JP2680752B2 - 紡糸液および酸化スズファイバーの製造方法 - Google Patents
紡糸液および酸化スズファイバーの製造方法Info
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- JP2680752B2 JP2680752B2 JP3184541A JP18454191A JP2680752B2 JP 2680752 B2 JP2680752 B2 JP 2680752B2 JP 3184541 A JP3184541 A JP 3184541A JP 18454191 A JP18454191 A JP 18454191A JP 2680752 B2 JP2680752 B2 JP 2680752B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酸化スズファイバーの製
造方法およびそれに用いられる紡糸液に関する。
造方法およびそれに用いられる紡糸液に関する。
【0002】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガスセンサにおいては
感度及び応答速度の改善の観点から酸化スズのファイバ
ー形状での提供が強く望まれてきた。また、高分子材料
に導電性を付与する目的でカーボンファイバー等の添加
が行われているが、カーボンを用いた場合、材料の明彩
色化が図れない等の問題点があった。このため、金属及
び金属酸化物の粉末を添加することが行なわれている。
酸化スズにおいても粉末形状での添加が試みられてい
る。ところで、導電性付与の効果は導電性付与材料のア
スペクト比が大きいほど、高くなることが知られてい
る。このため、酸化スズのファイバー化が求められてい
た。しかしながら、従来の固相反応法ではファイバーを
製造することは困難であった。
感度及び応答速度の改善の観点から酸化スズのファイバ
ー形状での提供が強く望まれてきた。また、高分子材料
に導電性を付与する目的でカーボンファイバー等の添加
が行われているが、カーボンを用いた場合、材料の明彩
色化が図れない等の問題点があった。このため、金属及
び金属酸化物の粉末を添加することが行なわれている。
酸化スズにおいても粉末形状での添加が試みられてい
る。ところで、導電性付与の効果は導電性付与材料のア
スペクト比が大きいほど、高くなることが知られてい
る。このため、酸化スズのファイバー化が求められてい
た。しかしながら、従来の固相反応法ではファイバーを
製造することは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は酸化スズフ
ァイバーの製造について鋭意研究を重ねてきた。その結
果、高価で且つ不安定なスズアルコキシドを原料として
用いることなく、スズの塩及びアルコールを主成分とす
る溶液を用いることにより、容易にしかもきわめて安価
に酸化スズファイバーが得られることを見いだし、ここ
に本発明を完成するに至った。
ァイバーの製造について鋭意研究を重ねてきた。その結
果、高価で且つ不安定なスズアルコキシドを原料として
用いることなく、スズの塩及びアルコールを主成分とす
る溶液を用いることにより、容易にしかもきわめて安価
に酸化スズファイバーが得られることを見いだし、ここ
に本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明は、一般式ROH(式中、R
は非置換もしくは置換アルキル基、非置換もしくは置換
アルケニル基または非置換もしくは置換アリール基を示
す。)で表されるアルコールに、一般式SnXa・bH2
O(式中、XはCl原子、Br原子,I原子、F原子、
OH基、(COO)2基、SO4基、NO3基、またはC
H3COO基を示し、aは1〜4の整数を,bは0〜6
の整数を示す。)で表されるスズ化合物が溶解されてな
ることを特徴とする紡糸液であり、他の発明は、該紡糸
液を紡糸し、次いで加熱処理をすることを特徴とする酸
化スズファイバーの製造方法である。
は非置換もしくは置換アルキル基、非置換もしくは置換
アルケニル基または非置換もしくは置換アリール基を示
す。)で表されるアルコールに、一般式SnXa・bH2
O(式中、XはCl原子、Br原子,I原子、F原子、
OH基、(COO)2基、SO4基、NO3基、またはC
H3COO基を示し、aは1〜4の整数を,bは0〜6
の整数を示す。)で表されるスズ化合物が溶解されてな
ることを特徴とする紡糸液であり、他の発明は、該紡糸
液を紡糸し、次いで加熱処理をすることを特徴とする酸
化スズファイバーの製造方法である。
