JP2678883B2 - 横張用の壁材の端部と開口枠との納まり構造 - Google Patents

横張用の壁材の端部と開口枠との納まり構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横張用の壁材の横方向
端部と、窓枠やドア枠など開口枠との納まり構造に係
り、とくに雨仕舞い対策を講じたものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図9に示すように建物の外面に
壁材Sを横張りするものがある。この横張用の壁材S
は、例えば、図10に示すように横長の金属製の表面材
1の上下端に雄、雌型連結部2・3を形成してなる。雄
型連結部2は、表面材1の上端を内方へ略直角に屈曲し
た上側壁4と、この上側壁4の内端を一旦上方へ立ち上
げ、ついで下方へ折り返して形成した嵌合凸部5と、こ
の嵌合凸部5の下端を再び上方へ立ち上げて形成した固
定部6とからなる。雌型連結部3は、表面材1の下端を
内方へ略直角に屈曲した下側壁9と、この下側壁9の内
端を一旦上方へ立ち上げ、ついで下方へ折り返すことで
断面逆U字状に形成して前記嵌合凸部5に嵌合する形の
嵌合凹部11とからなる。
【0003】横張りに際しては、壁材Sの上端の固定部
6を壁下地材にドリリングねじなどで固定し、この壁材
Sの嵌合凸部5に、この上側に横張りする壁材Sの下端
の嵌合凹部11を嵌合させるとともに、上段の壁材Sの
下側壁9と下段の壁材Sの上側壁4とを対向させて両壁
4・9間に目地15を形成する。そして、上下の壁材S
の横方向端部においては、図11に示すように窓枠ある
いはドア枠など開口枠16の縦枠17が配されて壁下地
材13に固定される。この開口枠16の縦枠17と壁材
Sの横方向端部との間にコーキング材29を充てんして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記した壁
材Sの横方向端部と開口枠16との納まり構造では、図
10に示すように、雨水が、上段の壁材Sの下側壁9と
下段の壁材の上側壁4との間の目地15に矢印A方向か
ら吹き込み、引き続いて上側壁4上を嵌合凸部5に沿っ
て矢印B方向に流れて縦枠17にまで流れ込んで当該箇
所の壁下地材13を腐食させたり、室内に浸入する、と
いう問題があった。
【0005】元来、開口枠16の縦枠17と壁材Sの横
方向端部との間に充てんしたコーキング材29が、この
ような雨水浸入の防止の役目を担う部分である。しか
し、実際に横張り施工に際し、現場で壁材Sの横方向端
部を寸法切断する場合があるが、こうした場合正確に切
断できなかったり、壁材Sが横に傾いたまま横張りされ
ることがあり、このため縦枠17と壁材Sの横方向端部
との間に所定寸法の間隙を確保することは難しく、コー
キング材29を充分に充てんすることができないことが
多かった。このため前述したような雨水の浸入問題が生
じていたのである。
【0006】本発明の目的は、上記のような横張用の壁
材の横方向端部と開口枠との納まり構造において、その
壁材の横方向端部と開口枠との間に特殊断面形状の捨水
切板を配することによりコーキング材の充分な充てんを
確保できて雨仕舞い効果を高める点にある。本発明の他
の目的は、コーキング施工性の向上を図る点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の前提とする横張
用の壁材の端部の納まり構造は、図示例のように上端に
嵌合凸部5を、下端に嵌合凸部5が嵌合し得る形の嵌合
凹部11をそれぞれ左右横方向にわたって設けた壁材S
を対象とする。その壁材Sとしては、具体的には、1枚
の表面材1のみからなるもの、あるいはその表面材1の
裏面側に断熱、遮音材12をはり付けたもの、または表
裏面材1・28間に断熱、遮音材12を介在したサンド
イッチ構造のものなどである。1枚の表面材1のみから
なる壁材Sは、図2に例示するように表面材1の上端を
内方へ屈曲して上側壁4を形成し、この上側壁4の内端
