JP2675825B2 - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法

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JP2675825B2 JP20613688A JP20613688A JP2675825B2 JP 2675825 B2 JP2675825 B2 JP 2675825B2 JP 20613688 A JP20613688 A JP 20613688A JP 20613688 A JP20613688 A JP 20613688A JP 2675825 B2 JP2675825 B2 JP 2675825B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクジエツト記録装置を用いて、紙,ト
ランスペアレンシーフイルムなどの被記録材等に、文
字,画像,記号などの情報を記録するインクジエツト記
録方法に関する。
〔従来の技術〕
インクジエツト記録は従来より被記録材を選ばない優
れた記録方法として知られており、記録装置,記録方
法,記録材料などについて研究開発が盛んに行われてき
ている。
しかしながら、実際には従来から開発、商品化されて
きたインクジエツト記録装置においてはインクジエツト
用紙,インクジエツト用トランスペアレンシーフイルム
と称されるようなインクジエツト用に特に開発された専
用の被記録材を用いないと、 良好な定着性、 いわゆる「切れ」の良い、文字,画像の周辺部分にボ
ケ,にじみ(以下フエザリングと称する)の生じない記
録画像、 光学的濃度(Optical Density:OD)の高い記録画像、 を得ることが困難であり、普通紙複写機用紙(PPC用
紙),レター用紙,ボンド用紙,葉書,便せん,封筒,
レポート用紙等のオフイス,家庭などで一般的に使われ
ているような紙、及び一般に市販されているようなトラ
ンスペアレンシーフイルム(OHPフイルム)等の被記録
材に従来から知られているようなインクジエツト記録装
置で記録を行った場合、前記−の特性を同時に満足
させることはできなかった。
インクジエツト用紙を用いれば前記の特性を満足させ
ることは可能であるが、インクジエツト用紙は一般的に
高価であり、かつインクジエツト用紙は一般的に片面コ
ート紙であるために当然のことながら、コートしていな
い面に記録を行うと定着性,印字品位が著しく低下する
という欠点があり、インクジエツト記録装置が一般に普
及しない原因の一つとなっていた。
そこで 良好な定着性、 いわゆる「切れ」の良い、文字,画像の周辺部分にボ
ケ,にじみ(以下フエザリングと総称する)の生じな印
字品位の優れた記録画像、 光学的濃度(Optical Density:OD)の高い記録画像、 を得るために様々な開発が行われてきている。
例えば(1)特開昭56−57862号公報,特開昭57−102
970号公報,特開昭57−102971号公報に示されるようなp
H13程度の強アルカリ性インク、(2)常温では固体の
ワツクス状のインクを加熱して溶融状態で吐出させるこ
とにより記録を行う方法(特開昭61−159470,特開昭62
−48774)、(3)非水溶性の有機溶剤を液媒体として
使った油性のインクを用いて記録を行う方法などが開
発,商品化されている。また、の良好な定着性を得る
目的だけについてみると、(4)特開昭55−29546で示
されるような界面活性剤を多量に含むインク、(5)特
開昭56−49771で示されるようなグリセリンとN−メチ
ル−2−ピロリドンと直接染料とcmc以下の量の低表面
張力の界面活性剤を組み合わせたインク、(6)特開昭
56−57862,特開昭57−102971号公報で示されるようなイ
ンクのpHを強アルカリ性にして、更に弗素系の界面活性
剤を添加したインク等が知られている。
しかし、(1)の方法はインクが強アルカリ性で取扱
上危険性があり、かつ、ロジン等をサイズ剤として用い
た酸性紙には定着性が良好で印字品位も良好な印字が行
えるが、近年日本においても生産量が増加してきたアル
キルケテンダイマー,無水ステアリン酸等を用いた中性
