JPH08237944A - スイッチングモード電源装置 - Google Patents
スイッチングモード電源装置Info
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- JPH08237944A JPH08237944A JP7331925A JP33192595A JPH08237944A JP H08237944 A JPH08237944 A JP H08237944A JP 7331925 A JP7331925 A JP 7331925A JP 33192595 A JP33192595 A JP 33192595A JP H08237944 A JPH08237944 A JP H08237944A
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- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/08—Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters
- H02M1/088—Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters for the simultaneous control of series or parallel connected semiconductor devices
- H02M1/092—Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters for the simultaneous control of series or parallel connected semiconductor devices the control signals being transmitted optically
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- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
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- H02M1/0006—Arrangements for supplying an adequate voltage to the control circuit of converters
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- Rectifiers (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷接続線上に発生する過電流から、組み込
まれた素子を保護し得る改善されたスイッチングモード
電源装置を提供する。 【解決手段】 本発明のスイッチングモード電源装置
は、入力されるＡＣ電力を整流して、整流されたＡＣ電
力信号を発生するブリッジ整流器２２と、整流されたＡ
Ｃ電力信号から逓降されたＡＣ電力信号を発生する変圧
器２６と、一定なレベルのＤＣ出力電圧を発生する整流
デバイス３０と、負荷接続線上に過電流が発生すると、
ＤＣ出力電圧のうちのいずれか一つを接地させる保護回
路７０と、接地される場合、変圧器２６の動作中断のた
めの制御信号を発生するスイッチング制御回路４０とを
含む。
まれた素子を保護し得る改善されたスイッチングモード
電源装置を提供する。 【解決手段】 本発明のスイッチングモード電源装置
は、入力されるＡＣ電力を整流して、整流されたＡＣ電
力信号を発生するブリッジ整流器２２と、整流されたＡ
Ｃ電力信号から逓降されたＡＣ電力信号を発生する変圧
器２６と、一定なレベルのＤＣ出力電圧を発生する整流
デバイス３０と、負荷接続線上に過電流が発生すると、
ＤＣ出力電圧のうちのいずれか一つを接地させる保護回
路７０と、接地される場合、変圧器２６の動作中断のた
めの制御信号を発生するスイッチング制御回路４０とを
含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は保護回路が取り付け
られたスイッチングモード電源装置（ＳＭＰＳ）に関
し、特に、発生する過電流からＳＭＰＳ内に組み込まれ
た素子を保護し得る改善されたＳＭＰＳに関する。
られたスイッチングモード電源装置（ＳＭＰＳ）に関
し、特に、発生する過電流からＳＭＰＳ内に組み込まれ