を一旦上方へ立ち上げ、ついで下方へ折り返して嵌合凸
部5を形成し、この嵌合凸部5の下端を再び上方へ立ち
上げて壁下地材13に固定される固定部6を形成してな
り、また表面材1の下端を内方へ屈曲して下側壁9を形
成し、この下側壁9の内端を一旦上方へ立ち上げ、つい
で下方へ折り返すことで断面逆U字状の嵌合凹部11を
形成してなるものである。サンドイッチ構造の壁材S
は、図7および図8に示すように表面材1と裏面材28
との間に断熱、遮音材12を介在し、これの上端に嵌合
凸部5を、下端に嵌合凸部5が嵌合し得る形の嵌合凹部
11をそれぞれ左右横方向にわたって設けたものであ
る。この場合、図7のように壁材Sの上端に嵌合凸部5
を1本のみ設けること、あるいは図8のように壁材Sの
上端に嵌合凸部5を内外に2本設けることは任意であ
る。そして、このような壁材Sは横張りされるが、この
場合上下段の壁材S・Sは、下段の壁材Sの上端の嵌合
凸部5に、上段の壁材Sの下端の嵌合凹部11を嵌合さ
せてその上下端どうし間に目地15を形成する。また上
下段の壁材S・Sの横方向の端部には開口枠16の縦枠
17が配されたものである。
【0008】そのうえで、本発明では、壁材Sの横方向
端部と開口枠16の縦枠17との間に捨水切板19を配
する。この捨水切板19は、壁材Sの裏面側において開
口枠16に対し固定された固定部24と、固定部24か
ら外方に屈曲されて壁材の横方向端部の内外方向の内側
と近接ないし当接するよう形成された第1壁面25と、
第1壁面25の外端から縦枠17に向かって屈曲されて
壁材の端部の内外方向の外側と縦枠17との間に間隙W
を形成する第2壁面26とを有する。第2壁面26は嵌
合凸部5と同一線X上もしくはそれよりも内方に偏して
位置するよう設定する。この場合、嵌合凸部5を内外に
2本設けるサンドイッチ構造の壁材Sにおいては、捨水
切板19の第2壁面26が少なくともその外側の嵌合凸
部5と同一線X上もしくはそれよりも内方に偏して位置
するよう設定する。そして上下段の壁材S・Sの横方向
端部と縦枠17との間にコーキング材29を第2壁面2
6に達する深さにまで充てんする。この場合コーキング
材29は壁材Sの横方向端部と縦枠17との間の上下方
向全長にわたって充てんするもよいが、上下の壁材S・
しの端部の、少なくとも上下端どうし間の目地15と、
縦枠17との間に充てんすることが必要である。尤も、
この場合コーキング材29は嵌合凸部5の端部および嵌
合凹部11の端部にまで充てんする。
【0009】
【作用】壁材Sの横張りに際し、予め開口枠16に固定
さた捨水切板19の第1壁面25に、壁材Sの横方向端
部を近接ないし当接させることにより、この壁材Sの横
方向端部と縦枠17との間に、コーキング材29を充分
に充てんするに必要な所定の間隙Wを確実に形成するこ
とができる。
【0010】上下の壁材S・Sの端部の、少なくとも上
下端どうし間の目地15と、縦枠17との間にコーキン
グ材29を、嵌合凸部5と同一線X上もしくはそれより
も内方に偏して位置する第2壁面26に達する深さにま
で充てんすると、嵌合凸部5の端部と縦枠17との出合
い部を確実に防水シールすることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、横張用の壁材Sの横方
向端部と開口枠16の縦枠17との間に配される捨水切
板19に、第1壁面25および第2壁面26を形成して
あるので、壁材Sの横方向端部と縦枠17との間にコー
キング材29を充てんするのに充分な間隙Wを簡単に確
保できてコーキング施工性に優れる。しかも、上下の壁
材S・Sの横方向端部の、少なくとも上下端どうし間の
目地15と、縦枠17との間にコーキング材29を、嵌
合凸部5と同一線X上もしくはそれよりも内方に偏して
位置する第2壁面26に達する深さにまで充てんする。
したがって、嵌合凸部5の端部と縦枠17との出合い部
を完全にコーキング材29で防水シールでき、雨水が下
段の壁材Sの上端面上を嵌合凸部5に沿って横方向に流
れて縦枠17に向かって浸入したときも、壁下地材13