紙では定着性が大幅に低下し更に印字品位についても若
干低下する傾向がみられる。
またこの強アルカリ性のインクは紙の内部への浸透力
が大きいためか、裏抜けしやすく、両面記録がきわめて
困難であるという欠点もある。
(2)の方法は、前記の特性−を満足させる優れ
た方法であるが、印字部分が盛り上がり、印字物を何枚
も重ねて放電しておくと印字が転写したり、紙同士がく
っついた状態になってしまうという欠点が知られてお
り、更にはインクを加熱する手段が必要になるので装置
が複雑になってしまうという問題もある。
(3)の方法は定着性が特に優れている方法である
が、インクに含まれている有機溶剤の臭気,安全性に対
する配慮が必要なため、缶の底,箱の外側等に製造ロツ
ト番号を印字するような工業的な用途にしか使われてお
らずオリフイス、一般家庭で使うような状況にはなって
いない。
(4)のインクを使う方法は特開昭55−80477号公報
及び、特開昭56−49771号公報で明らかにされているよ
うに印字品質に問題があり優れた方法であるとはいえな
い。
(5)のインクを使う方法はその実施例でも明らかに
されているように印字後のインクの乾燥速度(本発明で
いうところの「定着性」が8−15秒程度であり、従来知
られていたインクに比べれば確かに定着性が優れている
といえるが、記録装置を使う立場に立ってみると8−15
秒という時間は長く感じられるものであり、用紙によっ
ては記録装置からでてきた印字物をすぐに手に取ると手
がインクで汚れることもあり、また用紙によってはフエ
ザリングが顕著となることもあるので、なお一層の改善
が望まれるものである。
(6)のインクについては定着時間を5秒以下にする
こともできる。定着性についてはきわめて優れたインク
であることは本発明者らも確認したものであるが、前記
(1)の方法について説明したところで明らかにしたよ
うに、安全性、中性紙上での定着性・印字品位、裏抜け
性に問題があり、好ましいものではない。
また、一般的には、オフイス,一般家庭用としての用
途を考え、臭気,安全性,インクの取扱性などを考慮す
ると水性インクを用いることが望ましいのであるが、水
性インクを用いる場合、一般的に被記録材に指紋等の汚
れがついていたりするとその部分だけフエザリングが発
生しやすくなる傾向があり、また紙によっては紙の表と
裏では印字品位が著しく変わる場合もあるので、被記録
材をインクジエツト記録装置にセツトする場合に被記録
材の取扱に細心の注意が必要であるという問題もあっ
た。
更に、従来からよく知られているような、水溶性染料
を1−5重量%、グリコール類の様な水溶性有機溶剤を
20−50重量%含有し、表面張力が40−55dyne/cm程度で
あるような水性のインクを用いたマルチノズルのインク
ジエツト記録装置においては、ノズルから水などが蒸発
することにより、印字を行わない(印字に使わない)ノ
ズルが印字途中においてさえ目詰まりすることがあり、
例えば「−」を繰り返し120秒程度印字させた後、
「1」を印字させると「−」を印字する際に使用したノ
ズルは正常に吐出するが、そのほかのノズルは不吐出に
なってしまい、正しく「1」が印字できないというよう
な問題を生じることもあった。
また、印字後しばらく(例えば土日休みを想定して2
昼夜程度)、記録装置を放置しておくと、ノズルからの
水分の蒸発に基づくインクの粘度上昇によって起こると
思われる不吐出現象はよく観察され、記録装置を使い始
めるたびに不吐出現象を解決するための操作をする必要
が生じるのでインクジエツト記録装置は使いにくいとい
われることもよくあった。この様なトラブルはインクを
飛翔させるのに使うエネルギーが比較的小さい記録装置
を使う場合に比較的多く見受けられ、ピエゾ素子を使っ
たインクジエツト記録装置に比べて、バブルジエツト記
録装置の方が吐出エネルギーが小さいためか、特にバブ
ルジエツト記録装置でよくみられるものであり、まさざ
まな改善策が考案されている。
上記のようなトラブルを防止するためには記録装置に
キヤツプ,ポンプなどの様々な回復装置を組み込む必要
があり、インクジエツト記録装置を複雑で、高価なもの
にする原因の一つとなっている。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
