JP2674332B2 - 直並列型アナログ/デジタル変換器 - Google Patents

直並列型アナログ/デジタル変換器

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JP2674332B2
JP2674332B2 JP4311491A JP4311491A JP2674332B2 JP 2674332 B2 JP2674332 B2 JP 2674332B2 JP 4311491 A JP4311491 A JP 4311491A JP 4311491 A JP4311491 A JP 4311491A JP 2674332 B2 JP2674332 B2 JP 2674332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直並列型アナログ/デジ
タル(以下A/D)変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直並列型A/D変換器として、例
えば図4に示すような直並列型A/D変換器が知られて
いる(電子情報通信学会技術研究報告Vo1.89,N
o.205,P.25,ICD89−115)。
【0003】図4に示す従来の直並列型A/D変換器
は、バッファ・アンプ31と、入力信号をサンプル・ホ
ールドするサンプル・ホールド回路(以下S/H)32
と、S/H32の出力をA/D変換する並列型A/D変
換器(以下A/D)33と、S/H32の出力を入力と
するS/H34と、A/D33の出力をアナログ信号に
変換するD/A変換回路(以下D/A)35と、S/H
34の出力からD/A35の出力を減算する減算回路3
6と、減算回路36の出力をA/D変換する並列型A/
D変換器37と、エンコーダ38,39と、これらエン
コーダ38,39を介した並列型A/D変換器33,3
7の出力を加算する加算器40とで構成されている。
【0004】この従来の直並列型A/D変換器は8ビッ
ト分解能で、まず上位4ビットをA/D33でA/D変
換し、次にS/H34で保持された入力信号から、上位
ビットをD/A変換した電圧を減算回路36で差し引
き、減算された残りの電圧をA/D37でA/D変換し
て下位5ビットを求め、上位4ビットと下位5ビットを
加算して最終的な8ビットの変換結果を得るものであ
る。ここで下位ビットが1ビット分多いのは、上位ビッ
トの変換誤差を補正するために、加算するときに上位と
下位とを1ビットオーバーラップさせて加算するので、
4+5−1=8ビットの変換となる。
【0005】S/H34は、上位の変換と下位の変換を
パイプライン動作させるもので、これによって見掛け上
1クロック毎に変換が実行される。
【0006】またこの従来直並列型A/D変換器は、減
算回路36の出力を増幅せずにそのまま再びA/D変換
して下位ビットを求めている。そのため下位のA/D変
換器に高分解能が要求されるので、下位のA/D変換器
の各コンパレータを2組備えてインタリーブ動作させ
て、高分解能が要求される部分の動作時間を2倍にして
いる。したがってこの従来の直並列型A/D変換器のサ
ンプリング周波数をFsとすると、動作周期はTs=1
/Fsであり、アナログ信号を扱う各ブロックに要求さ
れる動作時間と精度は、直並列型A/D変換器の入力フ
ルスケールを基準として、S/H回路が動作時間Ts
(ただしサンプル・モードでTs/2,ホールドモード
でTs/2の動作時間である)で精度8ビット、A/D
33が動作時間Tsで精度4ビット、A/D37が動作
時間2Tsで精度8ビットとなる。
【0007】D/A35および減算回路36は、減算回
路36の出力A/D37に入力されることから、動作時
間はD/A変換と減算の両方でTs/2、精度は8ビッ
トとなる。この直並列A/D変換器の入力フルスケール
を2Vとすると、8ビットA/D変換器では1LSBが
(1/28 )×2[V]=7.8125[mV]とな
り、8ビット精度とは誤差が±1/2LSB以内、即ち
約3.9mV以内となることである。
【0008】図4の例では、50Msamp1e/se
c(Msps)の変換速度が報告されており、CMOS
構成の8ビット直並列型A/D変換器としては最も速い
ものである。その場合、Ts=20nsecになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで上述した従来の
直並列型A/D変換器を10ビットに高分解能化するこ
