JP2682318B2 - 飲食店向サービスシステム - Google Patents

飲食店向サービスシステム

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JP2682318B2
JP2682318B2 JP750092A JP750092A JP2682318B2 JP 2682318 B2 JP2682318 B2 JP 2682318B2 JP 750092 A JP750092 A JP 750092A JP 750092 A JP750092 A JP 750092A JP 2682318 B2 JP2682318 B2 JP 2682318B2
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、料金先払い方式の飲
食店で使用される飲食店向サービスシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の料金先払い方式の飲食店の
全体構成図である。図において、61は飲食店の出入口
付近に設置されたキャッシュレジスタであり、図8に概
略構成を示す。62はキャッシュレジスタ61のキーボ
ード、63はキャッシュレジスタ61の食券発行用のプ
リンタ、64は飲食店内のテーブル、65は飲食店の調
理場である。
【0003】次に動作について説明する。従来、料金先
払い方式の飲食店では、顧客の注文に応じてレジ係がキ
ャッシュレジスタ61にて食券を発行し、顧客が食券を
持ってテーブル64につくと、接客係が食券を半分にち
ぎって一方を調理場65へ持って行き、調理人はこれを
見て注文の料理の調理を行う。調理が完了すると接客係
が注文した顧客のテーブルに料理を配膳する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の料金先払い方式
の飲食店でのサービス方法は以上のように行われている
ので、特に食事時間帯の繁忙時などには、食券を購入し
てから料理が配膳されるまでの待ち時間が長くかかった
り、また、配膳先テーブルの間違えや、注文した料理が
調理・配膳されなかったり、先に注文したのに後で注文
した顧客のテーブルに先に料理が配膳されるなどのトラ
ブルで、顧客に不満を持たせてしまうという課題があっ
た。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、食券を購入してから料理が配
膳されるまでの顧客の待ち時間を短くできると共に、配
膳間違えなどのトラブルが発生するのを防ぐことができ
る飲食店向サービスシステムを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る飲食店向
サービスシステムは、バーコードが印刷された食券を発
行する券売機と、調理場に設置され上記券売機で発行さ
れた食券情報を受けて注文されたメニューを表示する調
理指示テレビと、顧客がテーブルについた時点に該テー
ブル番号と上記食券に印刷されたバーコード情報とを入
力する端末機、この端末機から入力された情報により上
記調理指示テレビに表示されたメニューにテーブル番号
を連結させる手段、および、調理完了入力により上記調
理指示テレビに表示された該当メニューを消す手段を設
けると共に、該調理済みメニュー内容とテーブル番号と
をプリントした配膳指示票を出力するプリンタを設けた
ものである。
【0007】
【作用】この発明における飲食店向サービスシステム
は、券売機から食券が発行されるとすぐに食券情報を受
けて調理指示テレビに注文されたメニューが表示され、
調理完了入力があるまで消えない。また、食券にはバー
コードが印刷されており、端末機から該バーコード情報
と顧客の座ったテーブル番号とを入力すると、該テーブ
ル番号が上記調理指示テレビに表示されたメニューに連
結されるとともに、調理完了入力により該調理済みメニ
ュー内容とテーブル番号とをプリントした配膳指示票が
プリンタから出力される。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1.を図に基づいて
説明する。図1において、1は例えば図3に示すような
バーコードの印刷された食券を発行する自動券売機、2
はバーコードリーダ付きの携帯用端末機であり、入力さ
れた情報を無線により送信する。3は調理場に設置され
た機器を制御するコントローラ、4は注文された調理す
べきメニューを表示するための調理指示テレビ、5は調
理が完了したことをコントローラ3へ入力する操作卓、
6は例えば図6に示すような配膳指示票をプリント出力
するプリンタ、7は携帯用端末機2から送信された情報
を受信しコントローラ3へ入力する無線受信機である。
尚、図1は調理場がメニュー対応で複数ある飲食店の場
合を示している。
【0009】次に動作について図2の顧客が食券を購入
してから料理が顧客の元へ運ばれるまでの手順を示すフ
ローチャートに基づいて説明する。まず、顧客が自動券
売機1から図3で示すバーコードの印刷された食券を購
入する(ST01)と、自動券売機1で発行された食券
の例えばメニュー番号や食券番号等の情報は全調理場の
機器コントローラ3に送信される(ST02)。各調理
場の機器コントローラ3は自調理場で調理するメニュー
かどうかを判断し(ST03)、自調理場で調理するメ
ニューの場合は機器コントローラ3内のメモリ(図示せ
ず)に食券情報を記憶し(ST04)、調理指示テレビ
4に注文された順にメニューの表示を行う。この時点で
は図4に示すように調理指示テレビ4に表示されるメニ
ューのテーブル番号は「00」である(ST05)。
【0010】顧客がテーブルにつくと、接客係は携帯用