そこで、本発明の目的は、 被記録面を選択せず(紙,フイルムなどの表面物性,
材質,裏表の影響を受けにくく)、 指紋などによる被記録面の汚染の影響を受けにくく、 定着性がきわめて良好であり、 印字品位がよく、フエザリングの少ない記録が可能で
あり、 更には、特に複雑な回復装置を使うことなく、信頼性
が高く、いつでも直ちに正常な印字が行える、 従来にない優れたインクジエツト記録方法を提供する
ことにある。
更には、安全性が高いインクでODが高い記録画像が得
られ、複雑な漢字,斜線部や曲線部の滑らかで自然な再
現記録が可能なインクジエツト記録方法を提供すること
にある。また更には耐水性のよい記録画像を得ることが
可能なインクジエツト記録方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記の目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、インクジェット記録装置よりインク
液滴を飛翔させ、これを被記録材に付着させて記録を行
うインクジェット記録方法であって、前記インクが水性
インクであり、かつ、その25℃における表面張力が17〜
35dyne/cmの範囲にあり、更に1電気信号により飛翔す
るインク液滴1個の体積が20〜100pl(ピコリットル)
の範囲になる条件で記録を行うことを特徴とするインク
ジェット記録方法である。
本発明の第1の特徴はインクとして25℃における表面
張力が35dyne/cm以下の低表面張力の水性インクを用い
ることにある。
これは本発明者らが、記録画像の定着性を改善するた
めに種々の手段について検討を行った結果、インクの表
面張力を35dyn/cm以下になるように調整すればほとんど
の被記録材に対しても速やかな定着が可能であることを
見いだしたことに基づくものである。また、低表面張力
のインクを用いるとインクをノズルより飛翔させるため
に必要なエネルギーが少なくて済むので、バブルジエツ
ト記録装置のようなエネルギーの比較的小さい記録装置
に使った場合にも、吐出が安定に行え、記録装置をしば
らく放置しておいても不吐出などの問題の発生を抑制で
きることを見いだし、バブルジエツト記録装置のような
マルチノズルのドロツプオンデマンド方式のインクジエ
ツト記録装置に好適であることを見いだしたものであ
る。
低表面張力のインクとしては液媒体として非水溶性の
有機溶剤を使った油性インク及び先に示したような界面
活性剤を含む水性の低表面張力のインクが数多く知られ
ており、低表面張力の油性インクや水性インクの定着性
が一般的に優れていることは公知である。しかし、油性
インクの場合すでに述べたように臭気,安全性,インク
の取扱性に問題がありオリフイス,一般家庭で使う記録
装置に用いるには不適当である。また先に示したように
従来の公知の低表面張力の水性インクについては定着性
の改善が行われているのは確かではあるが、まだ不十分
なレベルである。
本発明者らは水性のインクにおいて定着性の改善を計
るべく検討を進めた結果表面張力を35dyne/cm以下にす
れば定着性に関してはほぼ当初の目的を達成できること
を見いだしたものであるが、単純にインクの表面張力を
35dyne/cm以下にしただけでは被記録材の種類,材質に
よってはフエザリングが顕著となり、高精細の文字,画
像を記録する用途に対しては不適当であり、特に漢字を
多用する日本などの漢字文化圏で使う記録装置としては
好ましくない。
また、更に詳細に表面張力が35dyne/cm以下のインク
について評価検討を行ったところ、被記録材の種類,材
質によっては表面張力が35dye/cm以下のインクを用いて
も定着性が不十分な場合も存在することが明らかなり、
更に改善のための詳細な検討が必要であった。
そこで、低表面張力のインクを使いながらもフエザリ
ングを発生させないようにすべく、かつほとんど全ての
被記録材に対して良好な定着性を得るべく更に詳細な検
討を進めた結果、本発明の第2の特徴であるインク液滴
1個の体積を100pl以下の範囲にすることにより、被記
録面を選択することなく、定着性とフエザリングを共に