た素子を保護し得る改善されたＳＭＰＳに関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、ＳＭＰＳは、多様な電子
／電気応用分野において幅広く用いられている。ＳＭＰ
Ｓは、一般的な電源装置に比べて高性能で、かつ小型で
あることと知られており、入力されるＡＣ電力を複数の
一定なレベルのＤＣ電圧に変換するのに用いられる。こ
のようなＳＭＰＳは一般に、入力されるＡＣ電力を整流
する全波整流器と、整流されたＡＣ電力の電圧を逓降
し、逓降された複数のＡＣ電圧を供給する変圧器と、逓
降された複数のＡＣ電圧を整流しかつ平滑化する複数の
ダイオード及び大容量キャパシタを有し、一定なレベル
のＤＣ電圧を該当負荷へ供給する整流デバイスとからな
る。更に、このＳＭＰＳは初期駆動用キャパシタ、スイ
ッチングトランジスタ及びスイッチング制御信号を発生
するスイッチング制御回路をも含む。
／電気応用分野において幅広く用いられている。ＳＭＰ
Ｓは、一般的な電源装置に比べて高性能で、かつ小型で
あることと知られており、入力されるＡＣ電力を複数の
一定なレベルのＤＣ電圧に変換するのに用いられる。こ
のようなＳＭＰＳは一般に、入力されるＡＣ電力を整流
する全波整流器と、整流されたＡＣ電力の電圧を逓降
し、逓降された複数のＡＣ電圧を供給する変圧器と、逓
降された複数のＡＣ電圧を整流しかつ平滑化する複数の
ダイオード及び大容量キャパシタを有し、一定なレベル
のＤＣ電圧を該当負荷へ供給する整流デバイスとからな
る。更に、このＳＭＰＳは初期駆動用キャパシタ、スイ
ッチングトランジスタ及びスイッチング制御信号を発生
するスイッチング制御回路をも含む。
【０００３】このようなＳＭＰＳにおいて、スイッチン
グトランジスタは最初、初期時間ｔOにて初期駆動用キ
ャパシタからの整流されたＡＣ入力電力により動作状態
となり、初期時間ｔ0 後は、スイッチング制御回路から
のスイッチング制御信号によりその動作が制御される。
通常、スイッチング制御信号は、ＡＣ入力電流の正弦波
形を、ほぼ正弦波形に追従するピークを有する小幅のパ
ルスの形態に変換するのに用いられる。このような電流
形態は力率を増大させるのみならず、整流器に加えられ
る瞬間的応力を低減させる。ここで、力率とは、平均実
効電力と皮相電力（ＲＭＳ電圧とＲＭＳ電流の積）との
比を表す。
グトランジスタは最初、初期時間ｔOにて初期駆動用キ
ャパシタからの整流されたＡＣ入力電力により動作状態
となり、初期時間ｔ0 後は、スイッチング制御回路から
のスイッチング制御信号によりその動作が制御される。
通常、スイッチング制御信号は、ＡＣ入力電流の正弦波
形を、ほぼ正弦波形に追従するピークを有する小幅のパ
ルスの形態に変換するのに用いられる。このような電流
形態は力率を増大させるのみならず、整流器に加えられ
る瞬間的応力を低減させる。ここで、力率とは、平均実
効電力と皮相電力（ＲＭＳ電圧とＲＭＳ電流の積）との
比を表す。
【０００４】しかしながら、ＳＭＰＳにおいては、例え
ば、過負荷とか負荷接続線に接続された負荷での短絡な
どにより、負荷接続線上に過電流が発生することによっ
て、ＳＭＰＳ内に組み込まれた素子が損傷されるおそれ
がある。従って、ＳＭＰＳの負荷接続線上の過電流を検
出し、過電流が検出される場合、ＳＭＰＳ内に組み込ま
れた損傷し易い素子を保護する必要がある。しかしなが
ら、そのような保護能力を有するＳＭＰＳは現在提示さ
れていない。
ば、過負荷とか負荷接続線に接続された負荷での短絡な
どにより、負荷接続線上に過電流が発生することによっ
て、ＳＭＰＳ内に組み込まれた素子が損傷されるおそれ
がある。従って、ＳＭＰＳの負荷接続線上の過電流を検
出し、過電流が検出される場合、ＳＭＰＳ内に組み込ま
れた損傷し易い素子を保護する必要がある。しかしなが
ら、そのような保護能力を有するＳＭＰＳは現在提示さ
れていない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、負荷接続線上に発生する過電流から、組み込ま
れた素子を安定的に保護し得る改善されたＳＭＰＳを提
供することにある。
目的は、負荷接続線上に発生する過電流から、組み込ま
れた素子を安定的に保護し得る改善されたＳＭＰＳを提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、入力されるＡＣ電力を整流して一定な
レベルの複数のＤＣ出力電圧を、複数の負荷接続線を通
じて複数の負荷へ供給するスイッチングモード電源装置