【0006】次に本発明を更に具体的に説明する。
【0007】本発明に用いる一般式ROHで表わされる
アルコールにおいて、Rはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、オクチル基等の非置換アルキル基、2
−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、2−ヒド
ロキシエチル基、1−メトキシ−2−プロピル基、メト
キシエトキシエチル基、2−フェニルエチル基、フェニ
ルメチル基等の置換アルキル基、C3 H5 のアリル基等
の非置換アルケニル基、2−メチル−2−プロペニル
基、3−メチル−3−ブテニル基等の置換アルケニル
基、フェニル基等の非置換アリール基、又はメトキシフ
ェニル基、エトキシフェニル基、メチルフェニル基、エ
チルフェニル基等の置換アリール基を示す。上記の置換
アルキル基、置換アルケニル基又は置換アリール基にお
ける置換基の具体例としては、上記したRの具体例に見
られるメトキシ基、エトキシ基等のアルコキシル基、ヒ
ドロキシル基、フェニル基等のアリール基、メチル基、
エチル基等のアルキル基の他に、アミノ基、シアノ基、
Cl原子、Br原子、I原子、F原子等のハロゲン原子
等が挙げられる。
アルコールにおいて、Rはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、オクチル基等の非置換アルキル基、2
−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、2−ヒド
ロキシエチル基、1−メトキシ−2−プロピル基、メト
キシエトキシエチル基、2−フェニルエチル基、フェニ
ルメチル基等の置換アルキル基、C3 H5 のアリル基等
の非置換アルケニル基、2−メチル−2−プロペニル
基、3−メチル−3−ブテニル基等の置換アルケニル
基、フェニル基等の非置換アリール基、又はメトキシフ
ェニル基、エトキシフェニル基、メチルフェニル基、エ
チルフェニル基等の置換アリール基を示す。上記の置換
アルキル基、置換アルケニル基又は置換アリール基にお
ける置換基の具体例としては、上記したRの具体例に見
られるメトキシ基、エトキシ基等のアルコキシル基、ヒ
ドロキシル基、フェニル基等のアリール基、メチル基、
エチル基等のアルキル基の他に、アミノ基、シアノ基、
Cl原子、Br原子、I原子、F原子等のハロゲン原子
等が挙げられる。
【0008】これらアルコールの具体例としてメチルア
ルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブ
チルアルコール、オクチルアルコール、2−メトキシエ
タノール、2−エトキシエタノール、エチレングリコー
ル、1−メトキシ−2−プロピルアルコール、メトキシ
エトキシエタノール、2−フェニルエチルアルコール、
ベンジルアルコール、アリルアルコール、2−メチル−
2−プロペン−1−オール、3−メチル−3−ブテン−
1−オール、フェノール、メトキシフェノール、エトキ
シフェノール、クレゾール、エチルフェノール等を挙げ
ることができる。
ルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブ
チルアルコール、オクチルアルコール、2−メトキシエ
タノール、2−エトキシエタノール、エチレングリコー
ル、1−メトキシ−2−プロピルアルコール、メトキシ
エトキシエタノール、2−フェニルエチルアルコール、
ベンジルアルコール、アリルアルコール、2−メチル−
2−プロペン−1−オール、3−メチル−3−ブテン−
1−オール、フェノール、メトキシフェノール、エトキ
シフェノール、クレゾール、エチルフェノール等を挙げ
ることができる。
【0009】特に、メチルアルコール、エチルアルコー
ルはスズ化合物の溶解度が高く、好ましい。前記アルコ
ールは通常単独で用いられるが、スズ化合物との反応
性、スズ化合物の溶解性、あるいは紡糸液の粘度を制御
するために2種類以上のアルコールを用いることもでき
る。また、紡糸液の安定性を向上させるために、アセチ
ルアセトン、アセト酢酸エチル、マロン酸ジエチル等の
カルボニル基を2個以上有する化合物も補助的に用いる
ことができる。
ルはスズ化合物の溶解度が高く、好ましい。前記アルコ
ールは通常単独で用いられるが、スズ化合物との反応
性、スズ化合物の溶解性、あるいは紡糸液の粘度を制御
するために2種類以上のアルコールを用いることもでき
る。また、紡糸液の安定性を向上させるために、アセチ
ルアセトン、アセト酢酸エチル、マロン酸ジエチル等の
