JP2681443B2 - ショベル系掘削機のフロントアタッチメント - Google Patents
ショベル系掘削機のフロントアタッチメントInfo
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- JP2681443B2 JP2681443B2 JP30079093A JP30079093A JP2681443B2 JP 2681443 B2 JP2681443 B2 JP 2681443B2 JP 30079093 A JP30079093 A JP 30079093A JP 30079093 A JP30079093 A JP 30079093A JP 2681443 B2 JP2681443 B2 JP 2681443B2
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- Japan
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- fork
- arm
- work
- excavator
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Description
ロントアタッチメントに関し、特に掘削作業とつかみ上
げ作業とを一台で行えるように構成されたショベル系掘
削機のフロントアタッチメントに関するものである。
は、アームの先端に取付けるアタッチメントを交換する
ことによって種々の作業に対応し得るように構成されて
いる。例えば、掘削作業のように土砂などをすくい上げ
る作業は、アーム先端にバケットを取付け、アームシリ
ンダで与えるアームの前後方向の傾動動作と、バケット
シリンダで与えるバケットの前後方向への回動動作とに
より、手前に引き寄せる動作をバケットに与えることに
より行われる。他方、木材などをつかみ上げる作業は、
バケットシリンダで前後に開閉操作されるフォーククロ
ーをアーム先端に取付けることにより行われる。
瓦礫やコンクリート等の破砕片をすくい上げる作業と、
木材や鉄骨、あるいは鉄筋などのような棒状物をつかみ
上げる作業とが混在するが、すくい上げ作業とつかみ上
げ作業とでは、上記したように使用するアタッチメント
が全く異なるため、従来は、作業内容に応じてアタッチ
メントを交換することで対応していた。
ントの交換作業は、アタッチメント自体が重量物である
ために非常に手間がかかるものであり、すくい上げ作業
とつかみ上げ作業とが混在する作業現場に於ては、アタ
ッチメントを交換しながらの作業は実際のところ非現実
的であり、むしろ専用の作業機を別々に用意しなければ
ならず、経済的負担が増大しがちであった。
バケット本体に枢着した装置が実開昭62−7455号
公報に提案されているが、この装置の構造は、バケット
本体内にバケット副体を駆動するための油圧シリンダを
組み込まねばならないため、油圧配管や操作装置までも
追加せねばならず、在来の油圧ショベルを簡単に改造す
ることで対応し得るものではなかった。
解消して作業能率の向上を達成するべく案出されたもの
であり、その主な目的は、すくい上げ(掘削)作業に適
合する状態とつかみ上げ作業に適合する状態とを簡単な
操作で切り換えることの可能なショベル系掘削機のフロ
ントアタッチメントを提供することにある。
明のように、ショベル系掘削機のアーム先端に4節リン
クを介して連結され、前記アームに取付けられた油圧シ
リンダよって回動駆動されるバケットと、前記4節リン
クに於ける前記アームと同方向に延在するリンク部材の
中間部にその一端側が枢着されたフォークと、該フォー
クの支持角度を選択的に切り換えるべく前記リンク部材
に設けられたストッパ手段とを有することを特徴とする
ショベル系掘削機のフロントアタッチメントを提供する
ことによって達成される。
にすれば、バケットと協働してつかみ上げ作業に対応す
ることが可能となり、フォークの支持角度を上向きにす
れば、すくい上げ作業時のバケットの運動にフォークが
干渉しないようにすることができる。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
トアタッチメントを示している。このフロントアタッチ
メント1は、バケット2とフォーク3とからなり、バケ
ット2は、油圧ショベルのアーム4の先端部を挟み込む
ようにバケット2の背面に固着されたサイドプレート5
の一端をもって、アーム4の先端部に回動自在に枢着さ
れている。なお、このバケット2自体は、在来形式のバ
ケットに何等変更を加えることなく、そのまま流用し得
る。
して軸線方向に隔置した位置には、アーム4を挟み込む
ようにして、一対のレバー6の一端が枢着されている。
そしてサイドプレート5とレバー6との他端同士間に
は、両者を連結するための連接リンク7が設けられ、レ
バー6と連接リンク7との連結部には、バケットシリン
ダ8のピストンロッド9が連結されている。
され、バケットシリンダ8の伸縮運動によるレバー6の
回動運動が連接リンク7を介してサイドプレート5に伝
達され、サイドプレート5と一体をなすバケット2の回
動運動となる。
にサイドプレート5とレバー6との他端がそれぞれ枢着
され、中心部にフォーク3の一端側が枢着されている。
そして短径線上の外周側に着脱ストッパピン11が装着
され、この着脱ストッパピン11とサイドプレート5並
びにレバー6の枢着点5a・6aとの間の部分に、それ
ぞれ固定ストッパピン12・13が固着されている。
