JP2668753B2 - 産業車両の荷役制御方法 - Google Patents

産業車両の荷役制御方法

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JP2668753B2 JP35660991A JP35660991A JP2668753B2 JP 2668753 B2 JP2668753 B2 JP 2668753B2 JP 35660991 A JP35660991 A JP 35660991A JP 35660991 A JP35660991 A JP 35660991A JP 2668753 B2 JP2668753 B2 JP 2668753B2
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一夫 川島
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小松フォークリフト株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業機用の操作レバー
の動きをコントローラを介して電気信号として出力して
比例電磁弁を制御する産業車両の荷役制御方法の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記制御方法のフローは図3に示
すようになっていて、レバー操作量を信号(S)として
コントローラに入力する(ステップ1)。コントローラ
では上記入力信号(S)に比例した量だけ電磁弁を作動
するための出力信号(Q)を算出し(ステップ2)、こ
の出力信号(Q)を比例電磁弁に出力する(ステップ
3)。これにより比例電磁弁のスプールが作動し(ステ
ップ4)、荷役装置のシリンダはレバー操作量に比例し
た速度で作動する(ステップ5)。このように従来の制
御方法では、操作レバーの操作量信号に比例して比例電
磁弁のスプールが作動するようになっており、この場
合、操作レバーの全操作量が少なくなってオペレータが
操作しやすいという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の荷役制御装
置にあっては、上記したように操作レバーの全操作量が
少ないため、操作レバーの少しの動きでも比例電磁弁の
スプールの動き量が大きくなってしまい、操作レバーを
ゆっくり操作しても微調整が効かず、ファインコントロ
ール性が悪いという問題があった。
【0004】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、操作レバーをゆっくり操作したときは、比例電磁
弁のスプールの動き量が少なくなり、微調整可能にし、
ファインコントロール性を向上することができるように
した産業車両の荷役制御方法を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る産業車両の荷役制御方法は、油圧源と
荷役シリンダ1とを接続する油圧回路内に介装した比例
電磁弁4を、操作レバー7からの操作信号によりコント
ローラ6を介して制御するようにした産業車両の荷役制
御方法において、操作レバー7のレバー操作信号が入力
するコントローラ6で、レバー操作信号の単位時間当り
のレバー操作量Sの変化量と、レバー操作量の大きさか
ら比例電磁弁4への出力信号を演算し、この出力信号が
レバー操作速度に応じて変わるようにしてある。また上
記産業車両の荷役制御方法において、コントローラ6が
設定した単位レバー操作量当りの経過時間と、入力した
レバー操作信号の大きさから比例電磁弁4への出力信号
を演算し、この出力信号がレバー操作速度に応じて変わ
るようにしてある。
【0006】
【作 用】操作レバー7の操作速度が速いときにおけ
るコントローラ6から比例電磁弁4への出力信号(Q)
はレバー操作量Sに対して大きくなり、また操作レバー
7の操作速度が遅いときにおける上記出力信号(Q)は
レバー操作量Sに対して小さくなる。
【0007】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明を実施するための産業車両の荷役制御
部を示すもので、図中1は荷役用アクチュエータである
荷役シリンダ、2はエンジン3にて駆動されるポンプ、
4はこのポンプ2と荷役シリンダ1との間に介装した比
例電磁弁、5はこの比例電磁弁4の上流側に介装したソ
レノイド切換弁である。また6はコントローラ、7はレ
バー操作角に応じた電気信号をコントローラ6に入力す
る操作レバーである。上記比例電磁弁4は中立位置aと
上昇位置b、下降位置cとを有し、その両端部にパイロ
ット圧作用部d,eとソレノイドf,gとが設けてあ
り、ソレノイドf、gにコントローラ6より信号が入力
されることにより、その入力信号の大きさに応じた大き
さのパイロット圧がそのパイロット圧作用部d,eに発
生して比例電磁弁4が切換わるようになっている。ソレ
ノイド切換弁5は連通位置hと絞り連通位置iとソレノ
イドjを有しており、ソレノイドjにコントローラ6よ
り信号が入力されることによりばねkに抗して絞り連通
位置iに切換わるようになっており、このときの絞りの
上流側の圧力がパイロット回路8a,8bを介して上記
比例電磁弁4のパイロット圧作用部d,eに作用するよ
うになっている。
【0008】上記コントローラ6はクロックを内蔵して
おり、操作レバー7からの信号入力に応じて図2に示す
ように作用するようになっている。すなわち、操作レバ
ー7からこれの操作信号が入力してくると、予め設定し
た単位時間(t)ごとのレバー操作量が操作量信号Sと
して入力される(ステップ1)。次に操作レバー7の操
作速度を単位時間(t)当りの操作量信号Sの変化、す
なわち、時間t2 ,t3 ,t4 …での操作量信号S2
1 ,S3 とS2 ,S4 とS3 …の差として算出し、操
作レバー7の操作量Sに応じて比例電磁弁4を作動する
出力信号(Q)を設定するときに、レバー操作速度が速
いときは出力信号(Q)を大きく、遅いときには出力信
号(Q)を小さくする(ステップ2)。上記結果に基づ
く出力信号(Q)が比例電磁弁4に出力される(ステッ
プ3)。この出力信号(Q)により比例電磁弁4のスプ
ールが作動する(ステップ4)が、このときの比例電磁
弁4は、操作レバー7のレバー操作量Sとこれのレバー
操作速度に応じ速さで切換え操作され、その結果、荷役
シリンダ1の作動速度はレバー操作量Sの大−小に応じ
て速くあるいは遅くなる(ステップ5)。なお、上記フ
ローチャートのステップ1において、操作レバー7の操
作速度を把握するもう1つの方法として、単位操作量だ
け動くのに要した時間から算出してもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、操作レバー7の操作速
度が速いときにおけるコントローラ6から比例電磁弁4
への出力信号(Q)はレバー操作量Sに対して大きくな
り、また操作レバー7の操作速度が遅いときにおける上
記出力信号(Q)はレバー操作量Sに対して小さくなる
から、操作レバー7をゆっくり操作したときには、比例
電磁弁4のスプールの動き量が、速く操作したときより
少なくなり、操作レバー7による荷役シリンダ1の微調
整が可能となり、ファインコントロール性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷役制御部を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例を示すフローチャートである。
【図3】従来の技術におけるフローチャートである。
【符号の説明】
1…荷役シリンダ、2…ポンプ、3…エンジン、4…比
例電磁弁、5…ソレノイド切換弁、6…コントローラ、
7…操作レバー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧源と荷役シリンダ1とを接続する油
    圧回路内に介装した比例電磁弁4を、操作レバー7から
    の操作信号によりコントローラ6を介して制御するよう
    にした産業車両の荷役制御方法において、操作レバー7
    のレバー操作信号が入力するコントローラ6で、レバー
    操作信号の単位時間当りのレバー操作量Sの変化量と、
    レバー操作量の大きさから比例電磁弁4への出力信号を
    演算し、この出力信号がレバー操作速度に応じて変わる
    ようにしたことを特徴とする産業車両の荷役制御方法。
  2. 【請求項2】 油圧源と荷役シリンダ1とを接続する油
    圧回路内に介装した比例電磁弁4を、操作レバー7から
    の操作信号によりコントローラ6を介して制御するよう
    にした産業車両の荷役制御方法において、コントローラ
    6が設定した単位レバー操作量当りの経過時間と、入力
    したレバー操作信号の大きさから比例電磁弁4への出力
    信号を演算し、この出力信号がレバー操作速度に応じて
    変わるようにしたことを特徴とする産業車両の荷役制御
    方法
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