カルボニル基を2個以上有する化合物も補助的に用いる
ことができる。
【0010】本発明に用いる一般式SnXa・bH2 O
で表わされるスズ化合物において、XはCl原子、Br
原子、I原子、F原子、OH基、(COO)2 基、SO
4 基、NO3 基、またはCH3 COO基を示し、aは1
〜4の整数を、bは0〜6の整数を示す。このなかでも
塩化スズ、臭化スズが価格、安定性の点から好ましい。
具体的にはSnCl2 ,SnCl2 ・2H2 O,SnB
r2 ,SnI2 ,SnF2 ,SnSO4 ,Sn(CH3
COO)2 ,Sn(NO3 )2 等が好ましく用いられ、
特に、SnCl2 ,SnCl2 ・2H2 Oが好ましく用
いられる。また上記スズ化合物において有機基で修飾し
たもの、例えばSn(CH3 )2 Cl2 等も使用でき
る。
で表わされるスズ化合物において、XはCl原子、Br
原子、I原子、F原子、OH基、(COO)2 基、SO
4 基、NO3 基、またはCH3 COO基を示し、aは1
〜4の整数を、bは0〜6の整数を示す。このなかでも
塩化スズ、臭化スズが価格、安定性の点から好ましい。
具体的にはSnCl2 ,SnCl2 ・2H2 O,SnB
r2 ,SnI2 ,SnF2 ,SnSO4 ,Sn(CH3
COO)2 ,Sn(NO3 )2 等が好ましく用いられ、
特に、SnCl2 ,SnCl2 ・2H2 Oが好ましく用
いられる。また上記スズ化合物において有機基で修飾し
たもの、例えばSn(CH3 )2 Cl2 等も使用でき
る。
【0011】上記スズ化合物とアルコールの配合割合
は、スズ化合物がアルコールに均一に溶解する範囲であ
れば、特に制限されない。ただし、あまりにスズ化合物
の割合が低い場合は曳糸性を示さないので濃縮する必要
があり、アルコールが無駄になる。また、スズ化合物の
濃度があまりにも高いと沈澱が生じ均一な紡糸液が得ら
れない。従って、使用するスズ化合物とアルコールの種
類によってその配合割合は異なるが、一般的にはアルコ
ールに対するスズ化合物の配合割合はモル比で0.02
〜0.5が好ましい。上記スズ化合物とアルコールの配
合方法は、特に限定されず、撹拌下、スズ化合物にアル
コールを滴下する方法、あるいは撹拌下、アルコールに
スズ化合物を溶解させる方法等を用いることができる。
は、スズ化合物がアルコールに均一に溶解する範囲であ
れば、特に制限されない。ただし、あまりにスズ化合物
の割合が低い場合は曳糸性を示さないので濃縮する必要
があり、アルコールが無駄になる。また、スズ化合物の
濃度があまりにも高いと沈澱が生じ均一な紡糸液が得ら
れない。従って、使用するスズ化合物とアルコールの種
類によってその配合割合は異なるが、一般的にはアルコ
ールに対するスズ化合物の配合割合はモル比で0.02
〜0.5が好ましい。上記スズ化合物とアルコールの配
合方法は、特に限定されず、撹拌下、スズ化合物にアル
コールを滴下する方法、あるいは撹拌下、アルコールに
スズ化合物を溶解させる方法等を用いることができる。
【0012】また、上記アルコールおよびスズ化合物を
主成分とする溶液に、水を添加することも好ましい。そ
の添加量は上記溶液の配合割合によっても異なり、特に
制限されない。一般的には、上記溶液に沈澱を生じさせ
ないことが基準となる。水を添加しない場合でも紡糸す
ることはできるが、ゲルファイバーの安定性の観点から
水をアルコール及びスズ化合物の合計量に対してモル比
で0.01〜1添加することが好ましい。
主成分とする溶液に、水を添加することも好ましい。そ
の添加量は上記溶液の配合割合によっても異なり、特に
制限されない。一般的には、上記溶液に沈澱を生じさせ
ないことが基準となる。水を添加しない場合でも紡糸す
ることはできるが、ゲルファイバーの安定性の観点から
水をアルコール及びスズ化合物の合計量に対してモル比
で0.01〜1添加することが好ましい。
【0013】また、塩酸、硝酸、酢酸等の酸、アセチル
アセトン等のカルボニル基を有する化合物を触媒、錯化
剤として適宜用いてもよい。
アセトン等のカルボニル基を有する化合物を触媒、錯化
剤として適宜用いてもよい。
【0014】更に、酸化スズファイバーの導電性を高め
るために前記溶液にアンチモン化合物、あるいはインジ
ウム化合物を添加することもできる。アンチモン化合物
としてはSbCl3 ,SbCl5 ,SbBr3,SbB
r5 ,オキシ塩化アンチモン、あるいはアンチモンのア
ルコキシド等が好ましく用いられ、インジウム化合物と
しては、塩化インジウム、硫酸インジウム、硝酸インジ
ウム、インジウムアルコキシド等が好ましく用いられ
