JP2000044146A - トラクションエレベーター - Google Patents

トラクションエレベーター

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JP2000044146A
JP2000044146A JP10216830A JP21683098A JP2000044146A JP 2000044146 A JP2000044146 A JP 2000044146A JP 10216830 A JP10216830 A JP 10216830A JP 21683098 A JP21683098 A JP 21683098A JP 2000044146 A JP2000044146 A JP 2000044146A
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洋海 伊豫田
Yoshio Sakai
吉男 坂井
Tomofumi Hagitani
知文 萩谷
Hiroshi Nagase
長瀬  博
Noboru Arahori
荒堀  昇
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/023Mounting means therefor
    • B66B7/027Mounting means therefor for mounting auxiliary devices

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】駆動機械装置をエレベーターシャフト内に有す
るトラクションエレベーターにおいて、駆動機械装置支
持構造を鉄骨建屋に適した構造とする。 【解決手段】カウンターウエイトガイド9a,9bの上
端部とエレベーターシャフトの最上部位置にある建屋梁
14とを機械土台枠10でつなぎ、この機械土台枠10
に駆動機械装置6の垂直荷重を堅持する機械土台10a
と水平方向荷重を支える補助部材10dを設けたのであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラクションシーブ
エレベーターに係り、特に、エレベーターガイドレール
に沿って動くかごとカウンターウエイトガイドレールに
沿って動くカウンターウエイトと、かごおよびカウンタ
ーウエイトが懸架された1組の巻上げロープと駆動機械
により駆動される巻き上げロープに係合するトラクショ
ンシーブを含む駆動機械装置と駆動機械装置を制御する
電気制御装置の全体配置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトラクションシーブ駆動のエレベ
ーターでは、エレベーターシャフトの最上部に機械室を
設け、この中に駆動機械装置を配置したレイアウトが基
本であった。しかし、この基本形は建屋全体の空間の利
用と外観に関して建屋の設計をかなり制約していた。
【0003】そこで、近年、建屋設計の自由度を増し併
せて建屋空間の効率的かつ経済的に利用する解決策とし
て、巻上機モータを含む巻上機装置をエレベーターシャ
フト内に設置するトラクションエレベーターが提唱され
ている。例えば、特開平8−208152号公報に記載のトラ
クションエレベーターによれば、かごとエレベーターシ
ャフトの壁との間で、カウンターウエイトガイドレール
の上方端に機械土台を設け、この上に駆動機械装置を設
置し、さらに、前記駆動機械装置は前記エレベーターシ
ャフトに対して、水平の力を吸収するがどんな垂直の支
持力も実質的に吸収しない補強要素によって、シャフト
の壁または、天井に固定している。
【0004】また、建屋全体の空間を更に有効利用する
解決策の一例として、例えば、特開平8−40665号公報に
開示のように、機械盤(電気制御装置)を最上階の乗り
場の出入り口の脇に設置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、次
のような課題を有する。
【0006】即ち、第1の課題は、建物が鉄筋コンクリ
ート製でエレベーターシャフトが壁または天井も鉄筋で
補強されたコンクリート製の場合には、前記補強要素を
介して前記駆動機械装置の水平力を十分吸収するため問
題ないが、実用上の建物は鉄骨製でエレベーターシャフ
トの壁または天井は補強部材に入った軽量コンクリート
