JP2681770B2 - コンパクトディスク用郵送ケース - Google Patents

コンパクトディスク用郵送ケース

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JP2681770B2
JP2681770B2 JP23077595A JP23077595A JP2681770B2 JP 2681770 B2 JP2681770 B2 JP 2681770B2 JP 23077595 A JP23077595 A JP 23077595A JP 23077595 A JP23077595 A JP 23077595A JP 2681770 B2 JP2681770 B2 JP 2681770B2
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裕 中野
美夫 原
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精英堂印刷株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク
(CD−ROMを含む)を安全確実に郵送できる定形郵
便物の規格内の郵送ケースで、該郵送ケース自体と、C
DあるいはCD−ROMである内容物との総重量が50
g以内であり、しかも90円以内で郵送できるようにし
たコンパクトディスク用郵送ケースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、プラスチックケース内に収納
し、これを封筒内に貼付した2枚の合成樹脂シートの間
に空気層を備えた緩衝材を介して収納したもの。あるい
は発泡スチロール等の緩衝材を挿入して、この緩衝材の
間に挟み込んで郵送するもの。また、紙箱本体と外蓋と
中蓋とを有する組立紙箱として紙箱本体は底部とその四
周の側壁と各側壁の左右両側端部間に形成された連結片
とからなり、一方の相対向する二側壁はそれぞれ本体底
部に連成された延出部材が内側に折返されることによっ
て外側壁と内側壁とを有する二重壁に構成されると共に
この折返し先端部が本体底部に貼着され、他の相対向す
る二側壁の一方の側壁上端には外蓋が連設され、他方の
側壁上端には中蓋が連設されると共にこの中蓋先端には
閉止用の延出片が形成され、前記連結片には内向きに折
込むための対角線方向の折目が形成されてなる組立紙箱
(実開昭58−67732号公報参照)等が存在してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術である封筒内に緩衝材を介在してその緩衝材の
間にコンパクトディスクを挟み込んで郵送するものは、
先ず、重量が50g以内におさえることは至難の技であ
るという問題があった。
【0004】また、従来技術である組立紙箱は、コンパ
クトディスクを郵送するものではなく、紙製の折り畳み
箱であるが、重量の考慮は一切されていないという問題
があった。
【0005】本発明は、これらの事情に鑑み、コンパク
トディスクを安全確実に、郵送料を定形郵便物の90円
以内におさえる関係で風体と内容物の総重量を50g以
内にするために、コンパクトディスク用郵送ケース自体
の重量を25g以内にし、しかも定形郵便物の最大幅で
ある12cmをクリアーしたコンパクトディスク用郵送
ケースを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次のような技術手段を採用した。請求項
1記載の発明においては、ケース本体とホルダーとを有
する組立コンパクトディスク用郵送ケースにおいて、ケ
ース本体は底部とその四周の側壁とからなり、一方の上
下の相対向する二側壁にはそれぞれ延出フラップ部片が
連設され、該延出フラップ部片は、内側に折り返され
る。他方の相対向する左右側壁の一方に外蓋が連設さ
れ、他方の側壁に延出フラップ部片が連設されると共
に、一方の外蓋に連設された側壁にコンパクトディスク
の端部の一部が係合できる切り抜き部を設け、外蓋の他
側端に係止片を連設し、係止片を折り曲げた際に側壁に
なる部分にコンパクトディスクの他端部の一部が係合で
きる切り抜き部をを設けたケース本体と、矩形平板の長