好ましいレベルに保つことが可能であることを見いだ
し、本発明を完成したものである。
即ち、通常はインクの表面張力を45dyn/cm程度以下に
すると被記録材の表面で不規則なにじみ(フエザリン
グ)が発生し易くなり、好ましくない。
しかし、インク液滴1個の体積を100pl(1pl=10
-12l)以下にすると被記録材上でのインク中の水分の蒸
発が速くなるので定着性がよくなり、被記録材上でのド
ツトの径が小さいため滲みがたとえ発生しても通常の目
視では滲みの発生状況、ドツトの形状を認識できなくな
るので、事実上、フエザリングの無い良好な品位の印字
を得ることができるようになることを見いだしたもので
ある。
また、本発明によるインクジエツト記録方法によれば
従来、水性のインクを用いたインクジエツト記録におけ
る問題点であった。被記録面の指紋などによる汚染箇所
の印字品位の劣化現象、及び紙の表と裏の違いに基づく
印字品位の変化という問題についても顕著な改善が可能
であることを見いだした。
即ち、本発明の方法を用いればたとえ指で表面をさわ
った紙に印字を行っても指でさわった部分だけ滲みが発
生し易くなるというような、従来のインクジエツトプリ
ンタ,水性筆記具等でよくみられた不具合が発生しなく
なることを見いだしたものである。また従来水性のサイ
ンペン等でノートに筆記した場合によく見受けられたよ
うな、紙の表と裏の違いに基づく印字品位の顕著な違い
についても改善が可能であることを見いだしたものであ
る。これはインクの表面張力が被記録材に付着した体脂
等の汚れ物質の表面張力以下であることと、被記録面に
形成されるドツトの大きさが十分に小さいため汚れ物質
で汚染された部分においてドツトの形状が多少悪くなっ
ても一般の目視ではドツトの形状をほとんど見分けられ
なくなるためであると思われる。
更に本発明のインクジエツト記録方法によれば定着性
が優れているので、重色によってカラー画像を形成する
場合においても、先に付着させたインクと後で付着させ
たインクが混じりあって不鮮明な画像となるといった不
都合を大幅に改善することが可能であることを見いだし
た。
本発明による記録方法に好適なインクの25℃における
表面張力の範囲は17dyne/cm−35dyne/cmであり、好まし
くは17dyne/cm−30dyne/cmの範囲であると良好な定着
性,用紙選択性,耐指紋性等を得ることができる。表面
張力についてはできるだけ低い方が定着性,耐指紋性が
よく好ましいのであるが、現在市販されている界面活性
剤を使用してインクを作成,評価した場合の下限値がお
およそ17dyne/cmであったので下限値を17dyne/cmに設定
した。
またインク液滴1個の体積については通常は20pl−10
0pl(1pl=10-12l)の範囲が好ましく、より好適な範囲
は25pl−80plである。
インク液滴1個の体積については表面張力と同様に一
般的には小さい値の方が好ましいのであるが20pl以下で
は安定な吐出が行えず、かつ印字濃度が低下する傾向が
みられたので20pl以上が好ましい。
インクのpHについては、5.0−9.5の範囲が好ましい。
これはpH12以上の強アルカリ性のインクでは定着性は良
好であるが、危険性があり、かつインクの構成材料、記
録装置のインク周りに使用する材料に対して制約を受け
るようになり、工業的に不利になるからである。また、
本発明で示すごとく、インクの液滴1個の体積を100pl
以下にすれば、強アルカリ性のインクを用いなくとも良
好な定着性を得ることができるからである。
本発明に使用するインクについて述べると色素として
は、染料,顔料のいずれでも使用可能であり、使用目的
に応じて種類、及び量を適切に決定すれば良いが、ノズ
ルの目詰まりなどを考慮すると一般的には水性の染料が
好ましいものである。色素濃度については目詰まり性,
記録画像の濃度,インクジエツト記録装置の信頼性など
を考慮すると色素の分子構造などによって変化するが、
一般的にはインク全体に対して、0.5−15.0重量%の範
囲が適しており、更に好ましい範囲は染料を用いた場合
には1.0−5.0重量%、顔料を用いた場合には3.0−12.0
重量%、より好適な範囲は染料を用いた場合には1.0−