バー6を側方から挟み込むように設けられた一対の主メ
ンバー3aと、バケット2の先端と噛み合うように回動
端側のみに設けられた副メンバー3bとからなり、鋼板
の溶接構造にて形成されている。そして主メンバー3a
の一端は、連接リンク7との枢着端から更に外側に延出
されており、ストッパピン11〜13と係合するアーム
14がその遊端に形成されている。このアーム14の最
遊端は、連接リンク7の半円形をなす外周縁の外側にて
互いに連結されている。
着脱ストッパピン11と両側の固定ストッパピン12・
13のいずれか一方との間にアーム14を位置させるこ
とにより、フォーク3の支持角度を、2つの位置に選択
的に設定することができるようになっている。
る。
に、着脱ストッパピン11と上側の固定ストッパピン1
2との間にてアーム14を支持すると、図2と図3に示
すように、フォーク3の位置で規定されるバケット2の
回動可能範囲が狭くなる。この状態でフォーク3とバケ
ット2との間を開閉することにより、両者間にてつかみ
上げ作業を行うことができる。
ーク3を上向きにはね上げ、着脱ストッパピン11と下
側の固定ストッパピン13との間にてアーム14を支持
すると、図4と図5に示すように、バケット2の回動可
能範囲が拡大し、掘削作業が行えるようになる。この時
には、掘削作業にフォーク3が全く干渉しないので、フ
ォーク3を装着したままにしておいても、何等支障が生
じないで済む。
パピンを抜き差ししてフォークの支持角度を変更するだ
けというきわめて簡単な操作により、作業内容の違いに
容易に対応し得る。しかも、フォーク自体を除去する必
要がなく、また在来の油圧ショベルの連接リンクを交換
するだけで他の部分は何等変更を要しないので、フロン
トアタッチメントを安価に構成し得る。
状態を示す斜視図。
ットとフォークとを閉じた状態を示す模式図。
ットとフォークとを開いた状態を示す模式図。
前方へ一杯に回動した状態を示す模式図。
後方へ一杯に回動した状態を示す模式図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ショベル系掘削機のアーム先端に4節リ
ンクを介して連結され、前記アームに取付けられた油圧
シリンダよって回動駆動されるバケットと、 前記4節リンクに於ける前記アームと同方向に延在する
リンク部材の中間部にその一端側が枢着されたフォーク
と、 該フォークの支持角度を選択的に切り換えるべく前記リ
ンク部材に設けられたストッパ手段とを有することを特
徴とするショベル系掘削機のフロントアタッチメント。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30079093A JP2681443B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | ショベル系掘削機のフロントアタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30079093A JP2681443B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | ショベル系掘削機のフロントアタッチメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07127087A JPH07127087A (ja) | 1995-05-16 |
JP2681443B2 true JP2681443B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17889131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30079093A Expired - Fee Related JP2681443B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | ショベル系掘削機のフロントアタッチメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681443B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101843408B1 (ko) * | 2017-12-15 | 2018-03-29 | 이기훈 | 굴삭기 작업장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4955933B2 (ja) * | 2005-05-02 | 2012-06-20 | ウエダ産業株式会社 | 油圧ショベル用の廃棄物等の破砕機 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP30079093A patent/JP2681443B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101843408B1 (ko) * | 2017-12-15 | 2018-03-29 | 이기훈 | 굴삭기 작업장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH07127087A (ja) | 1995-05-16 |
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