段と、前記任意の機能の使用頻度に応じて
前記操作画面の表示形態を変化させて前記表示手段に表
示させる制御手段とを有するので、機能の使用頻度に応
じた適切な表示形態で操作画面を表示させることがで
き、操作環境を格段に向上させることができる。
【0152】第21の発明によれば、前記装置の各機能
の使用頻度を学習する学習手段と、前記学習手段により
学習された各機能の使用頻度を記憶する着脱可能な記憶
手段を有し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶され
る任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の表示形
態を変化させて前記表示手段に表示させるので、着脱可
能な記憶手段に記憶される各機能の使用頻度に応じて適
切な表示形態で操作画面を表示させることができる。
【0153】第22の発明によれば、前記制御手段は、
前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の指示
領域の表示形態を変化させて前記表示手段に表示させる
ので、ユーザは頻繁に使用する機能の指示領域を容易に
見つけ出すことができる。
【0154】第23の発明によれば、前記制御手段は、
前記各機能の使用頻度に応じて前記装置の任意の機能の
操作手順を変更させるので、よく使用する機能に対し操
作効率よく設定できる。
【0155】第24の発明によれば、原稿から画像情報
を読み取る読取手段と、該読み取った画像情報に所望の
画像処理を施す画像処理手段と、任意の機能それぞれに
対応する指示領域を備える操作画面を表示する表示手段
とを有する画像処理装置の制御方法であって、前記任意
の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の表示形態を変
化させて前記表示手段に表示させる表示工程を有するの
で、機能の使用頻度に応じた適切な表示形態で操作画面
を表示させることができ、操作環境を格段に向上させる
ことができる。
【0156】したがって、使用頻度が高い機能に対応す
る指示領域の存在を容易にみつけさせることができ、ユ
ーザの操作環境を格段に向上させることができる等の優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を示す画像処理装置の概略構成を説
明する図である。
【図2】本実施形態を示す画像処理装置に備わる操作表
示部の構成を説明する図である。
【図3】本実施形態を示す画像処理装置の操作表示部の
制御構成を説明するブロック図である。
【図4】本実施形態を示す画像処理装置が有する機能の
使用状況の格納形式を説明する模式図である。
【図5】本実施形態を示す画像処理装置における第1の
データ処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図6】図2に示す液晶表示部分に表示される画面の遷
移を説明する図である。
【図7】図2に示す液晶表示部分に表示される画面の遷
移を説明する図である。
【図8】図2に示す液晶表示部分に表示される画面の遷
移を説明する図である。
【図9】図2に示す液晶表示部分に表示される画面の遷
移を説明する図である。
【図10】本実施形態を示す画像処理装置における第2
のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図11】本実施形態を示す画像処理装置における第2
のデータ処理手順の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図12】図2に示した液晶表示部分に表示される画面
の遷移の一例を説明するフローチャートである。
【図13】図2に示した液晶表示部分に表示される画面
の遷移の一例を説明するフローチャートである。
【図14】図2に示した液晶表示部分に表示される画面
の遷移の一例を説明するフローチャートである。
【図15】図2に示した液晶表示部分に表示される画面
の遷移の一例を説明するフローチャートである。
【図16】図2に示した液晶表示部分に表示される画面
上の各キーの表示状態の変化の一例を説明する図であ
る。
【図17】本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【符号の説明】
116 液晶表示部分 117 スタートキー 200 操作表示部 301 CPU 302,303 ROM 307 RAM 305 入力ポート 306 ICカードユニット 307 ICカード 308 出力ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 弘志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金澤 俊也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 長井 由佳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA44 EE08 FC02 GA44 GA52 GA54 GA56 5E501 AA07 AC15 BA05 BA06 CB05 CC06 FA14 FB04 FB22 FB25 9A001 HH05 HH34 JJ35

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像情報を読み取る読取手段
    と、該読み取った画像情報に所望の画像処理を施す画像
    処理手段と、任意の機能それぞれに対応する指示領域を
    備える操作画面を表示する表示手段とを有する画像処理
    装置であって、 前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の表示
    形態を変化させて前記表示手段に表示させる制御手段を
    有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 各機能の使用頻度を学習する学習手段
    と、 前記学習手段により学習された各機能の使用頻度を記憶
    する着脱可能な記憶手段を有し、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される任意の機能
    の使用頻度に応じて前記操作画面の表示形態を変化させ
    て前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記任意の機能の使用
    頻度に応じて前記操作画面の指示領域の表示形態を変化
    させて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求
    項1または2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記各機能の使用頻度
    に応じて任意の機能の操作手順を変更させることを特徴
    とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記任意の機能の使用
    頻度に応じて前記操作画面の指示領域の色を変化させて
    前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記任意の機能の使用
    頻度に応じて前記操作画面の指示領域の大きさを変化さ
    せて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項
    3記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記任意の機能の使用
    頻度に応じて前記操作画面の指示領域の配置を変化させ
    て前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3
    記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記任意の機能の使用