3.0重量%、顔料の場合は5.0−10.0重量%の範囲であ
る。
また色素を溶解、または分散するために用いる液媒体
としては水と相溶性があるグリコール類,グリコールエ
ーテル類等の水溶性有機溶剤の使用が好ましく、安全
性,臭気,取扱性等を考慮して適宜種類,量を決定すれ
ば良い。
使用するインクは表面張力を35dyne/cm以下に調整す
る必要があるが、その調整方法としては通常考えられる
ように界面活性剤を用いる方法、極性の比較的低いブタ
ノールの様な水溶性の有機溶剤を用いる方法、及びこれ
らの併用などがあるが本発明では特に方法を限定するも
のではなく、インク及び記録装置全体のことを考慮して
適宜決定すればよい。
界面活性剤としてはインクの表面張力を35dyne/cm以
下にすることのできるものであれば特に限定するもので
はないが、一般的には弗素系の界面活性剤がごく少量の
添加で表面張力を大幅に低下させることができるので好
ましい。しかし、顔料インクについては弗素系の界面活
性剤の単独使用では表面張力の低下の程度が少ないので
脂肪族系のような弗素系以外の界面活性剤と併用するこ
とが望ましいものである。
使用する被記録材としては、紙,トランスペアレンシ
ーフイルム等のいずれもが使えるが、特に紙としては坪
量45−200g/m2の範囲の紙が本発明にとって特に有効で
ある。使用するインクジエツト記録装置としては先に示
した理由からも明白なようにマルチノイズのドロップオ
ンデマンド方式の記録装置が好ましく、中でもバルブジ
エツト方式の記録装置が特に好適である。
なお、本発明でいう「インク液滴1個の体積」は、 (1)ある画像を形成するのに必要なインクの液滴数が
明らかな画像を記録する際のインクの消費量を求めこの
消費量を液滴数で割ること、 (2)1本のノズルからだけインクが飛翔するように記
録装置を設定しておき一定時間インクを飛翔させた後、
インクの消費量をノズルに加えた飛翔信号総数で割るこ
と、 等によって容易に求めることができるものである。
また、本発明における重要な因子であるインク液滴の
体積はインクジエツト記録装置のノズル、インク流路の
寸法,形状,材質、インクの物性(粘度,表面張力な
ど)、駆動条件(パルス幅,電圧,ヘツドの温度,駆動
周波数など)、更にバブルジエツト記録装置においては
インク加熱素子の寸法,インク加熱素子の構成,表面状
態等の複雑な要因によって決定されるものであり、イン
クジエツト記録装置を設計する際に本発明の範囲のイン
ク液滴の体積になるように種々の要因を組み合わせてヘ
ツド,インク等を設計する必要があるものである。
〔実施例〕
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に詳細に
説明する。
なお、以下の実施例,比較例中のインクの組成におい
て「%」は重量%を示すものである。
実施例1: インク1 C.I.フード ブラツク 2 2.0% C.I.ダイレクトイエロー86 0.1% ジエチレングリコール 15.0% エタノール 5.0% フロラードFC−430 0.1% (商標:住友スリーエム(株)製、ノニオン性弗素系界
面活性剤) 水 残部 上記の組成に従い、35℃に加温した撹拌層で混合,撹
拌を行い、孔径0.45ミクロンの弗素樹脂性のフイルター
で加熱濾過を行ってインク1を得た。
インク1の25℃における表面張力は27dyne/cmであ
り、粘度は2.1cP、pHは6.7であった。
キャノン(株)製のバブルジエツト方式のインクジエ
ツトプリンタであるBJ−80(商品名)に、インク1を充
填した場合にインク液滴の体積が74pl(直径約52ミクロ
ンの球状液滴体積に相当)となるように設計,試作され
た360dpiのバルブジエツトヘツド(ヒーターサイズ:27
ミクロン*135ミクロン、ノズルサイズ:27ミクロン*25
ミクロン)を取り付けインク1を用いて下記に示す印字
用紙A−Dに印字を行った。
印字用紙A:ニユーOK(商標:王子製紙(株)製、上質
紙、坪量52g/m2) 印字用紙B:キヤノンペーパーNP−DRY(商標:キヤノン
(株)製、PPC用紙、坪量80g/m2) 印字用紙C:ゼロックス4024DP(商標:ゼロツクス製、PP
