JPS636199B2 - - Google Patents
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- JPS636199B2 JPS636199B2 JP11753580A JP11753580A JPS636199B2 JP S636199 B2 JPS636199 B2 JP S636199B2 JP 11753580 A JP11753580 A JP 11753580A JP 11753580 A JP11753580 A JP 11753580A JP S636199 B2 JPS636199 B2 JP S636199B2
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- JP
- Japan
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- signal
- color
- component
- difference
- keying
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテレビジヨン番組制作に於いて、画面
のはめ込み等を行なうのに使用するクロマキー信
号発生器に関するもので、ライン・ソフト・クロ
マキーを可能にすることを目的とする。クロマキ
ーはカラー映像中の特定色の領域を検出して抜き
取り、他の映像をはめ込むような画面合成手法の
1つで、日常的に使用されるものである。中でも
ソフト・クロマキーと称し、抜取り基準色に近い
色調ほど抜取り度合いが大となるようリニアゲー
トさせるキーイング信号を発生させ、より自然な
画面構成を行なうものがある。しかしこのような
操作の行なえる装置は入力映像信号としてR、
G、Bの3原色信号を必要としており、入力源を
カラーカメラと限定されるものであつた。しかし
一般に扱うカラー映像信号とはNTSC方式等によ
る複合され、1本のラインで授受されるものであ
り、こうしたカラー映像信号によりソフト・クロ
マキーを行なうには従来のソフト・クロマキー信
号発生器の前段にR、G、B復調器の結合を必要
とした。
のはめ込み等を行なうのに使用するクロマキー信
号発生器に関するもので、ライン・ソフト・クロ
マキーを可能にすることを目的とする。クロマキ
ーはカラー映像中の特定色の領域を検出して抜き
取り、他の映像をはめ込むような画面合成手法の
1つで、日常的に使用されるものである。中でも
ソフト・クロマキーと称し、抜取り基準色に近い
色調ほど抜取り度合いが大となるようリニアゲー
トさせるキーイング信号を発生させ、より自然な
画面構成を行なうものがある。しかしこのような
操作の行なえる装置は入力映像信号としてR、
G、Bの3原色信号を必要としており、入力源を
カラーカメラと限定されるものであつた。しかし
一般に扱うカラー映像信号とはNTSC方式等によ
る複合され、1本のラインで授受されるものであ
り、こうしたカラー映像信号によりソフト・クロ
マキーを行なうには従来のソフト・クロマキー信
号発生器の前段にR、G、B復調器の結合を必要
とした。
本発明はNTSC方式等の複合カラー映像信号よ
りソフト・クロマキー信号を発生させ言わゆるラ
イン・ソフト・クロマキーを行なうことができる
ようにし、特にカラー映像信号をサンプルしてデ
イジタル処理するのに適したものである。それは
カラー映像信号をサンプルする際、たとえばサン
プル周波数を色副搬送波周波数の4倍となるよう
に設定し、且つサンプル位相をカラーベクトル上
で±I軸および±Q軸と一致させれば各サンプ
ル・データより容易にI成分信号、Q成分信号、
Y成分信号が得られることを利用していることに
依存している。具体的には入力カラー映像信号を
前記条件でサンプルし、各サンプル値よりY成分
信号、I成分信号、Q成分信号とを抽出するY・
I・Q分離手段を備え、この手段からの各成分信
号とさらに任意色に係わるY成分信号、I成分信
号、Q成分信号との成分差信号、すなわちY成分
信号△YとI成分差信号△IとQ成分差信号△Q
とからキーイング信号を生成する手段を備え、こ
の生成よりソフト・クロマキー信号を得ている。
さらに各成分差信号△Y、△I、△Qよりキーイ
