JP2682933B2 - ルーパ制御装置 - Google Patents

ルーパ制御装置

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JP2682933B2 JP19904292A JP19904292A JP2682933B2 JP 2682933 B2 JP2682933 B2 JP 2682933B2 JP 19904292 A JP19904292 A JP 19904292A JP 19904292 A JP19904292 A JP 19904292A JP 2682933 B2 JP2682933 B2 JP 2682933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄鋼プロセスライン
の複数のキャリッジ構成を有するルーパ制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば特開昭58−79432号
公報に示された従来のルーパ制御装置を示すブロック図
であり、図において、1は入側ブライドル電動機、2は
出側ブライドル電動機、3は2本のワイヤロープ26を
巻き付けるドラム、4は1本のワイヤロープ27を巻き
付けるドラム、5は4ストランドの第1のループカー、
6は2ストランドの第2のループカー、7は走行材料と
してのストリップ、8はドラム3を駆動する電動機、9
はドラム4を駆動する電動機、10a,10b,10
c,10dは電動機1,2,8,9の速度を検出する速
度発電機、11はドラム3に取付けたループカー5の位
置発信機、12はドラム4に取付けたループカー6の位
置発信機である。13,23は電動機8,9を駆動する
電源装置、14a,14bはトルク制御回路、15a,
15bは速度デッドバンド回路、16a,16bは速度
制御回路である。この速度制御回路16a,16bより
の信号はそれぞれデッドバンド回路15a,15bを経
由してトルク制御回路14a,14bに入力される。
【0003】また、トルク制御回路14aには張力設定
器22よりの信号を張力定数回路21を経由して入力す
る。トルク制御回路14bには張力設定器22よりの信
号が直接入力される。速度制御回路16aへの入力の1
つはループカー5の速度指令回路20より入力される。
もう一方の入力は位置制御回路18より位置デッドバン
ド回路17を経由して入れる。速度指令回路20は、入
側ブライドル電動機1及び出側ブライドル電動機2に取
付けた速度発電機10a,10bよりの信号により指令
信号を発生させる。
【0004】19は位置定数回路、24はループカー6
の速度指令回路、25はループカー5の張力定数自動調
整回路で、張力定数回路21をコントロールしてループ
カー5の張力を設定する。
【0005】次に動作について説明する。速度指令回路
20,24は各々のループカー5,6の速度を別々に設
定するが、2つの間には次の関係がある。ループカー
5,6は各々移動量の全長に対して同じ比率で動くもの
とする。即ち、同時間で全長を移動するように速度指令
回路20,24はそれぞれ設定される。位置定数回路1
9はループカー6の位置にループカー5が追従するよう
に全長を同じ比率で変換する。位置デッドバンド回路1
7は、ある値以上の位置偏差が発生したときに、位置制
御回路18が動作してループカー5と6の位置偏差を修
正する。
【0006】張力定数自動調整回路25はループカー5
の張力とループカー6の張力との比率を制御する。この
目的は下記の通りである。ブライドル電動機1と2が同
速度で運転されている場合、ループカー5,6はある場
所に停止している。このことは各ループカー5,6が基
本的な動作である張力制御で運転されていることにな
る。
【0007】ループカー5と6の張力偏差が或る値以上
になると、ループカー5,6の位置が変化する。この位
置の変化は位置制御回路18を通してループカー5の位
置を修正する。再びループカー5が張力制御されて位置
偏差が発生する。このループカー5の揺動の周期を長く
するか、必要ならば停止させる目的が張力定数自動調整
回路25の機能である。張力定数自動調整回路25の動
作は速度指令回路20よりの信号が零、即ちブライドル
電動機1と2が同速度の場合、位置デッドバンド回路1
7による揺動制御の動作回数を最少にするようにこの張
力定数自動調整回路25を通して張力定数を変更する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のルーパ制御装置
は以上のように構成されているので、2つのルーパ間の
位置修正の制御ゲインが固定されており、従ってルーパ
が移動中でも、停止中でも同一の位置制御特性であり、
そのため移動中のストリップ7に発生する張力変動を、
当該ルーパの外部で除去する必要がある等の問題点があ
った。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、ルーパ移動中のストリップ
に発生する張力変動を、複数のルーパのエレタイゲイン
をルーパ移動中のみ低くすることによって、複数ループ
カー個々での張力変動吸収効果を高めることのできるル
ーパ制御装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るルーパ制
御装置は、ルーパの移動を検出する移動検出手段と、複