板で仕切る程度のもので作られている場合が多く、前記
駆動機械装置の水平力を吸収することができない。すな
わち、前記補強要素を直接エレベーターシャフトの壁ま
たは天井に取付けることができない問題があった。
【0007】第2の課題は、エレベーターの駆動モータ
を制御する装置およびホール呼び,かご呼びに応じて運
転指令を発する装置などを纏めて最上階の乗り場の出入
り口の脇に設置する場合、奥行きが広くなり乗り場から
みて出っ張りが大きく、意匠上から好ましくない問題が
あった。
【0008】本発明の目的の一つは、エレベーターシャ
フトの構造に左右されずに駆動機械装置の水平力を吸収
することができるトラクションエレベーターを提供する
ことにある。
【0009】本発明のもう一つの目的は、乗り場出入り
口周辺の意匠効果を向上し得るトラクションエレベータ
ーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の課題に対しての手
段は、本発明の請求項1に係わるトラクションシーブエ
レベーターにおいて、建物の各階に設けられた鉄筋コン
クリートの梁または鉄骨梁を利用して、エレベーターシ
ャフトの最上部位置にある前記鉄筋コンクリート梁また
は鉄骨梁と前記カウンターウエイトレールの上端部とを
機械土台枠でつなぎ、この機械土台枠に前記駆動機械装
置の垂直荷重を堅持する機械土台と水平方向過重を支え
る補強要素部材を設けた構成とすることにより前記駆動
機械装置の水平力を建屋の各階にある建屋梁にて支える
ようにしたものである。
【0011】本発明の請求項2に係わるトラクションシ
ーブエレベーターにおいて、建物の各階に設けられた鉄
筋コンクリートの梁または鉄骨梁を利用して、前記カウ
ンターウエイトガイドレールを前記鉄筋コンクリート梁
または鉄骨梁まで延長して設け、この延長部分に前記駆
動機械装置の垂直過重を堅持する機械土台と水平方向化
荷重を支える補強要素部材を設けた構成にすることによ
り前記駆動機械装置の水平力を建物の各階にある建屋梁
にて支えるようにしたものである。
【0012】第2の課題に対しての手段は、巻上ロープ
と係合するトラクションシーブを含む駆動機械装置をエ
レベーターシャフト上部に設置したトラクションシーブ
エレベーターにおいて、前記駆動機械装置の近傍の取付
け可能な支持部材に前記駆動機械装置を駆動する制御装
置を固定するとともに、最上部もしくは最上部より下の
乗場出入り口の付近に前記制御装置に指令を与える指令
装置を配置したものである。
【0013】上記構成によれば、建物が鉄骨製でエレベ
ーターシャフトの壁または天井に補強材の入っていない
軽量コンクリート板で仕切られた場合でも駆動機械装置
の揺れを防止することができる。また、駆動機械装置を
駆動する制御装置をエレベーターシャフト内に設置する
ことにより、乗り場の出入り口付近に設置する指令装置
を小形,薄形化することができるので、乗り場出入り口
周辺の意匠効果を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1により説明する。
【0015】かご1とカウンターウエイト2がエレベー
ターの巻上ロープ3に懸架されている。かご1は下部両
側に軸支した転向プール4に巻掛けた巻上ロープ3によ
り支持され、カウンターウエイト2はその上部に軸支し
た転向プーリ5に巻掛けて保持されている。巻上ロープ
3を巻掛けるトラクションシーブ7を有するエレベータ
ーの駆動機械装置6は、エレベーターシャフトの上部に
配置されている。
【0016】かご1とカウンターウエイト2はそれぞれ
を案内するかごガイドレール8a,8bおよびカウンタ
ーウエイトガイドレール9a,9bに沿ってエレベータ
ーシャフト内を走行する。かご1とカウンターウエイト
2を各ガイドレールに案内支持するかごガイドとカウン
ターウエイトガイドは図示しない。また、各ガイドレー
ルはエレベーターシャフトの壁または建屋梁14により
ガイドレール支え(図示せず)によって支持される。
【0017】巻上ロープ3は次のように走っている。巻
上ロープ3の一方の端部はエレベーターシャフトの上部
内のカウンターウエイト2の通路より上方の固定手段1
2に固定されている。固定手段12からの巻上ロープ3
はカウンターウエイト2の転向プーリ5に会うまで下降
する。転向プーリ5を巻回すると巻上ロープ3は再び駆
動機械装置6のトラクションシーブ7側へ上昇し、トラ