とを考える。10ビット分解能にするためには、A/D
33あるいはA/D37の分解能を増加させる必要があ
る。A/D33とA/D37の分解能の設定は、次の
(1)〜(4)の設定が考えられる。
【0010】(1) A/D33を4ビット A/D37を7ビット (2) A/D33を5ビット A/D37を6ビット (3) A/D33を6ビット A/D37を5ビット (4) A/D33を7ビット A/D37を4ビット 分解能が10ビットの場合、直並列型A/Dの入力フル
スケールを2Vとすると、1LSB=(1/210)×2
[V]=1.95[mV]である。
【0011】従来の直並列型A/D変換器で高分解能化
した場合、アナログ信号を扱う各ブロックへの要求は、
初段のS/H32は(1)〜(4)とも10ビット精
度、動作時間Ts(Ts=1/Fs,Fsはサンプリン
グ周波数)であるが、その他のブロックに対しては
(1)〜(4)で表1のようになる。
【0012】
【0013】また、並列型A/D変換器のハード量は、
n (nは分解能)に比例して増加するので4ビット並
列型A/D変換器のハード量を1とするとA/D変換器
33,A/D変換器37,全体の並列型A/D変換器の
ハード量は(1)〜(4)で表2のようになる。
【0014】
【0015】ただしA/D37はコンパレータを2組用
意してインタリーブ動作をさせているので、ハード量は
2倍になる。
【0016】ちなみに従来の8ビット直並列型A/D変
換器の場合は、A/D33が1、A/D37が2×2、
全体で1+2×2=5となる。
【0017】表1から従来技術で10ビット分解能の直
並列型A/D変換器を構成すると、D/A変換および減
算回路の精度と動作時間が、10ビット精度,Ts/2
になり、最も厳しくなる。
【0018】また表2から、直並列型A/D変換器に含
まれる並列型A/D変換器のハード量は、最小でも4ビ
ット並列型A/D変換器を1とした場合、8となる。従
来技術では、D/A変換および減算回路を、誤差3.9
mV以内、動作時間10nsecで実現していた。CM
OS技術で構成する場合、従来技術で10ビット分解能
の直並列型A/D変換器を実現するのは、A/D変換お
よび減算回路を、誤差0.98mV以内、動作時間10
nsecで動作させなければならず、実現が困難であ
る。
【0019】本発明の目的は上述した課題を解決し、従
来に比べ高分解能な高速直並列型A/D変換器を提供す
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の直並列型A/D
変換器は、入力端子に接続された第1のサンプル・ホー
ルド回路と、この第1のサンプル・ホールド回路の出力
信号をデジタル値に変換する第1のアナログ/デジタル
変換器と、この第1アナログ/デジタル変換器での変換
結果を再びアナログ信号に変換する並列に接続された第
1と第2のデジタル/アナログ変換器と、前記第1のサ
ンプル・ホールド回路の出力をサンプル・ホールドする
第2のサンプル・ホールド回路と、この第2のサンプル
・ホールド回路の出力から前記第1のデジタル/アナロ
グ変換器の出力を減算する第1の減算回路と、前記第1
のサンプル・ホールド回路の出力をサンプル・ホールド
する第3のサンプル・ホールド回路と、この第3のサン
プル・ホールド回路の出力から前記第2のデジタル/ア
ナログ変換器の出力を減算する第2の減算回路と、前記
第1の減算回路と第2の減算回路の出力を交互にデジタ
ル値に変換する第2のアナログ/デジタル変換器と、こ
の第2のアナログ/デジタル変換器での変換結果を再び
アナログ信号に変換する第3のデジタル/アナログ変換
器と、前記第1の減算回路と第2の減算回路の出力を交
互にサンプル・ホールドする第4のサンプル・ホールド
回路と、この第4のサンプル・ホールド回路の出力から
前記第3のデジタル/アナログ変換器の出力を減算する
第3の減算回路と、この第3の減算回路の出力をデジタ
ル値に変換する第3のアナログ/デジタル変換器とを備
え、または、前記第3の減算回路の出力と前記第3のア
ナログ/デジタル変換器の入力との間に直列に接続した
第5のサンプル・ホールド回路を有している。
【0021】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0022】図1は 本発明の第1の実施例を示すブロ
ック図、図2は本第1の実施例における動作の一例を示
すタイミングチャートである。
【0023】図1において、本第1の実施例は入力端子
0に接続されたサンプル・ホールド回路(以下S/H)
1と、このS/H1の出力信号デジタル値に変換するア
ナログ/デジタル変換器(以下A/D)2と、このA/
D2での変換結果を再びアナログ信号に変換する並列に
接続されたデジタル/アナログ変換器(以下D/A)
3,4と、S/H1の出力をサンプル・ホールドするS
/H5と、このS/H5の出力からD/A3の出力を減
算する減算回路6と、S/H1の出力をサンプル・ホー
ルドするS/H7と、S/H7の出力からD/A4の出
力を減算する減算回路8と、減算回路6と減算回路8の
出力を交互にデジタル値に変換するA/D9と、A/D
9での変換結果を再びアナログ信号に変換するD/A1
0と、減算回路6と減算回路8の出力を交互にサンプル
・ホールドするS/H11と、S/H11の出力からD
/A10の出力を減算する減算回路12と、減算回路1
2の出力をデジタル値に変換するA/D13とを備えて
構成している。
【0024】次に、本第1の実施例の動作について図
1,図2を併用して説明する。
【0025】図2において、S/H1は期間T0,T
1,T2,T3,・・・にアナログ入力信号Vin(t
0),Vin(t1),Vin(t2),Vin(t
3),・・・をサンプリングする。サンプリングした信
号Vin(t0),Vin(t1),Vin(t2),
Vin(t3),・・・は、それぞれ期間T01,T1
1,T21,T31,・・・の間、保存されている。
【0026】A/D2はサンプリングされた入力信号を
A/D変換する。A/D2の出力D1(t0),D1
(t1),D1(t2),D1(t3),・・・が本直
並列型A/D変換器の出力D(t0),D(t1),D
(t2),D(t3),・・・の上位ビットになる。
【0027】S/H5は1サイクルおき、すなわち期間
T01,T21,・・・でS/H1の出力Vin(t
0),Vin(t2),・・・をサンプリングする。し
たがって、期間T01でサンプリングされた信号Vin
(t0)は期間T1,T11,T2の間保存される。
【0028】D/A3はA/D2での1サイクルおきの
変換結果D1(t0),D1(t2),・・・を再びア
ナログ信号Va(t0),Va(t2),・・・に変換
する。減算回路6はSH5で保持した信号からD/A3
の出力を減算する。期間T1,T11,T2ではD1
(t0)からVa(t0)への変換およびVin(t
0)からVa(t0)の減算が行われる。次の期間T
3,T31,T4ではD1(t2)からVa(t2)へ
の変換およびVin(t2)からVa(t2)の減算が
行われる。これらの減算結果すなわち減算回路6の出力
をVb(t0),Vb(t2),・・・とする。
【0029】S/H回路7,D/A4および減算回路8
は、S/H5,D/A3および減算回路6と同様な機能
をするが、位相が1/2ずれたタイミングで動作する。
したがって、S/H7は期間T11,T31,・・・で
S/H1の出力Vin(t1),Vin(t3),・・
・をサンプリングする。以下、同様な働きで、期間T
2,T21,T3ではD1(t1)からVa(t1)へ
の変換およびVin(t1)からVa(t1)の減算が
行われる。次の期間T4,T41,T5ではD1(t
3)からVa(t3)への変換およびVin(t3)か
らVa(t3)の減算が行われる。これらの減算結果す
なわち減算回路8の出力をVb(t1),Vb(t
3),・・・とする。
【0030】A/D9は期間T2で減算回路6の出力V
b(t0)を、期間T3で減算回路8の出力Vb(t
1)を、というように、減算回路6および減算回路8の
出力を交互にA/D変換する。したがって、A/D9の
変換結果D2(t0),D2(t1),D2(t2),
D2(t3),・・・は本第1の実施例の直並列型A/
D変換器の出力D(t0),D(t1),D(t2),
D(t3),・・・の中位ビットになる。
【0031】S/H11もA/D9と同様に、期間T2
で減算回路6の出力Vb(t0)を、期間T3で減算回
路8の出力Vb(t1)を、というように、減算回路6
および減算回路8の出力を交互にサンプリングする。期
間T2でサンプリングされた信号は期間T21、期間T
3でサンプリングされた信号は期間T31の間、保持さ
れる。
【0032】D/A10はA/D9の出力D2(t
0),D2(t1),D2(t2),・・・を期間T2
1,T31,T41,・・・で再びアナログ信号Vc
(t0),Vc(t1),Vc(t2),・・・に変換
する。このとき同時に減算回路12が動作し、S/H1
1の出力Vb(t0),Vb(t1),Vb(t2),
・・・からVc(t0),Vc(t1),Vc(t
2),・・・を減算する。減算結果はA/D13でA/
D変換される。A/D13の変換結果D3(t0),D
3(t1),D3(t2),D3(t3),・・・は本
第1の実施例の直並列型A/D変換器の出力D(t
0),D(t1),D(t2),D(t3),・・・の
下位ビットになる。
【0033】以上、述べたことを簡単にまとめると、本
第1の実施例の直並列型A/D変換器の特徴は、(1)
3段パイプライン構成、(2)初段D/A変換および減
算回路を2重化してインタリーブ動作、(3)2段目の
並列型A/D変換器は2重化したアナログ信号出力を交
互にサンプリングする、などである。
【0034】従来の直並列型A/D変換器で問題となっ
たD/A変換および減算回路の要求精度と動作速度につ
いて比較する。本第1の実施例の直並列型A/D変換器
ではD/A変換および減算回路に対する要求は初段と2
段目で異なる。初段のD/A変換および減算回路の場
合、精度は従来と同じ最終分解能の精度が必要である
が、動作速度は従来の1/3で充分である。これは、初
段のD/A変換および減算回路を2重化してインタリー
ブ動作させているので前述したように、たとえば、Vi
n(t0)のD/A変換・減算には期間T1,T11,
T2があてられるからである。また、2段目のD/A変
換および減算回路では、動作速度は従来と同じである
が、精度は最終精度が必要でない。これは本第1の実施
例の直並列型A/D変換器では、2段目以降では2段目
および3段目の変換に必要な精度があれば充分だからで
ある。従って、本第1の実施例では、従来に比べて高速
・高分解能なA/D変換器を実現するのが容易になる。
【0035】また、従来の直並列型A/D変換器で用い
られている並列型A/D変換器のハード量と本第1の実
施例の直並列型A/D変換器で用いられている並列型A
/D変換器のハード量を比較してみる。例として10ビ
ット分解能のA/D変換器を構成する場合を考える。従
来例では、10ビット分解能を実現する場合、4ビット
並列型A/D変換器のハード量を1とすると、
【発明が解決しようとする課題】で述べたように、最低
でも8のハード量が必要である。ところが本第1の実施
例では各段に4ビット並列型A/D変換器を用いること
で10ビット分解能が実現できるので、3のハード量で
実現できる。本第1の実施例で明らかなように、本発明
では並列型A/D変換器のハード量を大幅に削減でき
る。
【0036】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0037】図3は本発明の第2の実施例の直並列型A
/D変換器を示すブロック図である。
【0038】図3において、本第2の実施例の直並列型
A/D変換器は、図1に示した第1の実施例の直並列型
A/D変換器において、減算回路12の出力と並列型A
/D変換器13の入力との間にS/H14を直列に接続
している。
【0039】本第2の実施例の直並列型A/D変換器の
動作原理は前述した第1の実施例の直並列型A/D変換
器の動作原理と同じであるが、減算回路12の出力とA
/D13の入力との間にS/H14を直列に接続したこ
とにより、A/D9とD/A10および減算回路12の
動作速度を緩和している。これは、第1の実施例の直並
列型A/D変換器では、A/D9が期間T2で変換し、
D/A10および減算回路12が期間T21で動作する
のに対し、本第2の実施例の直並列型A/D変換器で
は、D/A10および減算回路12は期間T21,T3
で動作すればよいからである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力端子
に接続された第1のサンプル・ホールド回路と、この第
1のサンプル・ホールド回路の出力信号をデジタル値に
変換する第1のアナログ/デジタル変換器と、この第1
のアナログ/デジタル変換器での変換結果を再びアナロ
グ信号に変換する並列に接続された第1と第2のデジタ
ル/アナログ変換器と、第1のサンプル・ホールド回路
の出力をサンプル・ホールドする第2のサンプル・ホー
ルド回路と、この第2のサンプル・ホールド回路の出力
から第1のデジタル/アナログ変換器の出力を減算する
第1の減算回路と、第1のサンプル・ホールド回路の出
力をサンプル・ホールドする第3のサンプル・ホールド
回路と、この第3のサンプル・ホールド回路の出力から
第2のデジタル/アナログ変換器の出力を減算する第2
の減算回路と、第1の減算回路と第2の減算回路の出力
を交互にデジタル値に変換する第2のアナログ/デジタ
ル変換器と、この第2のアナログ/デジタル変換器での
変換結果を再びアナログ信号に変換する第3のデジタル
/アナログ変換器と、第1の減算回路と第2の減算回路
の出力を交互にサンプル・ホールドする第4のサンプル
・ホールド回路と、この第4のサンプル・ホールド回路
の出力から第3のデジタル/アナログ変換器の出力を減
算する第3の減算回路と、この第3の減算回路の出力を
デジタル値に変換する第3のアナログ/デジタル変換器
とを備え、また第3の減算回路の出力と第3の並列型ア
ナログ/デジタル変換器の入力端子との間に第5のサン
プル・ホールド回路を直列に接続することにより、高分
解能で高速な直並列型A/D変換器を従来に比べ容易に
実現することができる。また、その中に含まれる並列型
A/D変換器のハード量も従来に比べ、大幅に削減する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本第1の実施例における動作の一例を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来の直並列型A/D変換器の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
0 入力端子 1 サンプル・ホールド回路(S/H) 2 並列型A/D変換器(A/D) 3 D/A変換器(D/A) 4 D/A変換器(D/A) 5 サンプル・ホールド回路(S/H) 6 減算回路 7 サンプル・ホールド回路(S/H) 8 減算回路 9 並列型A/D変換器(A/D) 10 D/A変換器(D/A) 11 サンプル・ホールド回路(S/H) 12 減算回路 13 並列型A/D変換器(A/D) 14 サンプル・ホールド回路(S/H) 31 バッファアンプ 32,34 サンプル・ホールド(S/H) 35 D/A変換回路 33,37 並列型A/D変換器 36 減算回路 38,39 エンコーダ 40 加算器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子に接続された第1のサンプル・
    ホールド回路と、この第1のサンプル・ホールド回路の
    出力信号をデジタル値に変換する第1のアナログ/デジ
    タル変換器と、この第1のアナログ/デジタル変換器で
    の変換結果を再びアナログ信号に変換する並列に接続さ
    れた第1と第2のデジタル/アナログ変換器と、前記第
    1のサンプル・ホールド回路の出力をサンプル・ホール
    ドする第2のサンプル・ホールド回路と、この第2のサ
    ンプル・ホールド回路の出力から前記第1のデジタル/
    アナログ変換器の出力を減算する第1の減算回路と、前
    記第1のサンプル・ホールド回路の出力をサンプル・ホ
    ールドする第3のサンプル・ホールド回路と、この第3
    のサンプル・ホールド回路の出力から前記第2のデジタ
    ル/アナログ変換器の出力を減算する第2の減算回路
    と、前記第1の減算回路と第2の減算回路の出力を交互
    にデジタル値に変換する第2のアナログ/デジタル変換
    器と、この第2のアナログ/デジタル変換器での変換結
    果を再びアナログ信号に変換する第3のデジタル/アナ
    ログ変換器と、前記第1の減算回路と第2の減算回路の
    出力を交互にサンプル・ホールドする第4のサンプル・
    ホールド回路と、この第4のサンプル・ホールド回路の
    出力から前記第3のデジタル/アナログ変換器の出力を
    減算する第3の減算回路と、この第3の減算回路の出力
    をデジタル値に変換する第3のアナログ/デジタル変換
    器とを備えることを特徴とする直並列型アナログ/デジ
    タル変換器。
  2. 【請求項2】 前記第3の減算回路の出力と前記第3の
    アナログ/デジタル変換器の入力との間に第5のサンプ
    ル・ホールド回路を直列に接続したことを特徴とする請
    求項1記載の直並列型アナログ/デジタル変換器。
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