数ルーパの位置制御ゲインを可変とするゲイン制御手段
とを設けたものである。
【0011】
【作用】この発明におけるルーパ制御装置は、複数のル
ープカーの間の位置制御ゲインをルーパの動作状態に応
じて調整する。ルーパ移動中はストリップの張力変動が
大きくなるが、複数のループカーが同時にタイトに動作
するよりも、個別のループカーがゆるい位置制御系にし
ばられて動作する方が、当然、張力変動の吸収効果が高
く、当該ルーパの外部への張力変動の流出は少なくな
る。このため、このルーパ制御装置では、ルーパのエレ
タイゲインをルーパ移動中に弱め、複数ループカーの個
々の動きを一定範囲で許容し、ストリップの張力変動の
吸収効果を高める。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1はループカー5,6の張力制御系及び位置
制御系を簡略化して示すもので、図3と対応する部分に
は同一符号を付して説明を省略する。なお、ループカー
5は1台の場合を示している。30は速度発電機10
a,10bの出力によりループカー5,6が移動してい
るか否かを検出する移動検出回路で、その検出出力によ
り位置制御回路18のゲインを制御する。なお、速度発
電機10a,10b及び移動検出回路30により移動検
出手段が構成される。
【0013】図2は移動検出回路30及び位置制御回路
18の実施例を示す。移動検出回路30は、速度発電機
10a,10bの出力が減算器31に加えられ、その減
算出力が検出回路32に加えられ、その検出出力により
リレー33を制御するように成されている。
【0014】位置制御回路18は、位置発信機11,1
2の出力が減算器34に加えられ、その減算出力が制御
回路35に加えられる。また、2つの制御ゲインGAI
N1とGAIN2とが用意され、その1つが上記リレー
33で選択的に開閉される接点33a,33bにより選
択されて制御回路35に与えられるように成されてい
る。制御回路35で作られた位置制御信号は、デッドバ
ンド回路17に加えられるように成されている。ここ
で、リレー33、接点33a,33bはゲイン制御手段
を構成している。
【0015】次に動作について説明する。図1のループ
カーの位置制御系は、ループカー6の位置を主とし、ル
ープカー5の位置を補正する回路をもった構成となって
いる。ドラム3,4に取付けられた位置発信機11,1
2はその回転角度により、ループカー5,6の水平位置
を検出する。位置制御回路18は、位置発信機11,1
2の位置検出信号の偏差をとり、これに後述するように
制御ゲインを掛けて位置制御信号を出力する。位置デッ
ドバンド回路17は、位置制御回路18の出力信号を入
力し、一定値より小さな信号は無視し、一定値より大き
な信号を出力する。この出力はループカー5側のトルク
制御回路14aに供給される。
【0016】図2において、位置制御回路18は、位置
発信機11と12の各ルーパ位置信号の差を減算器31
で演算する。検出回路32はこの差の値が一定の範囲内
にあればループカー停止とし、一定の範囲外であればル
ープカー移動中と判断し、その判断結果に応じてリレー
33を制御する。一方、位置制御回路18におけるGA
IN1,GAIN2は、GAIN1<GAIN2の関係
にあり、移動検出回路30の検出結果により、ループカ
ー移動中はGAIN1が接点33aにより選択される。
また、ループカー停止中はGAIN2が接点33bによ
り選択される。以上の動作により、ループカー5,6の
移動中は複数ルーパの位置制御ゲインは低くなり、停止
中は高く設定することが可能である。
【0017】実施例2.なお、上記実施例1では、横型
ループカーについての制御方式を説明したが、縦型ルー
パの場合でも同一の効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
ルーパの位置制御系のゲインを、ルーパの移動中と停止
中で可変とするように構成したので、ルーパ移動中に発
生するストリップの張力変動を減衰させることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】図1における要部の構成図である。
【図3】従来のルーパ制御装置を示す構成図である。
【符号の説明】
5 ループカー(第1のループカー) 6 ループカー(第2のループカー) 7 ストリップ(走行材料) 10a,10b 速度発電機(移動検出手段) 18 位置制御回路 30 移動検出回路(移動検出手段) 33 リレー(ゲイン制御手段) 33a,33b 接点(ゲイン制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーパ装置内における走行材料に所定の
    張力を与えるための第1及び第2のループカーに対して
    それぞれ張力制御系が設けられると共に、上記第1及び
    第2のループカーの各位置の偏差に応じてその第1のル
    ープカーの位置を制御する位置制御回路が設けられてい
    るルーパ制御装置において、上記第1及び第2のループ
    カーの移動を検出する移動検出手段と、上記移動検出手
    段の検出に応じて上記位置制御回路の制御ゲインを制御
    するゲイン制御手段とを設けたことを特徴とするルーパ
    制御装置。
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