JP2682747B2 - ジスアゾ顔料および印刷インキ組成物 - Google Patents
ジスアゾ顔料および印刷インキ組成物Info
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- JP2682747B2 JP2682747B2 JP3801991A JP3801991A JP2682747B2 JP 2682747 B2 JP2682747 B2 JP 2682747B2 JP 3801991 A JP3801991 A JP 3801991A JP 3801991 A JP3801991 A JP 3801991A JP 2682747 B2 JP2682747 B2 JP 2682747B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジスアゾ顔料、特にオフ
セットインキに用いるとプロセスのオフセット黄インキ
製造が可能なだけの透明性、濃度を有し、流動性も良好
なインキを得ることができるジスアゾ顔料と印刷インキ
組成物に関する。
セットインキに用いるとプロセスのオフセット黄インキ
製造が可能なだけの透明性、濃度を有し、流動性も良好
なインキを得ることができるジスアゾ顔料と印刷インキ
組成物に関する。
【0002】
【従来技術】従来、プロセスのオフセットインキはウエ
ットケーキをフラッシングしてインキ化する方法とウエ
ットケーキの乾燥物を3本ロール、サンドミル、ショッ
トミルで分散することによって得られていた。しかし前
者の方法はフラッシング時の熱により不透明、濃度低下
する品質のバラツキが大きく、その影響が少ない後者の
方法が近年見直されてきているがウエットケーキ顔料の
乾燥物をインキ化したものはウエットケーキからのもの
と比較して透明性、流動性、濃度の点で著しく劣ってい
た。ウエットケーキ顔料は3、3’ージクロロベンジジ
ンのテトラゾ化物とアセトアセトアニリドとをカップリ
ングすることによって得られるが乾燥時の熱により著し
く結晶成長するために品質低下してしまう。他方、二成
分カップリングの公知技術として特公昭55−1063
0号公報において2つのカップリング成分すなわちアセ
トアセトアニリドとそのフェニル基に極性基をもつもの
との混合カップリングの例があるがこの顔料についても
その乾燥物は透明性、流動性、濃度、透明性の点で著し
く劣っていた。また特公平1−110578号公報にア
セトアセトアニリド、アセトアセトオルソアニシジド、
アセトアセトオルソトルイジド、アセトアセトオルソク
ロロアニリド、アセトアセト−2,4−キシリジドおよ
びアセトアセト−2,5−ジメトキシ−4−クロロ─ア
ニリドから選ばれた2種類またはそれ以上の混合物をカ
ップリングさせて誘導された顔料についての例が記載さ
れているがこの顔料の乾燥物も上記と同様にウェットケ
ーキより著しく劣っていた。
ットケーキをフラッシングしてインキ化する方法とウエ
ットケーキの乾燥物を3本ロール、サンドミル、ショッ
トミルで分散することによって得られていた。しかし前
者の方法はフラッシング時の熱により不透明、濃度低下
する品質のバラツキが大きく、その影響が少ない後者の
方法が近年見直されてきているがウエットケーキ顔料の
乾燥物をインキ化したものはウエットケーキからのもの
と比較して透明性、流動性、濃度の点で著しく劣ってい
た。ウエットケーキ顔料は3、3’ージクロロベンジジ
ンのテトラゾ化物とアセトアセトアニリドとをカップリ
ングすることによって得られるが乾燥時の熱により著し
く結晶成長するために品質低下してしまう。他方、二成
分カップリングの公知技術として特公昭55−1063
0号公報において2つのカップリング成分すなわちアセ
トアセトアニリドとそのフェニル基に極性基をもつもの
との混合カップリングの例があるがこの顔料についても
その乾燥物は透明性、流動性、濃度、透明性の点で著し
く劣っていた。また特公平1−110578号公報にア
セトアセトアニリド、アセトアセトオルソアニシジド、
アセトアセトオルソトルイジド、アセトアセトオルソク
ロロアニリド、アセトアセト−2,4−キシリジドおよ
びアセトアセト−2,5−ジメトキシ−4−クロロ─ア
ニリドから選ばれた2種類またはそれ以上の混合物をカ
ップリングさせて誘導された顔料についての例が記載さ
れているがこの顔料の乾燥物も上記と同様にウェットケ
ーキより著しく劣っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はオフセットイ
ンキに用いるとプロセスのオフセット黄インキ製造が可
能なだけの透明性、濃度を有し、流動性も良好なインキ
を得ることができるジスアゾ顔料と印刷インキ組成物を
提供する。
ンキに用いるとプロセスのオフセット黄インキ製造が可
能なだけの透明性、濃度を有し、流動性も良好なインキ
を得ることができるジスアゾ顔料と印刷インキ組成物を
提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、3,3’−ジ
クロロベンジジンのテトラゾ化物をジアゾ成分とし、ア
セトアセトオルソトルイジド97.9〜60モル%、ア
セトアセト−2,5−ジメトキシ−4−クロロアニリド
2〜40モル%および下記一般式(1)で表されるアセ
トアセトアニリド系化合物0.1〜10モル%を混合カ
ップラー成分としてなるジスアゾ顔料に関する。
クロロベンジジンのテトラゾ化物をジアゾ成分とし、ア
セトアセトオルソトルイジド97.9〜60モル%、ア
セトアセト−2,5−ジメトキシ−4−クロロアニリド
2〜40モル%および下記一般式(1)で表されるアセ
トアセトアニリド系化合物0.1〜10モル%を混合カ
ップラー成分としてなるジスアゾ顔料に関する。
【化2】 〔ただし、式中、XはーCOOH,−SO3 H,−SO
3 M,−NR1 R2 ,−CONR1 R2 ,−SO2 NR
1 R2 ,−CONH(CH2 )n NR1 R2 ,−SO2
NH(CH2 )n NR1 R2 (ただし、R1 ,R2 はそ
れぞれ水素原子、炭素数が1〜18のアルキル基または
−C2 H4 OH基を示し、nは1〜3の整数、Mは金属