辺側の両端にコンパクトディスクの直径に対応する半径
の円弧切り欠き部を形成し、長辺側の両端を折り曲げて
コンパクトディスクの外周をガイドするように設け、表
面に粘着力が微弱な非移行性の粘着シート等を貼着し、
矩形平板の略中央にコンパクトディスクの中心の保護突
起部が係合する係合孔を形成したホルダーとにより、ホ
ルダーの係合孔にコンパクトディスクの保護突起部を係
合し、該ホルダーの両端を各々内側に折り曲げ、コンパ
クトディスクの外周を保持し、このコンパクトディスク
を保持したホルダーをケース本体の底部に載置し側壁、
延出フラップ部片を折り曲げた後、外蓋で覆うように折
り曲げるようにするという技術手段を採用した。
【0007】請求項2記載の発明においては、ケース本
体とホルダーとを有する組立コンパクトディスク用郵送
ケースにおいて、ケース本体は底部とその四周の側壁と
からなり、一方の上下の相対向する二側壁にはそれぞれ
延出フラップ部片が連設され、該延出フラップ部片は、
内側に折り返される。他方の相対向する左右側壁の一方
に外蓋が連設され、他方の側壁に延出フラップ部片が連
設されると共に、一方の外蓋に連設された側壁にコンパ
クトディスクの端部の一部が係合できる切り抜き部を設
け、外蓋には係止片が連設され、該係止片の形状と対応
するようにケース本体の底部に同一形状の切り抜き孔を
穿設し、外蓋の他側端に係止片を連設し、係止片を折り
曲げた際に側壁になる部分にコンパクトディスクの他端
部の一部が係合できる切り抜き部をを設けたケース本体
と、矩形平板の長辺側の両端にコンパクトディスクの直
径に対応する半径の円弧切り欠き部を形成し、長辺側の
両端を折り曲げてコンパクトディスクの外周をガイドす
るように設け、表面に粘着力が微弱な非移行性の粘着シ
ート等を貼着し、矩形平板の略中央にコンパクトディス
クの中心の保護突起部が係合する係合孔を形成したホル
ダーとにより、ホルダーの係合孔にコンパクトディスク
の保護突起部を係合し、該ホルダーの両端を各々内側に
折り曲げ、コンパクトディスクの外周を保持し、このコ
ンパクトディスクを保持したホルダーをケース本体の底
部に載置し側壁、延出フラップ部片を折り曲げた後、外
蓋で覆うように折り曲げるようにするという技術手段を
採用した。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、公害問題のない最適な
実施の形態としては、ケース本体とホルダーとを有する
段ボール紙製組立コンパクトディスク用郵送ケースにお
いて、雄版面側から打抜き、切断、罫線を形成したので
製作工程が簡素化され、しかも、段ボール紙をボックス
状に折り曲げ組み立てるケース本体とホルダーで、ケー
ス本体は左右、上下の四周辺に側壁を形成したので、左
右、上下方向への大きい曲げ外力に対しても耐えるもの
である。
【0009】このケース本体とホルダーとを有する段ボ
ール紙製組立コンパクトディスク用郵送ケースにおい
て、雄版面側から、打抜き、切断、罫線を形成し、底部
とその四周の側壁とからなり、一方の上下の相対向する
二側壁にはそれぞれ延出フラップ部片が連設され、該延
出フラップ部片は、内側に折り返される。他方の相対向
する左右側壁の一方に外蓋が連設され、他方の側壁に延
出フラップ部片が連設されると共に、一方の外蓋に連設
された側壁にコンパクトディスクの端部の一部が係合で
きる切り抜き部を設け、外蓋の他側端に係止片を連設
し、係止片を折り曲げた際に側壁になる部分にコンパク
トディスクの他端部の一部が係合できる切り抜き部をを
設けたケース本体と、さらに、段ボール紙製矩形平板の
長辺側の両端にコンパクトディスクの直径に対応する半
径の円弧切り欠き部を形成し、長辺側の両端を折り曲げ
た際コンパクトディスクの外周をガイドするように折り
曲げ罫線を設け、表面に粘着力が微弱な非移行性の粘着
シート等を貼着し、矩形平板の略中央にコンパクトデス
ィスクの中心の保護突起部が係合する係合孔を形成した
ホルダーとにより、ホルダーの係合孔にコンパクトディ
スクの保護突起部を係合し、該ホルダーの両端を各々内
側に折り曲げ、コンパクトディスクの外周を保持し、こ
のコンパクトディスクを保持したホルダーをケース本体
