JP2672858B2 - 車両のミッションケース - Google Patents

車両のミッションケース

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JP2672858B2 JP9557589A JP9557589A JP2672858B2 JP 2672858 B2 JP2672858 B2 JP 2672858B2 JP 9557589 A JP9557589 A JP 9557589A JP 9557589 A JP9557589 A JP 9557589A JP 2672858 B2 JP2672858 B2 JP 2672858B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両のミッションケースに関するものであ
る。
(従来の技術) 車両として例えば乗用作業機を例に挙げると、斯る車
両では車体前部にエンジンを搭載し、車体後部の左右後
輪間にミッションケースを配置し、エンジンの出力軸と
ミッションケース内の入力軸とを伝達部材で連結してい
る。
前記伝達部材としてはプロペラシャフト、ベルト等が
あり、プロペラシャフトを使用する場合にはエンジン後
面から突出する出力軸にプロペラシャフトの前端を連結
し、該プロペラシャフトの後端をミッションケースの前
面からミッションケース内の入力軸に連結する。又、ベ
ルトを使用する場合にはエンジン下面から突出する出力
軸とミッションケースの下面から突出する被動軸とをベ
ルトで連結する。
(発明が解決しようとする課題) 従って従来においてはプロペラシャフトを使用する際
にはミッションケースの前面にプロペラシャフト支持用
の取付孔を設け、ベルトを使用する際にはミッションケ
ースの下面に被動軸支持用の取付孔を設ける必要が生
じ、この為に2種類のミッションケースが必要となる。
従って常に2種類のミッションケースを用意するので例
えば組立ラインが複雑になり、生産コストが上昇すると
いう不具合があった。
本発明は斯る従事の不具合に鑑み成されたものであ
り、その目的とする処は車両の生産コストを低減するこ
とのできる車両のミッションケースを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本発明は、車両の前後方向に
離隔させてエンジン11とミッションケース15を配置し、
前記エンジン11の出力軸12とミッションケース15の入力
軸20とを伝達部材16,70で連結した車両において、前記
ミッションケース15のエンジン11に対向する面に第1の
孔部51を形成するとともに、ミッションケース15の上面
もしくは下面側に第2の孔部62を形成し、前記第1の孔
部51もしくは第2の孔部62のいずれか一方に前記伝達部
材16,70のミッションケース側部分を取付けたことを特
徴とする。
(作用) ミッションケースの上面もしくは下面に第1の孔部
を、前面もしくは側面に第2の孔部を夫々形成し、第1
の孔部をプロペラシャフト用に、第2の孔部をベルト用
に使用するので1つのミッションケースで、プロペラシ
ャフト、ベルトどちらも対応でき、車両の生産コストを
低減させることができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は乗用芝刈機の側面図を示し、図中1は乗用芝
刈機の機体で、該機体1の前部及び後部の左右には前輪
2,2と後輪3,3を設け、機体後部上面にはシート4を配置
し、この前方には操向ハンドル5を設ける。
機体1の略中央部の下方にはカッターブレードを収納
したカッターハウジング6を設け、該カッターハウジン
グ6と車体後部のホッパートップ7とをシューター8で
連結し、ホッパートップ7の下部にはグラスバッグ9を
設ける。
機体1の前部にはエンジン11を搭載し、機体1後部の
左右の後輪3,3間にはミッション13を配置する。そして
前記エンジン11の出力軸12とミッション13の被動軸14と
を継手j,jを介してプロペラシャフト16で連結する。
第2図はミッション13の側面図、第3図はミッション
13の内部展開図を示し、図中15はミッションケースで、
該ミッションケース15内には入力軸20、第1ミッション
軸21、第2ミッション軸22、駆動軸23を夫々平行に且つ
回転自在に取付ける。
入力軸20の略中央にはベベルギヤ30をキー結合し、入
力軸20の一端側には後進用駆動スプロケット31、前進用
駆動ギヤ32…を設ける。
第1ミッション軸21の一端側には後進用被動スプロケ
ット34、前進用被動ギヤ35…を遊嵌し、他端側には駆動
ギヤ36をキー結合する。又第1ミッション軸21に形成し
たキー溝21aには移動自在に係合杆37を設け、該係合杆3
7の先端を前記後進用被動スプロケット34、前進用被動
ギヤ35…のいずれかに係合させて入力軸20の回転を第1
ミッション軸21に伝達するようにする。
第2ミッション軸22の一端側には駆動ギヤ38を形成
し、他端側には前記第1ミッション軸21の駆動ギヤ36に
噛合する被動ギヤ39をキー結合する。
前記駆動軸23は先端に後輪3をとりつけた左右の軸23
a,23bから成り、これらの軸23a,23bはデフ40を介して結
合する。デフ40のデフケース40aには被動ギヤ41を固設
し、該被動ギヤ41を前記駆動ギヤ38に噛合させる。