および室内への雨水浸入を確実に防止できて雨仕舞い効
果を高めることができる。コーキング材29はこれの充
てん深さが第2壁面26で規制されるので、高価なコー
キング材29を必要以上に充てんするのを防止できてそ
の使用量の節約になる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3に基づき
説明する。この実施例で使用する横張用の壁材Sは、図
1および図2に示すようにその基本的構成は前述した従
来のものと同様である。すなわち、この壁材Sは、横長
の亜鉛めっき鋼板やアルミ・亜鉛合金めっき鋼板など金
属製の表面材1の上端に雄型連結部2を、その下端に雌
型連結部3をそれぞれ形成してなる。
【0013】雄型連結部2は表面材1の上端を内方に略
直角に屈曲して形成した上側壁4と、この上側壁4の内
端を一旦上方に立ち上がらせた起立壁5aとこの起立壁
5aの上端をその裏側へ下向きに折り返した折返壁5b
からなる嵌合凸部5と、その折返壁5bの下端を再度上
方に屈曲して形成した固定部6とで構成される。この場
合、固定部6は嵌合凸部5よりも高く形成されるととも
に、その嵌合凸部5との間に断面U字状の溝8を形成す
る。表面材1と上側壁4の交わる角に傾斜面7を形成す
ることが水垂れできる点で好ましい。
【0014】雌型連結部3は、表面材1の下端を内方に
略直角に屈曲して形成した下側壁9と、この下側壁9の
内端を上方に立ち上がらせた起立壁10aとこの起立壁
10aの上端をその裏側へ下向きに折り返した折返壁1
0bとの間で断面逆U状に形成した嵌合凹部11とで構
成される。その嵌合凹部11は前記嵌合凸部5に嵌合す
る形に形成される。表面材1の裏面側の上側壁4と下側
壁9との間には、不燃性に優れる石膏ボード、あるいは
不燃性、耐水性に優れる岩綿ボードなどの断熱、遮音材
12を裏打ちすることが断熱、遮音効果を得る点で好ま
しいが、この断熱、遮音材12は必ずしも必要とするも
のではない。
【0015】上記構成の壁材Sは、横張りに際し、図2
に示すように固定部6を主柱、間柱、あるいは胴縁など
の壁下地材13に対しセルフドリリングねじあるいはタ
ッピングねじなどの止具14で固定する。ついで、この
壁材Sの上に別の同じ壁材Sを載せるのであるが、この
とき下段の壁材Sの上端の嵌合凸部5に、上段の壁材S
の下端の嵌合凹部11を嵌合させるとともに、下段の壁
材Sの上側壁4の上に上段の壁材Sの下側壁9を突き合
わせて両壁4・9間に目地15を形成する。その目地1
5としては図2のような突き付け目地を形成するに代え
て、図6に示すように上段の壁材Sの下側壁9と下段の
壁材Sの上側壁4とを離してその間に目地15を形成す
るものであってもよい。
【0016】図1および図3に、このようにして上下方
向に順次横張りされる壁材Sの左右の横方向端部と、窓
枠あるいはドア枠などの開口枠16の縦枠17との納ま
り詳細図を示した。この壁材Sの横方向端部に存在する
主柱、間柱あるいは胴縁など壁下地材13には、予め、
開口枠16がセルフドリリングねじあるいはタッピング
ねじなどの止具18で固定されるともに、その開口枠1
6に捨水切板19が取付けられる。
【0017】開口枠16の縦枠17の、壁材Sの横方向
端部に面する側には、内外フランジ20・21を形成
し、内外フランジ20・21間に壁材Sの横方向端部が
はめ込まれる溝22を形成している。その内フランジ2
0が壁下地材13に止具18で固定される。
【0018】捨水切板19は亜鉛めっき鋼板など金属板
をプレス加工またはロール成型してなり、縦枠17の内
フランジ20の上に重ねてセルフドリリングねじあるい
はタッピングねじなどの止具23で固定される帯状の固
定部24と、この固定部24の幅方向一端を外方へ略直
角に屈曲して壁材Sの横方向端部の内外方向の内側に近
接ないし当接するよう形成した第1壁面25と、第1壁
面25の外端から縦枠17に向けて固定部24と略平行
に屈曲して形成された第2壁面26とからなる。第2壁
面26の先端は縦枠17に沿うよう内方へ略直角に折り
