JP2681407B2 - 回転ヘッド式磁気記録再生装置 - Google Patents

回転ヘッド式磁気記録再生装置

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JP2681407B2
JP2681407B2 JP2054673A JP5467390A JP2681407B2 JP 2681407 B2 JP2681407 B2 JP 2681407B2 JP 2054673 A JP2054673 A JP 2054673A JP 5467390 A JP5467390 A JP 5467390A JP 2681407 B2 JP2681407 B2 JP 2681407B2
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    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/61Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、DATやディジタルVTRなどに使用されている
回転ヘッド式磁気記録再生装置に係り、特に記録エンペ
ローブまたは再生エンペローブの開始点または終点ある
いは開始点と終点の双方での波形を安定させることがで
きる制御手段を設けた装置に関する。
〔従来の技術〕
第6図はDAT用の回転ヘッド式磁気記録再生装置の回
転ヘッド部を示す平面図である。
DATでは、回転ヘッド装置1の回転ドラム1aにAとB
で示す2個の磁気ヘッドが設けられている。回転ドラム
の直径が30Φの場合、磁気テープTの巻き付け角度は90
゜である。実際にはテープローディング機構の動作精度
などを加味して上記90゜の両側に0.5〜1.5゜程度の余裕
を設けた状態で磁気テープTが巻き付けられている。第
7図は磁気ヘッドによる記録状態を磁気テープの記録面
側から見た平面図である。この図においてハッチングで
示す部分(90゜に前記余裕角度を加えた角度に相当する
ヘッド走査領域)が情報の記憶領域である。
第8図の(イ)は、テープに記録された信号のエンペ
ローブ波形を示し、(ロ)はAとBで示す磁気ヘッドの
切換タイミングを示している。第6図に示すDAT用の回
転ヘッド式磁気記録再生装置では、Aヘッドとヘッドの
テープ走査領域がほぼ90゜ずつであるため、記録された
信号は、90゜ずつの間欠的な波形となる。そして従来
は、(ロ)に示すように、Aヘッドの走査とBヘッドの
走査の間でヘッドの切換が行なわれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のDATでは、第8図(ロ)に示すようなヘッドな
切換タイミングであったため、例えばAヘッドが磁気テ
ープTを約90゜の角度だけ走査しているとき、その走査
の全時間中にAヘッドによる記録が行なわれ、またBヘ
ッドが磁気テープTを走査しているとき、その走査の全
時間中にBヘッドによる記録が行なわれる。
ところが、この種の回転ヘッド式磁気記録再生装置に
おいては、磁気ヘッドがテープTを走査し始めた時点す
なわち磁気ヘッドがテープに当たった最初の短時間の
間、磁気ヘッドとテープとの接触状態が不安定となり、
第8図(イ)に示すように記録開始時点のエンペローブ
波形にびずみやゆがみが生じる。同様に磁気ヘッドがテ
ープから離れるとき、すなわちエンペローブ波形の最終
部分の短時間においても同様にひずみやゆがみが生じ
る。このようなひずみを生じているエンペローブ波形に
なると、データの記録または再生精度に影響を生じ、特
にエンペローブの開始時点での波形のひずみがあると、
クロック同期などの面で影響がある。
第8図(イ)に示したエンペローブ波形のひずみまた
はゆがみの問題に対処するための従来例としては、例え
ば特公昭59−14812号公報に記載された発明がある。こ
の発明では磁気ヘッドのヘッドギャップ位置を偏心させ
ることなどによって前記波形のゆがみを抑えるようにし