一方、第2図に示すようにミッションケース15の前部
には第1の孔51を形成し、この孔51の外周にミッション
ケース15と一体的に筒部53を形成する。そしてこの筒部
53内にベアリング55,55を介して前記被動軸14を回転自
在に配置し、該被動軸14の後端に取付けたベベルギヤ56
を前記入力軸20のベベルギヤ30に噛合させる。又、ミッ
ションケース15の前部下面には第2の孔62を形成し、該
第2の孔62の外周に形成した筒部63を蓋体64で閉塞す
る。
以上においてエンジン11の動力は出力軸12、プロペラ
シャフト16、被動軸14、ベベルギヤ56,30を介して入力
軸20に伝わり、ここから前進用駆動ギヤ32、前進用被動
ギヤ35を介して第1ミッション軸21に伝わる。更に駆動
ギヤ36、被動ギヤ39を介して第2ミッション軸22に伝わ
り、駆動ギヤ39、被動ギヤ41を介して駆動軸23に伝わ
り、後輪3,3が駆動される。
ところで乗用芝刈機においては上述のようにエンジン
とミッションとをプロペラシャフトで連結するものの他
にベルトで連結する場合がある。斯る場合には、第4
図、第5図に示すようにして使用する。
第4図中、12はエンジン11の出力軸、14はミッション
13の被動軸で、出力軸12はエンジン11から下方へ突出
し、又被動軸14もミッションケース15の前部下面から下
方へ突出し、両軸12,14をベルト70で連結している。
ミッションケース15は第5図のようになっており、筒
部53内の被動軸14、ボールベアリング55は取外され、又
第1の孔部51は蓋体72で閉塞されている。第2の孔62外
周に形成した筒部63の下部には円筒部材74を複数のボル
ト75…で固着し、筒部63及び円筒部材74内にはベアリン
グ76,76を介して前記被動軸14を回転自在に取付ける。
該被動軸14の上部にはベベルギヤ77を取付けてこのベベ
ルギヤ77を前記入力軸20のベベルギヤ30に噛合する。又
被動軸14の下部には取付部材78を介して従動プーリー80
を固着し、この従動プーリー80と、エンジン11の出力軸
12に設けた駆動プーリー81との間に前記ベルト70を掛装
する。エンジン11の動力は出力軸12からベルト70を介し
て被動軸14に伝わり、ここからベベルギヤ77,30を介し
て入力軸20に伝わる。入力軸20から先の動力伝達経路は
前述と同様である。
このように本実施例のミッションケース15ではエンジ
ン11、ミッション13を連結する伝達部材をプロペラシャ
フトとした場合には第1の孔部51を使用し、伝達部材を
ベルトとした場合には第2の孔部62を使用することで、
1つのミッションケース15でプロペラシャフト用、ベル
ト用双方に使用することができ、車両の生産コストを低
減させることができる。
第6図は本考案の別実施例を示し、この実施例では第
1の孔51外周の筒部53をミッションケース15と別体と
し、ボルト83…で着脱自在に取付けた。この実施例では
第2の孔部62を使用する際に筒部53をミッションケース
15から取外し、第1の孔51を蓋体で閉塞し、第1の孔51
不使用時に筒部53がミッションケース15から突出しない
ようにした。
尚、前述のように第1の孔と第2の孔のいずれか一方
を蓋体で塞ぐかわりに例えばミッションケースと一体の
薄い壁体でいずれか一方の孔を塞ぐ構造も考えられる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、ミッションケース
の上面もしくは下面に第1の孔部を、前面もしくは側面
に第2の孔部を夫々形成し、第1の孔部をプロペラシャ
フト用に、第2の孔部をベルト用に使用するので1つの
ミッションケースでプロペラシャフト、ベルトどちらも
対応でき、車両の生産コストを低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は乗用芝刈機の側面図、第2図ミッションの側面
図、第3図はミッションの内部展開図、第4図はベルト
を伝達部材に使用した場合の乗用芝刈機の側面図、第5
図は同ミッション内部の展開図、第6図は別実施例に係
るミッションの側面図である。 尚、図面中、11はエンジン、12は出力軸、15はミッショ
ンケース、16,70は伝達部材、51は第1の孔部、62は第
2の孔部である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の前後方向に離隔させてエンジンとミ
    ッションケースを配置し、前記エンジンの出力軸とミッ
    ションケースの入力軸とを伝達部材で連結した車両にお
    いて、 前記ミッションケースのエンジンに対向する面に第1の
    孔部を形成するとともに、ミッションケースの上面もし
    くは下面側に第2の孔部を形成し、前記第1の孔部もし
    くは第2の孔部のいずれか一方に前記伝達部材のミッシ
    ョンケース側部分を取付けたことを特徴とする車両のミ
    ッションケース。
  2. 【請求項2】前記第1の孔部と第2の孔部のうち前記伝
    達部材を取付けない方の孔部を蓋体で閉塞したことを特
    徴とする前記請求項(1)に記載の車両のミッションケ
    ース。
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