    頻度に応じて前記操作画面のいずれかの指示領域を選択
    状態にさせて前記表示手段に表示させることを特徴とす
    る請求項3記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記操作画面の指示領
    域を前記任意の機能の使用頻度の多い順に配列させて前
    記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3記載
    の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記使用頻度が所定
    量以上である機能に対応する指示領域の色を前記使用頻
    度が所定量以下の機能に対応する指示領域と異なる色に
    変更して前記表示手段に前記操作画面を表示させること
    を特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記使用頻度の上位
    所定数の機能に対応する指示領域の大きさを他の機能に
    対応する指示領域より大きくして前記表示手段に前記操
    作画面を表示させることを特徴とする請求項3記載の画
    像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記使用頻度が最も
    大きい機能に対応する指示領域を選択状態にして前記表
    示手段に操作画面を表示させることを特徴とする請求項
    3記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 所望の機能の操作画面の表示を指示す
    る指示手段を有し、 前記制御手段は、前記所望の機能に属する機能の使用頻
    度に応じて前記操作画面の表示形態を変化させて前記表
    示手段に表示させることを特徴とする請求項1または2
    記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記所望の機能に属
    する機能の使用頻度に応じて前記操作画面の前記所望の
    機能に属する機能それぞれに対応する指示領域の表示形
    態を変化させて前記表示手段に表示させることを特徴と
    する請求項13記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記所望の機能に属
    する機能の使用頻度に応じて前記操作画面の指示領域の
    色を変化させて前記表示手段に表示させることを特徴と
    する請求項14記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記所望の機能に属
    する機能の使用頻度に応じて前記操作画面の指示領域の
    大きさを変化させて前記表示手段に表示させることを特
    徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記所望の機能に属
    する機能の使用頻度に応じて前記操作画面の指示領域の
    配置を変化させて前記表示手段に表示させることを特徴
    とする請求項14記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記所望の機能に属
    する機能の使用頻度に応じて前記操作画面のいずれかの
    指示領域を選択状態にさせて前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、前記所望の機能に属
    する機能の使用頻度に応じて前記所望の機能に属するい
    ずれかの機能に対応する操作画面を前記表示手段に優先
    表示させることを特徴とする請求項14記載の画像処理
    装置。
  20. 【請求項20】 複数の機能を有する装置を操作する操
    作装置であって、 前記装置の任意の機能それぞれに対応する指示領域を備
    える操作画面を表示する表示手段と、 前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の表示
    形態を変化させて前記表示手段に表示させる制御手段
    と、を有することを特徴とする操作装置。
  21. 【請求項21】 前記装置の各機能の使用頻度を学習す
    る学習手段と、 前記学習手段により学習された各機能の使用頻度を記憶
    する着脱可能な記憶手段を有し、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される任意の機能
    の使用頻度に応じて前記操作画面の表示形態を変化させ
    て前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2
    0記載の操作装置。
  22. 【請求項22】 前記制御手段は、前記任意の機能の使
    用頻度に応じて前記操作画面の指示領域の表示形態を変
    化させて前記表示手段に表示させることを特徴とする請
    求項20または21記載の操作装置。
  23. 【請求項23】 前記制御手段は、前記各機能の使用頻
    度に応じて前記装置の任意の機能の操作手順を変更させ
    ることを特徴とする請求項20または21記載の操作装
    置。
  24. 【請求項24】 原稿から画像情報を読み取る読取手段
    と、該読み取った画像情報に所望の画像処理を施す画像
    処理手段と、任意の機能それぞれに対応する指示領域を
    備える操作画面を表示する表示手段とを有する画像処理
    装置の制御方法であって、 前記任意の機能の使用頻度に応じて前記操作画面の表示
    形態を変化させて前記表示手段に表示させる表示工程を
    有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
JP21642699A 1999-07-30 1999-07-30 画像処理装置および操作装置および画像処理装置の制御方法 Pending JP2001042705A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6978095B2 (en) * 2002-09-12 2005-12-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Multi-function processing apparatus and control program for changing display according to frequency
JP2007293418A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Toshiba Corp 表示制御装置、画像処理装置、表示制御方法
JP2008134968A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Sharp Corp アイコンを含むインターフェイスの制御機能を有する電子機器
JP2009098966A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Murata Mach Ltd 原稿読取装置
JP2010268345A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Sharp Corp 一の機能に組合せられる機能についての情報を処理する情報処理装置及びその情報処理装置又はその情報処理装置と通信可能な通信装置を備える画像形成装置
JP2010268346A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Sharp Corp 一の機能に組合せられる機能についての情報を表示する画像形成装置

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