イオンを表す。)、Yは、H,OH,CH3 ,Clを示
す。〕本発明は、また、上記ジスアゾ顔料および印刷イ
ンキビヒクルからなることを特徴とする印刷インキ組成
物に関する。
3 M,−NR1 R2 ,−CONR1 R2 ,−SO2 NR
1 R2 ,−CONH(CH2 )n NR1 R2 ,−SO2
NH(CH2 )n NR1 R2 (ただし、R1 ,R2 はそ
れぞれ水素原子、炭素数が1〜18のアルキル基または
−C2 H4 OH基を示し、nは1〜3の整数、Mは金属
イオンを表す。)、Yは、H,OH,CH3 ,Clを示
す。〕本発明は、また、上記ジスアゾ顔料および印刷イ
ンキビヒクルからなることを特徴とする印刷インキ組成
物に関する。
【0005】一般式(1)で表されるアセトアニリド系
化合物としては以下の例示化合物をがある。アセトアセ
トオルソカルボキシアニリド,アセトアセトメタカルボ
キシアニリド,アセトアセトパラカルボキシアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−3−クロロアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−4−クロロアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−5−クロロアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−6−クロロアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−3−メチルアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−4−メチルアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−5−メチルアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−6−メチルアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−3−ヒドロキシアニリ
ド,アセトアセト−2−カルボキシ−4−ヒドロキシア
ニリド,アセトアセト−2−カルボキシ−5−ヒドロキ
シアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−2−クロ
ロアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−4−クロ
ロアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−5−クロ
ロアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−6−クロ
ロアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−2−メチ
ルアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−4−メチ
ルアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−5−メチ
ルアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−6−メチ
ルアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−2−ヒド
ロキシアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−4−
ヒドロキシアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−
5−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−3−カルボキ
シ−6−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−2−クロロアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−3−クロロアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−2−メチルアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−3−メチルアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−2−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−4−
カルボキシ−3−ヒドロキシアニリド,アセトアセトオ
ルソスルフォニルアニリド,アセトアセトメタスルフォ
ニルアニリド,アセトアセトパラスルフォニルアニリ
ド,アセトアセト−2−スルフォニル−3−クロロアニ
リド,アセトアセト−2−スルフォニル−4−クロロア
ニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−5−クロロ
アニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−6−クロ
ロアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−3−メ
チルアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−4−
メチルアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−5
−メチルアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−
6−メチルアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル
−3−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−2−スルフ