端末機2のバーコードリーダにより食券に印刷されたバ
ーコードを入力すると共に、携帯用端末機2の操作キー
(図示せず)を操作して顧客がついたテーブル番号を入
力し、これらの入力されたデータを無線にて送信する
(ST06)。なお、食券に印刷されたバーコードの情
報としては、メニュー番号と食券が発行される毎にカウ
ントアップされる食券番号とである。各調理場の機器コ
ントローラ3は、無線受信機7で受信したデータの食券
番号をキーにして該当メニューをメモリ上で検索する
(ST07)。該当メニューがメモリ内にあれば図5に
示すように受信したデータのテーブル番号を付加して調
理指示テレビ4に表示する(ST08)。
【0011】次いで、調理が完了した場合は、調理完了
入力用の操作卓5から調理が完了したオーダのメニュー
の行番号と数量を入力する(ST09)と、コントロー
ラ3は調理指示テレビ4の画面から該当メニューの表示
を消去すると共に、プリンタ6から図6に示すようなメ
ニュー名とテーブル番号および数量が印刷された配膳指
示票を出力する(ST10)。この配膳指示票を見て接
客係は料理を該当テーブルに運び配膳する(ST1
1)。
【0012】上述の動作説明からも判るように、料理が
注文されてから配膳されるまでの各作業を省力化するこ
とができると共に、顧客がテーブルについた時点で、接
客係がテーブル番号と顧客が持っている食券に印刷され
たバーコードを携帯用端末機2から入力するだけで、注
文されている料理と配膳先のテーブル番号を正確に連結
させることができ、調理完了後も注文された順序を守り
ながら円滑な配膳を行うことが出来る。また、顧客が自
動券売機1から直接食券を購入するのでレジ係が不要と
なる上、自動券売機1から食券が発行された時点で調理
指示テレビ4に注文されたメニューが表示されるので、
調理に早く取り掛かることができ、顧客が料理を待つ時
間を短縮できると共に、店舗の顧客回転率向上にも結び
付く。
【0013】実施例2.なお、上記実施例1.では食券
の発行を自動券売機1で行う場合について説明したが、
従来のものと同様にレジ係の操作により食券を発行する
ものであっても良いことは言うまでもない。この場合
は、顧客が券売機を操作しなくても良いため、レジ係は
必要ではあるが、その分サービスの向上でもある。
【0014】実施例3.また、上記実施例1.では、無
線式の携帯用端末機2を接客係が携帯している場合につ
いて説明したが、端末機は各テーブルに備え付けられた
有線式のものであってもよく、この場合には無線受信機
7が不要となるほか、食券のバーコードを端末機から入
力するのみで、テーブル番号の入力は、どの端末機から
食券情報が送られてきたかをコントローラ3でチェック
することにより、キーの操作をしなくても行うことがで
きる。
【0015】実施例4.さらに、上記実施例1.では、
調理場が複数個あり、各調理場にそれぞれコントローラ
3がある場合について説明したが、コントローラは一台
で全機器を集中管理制御するものであってもよく、ま
た、調理場が一つのみの場合についても上記実施例と同
様の効果を奏する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば飲食店
向サービスシステムを、端末機からテーブル番号と食券
に印刷されたバーコードを入力すると、食券情報とテー
ブル番号とが連結され、調理が完了すると注文されたメ
ニューとテーブル番号がプリントされた配膳指示票が出
力されるように構成したので、調理完了した料理の配膳
順序が守られ、配膳先のテーブル間違いなどの発生しな
い、公平なサービスのできるものが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1.の飲食店向サービスシス
テムを示す構成図である。
【図2】この発明の実施例1.の動作を説明するフロー
チャートである。
【図3】この発明の実施例1.の食券を示す平面図であ
る。
【図4】この発明の実施例1.の調理指示テレビの画面
表示例を示す説明図である。
【図5】この発明の実施例1.の調理指示テレビの画面
表示例を示す説明図である。
【図6】この発明の実施例1.の配膳指示票を示す平面
図である。
【図7】従来の飲食店向サービスシステムを説明する食
堂の平面図である。
【図8】従来の食券を発行するキャッシュレジスタを示
す概略構成図である。
【符号の説明】
1 自動券売機 2 携帯用端末機 3 コントローラ 4 調理指示テレビ 5 操作卓 6 プリンタ 7 無線受信機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードが印刷された食券を発行する
    券売機、調理場に設置され上記券売機で発行された食券
    情報を受けて注文されたメニューを表示する調理指示テ
    レビ、顧客がテーブルについた時点に該テーブル番号と
    上記食券に印刷されたバーコード情報とを入力する端末
    機、この端末機から入力されたテーブル番号とバーコー
    ド情報により上記調理指示テレビに表示されたメニュー
    にテーブル番号を連結させる手段、および、調理完了入
    力により上記調理指示テレビに表示された該当メニュー
    を消す手段を設けると共に、該調理済みメニュー内容と
    テーブル番号とをプリントした配膳指示票を出力するプ
    リンタを備えた飲食店向サービスシステム。
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JPH05197871A JPH05197871A (ja) 1993-08-06
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