JP2681578B2 - モノタンク型エックス線用電源装置 - Google Patents
モノタンク型エックス線用電源装置Info
- Publication number
- JP2681578B2 JP2681578B2 JP4247400A JP24740092A JP2681578B2 JP 2681578 B2 JP2681578 B2 JP 2681578B2 JP 4247400 A JP4247400 A JP 4247400A JP 24740092 A JP24740092 A JP 24740092A JP 2681578 B2 JP2681578 B2 JP 2681578B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- inverter
- terminal
- high voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
Description
ス線管を同一の絶縁油タンク内に封入実装されたモノタ
ンク型エックス線用電源装置であって,故障個所を判別
する回路を備えたモノタンク型エックス線用電源装置に
関する。
いては,装置を移動や回転をさせるために装置全体を小
型化して,高電圧発生部とエックス線管とを同一の絶縁
油タンク等に封入することがある。電源装置は高周波の
インバータ部と上記のタンクに封入された高電圧発生部
から構成されるが,その場合において,万一の故障のと
きは高電圧発生部に故障個所があるか否かを峻別判定す
る必要がある。なぜならば,高電圧発生部は絶縁油タン
クに封入されているので,不要な分解は工数がかかり保
守のためには,極めて無駄な作業であるからである。
生部とエックス線管を同一の絶縁油タンク内に封入実装
されたモノタンク型エックス線用電源装置において,故
障個所を判別することを課題とする。
決するために,インバータ部の動作を示すインバータ動
作論理信号Aを発生する回路と,高電圧指令端子のオン
信号より遅延回路を介して得られる高電圧準備論理信号
Bを発生する回路と,前記高電圧発生部の発生する電圧
が所定値より不足のときに発生する不足電圧論理信号C
を発生する回路と,これらインバータ動作論理信号Aと
高電圧準備論理信号Bと不足電圧論理信号Cとの論理積
を演算する演算論理回路とを備え,前記高電圧発生部が
異常のときは高電圧発生部警報端子に警報信号を発生さ
せるものである。
エックス線用電源装置の一実施例を説明する。このモノ
タンク型エックス線用電源装置はインバータ部101と
タンク部103とからなり,タンク部103の中には高
電圧発生部33とエックス線管31とが絶縁油に充填さ
れている。
子1,2から商用交流電源の100Vを受電して整流回
路5で整流し,平滑用コンデンサ7で平滑して直流を得
る。この直流電圧を4個の電界効果トランジスタ9a,
9b,9c,9dからなるインバータ9で約100KH
zの高周波に変換し,端子13,15に出力される。
子17と19とがインバータ部の出力用の端子13,1
5に接続されて変圧器21の一次巻線に供給される。こ
の変圧器21の二次巻線で昇圧された高周波高電圧は,
正極の出力を発生する多段倍圧整流回路23と負極の出
力を発生する多段倍圧整流回路25とに接続される。多
段倍圧整流回路23の出力端子27はエックス線管31
のアノードに接続され,多段倍圧整流回路25の出力端
子29はエックス線管31のカソードに接続される。
尚,エックス線31のフィラメントは図示されていない
が,絶縁された電源によってフィラメント点灯されてい
る。
直列接続された複数の抵抗体からなる高抵抗値抵抗器3
5と抵抗器37とからなる分圧器に接続される。この高
抵抗値抵抗器35にはコンデンサ39が並列接続され,
抵抗器37にはコンデンサ41が並列接続される。これ
らコンデンサ39とコンデンサ41とは分圧の周波数特
性をより平坦にする作用をする。このようにして分圧さ
れた信号は端子43と45とに送られる。
て駆動制御されるが,運転開始信号は端子85にHレベ
ルの信号を与えて開始される。端子85はナンド回路9
3の入力端子の一に接続され,ナンド回路93の入力端
子の他の一端には抵抗器91を介して電源線路Vccに
接続される。ナンド回路93の出力端子は制御回路95
に接続され,制御回路95はインバータ9のブリッジ接
続された電界効果トランジスタ9a,9b,9c,9d
に駆動信号を供給する。そしてインバータ9の出力線路
は出力端子13,15に接続する。ここでインバータ9
の出力線路には,互いに直列接続された抵抗器55と整
流回路57とが接続される。そして整流回路57の出力
端子にはコンデンサ59とホトカプラ61の入力側端子
とが接続される。ホトカプラ61の出力側端子の一端は
共通接地に接続され,他端は抵抗器63を介して共通電
源線路Vccに接続される。電界効果トランジスタ9
a,9b,9c,9dが正常に動作すると,端子13,
15に生ずる交流電圧によりフトカプラ61の入力側ダ
イオードに電流が流れ,この電流は光信号となって出力
側のホトトランジスタに伝達してオン信号となる。これ
でインバータ動作論理信号Aが得られる。尚,このイン