ォニル−4−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−2−
スルフォニル−5−ヒドロキシアニリド,アセトアセト
−3−スルフォニル−2−クロロアニリド,アセトアセ
ト−3−スルフォニル−4−クロロアニリド,アセトア
セト−3−スルフォニル−5−クロロアニリド,アセト
アセト−3−スルフォニル−6−クロロアニリド,アセ
トアセト−3−スルフォニル−2−メチルアニリド,ア
セトアセト−3−スルフォニル−4−メチルアニリド,
アセトアセト−3−スルフォニル−5−メチルアニリ
ド,アセトアセト−3−スルフォニル−6−メチルアニ
リド,アセトアセト−3−スルフォニル−2−ヒドロキ
シアニリド,アセトアセト−3−スルフォニル−4−ヒ
ドロキシアニリド,アセトアセト−3−スルフォニル−
5−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−3−スルフォ
ニル−6−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−4−ス
ルフォニル−クロロアニリド,アセトアセト−4−スル
フォニル−3−クロロアニリド,アセトアセト−4−ス
ルフォニル−2−メチルアニリド,アセトアセト−4−
スルフォニル−3−メチルアニリド,アセトアセト−4
−スルフォニル−2−ヒドロキシアニリド,アセトアセ
ト−4−スルフォニル−3−ヒドロキシアニリド,2−
アセトアセチルベンゼンスルフォン酸のナトリウム塩,
カリウム塩,カルシウム塩,バリウム塩,ストロンチウ
ム塩,マンガン塩,亜鉛塩,マグネシウム塩,アルミニ
ウム塩,3−アセトアセチルベンゼンスルフォン酸のナ
トリウム塩,カリウム塩,カルシウム塩,バリウム塩,
ストロンチウム塩,マンガン塩,亜鉛塩,マグネシウム
塩,アルミニウム塩,4−アセトアセチルベンゼンスル
フォン酸のナトリウム塩,カリウム塩,カルシウム塩,
バリウム塩,ストロンチウム塩,マンガン塩,亜鉛塩,
マグネシウム塩,アルミニウム塩,4−アセトアセチル
−2−クロロベンゼンスルフォン酸のナトリウム塩,4
−アセトアセチル−3−クロロベンゼンスルフォン酸の
ナトリウム塩,4−アセトアセチル−2−メチルベンゼ
ンスルフォン酸のナトリウム塩,4−アセトアセチル−
3−メチルベンゼンスルフォン酸のナトリウム塩,4−
アセトアセチル−2−ヒドロキシベンゼンスルフォン酸
のナトリウム塩,4−アセトアセチル−3−ヒドロキシ
ベンゼンスルフォン酸のナトリウム塩,アセトアセトオ
ルソアミノアニリド,アセトアセトメタアミノアニリ
ド,アセトアセトパラアミノアニリド,アセトアセトオ
ルソ−N−メチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ
−N−エチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−N
−ブチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−N−ス
テアリルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−N,N
−ジメチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−N,
N−ジエチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−
N,N−ジブチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ
アミノアニリド,アセトアセトメタアミノアニリド,ア
セトアセトパラアミノアニリド,アセトアセトパラ−N
−メチルアミノアニリド,アセトアセトパラ−N−エチ
ルアミノアニリド,アセトアセトパラ−N−ブチルアミ
ノアニリド,アセトアセトパラ−N−ステアリルアミノ
アニリド,アセトアセトパラ−N,N−ジメチルアミノ
アニリド,アセトアセトパラ−N,N−ジエチルアミノ
アニリド,アセトアセトパラ−N,N−ジブチルアミノ
アニリド,アセトアセト−2−クロロ−4−N,N−ジ
メチルアミノアニリド,アセトアセト−2−クロロ−4
−N,N−ジエチルアミノアニリド,アセトアセト−2
−クロロ−4−N,N−ジブチルアミノアニリド,アセ
トアセト−2−メチル−4−N,N−ジメチルアミノア
ニリド,アセトアセト−2−メチル−4−N,N−ジエ
チルアミノアニリド,アセトアセト−2−メチル−4−
N,N−ジブチルアミノアニリド,アセトアセト−2−
ヒドロキシ−4−N,N−ジメチルアミノアニリド,ア
セトアセト−2−ヒドロキシ−4−N,N−ジエチルア
ミノアニリド,アセトアセト−2−ヒドロキシ−4−
N,N−ジブチルアミノアニリド,2−アセトアセチル
ベンズアミド,3−アセトアセチルベンズアミド,4−
アセトアセチルベンズアミド,3−アセトアセチル−2
−クロロベンズアミド,3−アセトアセチル−4−クロ
ロベンズアミド,3−アセトアセチル−5−クロロベン
ズアミド,3−アセトアセチル−6−クロロベンズアミ
ド,3−アセトアセチル−2−メチルベンズアミド,3
−アセトアセチル−4−メチルベンズアミド,3−アセ
トアセチル−4−メチルベンズアミド,3−アセトアセ
チル−5−メチルベンズアミド,3−アセトアセチル−
6−メチルベンズアミド,3−アセトアセチル−2−ヒ
ドロキシベンズアミド,3−アセトアセチル−2−ヒド
ロキシベンズアミド,3−アセトアセチル−4−ヒドロ
キシベンズアミド,3−アセトアセチル−5−ヒドロキ
シベンズアミド,3−アセトアセチル−6−ヒドロキシ
ベンズアミド,4−アセトアセチル−N,N−ジメチル
ベンズアミド,4−アセトアセチル−N,N−ジエチル
ベンズアミド,4−アセトアセチル−N,N−ジブチル
ベンズアミド,2−アセトアセチルベンゼンスルフォニ
ルアミド,3−アセトアセチルベンゼンスルフォニルア
ミド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニルアミ
ド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニルジメチル
アミド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニルジエ
チルアミド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニル
ジブチルアミド,アセトアセト−p−ジメチルアミノプ
ロピルアミノスルフォニルアニリド,アセトアセト−p
−ジエチルアミノプロピルアミノスルフォニルアニリ
ド,アセトアセト−p−ジブチルアミノプロピルアミノ
スルフォニルアニリド,アセトアセト−p−ステアリル
アミノプロピルアミノスルフォニルアニリド,アセトア
セト−p−ジメチルアミノエチルアミノスルフォニルア
ニリド,アセトアセト−p−ジエチルアミノエチルアミ
ノスルフォニルアニリド,アセトアセト−p−ジブチル
アミノエチルアミノスルフォニルアニリド,アセトアセ
ト−p−ステアリルアミノエチルアミノスルフォニルア
ニリド,アセトアセト−p−ジメチルアミノプロピルア
ミノカルボアニリド,アセトアセト−p−ジエチルアミ
ノプロピルアミノカルボアニリド,アセトアセト−p−
ジブチルアミノプロピルアミノカルボアニリド,アセト
アセト−p−ステアリルアミノプロピルアミノカルボア
ニリド,アセトアセト−p−ジメチルアミノエチルアミ
ノカルボアニリド,アセトアセト−p−ジエチルアミノ
エチルアミノカルボアニリド,アセトアセト−p−ジブ
チルアミノエチルアミノカルボアニリド, アセトアセ
ト−p−ステアリルアミノエチルアミノカルボアニリ
ド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニルジエチロ
ールアミド,4−アセトアセチル−N,N−ジエチロー
ルベンズアミド。
化合物としては以下の例示化合物をがある。アセトアセ
トオルソカルボキシアニリド,アセトアセトメタカルボ
キシアニリド,アセトアセトパラカルボキシアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−3−クロロアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−4−クロロアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−5−クロロアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−6−クロロアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−3−メチルアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−4−メチルアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−5−メチルアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−6−メチルアニリド,
アセトアセト−2−カルボキシ−3−ヒドロキシアニリ
ド,アセトアセト−2−カルボキシ−4−ヒドロキシア
ニリド,アセトアセト−2−カルボキシ−5−ヒドロキ
シアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−2−クロ
ロアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−4−クロ
ロアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−5−クロ
ロアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−6−クロ
ロアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−2−メチ
ルアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−4−メチ
ルアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−5−メチ
ルアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−6−メチ
ルアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−2−ヒド
ロキシアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−4−
ヒドロキシアニリド,アセトアセト−3−カルボキシ−
5−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−3−カルボキ
シ−6−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−2−クロロアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−3−クロロアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−2−メチルアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−3−メチルアニリド,アセトアセト−4−カル
ボキシ−2−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−4−
カルボキシ−3−ヒドロキシアニリド,アセトアセトオ
ルソスルフォニルアニリド,アセトアセトメタスルフォ
ニルアニリド,アセトアセトパラスルフォニルアニリ
ド,アセトアセト−2−スルフォニル−3−クロロアニ
リド,アセトアセト−2−スルフォニル−4−クロロア
ニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−5−クロロ
アニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−6−クロ
ロアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−3−メ
チルアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−4−
メチルアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−5
−メチルアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル−
6−メチルアニリド,アセトアセト−2−スルフォニル
−3−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−2−スルフ
ォニル−4−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−2−
スルフォニル−5−ヒドロキシアニリド,アセトアセト
−3−スルフォニル−2−クロロアニリド,アセトアセ
ト−3−スルフォニル−4−クロロアニリド,アセトア
セト−3−スルフォニル−5−クロロアニリド,アセト
アセト−3−スルフォニル−6−クロロアニリド,アセ
トアセト−3−スルフォニル−2−メチルアニリド,ア
セトアセト−3−スルフォニル−4−メチルアニリド,
アセトアセト−3−スルフォニル−5−メチルアニリ
ド,アセトアセト−3−スルフォニル−6−メチルアニ
リド,アセトアセト−3−スルフォニル−2−ヒドロキ
シアニリド,アセトアセト−3−スルフォニル−4−ヒ
ドロキシアニリド,アセトアセト−3−スルフォニル−
5−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−3−スルフォ
ニル−6−ヒドロキシアニリド,アセトアセト−4−ス
ルフォニル−クロロアニリド,アセトアセト−4−スル
フォニル−3−クロロアニリド,アセトアセト−4−ス
ルフォニル−2−メチルアニリド,アセトアセト−4−
スルフォニル−3−メチルアニリド,アセトアセト−4
−スルフォニル−2−ヒドロキシアニリド,アセトアセ
ト−4−スルフォニル−3−ヒドロキシアニリド,2−
アセトアセチルベンゼンスルフォン酸のナトリウム塩,
カリウム塩,カルシウム塩,バリウム塩,ストロンチウ
ム塩,マンガン塩,亜鉛塩,マグネシウム塩,アルミニ
ウム塩,3−アセトアセチルベンゼンスルフォン酸のナ
トリウム塩,カリウム塩,カルシウム塩,バリウム塩,
ストロンチウム塩,マンガン塩,亜鉛塩,マグネシウム
塩,アルミニウム塩,4−アセトアセチルベンゼンスル
フォン酸のナトリウム塩,カリウム塩,カルシウム塩,
バリウム塩,ストロンチウム塩,マンガン塩,亜鉛塩,
マグネシウム塩,アルミニウム塩,4−アセトアセチル
−2−クロロベンゼンスルフォン酸のナトリウム塩,4
−アセトアセチル−3−クロロベンゼンスルフォン酸の
ナトリウム塩,4−アセトアセチル−2−メチルベンゼ
ンスルフォン酸のナトリウム塩,4−アセトアセチル−
3−メチルベンゼンスルフォン酸のナトリウム塩,4−
アセトアセチル−2−ヒドロキシベンゼンスルフォン酸
のナトリウム塩,4−アセトアセチル−3−ヒドロキシ
ベンゼンスルフォン酸のナトリウム塩,アセトアセトオ
ルソアミノアニリド,アセトアセトメタアミノアニリ
ド,アセトアセトパラアミノアニリド,アセトアセトオ
ルソ−N−メチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ
−N−エチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−N
−ブチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−N−ス
テアリルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−N,N
−ジメチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−N,
N−ジエチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ−
N,N−ジブチルアミノアニリド,アセトアセトオルソ
アミノアニリド,アセトアセトメタアミノアニリド,ア
セトアセトパラアミノアニリド,アセトアセトパラ−N
−メチルアミノアニリド,アセトアセトパラ−N−エチ
ルアミノアニリド,アセトアセトパラ−N−ブチルアミ
ノアニリド,アセトアセトパラ−N−ステアリルアミノ
アニリド,アセトアセトパラ−N,N−ジメチルアミノ
アニリド,アセトアセトパラ−N,N−ジエチルアミノ
アニリド,アセトアセトパラ−N,N−ジブチルアミノ
アニリド,アセトアセト−2−クロロ−4−N,N−ジ
メチルアミノアニリド,アセトアセト−2−クロロ−4
−N,N−ジエチルアミノアニリド,アセトアセト−2
−クロロ−4−N,N−ジブチルアミノアニリド,アセ
トアセト−2−メチル−4−N,N−ジメチルアミノア
ニリド,アセトアセト−2−メチル−4−N,N−ジエ
チルアミノアニリド,アセトアセト−2−メチル−4−
N,N−ジブチルアミノアニリド,アセトアセト−2−
ヒドロキシ−4−N,N−ジメチルアミノアニリド,ア
セトアセト−2−ヒドロキシ−4−N,N−ジエチルア
ミノアニリド,アセトアセト−2−ヒドロキシ−4−
N,N−ジブチルアミノアニリド,2−アセトアセチル
ベンズアミド,3−アセトアセチルベンズアミド,4−
アセトアセチルベンズアミド,3−アセトアセチル−2
−クロロベンズアミド,3−アセトアセチル−4−クロ
ロベンズアミド,3−アセトアセチル−5−クロロベン
ズアミド,3−アセトアセチル−6−クロロベンズアミ
ド,3−アセトアセチル−2−メチルベンズアミド,3
−アセトアセチル−4−メチルベンズアミド,3−アセ
トアセチル−4−メチルベンズアミド,3−アセトアセ
チル−5−メチルベンズアミド,3−アセトアセチル−
6−メチルベンズアミド,3−アセトアセチル−2−ヒ
ドロキシベンズアミド,3−アセトアセチル−2−ヒド
ロキシベンズアミド,3−アセトアセチル−4−ヒドロ
キシベンズアミド,3−アセトアセチル−5−ヒドロキ
シベンズアミド,3−アセトアセチル−6−ヒドロキシ