の底部に載置し側壁、延出フラップ部片を折り曲げた
後、外蓋で覆うように折り曲げるようにすることができ
る。
【0010】したがって、外力が掛った際に、弱い部分
をなくし、よりコンパクトディスクに対する安全性が高
められる。しかも公害の恐れのある緩衝材は一切使用せ
ず、紙だけで確実に安全にコンパクトディスクを郵送す
ることができる。また、このコンパクトディスク用郵送
ケースの側壁である背に内容物名を記入して使用に供す
ると、棚等に立て並べて保管すれば、極めて有効に管理
等することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に
説明する。材料としては、コンパクトディスク(CD−
ROMも含む)の保護のために緩衝材としての役目を備
えた段ボール紙製、発泡合成樹脂シート製等が考えられ
る。
【0012】そして、構成の概略について図1、図2に
基づいて説明すると、公害の心配のない材料を選択した
ものとして、ケース本体とホルダーによりなる段ボール
紙製組立コンパクトディスク用郵送ケースにおいて、図
1に示すようにケース本体は底部1とその四周の側壁
4、8とからなり、一方の上下の相対向する二側壁4に
はそれぞれ延出フラップ部片5が連設され、該延出フラ
ップ部片5は短辺側折り目3を介して内側に折り返され
るようになっている。
【0013】他方の相対向する左右側壁8の一方に外蓋
10が長辺側折り目7を介して連設され、他方の側壁8
に延出フラップ部片5が連設されると共に、外蓋10に
は係止片11が係止片用折り目12を介して連設され、
該係止片11の形状と対応するようにケース本体の底部
1に同一形状の係止片用切り抜き孔13を穿設し、この
底部1が外蓋10に連設される側壁8にコンパクトディ
スクの端部の一部が挿入係合できる切り抜き部9を設
け、外蓋10の他側端に係止片11を連設し、係止片1
1を折り曲げた際に形成される側壁8になる部分にコン
パクトディスクの他端部の一部が係合できる切り抜き部
9を設けたケース本体と、さらに、図2に示すように段
ボール紙製矩形平板の長辺側の両端にコンパクトディス
クの直径に対応する半径の円弧状のコンパクトディスク
外周係合切り欠き部18を形成し、長辺側の両端を折り
曲げた際コンパクトディスクの外周をガイドするよう
に、一つの例として左右を約5:3になるように折り曲
げ罫線を設け、表面に粘着力が微弱な非移行性の粘着シ
ート14等を貼着し、矩形平板の略中央にコンパクトデ
スィスクの中心の保護突起部が係合する係合孔19を形
成したホルダー15とによりなる。
【0014】そして、該ホルダー15の表面に貼着した
粘着力の微弱な非移行性の粘着シートによって、コンパ
クトディスクが密着した状態になるので、郵送中にずれ
たり、きずをつけたり、ほこりがコンパクトディスクに
付着することがない。
【0015】したがって、ホルダー15の係合孔19に
コンパクトディスクの保護突起部を係合し、該ホルダー
15の両端を各々内側に折り曲げ、コンパクトディスク
の外周を保持し、このコンパクトディスクを保持したホ
ルダー15をケース本体底部1に載置し側壁4、8、延
出フラップ部片5を折り曲げた後、外蓋10で覆うよう
に折り曲げるようにし、外蓋10をケース本体底部1上
に重なるように折り曲げるようにしたコンパクトディス
ク用郵送ケースであるので安全である。
【0016】さらに、詳細に説明すると、一枚の比較的
薄い段ボール紙材から、図1に示す展開状態のように打
抜き形成する(なお、防水性を得るために防水膜でラミ
ネートすることも可能である)。すなわち、定形郵便物
の規格内でおさまっている本体底部1は、図1に示すよ
うに縦長方向に見て上下の短辺側両辺部2には短辺側折
り目3、3を介して上下側壁4、4と延出フラップ部片
5、5が連設されている。
【0017】また、同じく図1に示すように縦長方向に
見て左の長辺側両辺部6には長辺側折り目7、7を介し
て、左側壁8が連設され、さらにその左側壁8には外蓋
10が連設されている。そして、この外蓋10の外端部
に係止片11と係止片用折り目12が連設されている。
さらに、折り曲げてコンパクトディスク用郵送ケースを
組み立てた際、本体底部1の一端部に前記係止片11が