ング信号を生成するには、先づ各成分毎に任意の
設定が可能な重みづけが行なわれ、その後夫々重
みづけられた各成分差信号を加算し、更にクリツ
プ処理を施し適当なレベル範囲内を変化するキー
イング信号としている。従つて前記キーイング信
号は入力カラー映像信号の特定色近傍のみレベル
変化するものとなる。
りソフト・クロマキー信号を発生させ言わゆるラ
イン・ソフト・クロマキーを行なうことができる
ようにし、特にカラー映像信号をサンプルしてデ
イジタル処理するのに適したものである。それは
カラー映像信号をサンプルする際、たとえばサン
プル周波数を色副搬送波周波数の4倍となるよう
に設定し、且つサンプル位相をカラーベクトル上
で±I軸および±Q軸と一致させれば各サンプ
ル・データより容易にI成分信号、Q成分信号、
Y成分信号が得られることを利用していることに
依存している。具体的には入力カラー映像信号を
前記条件でサンプルし、各サンプル値よりY成分
信号、I成分信号、Q成分信号とを抽出するY・
I・Q分離手段を備え、この手段からの各成分信
号とさらに任意色に係わるY成分信号、I成分信
号、Q成分信号との成分差信号、すなわちY成分
信号△YとI成分差信号△IとQ成分差信号△Q
とからキーイング信号を生成する手段を備え、こ
の生成よりソフト・クロマキー信号を得ている。
さらに各成分差信号△Y、△I、△Qよりキーイ
ング信号を生成するには、先づ各成分毎に任意の
設定が可能な重みづけが行なわれ、その後夫々重
みづけられた各成分差信号を加算し、更にクリツ
プ処理を施し適当なレベル範囲内を変化するキー
イング信号としている。従つて前記キーイング信
号は入力カラー映像信号の特定色近傍のみレベル
変化するものとなる。
以下に本発明の実施例とともに説明する。第1
図において1はカラー映像信号の入力端子、2は
カラー映像信号をY成分信号YとI成分信号Iと
Q成分信号Qとに分離するコム・フイルター、3
〜5はそれぞれ減算器、6〜8はそれぞれ乗算
器、9は加算器、10はクリツプ回路、11はキ
ーイング信号の出力端子である。
図において1はカラー映像信号の入力端子、2は
カラー映像信号をY成分信号YとI成分信号Iと
Q成分信号Qとに分離するコム・フイルター、3
〜5はそれぞれ減算器、6〜8はそれぞれ乗算
器、9は加算器、10はクリツプ回路、11はキ
ーイング信号の出力端子である。
次にこの実施例の動作について説明する。先づ
入力端子1から供給されるカラー映像信号はコ
ム・フイルター2にてY成分信号YとI成分信号
IとQ成分信号Qとに分離変換される。このY成
分信号YとI成分信号IとQ成分信号Qとは夫々
減算器3、減算器4、減算器5の入力端子に被減
算値として供給される。また減算器3〜5のもう
一方の入力端子には基準Y成分信号Y0と基準I
成分信号I0と基準Q成分信号Q0とが夫々減算値と
して供給される。この基準Y成分信号Y0と基準
I成分信号I0と基準Q成分信号Q0とから決定され
る基準色は任意に設定可能なもので、前記3基準
成分信号は基準色を設定する操作、例えばカラー
選択つまみ等の指示に従がい自由に変化するもの
とする。さて減算器3〜5は各成分毎に入力カラ
ー映像と適当に定められた基準色との差の絶対値
を求めるように動作し、各減算器3〜5の出力端
子には夫々Y成分差信号|Y−Y0|、I成分差
信号|I−I0|、Q成分差信号|Q−Q0|が出力
する。次に前記3つの成分差信号は夫々乗算器6
〜8の被乗数として供給され、各乗算器6〜8の
乗数はY感度信号1、I感度信号m、Q感度信号
nから与えられる。従つて各乗算器6〜8の出力
には各成分毎に感度信号で重みづけられた成分差
信号があらわれ夫々|Y−Y0|×1、|I−I0|
×m、|Q−Q0|×nという積となる。加算器9
はこれら各乗算器6〜8の3出力信号を入力と
し、加算処理し出力信号として、各成分毎に重み
づけられた成分差信号の総和信号 {|Y−Y0|×1+|I−I0|×m+|Q−Q0
|×n}を求めるものである。この総和を適当に
不感帯を生じるようクリツプ処理してキーイング
信号に生成するのがクリツプ回路10である。
入力端子1から供給されるカラー映像信号はコ
ム・フイルター2にてY成分信号YとI成分信号