る。上記アンチモン化合物およびインジウム化合物の添
加割合は最終生成物の酸化スズに対して0.1〜25mo
l %の範囲となるように添加される。上記割合があまり
にも低いと酸化スズファイバーの導電性が小さく、また
あまりに高くしても導電性付与の効果は小さくなる。
るために前記溶液にアンチモン化合物、あるいはインジ
ウム化合物を添加することもできる。アンチモン化合物
としてはSbCl3 ,SbCl5 ,SbBr3,SbB
r5 ,オキシ塩化アンチモン、あるいはアンチモンのア
ルコキシド等が好ましく用いられ、インジウム化合物と
しては、塩化インジウム、硫酸インジウム、硝酸インジ
ウム、インジウムアルコキシド等が好ましく用いられ
る。上記アンチモン化合物およびインジウム化合物の添
加割合は最終生成物の酸化スズに対して0.1〜25mo
l %の範囲となるように添加される。上記割合があまり
にも低いと酸化スズファイバーの導電性が小さく、また
あまりに高くしても導電性付与の効果は小さくなる。
【0015】更に、ガスセンサ材料として用いる場合
は、検知対象ガスに応じて、白金、パラジウム、ルテニ
ウム等の触媒を酸化スズファイバーに含有させることも
できる。含有させる方法は、特に限定されず、前記紡糸
溶液中に上記触媒を塩のかたちで溶解させる方法、ある
いはファイバー形状にした後上記触媒を塩のかたちで含
浸させる方法等を用いることができる。
は、検知対象ガスに応じて、白金、パラジウム、ルテニ
ウム等の触媒を酸化スズファイバーに含有させることも
できる。含有させる方法は、特に限定されず、前記紡糸
溶液中に上記触媒を塩のかたちで溶解させる方法、ある
いはファイバー形状にした後上記触媒を塩のかたちで含
浸させる方法等を用いることができる。
【0016】尚、紡糸方法は特に制限はなく、従来の紡
糸方法を用いることができる。例えば、紡糸ノズルから
紡糸液を押し出す方法等が採用される。得られるファイ
バーの長径、直径等は前記紡糸液の粘度あるいは紡糸ノ
ズルから紡糸液を押し出す速度等を調整することによっ
て任意に制御することができる。
糸方法を用いることができる。例えば、紡糸ノズルから
紡糸液を押し出す方法等が採用される。得られるファイ
バーの長径、直径等は前記紡糸液の粘度あるいは紡糸ノ
ズルから紡糸液を押し出す速度等を調整することによっ
て任意に制御することができる。
【0017】紡糸して得られたゲルファイバーの加熱処
理は、ゲルファイバーからアルコール等の有機溶媒、あ
るいは水等を除去してゲルファイバーの骨格を強くし、
場合によっては、更に結晶化させる温度で行なわれる。
紡糸液から紡糸したままのゲルファイバーはそのままで
は充分な機械的強度を示さない。充分な機械的強度はゲ
ルファイバーを加熱処理することで発現する。該加熱処
理温度は得られるファイバーに機械的強度を付与できる
温度範囲内であれば特に限定されない。一般に、加熱処
理温度が低い場合にはゲルファイバー中にアルコール等
の有機物、あるいは水等が残存するため充分な機械的強
度が生じない。また、加熱処理温度が高すぎると、酸化
スズの分解が進行する、あるいはファイバー中の結晶粒
が成長し過ぎ強度が低下する等の問題が生じるため、該
加熱処理温度は250℃から1550℃の範囲が好まし
い。更に好適には、300℃から1500℃の温度範囲
が好ましい。また、加熱処理は通常空気中で行なわれる
が、導電性を調整するために窒素、アルゴン、水素、ア
ルゴン+水素等の還元性雰囲気、あるいは真空中で加熱
処理を行なうこともできる。
理は、ゲルファイバーからアルコール等の有機溶媒、あ
るいは水等を除去してゲルファイバーの骨格を強くし、
場合によっては、更に結晶化させる温度で行なわれる。
紡糸液から紡糸したままのゲルファイバーはそのままで
は充分な機械的強度を示さない。充分な機械的強度はゲ
ルファイバーを加熱処理することで発現する。該加熱処
理温度は得られるファイバーに機械的強度を付与できる
温度範囲内であれば特に限定されない。一般に、加熱処
理温度が低い場合にはゲルファイバー中にアルコール等
の有機物、あるいは水等が残存するため充分な機械的強
度が生じない。また、加熱処理温度が高すぎると、酸化
スズの分解が進行する、あるいはファイバー中の結晶粒
が成長し過ぎ強度が低下する等の問題が生じるため、該
加熱処理温度は250℃から1550℃の範囲が好まし
い。更に好適には、300℃から1500℃の温度範囲
が好ましい。また、加熱処理は通常空気中で行なわれる
が、導電性を調整するために窒素、アルゴン、水素、ア
ルゴン+水素等の還元性雰囲気、あるいは真空中で加熱
処理を行なうこともできる。