ベンズアミド,4−アセトアセチル−N,N−ジメチル
ベンズアミド,4−アセトアセチル−N,N−ジエチル
ベンズアミド,4−アセトアセチル−N,N−ジブチル
ベンズアミド,2−アセトアセチルベンゼンスルフォニ
ルアミド,3−アセトアセチルベンゼンスルフォニルア
ミド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニルアミ
ド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニルジメチル
アミド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニルジエ
チルアミド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニル
ジブチルアミド,アセトアセト−p−ジメチルアミノプ
ロピルアミノスルフォニルアニリド,アセトアセト−p
−ジエチルアミノプロピルアミノスルフォニルアニリ
ド,アセトアセト−p−ジブチルアミノプロピルアミノ
スルフォニルアニリド,アセトアセト−p−ステアリル
アミノプロピルアミノスルフォニルアニリド,アセトア
セト−p−ジメチルアミノエチルアミノスルフォニルア
ニリド,アセトアセト−p−ジエチルアミノエチルアミ
ノスルフォニルアニリド,アセトアセト−p−ジブチル
アミノエチルアミノスルフォニルアニリド,アセトアセ
ト−p−ステアリルアミノエチルアミノスルフォニルア
ニリド,アセトアセト−p−ジメチルアミノプロピルア
ミノカルボアニリド,アセトアセト−p−ジエチルアミ
ノプロピルアミノカルボアニリド,アセトアセト−p−
ジブチルアミノプロピルアミノカルボアニリド,アセト
アセト−p−ステアリルアミノプロピルアミノカルボア
ニリド,アセトアセト−p−ジメチルアミノエチルアミ
ノカルボアニリド,アセトアセト−p−ジエチルアミノ
エチルアミノカルボアニリド,アセトアセト−p−ジブ
チルアミノエチルアミノカルボアニリド, アセトアセ
ト−p−ステアリルアミノエチルアミノカルボアニリ
ド,4−アセトアセチルベンゼンスルフォニルジエチロ
ールアミド,4−アセトアセチル−N,N−ジエチロー
ルベンズアミド。
【0006】本発明の混合カップラー成分の使用割合
は、アセトアセトオルソトルイジド97.9〜60モル
%、アセトアセト−2,5−ジメトキシ−4−クロロア
ニリド2〜40モル%および下記一般式(1)で表され
るアセトアセトアニリド系化合物0.1〜10モル%、
好ましくは1から5モル%である。アセトアセトオルソ
トルイジドとアセトアセト−2,5−ジメトキシ−4−
クロロアニリドの使用割合はプロセス黄インキの色相を
調整するためのものである。また、一般式(1)のアセ
トアセトアニリド系化合物が上記数値より多くなると、
不透明化、分散不良となるので好ましくない。
は、アセトアセトオルソトルイジド97.9〜60モル
%、アセトアセト−2,5−ジメトキシ−4−クロロア
ニリド2〜40モル%および下記一般式(1)で表され
るアセトアセトアニリド系化合物0.1〜10モル%、
好ましくは1から5モル%である。アセトアセトオルソ
トルイジドとアセトアセト−2,5−ジメトキシ−4−
クロロアニリドの使用割合はプロセス黄インキの色相を
調整するためのものである。また、一般式(1)のアセ
トアセトアニリド系化合物が上記数値より多くなると、
不透明化、分散不良となるので好ましくない。
【0007】本発明において3、3’ージクロロベンジ
ジンのテトラゾ化物と混合カップラーとのカップリング
反応は特に制限されないが、常法により酢酸酸性下で行
う。この際の条件はPH6からPH3、温度10℃から
30℃、時間30分から60分で行う。ついでこの顔料
スラリーをアルカリ側(PH9からPH14)に調整
し、ロジンのアルカリ塩溶液を添加する。ロジンの添加
量は色素に対し1から50重量%である。ついでこのス
ラリーを温度80℃で30分間程度加熱する。ついで酸
側(PHとはPH6からPH4)にPH調整し顔料表面
にロジンを析出させ、30分保温後、濾過、水洗、乾
燥、粉砕を行う。
ジンのテトラゾ化物と混合カップラーとのカップリング
反応は特に制限されないが、常法により酢酸酸性下で行
う。この際の条件はPH6からPH3、温度10℃から
30℃、時間30分から60分で行う。ついでこの顔料
スラリーをアルカリ側(PH9からPH14)に調整
し、ロジンのアルカリ塩溶液を添加する。ロジンの添加
量は色素に対し1から50重量%である。ついでこのス
ラリーを温度80℃で30分間程度加熱する。ついで酸
側(PHとはPH6からPH4)にPH調整し顔料表面
にロジンを析出させ、30分保温後、濾過、水洗、乾
燥、粉砕を行う。
【0008】本発明のジスアゾ顔料組成物はプロセス用
オフセットインキとして使用される。オフセットインキ
の組成物としては、本発明のジスアゾ顔料3〜35重量
%とオフセット用インキビヒクル97〜45重量%、そ
の他補助剤や体質顔料0から20重量%からなる。オフ
セット用インキビヒクルはロジン変性フェーノール樹
脂、石油樹脂、アルキッド樹脂、または、これらの乾性
油変性樹脂などの樹脂20から50重量%、アマニ油、
桐油、大豆油などの植物油0から30重量%、nーパラ
フィン、イソパラフィン、アロマチック、ナフテン、α
ーオレフィンなどの溶剤10から60重量%からなるも
のである。
オフセットインキとして使用される。オフセットインキ
の組成物としては、本発明のジスアゾ顔料3〜35重量
%とオフセット用インキビヒクル97〜45重量%、そ
の他補助剤や体質顔料0から20重量%からなる。オフ
セット用インキビヒクルはロジン変性フェーノール樹
脂、石油樹脂、アルキッド樹脂、または、これらの乾性
油変性樹脂などの樹脂20から50重量%、アマニ油、
桐油、大豆油などの植物油0から30重量%、nーパラ
フィン、イソパラフィン、アロマチック、ナフテン、α
ーオレフィンなどの溶剤10から60重量%からなるも
のである。
【0009】
【発明の効果】一般的にオフセットインキの透明性、濃
度の向上は顔料粒子を微細化することで達成できる。し
かしアセトアセトアニリドと極性基含有カップラー成分
