JP2680968B2 - 放送局検出方式 - Google Patents

放送局検出方式

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JP2680968B2
JP2680968B2 JP7543192A JP7543192A JP2680968B2 JP 2680968 B2 JP2680968 B2 JP 2680968B2 JP 7543192 A JP7543192 A JP 7543192A JP 7543192 A JP7543192 A JP 7543192A JP 2680968 B2 JP2680968 B2 JP 2680968B2
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明広 中谷
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電界強度の電圧値を測定
し、放送局の有無を判別して放送周波数を受信する受信
機による放送局検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の放送局検出方式の一例を示
すブロック図である。アンテナ1から入力されたキャリ
ア周波数fRFは高周波増幅部2で増幅され、局部発振器
(以下「VCO」という)8からの局部発振周波数信号
によって混合部3で周波数変換されて中間周波数fIFと
なる。中間周波数fIFはIFフィルタ4でろ波された
後、IF増幅部5で増幅され、検波器6で検波される。
そして、復調部7で右(R)と左(L)に分離したオー
ディオ信号が出力される。また、IF増幅部5はアナロ
グ値のシグナル・メータ出力(電圧強度の電圧値)をA
/Dコンバータ12に出力する。
【0003】マイクロコンピュータ13は前記の電圧強
度の電圧値を測定して放送局の有無を検出するが、測定
した電界強度の電圧値(以下「電圧値」という)をあら
かじめ設定された電圧値(以下「設定値」という)と比
較し、その結果電圧値が設定値以下であれば、弱電界地
域に入ったために測定電圧値が下がっているのか、トン
ネルなどの障害物により一時的に測定電圧が下がってい
るのかの区別をするために一定の待ち時間を設定し、そ
の待ち時間のあいだの電圧値が常に設定値以下であれ
ば、弱電界地域に入り現在の放送局を受信できなくなっ
たと判断し、他の放送局をサーチするか、または代替え
局の呼出しなどの動作を行っていた。
【0004】図5は上記従来の放送局検出方式の一連の
動作を説明するためのフローチャートである。まず、電
界強度の電圧値をA/D変換により測定し(ステップ
1)、この測定した電圧値とあらかじめ設定されている
電圧値を比較する(ステップ2)。そして、その結果、
測定した電圧値が設定されている電圧値以上であれば、
現在受信している周波数に放送局が存在していると判断
し、待ち時間タイマに初期設定を行う(ステップ3)。
また、ステップ2で比較した結果、測定した電圧値が設
定されている電圧値以下であれば、待ち時間タイマのカ
ウント動作を開始する(ステップ4)。待ち時間タイマ
のカウントが行われている間もステップ1,2,4は継
続して行われ、待ち時間タイマの終了まで測定した電圧
値が設定されている電圧値以下の状態が続けば(ステッ
プ5)、現在の受信周波数の放送局を受信できなくなっ
たと判断し、他の放送局をサーチするか、または代替え
局の呼出しなどの動作を行う(ステップ6)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電界強度の電圧
値を測定して放送局の有無を検出する方式では、前述し
たように測定電圧値が設定値以下になった場合、弱電界
地域に入ったために測定電圧値が下がっているのか、ト
ンネルなどの障害物により一時的に測定電圧が下がって
いるのかの区別がつかず、その判断を行うために測定電
圧値が設定値より低くなってから一定の待ち時間を置く
必要があった。したがって、電界強度の測定電圧が設定
値以下になってから放送局なしと判断して次の動作に移
るまでの間は、弱電界の受信状態の悪い放送周波数を受
信しなければならないという欠点があった。本発明の目
的は上記欠点を解決するもので、電界強度の電圧値があ
る値以下になったとき、その原因を速やかに判断でき、
その判断の結果、弱電界地域に入った場合には他の放送
局のサーチを行ったり、代替えプリセット・メモリ局の
受信などを行うことができる放送局検出方式を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による放送局検出方式は電界強度の電圧値を測
定し、放送局の有無を判別して放送周波数を受信する受
信機による放送局検出方式において、所定時間毎に電界
強度の電圧値を測定する測定手段と、前記測定手段で測
定した電界強度の電圧値を記憶する記憶部と、前記測定
手段で測定した電界強度の電圧値と前記記憶部に記憶さ
れている電界強度の電圧値を比較し、その変化量を算出
する変化量算出手段と、前記変化量算出手段により算出
された変化量とあらかじめ設定された数値とを比較する
変化量比較手段と、前記変化量比較手段の比較結果また
は前記変化量算出手段の結果より選局動作を制御する制
御手段とを備えて構成されている。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明による放送局検出方式の第1の
実施例を示すブロック図である。アンテナ1から入力さ
れたキャリア周波数fRFは高周波増幅部2で増幅され、
局部発振器8からの局部発振周波数信号によって混合部
3で周波数変換されて中間周波数fIFとなる。中間周波
数fIFはIFフィルタ4でろ波された後、IF増幅部5
で増幅され、検波器6で検波される。そして、復調部7
で復調され右(R)と左(L)に分離したオーディオ信
号が出力される。また、IF増幅部5はアナログ値のシ
グナル・メータ出力(電圧強度の電圧値)をA/Dコン
バータ12に出力する。
【0008】A/Dコンバータ12によって測定された
電界強度の電圧値はマイクロコンピュータ13に出力さ
れると同時に変化量比較回路14に入力される。変化量
