JP2674072B2 - クロマキー装置 - Google Patents
クロマキー装置Info
- Publication number
- JP2674072B2 JP2674072B2 JP63062782A JP6278288A JP2674072B2 JP 2674072 B2 JP2674072 B2 JP 2674072B2 JP 63062782 A JP63062782 A JP 63062782A JP 6278288 A JP6278288 A JP 6278288A JP 2674072 B2 JP2674072 B2 JP 2674072B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- chroma
- circuit
- chroma key
- key
- Prior art date
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はクロマキー装置に関し、特にテレビジョン装
置における画面合成のためのクロマキー装置に関する。
置における画面合成のためのクロマキー装置に関する。
従来技術 従来、この種のクロマキー装置は第３図に示す様に、
クロマキー信号を発生した後、このクロマキー信号とバ
ックグランド信号とを乗算し、またクロマキー信号の反
転信号とクロマキャンセル信号とを乗算し、これら２つ
の乗算出力を加算して合成画面を得るようになってい
る。
クロマキー信号を発生した後、このクロマキー信号とバ
ックグランド信号とを乗算し、またクロマキー信号の反
転信号とクロマキャンセル信号とを乗算し、これら２つ
の乗算出力を加算して合成画面を得るようになってい
る。
第３図において、カメラ装置１からのR,G,B信号はマ
トリックス回路２において色信号（I,Q）と輝度信号
（Ｙ）とに変換され、このI,Q信号より色選択回路３に
て色選択が行われ、入力のクロマ量に応じたソフトなク
ロマキー信号が得られる。このクロマキー信号に対して
成形回路４にてブラッククリップやゲイン制御を行っ
て、バックグランド信号をキーイングするためのクロマ
キー信号Ｂが得られる。
トリックス回路２において色信号（I,Q）と輝度信号
（Ｙ）とに変換され、このI,Q信号より色選択回路３に
て色選択が行われ、入力のクロマ量に応じたソフトなク
ロマキー信号が得られる。このクロマキー信号に対して
成形回路４にてブラッククリップやゲイン制御を行っ
て、バックグランド信号をキーイングするためのクロマ
キー信号Ｂが得られる。
一方、キャンセルクロマ発生回路７が設けられてお
り、このキャンセルクロマ信号と色選択回路３からのク
ロマキー信号とが乗算回路８にて乗算され、この乗算出
力とカメラ装置１からのNTSC信号Ａとが減算回路11にて
減算され、クロマキーバックからクロマ成分が除かれた
クロマキャンセル信号Ｄが得られる。このクロマキャン
セル信号Ｄと先のクロマキー信号Ｂの反転回路15による
反転信号Ｃとが乗算回路16にて乗算され，クロマキーバ
ックのルミナンス成分が除去された信号Ｅが得られる。
り、このキャンセルクロマ信号と色選択回路３からのク
ロマキー信号とが乗算回路８にて乗算され、この乗算出
力とカメラ装置１からのNTSC信号Ａとが減算回路11にて
減算され、クロマキーバックからクロマ成分が除かれた
クロマキャンセル信号Ｄが得られる。このクロマキャン
セル信号Ｄと先のクロマキー信号Ｂの反転回路15による
反転信号Ｃとが乗算回路16にて乗算され，クロマキーバ
ックのルミナンス成分が除去された信号Ｅが得られる。
バックグランド信号はクロマキー信号Ｂと乗算回路13
にて乗算され、この乗算出力と先の乗算回路16の乗算信
号Ｅとが加算回路14にて加算されることにより、バック
グランド信号にクロマキー素材信号のクロマキーバック
が除かれた信号がはめ込まれることになる。
にて乗算され、この乗算出力と先の乗算回路16の乗算信
号Ｅとが加算回路14にて加算されることにより、バック
グランド信号にクロマキー素材信号のクロマキーバック
が除かれた信号がはめ込まれることになる。
尚、第４図（Ａ）〜（Ｅ）に第３図の回路の各部信号
Ａ〜Ｅの波形を夫々対応して示している。
Ａ〜Ｅの波形を夫々対応して示している。
かかる従来の方式では、クロマキーバックのルミナン
ス成分を除去するために、クロマキー反転信号Ｃとクロ
マキャンセル信号Ｄとを乗算回路16にて乗算処理する方
式となっている。この場合、両信号Ｃ及びＤは共にクロ
マキー素材信号のキーイングエッジ部に相当する部分が
傾斜を有しているので、この傾斜部での乗算処理時に、
第４図（Ｅ）に示す如く２乗特性が生じてしまい、合成
画面のエッジ部分がリニアでなくなり、画質が劣化する
という欠点がある。
ス成分を除去するために、クロマキー反転信号Ｃとクロ
マキャンセル信号Ｄとを乗算回路16にて乗算処理する方
式となっている。この場合、両信号Ｃ及びＤは共にクロ
マキー素材信号のキーイングエッジ部に相当する部分が
傾斜を有しているので、この傾斜部での乗算処理時に、
第４図（Ｅ）に示す如く２乗特性が生じてしまい、合成
画面のエッジ部分がリニアでなくなり、画質が劣化する
という欠点がある。
発明の目的 そこで、本発明は従来のもののこの様な欠点を解決す
べくなされたものであって、その目的とするところは、
クロマキー素材信号のキーイングエッジがリニアとなる
ようなクロマキー装置を提供することにある。
べくなされたものであって、その目的とするところは、
クロマキー素材信号のキーイングエッジがリニアとなる
ようなクロマキー装置を提供することにある。
発明の構成 本発明によるクロマキー装置は、カメラ装置からのR,
G,B信号を受けてY,I,Q信号を生成するマトリックス回路
と、前記I,Q信号を受けてクロマキー信号を生成するク
ロマキー生成回路と、前記Ｙ信号に応じたルミナンスキ
ー信号と前記クロマキー信号とを合成する合成回路と、
前記クロマキー信号と前記カメラ装置からのNTSC信号と
を用いてクロマキーバックのクロマ成分を除いたクロマ
キャンセル信号を生成する回路と、前記合成回路の出力
と前記クロマキャンセル信号とを用いてクロマキーバッ
クのルミナンス成分を除去する減算回路とを含み、バッ
クグラウンド信号と前記クロマキー信号との乗算出力と
前記減算回路の減算出力とを加算するようにしたことを
特徴とする。
G,B信号を受けてY,I,Q信号を生成するマトリックス回路
と、前記I,Q信号を受けてクロマキー信号を生成するク
ロマキー生成回路と、前記Ｙ信号に応じたルミナンスキ
ー信号と前記クロマキー信号とを合成する合成回路と、
前記クロマキー信号と前記カメラ装置からのNTSC信号と
を用いてクロマキーバックのクロマ成分を除いたクロマ
キャンセル信号を生成する回路と、前記合成回路の出力
と前記クロマキャンセル信号とを用いてクロマキーバッ
クのルミナンス成分を除去する減算回路とを含み、バッ
クグラウンド信号と前記クロマキー信号との乗算出力と
前記減算回路の減算出力とを加算するようにしたことを
特徴とする。
実施例 以下に図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第１図は本発明の実施例のブロック図であり、第３図
と同等部分は同一符号により示している。第３図の従来
例と異なる部分について説明するに、マトリックス回路
２の輝度信号（Ｙ）はルミナンスキー成形回路５へ入力
されて波形成形されクロマキー素材信号のＹ成分Ｃが得
られる。このＹ信号（ルミナンスキー信号）はクロマキ
ー信号Ｂとキー信号合成回路６にてNAM（Non Additive
Mix:非加算混合）合成され、合成キー信号Ｄが得られ
る。このNAM合成は一種のアンド条件により生成される
ものであり、クロマキー信号Ｂの零レベルでは、零レベ
ルが出力され、クロマキー信号Ｂの高レベルでは、ルミ
ナンスキー信号Ｃのレベルが得られるものである。
と同等部分は同一符号により示している。第３図の従来
例と異なる部分について説明するに、マトリックス回路
２の輝度信号（Ｙ）はルミナンスキー成形回路５へ入力
されて波形成形されクロマキー素材信号のＹ成分Ｃが得
られる。このＹ信号（ルミナンスキー信号）はクロマキ
ー信号Ｂとキー信号合成回路６にてNAM（Non Additive
Mix:非加算混合）合成され、合成キー信号Ｄが得られ
る。このNAM合成は一種のアンド条件により生成される
ものであり、クロマキー信号Ｂの零レベルでは、零レベ
ルが出力され、クロマキー信号Ｂの高レベルでは、ルミ
ナンスキー信号Ｃのレベルが得られるものである。
このNAM合成出力である合成キー信号Ｄは第２図
（Ｄ）に示す如く、クロマキーバックの輝度信号に応じ
て変化するソフトなキー信号となっている。この合成キ
ー信号Ｄを用いて、減算回路11の出力であるクロマキャ
ンセル信号Ｅからクロマキーバックの輝度成分を除去す
るのであり、そのために、当該合成キー信号Ｄのレベル
調整がキャンセルルミナンス発生回路９及び乗算回路10
にて行われる。
（Ｄ）に示す如く、クロマキーバックの輝度信号に応じ
て変化するソフトなキー信号となっている。この合成キ
ー信号Ｄを用いて、減算回路11の出力であるクロマキャ
ンセル信号Ｅからクロマキーバックの輝度成分を除去す
るのであり、そのために、当該合成キー信号Ｄのレベル
調整がキャンセルルミナンス発生回路９及び乗算回路10
にて行われる。
すなわち、キャンセルルミナンス発生回路９は所定定
数を示す一定レベルの輝度信号を生成するものであり、
この一定レベルの信号を乗算回路10にて合成キー信号Ｄ
に乗算してレベル調整がなされる。このレベル調整後の
合成キー信号Ｄがクロマキャンセル信号Ｅと減算回路12
により減算されることにより、第２図（Ｆ）に示す如く
クロマキーバックの輝度成分が完全に除去されたルミナ
ンスキャンセル出力Ｆが得られる。
数を示す一定レベルの輝度信号を生成するものであり、
この一定レベルの信号を乗算回路10にて合成キー信号Ｄ
に乗算してレベル調整がなされる。このレベル調整後の
合成キー信号Ｄがクロマキャンセル信号Ｅと減算回路12
により減算されることにより、第２図（Ｆ）に示す如く
クロマキーバックの輝度成分が完全に除去されたルミナ
ンスキャンセル出力Ｆが得られる。
ここで、重要なことは、このルミナンスキャンセル出
力Ｆを得る場合、従来例ではクロマキー信号の反転信号
（第４図（Ｃ）参照）とクロマキャンセル出力（第４図
（Ｄ）参照）との乗算を行っているが、本発明ではNAM
合成キー信号Ｄのレベル調整出力とクロマキャンセル出
力との減算を行っているということである。乗算処理で
は、前述した如くその乗算出力に２乗特性が生じてリニ
ア特性が得られないが、本発明では減算処理を行ってい
るので、第４図（Ｆ）に示す様にリニアな特性が得られ
るのである。
力Ｆを得る場合、従来例ではクロマキー信号の反転信号
（第４図（Ｃ）参照）とクロマキャンセル出力（第４図
（Ｄ）参照）との乗算を行っているが、本発明ではNAM
合成キー信号Ｄのレベル調整出力とクロマキャンセル出
力との減算を行っているということである。乗算処理で
は、前述した如くその乗算出力に２乗特性が生じてリニ
ア特性が得られないが、本発明では減算処理を行ってい
るので、第４図（Ｆ）に示す様にリニアな特性が得られ
るのである。
このルミナンスキャンセル出力Ｆと、バックグランド
信号のクロマキー信号によるキーイング信号とが加算回
路14にて加算され、エッジ部の合成がリニアな特性を有
する合成画面が出力されることになる。
信号のクロマキー信号によるキーイング信号とが加算回
路14にて加算され、エッジ部の合成がリニアな特性を有
する合成画面が出力されることになる。
発明の効果 以上説明した様に、本発明によれば、ルミナンスキー
信号をクロマキー信号によってNAM合成してキャンセル
ルミナンス信号を発生し、これをクロマキャンセルされ
たクロマキーバックより減算することにより、クロマキ
ー素材のエッジ部分がリニアに変化してクロマキーバッ
ク部分で黒になる信号を発生し、これをクロマキー信号
でキーイングされたバックグランド信号と加算すること
により合成画面のエッジ部がリニアに合成できるという
効果がある。
信号をクロマキー信号によってNAM合成してキャンセル
ルミナンス信号を発生し、これをクロマキャンセルされ
たクロマキーバックより減算することにより、クロマキ
ー素材のエッジ部分がリニアに変化してクロマキーバッ
ク部分で黒になる信号を発生し、これをクロマキー信号
でキーイングされたバックグランド信号と加算すること
により合成画面のエッジ部がリニアに合成できるという
効果がある。
第１図は本発明の実施例のブロック図、第２図は第１図
のブロックの各部信号波形を示す図、第３図は従来のク
ロマキー装置のブロック図、第４図は第３図のブロック
の各部信号波形を示す図である。 主要部分の符号の説明 １……カメラ装置 ２……マトリックス回路 ３……色選択回路 ４……クロマキー成形回路 ５……ルミナンスキー成形回路 ６……キー信号合成回路 ７……キャンセルクロマ発生回路 8,10,13……乗算回路 ９……キャンセルルミナンス発生回路 11,12……減算回路 14……加算回路
のブロックの各部信号波形を示す図、第３図は従来のク
ロマキー装置のブロック図、第４図は第３図のブロック
の各部信号波形を示す図である。 主要部分の符号の説明 １……カメラ装置 ２……マトリックス回路 ３……色選択回路 ４……クロマキー成形回路 ５……ルミナンスキー成形回路 ６……キー信号合成回路 ７……キャンセルクロマ発生回路 8,10,13……乗算回路 ９……キャンセルルミナンス発生回路 11,12……減算回路 14……加算回路
Claims (1)
- 【請求項１】カメラ装置からのR,G,B信号を受けてY,I,Q
信号を生成するマトリックス回路と、前記I,Q信号を受
けてクロマキー信号を生成するクロマキー生成回路と、
前記Ｙ信号に応じたルミナンスキー信号と前記クロマキ
ー信号とを合成する合成回路と、前記クロマキー信号と
前記カメラ装置からのNTSC信号とを用いてクロマキーバ
ックのクロマ成分を除いたクロマキャンセル信号を生成
する回路と、前記合成回路の出力と前記クロマキャンセ
ル信号とを用いてクロマキーバックのルミナンス成分を
除去する減算回路とを含み、バックグラウンド信号と前
記クロマキー信号との乗算出力と前記減算回路の減算出
力とを加算するようにしたことを特徴とするクロマキー
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63062782A JP2674072B2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | クロマキー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63062782A JP2674072B2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | クロマキー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01236793A JPH01236793A (ja) | 1989-09-21 |
| JP2674072B2 true JP2674072B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=13210274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63062782A Expired - Lifetime JP2674072B2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | クロマキー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2674072B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2543936B2 (ja) * | 1988-02-12 | 1996-10-16 | 日本放送協会 | 映像信号合成回路 |
-
1988
- 1988-03-16 JP JP63062782A patent/JP2674072B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01236793A (ja) | 1989-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070718 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718 Year of fee payment: 11 |