【0018】また、該加熱処理に際し、ゲルファイバー
中に存在する水、アルコール等の揮発成分を、あらかじ
め乾燥によってできるだけ除去しておくことが良好な酸
化スズファイバを得るために好ましい。かかる乾燥は、
加熱処理と同時に行ってもよいが、加熱処理前に予め行
なう方が良好なファイバーをえるためには好ましい。ま
た、連続紡糸法の場合には、加熱処理工程の前段に乾燥
工程を置く方法が用いられる。これらの場合、得られる
ファイバーにクラックが発生することを防止するため
に、できるだけ低い温度で行なうことが好ましいが、沸
点の高いアルコールを用いた場合には、あまり乾燥温度
が低いと乾燥に長時間を要し、効果的ではない。一般的
には、室温から300℃の範囲が好ましい。
中に存在する水、アルコール等の揮発成分を、あらかじ
め乾燥によってできるだけ除去しておくことが良好な酸
化スズファイバを得るために好ましい。かかる乾燥は、
加熱処理と同時に行ってもよいが、加熱処理前に予め行
なう方が良好なファイバーをえるためには好ましい。ま
た、連続紡糸法の場合には、加熱処理工程の前段に乾燥
工程を置く方法が用いられる。これらの場合、得られる
ファイバーにクラックが発生することを防止するため
に、できるだけ低い温度で行なうことが好ましいが、沸
点の高いアルコールを用いた場合には、あまり乾燥温度
が低いと乾燥に長時間を要し、効果的ではない。一般的
には、室温から300℃の範囲が好ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明は酸化スズファイバーの製造方法
およびそれに用いられる紡糸液を提供するものである。
この紡糸液は、高価で且つ不安定なスズのアルコキシド
を用いずに、安価な材料から成っており、極めて有用な
紡糸液である。さらに、この紡糸液を採用することによ
って、これまで製造することができなかった酸化スズフ
ァイバーを工業的にしかもきわめて安価に製造すること
が可能となる。
およびそれに用いられる紡糸液を提供するものである。
この紡糸液は、高価で且つ不安定なスズのアルコキシド
を用いずに、安価な材料から成っており、極めて有用な
紡糸液である。さらに、この紡糸液を採用することによ
って、これまで製造することができなかった酸化スズフ
ァイバーを工業的にしかもきわめて安価に製造すること
が可能となる。
【0020】また、本発明の完成によって、従来の製法
で得られるバルク体あるいは粉体状の酸化スズでは適用
が困難であった、高感度ガスセンサ、あるいは複合材料
等へ利用できるようになった。
で得られるバルク体あるいは粉体状の酸化スズでは適用
が困難であった、高感度ガスセンサ、あるいは複合材料
等へ利用できるようになった。
【0021】
【実施例】本発明を以下実施例によって具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例によって限定されるもの
ではない。
るが、本発明はこれらの実施例によって限定されるもの
ではない。
【0022】実施例1 塩化第1スズ(SnCl2)10g(0.05モル)を
メタノール100ml(2.47モル)に溶解させ均一な
溶液を得た。この溶液を40℃に保った乾燥器中に保持
して溶液を濃縮し、高粘性のゾルとした。相対湿度55
%の雰囲気下でこのゾルにガラス棒の先端を浸し引き上
げスピードを種々変えながら引き上げることにより、長
さ約1mのゲルファイバーを多数紡糸した。得られたフ
ァイバーを室温で1日放置後、2℃/minの速度で12
0℃まで昇温しその温度で30分間保持した。その後1
0℃/minの速度で500℃まで昇温しその温度で30
分間保持して加熱処理を行った。得られた各ファイバー
は5〜300μmの範囲の直径を有し、X線回折の結果
SnO2であることが確認された。
メタノール100ml(2.47モル)に溶解させ均一な
溶液を得た。この溶液を40℃に保った乾燥器中に保持
して溶液を濃縮し、高粘性のゾルとした。相対湿度55
%の雰囲気下でこのゾルにガラス棒の先端を浸し引き上
げスピードを種々変えながら引き上げることにより、長
さ約1mのゲルファイバーを多数紡糸した。得られたフ
ァイバーを室温で1日放置後、2℃/minの速度で12
0℃まで昇温しその温度で30分間保持した。その後1
0℃/minの速度で500℃まで昇温しその温度で30
分間保持して加熱処理を行った。得られた各ファイバー
は5〜300μmの範囲の直径を有し、X線回折の結果
SnO2であることが確認された。
【0023】実施例2 塩化第一スズ(SnCl2 )の添加量を60g(0.3
モル)とすること以外は実施例1と同様に行なった。得
