JP2671779B2 - エアシャワー室 - Google Patents

エアシャワー室

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JP2671779B2
JP2671779B2 JP5273081A JP27308193A JP2671779B2 JP 2671779 B2 JP2671779 B2 JP 2671779B2 JP 5273081 A JP5273081 A JP 5273081A JP 27308193 A JP27308193 A JP 27308193A JP 2671779 B2 JP2671779 B2 JP 2671779B2
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JP
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room
dust
air
clean
air shower
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博幸 苑田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造ラインにお
けるエアシャワー室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のエアシャワー室を示す全体
斜視図である。図において、(1)はクリーンルーム入
室の際に入室者、及び搬入物に付着している塵埃を除去
するために使用するエアシャワー室、(2)はクリーン
エアーの吹き出し孔、(3)はシューズあるいは床と接
触する底部の塵埃を除去するための粘着マット、(4)
は照明用の蛍光灯、(5)はクリーンルームに入室する
ためのドア、(6)は塵埃量を測定するためのダストカ
ウンタ、(7)はダストカウンタで測定された塵埃量の
表示計、(8)は吹き出し孔からのクリーンエアーの供
給時間や風速、風量を設定する制御装置である。このよ
うに構成されたエアシャワー室(1)は、エアーシャワ
ー室に入室すると、左右、及び上部の吹き出し孔からク
リーンエアーが供給される。
【0003】同時にエアシャワー室(1)の下部に設置
したダストカウンタ(6)が作動し、発塵する塵埃量を
測定し、その個数が表示計7で表示される。このとき、
発塵する塵埃量がある基準値を超えた場合、制御装置
(8)が作動し、吹き出し孔(2)からクリーンエアー
が供給され続けると共に、クリーンエアーの風速が速く
なる。このように、ある一定量の塵埃量以下になるまで
クリーンエアーが供給され続けることで、クリーンルー
ム内での清浄度を維持できるようにすることを目的とす
るものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエアシャワー室
(1)は以上のように、左右、及び上部から吹き出すク
リーンエアーだけでは、塵埃の除去率が悪く、また、複
数の人が入室した場合、塵埃の飛び散りも多く、ダスト
カウンタで測定する値が基準値以下になるには、人が増
えるにつれて時間が掛かり、効率の面で問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決するためのもので、複数の入室者が入室し、
該入室者に一度にクリーンエアーを吹き付けた後、該入
室者がドアを共用して一度にクリーンルームに入ること
ができるエアシャワー室において、該クリーンエアーを
吹き付ける前に前記入室者の間をしきりを閉じることに
より個別にしきり、該しきりが閉じた状態で前記クリー
ンエアーを吹き付けた後に、前記しきりが全て開き前記
クリーンルームに入ることができることを特徴とするエ
アシャワー室である。
【0006】
【作用】本発明においては、開閉できるしきりで囲むこ
とで人の全体にクリーンエアーを当て、個別にしきるこ
とで塵埃の飛び散りを防ぎ、塵埃除去率のアップと効率
化を図ることができるものである。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のエアシャワー室
を示した全体斜視図である。図において、(1)はクリ
ーンルーム入室の際に入室者、及び搬入物に付着してい
る塵埃を除去するために使用するエアシャワー室、
(2)はクリーンエアーの吹き出し孔、(3)はシュー
ズあるいは床と接触する底部の塵埃を除去するための粘
着マット、(4)は照明用の蛍光灯、(5)はクリーン
ルームに入室するためのドア、(6)は塵埃量を測定す
るためのダストカウンタ、(7)はダストカウンタで測
定された塵埃量の表示計、(8)は吹き出し孔からのク
リーンエアーの供給時間や風速、風量を設定する制御装
置であり、(1)〜(8)は従来例のものと同様であ
る。(9)は人のいる、いないを認知するセンサ、(1
0)は個別に囲むためのしきり、(11)は入室人数を
知らせるためのスイッチである。
【0008】このように構成されたエアシャワー室
(1)は、入口左にある入室人数スイッチ(11)を押
し入室すると、制御装置(8)が人数を認知し、人数分
のセンサが作動するのを待ち、作動した時点でセンサの
作動箇所のみ、しきり(10)が真中まで移動し閉じ
る。閉じた時点でダストカウンタ(6)が作動し、個々
の初期塵埃量を測定し、それにあわせて個々のクリーン
エアーの風速、風量を変えて、個々の塵埃量を同じ時間
で、決められた基準値以下になるようにフィードバック
制御していく。このとき、しきりの閉じていない箇所の
クリーンエアーは放出されない。
【0009】例えば、洗濯後の無塵服からの発塵は、静
止の場合、0.3μm以上の塵埃が20〜30個/c
f.minであるので、0.3μm以上の塵埃が30個
を基準とし、通常30m/min程度の風速が、それ以
上となった場合については、基準値以下となるまで吹き
出し孔(2)からクリーンエアーが供給され続け、ま
た、風速も40〜45m/minに迄速くなる。また、
円形に囲むため、クリーンエアーが打ち消し合う現象が
起こるが、これを防ぐために、クリーンエアーの吹き出
し孔(2)を回転させ、この現象を無くす。個々の塵埃
量が全て基準値以下になった時点でクリーンエアーを止
め、しきりが開き、クリーンルームへ入室するための自
動ドア(5)も開く。
【0010】以上のことで、着用物、及び搬入物の塵埃
量が、クリーンルームに入室して作業を行ううえで影響
を及ぼさない程度の清浄度となっているために、クリー
ンルーム内を汚染することなく入室できる。又、ダスト
カウンタ(6)により測定した塵埃量を表示計(7)を
用いて示すことにより、発塵量が一目でわかるために、
着用物、及び搬入物の劣化度を知ることができる。この
ようなエアシャワー室(1)とする事により、入室時の
着用物、及び搬入物などの清浄度を定量的に管理でき、
半導体装置を製造するうえで信頼性の向上を図ることが
できる効果がある。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、左右と
上からだけ吹き出していたクリーンエアーが、円形に囲
むことにより着用物、及び搬入物の全体にクリーンエア
ーを当てることが出来、個別にしきることで塵埃の飛び
散りを防ぎ、エアシャワー室での処理時間短縮を含め、
効率の良い塵埃除去と塵埃除去率のアップを図ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるエアシャワー室の全
体斜視図。
【図2】従来のエアシャワー室の全体斜視図。
【符号の説明】
1.エアシャワー室 2.クリーンエアーの吹き出し孔 3.粘着マット 4.蛍光灯 5.クリーンルーム入室のためのドア 6.ダストカウンタ 7.塵埃量の表示計 8.制御装置 9.センサ 10.しきり 11.入室人数スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入室者が入室し、該入室者に一度
    にクリーンエアーを吹き付けた後、該入室者がドアを共
    用して一度にクリーンルームに入ることができるエアシ
    ャワー室において、該クリーンエアーを吹き付ける前に
    前記入室者の間をしきりを閉じることにより個別にしき
    り、該しきりが閉じた状態で前記クリーンエアーを吹き
    付けた後に、前記しきりが全て開き前記クリーンルーム
    に入ることができることを特徴とするエアシャワー室。
JP5273081A 1993-10-05 1993-10-05 エアシャワー室 Expired - Lifetime JP2671779B2 (ja)

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JPH07103535A JPH07103535A (ja) 1995-04-18
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