合致するように係止片用切り抜き孔13が穿設されてい
る。
【0018】なお、外蓋10の外端部に形成した係止片
11と係止片用折り目12は連設せずに、本体底部1の
一端部に前記係止片11が合致するように係止片用切り
抜き孔13を穿設しないで、単に折り曲げ、端部で接着
シール等で係止することもできる。しかしながら、段ボ
ール紙製のケースのために係止片11と係止片用切り抜
き孔13が形成されていることで、仮止めの状態が維持
できるという利点はある。
【0019】この係止片用切り抜き孔13は図1からも
理解できるように一端部から穿設されているので、コン
パクトディスク用郵送ケースを組み立てた場合、高さを
面一にするには段ボール紙の厚さ分だけ切り抜いてあ
る。
【0020】定形郵便物の規格は、長さ14cm以上、
23.5cm以下、幅9cm以上、12cm以下、厚さ
1cm以下、重さは50g以下である。ところがコンパ
クトディスクは円盤でその外径は約12cmのため、こ
れを完全にケースで覆うと、定形郵便物の幅の限度であ
る12cmをオーバーして定形外となってしまうので、
郵便料金は高くなる。
【0021】これをさけるために、本体底部1から外蓋
10に連設する側壁8の略中間部にコンパクトディスク
の外径の一部が係合できるような係合孔19を形成し、
同じく外蓋と、係止片11との間に側壁8と同高さの側
壁に相当する片の略中間に、コンパクトディスクの外径
の一部が係合するように係合孔19を形成して、組み立
てた時に短辺側の12cmを確保するように切り欠いた
状態になり、そこにコンパクトディスクのほんの一部が
露出して収納できるものである。そして、ケース本体と
コンパクトディスクの内容物との総重量を50g以内に
できるようにしたコンパクトディスク用郵送ケースであ
る。
【0022】以上のように、展開状態で段ボール紙を雄
版面側から打抜き、切断、罫線に相当する外形の打抜
き、及び係止片用切り抜き孔13、各折り目3、7、1
2を形成し、ケース本体を得、このケース本体にホルダ
ー15に吸着保持されたコンパクトディスクを本体底部
1上に載置し、これを利用して図3に示すように折り曲
げ組み立てていくものである。
【0023】これを具体的に説明すると、コンパクトデ
ィスク用郵送ケースを組み立てた時、内側になる面を上
にして、いいかえれば雄版が押圧される側を上にして図
1のようにひろげ、そして、本体底部1の上にコンパク
トディスクが保持されたホルダー15を載置し、右側の
長辺側折り目7で折り曲げ、右側壁8を作り上げながら
さらに長辺側の延出フラップ部片5を折げ曲る。
【0024】次に、短辺側折り目3を介して上下側壁
4、及び延出フラップ部片5を折り曲げて、前記コンパ
クトディスクを保持したホルダー15を上、下から押さ
えるようにかぶせる。
【0025】そして最後に、左側の外蓋10が連設され
ている長辺側折り目7を介して、外蓋10がコンパクト
ディスクを保持したホルダー15と各延出フラップ部片
5を覆うように折り曲げかぶせ、さらに、係止片用折り
目12を介して、係止片11を折り曲げ、本体底部1に
穿設した係止片用切り抜き孔13に係合し、この部分を
シール等で封緘する。
【0026】次にホルダー15について、図2に基づい
て詳細に説明する。CD及びCD−LOMの厚さ以上の
材料、例えば比較的薄い段ボール紙の矩形平板からなる
もので、定形郵便物に対応できるもので中央から若干ず
らしてコンパクトディスクを破損されないように郵便局
で消印スタンプを押す部分をさけるようにしたコンパク
トディスクの中央に形成されている保護突起が嵌合でき
る係合孔19が穿設されていて、この係合孔19に係合
したコンパクトディスクの外周をガイドするように、コ
ンパクトディスク外周係合切り欠き部18を形成した短
辺折り畳みガイド片16、長辺折り畳みガイド片17を
左右から折り曲げできるように、罫線を介して連設した
もので、この罫線で折り曲げてコンパクトディスクの外
周をガイドするようにしたものである。
【0027】しかも、このホルダーの内側表面には粘着
力が微弱な非移行性の粘着シート14をラミネートする
か、その他の自己粘着性があり、非移行性のシートを接