られたファイバーは5〜300μmの直径を有し、X線
回折の結果SnO2 であることが確認された。
モル)とすること以外は実施例1と同様に行なった。得
られたファイバーは5〜300μmの直径を有し、X線
回折の結果SnO2 であることが確認された。
【0024】実施例3 更に水を10ml添加すること以外は実施例1と同様に行
なった。得られたファイバーは5〜300μmの直径を
有し、X線回折の結果SnO2 であることが確認され
た。
なった。得られたファイバーは5〜300μmの直径を
有し、X線回折の結果SnO2 であることが確認され
た。
【0025】実施例4 更にSbCl3を1g添加すること以外は実施例1と同
様に行った。得られたファイバーは5〜300μmの直
径を有し、X線回折の結果SnO2であることが確認さ
れた。得られたファイバーの比抵抗は約8×10 -1 ohm
・cmであった。
様に行った。得られたファイバーは5〜300μmの直
径を有し、X線回折の結果SnO2であることが確認さ
れた。得られたファイバーの比抵抗は約8×10 -1 ohm
・cmであった。
【0026】実施例5 SnCl2 の代わりにSnCl2 ・2H2 O 15gを
用いること以外は実施例1と同様に行なった。得られた
ファイバーは5〜300μmの直径を有し、X線回折の
結果SnO2 であることが確認された。
用いること以外は実施例1と同様に行なった。得られた
ファイバーは5〜300μmの直径を有し、X線回折の
結果SnO2 であることが確認された。
【0027】実施例6 メタノールの代わりにエタノール100ml(1.7モ
ル)を用いること以外は実施例1と同様に行なった。得
られたファイバーは5〜300μmの直径を有し、X線
回折の結果SnO2 であることが確認された。
ル)を用いること以外は実施例1と同様に行なった。得
られたファイバーは5〜300μmの直径を有し、X線
回折の結果SnO2 であることが確認された。
【0028】実施例7 臭化第一スズ(SnBr2)13.9g(0.05モ
ル)をメタノール100ml(2.47モル)に溶解させ
均一な溶液を得た。この溶液を40℃に保った乾燥器中
に保持して溶液を濃縮し、高粘性のゾルとした。相対湿
度55%の雰囲気下で、このゾルにガラス棒の先端を浸
し引き上げスピードを種々変えながら引き上げることに
より、長さ約1mのゲルファイバーを多数紡糸した。得
られたファイバーを室温で1日放置後、2℃/minの速
度で120℃まで昇温始祖の温度で30分間保持した。
その後10℃/minの速度で500℃まで昇温しその温
度で30分保持して加熱処理を行った。得られた各ファ
イバーは1μm〜2mmの範囲の直径を有し、X線回折の
結果SnO2であることが確認された。
ル)をメタノール100ml(2.47モル)に溶解させ
均一な溶液を得た。この溶液を40℃に保った乾燥器中
に保持して溶液を濃縮し、高粘性のゾルとした。相対湿
度55%の雰囲気下で、このゾルにガラス棒の先端を浸
し引き上げスピードを種々変えながら引き上げることに
より、長さ約1mのゲルファイバーを多数紡糸した。得
られたファイバーを室温で1日放置後、2℃/minの速
度で120℃まで昇温始祖の温度で30分間保持した。
その後10℃/minの速度で500℃まで昇温しその温
度で30分保持して加熱処理を行った。得られた各ファ
イバーは1μm〜2mmの範囲の直径を有し、X線回折の
結果SnO2であることが確認された。
【0029】実施例8 実施例1の紡糸液を更に1時間乾燥器中に保持する事以
外は実施例1と同様にして長さ約1mのゲルファイバー
を多数紡糸した。得られたゲルファイバーを室温で1日
放置後、0.5℃/min の昇温速度で500℃まで昇温
しその温度で1時間加熱処理をおこなった。得られた各
ファイバーは500μm〜2mmの範囲の直径を有し、X
線回折の結果SnO2 であることが確認された。
外は実施例1と同様にして長さ約1mのゲルファイバー
を多数紡糸した。得られたゲルファイバーを室温で1日
放置後、0.5℃/min の昇温速度で500℃まで昇温
しその温度で1時間加熱処理をおこなった。得られた各
ファイバーは500μm〜2mmの範囲の直径を有し、X
線回折の結果SnO2 であることが確認された。
【0030】実施例9 メタノール100mlの代わりにメタノール50mlとエタ
ノール50mlの混合アルコールを用いる事以外は実施例
1と同様に行なった。得られたファイバーは1μm〜5
00μmの直径を有し、X線回折の結果SnO2である
ことが確認された。
ノール50mlの混合アルコールを用いる事以外は実施例
