JP2667666B2 - ポリ−(酸−アルキレン−アミノ)−アルカンの常磁性多価金属塩 - Google Patents

ポリ−(酸−アルキレン−アミノ)−アルカンの常磁性多価金属塩

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 この発明は動物組織、特に心臓又は肝臓の核磁気共鳴
イメージングの増強における改良に関する。 動物組織、例えば患者の腸の像を得るために、X線が
長い間仕様されてきた。この場合、患者はX線源と該線
に感受性のフイルムとの間に位置する。器官がX線の通
過を妨げる場所でフイルムが少なく露光され、そして得
られる現像されたフイルムが器官の状態を示す。 さらに最近になって、他のイメージング技法、すなわ
ち核磁気共鳴が開発された。この方法は、X線の暴露に
よって時おりもたらされる有害な効果を回避する。X線
によるイメージングを改善するため、イメージングに先
立って患者に増強剤が経口的又は非経口的に投与され
る。増強剤が患者中に分布するための一定の時間の後、
イメージが採取される。良好なイメージを得るためには
増強剤の投与後の時間を最適にするのが好ましい。他
方、時間と共に効果が低下するので、イメージングを得
るための実質的な時間を得るために増強剤の崩壊は比較
的ゆるやかであることが好ましい。この発明は核磁気共
鳴(NMR)のための増強剤に関する。 NMRイメージング過程において、体内の水中の陽子がT
1及びT2と称する2つの機構を介して緩和(relax)す
る。緩和(relaxation)過程が生ずる速度は幾らかの水
分子については、ノルム(norm)に対する値を与えるこ
とにより変えることができる。 コントラスト剤と称されるNMRイメージを増強する化
学物質は一般に常磁性である。これらは、1〜7個の不
対電子を有する遷移/ランタニド金属又は有機遊離基で
あろう。 金属をキレート(結合)してコントラスト剤を生成す
る配位子の必要な前提条件は、金属の喪失及びそれに続
く体内蓄積を回避するために安定であることである。そ
の他に、水を可逆的に結合する能力(これによりコント
ラスト性が増し、そして必要な投与レベルが低下する)
が考慮される。この能力は明らかに重要である。なぜな
ら、任意の2つの核スピン間の相互作用は第六パワーに
対する距離と逆数の同じ率で空間を通して減少するから
である。 米国特許No.4,647,447は錯生成酸の陰イオンと常磁性
金属イオンとの塩から成るNMRイメージ増強剤の使用を
開示している。好ましい具体例はジエチレン−トリアミ
ン−五酢酸のガドリウムキレート(Gd DTPA)である。
そこで報告されているデーターによれば、これらはよく
機能する。しかしながら、この化合物は腎臓に急速に排
泄され、注射のタイミングが非常に臨界的なものとな
る。しかも、心臓、すい臓又は肝臓のごとき固形器官に
よる取り込みが実質的に存在しない。 しかしながら、多くのガドリウムコントラスト剤がよ
く機能することが知られているが、薬剤の分解により少
量の遊離のランタニドが体内に放出される可能性が残っ
ている。これは体内に自然に存在しない金属であるた
め、長期間効果についてはほとんど知られていない。 従って、1又はそれより多くの前記の欠点を回避する
イメージ増強剤を提供することがこの発明の目的であ
る。 ランタニドを体内に放出しないNMRイメージ増強剤を
提供するのがこの発明の他の目的である。 〔発明の概要〕 この発明の1つの観点によれば、原子番号57〜70のラ
ンタニド元素又は原子番号21〜29、42もしくは44の遷移
金属のイオンの生理的に適合性のキレート錯体の常磁性
の生理的に適合性の塩のカルシウム塩又はマグネシウム
塩が提供される。 有利には、キレート錯体の塩は、次の式(1)又は
(II): N(CH2X) (II) (式中、 Xは−COOY,−PO3HY、又は−CONHOYであり; Yは、水素原子、金属イオン同等物、あるいは有機も