比較回路14は入力された電界強度の電圧値と前回入力
され記憶していた電界強度の電圧値とを比較し、電界強
度の変化量を算出してマイクロコンピュータ13に出力
する。マイクロコンピュータ13はA/Dコンバータ1
2から入力された電界強度の電圧値と、あらかじめ設定
されている電圧値を比較する。比較した結果、入力され
た電圧値が設定されている電圧値より低い場合、変化量
比較回路14から入力された電界強度の変化量と、あら
かじめ設定されている数値とを比較する。比較の結果、
電界強度の変化量が所定の値以上であれば、トンネルな
どの障害物により一時的に測定電圧が下がっていると判
断し、現在受信している周波数を一定時間保持し、電界
強度の変化量が所定の値以下であれば、弱電界地域に入
ったために測定電圧値が下がっていると判断し、他の放
送周波数を受信する動作(自動選局、代替えプリセット
・メモリの呼出しなど)を行う。
【0009】図2は図1の動作を説明するためのフロー
チャートである。以下、図2にしたがって一連の動作を
説明する。まず、電界強度の電圧値を一定時間ごとに測
定、記憶を行い(ステップ1)、ステップ1で測定され
た電界強度の電圧値と、前回記憶した電界強度の電圧値
との変化量の算出を行う(ステップ2)。電界強度の測
定電圧と放送局有りと設定されている電圧値とを比較
し、比較した結果、測定した電圧が設定されている電圧
値以上であれば、現在受信中の周波数に放送局が存在す
ると判断し、処理を終了する。測定した電圧が設定され
ている電圧値以下であれば、ステップ4,5を実行する
(ステップ3)。
【0010】測定した電圧が設定されている電圧値以下
であれば、ステップ2で求めた電界強度測定電圧の変化
量とあらかじめ設定されている数値とを比較し(ステッ
プ4)、現在の受信状態を判断する。変化量が所定の数
値以下の場合、弱電界地域に入り、現在の受信放送局の
受信が不可能になったと判断し、他の放送局のサーチを
行ったり、代替えプリセット・メモリ局の受信などを行
う。変化量が所定の数値以上の場合、トンネルなどの障
害物によって一時的に現在の受信放送局の受信が不可能
になったと判断し、一定時間現在受信中の周波数を保持
する(ステップ5)。
【0011】図3は本発明の第2の実施例の動作を説明
するためのフローチャートである。マイクロコンピュー
タに入力された電界強度電圧値とあらかじめ設定されて
いる電圧値とを比較してから(ステップ2)、電界強度
の変化量を算出する(ステップ3)ことを除けば、第1
の実施例と同様に動作する。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように本発明による放送
局検出方式は電界強度の入力電圧がある値以下になった
場合、弱電界地域に入り、現在の受信放送局の受信が不
可能になったのか、トンネルなどの障害物によって一時
的に現在の受信放送局の受信が不可能になったのかの判
断が速やかに行え、かつ弱電界地域に入り、現在の受信
放送局の受信が不可能になった場合には、受信状態の悪
い放送周波数を受信することなく他の放送局のサーチを
行ったり、代替えプリセット・メモリ局の受信などを行
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放送局検出方式の第1の実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1の回路の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】従来の放送局検出方式の一例を示すブロック図
である。
【図5】図4の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…高周波増幅部 3…混合部 4…IFフィルタ 5…IF増幅部 6…検波部 7…復調部 8…局部発振器 9…プログラム・ディバイダ 10…位相比較器 11…基準発振器 12…A/Dコンバータ 13…マイクロ・コンピュータ 14…変化量算出回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界強度の電圧値を測定し、放送局の有
    無を判別して放送周波数を受信する受信機による放送局
    検出方式において、 所定時間毎に電界強度の電圧値を測定する測定手段と、 前記測定手段で測定した電界強度の電圧値を記憶する記
    憶部と、 前記測定手段で測定した電界強度の電圧値と前記記憶部
    に記憶されている電界強度の電圧値を比較し、その変化
    量を算出する変化量算出手段と、 前記変化量算出手段により算出された変化量とあらかじ
    め設定された数値とを比較する変化量比較手段と、 前記変化量比較手段の比較結果または前記変化量算出手
    段の結果より選局動作を制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする放送局検出方式。
  2. 【請求項2】前記制御手段は前記測定手段により測定し
    た電圧が前記記憶部に記憶されている電圧値以下である
    場合、前記変化量算出手段により算出された電界強度測
    定電圧の変化量とあらかじめ設定されている数値とを比
    較し、前記変化量が所定の数値以下であるときは弱電界
    地域に入り、現在の受信放送局の受信が不可能になった
    と判断し、前記変化量が所定の数値以上のときは、トン
    ネルなどの障害物によって一時的に現在の受信放送局の
    受信が不可能になったと判断するように制御することを
    特徴とする請求項1記載の放送局検出方式。
  3. 【請求項3】 前記現在の受信放送局の受信が不可能に
    なったと判断したときは他の放送局のサーチを行った
    り、代替えプリセット・メモリ局の受信を行い、前記一
    時的に現在の受信放送局の受信が不可能になったと判断
    したときは、一定時間現在の受信中の周波数を保持する
    ように制御することを特徴とする請求項2記載の放送局
    検出方式。
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