返して第3壁面27を形成している。
【0019】この捨水切板19が開口枠16に取付けら
れた状態では、その第2壁面26が、横張りされた状態
の壁材Sの嵌合凸部5と同一線X上もしくはそれよりも
内方に偏して位置するように設定することが必要であ
る。
【0020】図3に示すように、捨水切板19が開口枠
16に取付けられた後、壁材Sが横張りされるが、この
とき壁材Sの横方向端部を第1壁面25に近接させる
か、当接させることにより壁材Sの横方向端部と縦枠1
7との間に、コーキング材を充てんするのに充分な間隙
Wを確実に形成することができる。この間隙Wは、壁材
Sの横方向端部を現場で寸法切断し、少々不正確な場合
も、その壁材Sの横方向端部の切断面を第1壁面25に
近接させるか、当接させることで確実に保持できる。
【0021】かくして、図3に示すように、間隙Wにコ
ーキング材29を第2壁面26に達する深さにまで充て
んする。すると、嵌合凸部5の端部と縦枠17との出合
い部を完全にコーキング材29で防水シールできるの
で、たとえ、雨水が、図1の矢印Aに示すごとく上下の
壁材Sの目地15に吹き込み、その上側壁4上を嵌合凸
部5に沿って縦枠17に向かって横方向Bに流れ込む場
合も、この壁材Sの横方向端部における壁下地材13を
濡らしたり、室内に浸入するのを確実に防止できる。な
お、コーキング材29は必ずしも間隙Wの上下方向全長
にわたって充てんする必要がない。上下の壁材Sの横方
向端部の、少なくとも上下側壁4・9どうしの突き合わ
せ部および嵌合凹凸部11・5の嵌合部と、縦枠17と
の間に充てんすることでも前述した雨水の浸入防止を図
ることができる。この場合、捨水切板19は長尺物に形
成するに代えて、コーキング材29を充てんする箇所の
みに取付けられるような短尺物(ピース)に形成された
ものを使用することで足りる。なお、図3に示すように
上記コーキング材29の充てん後、バックアップ材31
を充てんしたうえで縦枠17の外フランジ21と壁材S
の表面材1との間の間隙にもコーキング材30を充てん
することが防水効果を上げるうえでより好ましい。
【0022】捨水切板19は、図4および図5に示すよ
うな断面形状に形成するものであってもよい。図4に示
す捨水切板19は第2壁面26を第1壁面25と成す角
度θを鈍角に形成して傾斜面に形成してある点が、第2
壁面26を第1壁面25と成す角度を直角に形成してあ
る図3に示す捨水切板19と異なる。尤も、この図4に
示す捨水切板19においても第2壁面26の少なくとも
第1壁面25との連接部26aが壁材Sの嵌合凸部5と
同一線Xよりも内方に偏して位置するように設定するこ
とが必要である。この捨水切板19によれば、上記実施
例の場合と同様にコーキング材29を第2壁面26に達
する深さにまで充てんすることにより嵌合凸部5の端部
と縦枠17との出合い部を完全に防水シールでき、加え
てコーキング材29の使用量を低減でき、また嵌合凸部
5の端部と縦枠17との出合い部にコーキング材29を
的確に充てんできるという効果がある。図5に示す捨水
切板19は第3壁面27を省略した断面形状であり、そ
のほかの点では図1に示す捨水切板19の場合と同様で
ある。
【0023】本発明は、上記実施例の壁材Sに代えて、
図7および図8に示すようなサンドイッチ構造の壁材S
にも同様に適用できる。図7に示す壁材Sは横長の亜鉛
めっき鋼板やアルミ・亜鉛合金めっき鋼板など金属製の
表面材1と裏面材28との間に、プラスチックフォーム
やグラスウールなどの断熱、遮音材12を充てんしたも
のであり、その上端に嵌合凸部5を、下端にその嵌合凸
部5が嵌合する形の嵌合凹部11をそれぞれ左右横方向
にわたって設けてある。図8に示す壁材Sはその上端に
2本の嵌合凸部5を内外に設け、下端にその内外の嵌合
凸部5が嵌合する形の嵌合凹部11を内外に設けてある
点が、図7に示す壁材Sと異なり、そのほかの構成は同
様である。この場合、目地部材16の繋ぎ壁面25の基
準線Xとしては、その内側の嵌合凸部5を基準にして、
