JP2683382B2 - 防振ブッシュ - Google Patents

防振ブッシュ

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JP2683382B2
JP2683382B2 JP24328388A JP24328388A JP2683382B2 JP 2683382 B2 JP2683382 B2 JP 2683382B2 JP 24328388 A JP24328388 A JP 24328388A JP 24328388 A JP24328388 A JP 24328388A JP 2683382 B2 JP2683382 B2 JP 2683382B2
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vibration
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mold
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孝志 藤原
重博 千葉
勝美 南原
権人 芝
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/10Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
    • F16F7/104Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
    • F16F7/108Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on plastics springs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内筒部材と外筒部材との間に弾性ゴムを介挿
固定したことにより、全体的に筒状を有する車両用防振
ブッシュに関するものである。
従来の技術 通常第6図に示す自動車の懸架装置には、アッパリン
グブッシュ1,1及びトレーリングアームブッシュ2,2等の
防振ブッシュが装着されていて、路面の振動を緩和して
車体側へ伝えるようにしている。上記の防振ブッシュの
一例を第7図,第8図に示すと、図中11は内筒部材,12
は外筒部材であって、両者間に全体的に筒状の弾性ゴム
13が加硫接着手段を用いて介挿固定されている。14は外
筒部材12に固定されたシャフトである。
上記弾性ゴム13は使用目的に応じて適宜の形状を保持
して成形されており、例えば該弾性ゴム13に溝部或は空
隙部を形成して、該弾性ゴム13のばね特性を独自に変更
した防振ブッシュの構成例も知られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の防振ブッシュにあって
は、第9図に示した如く、成型時において前記ゴム13の
一部分が外筒部材12の長手方向両端縁部12a,12aから、
外周部12bにまで流出して、外筒部材12の周辺に所謂
「ばり」を形成してしまうことがあり、そのため使用時
に該防振ブッシュが当接する相手部材の形状に対応させ
ることが出来ない場合があるという課題があった。従っ
て防振ブッシュの成形後に、ばり取り工程及び仕上げ工
程を必要とし、これら工程に多くの時間を要してコスト
アップを招来してしまうという難点を有している。
そこで本発明はこのような従来の防振ブッシュが有し
ている問題点を解消して、成型時に外筒部材の周辺に前
記「ばり」が発生せず、従って成型後の工程を簡略化し
て工程の増大に起因するコスト上の難点をも解消するこ
とができる防振ブッシュを提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、内筒部材と外
筒部材との間に弾性ゴムを介挿固定した防振ブッシュに
おいて、少なくとも前記外筒部材を所定の硬度を保持す
る合成樹脂材料で構成するとともに、上記外筒部材の長
手方向両端縁部に、成型時におけるゴムの一部分が外筒
部材の外周部に流出することを防止する環状突起を形成
した構成にしてある。
作用 かかる防止ブッシュの構成によれば、成型時に前記外
筒部材の長手方向両端縁部に形成された環状突起がそれ
ぞれ上型の下面及び下型の上面に圧接され、且つ押し潰
された状態となるので、金型内外の密閉性が高められる
という作用がもたらされる。換言すれば、上記環状突起
がシール材としての働きをもたらすことになり、成型時
における溶融ゴムの一部分が外方に流出することを防止
し、外筒部材の外周部に所謂「ばり」を形成することが
ない。従って成形後のばり取り工程を不要とし、且つ仕
上げ工程も簡単になるという作用がもたらされる。
実施例 以下図面に基づいて本発明にかかる防振ブッシュの一
実施例を前記従来の構成と同一の構成部分に同一の符号
を付して詳述する。
第1図は本発明の基本的な構成を示しており、全体的
に示した防振ブッシュ10の構造において、11は内筒部
材,12は外筒部材であり、両者間に全体的に筒状の弾性
ゴム13が加硫接着手段を用いて介挿固定されている。
上記外筒部材12は、所定の硬度を保持する合成樹脂材
料,例えばポリイミド,ポリアシドイミド,ガラス繊維
入りナイロン66,ポリサルフォン等の熱可塑性樹脂で構
成されており、且つこの外筒部材12の両端縁部12a,12a
に環状突起12c,12cが一体的に形成されている。この環
