JPH0777206A - アクチュエータの操作方法 - Google Patents

アクチュエータの操作方法

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JPH0777206A
JPH0777206A JP17098393A JP17098393A JPH0777206A JP H0777206 A JPH0777206 A JP H0777206A JP 17098393 A JP17098393 A JP 17098393A JP 17098393 A JP17098393 A JP 17098393A JP H0777206 A JPH0777206 A JP H0777206A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レバ−最大操作時の最大出力信号を可変化す
ることでアクチュエ−タの最大動作量が可変化されるよ
うにするもの。 【構成】 電気レバ−11の任意の操作位置においてス
イッチ12の信号をコントロ−ラ14に入力して記憶さ
せ、前記操作位置における出力を入力に対する最大出力
として設定すると共に、電気レバ−11の最大操作時の
入力に対して設定された最大出力を超えないように入力
と出力の変化率を可変してスイッチ12の信号の入力が
解除されるまでオペレ−タの望む範囲で微操作ができる
ようにしたもの。 【効果】 レバ−操作によるアクチュエ−タの操作の感
度をオペレ−タの望むように変えることで微調整による
操作性が向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブルド−ザなどの建設機
械の走行装置や作業機の操作方法に係り、特に普通操作
の他に微小操作も行い得るアクチュエ−タの操作方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の操作用の電気レバ−のレバ−操作
量とコントロ−ラへの出力信号は図6に示すように、電
気レバ−のレバ−操作量Lが小さい範囲ではコントロ−
ラへの出力電圧Eが零である不感帯が設定してあり、不
感帯を越えた範囲で操作すると、操作量Lが大きくなる
につれてコントロ−ラへの出力電圧Eは比例して直線的
に高くなる。また、コントロ−ラへの出力電圧Eとアク
チュエ−タへの出力電流Iの関係は図7に示すように、
出力電圧Eが高くなるにつれて出力電流Iも大きくな
る。従って操作用の電気レバ−の操作量Lが大きくなる
とアクチュエ−タへの出力電流Iも大きくなる。さらに
アクチュエ−タは例えば、油圧ポンプと油圧モ−タの組
合せにより走行する油圧駆動車における斜板ポンプのサ
−ボシリンダのサ−ボバルブを作動させたり、ブルド−
ザの土工機を作動させる油圧シリンダを操作する操作バ
ルブを切換えるものであり、車両の走行速度や土工機の
作動を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらブルド−
ザのように土砂の掘削や運土等を扱う機械においては、
走行速度に適した土工機の作動速度を微小操作する必要
があり、また、逆に土工機の作動速度に適した走行速度
に微小操作する必要がある。ところが前述したようにレ
バ−の操作量Lが大きくなるとアクチュエ−タへの出力
電流Iも操作量につれて大きくなるため、操作用の電気
レバ−の最大操作量のとき、アクチュエ−タへの出力電
流も最大の電流となる。したがって微小操作を行う場合
には電気レバ−を少しづつ操作しなければならないこと
になり、こうした操作には非常に熟練を要する。そして
微小操作を行うために、操作用の電気レバ−の最大操作
量のときのアクチュエ−タへの出力電流を最大の電流の
50%とか、30%のように少なくすると、微小操作は
容易であるが、車両の走行速度や土工機の作動速度を速
くする必要が生じても最大の速度を出すことができない
と云う欠点があった。
【0004】本発明はこれに鑑み、レバ−最大操作時の
最大出力信号を可変化することでアクチュエ−タの最大
動作量が可変化されるようにしたアクチュエ−タの操作
方法を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図ることを
目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するため本発明は、レバ−の任意の操作位置において
スイッチ信号をコントロ−ラに入力して記憶させ、前記
操作位置における出力を入力に対する最大出力として設
定すると共に、該レバ−最大操作時の入力に対して設定
されてた最大出力を超えないように入力と出力の変化率
を可変して前記スイッチ信号の入力が解除されるまで微
小量の操作ができるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1は本発明にかかるアクチュエ−タの操作
方法を油圧駆動車に適用した場合の一実施例、図2は本
発明の電気操作レバ−による入力に対する記憶出力のグ
ラフ、図3は図1の記憶出力を最大出力とする入力と出
力のグラフ、図4は図3の最大出力に対する入力(レバ
−操作量を最大とした)のグラフ、図5は本発明の電気
レバ−による操作方法のフロ−チャ−トである。
【0007】以下、本発明を図1乃至図5を参照して説
明する。本発明は電気レバ−11の任意操作位置におい
てスイッチ12の信号をコントロ−ラ14に入力して、
該コントロ−ラ14内の入力−出力信号の演算系に記憶
させ、その時点における出力を入力に対する最大出力と
して設定すると共に、該レバ−の最大操作時の入力に対
して設定されてた最大出力を超えないように入力と出力
の変化率を可変して前記スイッチ12の信号の入力が解
除されるまでオペレ−タの望む範囲で微小量の操作がで
きるようにしたものである。
【0008】図1は本発明による微小操作を適用したブ
ルド−ザの油圧駆動車両の油圧および電気回路の一実施
例を示すもので、操作装置10は電気レバ−11と、電
気レバ−11のグリップ部に設けた0N−OFFスイッ
チ12と、電気レバ−11の位置を検出する検出器13
と、コントロ−ラ14とから構成されている。油圧駆動
車の油圧回路20は左右の斜板ポンプ21a,21b
と、斜板ポンプ21a,21bにより駆動されるモ−タ
22a,22bとを連結している前進回路23F,24
Fおよび後進回路23R,24Rにより構成されてい
る。斜板ポンプ21a,21bは斜板角操作用のサ−ボ
シリンダ25a,25bおよびサ−ボバルブ26a,2
6bを有している。ここで電気レバ−11を操作すると
電気レバ−11の位置(操作量=ストロ−ク)が位置検
出器13により位置に応じた電圧がコントロ−ラ14に
発信される。そしてコントロ−ラ14からは電圧に応じ
た電流がサ−ボバルブ26a,26bに発信されると、
サ−ボバルブ26a,26bは電流の流れる方向により
左右何れかの方向に切換わり、また、電流値の大きさに
よりサ−ボシリンダより斜板ポンプ21a,21bに供
給される油圧が変わるので、斜板ポンプ21a,21b
の傾斜角を所定の斜板角にして流量をモ−タ22a,2
2bに送り、モ−タ22a,22bに直結したスプロケ
ット27を回動させると、図示しない履帯が回動するの
で車両が走行する。このような車両において、走行最大
スピ−ドが例えば10Km/hの場合、0〜10Km/
h間のスピ−ドを小さなレバ−ストロ−クでコントロ−
ルする難しさを解消して操作性や作業効率を向上させる
ようにするものである。
【0009】つぎに具体的な操作について図5のフロ−
チャ−トにより説明する。通常電気レバ−11は前方に
倒すと前進し、後方に引くと後進するようになってお
り、その操作量によって速度が決まるものである。そこ
でステップ1でオペレ−タは通常走行のスタ−トをし
て、自らの作業に適した速度を出す。ステップ2でグリ
ップ部に設けられたON−OFFスイッチ12を連続で
2度押す(これは1度では誤動作によりスイッチONと
なる場合を想定してこれを防止するため2度とする)。
この際ステップ3のように現在の出力信号をコントロ−
ラ14に記憶させる。すなわち、図2に示すように入力
・出力のグラフ線上の点Pの出力を記憶させると図3に
示すように入力に対する最大出力が記憶された出力にな
る。つぎにステップ4においてその後2秒以内に電気レ
バ−11を最大操作量にさせると、その間は車速は一定
となる。ただし2秒経過するとステップ2での記憶は解
除される。そしてステップ5では図4のように最大出力
信号は図2で示したP点の値に変更され、レバー11の
最大操作量での車速が記憶した速度に設定される。これ
により入力と出力の変化率が可変されることになる。し
たがってこれ以後、0〜設定車速間で操作量を変化させ
ると入力に対する出力(変化率が変わって)が緩やかに
なり、ファインコントロ−ル(微小操作)性が向上す
る。また、ステップ6のように電気レバ−11を中立位
置に、かつON−OFFスイッチ12をONにして、車
両を止めると先に設定した記憶は解除され、再びスタ−
トする場合はステップ1の状態に戻ることになる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は電気レバ−
の任意操作位置においてスイッチ信号をコントロ−ラに
入力して記憶させ、前記任意操作位置における出力を入
力に対する最大出力として設定すると共に、該電気レバ
−最大操作時の入力に対して設定されてた最大出力を超
えないように入力と出力の変化率を可変して前記スイッ
チ信号の入力が解除されるまで微小量の操作ができるよ
うにしたから、電気レバ−の最大操作時の最大出力信号
を可変化することで電気レバーによるアクチュエ−タの
操作の感度をオペレ−タの望むように変えることで微調
整による操作性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるアクチュエ−タの操作方法を油
圧駆動車に適用した場合の一実施例の説明図である。
【図2】本発明の電気レバ−による入力に対する記憶出
力のグラフである。
【図3】図2の記憶出力を最大出力とする入力と出力の
グラフである.
【図4】図3の最大出力に対する入力(レバーを最大操
作量とした)のグラフである。
【図5】本発明のアクチュエ−タの操作方法のフロ−チ
ャ−トである。
【図6】従来の操作によるレバ−操作量と出力電圧の関
係を示すグラフである。
【図7】図6から得られたレバ−よりのコントロ−ラへ
の入力電圧とアクチュエ−タへの出力電流の関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
11 操作レバ− 12 スイッチ 14 コントロ−ラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レバ−の任意の操作位置においてスイッ
    チ信号をコントロ−ラに入力して記憶させ、前記操作位
    置における出力を入力に対する最大出力として設定する
    と共に、該レバ−最大操作時の入力に対して設定されて
    た最大出力を超えないように入力と出力の変化率を可変
    して、前記スイッチ信号の入力が解除されるまで微小量
    の操作ができるようにしたことを特徴とするアクチュエ
    −タの操作方法。
JP17098393A 1993-06-17 1993-06-17 アクチュエータの操作装置 Expired - Fee Related JP3491840B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040409A (ja) * 2008-09-08 2009-02-26 Iseki & Co Ltd 作業車両における無段式変速装置の変速制御装置
JP2017057644A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 住友重機械工業株式会社 ショベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009040409A (ja) * 2008-09-08 2009-02-26 Iseki & Co Ltd 作業車両における無段式変速装置の変速制御装置
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