JP2667990B2 - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP2667990B2
JP2667990B2 JP63166398A JP16639888A JP2667990B2 JP 2667990 B2 JP2667990 B2 JP 2667990B2 JP 63166398 A JP63166398 A JP 63166398A JP 16639888 A JP16639888 A JP 16639888A JP 2667990 B2 JP2667990 B2 JP 2667990B2
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一郎 根本
幸治 佐藤
篤司 ▲高▼見
洋一 中野
勇 石井
義之 岩松
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レンズシャッタおよびフォーカルプレーン
シャッタを備えたカメラシステムに関する。
(従来技術とその問題点) レンズシャッタ(以下、LSという)を備えたカメラ
(以下、LSカメラという)およびフォーカルプレーンシ
ャッタ(以下、EPSという)を備えたカメラ(以下、FPS
カメラという)は、いずれも周知である。
LSカメラは、シャッタの開口形態の特徴から閃光撮影
に対して有効であり、一方FPSカメラは、遮光形態から
レンズ交換が可能であるとともに、作動形態から高速度
の時間制御が可能である。
ところで、カメラシステムとして、長焦点レンズから
短焦点レンズまでを備えた多焦点切換レンズおよびズー
ムレンズを搭載したカメラが提供されている。長焦点レ
ンズを使用すると、被写体像が拡大し、撮影者が意図す
る必要ゾーンのみの撮影が可能となる。ところが、その
反面F値が大きくなる(レンズとして暗くなる)ため、
絞りを開けるか、秒時を遅くしないと適性露光とならな
い。また、長焦点になると、手振れ限界の秒時が高速側
にシフトしてしまう。例えば、焦点距離f100mmの撮影レ
ンズの場合、手振れ限界秒時は約1/100秒であり、これ
より遅いシャッタ秒時では、手振れ撮影になってしま
う。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、LSと
FPSとを備え、設定された撮影レンズの焦点距離に応じ
て、シャッタ速度を手振れの生じないモードまたは速度
に切換え、手振れの生じにくいカメラを提供することを
目的とする。
(目的達成のための手段) 本発明によれば、プログラム露出作動および絞り調節
作動を行うレンズシャッタとフォーカルプレーンシャッ
タとを備えたカメラにおいて、前記レンズシャッタをプ
ログラムシャッタとして作動するレンズシャッタモー
ド、前記フォーカルプレーンシャッタによりシャッタ速
度を制御するとともに前記レンズシャッタにより絞りを
制御するフォーカルプレーンシャッタモードを設定する
切換手段と、前記レンズシャッタのプログラム露出値お
よび/または絞り値を制御する第1駆動手段と、前記フ
ォーカルプレーンシャッタの作動時間を制御する第2駆
動手段と、前記二つの駆動手段の作動タイミングを制御
するシーケンス制御手段と撮影レンズの焦点距離を設定
する設定手段と、前記設定手段の設定値に応じて前記切
換手段により設定したモードまたはシャッタ速度を切換
える強制切換手段とを備えたカメラシステムによって上
記目的が達成される。
(構成) 本発明の一実施例を示す図面を参照して詳細に説明す
ると、第1図において、カメラ本体1には、撮影レンズ
2が鏡胴3に支持されて取付けられている。レンズ2を
通過した被写体像は、撮影画面4で制限される範囲の背
後に収納される感光材料F(以下フィルムという)上に
結像する。
カメラ本体上部に視野枠を有するファインダー5と、
撮影レンズ以外の部分からフィルムへの有害光を遮断す
る遮光筒6とが備えられ、カメラ上面には、カメラを作
動するレリーズボタン7を備えている。
撮影レンズ2の背後には、レンズ開口を開閉するレン
ズシャッタ(LS)8を備え、シャッタ羽毛8aにより通常
はレンズ開口を閉鎖している。
ステップモータ9は、鏡胴3の中に配置され第1の駆
動手段D1の出力信号により絞りを兼用するシャッタ羽根
8aを開閉作動する。
ステップモータ9を制御する電子回路10は、第1の駆
動手段D1と、それぞれシャッタの作動タイミングを制御
するシーケンス制御手段SCと、被写体輝度を測光する受
光素子を含む測光回路と後述の第2の駆動手段等から成
る。
フォーカルプレーンシャッタ(FPS)11は、カメラ本
体1に取付けられた基板12に、先幕13、先幕14を支持し
た構造で、電子回路10の第2の駆動手段D2により、図示
しない2つの電磁石が順次作動すると、所望の時間間隔
で作動して露出時間を制御する構成である。
なお、FPS11は、フィルム送りの際に公知の方法によ
り、チャージされ、また、多重露出作動を行う場合に
は、フィルム送りとは切離されて単独にチャージされ
る。
写真撮影をFPS11により行うか、LS8により行うかを選
択するため、切換手段15がカメラ上部に設けられてい
る。
第2図は、上記構成の作動系統を示すブロック図であ
る。
演算手段105は、被写体の輝度を測定するための受光
素子を含む測光回路101、被写体までの距離を測定する
距離測定回路102、撮影レンズ2の焦点距離fを設定す
る手段20およびフィルム感度を設定する手段104等の信
号を入力として切換手段15および後述するシーケンス制
御SCへ信号を出力する。
切換手段15は、LSによってプログラム露出作動を行う
かFPSによって露出時間制御の作動を行うかを選択す
る。即ち、カメラ上部に突出した部分を1度押すと、LS
が作動するレンズシャッタモードに設定され、再度押す
とFPSが作動するフォーカルプレーンシャッタモードに
設定され、次に押された時、レンズシャッタモードに復
帰する。
設定手段20により、設定された撮影レンズ2の焦点距
離信号の設定値が強制切換手段107に入力される。
強制切換手段107は、焦点距離fに対応する限界シャ
ッタ速度のデータをもち、演算手段105によって選択さ
れた切換手段15の設定モードとの比較で、限界シャッタ
速度を超える場合には、強制的に設定モードまたはシャ
ッタ速度を切換える。
即ち、切換手段15が、レンズシャッタモードに設定さ
れていて、被写体輝度が暗く演算手段105の出力Q1が手
振れを生じる状態の露出値である場合には、LSの比較的
速いシャッタ速度のプログラム露出aを選択する。
なお、該当するプログラムがない場合には、切換手段
15の設定モードフォーカルプレーンシャッタモードに切
換え、該当するシャッタ速度をFPS11に、また、対応す
る絞り値をLS8にそれぞれ設定するべくシーケンス制御
手段SCへ信号を出力する。
また、演算手段105の出力Q2は、被写体の明るさに応
じた露出レベルを設定するため、各モードに対応した信
号をシーケンス制御手段SCに出力する。
モード表示手段106は、上記設定モードがいずれであ
るかを表示し、且つ、強制的にフォーカルプレーンシャ
ッタモードに設定されたときは、点滅を繰返して表示す
る。
切換手段15の信号に基づきシーケンス制御回路SCが、
第1駆動手段D1と第2駆動手段D2との作業順序を予め設
定されたタイミングで、FPS11およびLS8を作動する。
次に、その作動方法を第3図および第4図を参照して
説明する。図において、横軸は経過時間、縦軸は撮影画
面4上の露出量または、画面位置を示す。
第3図は、切換手段15がLS8により露出作業を行うレ
ンズシャッタモードに設定された場合の作動線図であ
る。撮影の際に第1図のレリーズボタン7が押される
と、シーケンス制御手段SCが、最初に第2駆動手段D2を
指定して信号を出力させ、FPS11の先幕13を画面の一端P
1から他端P2まで作動させて、撮影画面4を開放する。
次に、シーケンス制御手段SCが、第1駆動手段D1を指
定して信号を出力させ、LS8を開閉作動させて領域Q1に
対する光量でフィルムFを露光する。この時、LS8は被
写体の明るさに依存した絞りと時間とを組合せたプログ
ラム露出作動を行う。
続いて、シーケンス制御手段SCが、第2駆動手段D2を
指定して信号を出力させ、FPS11の後幕14を一端P1から
他端P2まで作動させて、撮影画面4を閉成する。
FPS11が作動終了すると、シーケンス制御手段SCは、
フィルムFを新たなコマ数まで巻上げる信号を出力する
とともに、FPS11をチャージするため、図示しないモー
タを作動させる。
以上の作動により、レンズシャッタモードの撮影が完
了する。
第4図は、切換手段15が、FPS11により露出作動を行
うフォーカルプレーンシャッタモードに設定された場合
の作動線図である。
撮影の際に、第1図のレリーズボタン7が押される
と、シーケンス制御手段SCが、最初に第1駆動手段D1を
指定して信号を出力させ、LS8を所定の絞り値d1まで開
放させ、レンズ開口を開く。
次に、シーケンス制御手段SCが、、第2駆動手段D2を
指定して信号を出力させ、FPS11の先幕13と後幕14を順
次作動させてフィルムFを露光する。この時、先幕13お
よび後幕14は、被写体の明るさに依存して、LS8の絞り
値d1との組合せで適切な露光量を与える時間間隔tで作
動する。
続いて、シーケンス制御手段SCが、第1駆動手段D1を
指定して信号を出力させ、LS8を閉成する。
LS8が作動終了すると、シーケンス制御手段SCは、フ
ィルムFを新たなコマ数まで巻上げる信号を出力すると
ともに、FPS11をチャージするため、図示しないモータ
を作動させる。
以上の作動によりフォーカルプレーンシャッタモード
の撮影が完了する。
第5図は、上記実施例において、被写体輝度がEV11相
当で、長焦点レンズfに設定された場合、LS8により、
通常はプログラムbに沿って設定されているシーケンス
を、一旦はプログラムaに移行すべく演算され、該当す
る作動では、シャッタ速度Tが1/125秒以下であるた
め、手振れとなることを検知し、強制切換手段107によ
りフォーカルプレーンシャッタモードに切換えられて、
破線に沿って、FPS11により露出作動を行う経過を示す
プログラム線図である。
即ち、太い実線で示した部分がLS8の作動であり、太
い破線で示した部分がFPS11の作動である。
第6図は、撮影レンズ2の焦点距離f0、f1、f2、f3に
対応してFPSの速度を切換える作動プログラム線図(破
線)を示している。
なお、切換手段15がフォーカルプレーンシャッタモー
ドに設定され、且つFPSの設定シャッタ速度が1/60秒で
ある場合に、撮影レンズ2の焦点距離f3に対応して、自
動的にシャッタ速度は1/250秒に切換えられることは容
易に理解できよう。
また、本発明の思想に基づき一眼レフレックスカメラ
を構成することもできる。
(効果) 上記説明から明らかなように、一つの切換手段15によ
って、LSまたはFPSのいずれが作動するかを、また、LS
の手振れ作動限界を超える、暗い被写体に対しても自動
的にFPSを設定することにより、シーケンス制御手段SC
が、適切なタイミングでLSおよびFPSを作動させ、撮影
目的に合せて二つのシャッタの特徴を有効に利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図はカメラ断面
図、第2図はカメラの作動系統を示すブロック図、第3
図および第4図は作動線図、第5図および第6図は作動
プログラム線図を示す。 1……カメラ本体 2……撮影レンズ 5……ファインダー 7……レリーズボタン 8……レンズシャッタ 11……フォーカルプレーンシャッタ 15……切換手段 20……設定手段 107……強制切換手段 SC……シーケンス制御手段 D1……第1駆動手段 D2……第2駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼見 篤司 千葉県四街道市鹿渡934―13番地 株式 会社精工舎千葉事業所内 (72)発明者 中野 洋一 千葉県四街道市鹿渡934―13番地 株式 会社精工舎千葉事業所内 (72)発明者 石井 勇 千葉県四街道市鹿渡934―13番地 株式 会社精工舎千葉事業所内 (72)発明者 岩松 義之 千葉県四街道市鹿渡934―13番地 株式 会社精工舎千葉事業所内 (56)参考文献 特開 昭55−40464(JP,A) 特開 昭52−98520(JP,A) 特開 昭52−148118(JP,A) 特開 昭47−37930(JP,A) 実開 昭55−164622(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラム露出作動および絞り調節作動を
    行うレンズシャッタとフォーカルプレーンシャッタとを
    備えたカメラにおいて、 前記レンズシャッタをプログラムシャッタとして作動す
    るレンズシャッタモード、前記フォーカルプレーンシャ
    ッタによりシャッタ速度を制御するとともに前記レンズ
    シャッタにより絞りを制御するフォーカルプレーンシャ
    ッタモードを設定する切換手段と、 前記レンズシャッタのプログラム露出値および/または
    絞り値を制御する第1駆動手段と、 前記フォーカルプレーンシャッタの作動時間を制御する
    第2駆動手段と、 前記二つの駆動手段の作動タイミングを制御するシーケ
    ンス制御手段と、 撮影レンズの焦点距離を設定する設定手段と、前記設定
    手段の設定値に応じて前記切換手段により設定したモー
    ドまたはシャッタ速度を切換える強制切換手段と、 を備えたカメラシステム。
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