あるいは外側の嵌合凸部5を基準にして設定することは
任意であるが、内側の嵌合凸部5を基準に設定すること
が雨仕舞い効果をより一層高めるうえで好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】横張用の壁材の端部と開口枠との納まり構造を
示す斜視図である。
【図2】横張用の壁材の壁下地材への取付け状態を示す
縦断側面図である。
【図3】横張用の壁材の端部と開口枠との納まり構造を
示す横断平面図である。
【図4】他の実施例を示す捨水切板の平面図である。
【図5】更に他の実施例を示す捨水切板の平面図であ
る。
【図6】他の実施例を示す横張用の壁材の縦断側面図で
ある。
【図7】更に他の実施例を示す横張用の壁材の縦断側面
図である。
【図8】更に又、他の実施例を示す横張用の壁材の縦断
側面図である。
【図9】壁材を横張りした建物を示す外観斜視図であ
る。
【図10】従来例の横張用の壁材の端部と開口枠との納
まり構造を示す斜視図である。
【図11】従来例の横張用の壁材の端部と開口枠との納
まり構造を示す横断平面図である。
【符号の説明】
S 横張用の壁材 1 表面材 4 上側壁 5 嵌合凸部 6 固定部 9 下側壁 11 嵌合凹部 12 断熱、遮音材 13 壁下地材 14 止具 16 開口枠 17 縦枠 23 止具 24 固定部 25 第1壁面 26 第2壁面 28 裏面材 29 コーキング材 W 間隙

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に嵌合凸部5を、下端に嵌合凸部5
    が嵌合し得る形の嵌合凹部11をそれぞれ左右横方向に
    わたって設けた横張用の壁材Sを対象とし、 横張りされた上下段の壁材S・Sは、下段の壁材Sの上
    端の嵌合凸部5に上段の壁材Sの下端の嵌合凹部11を
    嵌合させてその上下端どうし間に目地15を形成してお
    り、 壁材Sの横方向端部には開口枠16の縦枠17が配され
    ており、 壁材Sの横方向端部と縦枠17との間に捨水切板19が
    配されており、 捨水切板19は、壁材Sの裏面側において開口枠16に
    対し固定された固定部24と、固定部24から外方に屈
    曲されて壁材の横方向端部の内外方向の内側と近接ない
    し当接するよう形成された第1壁面25と、第1壁面2
    5の外端から縦枠17に向かって屈曲されて壁材の端部
    の内外方向の外側と縦枠17との間に間隙Wを形成する
    第2壁面26とを有しており、 第2壁面26は嵌合凸部5と同一線X上もしくはそれよ
    りも内方に偏して位置するよう設定しており、 上下段の壁材S・Sの横方向端部の、少なくとも上下端
    どうし間の目地15と、縦枠17との間には、コーキン
    グ材29を第2壁面26に達する深さにまで充てんして
    ある、横張用の壁材の端部と開口枠との納まり構造。
  2. 【請求項2】 横張用の壁材Sは、表面材1の上端を内
    方へ屈曲して上側壁4を形成し、この上側壁4の内端を
    一旦上方へ立ち上げ、ついで下方へ折り返して嵌合凸部
    5を形成し、この嵌合凸部5の下端を再び上方へ立ち上
    げて壁下地材13に固定される固定部6を形成してお
    り、 表面材1の下端を内方へ屈曲して下側壁9を形成し、こ
    の下側壁9の内端を一旦上方へ立ち上げ、ついで下方へ
    折り返すことで断面逆U字状に形成して嵌合凹部11を
    形成している、請求項1記載の横張用の壁材の端部の納
    まり構造。
  3. 【請求項3】 横張用の壁材Sは、表面材1と裏面材2
    8との間に断熱、遮音材12を介在しており、これの上
    端に嵌合凸部5を、下端に嵌合凸部5が嵌合し得る形の
    嵌合凹部11をそれぞれ左右横方向にわたって設けてあ
    る、請求項1記載の横張用の壁材の端部の納まり構造。
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