IとQ成分信号Qとに分離変換される。このY成
分信号YとI成分信号IとQ成分信号Qとは夫々
減算器3、減算器4、減算器5の入力端子に被減
算値として供給される。また減算器3〜5のもう
一方の入力端子には基準Y成分信号Y0と基準I
成分信号I0と基準Q成分信号Q0とが夫々減算値と
して供給される。この基準Y成分信号Y0と基準
I成分信号I0と基準Q成分信号Q0とから決定され
る基準色は任意に設定可能なもので、前記3基準
成分信号は基準色を設定する操作、例えばカラー
選択つまみ等の指示に従がい自由に変化するもの
とする。さて減算器3〜5は各成分毎に入力カラ
ー映像と適当に定められた基準色との差の絶対値
を求めるように動作し、各減算器3〜5の出力端
子には夫々Y成分差信号|Y−Y0|、I成分差
信号|I−I0|、Q成分差信号|Q−Q0|が出力
する。次に前記3つの成分差信号は夫々乗算器6
〜8の被乗数として供給され、各乗算器6〜8の
乗数はY感度信号1、I感度信号m、Q感度信号
nから与えられる。従つて各乗算器6〜8の出力
には各成分毎に感度信号で重みづけられた成分差
信号があらわれ夫々|Y−Y0|×1、|I−I0|
×m、|Q−Q0|×nという積となる。加算器9
はこれら各乗算器6〜8の3出力信号を入力と
し、加算処理し出力信号として、各成分毎に重み
づけられた成分差信号の総和信号 {|Y−Y0|×1+|I−I0|×m+|Q−Q0
|×n}を求めるものである。この総和を適当に
不感帯を生じるようクリツプ処理してキーイング
信号に生成するのがクリツプ回路10である。
クリツプ回路10の動作特性は例えば第2図
a,bに示す如くで、第2図aは入力信号の上限
を規定したもの、第2図bは入力信号の上限と下
限とを規定したものである。このクリツプ回路1
0に前記成分差信号の総和信号を入力すれば出力
される信号はY・I・Q成分レベルを総合した前
記入力カラー映像信号と基準色との差つまり色調
(明度も含む)差がある程度以上大となれば出力
信号レベルは低レベルとなり、色調差が0つまり
色調が一致した場合や非常に近い場合は高レベル
となり、色調差により出力信号レベルが変化する
ことになる。従つてこのクリツプ処理した出力信
号を出力端子11に導きキーイング信号として使
用すればソフト・クロマキーが実現できることは
明確である。通常の場合、前記基準色は入力カラ
ー映像より抜き取りたい色調あるいはそれに近い
色調に設定しておき、出力端子11より得られる
前記色調近傍の領域で高レベルとなるキーイング
信号を映像混合回路のゲート制御信号とし前記領
域に於いて前記入力カラー映像ともう1つの別映
像とをリニア・ゲート(ゲート制御信号レベルに
よりリニアに映像切替えを行なうこと)し、画面
のはめ込みを行なうわけである。実際にソフト・
クロマキーを行なうには、こうしたキーイング処
理の他に、既に従来のソフト・クロマキーで行な
つている色消去処理も必要である。つまり映像信
号をリニア・ゲートする領域では出力映像信号中
に入力映像信号中のクロマキーバツク成分が漏れ
てしまいキーイングした輪郭にクロマキーバツク
色のフレアが見えてしまう。これを消去するため
に入力カラー映像信号のキーバツク部分のクロマ
成分を前記キーイング信号を使用して減衰させる
ことが必要となる。またこうした色消去処理を積
極的に利用しクロマキーバツク部分の色変換を行
なうような応用も考えられる。
a,bに示す如くで、第2図aは入力信号の上限
を規定したもの、第2図bは入力信号の上限と下
限とを規定したものである。このクリツプ回路1
0に前記成分差信号の総和信号を入力すれば出力
される信号はY・I・Q成分レベルを総合した前
記入力カラー映像信号と基準色との差つまり色調
(明度も含む)差がある程度以上大となれば出力
信号レベルは低レベルとなり、色調差が0つまり
色調が一致した場合や非常に近い場合は高レベル
となり、色調差により出力信号レベルが変化する
ことになる。従つてこのクリツプ処理した出力信
号を出力端子11に導きキーイング信号として使
用すればソフト・クロマキーが実現できることは
明確である。通常の場合、前記基準色は入力カラ
ー映像より抜き取りたい色調あるいはそれに近い
色調に設定しておき、出力端子11より得られる