ている。しかしながら、この従来の手段では、特別な磁
気ヘッドを使用しなくてはならないため、装置がコスト
の高いものとなり、またエンペローブ波形のひずみなど
を完全に解消できない欠点がある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、ドラ
ムに対するテープの巻き付け角度とヘッドの切換タイミ
ングを設定するだけで、エンペローブ波形の開始時点ま
たは終点あるいは開始時点ならびに終点の双方のひずみ
を解消でき、記録または再生精度を向上させることがで
きる回転ヘッド式磁気記録再生装置を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、磁気テープが回転ドラムに巻き付けられ、
回転ドラムと共に回転する磁気ヘッドが磁気テープの記
録面を斜めに走査して記録または再生が行なわれる回転
ヘッド式磁気記録再生装置において、回転ドラムの磁気
ヘッドが走査し始める側に、記録または再生領域よりも
テープの巻付け量が多くなる巻付けマージンが形成され
ており、磁気テープを走査し始めた磁気ヘッドと磁気テ
ープとの接触が安定し磁気テープに記録される信号また
はヘッドから得られる再生信号のエンペローブが安定で
きる領域に至った後に、前記磁気ヘッドに記録信号が与
えられまたはこの磁気ヘッドから再生出力が得られるよ
うに、前記磁気ヘッドの信号伝達経路がスイッチングさ
れることを特徴とするものである。
〔作用〕
上記手段では、少なくとも記録の開始側において、テ
ープのドラムに対する巻き付け角度を、実際の記録再生
に必要となる巻き付け角度(磁気ヘッドによる信号の記
録または再生範囲)よりも大きくしている。この余分な
巻き付けは、磁気ヘッドがテープに突入するための一定
のマージンを考えてもかなり大きく取ることができ、30
Φのドラムを有するDATの場合、その上限を15〜20゜程
度の範囲まで広く設定することが可能である。またこの
余分な角度範囲の下限は3゜程度であることが望まし
い。この余分な巻き付け角度を設定することにより、磁
気ヘッドがテープに接触し始めてから接触が安定するま
で、記録または再生が開始されない領域を作り、接触が
安定した後にヘッドを切換えて、記録または再生を開始
する。これにより第8図(イ)に示すようなエンペロー
ブ波形の記録または再生開始時点のひずみやゆがみを防
止できるようになる。また記録または再生の終了点で
は、磁気ヘッドがテープから離れる直前の接触の不安定
なときに記録または再生が行なわれない領域を作り、こ
れにより、エンペローブの終点において波形のひずみな
どが生じないようにできる。
さらに、磁気ヘッドによる記録または再生範囲より
も、テープの回転ドラムへの巻き付け角度を大きくして
いるため、この余分な巻き付け角度分を機構のマージン
とすることが可能になり、よってテープを巻き付けるた
めのローディングポストの配置あるいはローディング距
離を任意に設定でき、設計の自由度を広げまた制約をな
くすとともに、他の部品との干渉も防止できるようにな
る。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示しており、
第1図は回転ヘッド装置ならびに回路構成を示すブロッ
ク図、第2図はヘッドによる記録領域を示す磁気テープ
の記録面側の平面図、第3図の(イ)と(ロ)は、記録
された信号のエンペローブならびにヘッド切換を示すタ
イミングチャートである。
第1図に示す実施例は、DAT用の回転ヘッド式磁気記
録再生装置を想定しており、回転ヘッド装置1の回転ド
ラム1aの直径が30Φである。そして回転ドラム1aにはA
とBで示す2個の磁気ヘッドが備えられている。このA
とBの両ヘッドは記録/再生兼用ヘッドであるが、第1
図では特に記録ヘッドとして機能する際の信号経路のみ
を示し、再生系については省略している。
第1図において、符号2は記録回路である。図示しな
い信号処理部から送られる記録データはこの記録回路2
にて増幅される。符号3はヘッド切換部であり、このヘ
