JP2674495B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2674495B2 JP5333209A JP33320993A JP2674495B2 JP 2674495 B2 JP2674495 B2 JP 2674495B2 JP 5333209 A JP5333209 A JP 5333209A JP 33320993 A JP33320993 A JP 33320993A JP 2674495 B2 JP2674495 B2 JP 2674495B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
化合物半導体に関する。
【0002】
【従来の技術】高出力GaAs FETは電力付加効率
を向上させるためにゲート耐圧の向上とソース抵抗の低
減を同時に実現する必要があった。それを解決するため
に従来一般的に2段リセス構造が用いられている。同構
造を図5に工程断面図を用いて説明する。同図(a)に
示すように、パターン形成を施したレジスト膜をマスク
に硫酸、過酸化水素水によるウェットエッチング工程あ
るいはドライエッチング工程により、チャネル層2をエ
ッチングする。レジスト膜9を除去後酸化膜3をチャネ
ル層2上に形成する。同酸化膜3上にレジスト膜を塗布
しパターンを形成し、SF6 等のガスにより酸化膜3の
ドライエッチングを行い、ゲート電極のパターン形成を
行う。同図(b)に示すように同酸化膜3をマスクにC
HF3等のガスでのドライエッチングによりチャネル層
2をエッチングする。同図(d)に示すようにゲート金
属膜をスパッタリング工程で形成後、ゲート電極パター
ンをドライエッチング加工し、2段リセス構造を形成す
る。
【0003】同構造はゲート部をエッチングすることで
ゲート電極6とドレイン電極8間のシートキャリア濃度
をゲート電極6下のシートキャリア濃度に比較して大き
くとることができるという特徴を持つ。この様なシート
キャリア濃度にするのは以下の理由による。
【0004】高出力FETのように大信号動作するデバ
イスでは、動作時にゲート電極6とドレイン電極8間の
半導体−パッシベーション膜界面の電子トラップに電子
が捕獲され、表面のポテンシャルが増加し、空乏層がチ
ャネル層2中に伸び、チャネル層幅が狭搾される現象が
おこる。この電子トラップの捕獲時間は一般にlmsec程
度以上あり高周波RF動作時には追随することができな
い。したがって上記の空乏層はチャネル層を峡搾した状
態を保持しながら、FETが動作することになり、この
ため高周波RF動作時のドレイン抵抗が増大し出力の低
下を招き、電力付加効率が低下してしま(文献1(N.I
wata et.al.;Gallium Arsenide & Related Compounds 1
991, Inst. Phys. Conf. Ser. 120 pp.119-124, Septem
ber 1991) 、文献2(S.Sriram, et.al.;1989 IEEE Corn
ell Univ. Conf. Dig., pp.218-227, 1989) )。したが
ってゲート電極6下よりゲート電極6−ドレイン電極8
のシートキャリア濃度より大きく設定することによっ
て、高周波RF動作時にチャネルの峡搾が起こっても十
分なチャネルの電荷量を確保し、十分なドレイン電流が
得られる構造とすることが必要である。このような構造
を得るために従来は図5(c)のエッチング工程におい
て上述のRF動作時の空乏層広がりによりチャネル峡搾
がおこっても十分な電荷量を確保できる電荷量になるよ
うにエッチング量が決定される。次に同図(c)に示す
ように、ゲート電極6部をエッチングし、ゲート電極6
直下の電荷量を所定の電荷量に設定する。ゲート電極6
下の電荷量に比較してゲート電極6横の電荷量を大きく
設定することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらゲートリ
セスを有する従来の構造ではゲート耐圧がゲート電極6
のドレイン電極側の端部でのアバランシェブレークダウ
ンにより決定されるため、特に高周波特性の向上のため
〜2×1017cm-3を越えるチャネル層濃度を採用した
場合、著しく耐圧が低下し、高出力動作に必要な耐圧が
得られなくなるという欠点を有する。従来の構造(2段
リセス構造)でのゲートリセス深さと耐圧の関係は文献
3(H.M.Macksey;IEEE Trans. Electron Devices, vol.
ED-33, No.11 pp.1818-1824, 1986)で述べられており、
ゲートリセス量の増加に伴いゲート耐圧が低下すること
が示されている。このため、同構造の場合はゲートリセ
ス量が少ないときには上記界面準位によりチャネル層内
への空乏層による狭搾が起こり出力が低下し電力付加効
率が減少する。したがってリセス構造とすることが不可
欠であるが、リセス量を増加させると上述のようにゲー
ト耐圧の低下を招き、電流付加効率が著しく減少してし
まうという問題点がある。さらに同構造の場合チャネル
層2内にゲート電極6を埋め込む埋め込み量が増加する
ことによりゲート容量が増大し(文献3)、電力利得の
低下をもたらすという問題点もある。
【0006】一方、プロセス上の問題として図5の工程
断面図に示すように同図(a)と(c)のパターン形成
工程はリソグラフィー技術によっており、ゲートリセス
間距離の制御性は同技術の目合わせ精度によって律則さ
れる。電力付加効及び飽和出力を決定する重要なパラメ
ータは耐圧と最大ドレイン電流であるが、この両者を制
御するためにはこのゲート電極−リセス間距離の制御が
不可欠である。例えばゲート長0.5μmのFETでは
ゲート電極−リセス間距離が0.1μm異なるとゲート
耐圧について2V以上の変動を引き起こす。またRF動
作時の最大ドレイン電流も上記の狭搾現象によりゲート
電極−リセス間距離が0.1μm伸びると5%以上変動
する可能性を有している。したがって耐圧及びドレイン
電流の制御性が不十分となる問題点を有している。
【0007】本発明の目的は、上述の問題点を解決し
た、電界効果トランジスタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電解効果トラン
ジスタは、n型に不純物ドープした化合物半導体層から
なるチャネル層と、前記チャネル層の表面に形成された
前記チャネル層のキャリア濃度よりキャリア濃度が低く
かつ断面構造が上部から下部へ一段或いは多段に狭くな
る形状を有した低濃度領域と、前記低濃度領域上に前記
低濃度領域の上部寸法より狭いゲート長を有するゲート
電極と、前記チャネル層上に形成されたソース電極と、
前記チャネル層上に形成されたドレイン電極を備えるこ
とを特徴としている。
【0009】また、本発明の電解効果トランジスタは、
n型に不純物ドープした化合物半導体層からなるチャネ
ル層と、前記チャネル層内に形成された領域であってそ
の上面及び下面では前記チャネル層と接することなく、
かつ前記チャネル層のキャリア濃度よりキャリア濃度が
低く断面構造が上部から下部へ徐々に狭くなる形状を有
した低濃度領域と、前記低濃度領域上に前記低濃度領域
の上部寸法より狭いゲート長を有するゲート電極と、前
記チャネル層上に形成されたソース電極と、前記チャネ
ル層上に形成されたドレイン電極とを備えることを特徴
としている。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図を参照して
説明する。
【0011】図1は本発明の電界効果トランジスタ(F
ET)の構造断面図であり、図2は本構造の工程断面図
である。
【0012】このFETの製造にあたっては、MBE技
術を用いて、半絶縁性GaAs基板1上に3.5×10
17cm-3の不純物濃度で3000Aのチャネル層2を形
成する。このチャネル層上にプラズマCVDにより酸化
膜3を3000A成膜後、リソグラフィー技術により
1.0μm幅のリセス構造のパターン形成を行う。この
酸化膜3をCHF3 ガスを用いて進行波パワー130
W、基板バイアス20VでMagenetron Ion Etching(M
IE)加工しパターン形成を行う。このMIE加工時に
は、2000Aの深さのキャリアの不活性化領域が形成
される。この領域の深さはエッチング時のMIE装置の
基板のバイアス条件あるいは開口後のエッチング時間に
よって制御可能である。開口後のオーバーエッチング時
間を十分大きくとることにより不活性領域の深さは飽和
傾向となるため制御性を向上させることが可能となる。
【0013】図6にこのときのキャリアプロファイルを
示す。
【0014】この後、酸化膜3のパターンをマスクに図
2(c)に示すように硫酸・過酸化水素水により150
0Aエッチングのワイドリセス構造の形成をおこなう。
この構造によりソース抵抗及びドレイン抵抗の低減をお
こなう。しかしながらワイドリセスを行うことは必ずし
も必須ではない。次に、同図(d)に示すように側壁酸
化膜5をプラズマCVDにより3000A形成し、同図
(e)に示すように、SF6 ガスにより酸化膜3のElec
tron Cycrotron Rescnanace エッチング(ECRエッチ
ング)加工により側壁酸化膜5の開口を行う。開口後A
+ プラズマ処理によりダメージを導入する。ダメージ
の深さは基板バイアスによって制御可能である350V
で800Aの深さのキャリアの不活性化が可能となる。
このこのとき、3.5×1017cm-3で700Aの層厚
のチャネル層2が形成される。さらに、側壁酸化膜5の
下の低濃度領域4は横幅0.3μmで1000Aのチャ
ネル層2が形成される。同図(f)に示すようにゲート
電極6としてWSiをスパッタリング工程により形成
し、同図(g)に示すようにレジストによりパターン形
成後、ドライエッチング工程によりゲート電極6を形成
する。このときゲート長0.4μmのT型ゲート電極6
が形成される。
【0015】次に図1に示すようにソース電極7とドレ
イン電極8を形成しFETを完成する。
【0016】本構造のFETではゲート電極6が低濃度
領域4に形成されるために、ゲート電極6端での電界集
中が従来の2段リセス構造(図5)に比較して低減さ
れ、したがってゲート電極6端でのアバランシェブレー
クダウンによるゲート耐圧が従来の2段リセス構造に比
較して高くなる。さらに本構造ではゲートリセスを形成
しないためゲートリセス形成に伴うゲート電極端での電
界集中によるゲート耐圧の低下もおこらない。またゲー
ト電極6横のワイドリセス部での低濃度領域4はゲート
電極6下の低濃度領域4に比較して小さくチャネル層2
は逆に大きい。従って、低濃度領域4と酸化膜3の界面
の電子トラップに起因するRF動作時のチャネル層2の
狭搾現象が起こっても十分のチャネル層2厚を確保する
ことが可能でドレイン電流の減少は起こらない。このた
め出力の低下は起こらず、高電力付加効率の高出力FE
Tを提供することが可能である。本構造によりX−Ku
帯の高出力デバイスとして18V以上の耐圧を確保で
き、50%以上の電力付加効率を単位ゲート幅当たり3
50mW/mm以上の出力有する高出力FETが実現可
能である。
【0017】上記エ濃度についてはゲート長等とのス
ケーリング側で決定されるものであり上記の濃度である
必要はない。また、ゲート耐圧に関しても動作電圧等で
決定されること、及びパッシベーション膜の特性にも関
係するためゲート電極−ドレイン電極間の表面のダメー
ジ深さは用途にあわせて変化される必要がある。また、
不活性化のプロセスとしては、他のイオン加工プロセス
を用いてたり、またエッチングプロセス同時におこなて
もよい。例えば図2(b)の工程で不活性化を行わず、
図2(c)の工程でリセスエッチングを行いつつ同時に
ダメージを導入することも可能である。文献4(Journal
of Electronic Materials, Vol.21 No.1 p3,1992)で示
される30eVのC1によるreactive ion beam etchin
g(RIBE)によりリセス構造のエッチングと同時に500
Aのダメージ領域を形成することが可能である。また、
プロセスとして文献5(Mat. Res. Soc. Proc. Vol.240
p335, 1992) で用いられるSiCl 4 /SiF 4 プラズ
マによるreactive ion etchingをもちいることによりプ
ラズマ電圧を変化あるいはエッチング時間の変化により
シートキャリア濃度を制御することが可能である。
【0018】また、低濃度領域の形成にあたってはイオ
ン加工することは必ずしも必須ではなく低濃度領域を低
濃度にn型に不純物ドープした領域或いは不純物ドープ
しない領域を選択エピ成長を用いて形成しても問題はな
い。
【0019】次に本発明の他の実施例を図3の工程断面
図を用いて説明する。実施例1と同様にアンドープのG
aAs基板1上に2.5×1017cm-3にn型に不純物
ドープした2400Aのチャネル層2をMBE技術を用
いて形成し、同チャネル層2上に酸化膜3をプラズマC
VDにより3000A形成する。
【0020】図3(a)に示すように、レジストによる
パターン形成後、ECR技術を用いて酸化膜3を1.8
μmの開口幅で開口を行う。同図(b)に示すように、
ECR開口後に例えばAr+ プラズマに開口部をさらす
ことにより不活性化することができる。不活性化領域4
の深さはプラズマのバイアス電圧で制御可能である。例
えば100Vのバイアスでは500Aの深さでチャネル
層が不活性化される。同図(c)に示すようにプラズマ
CVDにより側壁酸化膜5を3000A形成する。同図
(d)に示すように再びECR技術を用いて側壁酸化膜
5の開口を行う。このとき開口部の寸法は1.2μmで
ある。同図(e)に示すように350VのバイアスでA
+ プラズマ処理を行うことにより約800Aの不活性
化領域が形成される。この後、同図(f)に示すように
プラズマCVDにより側壁酸化膜5を3000A成長す
る。同図(g)に示すようにRIE技術によりCHF3
+O2 プラズマにより側壁酸化膜5の開口エッチンを行
う。このとき開口幅は0.6μmとなる。このとき実施
例1と同様に、バイアス電圧を400Vとすることによ
り不活性領域の深さを1000Aとすることができる。
従ってゲート電極下のチャネル層2は1200Aとなり
ドレイン電極方向に向かってチャネル層2の層厚は16
00A、1900Aと徐々に大きくなる構造を実現する
ことが可能である。
【0021】次に、図3(i)に示す様に、ゲート電極
6を形成後、同図(j)に示すようにソース電極7、ド
レイン電極8を形成してFETを完成する。
【0022】他の実施例を図4の工程断面図を用いて示
す。本構造では実施例1と同様に酸化膜3を開口後、A
+ プラズマにより800Aの不活性領域4を形成し、
側壁酸化膜5を3000A形成後、CHF3 ガスによる
MIEにより側壁酸化膜の開口を行う。開口後450℃
でアニールを行うことにより水素原子の拡散によるキャ
リア濃度の減少が起こり、低濃度領域10が2.0E1
7cm−3で形成される。本構造でもゲート電極下のシ
ートキャリア濃度に比較してゲート横のシートキャリア
濃度を増加させる構造となり他の実施例と同様の効果を
もつ。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明はn型に不純
物ドープした化合物半導体層(チャネル層)と、このチ
ャネル層内に形成された領域でかつこの領域上ではチャ
ネル層と接しない領域でかつ該チャネル層のn型不純物
濃度より低濃度にn型不純物ドープされた領域でかつ断
面構造が上部から下部へ一段或いは多段に狭くなる形状
を有した領域(低濃度領域)と、この低濃度領域上に該
低濃度領域の上部寸法より狭いゲート長を有するゲート
電極と、該チャネル層上に形成されたソース電極と、該
チャネル層上に形成されたドレイン電極を備えているた
め、ゲートリセスを形成することなく大信号動作を行う
高出力FETを実現することが可能である。特に大信号
動作をする場合、ゲート電極とドレイン電極の間の半導
体表面の電子トラップに電子がトラップされ表面ポテン
シャルが上昇し、チャネル層が表面空乏層により狭搾さ
れる現象を回避するために必要であった従来の2段リセ
ス構造のゲートリセスを形成することを避けることがで
きる。このため、ゲートリセスに起因するゲート電極端
での電界集中を緩和しアバランシェブレークダウンで決
まるゲート耐圧を向上することが可能であるとともに、
ゲート電極をチャネル層に埋め込まないためゲート容量
の増加が起こらず電力利得を増加させることが可能とな
る。このため、高電力付加効率な高出力FETを実現す
ることが可能となる。さらに、ゲートリセス間距離を側
壁酸化膜の膜厚で制御するため、ゲート耐圧の制御性が
増加する。さらに、ゲート電極下のプロファイルがn-
/n構造となるため、gmがゲートバイアスに対しコン
スタントとなり特にRF特性における歪特性が減少させ
るという効果もある。(2)n型に不純物ドープした化
合物半導体層(チャネル層)と、このチャネル層内に形
成された領域でかつこの領域の上部及び領域の下部では
チャネル層と接しないような領域でかつ該チャネル層の
n型不純物濃度より低濃度にn型不純物ドープされた領
域でかつ断面構造が上部へ徐々に狭くなる形状を有した
領域(低濃度領域)と、この低濃度領域上に該低濃度領
域の上部寸法より狭いゲート長を有するゲート電極と、
該チャネル層上に形成されたソース電極と、該チャネル
層上に形成されたドレイン電極を備えるているため上記
と同様に高電力付加効率な高出力FETを実現すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構造断面図である。
【図2】本発明の一実施例の工程断面図である。
【図3】他の実施例の工程断面図を示す。
【図4】他の実施例の工程断面図を示す。
【図5】従来の技術の工程断面図を示す。
【図6】実施例のキャリアプロファイルを示す。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 チャネル層 3 酸化膜 4 低濃度領域 5 側壁酸化膜 6 ゲート電極 7 ソース電極 8 ドレイン電極 9 レジスト 10 低濃度領域

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n型に不純物ドープした化合物半導体層
    からなるチャネル層と、前記チャネル層の表面に形成さ
    れた前記チャネル層のキャリア濃度よりキャリア濃度が
    低くかつ断面構造が上部から下部へ一段或いは多段に狭
    くなる形状を有した低濃度領域と、前記低濃度領域上に
    前記低濃度領域の上部寸法より狭いゲート長を有するゲ
    ート電極と、前記チャネル層上に形成されたソース電極
    と、前記チャネル層上に形成されたドレイン電極を備
    えることを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】 n型に不純物ドープした化合物半導体層
    からなるチャネル層と、前記チャネル層内に形成された
    領域であってその上面及び下面では前記チャネル層と接
    することなく、かつ前記チャネル層のキャリア濃度より
    キャリア濃度が低く、断面構造が上部から下部へ徐々に
    狭くなる形状を有した低濃度領域と、前記低濃度領域上
    前記低濃度領域の上部寸法より狭いゲート長を有する
    ゲート電極と、前記チャネル層上に形成されたソース電
    極と、前記チャネル層上に形成されたドレイン電極
    備えることを特徴とする電界効果トランジスタ。
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