しくは無機塩基又はアミノ酸の生理的に生物適合性の陽
イオンであり; Aは−CHR2−CHR3−、−CH2−CH2−(ZC−H2−CH2
−、 又は であって、各R1は水素原子又はメチルであり; R2及びR3は一緒になってトリメチレン基又はテトラメ
チレン基を表わすか、あるいは個々に水素、C1〜8
アルキル、フェニル又はベンジルであり; Wは−NH−,−NHCOCH2−、又は−NHCS−であり; mは1,2又は3の数値であり; Zは酸素原子、硫黄原子、NCH2X、又はNCH2CH2OR4
あり; R4はC1〜8−アルキルであり; VはX基の1つ又は−CH2OH、あるいは−CONH(CH2
nXであり; nは1〜12の数であり; R1,R2及びR3が水素原子である場合にはVの両者は一
緒になって基、 であり; wは1,2又は3の数値であり; 但し、置換基Yの少なくとも2つは原子番号21〜29、
42、44、又は57〜86の元素の金属イオン同等物であり、
そして少なくとも1つはカルシウム又はマグネシウムで
ある) で表わされるものである。 これに代り、カルシウム塩又はマグネシウム塩はイオ
ンと配位子との錯体であることができ、ここでこの錯化
イオンは原子番号57〜70のランタニド元素又は原子番号
21〜29、42もしくは44の遷移金属のイオンであり、そし
て前記リガンドは非環状又は環状であり、そして有機窒
素、リン、酸素又は硫黄を含有する有機錯生成剤のカル
シウム塩又はマグネシウム塩のそれである。この具体例
において、好ましくは、配位子を形成する錯生成剤は: (a) ニトリロ三酢酸、N−ヒドロキシエチル−N,
N′,N′−エチレンジアミン三酢酸、N,N,N′,N″,N−
ジエチレントリアミン五酢酸又はN−ヒドロキシエチル
イミノ二酢酸であるアミノポリカルボン酸; (b) 次の式: (式中、R1及びR1′は同一であるか又は異り、そして
それぞれが水素又は炭素原子数1〜4のアルキルであ
り、そしてpは0〜4の整数である) で表わされる化合物;又は (c) 次の式:(式中、mは1〜4の整数であり、 nは0〜2の整数であり;そして R5はC4〜12−アルキル、C4〜12−アルケニル、C
4〜12−シクロアルキル、C4〜12−シクロアルケニ
ル、C7〜12−炭化水素アラルキル、C8〜12−炭化水
素アルケニル、C6〜12−炭化水素アリール、又は−CH
2COOHである) で表わされるアミノポリカルボン酸; である。 この様な塩は患者のNMR診断において特に有用であ
り、これらを患者に投与した後、イメージングを行う。 キレートの酸成分は、有利にはカルボキシ及びホスホ
ノであり、スルホはあまり有利ではない。酸基はアルキ
ル、すなわち炭素原子数4個以下のアルキレン基により
アミノ窒素に連結される。好ましくはこれらは酢酸基、
例えばジ−カルボキシメチル−アミノ基、又は米国特許
No.3,738,937に記載されているようなホスホン酸基であ
る。 好ましくは、隣接する炭素原子上に2個のアミノ基が
あり、そしてなお好ましくはこれらはトランス配置にあ
る。すなわち、トランス−N,N,N′,N′−テトラ−カル
ボキシメチル−1,2−ジアミノシクロヘキサンである。 所望により、2個までのカルボン酸基が反応してアミ
ド、低級アルキルエステル及び/又は無水物を形成する
ことができる。 多価常磁性金属は、NMRイメージ増強において使用さ
れる任意のもの、例えば鉄、クロム、コバルト、ニッケ
ル、ネオジニウム、プロメチウム、サマリウム、ユーロ
ピウム、テルビウム、ディスプロシウム、ホルミウム、
エルビウム、トリウム、イッテルビウム及びルテニウム
であることができる。しかしながら好ましくは、金属は
鉄、マンガン又はガドリニウムである。 金属含有錯体は、環状化合物を水に加え、そして4モ
ル当量のアルカリ、例えば水酸化ナトリウム又はN−メ
チル−d−グルカミンを添加して前記化合物を溶解せし
めることにより製造される。今、1モル当量の塩化マン
ガン又は塩化ガドリニウムを溶液に加える。キレート形
成の結果として、溶液のpHが約5に低下する。塩化マン
ガンを使用する場合、使用されるすべての水の厳重な脱
気、及び不活性窒素のもとでの化合物の生成により反応
中の酸化生成物の形成が回避される。最終pHを5〜8に
調製し、そして溶液を0.2ミクロンフイルターに通して
無菌化する。 不必要ではあるがしかし生理的に許容される塩化ナト
リウム副生成物を除去することにより、得られた溶液の
浸透圧を生理的に許容される値に低下せしめることがで
きる。これは結晶化、過、透析又はイオン交換により
達成することができる。 アルカン直鎖主鎖を有するコントラスト剤、例えばED
TA(エチレンジアミン四酢酸)又はDTPA(ジエチレント
リアミン五酢酸)に対する環状コントラスト剤の優越性
は、シクロヘキサン主鎖が分子に一層大きな剛性(rigi
dity)を付与し、そして窒素−金属結合位置への水の配
位を立体障害する点にある。EDTA二価金属化合物は水の
配位により金属窒素結合を最初に破壊する傾向がありこ
の系は最初に酸素供与体を失う。このことが、各分子の
陽子核磁気共鳴スペクトルに反映される。例えば、トラ
ンス−N,N,N′,N′−テトラ−カルボキシメチル−1,2−
ジアミノ−シクロヘキサン(DCTA)のマンガン塩は、そ
のEDTA類似体に比べてかなり安定なマンガン−窒素結合
を有する。これは、EDATキレートに比べてDCTAが数千倍
良好であるマンガンに対する安定性定数(結合能力)に
反映される。新規なガドリニウム錯体の安定性定数がGd
DTPAの安定拙定数とおよそ同じであるにしても、DTPA
が五酸性配位であるのに対して新規錯体は四酸配位であ
ることに注目すべきである。従って、内部球水配位(in
ner sphere coordination)が大であり、そして対応す
る緩和値がかなり良好である。この改良が投与量の減少
を可能にし、そして分解及び遊離ガドリニウムの放出に
より毒性の可能性の低下を可能にする。 錯体へのカルシウム又はマグネシウムの添加がそれら
の毒性を低下せしめる。カルシウム又はマグネシウムは
常磁性多価金属のモルに対して約0.1〜200%、そして好
ましくは10〜100%存在すべきである。これは無機塩、
例えば塩化物又は硫酸塩であることができるが、有機
塩、例えばグルコン酸塩、乳酸塩、アスコルビン酸塩等
が好ましい。 カルシウム塩又はマグネシウム塩は溶液中で錯体に単
に加えそしてそのまま投与することができ、あるいは溶
液をまず乾燥し、そして乾燥物を後で再溶解することが
できる。 キレート塩へのカルシウム又はマグネシウムの添加
は、驚くべきことに、安全性、すなわち存在する常磁性
多価金属の量に基くLD50を上昇せしめる。 例えば、カルシウムを伴わないMn EDTPキレートは毒
性レベルである200μmol/kgのLD50を有する。グルコン
酸カルシウムにより40モル%のカルシウムが導入された
同じ錯体のLD50は850μmol/kgを越え、これはヒトに使
用する場合の相対的安全レベルである。 この発明の他の観点に従えば、酸基はホスホノ成分で
ある。この観点は、環状でない化合物、例えば線状アル
キレンポリアミン、例えばポリ−窒素置換ホスホノ−ア
ルキル−アルキレンポリアミン、及びカルシウム塩又は
マグネシウム塩を含有しない組成物に適用可能である。 ポリ−ホスホノアルキル化アルキレンポリアミンとし
て、アルキル基及びアルキレン基がそれぞれ炭素原子数
4個以下を含有する化合物が好ましくは使用される。ア
ルキレン−ポリアミンはジエチレントリアミンであるこ
とができるが、しかしエチレンジアミンが好ましい。有
利には、ホスホノ基は、メチル基、すなわち実際にはメ
チレン基を介して窒素原子に結合される。各ホスホノ基
は2個の酸成分を有し、従って4個の窒素原子を有する
化合物中には錯形成に使用され得る8個の酸成分が存在
する。 所望により、これらの酸成分の半分までは塩として非
−常磁性陽イオン、例えばアルカリ金属、アルカリ土類
金属又はアンモニウム塩と結合することができ、あるい
はこれらは低級アルキルエステル、アミド及び/又は無
水物として結合することができる。カルシウム塩として
添加されるカルシウムは、例えば、ポリホスホノアルキ
ル化アルキレンポリアミンがすでに部分的にカルシウム
塩の形になっている場合に実現される効果を超える有利
な効果を有する。 このタイプの1つの好ましい錯生成剤又はキレート剤
は、次の構造式: で示されるN,N,N′,N′−テトラホスホノ−メチル−エ
チレンジアミン(EDTP)であり、これはそのナトリウム
塩及び遊離酸の形で市販されている。 ランタニド及び特にガドリニウムは非常に常磁性であ
り、そしてこの発明において有用であるが、驚くべきこ
とに、他の常磁性の低い金属、例えば鉄、マンガン、
銅、コバルト、クロム及びニッケルもよく機能する。 錯体は、EDTPの塩を水又は他の溶剤に溶解し、そして
所望の金属の塩、例えば塩化マンガンを、理論量の0.5
〜2倍の量で加えることにより製造される。追加の塩、
例えば塩化カルシウムを加えて化合物中の追加の結合部
位を妨げることができる。次に、この溶液を透析する
か、又はイオン交換にかけて塩素イオンを除去し、ある
いはNaOHのごときアルカリを加えて塩素イオンを中和す
ることができる。副生成物であるNaClは生理的に許容さ
れるから、これを除去してもよく、又は溶液中に残して
もよい。 Mn−EDTP錯体は実質上次の器官、すなわち肝臓、心
臓、腎臓、脾臓、すい臓、膀胱、胃、小腸及び大腸に分
布する。 前記のごとく、マンガンが好ましい金属であるが、し
かし他の多価常磁性金属、例えば鉄、クロム、コバル
ト、ニッケル、銅等も使用することができる。好ましい
ランタニドはガドリウムであるが、しかし他のもの、例
えばランタン、セリウム、プラセオジニウム、ネオニジ
ウム、プロモチウム、サマリウム、ユーロピウム、テレ
ビウム、ディスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、
ツリウム、イッテルビウム及びルテニウムを使用するこ
ともできる。 この発明はまた、現在入手可能な任意の磁気共鳴機と
組合わせて使用することができ、そして今日知られてい
るイメージング技法のいずれにも適合し、例えば西独、
エルランゲルのシーメンス社の装置のごとき装置に使用
することができる。 イメージング系の一層詳細な事項は従来技術、例えば
“NMR A Primer for Medical Imaging",Wolf及びPopp S
lack Book Division(ISBN O−943432−19−7)、及
びScientific American,1982年5月 78〜88頁に記載さ
れている。 複合体の溶液を無菌化し、そしてアンプルに充填する
か、又は凍結乾燥して、使用の際に溶解する粉末にす
る。溶液は常用の添加剤、例えば塩溶液、アルブミン、
緩衝剤等と混合することができる。所望により、アンプ
ルの一室に錯体の凍結乾燥粉末を入れ、そして添加剤溶
液を、破れやすい障壁に第一の室から隔離された他の室
に入れる。使用の際に障壁を破り、アンプルを振って使
用に適する溶液を形成する。 コントラスト剤の実際の使用の直前に、例えば次のよ
うな適当な稀釈剤を添加して、再溶解された溶液をさら
に稀釈する。 リンゲル注射液(米国薬局方) 塩化ナトリウム注射液(米国薬局方) デキストロース注射液(米国薬局方) (無菌水中 5%デキストロース) デキストロース塩化ナトリウム注射薬(米国薬局方) (塩化ナトリウム中 5%デキストロース) 乳酸リンゲル注射液(米国薬局方) 蛋白質分解物注射薬 低ナトリウム,米国薬局方5% デキストロース 5%と共に5% 転化糖10%と共に5% 注射用水(米国薬局方) 投与の方法及び投与量並びにスキャンニングの方法は
従来のものと実質的に同じである。当り約50〜500m m
olの錯体を含有する溶液を用いて、十分量の溶液を経口
的又は非経口的に投与して、ヒト成人患者当り約1〜20
m molに相当する約1〜100μ mol/kgを与えるべきであ
る。 より小さい患者又は動物のためには、それに応じて投
与量を変えるべきである。特定の錯体、及びイメージン
グされるべき器官が、投与からイメージングまでの待ち
時間を決定するであろう。 これは一般に約15分間以上でありそして約1時間未満
である。最初の数時間のあいだ、錯体は肝臓により胆汁
に排泄される。 次に、例によりこの発明を一層詳細に説明する。すべ
ての部は特にことわらない限り重量による。 例1. DCTP(トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン
−N,N,N,N−テトラメチレンホスホン酸水和物の合成 28.5g(0.25mole)のトランス−1,2−ジアミノシクロ
ヘキサン及び82g(1mole)の亜リン酸を140mlの濃塩酸
中に溶解する。溶液を還流加熱し(110℃)、そして162
g(2.1mole)のホルマリン(ホルムアルドヒドの40%水
溶液)を90分間にわたって加える。温度が94℃に低下
し、そして反応をこの温度で5時間維持し、そして一夜
にわたり25℃に自然冷却する。フラスコの壁をひっかく
ことにより結晶化が始まる。一夜置いた後、沈澱した生
成物を過により単離し、アセトンで洗浄し、そして空
気乾燥する。64g(52%の以率)の純生成物が得られ
る。 DCTPの特徴付け 融点は228〜232℃(分解)であり、220℃以上でわず
かな黒化が認められる。 陽イオンマススペクトルは491マスユニット(理論49
1)に親イオンを示す。DCTP・H2O(C10H28N2O13P4)の
元素分析は、計算値:C 23.63;H 5.55;N 5.51;P 24.38で
あり、測定値:C 23.87;H 5.41;N 5.48;P 24.49である。
水は、カールフィッシャー滴定により3.71%である。 標準化塩化銅を用いるDCTPの分光光度錯形成分析は、
100.1、100.6、及び101.2(平均100.6)のパーセントを
もたらし、DCTP・H2Oの分子量508.22が予想される。 DCTPの核磁気共鳴スペクトル ジメチルスルホキシド−d6中トランス−1,2−ジアミ
ノシクロヘキサン−N,N,N,N−テトラメチレンホスホン
酸の陽子(400.13MHz)、炭素(100.61MHz)及びリン
(161.94MHz)NMRスペクトルは、標準的NMR技法におい
て構想的及びピーク帰属を示さない。オーバーラップす
るピークの数のため、2−二次元1H−13C化学シフト相
関NMR技法が不明瞭なピークの帰属を行うために必要で
ある。2D NMRの結果及び分子モデルの分析の結果は、2
セットの非相同リン原子及び該リン原子に隣接するメチ
レン炭素上のジアステレオトープ陽子を形成する対称軸
を示す。4個のメチレンユニットは2セットの化学的に
非相同な核を形成する。NMRピーク帰属は次の通りであ
る:13C(TMSに対するppm):63.2(シングレット・シク
ロヘキシルのメチン)、50.72(ダブレット,JCP=145.7
Hz,ホスホネートのメチレンセットA)、47.10(ダブレ
ット,JCP=140.4Hz,ホスホネートのメチレンセット
B)、23.9(シングレット、シクロヘキシルのβ−メチ
レン)、22.9(シングレット、シクロヘキシルのγ−メ
チレン)。1H(TMSに対するppm):8.28(p−OH)、3.5
5(シクロヘキシルのメチン)、3.50、3.31、3.37、2.8
8(ホスホネートのメチレン)、1.72、1.16(シクロヘ
キシルのβ−メチレン)、2.10、1.26(シクロヘキシル
のβ−メチレン)。31P(H3PO4に対するppm):−19.
2、−19.8。 NMRの結果は、DCTP配位子がNMRタイムスケール上で比
較的リギッドであることを示し、事実、60℃までインタ
ーコンバーションが観察されない。これは、25℃にてNM
Rタイムスケール上で急速にインターコンバーションを
行う酢酸類似体であるDCTAと対称的である。 例2. DCTA及びDCTPのマンガン錯体のカルシウム塩の形
成 a)60mlの脱気水に1.6g(0.04mole)の水酸化ナトリウ
ムを加える。アルカリを溶解した後、3.6436g(0.01モ
ル)のトランス−N,N,N′,N′−テトラカルボキシメチ
ル−1,2−ジアミノシクロヘキサン−水和物(ミルオー
キー,アルドリッチケミカル社)を攪拌された溶液に加
える。1.979g(0.01mole)の塩化マンガン四水和物を10
mlの脱気水に溶解し、そして前記の溶気に滴加する。30
分間攪拌した後、0.1mole当量の塩化カルシウムを混合
物に加える。溶液のpHを6.5に調整し、そして水を加え
て最終容量を100mlにし最終濃度100mMとする。透明な又
はわずかに黄色の溶液を0.2μフイルターを通して過
して無菌化する。 b)トランス−1,2−ジアミノ−シクロヘキサン−N,N,
N′,N′−テトラメチレン−1,2−ジアミノ−シクロヘキ
サンホスホン酸(DCTP)のマンガン錯体のカルシウム塩
を、例1の生成物から(a)と同様にして調製する。 c)(a)及び(b)の錯体に暴露された水及び血漿中
に存在する陽子の緩和性(relaxitivity)(10mHzに
て)(37℃)(ミリ秒)d)(a)の錯体の40匹のマウスに対するLD50 (a)のLD50は4.9mmole/kgであり、95%信頼限界は
4.1〜5.9mmole/kgであることが決定された。(b)のLD
50は低く0.2mmole/kgである。 e)雄雌ラビットにおける(a)及び(b)の器官分布 ラビットを(a)の注射の後69分間目、及び(b)の
投与の後15分間目に殺し、そしてインビトロにて10mHz
で、陽子緩和値(m秒)を種々の器官のそれぞれについ
て測定した。 例3. DCTA及びDCTPのガドリニウム複合体のカルシウム
塩の形成 a)18.218g(0.05mole)のトランス−N,N,N′,N′−テ
トラカルボキシメチル−1,2−ジアミノシクロヘキサン
を100mlの水に加え、そして8g(0.2mole)の水酸化ナト
リウムを加える。次に、18.585g(0.05mole)の塩化ガ
ドリニウムを、攪拌しながらゆっくり加える。次に、溶
液をさらに30分間攪拌する。この時間で0.1モル当量の
塩化カルシウムを加え、そして溶液のpHを6.5に調製す
る。溶液の容量を200mlとし最終濃度を250mMとする。こ
の溶液を0.2μのフイルターを通して無菌化する。 b)トランス−1,2−ジアミノ−シクロヘキサン−N,N,
N′,N′−テトラメチレンホスホン酸のガドリニウム錯
体のカルシウム塩を、例1の化合物から(a)と同様に
して調製する。 c)(a)及び(b)に暴露された水及び血漿中に存在
する陽子の緩和性、10mHz(37℃)(m秒) d)比較のため、及びこの発明の卓越した性能を示すた
め、Gd DTPAのN−メチルグルカミン塩を用いて水及び
血漿の緩和時間の表を次に示す。 第1表においては2個の不対性の少い電子を有しそし
て体内に自然に存在する金属が使用されるが、新規なマ
ンガン錯体についての第1表中の緩和時間は第5表のガ
ドリニウム塩の場合とおよそ同じである。第4表中のこ
の発明のガドリニウム塩がなお卓越している。 例4. 40mMカルシウムを含有する100mMマンガンEDTP錯
体の調製 (1) 0.2molの水酸化ナトリウムを含有する水300ml
に21.81g(0.05mol)のN,N,N′,N′−テトラホスホノ−
メチレン−エチレンジアミン(EDTPと称する)を加え
る。透明な溶液が得られるまで、この混合物をマグネチ
ックスターラーで攪拌する。得られる溶液のpHは約5.8
である。 (2) 9.90g(0.05mol)の塩化マンガン五水和物を約
15mlの水に溶解し、そして攪拌中の混合物に加える。 (3) 水酸化ナトリウムの5M溶液10mlを攪拌水の溶液
に加えてpHを5.8にする。 (4) 2.94g(0.02mol)の塩化カルシウムをこの混合
物に加える。生ずる沈澱は約15分間の攪拌の後に溶解
し、そしてpHが5.6に低下する。 (5) 5M水酸化ナトリウム溶液によりpHを5.8にもど
