JP2680135B2 - プリント配線板の孔加工方法 - Google Patents

プリント配線板の孔加工方法

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JP2680135B2
JP2680135B2 JP18282489A JP18282489A JP2680135B2 JP 2680135 B2 JP2680135 B2 JP 2680135B2 JP 18282489 A JP18282489 A JP 18282489A JP 18282489 A JP18282489 A JP 18282489A JP 2680135 B2 JP2680135 B2 JP 2680135B2
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printed wiring
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forming
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啓文 新井
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、プリント配線板を多層に積層する際に位置
合わせ用に用いられる孔の加工方法、特にTVカメラで計
測した位置に孔明け加工をおこなうようにしたプリント
配線板の孔加工方法に関するものである。
【従来の技術】 プリント配線板を多層に積層成形して多層プリント配
線板を作成するにあたって、回路の位置合わせや位置ず
れ防止等のためにプリント配線板に孔を加工することが
おこなわれている。この孔にピンを通すことによって、
多層プリント配線板への積層の際に、この孔を基準とし
て回路の位置合わせをしたり位置ずれを防止したりする
のである。そしてこの基準となる孔を加工するにあたっ
ては、プリント配線板に孔明け位置を示す輪状の孔明け
マークを形成しておき、この孔明けマークの内周にドリ
ルなどの穿孔具で孔明けをすることによっておこなわれ
ている。 しかし、プリント加工など製造工程中にプリント配線
板が伸縮したりすることによって回路パターンに10〜20
0μ程度のずれが生じている場合が多く、このずれに合
わせて孔明け位置を補正することが必要になる。 この孔明け位置の補正は、孔明けの位置を表示するた
めにプリント配線板1の表面の複数箇所に設けられてい
る孔明けマーク2,2…をそれぞれTVカメラで第6図に示
すように撮影し、撮影データをコンピューターで演算処
理して各孔明けマーク2,2…間の距離を測長することに
よって、プリント配線板1の伸縮の度合、すなわちプリ
ント配線板1の回路パターンのずれの度合を検出し、こ
の検出結果に基づいてドリルによる孔明けの位置をずら
せることによっておこなわれている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、プリント配線板1に設けられている孔明けマ
ーク2は、その内径がプリント配線板1に加工する孔の
外径とほぼ等しい寸法で形成されているために、5〜8m
m程度の直径の比較的大きな輪状に形成されているもの
であり、この大きな寸法の孔明けマーク2をTVカメラで
撮影して10〜200μ程度の小さな寸法の補正を精度良く
おこなって孔明け位置を正確に計測するためには、TVカ
メラの解像度をアップしなければならず、設備コストの
上で問題を有するものであった。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、TVカ
メラの解像度をアップする必要なく孔明け位置を正確に
計測することができるプリント配線板の孔加工方法を提
供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明に係るプリント配線板の孔加工方法は、プリン
ト配線板1の表面に孔明け位置を示す輪状の孔明けマー
ク2,2…を形成すると共に孔明けマーク2の内側におい
てプリント配線板1の表面に計測基準マーク3を形成
し、TVカメラ4で計測基準マーク3を撮影して孔明け位
置を計測した後に、孔明けマーク2の内周において計測
した孔明け位置に孔明け加工することを特徴とするもの
である。
【作 用】
本発明にあっては、孔明けマーク2の内側に設けられ
る計測基準マーク3は孔明けマーク2よりも小さく形成
されるために、この計測基準マーク3をTVカメラ4で撮
影することによって、TVカメラ4の解像度をアップする
必要なく寸法補正を正確におこなって孔明け位置を正確
に計測することができる。
【実施例】
以下本発明を実施例によって詳述する。 孔明けに供するプリント配線板1は、多層プリント配
線板の内層用回路板もしくは外装用回路板として用いら
れるものであり、銅張りガラスエポキシ積層板など金属
箔を張った積層板の金属箔をエッチング加工して、第2
図に示すように金属箔で回路パターン5を設けると共
に、同時に端縁部の複数箇所に金属箔で孔明けマーク2,