前記色調近傍の領域で高レベルとなるキーイング
信号を映像混合回路のゲート制御信号とし前記領
域に於いて前記入力カラー映像ともう1つの別映
像とをリニア・ゲート(ゲート制御信号レベルに
よりリニアに映像切替えを行なうこと)し、画面
のはめ込みを行なうわけである。実際にソフト・
クロマキーを行なうには、こうしたキーイング処
理の他に、既に従来のソフト・クロマキーで行な
つている色消去処理も必要である。つまり映像信
号をリニア・ゲートする領域では出力映像信号中
に入力映像信号中のクロマキーバツク成分が漏れ
てしまいキーイングした輪郭にクロマキーバツク
色のフレアが見えてしまう。これを消去するため
に入力カラー映像信号のキーバツク部分のクロマ
成分を前記キーイング信号を使用して減衰させる
ことが必要となる。またこうした色消去処理を積
極的に利用しクロマキーバツク部分の色変換を行
なうような応用も考えられる。
このように入力カラー映像信号と基準色信号と
の色差演算を行ないキーイング信号を得るという
点が本実施例の特徴であつて、これについて更に
詳しい説明を行なう。第3図はこれを説明するた
めのカラー・ベクトル図である。Aは基準色、B
は入力カラー映像の夫々のI―Q座標位置を示し
たものである。ここで、Y成分に関して無視し、
I―Q成分についてのみ考えるとする。前述した
第1図のブロツクによる色差演算によれば2点A
―B間の色調差は夫々或る係数で重みづけられた
I成分差△I″とQ成分差△Q″の和(△I′+△Q′)
とした。この和信号レベルに対応したキーイング
信号レベルが発生するわけである。従つてCで示
したひし形線上に位置する入力カラー映像につい
ても同レベルのキーイング信号が発生することに
なる。こうしたひし形状のキーイング信号等高レ
ベルとする色差演算のほか、キーイン信号等高レ
ベルが長方形や円形、楕円形など要するに基準色
を中心に含むような方式の色差演算を行ない基準
色との色調差を求めればよい。また前述の感度信
号l,m,nの設定により色差演算での色選択度
が決定されることは明らかで、感度信号を大とす
れば相当する成分差が強調され、例えばI成分に
敏感な色選択性を有すると言う具合いに使用する
条件(クロマキーバツクのムラなど)により適当
に設定すればよく、具体的には調整パネル上の調
整つまみから発生させるようにする方法を採れば
よい。同様にクリツプ回路10のクリツプ特性も
使用する条件にあわせて調整できるようにし、最
適なレベルにキーイング信号を生成するようにす
ればよい。またI感度信号mとQ感度信号nとは
人間の視覚感度から考慮された周波数帯域比によ
り連動して変化させるとも考えられる。I・Q感
度信号を0とすればY成分差のみのキーイング信
号が得られ、言わゆるルミナンスキーとなる。こ
のようにY・I・Qの各成分差のうち少なくとも
I・Q成分差を用いれば従来と同等のクロマキー
に、更にY成分差をも考慮すれば従来よりも色選
択性の良好なクロマキーが実現できる。なお、抜
取り色となる基準色の設定方法についても多くの
方法が考えられ、使用条件、用途に応じた方法を
採用すればよい。例えば入力カラー映像信号を表
示する画面上にカーソルを発生させその部分のカ
ラー映像信号を基準色としてサンプルするように
すれば調整・設定は容易となろう。このように本
実施例は従来にないライン・ソフト・クロマキー
を実現させるものであり、更に前述した感度信号
を十分大なる値に設定すれば映像混合回路をリニ
ア・ゲートするのでなくハード・ゲート(中間状
態のない完全な切替え)するようなライン(ハー
ド)クロマキーともなる。このライン(ハード)
クロマキーの際には中間階調を必要とするキーイ
ング信号は不必要であるからして乗算器6〜8、
加算器9、クリツプ回路10からなるキーイング
信号発生部は簡略化される事は明らかである。
の色差演算を行ないキーイング信号を得るという
点が本実施例の特徴であつて、これについて更に
詳しい説明を行なう。第3図はこれを説明するた
めのカラー・ベクトル図である。Aは基準色、B
は入力カラー映像の夫々のI―Q座標位置を示し
たものである。ここで、Y成分に関して無視し、
I―Q成分についてのみ考えるとする。前述した
第1図のブロツクによる色差演算によれば2点A
