JP2005170561A - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】インバータ装置の動作中に発生する放射電磁波を効果的に抑制し、その放射電磁波によるノイズの影響を解消する。
【解決手段】インバータ装置32の動作中に発生する放射電磁波のノイズ対策として、インバータ装置32の出力側32bと電動機14との配線間にリアクトル36を設置する。また、インバータ装置32の出力側32bと電動機14との間の配線、インバータ装置32と回生抵抗器35との間の配線をシールド線37a〜37cとし、これらの両端末をシールドクランプで制御盤31、電動機14、リアクトル36、回生抵抗器35の各筐体部分に接地する。また、インバータ装置32の入力側32aと電源装置33との配線にEMIフィルタ38を設置する。さらに、電動機14とこの電動機14が支持されているメインレール13bとの間に平網電線39を配設する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動機の駆動回路としてインバータ装置を備えたエレベータシステムに係り、特に、このインバータ装置の動作中に発生する放射電磁波を抑制するためのノイズ対策に関する。
例えば、マンション等のビルなどに設置されたエレベータでは、電動機(巻き上げ機)の駆動回路としてインバータ装置が用いられる。このインバータ装置は、電源装置から供給される交流電力を直流電力に変換し、その直流電力の電圧と周波数を制御して電動機の駆動に必要な交流電力に変換するものである。
このインバータ装置から出力される交流電力によって電動機が駆動されると、電動機の回転軸に取り付けられたシーブが回転し、そのシーブに掛けられたメインロープを介してエレベータの乗りかごが昇降路内を昇降動作する。
ところで、インバータ装置のスイッチング動作中に放射電磁波が発生し、その放射電磁波がノイズとなって周囲に影響を与えることがある。
例えば、マンションなどでは、各階床の居室に上記放射電磁波がラジオノイズとなって入り込み、AMのラジオ電波に干渉して受信状態を悪くすることがある。特に、ビル最上部などに機械室を持たないマシンルームレス型のエレベータでは、インバータ装置から発生した放射電磁波が居室に入り込みやすく、上述したようなラジオノイズが強く表れる傾向がある。
従来、この種のインバータ装置に関する発明としては、例えば特許文献1に開示されているものが知られている。この特許文献1では、エレベータにおいて、電動機の近くに整流回路とコンデンサとで構成されたサージ吸収回路を設けておくことで、インバータ装置と電動機の配線間に発生するサージ電圧を抑制して、電動機コイルの焼損を防止することが記載されている。
特開平10−167593号公報
上述したように、インバータ装置の動作中に発生する放射電磁波がノイズとなって周囲に悪影響を与え、例えばラジオ電波に干渉して受信状態を悪くするなどの問題があった。この場合、ノイズ対策として、例えばインバータ装置に繋がる主配線を金属管で覆い、その金属管の端末部分をシールドテープで巻き付けて筐体に接地することなどが一般的に行われているが、その作業は非常に面倒で時間がかかり、また、あまり効果的に放射電磁波を抑えられないなどの問題がある。
また、上記特許文献1では、インバータ装置と電動機の配線間に発生するサージ電圧を抑制するものであって、放射電磁波を抑制することはできない。
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、インバータ装置の動作中に発生する放射電磁波を効果的に抑制し、その放射電磁波によるノイズの影響を解消することのできるエレベータシステムを提供することを目的とする。
本発明のエレベータシステムは、電源装置と、この電源装置から供給される電力を受けて所定の駆動電力を生成するインバータ装置と、このインバータ装置から出力される駆動電力によって駆動される電動機とを備えたエレベータシステムにおいて、上記インバータ装置の出力側と上記電動機との間および上記インバータ装置の入力側と上記電源装置との間の少なくとも一方に、上記インバータ装置の動作中に発生する放射電磁波を抑制するための電磁波抑制機器を設置したことを特徴とする。
このような構成によれば、インバータ装置の出力側の配線またはインバータ装置の入力側の配線から放射される電磁波をそれぞれの配線間に設置された電磁波抑制機器にて抑制して、その放射電磁波による外部への影響をなくすことができる。