C用紙、坪量90g/m2) 印字用紙D:中性紙(ノート用紙、市販のノートで中性紙
と表示されているもの。製紙メーカー名等は不明。坪量
75g/m2) [定着性の評価] 印字後、印字部をテイシユペーパーでこすり、汚れの
発生が目視で判定できない最短時間を5秒間隔で測定し
(環境:20℃,65%RH程度)、定着性の評価を行った。
本実施例の場合、定着性の結果は下記の通りとなり、
いずれの紙に対しても良好な定着性を示した。(5秒以
下の定着性に関しては測定が正確に行えなかったので測
定を行わなかった。) {結果} 印字用紙Aに対しては5秒以内。
印字用紙Bに対しては5秒以内。
印字用紙Cに対しては5秒以内。
印字用紙Dに対しては5秒以内。
{印字品位の評価} スーパースクリプトモードで「abcdefg・・・」を印
字用紙Aに印字して、文字の判別しやすさを目視にて判
定した。
ランクA:すべての文字が明瞭に判読できるレベル。
ランクB:一部の文字が滲みによって判別しにくいレベ
ル。
ランクC:ほとんど−全ての文字が明瞭に判別できないレ
ベル。
本実施例の場合、印字品位の評価は上記の判定基準で
ランクAに相当するレベルであった。
{信頼性の評価} 10℃,15%RHの環境条件で印字を行わない状態(ヘツ
ドがキヤリツジ上を印字状態と同様に移動するがインク
を飛翔させない状態)で、約120秒間ヘツドを往復させ
た後、「=」を印字させ、その「=」の印字状態で判断
した。
ランクA:最初の「=」から正常に印字できるレベル。
ランクB:「=」を2個印字するまでに正常印字に回復す
るレベル。
ランクC:「=」を3個印字しないと正常印字に回復しな
いレベル。
本実施例の場合、信頼性の評価は上記の判定基準でラ
ンクAに相当するレベルであった。
{耐紙面汚れ性の評価} 印字用紙Aに、汗をかいた手を約1分間押し付け、評
価用紙とした。この評価用紙の手を押し付けた部分(汚
れた部分)と、汚れていない部分に連続して印字を行
い、印字品位の差の有無を目視にて判定した。
良 :印字品位の差が無い〜ほとんど無い 不良:印字品位の差が顕著 (手を押し付けた部分で滲みが顕著にみられる。) 本実施例の場合、耐紙面の汚れ性についての評価は上
記の判定基準で「良」であった。
比較例1: 実施例1に用いたインク1を市販のドロツプオンデマ
ンド型の180dpiのインクジエツトプリンタに充填して印
字を行った。
この際にインク液滴1個の体積を測定したところ約38
0pl(直径約90ミクロンの球状液滴体積に相当する。)
であった。実施例1と同様にして各種の評価を行ったと
ころ次の結果となった。
{定着性の評価結果} 印字用紙Aに対しては30秒以上。
印字用紙Bに対しては30秒。
印字用紙Cに対しては25秒。
印字用紙Dに対しては30秒。
{印字品位の評価} ランクCに相当するレベルであった。
{信頼性の評価} ランクAに相当するレベルであった。
{耐紙面汚れ性の評価} 「不良」であった。
比較例2: 特開昭56−95961の実施例1と類似の下記組成のイン
ク2をインク1と同様にして調製した。
インク2 C.I.ダイレクトブルー86 1.0% トリエチレングリコール 15.0% グリセリン 5.0% ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム 0.3% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.1% 水 78.6% 得られたインク2の25℃における表面張力は33dyne/c
mであり、粘度は2.1cP、pHは7.2であった。このインク
2をキヤノン(株)製のバブルジエツト方式のインクジ
エツトプリンタであるBJ−80に充填し、インク液滴の体
積が108pl(直径約59ミクロンの球状液滴体積に相当)
となるようにプリンタの条件を変更し、実施例1と同様
にして各種の評価を行った。
{定着性の評価結果} 印字用紙Aに対しては5秒。
印字用紙Bに対しては5秒。
印字用紙Cに対しては5秒以内。
印字用紙Dに対しては5秒以内。
{印字品位の評価} ランクCに相当するレベルであった。
{信頼性の評価} ランクBに相当するレベルであった。