―B間の色調差は夫々或る係数で重みづけられた
I成分差△I″とQ成分差△Q″の和(△I′+△Q′)
とした。この和信号レベルに対応したキーイング
信号レベルが発生するわけである。従つてCで示
したひし形線上に位置する入力カラー映像につい
ても同レベルのキーイング信号が発生することに
なる。こうしたひし形状のキーイング信号等高レ
ベルとする色差演算のほか、キーイン信号等高レ
ベルが長方形や円形、楕円形など要するに基準色
を中心に含むような方式の色差演算を行ない基準
色との色調差を求めればよい。また前述の感度信
号l,m,nの設定により色差演算での色選択度
が決定されることは明らかで、感度信号を大とす
れば相当する成分差が強調され、例えばI成分に
敏感な色選択性を有すると言う具合いに使用する
条件(クロマキーバツクのムラなど)により適当
に設定すればよく、具体的には調整パネル上の調
整つまみから発生させるようにする方法を採れば
よい。同様にクリツプ回路10のクリツプ特性も
使用する条件にあわせて調整できるようにし、最
適なレベルにキーイング信号を生成するようにす
ればよい。またI感度信号mとQ感度信号nとは
人間の視覚感度から考慮された周波数帯域比によ
り連動して変化させるとも考えられる。I・Q感
度信号を0とすればY成分差のみのキーイング信
号が得られ、言わゆるルミナンスキーとなる。こ
のようにY・I・Qの各成分差のうち少なくとも
I・Q成分差を用いれば従来と同等のクロマキー
に、更にY成分差をも考慮すれば従来よりも色選
択性の良好なクロマキーが実現できる。なお、抜
取り色となる基準色の設定方法についても多くの
方法が考えられ、使用条件、用途に応じた方法を
採用すればよい。例えば入力カラー映像信号を表
示する画面上にカーソルを発生させその部分のカ
ラー映像信号を基準色としてサンプルするように
すれば調整・設定は容易となろう。このように本
実施例は従来にないライン・ソフト・クロマキー
を実現させるものであり、更に前述した感度信号
を十分大なる値に設定すれば映像混合回路をリニ
ア・ゲートするのでなくハード・ゲート(中間状
態のない完全な切替え)するようなライン(ハー
ド)クロマキーともなる。このライン(ハード)
クロマキーの際には中間階調を必要とするキーイ
ング信号は不必要であるからして乗算器6〜8、
加算器9、クリツプ回路10からなるキーイング
信号発生部は簡略化される事は明らかである。
以上説明したように本発明は複合カラー映像信
号より特定色に関するクロマキー信号を発生させ
るのに前記特定色を基準としたY・I・Q成分差
信号より生成させており、R・G・B成分差信号
から求める方法や明度・彩度・色相差信号から求
める方法よりはるかに容易に実現できる。(これ
はカラー映像信号をたとえば色副搬送波周波数の
4倍でサンプルした場合Y・I・Q分離が比較的
容易なことに依存し、成分分離以降の信号処理に
関しても扱かうカラー映像信号がPCM変換され
ているとすれば全てデイジタル処理に都合のよい
処理内容と言えるからである。)また従来のクロ
マキーでは多くが色相差にのみ注視しており従つ
てクロマキーバツクに彩度の高い色調が要求され
ており、その結果キーイングした輪郭にクロマキ
ーバツク色のフレアが目立つ傾向にあつたが、本
発明によれば基準色は彩度の低い任意色をも設定
でき、こうした欠点を除去できるという利点もあ
る。
号より特定色に関するクロマキー信号を発生させ
るのに前記特定色を基準としたY・I・Q成分差
信号より生成させており、R・G・B成分差信号
から求める方法や明度・彩度・色相差信号から求
める方法よりはるかに容易に実現できる。(これ
はカラー映像信号をたとえば色副搬送波周波数の
4倍でサンプルした場合Y・I・Q分離が比較的
容易なことに依存し、成分分離以降の信号処理に
関しても扱かうカラー映像信号がPCM変換され
ているとすれば全てデイジタル処理に都合のよい
処理内容と言えるからである。)また従来のクロ
マキーでは多くが色相差にのみ注視しており従つ
てクロマキーバツクに彩度の高い色調が要求され
ており、その結果キーイングした輪郭にクロマキ
ーバツク色のフレアが目立つ傾向にあつたが、本
発明によれば基準色は彩度の低い任意色をも設定
でき、こうした欠点を除去できるという利点もあ