ッド切換部3によりAヘッドとBヘッドとの切換えが行
なわれる。符号4はヘッド切換指示を発する制御部であ
る。この制御部4は回転ヘッド式磁気記録再生装置全体
を制御するCPUなどである。この制御部4では、回転ド
ラム1aを駆動するモータからのPG信号に基づいてヘッド
切換タイミングを設定し、ヘッド切換部3にヘッド切換
信号を発する。
符号16と17はローディングポストである。このローデ
ィングポスト16と17とによりカセットハーフ内から磁気
テープが引き出され、この磁気テープが回転ヘッド装置
1に巻き付けられる。30Φの回転ドラム1aを使用したDA
Tの場合、磁気ヘッドによりテープTに記録が行なわれ
る領域は、ドラムへの巻き付け角度のほぼ90゜に相当し
ているが、第1図の実施例では、上記90゜の巻き付け角
度の初めと終りにθとθで示す余分な巻き付け角が
設定され、磁気テープTは(90゜+θ+θ)の巻き
付け角度にて回転ドラム1aに巻き付けられている。第2
図は第1図の装置により磁気ヘッドが磁気テープに接触
している領域を示している。この第2図に示すように、
信号が記録される90゜の走査領域の始まりに、前記θ
の角度に相当する記録が行なわれないヘッド接触領域が
設けられ、また90゜の走査領域の終りに前記θの角度
に相当するマージン分のヘッド走査領域が設けられる。
第3図に基づいてヘッド切換タイミングを後で説明す
るが、この実施例では記録開始時点のみのエンペローブ
のひずみを解消できるようにし、記録終了時は従来と同
じ状態にしている。そのため記録終了時点のマージンと
なるθの角度は従来のDATと同様に0.5〜1.5゜程度で
ある。すなわちこのθは、テープローティング機構の
精度などを加味したマージンである。よって従来と同様
にこのθの部分でも書き込みが行なわれる。一方、記
録開始時点に記録が行なわれない領域を作るためのθ
は、従来のDATの単なるマージンよりも大きく確保して
いる。このθは従来のローティングポストの精度など
に対するマージンとして設けられた0.5〜1.5゜の範囲よ
りも広くなっており、θを3゜以上設けることが望ま
しい。また30ΦのドラムにテープTを90゜巻き付ける場
合、θは最大で約20.3゜まで確保できる。ただし磁気
ヘッドがテープに当たる位置へ突入したときにテープ縁
部(第2図の下縁部)の損傷を防止するためにある程度
のマージン(第2図のα参照)が必要であるため、実際
のθの最大値としては15〜19゜程度が望ましい。
第3図(ロ)は、前記制御部4からヘッド切換部3へ
出されるヘッド切換信号を示している。このヘッド切換
タイミングは、第2図に示す90゜、すなわち本来のDAT
におけるヘッド走査領域の始点(a)に一致している。
よってAヘッドが90゜領域の始点(a)に移動したとき
にAヘッドが記録可能な状態に切換えられ、Bヘッドが
90゜領域の始点(b)に移動したときにBヘッドが記録
可能な状態に切換えられる。
したがってこの実施例においては、回転ドラム1aの回
転により、磁気ヘッドAまたはBが第2図に示す磁気テ
ープTに接触して走行する際、最初のθで示した領域
では磁気ヘッドが磁気テープに接触しているが記録は開
始されていない。そして90゜領域の始点(a)または
(b)の時点で初めてAヘッドまたはBヘッドが記録可
能な状態となり、この始点(a)または(b)から記録
が開始される。このようにθで示すマージン分だけ磁
気ヘッドをテープに接触させておくことにより、磁気ヘ
ッドがテープに接触し始めたときの不安定状態が過ぎ、
磁気ヘッドとテープとの接触が安定した時点で記録が開
始されることになる。そのため、エンペローブ波形は第
3図(イ)に示すように、その開始時点でゆがみなどが
生じない安定したものとなる。この違いは第3図(イ)
と第8図(イ)との比較の通りである。
ただし第1図〜第3図に示す実施例では、各ヘッドA
またはBによる記録が終了した時点において、ヘッド切
換え状態が第8図(ロ)と同じであるため、エンペロー
ブの終点においては、ヘッドがテープから離れる際に生