の二成分混合カップリングでは乾燥工程の熱により顔料
粒子が結晶成長してしまう。これはアセトアセトアニリ
ドが著しく耐熱性がないためである。しかしながら、本
発明では顔料粒子を微細化させると同時に乾燥工程の熱
による顔料粒子の結晶成長を抑制し、さらに印刷ワニス
の濡れが改良され透明性、濃度、流動性が向上させるこ
とができた。
度の向上は顔料粒子を微細化することで達成できる。し
かしアセトアセトアニリドと極性基含有カップラー成分
の二成分混合カップリングでは乾燥工程の熱により顔料
粒子が結晶成長してしまう。これはアセトアセトアニリ
ドが著しく耐熱性がないためである。しかしながら、本
発明では顔料粒子を微細化させると同時に乾燥工程の熱
による顔料粒子の結晶成長を抑制し、さらに印刷ワニス
の濡れが改良され透明性、濃度、流動性が向上させるこ
とができた。
【0010】
【実施例】以下実施例をあげて本発明を具体的に説明す
る。実施例において「部」は全て重量部を示す。
る。実施例において「部」は全て重量部を示す。
【0011】実施例1 水400部に3,3’−ジクロロベンジジン25.3部
と35%塩酸16.5部を加える。この溶液を0℃に冷
却後20%亜硝酸ソーダ溶液を57部加え、1時間撹拌
する。少量のスルファミン酸を加え過剰の亜硝酸ソーダ
を消失させて、3、3’−ジクロロベンジジンのテトラ
ゾ溶液とする。一方、アセトアセトオルソトルイジド3
3.6部とアセトアセト−2,5−ジメトキシ−4−ク
ロロアニリド5.0部と3−アセトアセチル−4−メチ
ルベンズアミド1.4部および苛性ソーダ20部を加え
て溶解する。この溶液に10%酢酸360部を少しずつ
加えて懸濁液とし、これに前記テトラゾ溶液を約30分
要して加える。この間反応液の温度は約15℃に保って
おく。得られたジスアゾ顔料のスラリーを苛性ソーダで
PH10からPH11に調整後、ロジンの10%アルカ
リ塩溶液を70部を添加した。このスラリーを80℃ま
で加熱し、30分攪拌後塩酸を加えPH4からPH6に
調整し、濾過、水洗した。得られた顔料のプレスケーキ
を80℃にて乾燥し、粉砕した。
と35%塩酸16.5部を加える。この溶液を0℃に冷
却後20%亜硝酸ソーダ溶液を57部加え、1時間撹拌
する。少量のスルファミン酸を加え過剰の亜硝酸ソーダ
を消失させて、3、3’−ジクロロベンジジンのテトラ
ゾ溶液とする。一方、アセトアセトオルソトルイジド3
3.6部とアセトアセト−2,5−ジメトキシ−4−ク
ロロアニリド5.0部と3−アセトアセチル−4−メチ
ルベンズアミド1.4部および苛性ソーダ20部を加え
て溶解する。この溶液に10%酢酸360部を少しずつ
加えて懸濁液とし、これに前記テトラゾ溶液を約30分
要して加える。この間反応液の温度は約15℃に保って
おく。得られたジスアゾ顔料のスラリーを苛性ソーダで
PH10からPH11に調整後、ロジンの10%アルカ
リ塩溶液を70部を添加した。このスラリーを80℃ま
で加熱し、30分攪拌後塩酸を加えPH4からPH6に
調整し、濾過、水洗した。得られた顔料のプレスケーキ
を80℃にて乾燥し、粉砕した。
【0012】実施例2 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えて4−アセトアセチルベンズアミド
1.3部を使用した他は実施例1と同様に行った。
ンズアミドに代えて4−アセトアセチルベンズアミド
1.3部を使用した他は実施例1と同様に行った。
【0013】実施例3 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えて4−アセトアセチルベンゼンスルフ
ォン酸ナトリウム1.7部を使用した他は実施例1と同
様に行った。
ンズアミドに代えて4−アセトアセチルベンゼンスルフ
ォン酸ナトリウム1.7部を使用した他は実施例1と同
様に行った。
【0014】実施例4 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えてアセトアセト−p−ジメチルアミノ
プロピルアミノスルフォニルアニリド2.0部を使用し
た他は実施例1と同様に行った。
ンズアミドに代えてアセトアセト−p−ジメチルアミノ
プロピルアミノスルフォニルアニリド2.0部を使用し
た他は実施例1と同様に行った。
【0015】実施例5 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えてアセトアセト−p−ジエチルアミノ
プロピルアミノカルボアニリド2.0部を使用した他は
実施例1と同様に行った。
ンズアミドに代えてアセトアセト−p−ジエチルアミノ
プロピルアミノカルボアニリド2.0部を使用した他は
実施例1と同様に行った。
【0016】実施例6 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えてアセトアセト−p−ジメチルアミノ
プロピルアミノカルボアニリド1.9部を使用した他は
実施例1と同様に行った。
ンズアミドに代えてアセトアセト−p−ジメチルアミノ
プロピルアミノカルボアニリド1.9部を使用した他は
実施例1と同様に行った。
【0017】実施例7 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えて4−アセトアセチルベンゼンスルフ
ォニルジエチロールアミド2.0部を使用した他は実施
例1と同様に行った。
ンズアミドに代えて4−アセトアセチルベンゼンスルフ
ォニルジエチロールアミド2.0部を使用した他は実施
例1と同様に行った。
【0018】実施例8 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えてアセトアセトオルソカルボキシアニ
リド1.3部を使用した他は実施例1と同様に行った。
ンズアミドに代えてアセトアセトオルソカルボキシアニ
リド1.3部を使用した他は実施例1と同様に行った。
【0019】実施例9 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えてアセトアセト−3−ヒドロキシ−4
−カルボキシアニリド1.4部を使用した他は実施例1
と同様に行った。