{耐紙面汚れの性の評価} 「不良」であった。
実施例2: インク3 C.I.アシツドレツド37 2.0 % ジエチレングリコール 15.0 % フロラードFC−170C 0.005% (商標;住友スリーエム(株)製、アニオン性弗素系界
面活性剤) 水 残部 実施例1のインク1と同様にして上記の組成のインク
3を調製した。
このインクの25℃における表面張力は22dyne/cm、粘
度は2.0cP、pHは7.0であった。
インク3を充填した場合にインク液滴1個の体積が44
pl(直径約44ミクロンの球状液滴体積に相当)となる40
0dpiのバブルジエツトヘツドを取り付けたバブルジエツ
トプリンタで実施例1と同様の評価を行ったところ、下
記に示す結果が得られた。
{定着性の評価結果} 印字用紙Aに対しては5秒以内。
印字用紙Bに対しては5秒以内。
印字用紙Cに対しては5秒以内。
印字用紙Dに対しては5秒以内。
{印字品位の評価} ランクAに相当するレベルであった。
{信頼性の評価} ランクAに相当するレベルであった。
{耐紙面汚れ性の評価} 「良」であった。
実施例3: インク4 C.I.ダイレクトブラツク154 2.0 % エマルゲン911 0.05% (商標:花王株式会社製、ノニオン系界面活性剤) サーフロンS−113 0.05% (商標:旭硝子株式会社製、アニオン性弗素系界面活性
剤) エチレングリコール 5.0 % ジエチレングリコール 5.0 % 水 残部 実施例1のインク1と同様にして上記の組成のインク
4を調製した。
このインクの25℃における表面張力は20dyne/cm、粘
度は2.0cP、pHは7.6であった。
インク4を充填した場合にインク液滴1個の体積が54
pl(直径約47ミクロンの球状液滴体積に相当)となる36
0dpiのバブルジエツトヘツドを取り付けたバブルジエツ
トプリンタで実施例1と同様の評価を行ったところ、下
記に示す結果が得られた。
{定着性の評価結果} 印字用紙Aに対しては5秒。
印字用紙Bに対しては5秒以内。
印字用紙Cに対しては5秒以内。
印字用紙Dに対しては5秒。
{印字品位の評価} ランクBに相当するレベルであった。
{信頼性の評価} ランクAに相当するレベルであった。
{耐紙面汚れ性の評価} 「良」であった。
実施例4: インク5 C.I.フードブラツク 2 2.5% エチレングリコール 10.0% ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム 0.5% 水 残部 実施例1のインク1と同様にして上記の組成のインク
5を調製した。
このインクの25℃における表面張力は25dyne/cm、粘
度は1.8cP、pHは7.9であった。
インク5を充填した場合にインク液滴1個の体積が39
pl(直径約42ミクロンの球状液滴体積に相当)となる40
0dpiのバブルジエツトヘツドを取り付けたバブルジエツ
トプリンタで実施例1と同様の評価を行ったところ、下
記に示す結果が得られた。
{定着性の評価結果} 印字用紙Aに対しては10秒。
印字用紙Bに対しては5秒。
印字用紙Cに対しては5秒。
印字用紙Dに対しては5秒。
{印字品位の評価} ランクBに相当するレベルであった。
{信頼性の評価} ランクAに相当するレベルであった。
{耐紙面汚れ性の評価} 「良」であった。
比較例3: インク6 C.I.アシツドブルー 9 2.5% C.I.アシツドイエロー 23 1.5% エチレングリコール 20.0% ポリエチレングリコール300 5.0% グリセリン 5.0% イオネットT80C 0.5% (商標:三洋化成工業株式会社製、ノニオン系界面活性
剤) 水 残部 実施例1のインク1と同様にして上記の組成のインク
6を調製した。
このインクの25℃における表面張力は37dyne/cm、粘
度は2.7cP、pHは7.2であった。
インク6を充填した場合にインク液滴1個の体積が87
pl(直径約55ミクロンの球状液滴体積に相当)となる30
0dpiのバブルジエツトヘツドを取り付けたバブルジエツ
トプリンタで実施例1と同様の評価を行ったところ、下
記に示す結果が得られた。
{定着製の評価結果} 印字用紙Aに対しては25秒。
印字用紙Bに対しては20秒。