1と同様に行なった。得られたファイバーは1μm〜5
00μmの直径を有し、X線回折の結果SnO2である
ことが確認された。
【0031】実施例10 メタノール100mlの代わりにn−ブタノール100ml
を用いる事以外は実施例1と同様に行なった。得られた
ファイバーは1μm〜200μmの直径を有し、X線回
折の結果SnO2 であることが確認された。
を用いる事以外は実施例1と同様に行なった。得られた
ファイバーは1μm〜200μmの直径を有し、X線回
折の結果SnO2 であることが確認された。
【0032】実施例11 メタノール100mlの代わりにエタノール100mlを用
いる事以外は実施例7と同様に行なった。得られたファ
イバーは1μm〜2mmの直径を有し、X線回折の結果S
nO2 であることが確認された。
いる事以外は実施例7と同様に行なった。得られたファ
イバーは1μm〜2mmの直径を有し、X線回折の結果S
nO2 であることが確認された。
【0033】実施例12 メタノール100mlの代わりに2−メチル−2−プロペ
ン−1−オール100mlを用い、ロータリエバポレータ
ーを用いて濃縮する事以外は実施例1と同様に行なっ
た。得られたファイバーは引き上げ速度の違いにより1
〜500μmの直径を有しX線回折の結果SnO2 であ
ることが確認された。
ン−1−オール100mlを用い、ロータリエバポレータ
ーを用いて濃縮する事以外は実施例1と同様に行なっ
た。得られたファイバーは引き上げ速度の違いにより1
〜500μmの直径を有しX線回折の結果SnO2 であ
ることが確認された。
【0034】実施例13 直径0.5mmの穴から回転速度2,000rpm で回転紡
糸する事以外は実施例1と同様に行なった。その結果平
均直径15μmのファイバーが多数得られ、X線回折の
結果、SnO2 であることが確認された。
糸する事以外は実施例1と同様に行なった。その結果平
均直径15μmのファイバーが多数得られ、X線回折の
結果、SnO2 であることが確認された。
【0035】実施例14 メタノール100mlの代わりに3−メチル−3−ブテン
−1−オール100mlを用い、ロータリエバポレーター
を用いて濃縮する事以外は実施例1と同様に行ない、引
き上げ速度の違いにより1〜500μmの直径を有する
ファイバーが得られた。X線回折の結果SnO2 ファイ
バーであることが確認された。
−1−オール100mlを用い、ロータリエバポレーター
を用いて濃縮する事以外は実施例1と同様に行ない、引
き上げ速度の違いにより1〜500μmの直径を有する
ファイバーが得られた。X線回折の結果SnO2 ファイ
バーであることが確認された。
【0036】実施例15 3−メチル−3−ブテン−1−オールの代わりに2−メ
トキシエタノールを用いること以外は実施例14と同様
に行い、引き上げ速度の違いにより1〜500μmの直
径を有するファイバーが得られた。X線回折の結果Sn
O2 であることが確認された。
トキシエタノールを用いること以外は実施例14と同様
に行い、引き上げ速度の違いにより1〜500μmの直
径を有するファイバーが得られた。X線回折の結果Sn
O2 であることが確認された。
【0037】実施例16 2−メトキシエタノールの代わりに2−エトキシエタノ
ールを用いること以外は実施例15と同様に行い、引き
上げ速度の違いにより1〜500μmの直径を有するフ
ァイバーが得られた。X線回折の結果SnO2 であるこ
とが確認された。
ールを用いること以外は実施例15と同様に行い、引き
上げ速度の違いにより1〜500μmの直径を有するフ
ァイバーが得られた。X線回折の結果SnO2 であるこ
とが確認された。
【0038】実施例17 2−メトキシエタノールの代わりに1−メトキシ−2−
プロパノールを用いること以外は実施例16と同様に行
い、引き上げ速度の違いにより1〜500μmの直径を
有するファイバーが得られた。X線回折の結果SnO2
であることが確認された。
プロパノールを用いること以外は実施例16と同様に行
い、引き上げ速度の違いにより1〜500μmの直径を
有するファイバーが得られた。X線回折の結果SnO2
であることが確認された。
【0039】実施例18 1−メトキシ−2−プロパノールの代わりにエチレング
リコールを用いること以外は実施例17と同様に行い、
引き上げ速度の違いにより1〜500μmの直径を有す
るファイバーが得られた。X線回折の結果SnO2 であ
ることが確認された。
リコールを用いること以外は実施例17と同様に行い、
引き上げ速度の違いにより1〜500μmの直径を有す
