JPH0221512Y2 - - Google Patents

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JPH0221512Y2
JPH0221512Y2 JP9110087U JP9110087U JPH0221512Y2 JP H0221512 Y2 JPH0221512 Y2 JP H0221512Y2 JP 9110087 U JP9110087 U JP 9110087U JP 9110087 U JP9110087 U JP 9110087U JP H0221512 Y2 JPH0221512 Y2 JP H0221512Y2
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JP
Japan
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circuit
command
rope
electric motor
belt
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JP9110087U
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JPS63200591U (ja
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は特に荷役物運搬機の動力伝達に使用さ
れるベルト或いはロープ等のタルミ制御に係るも
のである。
ロ 従来の技術 この種荷役物運搬機には、動力の伝達方法とし
て、比較的長尺のベルト或いはロープ等が使用さ
れているが、特に荷役物を下降し、所望場所に設
置した場合、電動機等の回転慣性によりタルミが
発生する。このタルミは、操縦者の手に追従した
荷役作業に支障を来たすばかりでなく、特に荷役
物の上昇時には、時間的な遅れや操縦者及び荷役
物に衝撃を与えることになる。また、ガイドロー
ラー等に巻き込む結果、損傷が生じ、最後にはベ
ルト或いはロープ等を切断する場合もある。そこ
で、従来では、テンシヨンプーリー又はブレーキ
等に代表される機械的な方法をその対策としてい
るが、荷役物運搬機の構造から狭隘な場所が多
く、その取付けが複雑となるため、製造コストが
高くなり、また応答性及び保守の面においても、
多数の不具合点を有しているのが現状である。
ハ 考案が解決しようとする問題点 本考案は、前述した機械的な方法から生じるタ
ルミ制御の不具合点を、比較的簡潔な回路を付加
することによつて、応答性に優れた、また安全性
の高いものを提供せんとしたものである。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案の実施例を説明するにあたり、まず(第
2図及び第3図)により荷役物運搬機の構成につ
いて述べれば、21は支柱、4は電動機、22は
巻き取りドラム、そして23及び24は水平移動
可能に回動力に接続されているアームである。ま
た10はベルト或いはロープ等で、前記巻き取り
ドラム22と操作部1を前記アーム23及び24
に沿つて、ローラを介して支持されている。そし
てまた、11は荷役物、14はタルミ検出器であ
る。
次に本実施例を第1図により説明すれば、1は
操作部、2は指令器で、荷役物11の昇降指令を
与えるためのものである。3は位相制御回路、4
は電動機、5は速度発電機、そして6は速度帰還
回路、7は位置保持回路である。また、8は加算
点で指令器2よりの指令信号と速度フイードバツ
ク信号及び位置保持信号とを加算するためのもの
である。
さらに、12は中立指令発生回路、13は上下
指令判別回路である。そして、15はタルミ検出
回路で、前記タルミ検出器14からの信号を入力
とするものである。また、16はAND回路で、
前記上下指令判別回路13とタルミ検出回路15
とのそれぞれの信号を入力として、前記指令器2
と前記中立指令発生回路12との切替えを出力と
する。そしてまた、17は切替接点である。
ホ 作用 以上の構成により、その作用について述べれ
ば、まず操作部1のレバーが中立位置にある場合
は、位置保持回路7のフイードバツク回路の作用
により、荷役物11は、常に所望位置に停止する
ようになされている。
次に、操作部1のレバーを下降方向に傾けら
ば、荷役物11は下降し、所望の位置に達する
と、前記操作部1のレバーを中立位置に復帰させ
ることとなるが、この場合、電動機4は停止の指
令状態となるも、回転慣性により、僅かな時間で
はあるが、回転は持続され、従つてベルト或いは
ロープ等10は必要以上に繰り出され、タルミを
生ずることとなる。本考案はこのタルミを前述の
タルミ検出器14により検出し、タルミ検出回路
15を介して、AND回路16へ指令信号を出す。
また荷役物11が所望の位置に達した場合、瞬時
の中立切替れは人為的に不可能であり、従つて極
めて短時間ではあるが、下降指令信号は持続され
る為、上下指令判別回路13の作用により、
AND回路16へ指令信号を出す。即ち、記述し
た如く、タルミ検出回路15と上下指令判別回路
13との指令信号がAND回路16に、同時に入
ることとなり、切替接点17を介して、指令器2
から位相制御回路3の回路は、中立指令発生回路
12から位相制御回路3の回路に瞬時に切替えら
れることとなり、従つて速度帰還回路6及び位置
保持回路7とのフイードバツク回路により、位相
制御回路3に上昇指令を与え、短時間に巻き取り
を行ない、タルミを取り除くという作用のもので
ある。
ヘ 効果 従来例に記述した如く、タルミ解消については
種々考案がなされてきたが、本考案によれば、昇
降回路に極めて簡潔な回路を配設することにより
て、タルミを解消することができ、従つて、正確
かつ応答性の優れた円滑な操作が得られると共
に、経済面、安全面にも多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図はブ
ロツク図であり、第2図はタルミ検出器の取付
例、第3図は荷役物運搬機の概略図である。 1……操作部、2……指令器、3……位相制御
回路、4……電動機、5……速度発電機、6……
速度帰還回路、7……位置保持回路、8……加算
点、9……駆動軸、10……ベルト或いはロープ
等、11……荷役物、12……中立指令発生回
路、13……上下指令判別回路、14……タルミ
検出器、15……タルミ検出回路、16……
AND回路、17……切替接点、21……支柱、
22……巻き取りドラム、23,24……アー
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機により巻き取りドラムを回転し、ローラ
    ーを介したベルト或いはロープを巻き取り巻き戻
    して荷役物を上昇或いは下降する荷役物運搬機
    で、前記ベルト或いはロープの一端部に配設した
    操作部1のレバー角度に比例した指令信号を指令
    器2が発生し、位相制御回路3によりその信号に
    見合つた電力を電動機4に供給すると共に、前記
    電動機4の出力軸に連繋した速度発電機5からの
    出力を並列に配置した速度帰還回路6及び位置保
    持回路7と加算点8に介してフイードバツクを行
    なうメイン制御回路において、AND回路16は
    指令器2の上下指令判別回路13を介した信号
    と、また前記ベルト或いはロープ等に当接したタ
    ルミ検出器14からタルミ検出回路15を介した
    入力信号とを入力とし、該AND同路16の出力
    により指令器2と加算点8との間の切替接点17
    で、指令器2と中立指令発生回路12とを切り替
    えることを特徴とするタルミ戻し装置。
JP9110087U 1987-06-12 1987-06-12 Expired JPH0221512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9110087U JPH0221512Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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JP9110087U JPH0221512Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63200591U JPS63200591U (ja) 1988-12-23
JPH0221512Y2 true JPH0221512Y2 (ja) 1990-06-11

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JP9110087U Expired JPH0221512Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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JPS63200591U (ja) 1988-12-23

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