JP2669915B2 - コールウエイテイング方式 - Google Patents

コールウエイテイング方式

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JP2669915B2
JP2669915B2 JP1401090A JP1401090A JP2669915B2 JP 2669915 B2 JP2669915 B2 JP 2669915B2 JP 1401090 A JP1401090 A JP 1401090A JP 1401090 A JP1401090 A JP 1401090A JP 2669915 B2 JP2669915 B2 JP 2669915B2
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JP
Japan
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extension
call
extension telephone
incoming call
terminal
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誠一 宇野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は自動交換機におけるコールウェイティング方
式に関する。
(ロ) 従来の技術 従来より自動交換機にはコールウェイティング機能が
備えられているものがある。コールウェイティング機能
は、既に第2の端末と通話中の第1の端末(被呼内線)
に対して第3の端末(発呼内線)が着信した場合に、被
呼内線にはコールウェイティング着信音を聞かせて、発
呼内線からの着信を知らせ、一方、発呼内線には呼出し
音を聞かせて、その後、被呼内線のフッキング等の操作
を検出すると、現在被呼内線と通話中の第2の端末を保
留し、被呼内線と発呼内線の通話を行わせるサービスで
ある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 上述した従来のコールウェイティング方式は、その着
信呼の重要度、緊急度にかかわらず無条件に割り込ませ
ている。従って、被呼内線に対し頻繁に割り込むことが
あり、この場合、被呼内線の操作者の操作が増すという
問題、及び、コールウェイティング処理に伴い第2の端
末を度々保留することになり通話相手(第2の端末の操
作者)に不快感を与えるという問題がある。
本発明は上記問題に鑑み為されたものであり、割り込
みさせる呼の数を制限することができるコールウェイテ
ィング方式を提供しようとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、第2の端末と通話中の第1の端末に着信し
た第3の端末の着信回数を記憶する記憶手段を備え、前
記記憶手段に記憶された着信回数が所定値以上の場合に
前記第3の端末からの呼をコールウェイティング状態に
設定することを特徴とするコールウェイティング方式で
ある。
(ホ) 作用 本発明によれば、通話中の被呼内線への着信回数が所
定値に達するまでは、発呼内線には話中音が聞かされる
ため、発呼内線は用件の重要度、緊急度により、呼出し
を放棄するか再び同じ被呼内線を呼出していくかを選択
する。よって、通話中の被呼内線への割込みは重要な用
件に制限される可能性が高くなる。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明
する。第1図は、本発明の一実施例を説明するための自
動交換機のブロック図である。
通話路スイッチ1には内線電話機2i、2j、2k及び全体
の制御を司る制御装置3が接続されている。また、制御
装置3には、内線電話機毎に各内線電話機(被呼内線)
が通話中に着信した内線電話機(発呼内線)を記憶する
着信情報記憶領域が備えられた記憶装置4が接続されて
いる。
第2図は、記憶装置4の着信情報記憶領域の構成例で
あり、制御装置3は、内線電話機毎に各内線電話機(被
呼内線)が通話中に着信した内線電話機(発呼内線)を
記憶すると同時に、被呼内線毎に設けられたタイマ(図
示省略)をスタートさせる。そして、制御装置3は、予
め設定された時間(30秒、1分など)経過後、記憶内容
を消却する。第2図の構成例では、内線電話機2iが通話
中に内線電話機2kから着信があったことが記憶されてい
る。
第3図は、本発明の一実施例の状態遷移図であり、各
状態の左上の数字は本実施例の説明に使用する状態番号
である。ここで、DTはダイヤル音、BTは話中音、RBTは