クションシーブ7に巻掛けられる。トラクションシーブ
7から巻上ロープ3は、かご1側へ下降し、かご1を支
持している転向プーリ4を経由し、ガイドレール8aの
最上部の固定手段13まで上昇する。ここで巻上ロープ
3の他方の端部が固定される。
【0018】次に、図1を用いて駆動機械装置6と、こ
れを駆動する制御装置20と、最上階乗り場出入り口付
近に設けた指令装置21の配置を説明する。
【0019】カウンターウエイトガイドレール9aおよ
び9bの上端部には機械土台枠10が積載固定されてい
る。この機械土台枠10は機械土台10a,継ぎ柱10
b,10cおよび補助部材10dから構成されている。
この機械土台10aには駆動機械装置6と巻上ロープ3
の一方端の固定手段12を取付け固定し、それぞれの垂
直荷重を堅持している。また、継ぎ柱10b,10cの
上端部はエレベーターシャフトの最上部位置にある建屋
梁14に固定する。また、左右の継ぎ柱10b,10c
を連結する補助部材10dと支え金具11を介して駆動
機械装置6の水平方向荷重を支えている。なお、支え金
具11は駆動機械装置6の上端部に設けるのが最適であ
る。また、継ぎ柱10b,10cは駆動機械装置6とエ
レベーターシャフトの壁との間が広ければ、機械土台1
0aから1本の継ぎ柱を設け、補助部材10dをなく
し、支え金具11を直接に1本の継ぎ柱に取付けてもよ
い。駆動機械装置6を駆動する制御装置20は、継ぎ柱
10b,10cに固定されている。
【0020】最上階乗場の扉24a,24bの脇に、縦
寸法が扉24a,24b程度で、幅が約300mm、厚さ
(d)が100〜150mmの小形・薄形の電気盤23が
設置され、内部に制御装置20に駆動信号を与える装置
などを含む指令装置21を収納している。電気盤23に
は扉23aがあり、開くことにより内部が点検可能であ
る。制御装置20と指令装置21との間はケーブル22
で接続されている。
【0021】図1の実施形態では、カウンターガイドレ
ール9aと9bの間隔が狭く駆動機械装置6がその間に
納まらない場合を示したが、駆動機械装置6がカウンタ
ーガイドレール9aと9bの間に納まるように配置した
例を図2により説明する。
【0022】図2中、図1と同符号は同一部品を示すの
で、再度の説明は省略する。図2において、カウンター
ウエイトレール9aと9bはエレベーターシャフトの最
上部位置にある建屋梁14のところまで延長し固定す
る。機械土台10aはカウンターウエイトレール9aと
9bに固定する。機械土台10aを固定する手段とし
て、垂直荷重を堅持するためには、ストッパー付きガイ
ドレールで固定するのが好適である。補助部材10dは
カウンターウエイトレール9aと9bに固定し、支え金
具11を固定する。駆動機械装置6を駆動する制御装置
20は、カウンターウエイトレール9aと9bに固定す
る。
【0023】エレベーターシャフト内のレイアウト上か
らの制約で、図1および図2の実施例のように制御装置
20を取付けが困難な場合について説明する。
【0024】図8はかごガイドレール8bと機械土台枠
の継ぎ柱10bが近い場合を示すもので、制御装置20
の一方をかごガイドレール8bに、他方を継ぎ柱10b
に固定する例を示す。
【0025】図9はかごガイドレール8bとカウンター
ウエイトガイドレール9aが近い場合を示すもので、制
御装置20の一方をかごガイドレール8bに、他方をカ
ウンターウエイトガイドレール9aに固定する例を示
す。
【0026】図10は、制御装置20にブラケット60
を取付け、一方をかごガイドレール8bに固定し、ブラ
ケット60をエレベーターシャフト内の壁などに固定す
る例を示す。
【0027】図11は、制御装置20にブラケット60
を取付け、一方を継ぎ柱10bに固定し、ブラケット6
0をエレベーターシャフト内の壁などに固定する例を示
す。図12は、制御装置20にブラケット60を取付
け、一方をカウンターウエイトガイドレール9aに固定
し、ブラケット60をエレベーターシャフト内の壁など
に固定する例を示す。
【0028】次に、エレベーターシャフト内で頂部空間
に余裕がある場合の装置の配置を図3に沿って説明す
る。図3は、かご1が最上階の床レベルAに位置した時
の、各装置の配置を示したものである。駆動機械装置7
は、かご1の天井近くに配置されており、その上部のエ
レベーターシャフトの頂部に駆動機械装置6を駆動する
