JPH0539178A - リニアモータ式エレベータの位置検出装置 - Google Patents

リニアモータ式エレベータの位置検出装置

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Publication number
JPH0539178A
JPH0539178A JP19521991A JP19521991A JPH0539178A JP H0539178 A JPH0539178 A JP H0539178A JP 19521991 A JP19521991 A JP 19521991A JP 19521991 A JP19521991 A JP 19521991A JP H0539178 A JPH0539178 A JP H0539178A
Authority
JP
Japan
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elevator
pulley
car
linear motor
rotary encoder
Prior art date
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Pending
Application number
JP19521991A
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English (en)
Inventor
Masaaki Nakazato
眞朗 中里
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0539178A publication Critical patent/JPH0539178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】エレベータ塔内下部に固定したプーリ20にロ
ータリエンコーダ21が結合される。プーリ20とエレ
ベータ頂部に固定されたプーリ22にかご1の下部より
穴明きスチールテープ23が敷設され、重り24により
弛みが発生しないように所定の張力で張られている。重
り24は案内装置25により横振れが発生しないように
なっている。ロータリエンコーダの出力信号線26は、
地上の近くに設置されたエレベータ制御盤9に接続され
る。 【効果】本発明によれば、動力線からの電磁誘導障害を
大幅に低減し、外乱からもノイズを受けにくい効果があ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、つり合いおもりにリニ
アモータを搭載したエレベータのかご位置検出装置に関
する。
【従来の技術】最近、つりあいおもりにリニアモータを
搭載し、このリニアモータの推力を利用してかごを上下
に駆動するエレベータシステムが考えられている。図2
は、そのシステムを示す。図2において、1はかご、2
はつりあいおもりであり、建屋頂部の支持梁3に取り付
けられた支持プーリ4,5に渡された主ロープ6により
つるベ状に結合されている。7はつりあいおもり2に搭
載されたリニアモータの一次コイル、8はリニアモータ
の二次導体であり、鉄板8aとアルミ8bを貼り合わせ
たもので構成されており、リニアモータ一次コイル7と
は所定の空隙を持たせて建屋側壁に固定されている。9
はエレベータ制御装置であり、リニアモータ一次コイル
7には、固定動力ケーブル10,移動ケーブル11を介
して駆動電力を供給する。ここで、12は中間接続箱、
13はかご下移動ケーブル支持装置である。14はつり
あいおもり2に搭載されたロータリエンコーダであり、
そのプーリは二次導体8に押し付けられ、つりあいおも
り2の上下につれてロータリエンコーダ14が正逆回転
し、つりあいおもりの移動量に応じたパルスを発生す
る。このパルスは、信号ケーブル15,固定信号ケーブ
ル16を経由してエレベータ制御装置9に送られ、エレ
ベータの移動距離,速度を検出する。17はつりあいお
もり2に取りつけられた制動機であり、つりあいおもり
用ガイドレール18を挾んでつりあいおもりの落下,過
昇を防止する。このような構成の実施例には、特開平2
−233486 号公報がある。
【発明が解決しようとする課題】従来のリニアモータ式
エレベータでは、エレベータの位置,速度を検出するエ
ンコーダの信号線が、リニアモータの動力線と並走する
ことになり、動力線の発する強力は電磁場によりエンコ
ーダの信号に雑音が混入するという問題があった。ま
た、主ロープ6はかご1の積載荷重により伸縮するの
で、つりあいおもりに搭載したエンコーダ14の信号で
は、正しいかご位置が検出できないという不具合もあっ
た。本発明の目的は、リニアモータ式エレベータとして
信頼性の高いエレベータ位置検出装置を提供することに
ある。
【課題を解決するための手段】本発明は、エレベータ制
御装置の設置位置に近いエレベータ塔内底部にエンコー
ダ駆動プーリを設け、これをかごと直結された穴明けス
チールテープにより駆動し、エレベータかごの実位置・
速度を検出するものである。
【作用】エレベータの塔内底部に設けられたプーリの軸
12は、エンコーダが結合され、かごの上下動に伴うテ
ープの移動によりエンコーダが正逆回転し、パルスを出
力する。そのパルス信号は、通常のシールド線により、
リニアモータ動力ケーブルのノイズに干渉されることな
く、最短距離でエレベータ制御装置に入力される。スチ
ールテープは軽い張力しか掛らないように設計されてお
り、かつ、穴明きテープとなっているため、下部プーリ
の回転には滑りが全く生じないので、経時的にも狂いが
生じることなく正確なかご位置信号が得られる。
【実施例】図1に基づいて本発明の実施例を説明する。
エレベータの基本構成は従来の図2と同じである。20
はエレベータ塔内下部に固定したプーリであり、プーリ
20にロータリエンコーダ21が結合されている。22
はエレベータ頂部に固定されたプーリであり、プーリ2
0,22にかご1の下部より穴明きスチールテープ23
が図のように敷設され、重り24により弛みが発生しな
いように所定の張力で張られている。重り24は簡素な
案内装置25により横振れが発生しないようになってい
る。26はロータエンコーダの出力信号線であり、地上
の近くに設置されたエレベータ制御盤9に接続されてい
る。本実施例の動作を説明する。エレベータの運転要求
が生じると、エレベータ制御盤9は、リニアモータ7に
対して、動力ケーブル10,移動ケーブル11を経由し
て可変周波数の動力を供給する。すると、リニアモータ
7に移動磁界が生じ、塔内に敷設された二次導体8との
間に反発力が生じ、つりあいおもり2は、上または下に
動作を開始する。すると、主ロープ6で結合されたかご
1も反対方向に動き出す。かごの速度は、エレベータ制
御盤9の周波数を変えることにより任意に変えられる。
かご1が上下に動作するとかご下にその一端を持つスチ
ールテープ23も上下に移動し、塔内下部のプーリ20
を正逆に回転させることになる。この時、図の構成から