において、前記ＡＣ電力を整流して、整流されたＡＣ電
力信号を発生する第１整流手段と、前記整流されたＡＣ
電力信号から逓降された複数のＡＣ電力信号を発生する
変換手段と、前記逓降された複数のＡＣ電力信号から、
前記一定なレベルの複数のＤＣ出力電圧を発生する第２
整流手段と、前記各負荷接続線上に流れる電流値を検出
し、前記負荷接続線のうちのいずれか一つで過電流が発
生する場合、前記ＤＣ出力電圧のうちのいずれか一つを
接地させる保護手段と、前記ＤＣ出力電圧のうちのいず
れか１つが接地される場合、前記変換手段の動作中断の
ための制御信号を発生することによって、前記逓降され
たＡＣ電力信号の発生を停止する制御手段とを含むこと
を特徴とする。
めに、本発明は、入力されるＡＣ電力を整流して一定な
レベルの複数のＤＣ出力電圧を、複数の負荷接続線を通
じて複数の負荷へ供給するスイッチングモード電源装置
において、前記ＡＣ電力を整流して、整流されたＡＣ電
力信号を発生する第１整流手段と、前記整流されたＡＣ
電力信号から逓降された複数のＡＣ電力信号を発生する
変換手段と、前記逓降された複数のＡＣ電力信号から、
前記一定なレベルの複数のＤＣ出力電圧を発生する第２
整流手段と、前記各負荷接続線上に流れる電流値を検出
し、前記負荷接続線のうちのいずれか一つで過電流が発
生する場合、前記ＤＣ出力電圧のうちのいずれか一つを
接地させる保護手段と、前記ＤＣ出力電圧のうちのいず
れか１つが接地される場合、前記変換手段の動作中断の
ための制御信号を発生することによって、前記逓降され
たＡＣ電力信号の発生を停止する制御手段とを含むこと
を特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。図１には、本
発明の保護回路７０が取り付けられた新規なスイッチン
グモード電源装置（ＳＭＰＳ）１００のブロック図が示
されている。このＳＭＰＳ１００は、入力されるＡＣ電
力を複数の所要の電圧（例えば、一定なレベルの３つの
ＤＣ出力電圧Ｖ１、Ｖ２及びＶ３）に変換する装置で、
ブリッジ整流器２２と、フィルタキャパシタ２３と、初
期駆動用キャパシタ２４と、スイッチングトランジスタ
２５と、変圧器２６と、整流デバイス３０と、スイッチ
ング制御回路４０と、エラー値発生器５０と、フォトカ
プラー６０と、保護回路７０とから構成される。
いて図面を参照しながら詳細に説明する。図１には、本
発明の保護回路７０が取り付けられた新規なスイッチン
グモード電源装置（ＳＭＰＳ）１００のブロック図が示
されている。このＳＭＰＳ１００は、入力されるＡＣ電
力を複数の所要の電圧（例えば、一定なレベルの３つの
ＤＣ出力電圧Ｖ１、Ｖ２及びＶ３）に変換する装置で、
ブリッジ整流器２２と、フィルタキャパシタ２３と、初
期駆動用キャパシタ２４と、スイッチングトランジスタ
２５と、変圧器２６と、整流デバイス３０と、スイッチ
ング制御回路４０と、エラー値発生器５０と、フォトカ
プラー６０と、保護回路７０とから構成される。
【０００８】図示するように、入力端子１０、２０を通
じて入力されるＡＣ電力は、ブリッジ整流器２２を経て
整流されると共に、フィルタキャパシタ２３、変圧器２
６及び初期駆動用キャパシタ２４を通じてスイッチング
トランジスタ２５へ供給される。フィルタキャパシタ２
３は、整流デバイス３０内の大容量キャパシタ３２、３
４及び３７に比べて比対的小容量であり、ブリッジ整流
器２２の出力端子に接続されて、ブリッジ整流器２２か
らの整流された電力上に現れる高調波リプルをバイパス
させるのに用いられるキャパシタである。
じて入力されるＡＣ電力は、ブリッジ整流器２２を経て
整流されると共に、フィルタキャパシタ２３、変圧器２
６及び初期駆動用キャパシタ２４を通じてスイッチング
トランジスタ２５へ供給される。フィルタキャパシタ２
３は、整流デバイス３０内の大容量キャパシタ３２、３
４及び３７に比べて比対的小容量であり、ブリッジ整流
器２２の出力端子に接続されて、ブリッジ整流器２２か
らの整流された電力上に現れる高調波リプルをバイパス
させるのに用いられるキャパシタである。
【０００９】初期駆動用キャパシタ２４は、フィルタキ
ャパシタ２３の出力端子とスイッチングトランジスタ２
５のベースとの間に接続されており、初期時間ｔOに
て、フィルタキャパシタ２３からスイッチングトランジ
スタ２５のベースへ相当量の電流を供給するのに用いら
れる。しかし、初期時間ｔ0 後は、フィルタキャパシタ
２３からスイッチングトランジスタ２５のベースへ少量
の電流を伝送するだけである。