バータ動作信号を得る手段はインバータ9の出力線路に
変流器を介して電流信号を得る構成によっても実現でき
る。
回路97に接続され,さらに遅延回路99に接続され
て,高電圧準備論理信号Bが得られる。ここで遅延回路
99は,多段倍電圧整流回路23,25が起動時に所定
電圧値に達するに要する時間,高電圧準備信号Bを抑止
して適正な論理信号を発生させるために設けられる。
は高電圧出力に比例した信号が発生し,この信号はイン
バータ部101の端子47と49とに接続されて,端子
47は制御回路95に接続され高電圧出力の安定化を司
る。また端子47はコンパレータ51の−入力端子に接
続され,+入力端子には基準電圧53が接続され,両者
を比較して高電圧出力が所定値より低いときは,このコ
ンパレータ51の出力端子には不足電圧論理信号Cが得
られる。尚,コンパレータ51の出力端子は抵抗器52
を介して電源線路Vccに接続される。
電圧準備論理信号Bと,不足電圧論理信号Cの3種類の
信号を論理積を演算する演算論理回路を経て必要な警報
信号を発するものである。
は,インバータ動作論理信号A⇒反転回路73⇒ナンド
回路75⇒フリップフロップ回路77⇒反転回路78⇒
高電圧発生部警報端子87の順路で接続される。
不足電圧論理信号C⇒ナンド回路67⇒反転回路69⇒
ナンド回路71⇒フリップフロップ回路79⇒反転回路
80⇒インバータ部警報端子89の順路で接続される。
67の他の入力端子に接続される。またインバータ動作
論理信号Aはナンド回路71の他の入力端子に接続され
る。また反転回路69の出力端子はナンド回路75の他
の入力端子に接続される。
いては,各リセット端子は端子90に接続されるととも
に,抵抗器84を介して電源線路Vccに接続される。
端子87はダイオード81を介してナンド回路93の他
の入力端子に接続され,端子89はダイオード83を介
してナンド回路93のこの入力端子に接続され,かつ抵
抗器91を介して電源線路に接続される。
クス線用電源装置において,全てが正常に動作して高電
圧を発生しているときは,図1上にそれぞれLとHとで
示した論理信号になる。この場合には高電圧発生部警報
端子87にはH信号が出力され,インバータ部警報端子
89にもH信号が出力される。
ンク部103のみが異常のときは図1上にそれぞれ○印
で囲んだLとHとで示す論理信号になり,高電圧発生部
警報端子87の信号は,L信号に変わるともにダイオー
ド81が導通してナンド回路93の入力端子の一端をL
に保持して,高電圧指令端子85の信号にかかわらず強
制的にインバータ停止とする。このときフリップフロッ
プ回路77はリセット端子90にリセット信号(L)が
くるまでこの状態を保持する。
図1上に□印で囲んだLとHとで示す論理信号になる。
インバータ部警報端子89の信号は,L信号に変わると
もにダイオード83が導通してナンド回路93の入力端
子の一端をLに保持して,高電圧指令端子85の信号に
かかわらず強制的にインバータ停止とする。そしてフリ
ップフロップ回路79はリセット端子90にリセット信
号(L)がくるまでこの状態を保持する。
ているので,万一の故障においても,故障個所をインバ
ータ部かタンク部かの何れかを即座に判別がつくので,
予備品と交換する等して迅速に修復が可能となる。
装置の一実施例を示す。
ンデンサ 9…インバータ回路 13,15,17,19…端子
21…変圧器 23,25…多段倍圧整流回路 27,29…出力端子 31…エックス線管 33…高電圧発生部 35
…高抵抗値抵抗 37…抵抗器 39,41…コンデンサ 43,4
5,47,49…端子 51…コンパレータ 52…抵抗器 53…基準電圧
55…抵抗器 57…整流回路 59…コンデンサ 61…フォトカ
プラ 63…抵抗器 67…ナンド回路 69…反転回路
71…ナンド回路 73…反転回路 75…ナンド回路 77,79…フ
リップ・フロップ回路 81,83…ダイオード 85…高電圧指令端子 87
…高電圧発生部警報端子 89…インバータ部警報端子 91…抵抗器 93…
ナンド回路 95…制御回路 97…反転回路 99…遅延回路 101…インバータ部 103…タンク部A…インバータ動作論理信号 B…高電圧準備論理
信号 C…不足電圧論理信号
Claims (1)
- 【請求項1】インバータ部と,高電圧発生部とエックス
線管とを絶縁媒体に充填してなるタンク部とからなるモ
ノタンク型エックス線用電源装置であって, 前記インバータ部の動作を示すインバータ動作論理信号
Aを発生する回路と,高電圧指令端子のオン信号より遅
延回路を介して得られる高電圧準備論理信号Bを発生す
る回路と,前記高電圧発生部の発生する電圧が所定値よ
り不足のときに発生する不足電圧論理信号Cを発生する
回路と,これらインバータ動作論理信号Aと高電圧準備
論理信号Bと不足電圧論理信号Cとの論理積を演算する
演算論理回路とを備え,前記高電圧発生部が異常のとき
は高電圧発生部警報端子に警報信号を発生させることを