分かるように、重り24はかご1と同じ方向に動く。プ
ーリ20が回転すると、プーリ20に直結されたロータ
リエンコーダ21も正逆に回転し、かご1の移動量に正
比例したパルス数を出力する。パルス出力は、信号ケー
ブル26によりエレベータ制御盤9に入力され、内部の
演算装置によりかご1の正確な位置が算出される。本実
施例によれば、ロータリエンコーダの出力線をリニアモ
ータの動力線とは全く別系統で敷設できるので、動力線
からの電磁誘導障害を大幅に低減することが出来る。ま
た、通常、このエレベータシステムは、従来の油圧式エ
レベータと同じように頂部機械室の廃止をその特長とし
ているので、制御盤9は地上階に近い所に設置される。
本発明ではロータリエンコーダを塔内下部に設置したの
で制御盤9とは最短距離で接続できるので、その他の外
乱からもノイズを受けにくいという特長がある。また、
本システムの制動機はつり合いおもりに搭載されている
ので、エレベータかごへの乗客の乗り降りによる荷重変
化で主ロープ6が伸縮し、かご位置の変動が発生する
が、本発明では別に設置したスチールテープによりかご
位置を検出しているので、この変動量も検出でき、かご
位置補正を正確に行なうことが出来る。また、エレベー
タ減速停止後のかご内乗客荷重の変動は、主ロープの伸
縮にほぼ比例するので、主ロープの伸縮によるかご位置
の検出が可能な本発明によれば、減速停止時のかごとつ
りあいおもりの不平衝推力の記憶量と主ロープの伸縮量
により、次の運転時の不平推力が演算でき、特別のかご
内荷重検出装置を省略することが出来る。なお、重り2
4の代わりに、スチールテープの一端をかご1の上部に
固定する方法でも良い。しかし、本方法では、スチール
テープの経時的な伸びに対して、スチールテープの張力
が低下するので、かご上、又は、かご下にスチールテー
プ緊張装置を設け、定期的に張力調整を行なわなければ
ならない。尚、本発明は、つりあいおもりにリニアモー
タを搭載したエレベータシステムを例にとって説明した
が、本発明はこれに限定されることはなく、将来のロー
プレスエレベータのかご位置検出にも適用できることは
明らかである。
【発明の効果】本発明によれば、動力線からの電磁誘導
障害を大幅に低減し、外乱からもノイズを受けにくい効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ位置検出装置の説明図。
【図2】従来のエレベータ位置検出装置の説明図。
【符号の説明】
1…かご、2…つりあいおもり、7…リニアモータ一次
コイル、9…制御装置、20…下部プーリ、21…ロー
タリエンコーダ、22…頂部プーリ、23…スチールテ
ープ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かごとつり合いおもりを主ロープで結合し
    たつるベ式エレベータ、前記つるべ式エレベータの前記
    つり合いおもりにリニアモータを搭載し、地上に設置さ
    れた制御装置から前記リニアモータに動力を供給して前
    記つり合いおもりおよび前記かごを上下に動かすように
    構成したエレベータにおいて、前記エレベータの塔内下
    部および頂部に固定プーリを設け、前記固定プーリに前
    記かご下を起点としてスチールテープを下部プーリ,頂
    部プーリの順で張り、終端に重りを設け、前記かごの移
    動によりプーリを回転させ、前記下部プーリにロータリ
    エンコーダを結合し、エレベータのかご位置を検出する
    ようにしたことを特徴とするリニアモータ式エレベータ
    の位置検出装置。
  2. 【請求項2】エレベータ塔内下部および頂部に固定プー
    リを設け、かご下部を起点として、下部プーリ,上部プ
    ーリの順でスチールテープを張り、前記スチールテープ
    の終端に重りを設置し、前記かごの移動により下部,上
    部のプーリを駆動する方式において、前記下部プーリに
    ロータリーエンコーダを設け、前記ロータリーエンコー
    ダの出力パルスの加減算により前記エレベータの位置を
    検出するようにしたことを特徴とするロープレスエレベ
    ータのかご位置検出装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記上部プーリにロー
    タリーエンコーダを設置したロープレスエレベータのか
    ご位置検出装置。
JP19521991A 1991-08-05 1991-08-05 リニアモータ式エレベータの位置検出装置 Pending JPH0539178A (ja)

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JP19521991A JPH0539178A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 リニアモータ式エレベータの位置検出装置

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JPH0539178A true JPH0539178A (ja) 1993-02-19

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ID=16337449

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JP19521991A Pending JPH0539178A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 リニアモータ式エレベータの位置検出装置

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JP (1) JPH0539178A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6986409B2 (en) * 2002-02-02 2006-01-17 Bucher Hydraulics Ag Apparatus for determining the position of an elevator car
US9705372B2 (en) 2011-05-27 2017-07-11 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Rotating electric machine and method of manufacturing same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6986409B2 (en) * 2002-02-02 2006-01-17 Bucher Hydraulics Ag Apparatus for determining the position of an elevator car
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