制御装置20が設置される。図中の4aと4bはかご1
を支える転向プーリである。
【0029】ここで、駆動機械装置6の近くに制御装置
20を配置する利点を説明する。図4は、エレベーター
の制御回路の全体図を示す。駆動機械装置6には、ブレ
ーキ40と回転速度を検出する速度検出器41が備えら
れている。駆動機械装置6はインバータ装置32の出力
により回転制御される。インバータ装置32の入力電力
は建屋電源56から給電線56a,ノーヒューズブレー
カ(NFB)55および電源を入り切りするコンタクタ5
4を介して給電ケーブル22a,給電線56bを通り変
換器30で直流に変換して給電される。31は、変換器
30の出力を平滑するコンデンサ、35は回生電力を抵
抗器で吸収する回生電力吸収回路である。インバータ装
置32の出力は速度検出器41の信号Spsと電流検出
器33の信号isを帰還信号として、速度指令装置53
の速度指令信号Spcに従い、CONTROL34 のパルス幅信
号PWによりパルス状の交流電圧を駆動機械装置6に印
加し、回転制御を行う。ブレーキ40はコンタクタ52
による開閉で、ブレーキを開いたり、閉じたりする。5
1は、ブレーキ回路の電源、42は、ブレーキ40への
給電線である。制御装置20は、インバータ装置32,
電流検出器33,平滑コンデンサ31,回生電力吸収回
路35,変換器30,CONTROL34 から構成されている。
指令装置21は、速度指令信号Spcを発する速度指令
装置53,電源51,コンタクタ52,54とNFB5
5およびかご呼び、ホール呼びを取り込み、かごを起
動,停止する機能を含む装置(図示しない)などから構
成されている。図4中のVmは駆動機械装置6のモータ
電圧,ACは建屋電源56の電圧を示す。
【0030】エレベーター制御回路の全体で、体積が大
きな部分は、駆動機械装置6を駆動するインバータ装置
32を含む制御装置20である。すなわち、電力を変換
する機能は、半導体の進歩で小形化は進んでいるが、信
号装置の小形・軽量化のレベルまでは達していない。指
令装置21は、近年の半導体の集積技術の著しい進歩に
より小形化がますます進んでおり、図1に説明したよう
に小形・薄形化が実現可能である。
【0031】インバータ装置32に使用されている素子
は、低騒音を目的として、絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタ(IGBT素子)を使用し、スイッチング周波
数を10〜15kHzまで上げている。スイッチング周
波数を高くするほど無線機器への障害となる電気的ノイ
ズが発生することから、インバータ装置32を駆動機械
装置6にできるだけ近づけた方が、インバータ装置32
と駆動機械装置6の給電線22aから発生する電気的ノ
イズが少なくなることは周知である。
【0032】図5に定格積載荷重の条件で、上昇運転す
る時のエレベーター速度(Sp)と駆動機械装置6のモ
ータ電流(im)と変換器30の入力電流(ia)の電
流波形を示す。
【0033】時刻t0時点でかご1とカウンターウエイ
ト2とのアンバランストルクを補償するモータ電流(i
m1)を流す。ブレーキはt1の時点で解放され、t2
の時点まで加速状態となる。このときのモータ電流(i
m2)は、アンバランストルクを補償するモータ電流
(im1)の約2倍となる。目的階に近づくとt3の時
点からt4の時点まで減速状態となり、t4の時点でブ
レーキが拘束した後にt5の時点でモータ電流(im)
が零となる。
【0034】モータ電流(im)と変換器30の入力電
流(ia)の関係は、下式となり、 入力電流(ia)≒モータ電流(im)×エレベーター速度
(Sp)÷電源電圧(AC) モータ電圧(Vm)≒電源電圧(AC) からim1≒ia1とim2≒ia2となる。
【0035】図5から分かるように入力電流(ia)の
実効値はモータ電流(im)の実効値より小さくなるこ
とは分かる。全ての負荷条件などで実効電流の関係を求
めると 入力電流(ia)≒0.7×モータ電流(im) となる。
【0036】すなわち、制御装置20を駆動機械装置6
の近傍に配置することにより、指令装置21からの電力
給電ケーブル22aの線サイズが細くなり、取付け作業
性が向上するとともに材料費が安価となる。
【0037】上記は、指令装置21を収納した電気盤2
3を最上階に設置した例で説明したが、意匠上の制約で