2…と計測基準マーク3,3…とを設けて形成してある。孔
明けマーク2は孔を明ける箇所であることを表示するた
めに設けられるものであり、その内径が孔明け加工する
孔の直径とほぼ等しい5〜8mmφ程度の丸輪形状で形成
してある。また計測基準マーク3は第3図に示すように
例えば「+」の形状で形成されるものであり、孔明けマ
ーク2の中央において設けるようにしてある。計測基準
マーク3はこのように孔明けマーク2の内側に設けてあ
るために、大きさは孔明けマーク2よりも小さい0.5〜3
mm程度の寸法で形成されることになる。 このように形成されるプリント配線板1に、多層成形
の際に位置合わせ用のピンを差し込む孔となる基準孔を
穿孔するにあたっては、第1図に示すようにプリント配
線板1を水平に設置してセットすると共にプリント配置
1の上方に配設されるTVカメラ4を用いてプリント配線
板1に設けた各計測基準マーク3,3…を撮影し、撮影デ
ータをコンピューターによって演算処理等して各計測基
準マーク3,3…間の距離を測長する。このように各計測
基準マーク3,3…間の距離を測長することによってプリ
ント配線板1の伸縮の度合、すなわちプリント配線板1
に形成した回路パターン5のずれの度合を算出すること
ができる。そしてこのように算出されるずれの度合に合
わせて孔明け箇所の補正をおこなう。補正はプリント配
線板1の下方に配設した電動ドリルなどを穿孔具6を水
平方向に移動させることによっておこなうものであり、
通常は孔明けマーク2のセンターから10〜200μ程度移
動させ補正をおこなう必要がある。このようにして、TV
カメラで計測基準マーク3を撮影して孔明け箇所の補正
をするにあたって、計測基準マーク3は孔明けマーク2
よりも小さく形成されていて小さなターゲットを基準と
することができるために、TVカメラ4の解像度をアップ
する必要なく寸法補正を正確におこなって孔明け位置を
正確に計測することができるものである。 このようにして孔明け位置を補正した後に、穿孔具6
によってプリント配線板1に孔明け加工を施して、多層
成形の際に位置合わせ用のピンを差し込む孔となる基準
孔7を形成するものである。基準孔7は第4図のように
孔明けマーク2の内周において形成されるようにしてあ
り、基準孔7の回りを孔明けマーク2で囲んで基準孔7
の位置が明示されるようにしてある。尚、計測基準マー
ク3は孔明けマーク2の中央に設けるようにようにする
のが好ましく、第5図のように計測基準マーク3を孔明
けマーク2の外側にずらせて設けると、計測基準マーク
3と孔明けマーク2内の孔明けをおこなう位置との間の
寸法lも計測しなければならないために、誤差が累積さ
れて大きくなり、孔明けの位置の精度が悪くなって好ま
しくない。
【発明の効果】
上述のように本発明にあっては、プリント配線板の表
面に孔明け位置を示す輪状の孔明けマークを形成すると
共に孔明けマークの内側においてプリント配線板の表面
に計測基準マークを形成し、TVカメラで計測基準マーク
を撮影して孔明け位置を計測した後に、孔明けマークの
内周において計測した孔明け位置に孔明け加工するよう
にしたので、孔明けマークの内側に設けられる計測基準
マークは孔明けマークよりも小さく形成されるものであ
り、このターゲットの小さい計測基準マークをTVカメラ
で撮影することによって、TVカメラの解像度をアップす
る必要なく寸法補正を正確におこなって正確な位置で孔
明け加工をおこなうことができるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同上のプ
リント配線板の斜視図、第3図は同上のプリント配線板
の一部の拡大斜視図、第4図は孔加工した後のプリント
配線板の一部の拡大斜視図、第5図は比較例を示すプリ
ント配線板の一部の拡大斜視図、第6図は従来例の斜視
図である。 1はプリント配線板、2は孔明けマーク、3は計測基準
マーク、4はTVカメラである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線板の表面に孔明け位置を示す
    輪状の孔明けマークを形成すると共に孔明けマークの内
    側においてプリント配線板の表面に計測基準マークを形
    成し、TVカメラで計測基準マークを撮影して孔明け位置
    を計測した後に、孔明けマークの内周において計測した
    孔明け位置に孔明け加工することを特徴とするプリント
    配線板の孔加工方法。
JP18282489A 1989-07-15 1989-07-15 プリント配線板の孔加工方法 Expired - Lifetime JP2680135B2 (ja)

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KR102104785B1 (ko) * 2018-10-04 2020-04-28 주식회사 디에이피 본딩 가이드

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