ンズアミドに代えてアセトアセト−3−ヒドロキシ−4
−カルボキシアニリド1.4部を使用した他は実施例1
と同様に行った。
【0020】実施例10 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えてアセトアセト−3−カルボキシ−4
−ヒドロキシアニリド1.4部を使用した他は実施例1
と同様に行った。
ンズアミドに代えてアセトアセト−3−カルボキシ−4
−ヒドロキシアニリド1.4部を使用した他は実施例1
と同様に行った。
【0021】実施例11 実施例1で使用した3−アセトアセチル−4−メチルベ
ンズアミドに代えて4−アセトアセチル−N,N−ジエ
チロールベンズアミド1.9部を使用した他は実施例1
と同様に行った。
ンズアミドに代えて4−アセトアセチル−N,N−ジエ
チロールベンズアミド1.9部を使用した他は実施例1
と同様に行った。
【0022】各例で得られた乾燥ジスアゾ顔料10部と
ロジン変性フェノール樹脂をバインダーとするオフセッ
トインキワニス90部と混ぜ、3本ロールミルで分散し
オフセットインキを作成した。このオフセットインキの
性能を一般式(1)を添加しないで合成したジスアゾ顔
料を用いて作成したオフセットインキ(標準インキ)と
比較して表−1にまとめた。表−1において、L* はイ
ンキの透明性を示しその値が小の方が透明性大、濃度は
コーサー値(反射率濃度)で示しその値が大の方が濃度
大、流動性はスプレットメーター測定器での60秒値
( mm )で示しその値が大の方が流動性大である。
ロジン変性フェノール樹脂をバインダーとするオフセッ
トインキワニス90部と混ぜ、3本ロールミルで分散し
オフセットインキを作成した。このオフセットインキの
性能を一般式(1)を添加しないで合成したジスアゾ顔
料を用いて作成したオフセットインキ(標準インキ)と
比較して表−1にまとめた。表−1において、L* はイ
ンキの透明性を示しその値が小の方が透明性大、濃度は
コーサー値(反射率濃度)で示しその値が大の方が濃度
大、流動性はスプレットメーター測定器での60秒値
( mm )で示しその値が大の方が流動性大である。
【0023】
【表1】
Claims (2)
- 【請求項1】 3,3’−ジクロロベンジジンのテトラ
ゾ化物をジアゾ成分とし、アセトアセトオルソトルイジ
ド97.9〜60モル%、アセトアセト−2,5−ジメ
トキシ−4−クロロアニリド2〜40モル%および下記
一般式(1)で表されるアセトアセトアニリド系化合物
0.1〜10モル%を混合カップラー成分としてなるジ
スアゾ顔料。 【化1】 〔ただし、式中、XはーCOOH,−SO3 H,−SO
3 M,−NR1 R2 ,−CONR1 R2 ,−SO2 NR
1 R2 ,−CONH(CH2 )n NR1 R2 ,−SO2
NH(CH2 )n NR1 R2 (ただし、R1 ,R2 はそ
れぞれ水素原子、炭素数が1〜18のアルキル基または
−C2 H4 OH基を示し、nは1〜3の整数、Mは金属
イオンを表す。)、Yは、H,OH,CH3 ,Clを示
す。〕 - 【請求項2】 請求項1記載のジスアゾ顔料および印刷
インキビヒクルからなることを特徴とする印刷インキ組
成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3801991A JP2682747B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | ジスアゾ顔料および印刷インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3801991A JP2682747B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | ジスアゾ顔料および印刷インキ組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04255761A JPH04255761A (ja) | 1992-09-10 |
JP2682747B2 true JP2682747B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=12513868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3801991A Expired - Lifetime JP2682747B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | ジスアゾ顔料および印刷インキ組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2682747B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55135165A (en) * | 1979-04-11 | 1980-10-21 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Production of azo pigment |
JPS62187768A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-17 | Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd | ジスアゾ顔料の製造方法 |
JPS62197460A (ja) * | 1986-02-25 | 1987-09-01 | Dainippon Ink & Chem Inc | ジスアゾ黄色顔料の製造法 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3801991A patent/JP2682747B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04255761A (ja) | 1992-09-10 |
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