特徴とするモノタンク型エックス線用電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4247400A JP2681578B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | モノタンク型エックス線用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4247400A JP2681578B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | モノタンク型エックス線用電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668982A JPH0668982A (ja) | 1994-03-11 |
JP2681578B2 true JP2681578B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17162872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4247400A Expired - Fee Related JP2681578B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | モノタンク型エックス線用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681578B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4662518B2 (ja) * | 2001-02-22 | 2011-03-30 | 株式会社日立メディコ | X線高電圧装置 |
KR100800167B1 (ko) * | 2006-07-07 | 2008-01-31 | 주식회사 카이론테크놀로지 | 엑스레이 발생기용 정류부의 콘덴서 배치방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5728026A (en) * | 1980-07-28 | 1982-02-15 | Toyobo Co Ltd | Preparation of aromatic dicarboxylic acid |
JPH0811544B2 (ja) * | 1985-12-04 | 1996-02-07 | 日産自動車株式会社 | 車両用操舵系制御装置 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP4247400A patent/JP2681578B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0668982A (ja) | 1994-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5684679A (en) | Switching mode power supply capable of reducing the response time thereof | |
JP2681578B2 (ja) | モノタンク型エックス線用電源装置 | |
JPH04156222A (ja) | インバータ装置 | |
JP2000294862A (ja) | レーザ装置 | |
JP3363171B2 (ja) | 並列運転機能を備えた発電機 | |
JPH09175803A (ja) | オゾナイザの異常検出方法及び装置 | |
JP3260031B2 (ja) | マグネトロン駆動回路 | |
JPH08237944A (ja) | スイッチングモード電源装置 | |
JP2614523B2 (ja) | アーク溶接機 | |
JPH0645676A (ja) | 放電管用電源 | |
JP3240031B2 (ja) | 直流高電圧電源装置 | |
JP2745621B2 (ja) | 開閉器制御装置 | |
JPH0898552A (ja) | 電源装置 | |
JP2001078443A (ja) | 異常電力保護回路を有するスイッチング電源装置 | |
JP3056802B2 (ja) | インバータ装置 | |
JPH0623159Y2 (ja) | 三相電源の異常検出装置 | |
JPS60204222A (ja) | 電源回路装置 | |
JP2001165967A (ja) | 電源装置の停電検出回路 | |
JP2723404B2 (ja) | 電源装置 | |
SU1676045A1 (ru) | Автономный инвертор | |
JPS61170231A (ja) | 電源異常検出回路 | |
JPH10108363A (ja) | 並列運用電源システム | |
JP2793297B2 (ja) | スイツチング安定化電源装置 | |
JPH07213059A (ja) | スイッチングレギュレータ | |
JP2651928B2 (ja) | 高周波加熱装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970617 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |