JP2675276B2 - フォークリフト用パレット - Google Patents
フォークリフト用パレットInfo
- Publication number
- JP2675276B2 JP2675276B2 JP7081847A JP8184795A JP2675276B2 JP 2675276 B2 JP2675276 B2 JP 2675276B2 JP 7081847 A JP7081847 A JP 7081847A JP 8184795 A JP8184795 A JP 8184795A JP 2675276 B2 JP2675276 B2 JP 2675276B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper plate
- box
- empty
- pallet
- shaped frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は本来廃棄物となるべき空
き缶をパレットの耐荷重構造体として再利用したフォー
クリフト用パレットに関する。
き缶をパレットの耐荷重構造体として再利用したフォー
クリフト用パレットに関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】従来のフォークリフト用パレッ
トは、耐荷重構造骨として断面積の大きな複数本の角柱
等を用い、比較的肉厚の複数枚の板材から成る荷受け板
(上板)と剛組みするため高重量で価格高である。
トは、耐荷重構造骨として断面積の大きな複数本の角柱
等を用い、比較的肉厚の複数枚の板材から成る荷受け板
(上板)と剛組みするため高重量で価格高である。
【0003】更に現在最も多く用いられている木製パレ
ットは上板を形成する多数枚の木板と、構造骨となる複
数本の木柱を消費するため、省資源、自然保護の見地か
ら、軽量で安価な代替品の提供が求められている。
ットは上板を形成する多数枚の木板と、構造骨となる複
数本の木柱を消費するため、省資源、自然保護の見地か
ら、軽量で安価な代替品の提供が求められている。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明は上記要請に
応えるフォークリフト用パレットを提供するものであ
り、その手段として本来廃棄物として処理されるジュー
ス缶、コーヒー缶等の空き缶をパレットの耐荷重構造体
として使用したパレットを提供する。即ち本発明は上記
荷受け板たる上板の中央部下面と両端部下面に沿い箱形
の枠体を間隔的に並設し、この各枠体内に多数の空き缶
を保有させ、該空き缶群を枠体の下板に密集して直立せ
しめると共に、その上部缶端面で上記上板を支持する構
成としたフォークリフト用パレットを提供する。
応えるフォークリフト用パレットを提供するものであ
り、その手段として本来廃棄物として処理されるジュー
ス缶、コーヒー缶等の空き缶をパレットの耐荷重構造体
として使用したパレットを提供する。即ち本発明は上記
荷受け板たる上板の中央部下面と両端部下面に沿い箱形
の枠体を間隔的に並設し、この各枠体内に多数の空き缶
を保有させ、該空き缶群を枠体の下板に密集して直立せ
しめると共に、その上部缶端面で上記上板を支持する構
成としたフォークリフト用パレットを提供する。
【0005】
【作用】本発明によれば上板の中央部下面と両端部下面
とに箱形枠体を配した構造と、各枠体内に空き缶群を密
集し直立せしめた構造とにより、各箱形枠体全体の剛構
造化を軽量にして可能にし、この剛構造化された各箱形
枠体により上板に加わる積載荷重を上記中央部と両端に
おいて極めて効率的に荷受けすることができ、強度が大
でバランスの良い安定なる耐荷重構造を持つパレットを
提供できる。
とに箱形枠体を配した構造と、各枠体内に空き缶群を密
集し直立せしめた構造とにより、各箱形枠体全体の剛構
造化を軽量にして可能にし、この剛構造化された各箱形
枠体により上板に加わる積載荷重を上記中央部と両端に
おいて極めて効率的に荷受けすることができ、強度が大
でバランスの良い安定なる耐荷重構造を持つパレットを
提供できる。
【0006】又空き缶群を保有せしめた箱形枠体を用意
しこれに上板を取付けるのみで容易に製造できる。加え
て空き缶群は箱形枠体内に密集し直立して収容されてい
るので、単に収容するのみで個々の空き缶をリベット止
めすることを要せずにガタのない設置が可能であり、組
立工数の削減とコスト低減を図ることができる。
しこれに上板を取付けるのみで容易に製造できる。加え
て空き缶群は箱形枠体内に密集し直立して収容されてい
るので、単に収容するのみで個々の空き缶をリベット止
めすることを要せずにガタのない設置が可能であり、組
立工数の削減とコスト低減を図ることができる。
【0007】
【実施例】図1乃至図3において、1は荷物積載板(荷
受け板)を形成する金属製上板であり、この上板1に加
わる垂直荷重(積載荷重)に抗するパレット構造体とし
て上板1下面を多数の空き缶2で支持する。
受け板)を形成する金属製上板であり、この上板1に加
わる垂直荷重(積載荷重)に抗するパレット構造体とし
て上板1下面を多数の空き缶2で支持する。
【0008】空き缶2群は図2、図3に示すように、そ
の缶軸が上板1と直交するように直立して配置し、この
空き缶2群の上部缶端面を上記上板1の下面に当接し、
同上板1を均一に支持する。
の缶軸が上板1と直交するように直立して配置し、この
空き缶2群の上部缶端面を上記上板1の下面に当接し、
同上板1を均一に支持する。
【0009】ジュース等の空き缶2は図4に示すよう
に、缶軸方向の垂直荷重w1に対する強度が大であり、
上板1に加わる全積載荷重は個々の空き缶2に分散さ
れ、空き缶2の集合体によって極めて強度大なる耐荷重
構造体を形成できる。
に、缶軸方向の垂直荷重w1に対する強度が大であり、
上板1に加わる全積載荷重は個々の空き缶2に分散さ
れ、空き缶2の集合体によって極めて強度大なる耐荷重
構造体を形成できる。
【0010】上記空き缶群を耐荷重構造体として効率的
且つ合理的に機能させるため、上板1の下面に沿い、図
示の如き箱形の金属板製の枠体7を上板巾方向に間隔を
置いて複数並設し、各枠体7間にフォークリフトのフォ
ーク挿入間隔16を形成してパレット本体を形成する。
且つ合理的に機能させるため、上板1の下面に沿い、図
示の如き箱形の金属板製の枠体7を上板巾方向に間隔を
置いて複数並設し、各枠体7間にフォークリフトのフォ
ーク挿入間隔16を形成してパレット本体を形成する。
【0011】又図1,図2は上記枠体7を上板1の両端
下面と中央部下面とに並設し、各枠体7間にフォークリ
フトのフォーク挿入間隔16を形成している。
下面と中央部下面とに並設し、各枠体7間にフォークリ
フトのフォーク挿入間隔16を形成している。
【0012】そして上記各枠体7内に多数の空き缶2を
収容し、この空き缶2群を枠体7の下板に密集状態にし
て直立して配置し、その上部缶端面にて上板1を支持す
る。この枠体7間の上板1部分には、即ちフォーク挿入
間隔16に対応する上板1部分には多数のくぼみ15を
並設し、補強を図る。
収容し、この空き缶2群を枠体7の下板に密集状態にし
て直立して配置し、その上部缶端面にて上板1を支持す
る。この枠体7間の上板1部分には、即ちフォーク挿入
間隔16に対応する上板1部分には多数のくぼみ15を
並設し、補強を図る。
【0013】上記枠体7内には図3に示すように、複数
列の空き缶2群を収容配置し、枠体7毎に複数列の空き
缶群にて上板1を支持する。
列の空き缶2群を収容配置し、枠体7毎に複数列の空き
缶群にて上板1を支持する。
【0014】上記空き缶2群は図2、図3に示すよう
に、枠体7毎に密集して保有され、枠体7毎に区分され
で上板1を支持する。従って、空き缶2群を上板1にブ
ラインドリベット10等で固着せずに上板1を安定に支
持できる。
に、枠体7毎に密集して保有され、枠体7毎に区分され
で上板1を支持する。従って、空き缶2群を上板1にブ
ラインドリベット10等で固着せずに上板1を安定に支
持できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は非常に軽量で且つ垂直荷重(積
載荷重)に対する強度が大なる空き缶の特性を効率的に
利用し、軽量で積載荷重に対し著しく強度の大なるフォ
ークリフト用パレットを提供できる。
載荷重)に対する強度が大なる空き缶の特性を効率的に
利用し、軽量で積載荷重に対し著しく強度の大なるフォ
ークリフト用パレットを提供できる。
【0016】即ち、本発明によれば上板の中央部下面と
両端部下面とに箱形枠体を配した構造と各枠体内に空き
缶群を密集し直立せしめた構造とにより、各箱形枠体全
体の剛構造化を軽量にして可能にし、この剛構造化され
た各箱形枠体により上板に加わる積載荷重を上記中央部
と両端において極めて効率的に荷受けすることができ、
強度が大でバランスの良い安定なる耐荷重構造を持つパ
レットを提供できる。
両端部下面とに箱形枠体を配した構造と各枠体内に空き
缶群を密集し直立せしめた構造とにより、各箱形枠体全
体の剛構造化を軽量にして可能にし、この剛構造化され
た各箱形枠体により上板に加わる積載荷重を上記中央部
と両端において極めて効率的に荷受けすることができ、
強度が大でバランスの良い安定なる耐荷重構造を持つパ
レットを提供できる。
【0017】又空き缶群を保有せしめた箱形枠体を用意
しこれに上板を取付けるのみで容易に製造できる。加え