状突起12c,12cは、成型時における前記弾性ゴム13が外
筒部材12の外周部12bにまで流出してしまうことを防止
する機能を有している。
第2図は上記防振ブッシュ10を製作する際の金型例を
示しており、図中21は上であってこの上型21の内方には
溶融ゴムの通路21a,21bが形成されている。又上型21の
下面にはガイド突起21cが下方に向けて突設されてい
る。
22は中型であって、該中型22の内壁部には前記環状突
起12c,12cが形成された外筒部材12が嵌合固定されてい
る。
23は下型であって、該下型23の上面にはガイド突起23
cが上方に向けて突設されていて、このガイド突起23cに
円筒状の内筒部材11が直立した状態として嵌合配置され
ている。尚本例の場合、内筒部材11として通常の金属管
が採用されている。
第2図の状態から中型22及び上型21を下型23に対して
夫々矢印A,Bに示したように重合し、上型21のガイド突
起21cを内筒部材11の内方に挿通しながら第3図に示し
た状態にセットし、次に予め準備された溶融ゴムを、矢
印Cに示した如く上型21の上方から該上型21内に形成さ
れた前記通路21a,21bを介して流し込み、且つ加硫接着
手段により固着することによって、前記第1図に示した
如く、内筒部材11と外筒部材12間に弾性ゴム13が介挿固
定された防振ブッシュ10が製作される。
かかる防止ブッシュ10の構成によれば、成型時即ち第
3図に示した状態下で、前記外筒部材12の長手方向両端
縁部12a,12aに形成された環状突起12c,12cがそれぞれ上
型21の下面及び下型23の上面に圧接され、押し潰された
状態となるので、金型内外の密閉性を高めるという作用
がもたらされる。換言すれば環状突起12c,12cがシール
材としての働きをもたらすことになり、成型時における
溶融ゴムの一部分が外方に流出することを防止し、外筒
部材12の外周部に所謂「ばり」を形成することがないと
いう作用が得られる。
第4図,第5図は本発明の変形例を示しており、基本
的な構成は前記第1図と同一であって同一の符号を付し
て表示してある。即ち第4図の例にあっては、外筒部材
12の両端縁部12a,12aに断面半円状の環状突起12d,12dが
形成されている。更に第5図の例にあっては、外筒部材
12の両端縁部12a,12aに断面長方形状の環状突起12e,12e
が形成されている。このような環状突起12d及び12eの形
状であっても上記第1図に示した実施例と同様な作用が
もたらされる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかる防振ブッシ
ュは、内筒部材と外筒部材との間に弾性ゴムを介挿固定
した防振ブッシュにおいて、少なくとも前記外筒部材を
所定の硬度を保持する合成樹脂材料で構成するととも
に、前記外筒部材の長手方向両端縁部に、成型時におけ
るゴムの一部分が外筒部材の外周部に流出することを防
止する環状突起を形成した防振ブッシュの構成にしたの
で、以下に記す作用効果がもたらされる。即ち製作に際
して、予め両端縁部に環状突起を一体に形成した外筒部
材を使用して、所定の金型を用いて前記外筒部材と内筒
部材間に弾性ゴムを一体成形することによって、成型時
に前記外筒部材の長手方向両端縁部に形成された環状突
起がそれぞれ上型の下面及び下型の上面に圧接され、押
し潰された状態となるので、金型内外の密閉性が高めら
れるという効果が得られる。即ち上記環状突起がシール
材として働くので、成型時における溶融ゴムの一部分が
外方に流出することが防止され、外筒部材の外周部に所
謂「ばり」を形成することがない。従って成形後のばり
取り工程を不要とし、且つ仕上げ工程も簡単になって製
作時のコストが低廉化されるという大きな効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる防振ブッシュの基本的実施例を
示す要部断面図、第2図は上記防振ブッシュの製作用金
型例を示す分解断面図、第3図は同製作時の態様を示す
断面図、第4図,第5図は本発明の変形例を示す要部断
面図、第6図は車両の懸架装置を示す斜視図、第7図は
従来の防振ブッシュの構造例を示す要部断面図、第8図
は第7図のVIII−VIII線に沿う断面図、第9図は従来の
防振ブッシュの形状例を示す要部断面図である。 10……防振ブッシュ、11……内筒部材、 12……外筒部材、12a……端縁部、 12b……外周部、12c,12d,12e……環状突起、13……弾性
ゴム、21……上型、 21a,21b……(溶融ゴムの)通路、 21c,23c……ガイド突起、22……中型、 23……下型、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内筒部材と外筒部材との間に弾性ゴムを介
    挿固定した防振ブッシュにおいて、 少なくとも前記外筒部材を所定の硬度を保持する合成樹
    脂材料で構成するとともに、上記外筒部材の長手方向両
    端縁部に、成型時におけるゴムの一部分が外筒部材の外
    周部に流出することを防止する環状突起を形成したこと
    を特徴とする防振ブッシュ。
JP24328388A 1988-09-28 1988-09-28 防振ブッシュ Expired - Lifetime JP2683382B2 (ja)

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