着することにより、コンパクトディスクがホルダー15
に接着されたように固定される。しかも、短辺、長辺折
り畳みガイド片16、17を折り曲げて重ねると、前記
微弱な非移行性の粘着シート14同志が接着されたよう
になり、別に接着材などで接着する必要がなく、単に折
り曲げて重ねて押し付けるだけで良いことになる。尚、
この微弱な非移行性の粘着シート14に換えた弱粘着シ
ートでも非移行性のものであればコンパクトディスクに
微弱な接着材が移行することがないので可能である。
【0028】また、少しでも重量を軽くするために、図
2に示すように展示する場合、係止具に引っ掛けるフッ
ク孔20を長辺折り畳みガイド片17と、ホルダー15
の本体部に対称的に2ヶ所穿設し、長辺折り畳みガイド
片17を折り曲げ、ホルダー15の本体と重ねると合致
するようにしたものである。
【0029】以上のようにホルダー15に保持されたコ
ンパクトディスクをケース本体内に収納組み立てする
と、本体底部1と蓋体10の間に形成された側壁8の略
中間部に形成された切り抜き部9と、蓋体10と係止片
11の間に形成された切り抜き部9の間にコンパクトデ
ィスクの外周の一部が突出した状態で保持され、定形郵
便物の規格内の大きさを確保することができる。
【0030】そして、本体底部1の外側に住所、宛名書
きしたシールを貼付したり、直接書いたりして郵送する
ものである。また、コンパクトディスク用郵送ケースに
コンパクトディスクを収納したまま、棚等に保管する時
は、図1で示す左側壁8の外側に背表紙シールを貼付し
たり、直接保管内容を記載する。
【0031】また、郵送されてきたものから、コンパク
トディスクを取り出すには、係止片11に貼付されたシ
ールを剥し、外蓋10を開いて、コンパクトディスクが
保持されたホルダー15を取り出し、ホルダー15に形
成した係合孔を介してコンパクトディスクは簡単に取り
出すことができる。
【0032】以上、具体的な一実施例について説明した
が、軽量の点を主に設計すれば、切り抜き量を多くした
り、公害の点を考慮せず、軽量材料(例えば発泡スチロ
ール等)を使用することができるが、強度の問題、公害
の問題が生じる。ところが強度の点を主に設計すると、
段ボール紙の厚いもの、切り抜き部分を少なくする等が
考えられるが、重量が重くなって郵便料が高くなってし
まう。
【0033】以上のような相矛盾する点をバランス良く
設計し、コンパクトディスク用郵送ケースとコンパクト
ディスクの総重量を50g以内にすることは種々設計で
きることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次の効果を得ることができる。 (1)コンパクトディスクをセットし、破損防止を確実
にしながら、定形郵便物として扱うことができる、コン
パクトディスクを含めて50g以内におさめることがで
きるので、格安の郵便料で郵送できる。 (2)ホルダー表面に粘着力が微弱な非移行性の粘着シ
ートを採用したので、コンパクトディスクとの間でずれ
ず、しかも、すきまができないので、きずがつかず、ほ
こりも付着することがない。 (3)コンパクトディスクを管理する場合、ケースに納
入したまま棚に立て掛け並べることができる。しかも背
表紙に内容物の内容を示すことができるので簡便に管理
できる。 (4)ケース本体とホルダーを偏平な状態で適数枚重ね
て販売、輸送、保管できるので、嵩張ず取り扱いが簡便
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコンパクトディスク用
郵送ケースのケース本体の展開状態を示す平面図であ
る。
【図2】前記実施例における、コンパクトディスクのホ
ルダーの展開状態を示す平面図である。
【図3】前記実施例における、コンパクトディスクを保
持したホルダーをケース本体にを収納する状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1‥‥本体底部 2‥‥
短辺側両辺部 3‥‥短辺側折り目 4‥‥
上下側壁 5‥‥延出フラップ部片 6‥‥
長辺側両辺部 7‥‥長辺側折り目 8‥‥
左右側壁 9‥‥切り抜き部 10‥‥
外蓋 11‥‥係止片 12・・