るファイバーが得られた。X線回折の結果SnO2 であ
ることが確認された。
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式ROH(式中、Rは非置換若しく
は置換アルキル基、非置換若しくは置換アルケニル基ま
たは非置換若しくは置換アリール基を示す。)で表わさ
れるアルコールに、一般式SnXa・bH2 O(式中、
XはCl原子、Br原子、I原子、F原子、OH基、
(COO)2 基、SO4 基、NO3 基、またはCH3 C
OO基を示し、aは1〜4の整数を、bは0〜6の整数
を示す。)で表わされるスズ化合物が溶解されてなるこ
とを特徴とする紡糸液。 - 【請求項2】 請求項1記載の紡糸液を紡糸し、次いで
加熱処理することを特徴とする酸化スズファイバーの製
造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184541A JP2680752B2 (ja) | 1990-07-26 | 1991-07-24 | 紡糸液および酸化スズファイバーの製造方法 |
US07/828,606 US5330833A (en) | 1991-07-24 | 1992-01-31 | Tin oxide fiber and a process for producing the same |
EP92300836A EP0530941B1 (en) | 1991-07-24 | 1992-01-31 | Process for producing tin oxide fibres |
DE69218325T DE69218325T2 (de) | 1991-07-24 | 1992-01-31 | Verfahren zur Herstellung von Zinnoxyd-Fasern |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-196341 | 1990-07-26 | ||
JP19634190 | 1990-07-26 | ||
JP3184541A JP2680752B2 (ja) | 1990-07-26 | 1991-07-24 | 紡糸液および酸化スズファイバーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04352807A JPH04352807A (ja) | 1992-12-07 |
JP2680752B2 true JP2680752B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=26502555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184541A Expired - Fee Related JP2680752B2 (ja) | 1990-07-26 | 1991-07-24 | 紡糸液および酸化スズファイバーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2680752B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5776425A (en) * | 1995-04-26 | 1998-07-07 | National Science Council | Method for preparing porous tin oxide monolith with high specific surface area and controlled degree of transparency |
CN113720879B (zh) * | 2021-08-17 | 2023-10-03 | 华南师范大学 | 丙酮气敏材料和丙酮气体传感器的制备方法及其应用 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6136328A (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリアクリロニトリルのド−プ |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184541A patent/JP2680752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04352807A (ja) | 1992-12-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |