JP2543936B2 - 映像信号合成回路 - Google Patents

映像信号合成回路

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JP2543936B2
JP2543936B2 JP63030397A JP3039788A JP2543936B2 JP 2543936 B2 JP2543936 B2 JP 2543936B2 JP 63030397 A JP63030397 A JP 63030397A JP 3039788 A JP3039788 A JP 3039788A JP 2543936 B2 JP2543936 B2 JP 2543936B2
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signal
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健夫 筒井
博之 井口
延孝 篠原
満洋 橋口
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Toshiba Corp
Japan Broadcasting Corp
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Toshiba Corp
Nippon Hoso Kyokai NHK
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばキー信号(重み付け信号)によっ
て異なる画像を合成する映像信号合成回路に関する。
(従来の技術) 従来より、映像信号合成回路において異なる画像を同
一画面内で合成する手法の一つにクロマキー効果と称さ
れる手法がある。このクロマキー効果について、例えば
第3図(a)に示す前面画像と同図(b)に示す後面画
像とを重ね合わせて、同図(e)に示すように合成する
場合を考える。
まず、第3図(a)に示す前面画像として、被写体a
に対して背景bを特定の色相の色(一般に肌色の補色で
ある青色が用いられる)にした後、テレビジョンカメラ
で撮像することによって、第3図(a)に示すような映
像信号A(t)を得る。この映像信号A(t)から被写
体aと背景bの境界部分を検出し、第3図(c)に示す
ように被写体aの範囲で“1"、背景bの範囲で“0"とな
るキー信号k(t)を生成する。このキー信号k(t)
で第3図(a)の映像信号A(t)を重み付けすること
により、背景bとなっている特定の色相の色消しを行な
って映像信号Ac(t)を得る。
ここで、特定の色相部分の色消しをするのは、合成時
に被写体aと背景bとの境界部分で特定の色相の色が洩
れ込むのを防止するためである。
上記キー信号k(t)は、第4図(a)に示す映像信
号Ac(t)に対し、第4図(b)に示すように特定の色
相部分で“0"、異なる色相部分で“1"、特定の色相部分
と異なる色相部分との境界部分では“0"<k(t)<
“1"となる。“1"の色相部分でAc(t)を出力し、“0"
の色相部分でB(t)を出力し、“0"<k(t)<“1"
の部分で映像信号A(t)をk(t)、B(t)を(1
−k(t))の割合で加算混合する。これによって、第
3図(e)に示す合成画像の映像信号C(t)を得るこ
とができる。
しかしながら、上記クロマキー効果による画像合成で
は、キー信号k(t)が“0"<k(t)<“1"の範囲に
よる間、混合される特定の色相の色消しされた映像信号
Ac(t)の輝度レベルが変化するので、その範囲でキー
信号との乗算結果にそれぞれの周波数成分の和、差成分
を生じてしまう。例えば、第4図(a)に示した映像信
号Ac(t)と同図(b)に示したキー信号k(t)とを
乗算してAc(t)の重み付けを行なうと、同図(c)に
示すようにAc(t)の輝度レベルが変化する範囲で各信
号の周波数成分の和、差成分を生じてしまう。このた
め、合成画像は境界部分が白い縁取りとなって見え、不
自然な画像になってしまう。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来のクロマキー効果による映像信号
合成装置では、重み付けを行なうキー信号と特定色の色
消しされた映像信号との乗算結果にそれぞれの周波数成
分の和、差成分が発生するため、境界部分が白い縁取り
等の不自然な合成画像となっていた。
この発明は上記課題を解決するためになされたもの
で、特定色の色消しされた映像信号とキー信号との乗算
結果に発生するそれぞれの周波数成分の和、差成分を低
減させることができ、これによって自然な合成画像が得
られる映像信号合成回路を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明に係る映像信号合
成回路は、背面を特定色とする前面画像の映像信号とこ
の前面画像の特定色部分の背景となる後面画像の映像信
号とを混合して画像合成を行うものにおいて、前記前面
画像の映像信号に対して前面画となる部分を重み付けす
るキー信号を生成するキー信号生成回路と、この回路で
生成されたキー信号によって前記前面画像の特定色の部
分を色消しする特定色除去回路と、前記キー信号を反転
する反転回路と、この回路の出力信号と輝度レベル調整
用の固定値とを乗算する第1の乗算回路と、この回路の
出力信号を前記キー信号で色消しされた前面画像の映像
信号から減算する減算回路と、この減算回路の出力信号
と前記キー信号とを乗算する第2の乗算回路と、前記反
転回路の出力信号と前記後面画像の映像信号とを乗算す
る第3の乗算回路と、前記第2及び第3の乗算回路の各
出力信号を加算する加算回路とを具備して構成される。
(作用) 上記構成による映像信号合成回路は、特定色の色消し
された映像信号の輝度レベルを固定値によって調整する
ことにより、特定色の色消しされた映像信号を重み付け
する際、キー信号の境界部分に生じるキー信号と特定色
の色消しされた映像信号のそれぞれの周波数成分の和、
差成分の発生を低減させ、映像信号の加算混合効果によ
り、画面上の合成画像の境界部分の白い縁取り等が見え
ないようにし、自然な合成画像を生成するものである。
(実施例) 以下、第1図及び第2図を参照してこの発明の一実施
例を説明する。
第1図はその構成を示すもので、Ac(t)は特定色の
色消しされた映像信号、B(t)は後面画像となる映像
信号、k(t)はキー信号、ΔYは輝度レベル調整用の
固定値である。キー信号k(t)はインバータ11によっ
て反転されて第1の乗算器12に入力される。この第1の
乗算器12はキー信号k(t)の反転信号に固定値ΔYを
乗じるもので、その乗算結果は減算器13に入力される。
この減算器13は映像信号Ac(t)から第1の乗算器12の
乗算結果を減じるもので、その減算結果は第2の乗算器
14に入力される。この第2の乗算器14は減算器13の減算
結果にキー信号k(t)を乗じるものである。一方、映
像信号B(t)は第3の乗算器15に入力される。この第
3の乗算器15は映像信号B(t)にキー信号k(t)の
反転信号を乗じるもので、その乗算結果は加算器16に入
力される。この加算器16は第2及び第3の乗算器14,15
の各乗算結果を加算混合するもので、この加算結果は合
成画像の映像信号C(t)として出力される。
上記構成において、以下第2図を参照してその動作に
ついて説明する。
まず、キー信号k(t)をインバータ11によって反転
して(1−k(t))を得た後、固定値ΔYを乗じ、そ
の乗算結果を特定色の色消しされた映像信号Ac(t)か
ら減算する。これによって、映像信号Ac(t)は、第2
図(a)に示すように、同図(b)に示すキー信号k
(t)が“0"の部分(特定色の色消しによって輝度信号
のみ)で固定値ΔY(>0)だけレベルが下がり、“0"
<k(t)<“1"の部分(特定色の色消しによって特定
色のみ除去された信号)でキー信号k(t)の反転信号
のレベルに応じて(1−k(t))・ΔYだけレベルが
下がる。しかし、キー信号k(t)が“1"の部分(色消
しされていない)ではレベル変化を生じない。
ここで、特定色の色消しされた境界部分(“0"<k
(t)<“1")の輝度レベルが、合成時に特定色の色消
しされた映像信号Ac(t)がそのまま残る部分(k
(t)が“1"の部分)の輝度レベルと一致するように固
定値ΔYを調整する。これにより、映像信号Ac(t)を
キー信号k(t)で重み付けしても、それぞれの周波数
成分の和、差の成分が低減される。
したがって、上記構成による映像信号合成回路は、固
定値ΔYの調整によって特定色の色消しされた映像信号
Ac(t)の輝度レベルをキー信号k(t)が“1"の時の
レベルに合わせることにより、映像信号Ac(t)をキー
信号k(t)によって重み付けしてもそれぞれの周波数
成分の和、差成分の発生が低減されるので、合成画像の
境界部分に生じていた白い縁取りが発生するようなこと
はなくなり、極めて自然な合成画像を得ることができ
る。
尚、上記実施例では合成画像の境界部分に白い縁取り
が発生しないように固定値ΔYを減算するようにした
が、合成画像の境界部分に黒い縁取りが発生しないよう
に固定値ΔYを加算するようにしてもよいことはもちろ
んである。
[発明の効果] 以上のべたようにこの発明によれば、特定色の色消し
された映像信号とキー信号との乗算結果に発生するそれ
ぞれの周波数成分の和、差成分を低減させることがで
き、これによって自然な合成画像が得られる映像信号合
成回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る映像信号合成回路の一実施例を
示すブロック回路図、第2図は同実施例の動作を説明す
るための波形図、第3図はこの発明が適用されるクロマ
キー効果を説明するための図、第4図は従来の映像信号
合成回路の動作を説明するための波形図である。 11……インバータ、12,14,15……乗算器、13……減算
器、16……加算器、A(t),B(t)……映像信号、k
(t)……キー信号、C(t)出力信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 延孝 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝小向工場内 (72)発明者 橋口 満洋 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝小向工場内 (56)参考文献 実開 昭59−78776(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面を特定色とする前面画像の映像信号と
    この前面画像の特定色部分の背景となる後麺画像の映像
    信号とを混合して画像合成を行う映像信号合成回路にお
    いて、前記前面画像の映像信号に対して前面画となる部
    分を重み付けするキー信号を生成するキー信号生成回路
    と、この回路で生成されたキー信号によって前記前面画
    像の特定色の部分を色消しする特定色除去回路と、前記
    キー信号を反転する反転回路と、この回路の出力信号と
    輝度レベル調整用の固定値とを乗算する第1の乗算回路
    と、この回路の出力信号を前記キー信号で色消しされた
    前面画像の映像信号から減算する減算回路と、この減算
    回路の出力信号と前記キー信号とを乗算する第2の乗算
    回路と、前記反転回路の出力信号と前記後面画像の映像
    信号とを乗算する第3の乗算回路と、前記第2及び第3
    の乗算回路の各出力信号を加算する加算回路とを具備す
    る映像信号合成回路。
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