て空き缶群は箱形枠体内に密集し直立して収容されてい
るので、単に収容するのみで個々の空き缶をリベット止
めすることを要せずにガタのない設置が可能であり、組
立工数の削減とコスト低減を図ることができる。
しこれに上板を取付けるのみで容易に製造できる。加え
て空き缶群は箱形枠体内に密集し直立して収容されてい
るので、単に収容するのみで個々の空き缶をリベット止
めすることを要せずにガタのない設置が可能であり、組
立工数の削減とコスト低減を図ることができる。
【0018】又本来廃棄物となる空き缶を再利用するの
で、パレットの価格を大幅に低減できると共に、多量の
廃棄物(空き缶)の再利用の道を開き、空き缶の回収処
理の手間を軽減し、省資源対策として有効に寄与する。
で、パレットの価格を大幅に低減できると共に、多量の
廃棄物(空き缶)の再利用の道を開き、空き缶の回収処
理の手間を軽減し、省資源対策として有効に寄与する。
【図1】本発明を示すフォークリフト用パレットを一部
切欠して示す斜視図である。
切欠して示す斜視図である。
【図2】上記パレットのC−C線断面図である。
【図3】上記パレットのD−D線断面図である。
【図4】空き缶の断面図である。
1 上板 2 空き缶 7 枠体
Claims (1)
- 【請求項1】荷受け板たる金属板製の上板の中央部下面
と両端部下面に沿い箱形の枠体を間隔的に並設し、各箱
形枠体間にフォークリフトのフォーク挿入間隔を形成
し、該各箱形枠体内に多数の空き缶を収容し、該空き缶
群を箱形枠体の下板に密集して直立せしめると共に、上
部缶端面で上記上板を支持する構成としたことを特徴と
するフォークリフト用パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7081847A JP2675276B2 (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | フォークリフト用パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7081847A JP2675276B2 (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | フォークリフト用パレット |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6085726A Division JPH07267249A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | フォ−クリフト用パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0853132A JPH0853132A (ja) | 1996-02-27 |
JP2675276B2 true JP2675276B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=13757878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7081847A Expired - Lifetime JP2675276B2 (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | フォークリフト用パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2675276B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101498945B1 (ko) * | 2013-09-30 | 2015-03-05 | 주식회사동양강철 | 알루미늄함금 팔레트 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6340448Y2 (ja) * | 1981-03-14 | 1988-10-21 | ||
JPH01254548A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-11 | Toru Nakajima | 軽量缶パレット |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP7081847A patent/JP2675276B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0853132A (ja) | 1996-02-27 |
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