・・係止片用折り目 13・・・・係止片用切り抜き孔 14・・・・粘着力が微弱な非移行性の粘着シート 15‥
‥ホルダー 16・・・・短辺折り畳みガイド片 17・・
・・長辺折り畳みガイド片 18・・・・コンパクトディスク外周係合切り欠き部 19‥‥係合孔 20・・
・・フック孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体とホルダーとを有する組立コ
    ンパクトディスク用郵送ケースにおいて、ケース本体は
    底部とその四周の側壁とからなり、一方の上下の相対向
    する二側壁にはそれぞれ延出フラップ部片が連設され、
    該延出フラップ部片は、内側に折り返される。他方の相
    対向する左右側壁の一方に外蓋が連設され、他方の側壁
    に延出フラップ部片が連設されると共に、一方の外蓋に
    連設された側壁にコンパクトディスクの端部の一部が係
    合できる切り抜き部を設け、外蓋の他側端に係止片を連
    設し、係止片を折り曲げた際に側壁になる部分にコンパ
    クトディスクの他端部の一部が係合できる切り抜き部を
    を設けたケース本体と、矩形平板の長辺側の両端にコン
    パクトディスクの直径に対応する半径の円弧切り欠き部
    を形成し、長辺側の両端を折り曲げてコンパクトディス
    クの外周をガイドするように設け、表面に粘着力が微弱
    な非移行性粘着シート等を貼着し、矩形平板の略中央に
    コンパクトディスクの中心の保護突起部が係合する係合
    孔を形成したホルダーとにより、ホルダーの係合孔にコ
    ンパクトディスクの保護突起部を係合し、該ホルダーの
    両端を各々内側に折り曲げ、コンパクトディスクの外周
    を保持し、このコンパクトディスクを保持したホルダー
    をケース本体の底部に載置し側壁、延出フラップ部片を
    折り曲げた後、外蓋で覆うように折り曲げるようにした
    ことを特徴とするコンパクトディスク用郵送ケース。
  2. 【請求項2】 ケース本体とホルダーとを有する組立コ
    ンパクトディスク用郵送ケースにおいて、ケース本体は
    底部とその四周の側壁とからなり、一方の上下の相対向
    する二側壁にはそれぞれ延出フラップ部片が連設され、
    該延出フラップ部片は、内側に折り返される。他方の相
    対向する左右側壁の一方に外蓋が連設され、他方の側壁
    に延出フラップ部片が連設されると共に、一方の外蓋に
    連設された側壁にコンパクトディスクの端部の一部が係
    合できる切り抜き部を設け、外蓋には係止片が連設さ
    れ、該係止片の形状と対応するようにケース本体の底部
    に同一形状の切り抜き孔を穿設し、外蓋の他側端に係止
    片を連設し、係止片を折り曲げた際に側壁になる部分に
    コンパクトディスクの他端部の一部が係合できる切り抜
    き部をを設けたケース本体と、矩形平板の長辺側の両端
    にコンパクトディスクの直径に対応する半径の円弧切り
    欠き部を形成し、長辺側の両端を折り曲げてコンパクト
    ディスクの外周をガイドするように設け、表面に粘着力
    が微弱な非移行性の粘着シート等を貼着し、矩形平板の
    略中央にコンパクトディスクの中心の保護突起部が係合
    する係合孔を形成したホルダーとにより、ホルダーの係
    合孔にコンパクトディスクの保護突起部を係合し、該ホ
    ルダーの両端を各々内側に折り曲げ、コンパクトディス
    クの外周を保持し、このコンパクトディスクを保持した
    ホルダーをケース本体の底部に載置し側壁、延出フラッ
    プ部片を折り曲げた後、外蓋で覆うように折り曲げるよ
    うにしたことを特徴とするコンパクトディスク用郵送ケ
    ース。
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JP2887739B2 (ja) * 1995-12-22 1999-04-26 恭子 南口 Cd、dvd等送達用封筒

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