じる波形のゆがみが残っている。すなわちθはテープ
ローティングの誤差精度などに合せるために従来から設
けられていたマージンと同じであり、このθの部分で
は記録が行なわれているため、エンペローブの終点に前
述のようなひずみなどが生じるのは避けられない。この
θに関しては、テープローティング精度が高く、テー
プ巻き付けの誤差がない場合には、あえて設定しなくて
もよい。
前述のようにエンペローブ波形のゆがみは記録開始時
点の方が影響が大きいため、第3図(イ)に示すように
少なくとも記録開始時のエンペローブ波形のひずみを防
止することにより、記憶・再生精度を大幅に向上させる
ことができる。
なお上記においては記録動作についてのみ説明した
が、AヘッドとBヘッドとによって再生動作を行なう際
においても、ヘッドの切換えタイミングは第3図(ロ)
で示すのと同じである。このときにもθで示す領域で
は、ヘッドと磁気テープとが接触しているが、再生が行
なわれず、始点(a)または(b)に至ったときに始め
てAヘッドまたはBヘッドにより再生が可能になる。よ
ってヘッドとテープとの接触が安定してから再生が行な
われることになり、再生エンペローブの始点におけるゆ
がみなどが防止できる。
なお第1図と第2図に示す実施例において、θをθ
と同じ程度の巻き付け角度とし、第3図に示す(a1
と(b1)で示す90゜領域の終点でAヘッドまたはBヘッ
ドへの切換えを断つようなヘッド切換えを追加すること
により、90゜領域の終点に、θの角度範囲の記録が行
なわれない領域を追加することができる。よって、90゜
領域の終点におけるエンペローブ波形のひずみやゆがみ
を、エンペローブ始点と同様に防止することが可能であ
る。この場合、実際の記録領域が90゜であっても、テー
プ巻き付け角度を最大で(90゜+19゜+19゜)≒130゜
程度まで大きくすることが可能になる。このようにテー
プ巻き付け角度を90゜よりも大幅に大きくできることに
より、テープローディング機構の移動距離の誤差を加味
する必要がなくなり、テープローディング機構の構造の
簡略化が可能になる。また第1図に示すローディングポ
スト16と17の配置位置の自由度が大きくなり、周囲の部
品との干渉を防止することができるようになる。
第4図は第2実施例であり、4ヘッド方式の回転ヘッ
ド式磁気記録再生装置の構造の概略を示している。
この実施例では、回転ヘッド装置11の回転ドラム11a
に、記録用の磁気ヘッドAとBが搭載され、さらにベリ
ファイ用などの再生専用ヘッドA′とB′とが搭載され
ている。これらの4個の磁気ヘッドは90゜の配置角度と
なっている。また、回転ドラム11aの直径は30Φであ
る。第4図は磁気ヘッドAとBとによって記録が行なわ
れ、A′とB′とで再生が行なわれるときの信号経路を
ブロックによって示している。記録回路12から送られる
記録データはヘッド切換部13によりAヘッドとBヘッド
に振り分けられる。またA′とB′の再生専用ヘッドに
より再生された信号は、再生回路15へ送られる。また符
号14はヘッド切換えタイミングを設定する制御部であ
る。
なお、回転ドラム11aに対する磁気テープTの巻き付
け角度は第1図と同様であり、信号の記録範囲は90゜で
あるが、その前後にθとθの余分な巻き付け角度が
設定されている。この第2実施例では、θとθがほ
ぼ同じ角度であり、前記第1実施例におけるθと同様
にこれらの余分な角度は1.5゜以上で、望ましくは3゜
以上である。またθとθの上限は15〜19゜程度が望
ましい。
第5図(イ)はAヘッドとBヘッドによる記録信号の
エンペローブ波形を示しており、(ロ)はA′ヘッドと
B′ヘッドによる再生信号のエンペローブ波形を示して
いる。この実施例では、Aヘッドに切換えられている時
間ならびにタイミングが90゜領域の始点(a)から終点
(a1)までであり、Bヘッドに切換えらている時間なら
びにタイミングが90゜領域の始点(b)から終点(b1
までである。さらにA′ヘッドに切換えられている時間
ならびにタイミングは(a1)から(b)までである。ま