ャパシタ２３の出力端子とスイッチングトランジスタ２
５のベースとの間に接続されており、初期時間ｔOに
て、フィルタキャパシタ２３からスイッチングトランジ
スタ２５のベースへ相当量の電流を供給するのに用いら
れる。しかし、初期時間ｔ0 後は、フィルタキャパシタ
２３からスイッチングトランジスタ２５のベースへ少量
の電流を伝送するだけである。
【００１０】スイッチングトランジスタ２５は、そのベ
ースが初期駆動用キャパシタ２４及びスイッチング制御
回路４０に接続され、そのコレクタが変圧器２６の１次
巻線コイルＴ１に接続されることによって、変圧器２６
の１次巻線コイルＴ１を交互にオン状態またはオフ状態
に交互に切り換える。また、公知のように、スイッチン
グトランジスタ２５の動作は、最初、初期時間ｔ0 に
て、初期駆動用キャパシタ２４からの電流により制御さ
れる。前述したように、その後は初期駆動用キャパシタ
２４からスイッチングトランジスタ２５のベースへ供給
される電流の量が非常に少ないため、スイッチングトラ
ンジスタ２５の動作は、スイッチング制御回路４０から
のスイッチング制御信号により制御される。このスイッ
チング動作により、ＡＣ入力電力の正弦波形をほぼ正弦
波形に追従するピークを有する小幅のパルスの形態に変
換することによって、ＳＭＰＳの力率を増加させること
ができる。
ースが初期駆動用キャパシタ２４及びスイッチング制御
回路４０に接続され、そのコレクタが変圧器２６の１次
巻線コイルＴ１に接続されることによって、変圧器２６
の１次巻線コイルＴ１を交互にオン状態またはオフ状態
に交互に切り換える。また、公知のように、スイッチン
グトランジスタ２５の動作は、最初、初期時間ｔ0 に
て、初期駆動用キャパシタ２４からの電流により制御さ
れる。前述したように、その後は初期駆動用キャパシタ
２４からスイッチングトランジスタ２５のベースへ供給
される電流の量が非常に少ないため、スイッチングトラ
ンジスタ２５の動作は、スイッチング制御回路４０から
のスイッチング制御信号により制御される。このスイッ
チング動作により、ＡＣ入力電力の正弦波形をほぼ正弦
波形に追従するピークを有する小幅のパルスの形態に変
換することによって、ＳＭＰＳの力率を増加させること
ができる。
【００１１】変圧器２６は、１次巻線コイルＴ１と４つ
の２次巻線コイルＴ２１〜Ｔ２４とを有する。説明の便
宜上、本発明の好適な実施例においては、第１及び第４
の２次巻線コイルＴ２１、Ｔ２４の巻線数が、第２及び
第３の２次巻線コイルＴ２２、Ｔ２３の巻線数よりはる
かに少ないものと仮定する。
の２次巻線コイルＴ２１〜Ｔ２４とを有する。説明の便
宜上、本発明の好適な実施例においては、第１及び第４
の２次巻線コイルＴ２１、Ｔ２４の巻線数が、第２及び
第３の２次巻線コイルＴ２２、Ｔ２３の巻線数よりはる
かに少ないものと仮定する。
【００１２】図示されているように、１次巻線コイルＴ
１の一方の端子はブリッジ整流器２２、フィルタキャパ
シタ２３及び初期駆動用キャパシタ２４に接続され、他
方の端子はスイッチングトランジスタ２５のコレクタに
接続されている。一方、第１の２次巻線コイルＴ２１の
一方の端子は、スイッチング制御回路４０に接続され、
他方の端子は接地される。また、第２の２次巻線コイル
Ｔ２２の一方の端子と第３の２次巻線コイルＴ２３の一
方の端子は互いに接続され、整流デバイス３０の整流ダ
イオード３３のアノードに接続される反面、第２の２次
巻線コイルＴ２２の他方の端子は整流ダイオード３１の
アノードに、第３の２次巻線コイルＴ２３の他方の端子
は接地される。最後に、第４の２次巻線コイルＴ２４の
一方の端子は、整流デバイス３０の整流ダイオード３６
のアノードに接続され、他方の端子は接地される。当技
術分野によく知られているように、変圧器２６はフィル
タキャパシタ２３からの電力を逓降し、逓降された複数
のＡＣ信号（即ち、逓降された３つのＡＣ電力信号）を
発生する。
１の一方の端子はブリッジ整流器２２、フィルタキャパ
シタ２３及び初期駆動用キャパシタ２４に接続され、他
方の端子はスイッチングトランジスタ２５のコレクタに
接続されている。一方、第１の２次巻線コイルＴ２１の
一方の端子は、スイッチング制御回路４０に接続され、
他方の端子は接地される。また、第２の２次巻線コイル
Ｔ２２の一方の端子と第３の２次巻線コイルＴ２３の一
方の端子は互いに接続され、整流デバイス３０の整流ダ
イオード３３のアノードに接続される反面、第２の２次
巻線コイルＴ２２の他方の端子は整流ダイオード３１の
アノードに、第３の２次巻線コイルＴ２３の他方の端子