呼出音、IRTは割込音、HDTは保留音を表わす。以下、こ
の状態遷移図に沿って説明する。
内線電話機2i(第1の端末:被呼内線)と内線電話機
2j(第2の端末)が通話中のときに、内線電話機k(第
3の端末:発呼内線)より内線電話機2iの内線番号がダ
イヤルされると(状態1)、制御装置3は、着信状態記
憶領域の内線電話機2iの記憶内容を調べる。制御装置3
は、着信状態記憶領域に内線電話機2kが記憶されていな
い場合には、内線電話機2kに話中音を聞かせるととも
に、着信情報記憶領域の内線電話機2iに該当する位置に
内線電話機2kを記憶し、内線電話機2iのタイマをスター
トさせる(状態2)。
後刻、再び内線電話機2kより内線電話機2iの内線番号
がダイヤルされると、制御装置3は、着信情報記憶領域
の内線電機号2iの記憶内容を調べる。制御装置3は、着
信情報記憶領域に記憶されている内容と発呼内線2kを比
較し、一致する場合には、内線電話機2kに呼出音を、内
線電話機2iに割込音を聞かせ、割込状態にする(すなわ
ち、内線電話機2kからの呼をコールウェイティングに設
定する)(状態3)。
以後は、従来のコールウェイティングと同様に内線電
話機2iのフッキング操作または特殊ボタン操作により内
線電話機2iと内線電話機2kを通話可能状態とし、内線電
話機2jに保留音を聞かせ、保留状態にする(状態4)。
尚、1回目の着信のときに記憶された記憶内容がタイ
マの満了により消去された後は、同一の内線からの着信
でも別の着信呼の扱いになり、1回目の着信と同様に話
中音接続となる。
また、状態2で内線電話機2l(図示省略)より内線電
話機2iの内線番号がダイヤルされると、制御装置3は、
着信情報記憶領域の内線電話機2iの記憶内容を調べる。
制御装置3は、着信情報記憶領域に内線電話機2lが記憶
されていない場合には、内線電話機2lに話中音を聞かせ
る。このとき、着信情報記憶領域の内線電話機2iに該当
する位置に内線電話機2kがすでに記憶されているので内
線電話機2lの記憶は行わない。
また、上述の実施例では被呼内線毎の着信情報記憶領
域を被呼内線毎に設けたタイマを用いることにより所定
時間後に消去していたが、他に被呼内線毎の着信情報記
憶領域を発呼内線毎に設けたタイマを用いることにより
所定時間後に消去してもよいし、第1の端末との通話が
終了した時点あるいは、前記終了後に着信呼があった時
点に消去してもよい。これにより、着信情報記憶領域に
複数の内線の情報が記憶できる。例えば、第1図〜第3
図で説明した実施例では内線電話機2kとともに内線電話
機2lを記憶することができ、内線kだけでなく内線lの
呼に対しても2回目の着信でコールウェイティング状態
に設定できる。
さらに、上述の実施例では着信情報記憶領域に記憶さ
れているか否か、すなわち、同一の発呼内線からの2回
目の着信であるか否かに基づいて該発呼内線からの呼を
コールウェイティング状態に設定するか否かを決定して
いたが、3回目以上の着信であるか否かに基づいてコー
ルウェイティングを設定するか否かを決定してもよい。
この場合、着信情報記憶領域の使用法に適宜定めればよ
い。例えば、発呼内線と関係付けて着信回数を記憶する
とか、また、上述の如く着信情報記憶領域に複数の内線
が記憶できるよう構成した場合には発呼内線を順次記憶
していき、その個数を計数することなどが考えられる。
(ト) 発明の効果 本発明は、以上の説明から明らかなように、発呼内線
は用件の重要度、緊急度により、呼び出しを放棄する
か、再び同じ内線電話機を呼出していくかを選択するた
め、通話中の内線電話機への割込みは重要な用件に制限
され、通話中の割込みは必要最小限に押えられる。従っ
て、被呼内線の操作が減り、通話相手も保留になる不快
感が少なくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための自動交換機
のブロック図、第2図は着信情報記憶領域の構成例を示
す図、第3図は本発明の一実施例の状態遷移図である。 1……通話路スイッチ、2i、2j、2k……内線電話機、3
……制御装置、4……記憶装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2の端末と通話中の第1の端末に着信し
    た第3の端末の着信回数を記憶する記憶手段を備え、 前記記憶手段に記憶された着信回数が所定値以上の場合
    に前記第3の端末からの呼をコールウェイティング状態
    に設定することを特徴とするコールウェイティング方
    式。
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