たB′ヘッドに切換えられている時間ならびにタイミン
グは(b1)から(a)までである。よって各ヘッドがテ
ープを走査する領域のうち、θとθで示す領域で
は、磁気ヘッドがテープに接触しているが、記録または
再生が行なわれていない状態となっている。このように
磁気ヘッドがテープに接触したときおよび磁気ヘッドが
テープから離れるときの不安的な接触状態の時間中には
記録または再生が行なわれないため、第5図に示す各エ
ンペローブ波形の始点ならびに終点において波形のひず
みやゆがみが生じない。
上記各実施例では、回転ドラムの径が30Φでテープの
巻き付け角度が90゜のDAT用の回転ヘッド式磁気記録再
生装置について説明したが、ドラム径やテープ巻き付け
角度(信号の記録再生角度)がこれ以外であっても本発
明を実施することが可能である。
また第1図の実施例では、ヘッドがテープと接触し且
つ記録が行なわれない角度範囲θを90゜領域の前にの
み設けたが、90゜領域の後にのきこのθの領域を設け
てもよい。
〔効果〕
以上のように、本発明によれば、少なくとも記録開始
時点で、ヘッドとテープとが接触ししかも磁気ヘッドが
記録または再生状態に切換えられていない領域を設けて
いることにより、ヘッドと磁気テープとの接触が安定し
ているときにのみ記録または再生が行なわれるようにな
り、記録または再生エンペローブの波形のゆがみなどが
生じなくなる。
さらに、磁気ヘッドによる記録または再生範囲より
も、テープの回転ドラムへの巻き付け角度を大きくして
いるため、この余分な巻き付け角度分を機構のマージン
とすることが可能になり、よってテープを巻き付けるた
めのローディングポストの配置あるいはローディング距
離を任意に設定でき、設計の自由度を広げまた制約をな
くすとともに、ローディングポストと他の部品との干渉
も防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示すものであ
り、第1図はドラムと磁気テープとの巻き付け状態なら
びに記録回路などを示すブロック図、第2図は磁気テー
プの記録領域を示す平面図、第3図(イ)は記録信号の
エンペローブ波形図、(ロ)はヘッド切換えのタイミン
グチャート、第4図と第5図は本発明の第2実施例を示
すものであり、第4図はドラムと磁気テープとの巻き付
け状態ならびに記録回路などを示すブロック図、第5図
(イ)は記録エンペローブの波形図、(ロ)は再生エン
ペローブの波形図、第6図〜第8図は従来例を示してお
り、第6図はドラムと磁気テープとの巻き付け状態を示
す説明図、第7図は磁気テープの記録領域を示す平面
図、第8図(イ)は記録信号のエンペローブ波形図、
(ロ)はヘッド切換えのタイミングチャートである。 1,11……回転ヘッド装置、1a,11a……回転ドラム、16,1
7……ローディングポスト、A,B……記録/再生ヘッド、
A′,B′……再生専用ヘッド、T……磁気テープ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープが回転ドラムに巻き付けられ、
    回転ドラムと共に回転する磁気ヘッドが磁気テープの記
    録面を斜めに走査して記録または再生が行なわれる回転
    ヘッド式磁気記録再生装置において、回転ドラムの磁気
    ヘッドが走査し始める側に、記録または再生領域よりも
    テープの巻付け量が多くなる巻付けマージンが形成され
    ており、磁気テープを走査し始めた磁気ヘッドと磁気テ
    ープとの接触が安定し磁気テープに記録される信号また
    はヘッドから得られる再生信号のエンベロープが安定で
    きる領域に至った後に、前記磁気ヘッドに記録信号が与
    えられまたはこの磁気ヘッドから再生出力が得られるよ
    うに、前記磁気ヘッドの信号伝達経路がスイッチングさ
    れることを特徴とする回転ヘッド式磁気記録再生装置。
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