は接地される。最後に、第４の２次巻線コイルＴ２４の
一方の端子は、整流デバイス３０の整流ダイオード３６
のアノードに接続され、他方の端子は接地される。当技
術分野によく知られているように、変圧器２６はフィル
タキャパシタ２３からの電力を逓降し、逓降された複数
のＡＣ信号（即ち、逓降された３つのＡＣ電力信号）を
発生する。
【００１３】変圧器２６により発生された逓降された３
つのＡＣ電力信号は、整流デバイス３０の対応する整流
ダイオード３１、３３及び３６へそれぞれ供給される。
整流ダイオード３１、３３及び３６と、大容量キャパシ
タ３２、３４及び３７とを含む整流デバイス３０は、逓
降された３つのＡＣ電力信号の各高調波成分を整流しか
つ平滑化して、一定なレベルの３つのＤＣ出力電圧Ｖ
１、Ｖ２及びＶ３を供給する。その後、大容量キャパシ
タ３２、３４及び３７からの一定なレベルの３つのＤＣ
出力電圧Ｖ１、Ｖ２及びＶ３は、保護回路７０を通じて
対応する負荷接続線８１、８２及び８３へそれぞれ供給
される。更に、一定なレベルのＤＣ出力電圧Ｖ１は、エ
ラー値発生器５０へも供給される。
つのＡＣ電力信号は、整流デバイス３０の対応する整流
ダイオード３１、３３及び３６へそれぞれ供給される。
整流ダイオード３１、３３及び３６と、大容量キャパシ
タ３２、３４及び３７とを含む整流デバイス３０は、逓
降された３つのＡＣ電力信号の各高調波成分を整流しか
つ平滑化して、一定なレベルの３つのＤＣ出力電圧Ｖ
１、Ｖ２及びＶ３を供給する。その後、大容量キャパシ
タ３２、３４及び３７からの一定なレベルの３つのＤＣ
出力電圧Ｖ１、Ｖ２及びＶ３は、保護回路７０を通じて
対応する負荷接続線８１、８２及び８３へそれぞれ供給
される。更に、一定なレベルのＤＣ出力電圧Ｖ１は、エ
ラー値発生器５０へも供給される。
【００１４】本発明の保護回路７０はトランジスタ７２
と、抵抗７３〜７５と、ダイオード７６とを含む。図示
されているように、トランジスタ７２のエミッタは、ダ
イオード７６のアノード、抵抗７５、整流ダイオード３
６のカソード、大容量キャパシタ３７及び負荷接続線８
３に接続されており、そのベースは、一定なレベルのＤ
Ｃ出力電圧Ｖ１を分圧する抵抗７３、７４に接続され
る。本発明の好適な実施例においては、大容量キャパシ
タ３４の出力とダイオード７６のカソードとの間に位置
する接続点Ａにおける電圧が、トランジスタ７２のエミ
ッタと抵抗７５との間に位置する接続点Ｂにおける電圧
よりはるかに大きく、トランジスタ７２のベース上の接
続点Ｃにおける電圧が、接続点Ｂにおける電圧より小さ
いものと仮定する。各接続点Ａ，Ｂ及びＣにおける電圧
は、変圧器２６の巻線コイルの巻線数と抵抗７３、７４
及び７５の値とに基づいて容易に決定することができ
る。
と、抵抗７３〜７５と、ダイオード７６とを含む。図示
されているように、トランジスタ７２のエミッタは、ダ
イオード７６のアノード、抵抗７５、整流ダイオード３
６のカソード、大容量キャパシタ３７及び負荷接続線８
３に接続されており、そのベースは、一定なレベルのＤ
Ｃ出力電圧Ｖ１を分圧する抵抗７３、７４に接続され
る。本発明の好適な実施例においては、大容量キャパシ
タ３４の出力とダイオード７６のカソードとの間に位置
する接続点Ａにおける電圧が、トランジスタ７２のエミ
ッタと抵抗７５との間に位置する接続点Ｂにおける電圧
よりはるかに大きく、トランジスタ７２のベース上の接
続点Ｃにおける電圧が、接続点Ｂにおける電圧より小さ
いものと仮定する。各接続点Ａ，Ｂ及びＣにおける電圧
は、変圧器２６の巻線コイルの巻線数と抵抗７３、７４
及び７５の値とに基づいて容易に決定することができ
る。
【００１５】正常に動作する場合、即ち、負荷接続線８
１、８２及び８３のどれにも過電流が発生しない場合
に、トランジスタ７２とダイオード７６はオフ状態とな
り、よって、一定なレベルのＤＣ出力電圧Ｖ１、Ｖ２及
びＶ３は、対応する負荷接続線８１、８２及び８３へそ
れぞれ供給される。
１、８２及び８３のどれにも過電流が発生しない場合
に、トランジスタ７２とダイオード７６はオフ状態とな
り、よって、一定なレベルのＤＣ出力電圧Ｖ１、Ｖ２及
びＶ３は、対応する負荷接続線８１、８２及び８３へそ
れぞれ供給される。
【００１６】一方、負荷接続線８２上に過電流が発生す
る場合、トランジスタ７２及びダイオード７６がオン状
態となり、大容量キャパシタ３２からの出力が接地され
る。同様に、負荷接続線８３上に過電流が発生する場合
は、トランジスタ７２がオン状態となり、ダイオード７