印字用紙Cに対しては15秒。
印字用紙Dに対しては25秒。
{印字品位の評価} ランクCに相当するレベルであった。
{信頼性の評価} ランクCに相当するレベルであった。
{耐紙面汚れ性の評価} 「不良」であった。
実施例5: インク7 C.I.アシツドブルー 9 1.8 % C.I.アシツドレツド 35 0.7 % ジエチレングリコール 10.0 % トリエチレングリコール 5.0 % フロラードFC−170C 0.005% 水 残部 実施例1のインク1と同様にして上記の組成のインク
7を調製した。
このインクの25℃における表面張力は31dyne/cm、粘
度は2.2cP、pHは6.3であった。
インク7を充填した場合にインク液滴1個の体積が90
pl(直径約56ミクロンの球状液滴体積に相当)となる30
0dpiのバブルジエツトヘツドを取り付けたバブルジエツ
トプリンタで実施例1と同様の評価を行ったところ、下
記に示す結果が得られた。
{定着性の評価結果} 印字用紙Aに対しては15秒。
印字用紙Bに対しては15秒。
印字用紙Cに対しては10秒。
印字用紙Dに対しては15秒。
{印字品位の評価} ランクBに相当するレベルであった。
{信頼性の評価} ランクBに相当するレベルであった。
{耐紙面汚れ性の評価} 「良」であった。
比較例4: インク8 C.I.アシツドレツド 37 1.5 % C.I.アシツドイエロー 23 1.0 % エチレングリコール 20.0 % ジエチレングリコール 5.0 % 尿素(染料溶解助剤) 0.5 % フロラードFC−430 0.005% 水 残部 実施例1のインク1と同様にして上記の組成のインク
8を調製した。
このインクの25℃における表面張力は38dyne/cm、粘
度は2.5cP、pHは8.0であった。
インク8を充填した場合にインク液滴1個の体積が41
pl(直径約43ミクロンの球状液滴体積に相当)となる40
0dpiのバブルジエツトヘツドを取り付けたバブルジエツ
トプリンタで実施例1と同様の評価を行ったところ、下
記に示す結果が得られた。
{定着性の評価結果} 印字用紙Aに対しては30秒。
印字用紙Bに対しては20秒。
印字用紙Cに対しては25秒。
印字用紙Dに対しては25秒。
{印字品位の評価} ランクCに相当するレベルであった。
{信頼性の評価} ランクBに相当するレベルであった。
{耐紙面汚れ性の評価} 「良」であった。
以上の如く本発明によれば印字の定着性,印字品位,
記録装置の信頼性が優れ、しかも指の指紋などで汚れた
記録面に印字を行っても印字品位が変化したりしない良
好な記録物を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城田 勝浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−232473(JP,A) 特開 昭56−49771(JP,A) 日経マグロウヒル社発行「日経エレク トロニクス」1982年1月18日号 P154 〜165

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット記録装置よりインク液滴を
    飛翔させ、これを被記録材に付着させて記録を行うイン
    クジェット記録方法であって、前記インクが水性インク
    であり、かつ、その25℃における表面張力が17〜35dyne
    /cmの範囲にあり、更に1電気信号により飛翔するイン
    ク液滴1個の体積が20〜100pl(ピコリットル)の範囲
    になる条件で記録を行うことを特徴とするインクジェッ
    ト記録方法。
  2. 【請求項2】前記記録装置が、マルチノズルのドロップ
    オンデマンド方式のインクジェット記録装置である特許
    請求の範囲第1項記載のインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】前記被記録材が坪量45〜200g/m2の範囲に
    ある紙である特許請求の範囲第1項記載のインクジェッ
    ト記録方法。
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