この場合、インバータ装置の出力側と電動機との間に設置される電磁波抑制機器としては、例えばリアクトルが用いられる。また、インバータ装置の入力側と電源装置との間に設置される電磁波抑制機器としては、例えばノイズフィルタが用いられる。
また、本発明は、上記エレベータシステムにおいて、上記インバータ装置の出力側と上記電動機との間の配線をシールド線とし、そのシールド線の両端部をそれぞれシールドクランプで接地することを特徴とする。これにより、インバータ装置の出力側の配線からの放射電磁波をより効果的に抑えることができる。
また、本発明は、上記エレベータシステムにおいて、上記インバータ装置の回生電力を消費する回生抵抗器を備え、この回生抵抗器と上記インバータ装置の間の配線をシールド線とし、そのシールド線の両端部をそれぞれシールドクランプで接地することを特徴とする。これにより、インバータ装置の回生配線からの放射電磁波についても抑えることができる。
また、本発明は、上記エレベータシステムにおいて、上記電動機を支持するメインレールと上記電動機との間に平網電線を配設したことを特徴とする。これにより、電動機に伝わる放射電磁波を抑制することができる。
本発明のエレベータシステムによれば、インバータ装置の出力側と電動機との間およびインバータ装置の入力側と電源装置との間の少なくとも一方に電磁波抑制機器を設置することで、インバータ装置の動作中に発生する放射電磁波を効果的に抑制し、その放射電磁波によるノイズの影響を解消することができる。
また、インバータ装置の各配線にシールド線を用いたり、電動機に平網電線を配置することで、放射電磁波をより効果的に抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの全体構成を説明するための図であり、マンシンルームレス型のエレベータの外観構成が示されている。
図中の11は昇降路、12は乗りかごである。乗りかご12は、一対のメインレール13a、13bによって移動自在に支持されている。このメインレール13bの先端部に、乗りかご12の駆動源としての電動機14が取り付けられている。
メインロープ15は、上記電動機14の回転軸の設けられた図示せぬシーブに掛けられており、そのメインロープ15の一端15aは乗りかご12の下側に設けられたシーブ16を介してメインレール13aの先端部付近に固定され、他端15bはカウンタウェイト(釣り合い重り)18のシーブ19を介してカウンタレール17aの先端部付近に固定されている。これにより、電動機14が駆動されてメインロープ15が移動すると、このメインロープ15を介して乗りかご12とカウンタウェイト18が互いに反対方向に昇降動作することになる。
この他、昇降路11内には、ガバナ(調速機)20、ガバナロープ21など、乗りかご12を昇降動作させるための各種の機構が設けられている。
また、エレベータの運転制御を行うための制御盤31が昇降路11内の最上部付近に設置されていると共に、その制御盤31に電動機14の駆動回路として用いられるインバータ装置32が備えられている。
インバータ装置32は、電源装置33から昇圧トランス34を介して供給される電力を受けて所定の駆動電力を生成するものである。電動機14は、このインバータ装置32から出力される駆動電力によって駆動される。また、インバータ装置32には、回生抵抗器35が接続されている。この回生抵抗器35は、インバータ装置32に負の電力つまり回生電力が発生した場合に、その回生電力を熱として消費する機能を備えている。なお、この回生抵抗器35は、昇圧トランス34と共にメインレール13aに取り付けられている。
ここで、エレベータの運転時、つまり、インバータ装置32の動作中に放射電磁波が発生し、その放射電磁波がノイズとなって周囲に悪影響を及ぼすことは既に述べた通りである。本システムでは、このようなインバータ装置32の動作中に発生する放射電磁波を低減するため、次のようなノイズ対策がなされている。
(対策1)
インバータ装置32の出力側32bと電動機14との配線間にリアクトル36を設置している。
(対策2)
インバータ装置32の出力側32bと電動機14との間の配線、インバータ装置32と回生抵抗器35との間の配線をシールド線37a、37b、37cとし、これらの両端部をシールドクランプで制御盤31、電動機14、リアクトル36、回生抵抗器35の各筐体部分に接地している。
(対策3)
インバータ装置32の入力側32aと電源装置33との配線間、詳しくはインバータ装置32の入力側32aと昇圧トランス34との配線間にEMI(electromagnetic interference)フィルタ38を設置している。
(対策4)
電動機14とこの電動機14が支持されているメインレール13bとの間に平網電線39を配設している。
(対策5)
電源装置33とインバータ装置32の入力側32aとの間、詳しくは、電源装置33の電源装置33の開閉器40と昇圧トランス34との間にコンデンサユニット41を設置している。
以下に、これらの対策1〜5について詳しく説明する。
図2は本システムのノイズ対策を説明するための図であり、電動機駆動系の全体構成を模式的に示した図である。なお、図1のシステム構成と同じ部分には同一符号が付されている。
図2に示すように、電源装置(客先三相電源)33から所定電圧の交流電力が本システムに対して供給されている。この電源装置33から供給された交流電力は、開閉器40、コンデンサユニット41を介して昇圧トランス34に与えられ、この昇圧トランス34にて電動機14の駆動に必要な電圧レベルに昇圧される。そして、この昇圧された交流電力がEMIフィルタ38を介してインバータ装置32に入力される。
インバータ装置32は、交流電力を整流して直流電力に変換する機能と、その直流電力を任意の可変電圧、任意の可変周波数の交流電力に変換する機能を備えている。このインバータ装置32から出力された交流電力はリアクトル36を介して電動機14に供給される。これにより、電動機14が駆動され、図1に示したように、乗りかご12がメインロープ15を介して昇降路11内を昇降動作する。
ここで、インバータ装置32が電動機14に対して給電動作を行っているとき、つまり、インバータ装置32のスイッチング動作中に放射電磁波がノイズとして発生する。この放射電磁波は、通常、インバータ装置32からの各配線を通って矢印A、B、Cで示すように3方向に漏洩する。この場合、特に放射電磁波が強く表れるのは矢印B方向つまりインバータ装置32の出力配線側であり、続いて、矢印A方向つまりインバータ装置32の入力配線側、そして、矢印C方向つまり回生配線側である。
本システムでは、このような3方向の放射電磁波に対して、幾つかのノイズ対策が施されている。これについて、図3乃至図7を用いて説明する。
図3はリアクトル36の取り付け部分の構成を示す図、図4は制御盤31の回生抵抗配線、電動機配線部分の構成を示す図、図5は電動機14の配線部分の構成を示す図、図6は回生抵抗器35の取り付け部分の構成を示す図、図7は平網電線39の取り付け部分の構成を示す図である。
上述したように、まず、対策1として、矢印B方向に発生する放射電磁波に対処するべく、インバータ装置32の出力側32bと電動機14との間に、電磁波抑制機器としてのリアクトル36を設置している。
図3に示すように、このリアクトル36はカウンタレール17aに取り付けられる。また、インバータ装置32の出力側32bからのシールド線37aと電動機14からのシールド線37bをリアクトル36に結線し、これらのシールド線37a、37bの端末部分をシールドクランプ52、53でそれぞれ挟持して、リアクトル36の筐体に取り付けられたシールドクランプサポート61に固定している。
このように、インバータ装置32の出力側32bと電動機14との間にリアクトル36を設置しておくことで、インバータ装置32の出力配線側に生じる放射電磁波を抑制して外部へのノイズの影響を大幅に低減することができる。
次に、対策2として、矢印B方向に発生する放射電磁波と矢印C方向に発生する放射電磁波に対処するべく、インバータ装置32の出力側32bと電動機14との間の配線、インバータ装置32と回生抵抗器35との間の配線をそれぞれシールド線37a、37b、37cとする。これらのシールド線37a、37b、37cは、表面がシールド加工された配線ケーブルであって、放射電磁波の漏洩を防ぐものである。
図4に示すように、制御盤31側では、インバータ装置32の出力側32bからのシールド線37aと回生抵抗器35からのシールド線37cの端末部分をシールドクランプ51、55でそれぞれ挟持して、制御盤31の筐体に取り付けられたシールドクランプサポート62に固定している。
また、図5に示すように、電動機14側では、リアクトル36からのシールド線37bの端末部分をシールドクランプ54で挟持し、電動機端子台71に取り付けられたシールドクランプサポート63に固定している。
また、図6に示すように、回生抵抗器35はメインレール13aに取り付けられており、インバータ装置32cからのシールド線37cの端末部分をシールドクランプ56で挟持して、回生抵抗器35の筐体に取り付けられたシールドクランプサポート64に固定している。
このように、インバータ装置32から電動機14と回生抵抗器35間の各配線にシールド線37a、37b、37cを用い、そして、これらのシールド線37a、37b、37cの両端部をシールドクランプ51〜56で掴んで各筐体に接地することで、各配線から放射される電磁波をそれぞれの設置筐体から逃がすことができ、その放射電磁波がノイズとなって周囲に悪影響を与えることを防ぐことができる。
次に、対策3として、矢印A方向に発生する放射電磁波に対処するべく、インバータ装置32の入力側32aと昇圧トランス34との間に、電磁波抑制機器としてのEMIフィルタ38を設置している。
EMIフィルタ38は、電源や信号などの配線を介してノイズの漏洩を防止するためのノイズフィルタの一種であり、低域通過(高域遮断)特性を有する。なお、このEMIフィルタ38としては一般的に知られているものを用いるものとし、その具体的な構成については省略する。基本的には、コンデンサとインダクタで構成され、ノイズに対して低い並列インピーダンスを与えるか、あるいは、高い直列インピーダンスを与えることによってノイズの通過を抑制する。
このようなEMIフィルタ38をインバータ装置32の手前に設置しておくことで、インバータ装置の入力側32aと昇圧トランス34との間の配線から放射される電磁波をEMIフィルタ38にて低減することができ、その放射電磁波がノイズとなって周囲に悪影響を与えることを防ぐことができる。
次に、対策4として、矢印B方向に発生する放射電磁波、特に電動機14に伝わる放射電磁波を対処するべく、電動機14とこの電動機14が取り付けられたメインレール13bとの間に平網電線39を配設している。
詳しくは、図7に示すように、電動機14に設置された速度検出器72に平網電線39の一端を接続し、他端をメインレール13bに接続することで、両者間に平網電線39を設置する。この平網電線39はシールド線の一種であり、例えば銅製の細い電線を網状にして形成したものである。
このような平網電線39を電動機14とこの電動機14が取り付けられたメインレール13bに配設しておくことで、インバータ装置32から電動機14に流れてきた放射電磁波をここでメインレール13bから逃がすことができる。
また、対策5は、昇圧トランス34と電源装置33間の配線を伝わる伝導ノイズを低減するものである。この伝導ノイズの低減化を図るため、図2に示すように、電源装置33の開閉器40と昇圧トランス34との間にコンデンサユニット5を設置している。これにより、インバータ装置32の入力側32aから昇圧トランス34を介して電源装置33側に伝わる伝導ノイズを大幅に低減することができる。
ここで、本システムにおけるノイズ対策後の電波状況とその対策前の電波状況を比較して示す。図8はノイズ対策前の電波特性、図9はノイズ対策後の電波特性であり、それぞれに横軸が周波数(KHz)、縦軸がノイズ(dBμV)を示している。また、図中の実線はエレベータの停止時の電波特性、点線はエレベータの走行時(上昇時または下降時)の電波特性を示している。
図8に示すように、ノイズ対策前では、エレベータの走行時にインバータ装置32から発生する放射電磁波がノイズとなって居室などに入り込み、AMラジオ局の電波に重畳して受信状態を悪くしていた。なお、図中のA局のラジオ電波は693KHz、B局のラジオ電波は810KHz、C局のラジオ電波は954KHz、D局のラジオ電波は1134KHz、E局のラジオ電波は1242KHzである。対策前はこれらの全てのラジオ局において、エレベータ走行時の放射電磁波がラジオ電波に干渉していた。
これに対し、上述したような対策1〜5を施した後では、図9に示すように、エレベータ走行時の放射電磁波によるノイズが停止時の状態まで低減し、各局の電波に重畳しなくなった。つまり、エレベータ走行時でもノイズが発生することがなくなり、各局で良好な受信状態を保つことができるようになった。
このように、本システムでは、インバータ装置32の動作中に発生する放射電磁波を効果的に抑制し、その放射電磁波によるノイズの影響を解消することができる。この場合、リアクトル36やEMIフィルタ38は簡単に取り付けることができるため、従来のような面倒な作業を必要とせずに短時間でノイズ対策を施すことができる。
さらに、インバータ装置32の各配線にシールド線37a〜37cを用いたり、電動機14に平網電線39を配置したり、電源装置33側にコンデンサユニット41を設置することで、放射ノイズ及び配線を伝わる伝導ノイズを効果的に抑えることができる。
なお、上記実施形態では、インバータ装置32の出力側32bに電磁波抑制器としてリアクトル36を設置したが、このリアクトル36の代わりに、例えばアウトプットフィルタなどのノイズフィルタを設置することでも良く、その場合でも上記同様の効果が得られる。
また、インバータ装置32の入力側32aに電磁波抑制器として設置したEMIフィルタ38についても、このEMIフィルタ38に代えて他のノイズフィルタを設置することでも良い。
要するに、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの全体構成を説明するための図であり、マンシンルームレス型のエレベータの外観構成を示す図。 同実施形態におけるエレベータシステムのノイズ対策を説明するための図であり、電動機駆動系の全体構成を模式的に示した図 同実施形態におけるエレベータシステムのリアクトルの取り付け部分の構成を示す図。 同実施形態におけるエレベータシステムの制御盤の回生抵抗配線、電動機配線部分の構成を示す図。 同実施形態におけるエレベータシステムの電動機の配線部分の構成を示す図。 同実施形態におけるエレベータシステムの回生抵抗器の取り付け部分の構成を示す図。 同実施形態におけるエレベータシステムの平網電線の取り付け部分の構成を示す図。 同実施形態におけるエレベータシステムのノイズ対策前の電波特性を示す図。 同実施形態におけるエレベータシステムのノイズ対策後の電波特性を示す図。
符号の説明
11…昇降路、12…乗りかご、13aおよび13b…メインレール、14…電動機、15…メインロープ、16…シーブ、17aおよび17b…カウンタレール、18…カウンタウェイト、19…シーブ、20…ガバナ、21…ガバナロープ、31…制御盤、32…インバータ装置、32a…入力側、32b…出力側、33…電源装置、34…昇圧トランス、35…回生抵抗器、36…リアクトル、37a〜37c…シールド線、38…EMIフィルタ、39…平網電線、40…開閉器、41…コンデンサユニット、51〜56…シールドクランプ、61〜64…シールドクランプサポート、71…電動機端子台、72…速度検出器。

Claims (6)

  1. 電源装置と、この電源装置から供給される電力を受けて所定の駆動電力を生成するインバータ装置と、このインバータ装置から出力される駆動電力によって駆動される電動機とを備えたエレベータシステムにおいて、
    上記インバータ装置の出力側と上記電動機との間および上記インバータ装置の入力側と上記電源装置との間の少なくとも一方に、上記インバータ装置の動作中に発生する放射電磁波を抑制するための電磁波抑制機器を設置したことを特徴とするエレベータシステム。
  2. 上記インバータ装置の出力側と上記電動機との間に、上記電磁波抑制機器としてリアクトルを設置したことを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  3. 上記インバータ装置の入力側と上記電源装置との間に、上記電磁波抑制機器としてノイズフィルタを設置したことを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  4. 上記インバータ装置の出力側と上記電動機との間の配線をシールド線とし、そのシールド線の両端部をそれぞれシールドクランプで接地することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  5. 上記インバータ装置の回生電力を消費する回生抵抗器を備え、
    この回生抵抗器と上記インバータ装置の間の配線をシールド線とし、そのシールド線の両端部をそれぞれシールドクランプで接地することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  6. 上記電動機を支持するメインレールと上記電動機との間に平網電線を配設したことを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
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