６がオフ状態となって、大容量キャパシタ３２からの出
力が接地される。このような場合には、変圧器２６の１
次巻線コイルＴ１へ供給された電力が第１及び第２の２
次巻線コイルＴ２１、Ｔ２２へ誘導されず、第３の２次
巻線コイルＴ２３または第４の２次巻線コイルＴ２４に
誘導される。しかるのち、第１の２次巻線コイルＴ２１
に接続されたスイッチング制御回路４０が、スイッチン
グトランジスタ２５の動作を中断させるためのスイッチ
ング制御信号をスイッチングトランジスタ２５のベース
へ供給する。
る場合、トランジスタ７２及びダイオード７６がオン状
態となり、大容量キャパシタ３２からの出力が接地され
る。同様に、負荷接続線８３上に過電流が発生する場合
は、トランジスタ７２がオン状態となり、ダイオード７
６がオフ状態となって、大容量キャパシタ３２からの出
力が接地される。このような場合には、変圧器２６の１
次巻線コイルＴ１へ供給された電力が第１及び第２の２
次巻線コイルＴ２１、Ｔ２２へ誘導されず、第３の２次
巻線コイルＴ２３または第４の２次巻線コイルＴ２４に
誘導される。しかるのち、第１の２次巻線コイルＴ２１
に接続されたスイッチング制御回路４０が、スイッチン
グトランジスタ２５の動作を中断させるためのスイッチ
ング制御信号をスイッチングトランジスタ２５のベース
へ供給する。
【００１７】同様に、負荷接続線８１上に過電流が発生
する場合、１次巻線コイルＴ１へ供給された電力が第
１、第３、第４の２次巻線コイルＴ２１、Ｔ２３及びＴ
２４に誘導されず、第２の２次巻線コイルＴ２２のみに
誘導される。前述したように、電力が１次巻線コイルＴ
１から第１の２次巻線コイルＴ２１へ誘導されなけれ
ば、第１の２次巻線コイルＴ２１に接続されたスイッチ
ング制御回路４０が、スイッチングトランジスタ２５の
動作を中断させるためのスイッチング制御信号をそのベ
ースへ供給する。
する場合、１次巻線コイルＴ１へ供給された電力が第
１、第３、第４の２次巻線コイルＴ２１、Ｔ２３及びＴ
２４に誘導されず、第２の２次巻線コイルＴ２２のみに
誘導される。前述したように、電力が１次巻線コイルＴ
１から第１の２次巻線コイルＴ２１へ誘導されなけれ
ば、第１の２次巻線コイルＴ２１に接続されたスイッチ
ング制御回路４０が、スイッチングトランジスタ２５の
動作を中断させるためのスイッチング制御信号をそのベ
ースへ供給する。
【００１８】前述したことから分かるように、ＳＭＰＳ
の負荷接続線のうちのいずれか一つに過電流が発生する
場合、スイッチング制御回路４０からのスイッチング制
御信号に応じて、スイッチングトランジスタ２５がオフ
状態となる。その結果、変圧器２６の１次巻線コイルＴ
１への電力は、もはや４つの２次巻線コイルＴ２１〜Ｔ
２４のどれにも誘導されず、よってＳＭＰＳ内に組み込
まれた素子を保護することができる。
の負荷接続線のうちのいずれか一つに過電流が発生する
場合、スイッチング制御回路４０からのスイッチング制
御信号に応じて、スイッチングトランジスタ２５がオフ
状態となる。その結果、変圧器２６の１次巻線コイルＴ
１への電力は、もはや４つの２次巻線コイルＴ２１〜Ｔ
２４のどれにも誘導されず、よってＳＭＰＳ内に組み込
まれた素子を保護することができる。
【００１９】一方、エラ−値発生器５０は、整流デバイ
ス３０の大容量キャパシタ３２の出力に接続されてお
り、大容量キャパシタ３２からの一定なレベルのＤＣ出
力電圧Ｖ１、または負荷接続線８１上における対応する
電流値を検出して、検出された電圧値と予め定められた
値ＴＨ１との偏差を表すエラ−値を取出す（ここで、Ｔ
Ｈ１は実数である）。その後、そのエラ−値はフォトカ
プラー６０へ供給される。
ス３０の大容量キャパシタ３２の出力に接続されてお
り、大容量キャパシタ３２からの一定なレベルのＤＣ出
力電圧Ｖ１、または負荷接続線８１上における対応する
電流値を検出して、検出された電圧値と予め定められた
値ＴＨ１との偏差を表すエラ−値を取出す（ここで、Ｔ
Ｈ１は実数である）。その後、そのエラ−値はフォトカ
プラー６０へ供給される。
【００２０】当技術分野に公知されているように、この
フォトカプラー６０は、発光ダイオ−ドとフォトランジ
スタ（図示せず）とからなり、発光ダイオ−ドによりエ
ラ−値の電気信号を光信号に変換した後、フォトランジ
スタにより該光信号を電気信号に再び変換することによ
って、エラ−値発生器５０からスイッチング制御回路４
０を絶縁する。
フォトカプラー６０は、発光ダイオ−ドとフォトランジ
スタ（図示せず）とからなり、発光ダイオ−ドによりエ
ラ−値の電気信号を光信号に変換した後、フォトランジ
