JPS595164B2 - クレ−ン等の速度制御回路 - Google Patents

クレ−ン等の速度制御回路

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JPS595164B2
JPS595164B2 JP10821579A JP10821579A JPS595164B2 JP S595164 B2 JPS595164 B2 JP S595164B2 JP 10821579 A JP10821579 A JP 10821579A JP 10821579 A JP10821579 A JP 10821579A JP S595164 B2 JPS595164 B2 JP S595164B2
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JP
Japan
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valve
control
speed control
pressure
hydraulic pump
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JP10821579A
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English (en)
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JPS5633385A (en
Inventor
徹 内野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クレーン、パイルドライバ等の速度制御回路
に係り、特に巻上、旋回、走行用油圧回路の超低速制御
回路に関するものである。
近年、クレーンの作業範囲が拡大されてきたことに伴な
って、ウィンチの巻上制御は、可変容量膨油圧ポンプを
採用して低速域から高速域まで広範囲にわたって速度制
御を行うことができるように改良されてきている。
従来の巻上用速度制御回路を第1図により説明する。
1は図示しないエンジンにより駆動されろ可変容量膨油
圧ポンプ(以下油圧ポンプという)で、油圧ポンプ1の
上流側にはその吐出油を切換制御する方向切換弁2と回
路圧力を設定するIJ IJ−フ弁3とが設けられてい
る。
方向切換弁2は巻上用油圧モータ4の駆動回路5.6に
接続され、駆動回路5,6にはカウンタバランス弁7が
設置されている。
8は戻り回路である。
このように構成された巻上駆動回路の制御回路を次に説
明する。
9は操作用油圧ポンプであり、その上流側にはバイロフ
ト弁10とリリーフ弁20とが設置されている。
バイロフト弁10の2次側管路11.12はシャトル弁
13の入口側に接続されると共に、方向切換弁2の受圧
部2a 、2bに接続されている。
シャトル弁13の出口側は管路14を介して油圧ポンプ
10制御部1aに接続されている。
第1図において、今パイロント弁10の操作レバー10
aを矢印の方向へ揺動すると、その操作量に応じた油圧
が2次側管路11に発生し、その圧油はシャトル弁13
および管路14を通って制御部1aに流入し、油圧ポン
プ1の吐出流量が制御される。
一方、2次側管路11に発生した圧油は受圧部2aに流
入し、方向切換弁2を切換えて油圧モータ4を矢印の方
向に回転させる。
このようにして、油圧ポンプ1の流量制御によって、安
定した吊荷の中高速巻上制御を行うことができる。
一方、クレーンはその本体にパイルドライバアタンテメ
ントを装着してパイルドライバとして使用されている。
このパイルドライバでオーガ作業を行う場合、このオー
ガの巻上速度は、土質あるいはモルタル注入速度等によ
って低速域から高速域まで広範囲の制御を必要とする。
この場合、前述した従来の巻上用速度制御回路は、高速
巻上が可能に設計されているために、低速域での制御性
が充分ではない。
したがって、操縦者は低速域(特に超低速)で巻上げる
必要が生じた時には、巻上レバーのオン、オフ操作を繰
返すことによって作業を行っている。
ところが、オーガ作業は一般に、連続して30分前後の
時間を必要とするので、巻上レバーのオン、オフ操作を
頻繁に行っていると、操縦者の疲労も大きくなる欠点が
ある。
また、第1図に示す従来の巻上用速度制御回路では、油
圧ポンプ1の吐出流量の制御と方向切換弁2の切換制御
とを同時に行っているため、油圧ポンプ1の吐出流量を
小さく設定すると、方向切換弁2も・・−フ状態となり
、結果として巻上速度の制御が不安定となってしまう欠
点がある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、その目的
とするところは、安定した中高速巻上制御を行なうこと
ができることは勿論であるが、特に超低速制御を行なう
場合に、従来の如くレバーのオン、オフ操作を頻繁に行
なうことなく、例えばレバーをフルストローク操作した
状態でも安定した超低速制御を行なうことができる制御
回路を得ることにある。
本発明は、操作用油圧ポンプの吐出油を切換制御するパ
イロット弁を有し、そのパイロット弁の2次圧力によっ
て可変容量杉油圧ポンプの吐出油を制御すると共に、そ
の吐出油を切換制御する方向切換弁を前記パイロット弁
の操作に応じて作動するように構成したクレーン等の速
度制御回路において、前記可変容量形ポンプは、その制
御部への作用圧力が零のとき予め設定された最小圧力を
有する如く構成し、かつ、前記パイロット弁の2次圧力
を可変容量杉油圧ポンプの制御部へ導く管路の途中に、
パイロット弁の操作と無関係に該管路を連通または遮断
する2位置切換弁を設けると共に、その切換弁の遮断位
置においては前記可変容量杉油圧ポンプの制御部を油タ
ンクに連通すべくなし、前記2位置切換弁の切換えによ
り中高速制御と超低速制御とを選択的に行ない得るよう
にしたことを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を第2図ないし第5図を用いて
説明する。
第2図は、本発明の巻上用速度制御回路を示したもので
、第1図と同じ符号を付けたものは同じものもしくは相
当するものを表わす。
パイロット弁10の2次圧力を油圧ポンプ10制御部1
aへ導く管路14の途中には、その管路14を連通また
は遮断する切換弁15が挿入されている。
切換弁15は2位置3ポートの電磁弁が用いられ、その
bポートには油タンク16に接続した管路17が接続さ
れている。
切換弁150ソレノイド15aの一端側は運転室内に設
置された切換スイッチ18の一端側に接続され、切換ス
イッチ18の他端側は電源19を介して接地されている
前記ソレノイド15aの他端側は接地されている。
従って、切換弁15は、切換スイッチ18の操作により
パイロット弁10の操作と無関係に切換えることができ
る。
第3図は、第2図の電磁弁15を第2図の連通側から第
3図の遮断側へ切換えた状態を示し、油圧ポンプ10制
御部1aは、油タンク16に接続した管路17と連通さ
れ、制御部1aへの作用圧力が零となる。
油圧ポンプ1は、この状態のとき、予め設定された最小
圧力を有するように構成されている。
次に本発明の詳細な説明する。
切換弁15がそのばね力により第2図に示す連通側に切
換わっている時には、第1図に示す従来の巻上用速度制
御回路と同様に安定した中高速巻上制御を行うことがで
きる。
つまり、パイロット弁10の操作レバー10aを矢印の
方向へ揺動させろと、2次側管路11に油圧が発生し、
その圧油はシャトル弁13、管路14および切換弁15
のaeポートを通って油圧ポンプ1の制御部1aに供給
され、油圧ポンプ1の吐出油が制御されると共に、方向
切換弁2の受圧部2aに供給されて油圧モータ4が矢印
の方向へ回転する。
このようにして吊荷の巻上制御が行われる。
この時、パイロット弁10の操作レバー10aをフルス
トローク操作スれば、油圧ポンプ1は最大流量が吐出さ
れると共に方向切換弁2が完全に切換わる。
したがって、その状態で操作レバー10aをデテントロ
ンクしておけば、油圧モータ4は油圧ポンプ1の流量制
御によって安定した中高速制御を行うことができろ。
次に、安定した超低速制御を行いたい場合には、第3図
に示すように切換スイッチ18をオンにすれば、切換弁
15のソレノイドが励磁されて、油圧ポンプ1の制御部
1a内の圧油は電磁弁15のbeポートおよび管路17
を通って油タンク16へ連通される。
一方、この状態で操作レバー10aを操作しても、切換
弁15へ導かれたパイロンド弁1002次圧力は、切換
弁15が遮断側へ切換わっているので、制御部1aへ導
かれろことはない。
ここで、制御部1aへの作用圧力は零となり、油圧ポン
プ10制御圧力P、は予め設定された最小設定圧力にな
る。
油圧ポンプ1の制御圧力をP とし吐出流量をQ、とす
れば、負荷圧力を一定とした場合の油圧ポンプ1の流量
制御線図は第4図のようになる。
また、パイロット弁10の2次圧力と方向切換弁20制
御圧力Pcとは等しくなるので、方向切換弁202次流
量をQcとすれば、方向切換弁2の流量制御線図は第5
図のようになろ。
従来は、第4図および第′5図において、超低速制御を
行おうとして、P 3に対応した吐出流量Q 3を得る
ために、方向切換弁2をP。
、の・・−フ圧力制御した場合の2次流量は、負荷圧力
PがP1〜P3 (P3 >P2 >Pi)まで変化す
るとQc1〜Qc3まで変化してしまい、安定した流量
制御ができなかったが、本発明においては、ポンプ1の
制御圧力P と方向切換弁20制御圧力PCとをそれぞ
れ独立して設定できるようにしたので、第5図において
、負荷圧力Pの影響を受けないように方向切換弁2の制
御圧力Pcを最大値であるP c 2に設定してその2
次流量をQc=Q、とする。
この状態で、第4図の油圧ポンプ1の制御圧力P を超
低速制御に必要な最小流量Qp3となるべく、制御部1
aへの作用圧力を零として、予め設定された最小設定圧
力P −P 3に設定すれば、Qc=Q、3となる。
したがっテ、操作レバー10aを頻繁にオン、オンする
ことなく、例えばフルストローク操作した状態でも油圧
ポンプ1の吐出油は最小吐出量Qp3に設定されるので
、安定した超低速制御を行うことができる。
以上述べたように、本発明によれば、2位置切換弁の連
通位置においては、従来と全く同様に安定した中高速制
御を行なうことができろと共に、超低速制御を行ないた
い場合には、2位置切換弁を遮断位置に切換えろことに
より、安定した超低速制御を行なうことができろ。
特に、パイルドライバーのオーガ作業のように長時間に
亘る超低速制御を必要とする場合には、従来のように操
作レバーを頻繁にオン、オフすることなく、例えば操作
レバーをフルストローク操作し、必要に応じこれをデテ
ントロンクしておくこともできるので、作業性および操
作性を大巾に向上させろことができろ。
なお、前記の実施例では、パイロット弁10の2次圧力
が方向切換弁2を切換える制御力として作用するように
構成されているが、パイロット弁10の操作レバー10
aにロッドおよびリンクを取り付けて機械的に方向切換
弁2を切換えろようにしてもよく、また、操作レバー1
0aの動きをマイクロスインチで検出して電気的に切換
えろようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の速度制御回路図、第2図は本発明の速度
制御回路図、第3図は第2図の作用説明図、第4図およ
び第5図は本発明に係る流量制御線図である。 1・・・・・・可変容量膨油圧ポンプ、1a・・・・・
・制御部、2・・・・・・方向切換弁、9・・・・・・
操作用油圧ポンプ、10・・・・・・パイロット弁、1
0a・・・・・・操作レバー、11.12.14・・・
・・・管路、13・・・・・・シャトル弁、15・・・
・・・2位置切換弁、16・・・・・・油タンク、17
・・・・・・管路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 操作用油圧ポンプの吐出油を切換制御するバイロフ
    ト弁を有し、そのパイロット弁の2次圧力によって可変
    容量膨油圧ポンプの吐出油を制御すると共に、その吐出
    油を切換制御する方向切換弁を前記バイロフト弁の操作
    に応じて作動するように構成したクレーン等の速度制御
    回路において、前記可変容量型ポンプは、その制御部へ
    の作用圧力が零のとき予め設定された最小圧力を有する
    如く構成し、かつ、前記バイロフト弁の2次圧力を可変
    容量形ポンプの制御部へ導く管路の途中に、バイロフト
    弁の操作と無関係に該管路を連通または遮断する2位置
    切換弁を設けると共に、その切換弁の遮断位置において
    は前記可変容量形ポンプの制御部を油タンクに連通すべ
    くなし、前記2位置切換弁の連通位置において中高速制
    御を行ない遮断位置において超低速制御を行なうように
    したことを特徴とするクレーン等の速度制御回路。
JP10821579A 1979-08-27 1979-08-27 クレ−ン等の速度制御回路 Expired JPS595164B2 (ja)

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JPS5633385A JPS5633385A (en) 1981-04-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6028284U (ja) * 1983-08-01 1985-02-26 住友重機械工業株式会社 油圧ポンプの制御装置
JPS6120901U (ja) * 1984-07-12 1986-02-06 住友重機械工業株式会社 クレ−ン等のポンプ制御回路
JPS6120902U (ja) * 1984-07-12 1986-02-06 住友重機械工業株式会社 クレ−ン等のポンプ制御回路

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