る。
第1図は本発明の一実施例におけるクロマキー
信号発生器のブロツク図、第2図はクリツプ回路
の動作特性を示す図、第3図は色差演算を説明す
る為のカラー・ベクトル図である。 2…Y・I・Q分離コムフイルタ、3,4,5
…減算器(加算器)、6,7,8…乗算器、9…
加算器、10…クリツプ回路。
信号発生器のブロツク図、第2図はクリツプ回路
の動作特性を示す図、第3図は色差演算を説明す
る為のカラー・ベクトル図である。 2…Y・I・Q分離コムフイルタ、3,4,5
…減算器(加算器)、6,7,8…乗算器、9…
加算器、10…クリツプ回路。
Claims (1)
- 1 入力カラー映像信号のY成分信号、I成分信
号、Q成分信号とを抽出するY・I・Q分離手段
と、前記Y・I・Q成分信号のうち少なくともI
とQ成分について基準色間との成分差信号を求
め、この成分差信号よりキーイング信号を生成す
る手段とを備えたことを特徴とするクロマキー信
号発生器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11753580A JPS5742283A (en) | 1980-08-26 | 1980-08-26 | Chromachy signal generator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11753580A JPS5742283A (en) | 1980-08-26 | 1980-08-26 | Chromachy signal generator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5742283A JPS5742283A (en) | 1982-03-09 |
JPS636199B2 true JPS636199B2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=14714192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11753580A Granted JPS5742283A (en) | 1980-08-26 | 1980-08-26 | Chromachy signal generator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5742283A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998011735A1 (fr) * | 1996-09-12 | 1998-03-19 | Sony Corporation | Processeur de signaux video |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972285A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-24 | Nec Corp | クロマキ−信号発生装置 |
JPS59140784A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | Sony Corp | クロマキ−装置 |
JPH0444022Y2 (ja) * | 1985-12-10 | 1992-10-16 |
-
1980
- 1980-08-26 JP JP11753580A patent/JPS5742283A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998011735A1 (fr) * | 1996-09-12 | 1998-03-19 | Sony Corporation | Processeur de signaux video |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5742283A (en) | 1982-03-09 |
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