スタにより該光信号を電気信号に再び変換することによ
って、エラ−値発生器５０からスイッチング制御回路４
０を絶縁する。
【００２１】スイッチング制御回路４０は、第１の２次
側巻線コイルＴ２１、スイッチングトランジスタ２５及
びフォトカプラー６０に接続され、スイッチング制御信
号をスイッチングトランジスタ２５へ供給することによ
って、このトランジスタをオン状態またはオフ状態に切
り換える。周知のように、スイッチング制御回路４０
は、負荷接続線上の電流値の変化に応じて、スイッチン
グ制御信号のパルスの幅を調節する。エラ−値発生器５
０からの電気信号に応じてスイッチング制御信号のパル
スの幅を適切に調節することによって、所要のＤＣ出力
電圧Ｖ１、Ｖ２及びＶ３を得ることができる。
側巻線コイルＴ２１、スイッチングトランジスタ２５及
びフォトカプラー６０に接続され、スイッチング制御信
号をスイッチングトランジスタ２５へ供給することによ
って、このトランジスタをオン状態またはオフ状態に切
り換える。周知のように、スイッチング制御回路４０
は、負荷接続線上の電流値の変化に応じて、スイッチン
グ制御信号のパルスの幅を調節する。エラ−値発生器５
０からの電気信号に応じてスイッチング制御信号のパル
スの幅を適切に調節することによって、所要のＤＣ出力
電圧Ｖ１、Ｖ２及びＶ３を得ることができる。
【００２２】しかし、スイッチング制御信号のパルス幅
が変更される間に、電力が第１の２次巻線コイルＴ２１
に誘導されない場合には、スイッチング制御回路４０
が、スイッチングトランジスタ２５の動作を中断させる
ためのスイッチング制御信号（例えば、ローレベルの論
理信号）をスイッチングトランジスタ２５のベ−スへ供
給する。即ち、スイッチング制御信号のパルスは、フォ
トカプラー５０からの電気信号と、スイッチング制御回
路４０に接続された第１の２次巻線コイルＴ２１に誘導
された電力とに基づいて変更される。
が変更される間に、電力が第１の２次巻線コイルＴ２１
に誘導されない場合には、スイッチング制御回路４０
が、スイッチングトランジスタ２５の動作を中断させる
ためのスイッチング制御信号（例えば、ローレベルの論
理信号）をスイッチングトランジスタ２５のベ−スへ供
給する。即ち、スイッチング制御信号のパルスは、フォ
トカプラー５０からの電気信号と、スイッチング制御回
路４０に接続された第１の２次巻線コイルＴ２１に誘導
された電力とに基づいて変更される。
【００２３】上記において、本発明の特定の実施例につ
いて説明したが、本明細書に記載した特許請求の範囲を
逸脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ること
は勿論である。
いて説明したが、本明細書に記載した特許請求の範囲を
逸脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ること
は勿論である。
【００２４】
【発明の効果】従って、本発明によれば、負荷接続線上
で発生する過電流から、組み込まれた素子を安定的に保
護することができる。
で発生する過電流から、組み込まれた素子を安定的に保
護することができる。
【図１】本発明の保護回路が取り付けられたスイッチン
グモード電源装置のブロック図である。
グモード電源装置のブロック図である。
２２ ブリッジ整流器 ２３ フィルタキャパシタ ２４ 初期駆動用キャパシタ ２５ スイッチングトランジスタ ２６ 変圧器 ３０ 整流デバイス ３１、３３、３６、７６ ダイオード ３２、３４、３７ 大容量キャパシタ ４０ スイッチング制御回路 ５０ エラー値発生器 ６０ フォトカプラー ７０ 保護回路 ７３、７４、７５ 抵抗
Claims (2)
- 【請求項１】 入力されるＡＣ電力を整流して一定なレ
ベルの複数のＤＣ出力電圧を、複数の負荷接続線を通じ
て複数の負荷へ供給するスイッチングモード電源装置に
おいて、 前記ＡＣ電力を整流して、整流されたＡＣ電力信号を発
生する第１整流手段と、 前記整流されたＡＣ電力信号から逓降された複数のＡＣ
電力信号を発生する変換手段と、 前記逓降された複数のＡＣ電力信号から、前記一定なレ
ベルの複数のＤＣ出力電圧を発生する第２整流手段と、 前記各負荷接続線上に流れる電流値を検出し、前記負荷
接続線のうちのいずれか一つで過電流が発生する場合、
前記ＤＣ出力電圧のうちのいずれか一つを接地させる保
護手段と、 前記ＤＣ出力電圧のうちのいずれか１つが接地される場
合、前記変換手段の動作中断のための制御信号を発生す
ることによって、前記逓降されたＡＣ電力信号の発生を
停止する制御手段とを含むことを特徴とするスイッチン
グモード電源装置。 - 【請求項２】 前記保護手段が、 スイッチングトランジスタと、前記スイッチングトラン
ジスタのエミッタに接続されたダイオ−ドと、前記スイ
ッチングトランジスタのベ−ス及びエミッタにそれぞれ
接続された複数のバイアス抵抗とを有することを特徴と
する請求項１に記載のスイッチングモード電源装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR94-38628 | 1994-12-29 | ||
| KR1019940038628A KR100209791B1 (ko) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 전원공급장치의 보호 회로 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08237944A true JPH08237944A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=19404846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7331925A Pending JPH08237944A (ja) | 1994-12-29 | 1995-12-20 | スイッチングモード電源装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08237944A (ja) |
| KR (1) | KR100209791B1 (ja) |
| CN (1) | CN1133508A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002025800A1 (en) * | 2000-09-25 | 2002-03-28 | Park Joon Ho | Switching mode power supply with high efficiency |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19964049A1 (de) * | 1999-12-30 | 2001-07-05 | Thomson Brandt Gmbh | Schutzschaltung für ein Netzteil sowie diesbezügliches Netzteil |
| EP1134881B1 (en) * | 2000-03-17 | 2006-01-04 | STMicroelectronics S.r.l. | Self-recovering and self-disabling system for converter |
| KR20020018439A (ko) * | 2000-09-01 | 2002-03-08 | 구자홍 | 전자기기의 ｓｍｐｓ 보호회로 |
| JP5489502B2 (ja) * | 2009-03-19 | 2014-05-14 | キヤノン株式会社 | 電源装置 |
-
1994
- 1994-12-29 KR KR1019940038628A patent/KR100209791B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-12-20 CN CN95120446A patent/CN1133508A/zh active Pending
- 1995-12-20 JP JP7331925A patent/JPH08237944A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002025800A1 (en) * | 2000-09-25 | 2002-03-28 | Park Joon Ho | Switching mode power supply with high efficiency |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1133508A (zh) | 1996-10-16 |
| KR960027204A (ko) | 1996-07-22 |
| KR100209791B1 (ko) | 1999-07-15 |
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