最上階では好ましくない場合は、最上階より下の階に設
置することは当業者では明らかである。すなわち、制御
装置20を駆動機械装置6の近傍に配置し、指令装置2
1を乗場に近傍に設けることにより、取付け作業性が向
上するとともに材料費が安価となる効果が大きくなる。
【0038】図6は、制御装置20を、インバータ装置
32,平滑コンデンサ31,回生電力吸収回路35,変
換器30,電流検出器33とで構成した制御回路を示す
もので、インバータ装置32にパルス幅信号を与えるCO
NTROL34 を指令装置21に移した例である。
【0039】図7は、制御装置20を、インバータ装置
32,平滑コンデンサ31,インバータ装置から発生す
る回生電力を電源側に回生する機能を備えた変換器3
9,インバータ装置32にパルス幅信号PWを発生する
CONTROL34 ,変換器39にパルス幅信号を与えるAVR
36,AVR36に電源電圧信号Vcを与えるための電
圧検出器37,AVR36に電源電流信号icを与える
ための電流検出器38とで構成した制御回路を示す。
【0040】
【発明の効果】本発明になるトラクションエレベーター
は、駆動機械装置をエレベーターシャフト内に設置する
ものにあっても、エレベーターシャフトの壁を駆動機械
装置の水平方向荷重支持躯体として使用しないので、エ
レベーターシャフトの壁に軽量コンクリートなどが使用
でき、鉄骨建物へのエレベーター設置が有利となる。
【0041】また、本発明になるトラクションエレベー
ターは、駆動機械装置の近傍に制御装置を配置すること
により、制御装置と駆動機械装置間の給電線が短小とな
り、無線機への障害となる電気的ノイズが低減される。
【0042】さらに、本発明になるトラクションエレベ
ーターは、駆動機械装置の近傍に制御装置を配置するこ
とにより、乗場の出入り口付近に設置する電気盤が小形
・薄形化が可能となリ、その結果、乗り場出入り口周辺
の意匠効果を向上することができる。
【0043】このほか、本発明になるトラクションエレ
ベーターは、駆動機械装置の近傍に制御装置を配置する
ことにより、乗場の出入り口付近に設置する電気盤の指
令装置と制御装置間との給電ケーブルが細くなり、取付
け作業性が向上するともに材料費が安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトラクションエレベーターの一実
施の形態を示す要部斜視図。
【図2】本発明によるトラクションエレベーターの他の
実施の形態を示す要部斜視図。
【図3】本発明によるトラクションエレベーターのかご
が最上階床レベルにある時の各装置の配置図。
【図4】本発明によるトラクションエレベーターの制御
装置と指令装置の関係を示す制御回路図。
【図5】本発明によるトラクションエレベーターの運転
時のかご速度とモータ電流と入力電流波形を示す関係線
図。
【図6】本発明によるトラクションエレベーターの制御
装置と指令装置の関係を示す他の制御回路図。
【図7】本発明によるトラクションエレベーターの制御
装置の他の実施の形態を示す制御回路図。
【図8】本発明によるトラクションエレベーターの制御
装置の固定方法の一例を示す斜視図。
【図9】本発明によるトラクションエレベーターの制御
装置の固定方法の他の例を示す斜視図。
【図10】本発明によるトラクションエレベーターの制
御装置の固定方法のさらに他の例を示す斜視図。
【図11】本発明によるトラクションエレベーターの制
御装置の固定方法の別の例を示す斜視図。
【図12】本発明によるトラクションエレベーターの制
御装置の固定方法のさらに別の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…かご、2…カウンターウエイト、3…巻上ロープ、
4,4a,4b,5…転向プーリ、6…駆動機械装置、
8a,8b…かごガイドレール、9a,9b…カウンタ
ーウエイトガイドレール、10…機械土台枠、11…支
え金具、14…建屋梁、20…制御装置、21…指令装
置、22…ケーブル、23…電気盤、30,39…変換
器、32…インバータ装置、34…CONTROL 、53…速
度指令装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩谷 知文 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 長瀬 博 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 荒堀 昇 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 Fターム(参考) 3F305 BA02 BD08 3F306 AA06 AA07 BC08 BC10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かごガイドレールに沿って動くかごと、カ
    ウンターウエイトガイドレールに沿って動くカウンター
    ウエイトと、かごおよびカウンターウエイトが懸架され
    た1組の巻上ロープと、かごとエレベーターシャフトの
    壁との間でカウンターウエイトガイドレールの上端に固
    定され前記巻上ロープと係合するトラクションシーブを
    含む駆動機械装置とを備えたトラクションシーブエレベ
    ーターにおいて、前記カウンターウエイトガイドレール
    の上端とエレベーターシャフトの上部の梁とをつなぐ機
    械土台枠を設け、この機械土台枠に前記駆動機械装置の
    垂直荷重を堅持する機械土台と、前記駆動機械装置の水
    平荷重を支える補強部材とを設けたことを特徴とするト
    ラクションエレベーター。
  2. 【請求項2】かごガイドレールに沿って動くかごと、カ
    ウンターウエイトガイドレールに沿って動くカウンター
    ウエイトと、かごおよびカウンターウエイトが懸架され
    た1組の巻上ロープと、かごとエレベーターシャフトの
    壁との間でカウンターウエイトガイドレールの上端に固
    定され前記巻上ロープと係合するトラクションシーブを
    含む駆動機械装置とを備えたトラクションシーブエレベ
    ーターにおいて、前記カウンターウエイトガイドレール
    をエレベーターシャフトの最上部梁まで延長して設け、
    この延長部分に前記駆動機械装置の垂直荷重を堅持する
    機械土台と水平方向荷重を支える補強部材とを設けたこ
    とを特徴とするトラクションエレベーター。
  3. 【請求項3】かごガイドレールに沿って動くかごと、カ
    ウンターウエイトガイドレールに沿って動くカウンター
    ウエイトと、かごおよびカウンターウエイトが懸架され
    た1組の巻上ロープと、かごとエレベーターシャフトの
    壁との間でカウンターウエイトガイドレールの上端に固
    定され前記巻上ロープと係合するトラクションシーブを
    含む駆動機械装置とをエレベーターシャフト最上部に設
    置したトラクションシーブエレベーターにおいて、前記
    駆動機械装置の近傍に前記駆動機械装置を駆動する制御
    装置を配置するとともに、最上部もしくは最上部より下
    の乗場出入り口の近傍に前記制御装置に指令を与える指
    令装置を配置することを特徴とするトラクションエレベ
    ーター。
  4. 【請求項4】かごガイドレールに沿って動くかごと、カ
    ウンターウエイトガイドレールに沿って動くカウンター
    ウエイトと、かごおよびカウンターウエイトが懸架され
    た1組の巻上ロープと、かごとエレベーターシャフトの
    壁との間でカウンターウエイトガイドレールの上端に固
    定され前記巻上ロープと係合するトラクションシーブを
    含む駆動機械装置とをエレベーターシャフト最上部に設
    置したトラクションシーブエレベーターにおいて、前記
    駆動機械装置の近傍のかごガイドレールもしくはカウン
    ターウエイトガイドレールに少なくとも前記駆動機械装
    置を駆動する制御装置の取付け部の一方を固定すること
    を特徴とするトラクションエレベーター。
  5. 【請求項5】少なくとも前記駆動機械装置を駆動する制
    御装置の取付け部の一方を前記機械土台枠の継ぎ柱に固
    定したことを特徴とする請求項1記載のトラクションエ
    レベーター。
  6. 【請求項6】前記制御装置は、少なくとも前記駆動機械
    装置を駆動するインバータ部とインバータ部に直流電力
    を与える変換装置を備えたことを特徴とする請求項3,
    4又は5記載のトラクションエレベーター。
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