す。 (6) 次に溶液を500mlの最終容積にして、Mn−EDTP
錯体の濃度を100mMとし、カルシウムの濃度を40mMとす
る。 (7) 溶液を0.2μのフイルターで過し、そしてブ
チルゴム栓を有するバイアスに貯蔵する。 次に、溶液を水及びヒト血漿に種々の量で添加し、そ
して第5表に示したジエチレン−トリアミノペンタ−酢
酸の2−N−メチルグルカミン塩のガドリニウム複合体
についてのそれとの比較のため緩和性を常法に従って測
定した。 次の結果が得られる。T1(横軸緩和機構)及びT2(縦
軸緩和機構)の両方の低い値が好ましい。 Mn−EDTP−Caの緩和性はCd DTPAに明瞭に卓越してい
る。これは血漿でのT1値において特に明らかである。例
えば、9.77×10-6Mの濃度において、Mn−EDTP−Ca錯体
の値は653m秒であり、GdDTPAは10倍高い濃度(9.77×10
-5M)において877m秒でありなお高い。 例5. 純系ビーグル犬における例4の化合物の薬理動態 雄性犬に例4の化合物及び比較化合物の溶液を350μm
ol/kgで注射した。示された時点で血液を採取した。血
清を分離し、そしてT1緩和性をm秒で測定した。 Gd DTPAの血漿クリアランスはMn−EDTP−Ca錯体に比
べて非常に速い。注射後180分までにGd DTPAのほとんど
が血漿から除去される。Mn−EDTP−Caは注射後360分ま
で除去されない。これは、Mn−EDTP−Caにイメージング
のための一層長い時間“窓”を与える。 例6. 雄性ラビットにおける例4の化合物の器官分布 化合物を50μ mol/kgで雄性ラビットに注射する。ラ
ビットを注射後15分で殺し、そして前部器官のT1緩和性
(relaxivity)をインビトロで5MHz(m秒)にて測定し
た。次の結果が得られた。 Amer.J.Roentol.143,1226に従う比較による、ヒトに
おける注射後30分間でのGd DTPAの分布(m秒)は次の
通りである。 Mn−EDTP−Caの器官分布パターンはGd−DTPAとは実質
的に異る。これは肝胆汁系に入り、肝臓、脾臓、すい
臓、小腸及び大腸のT1値の実質的な低下をもたらす。Gd
DTPAは血管剤であって、主として腎臓によって除去さ
れ、そして実質的に肝胆汁系と相互作用しない。Mn−ED
TP−Caはまた心臓に分布する。EKG研究は、これが心臓
の機能を攪乱しないことを示している。 例7. 5mlの1N水酸化ナトリウムを含有する水10mlに、2.0g
(5m mole)の1,4,7,10−テトラ−アザシクロドデカン
−N,N′,N″,N−四酢酸を加える。1.3g(5m mole)の
GdCl3を加え、そして懸濁液を50℃にて2時間加熱す
る。塩化カルシウム(1m mole)を加え、そして溶液のp
Hを1N水酸化ナトリウムにより6.5に調整する。透明な溶
液を0.2μフイルターを通して過することにより無菌
化する。 例8. 10g(100m mole)のN−メチルグルカミンを含有する
水100mlに19.7g(50m mole)のジエチレン−トリアミン
−N,N,N″,N−四酢酸を加える。13g(50m mole)のGd
Cl3を加え、そしてスラリーを室温にて1時間攪拌す
る。アスコルピン酸カルシウム(3.9g,10m mole)を加
え、そしてpHを1N水酸化ナトリウムにより6.5に調整す
る。500mlの透明な溶液を0.2μフイルターを通して使用
前に無菌化する。 以上、本発明の具体的な態様を記載したが、この発明
の範囲内において種々の変更を加えることができよう。 例9. 本発明の追加の水溶性カルシウム塩を含有する組成物
と、追加のカルシウム塩を含有しない組成物の毒性を比
較するため、次の錯体を用いた。 A.トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン−N,N,N′,
N′−テトラ酢酸マンガン錯体(MnDCTA)(投与量8.5mM
ol/kg) A−1 カルシウム添加(5モル%) A−2 カルシウム無添加 B.1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−N,N′,N″,N
−テトラ酢酸ガドリニウム錯体(GdDOTA)(投与量15
mM/kg) B−1 カルシウム添加(5モル%) B−2 カルシウム無添加 C.エチレンジアミン−N,N,N′,N′−テトラメチレンホ
スホン酸マンガン錯体(MnEDTP)(投与量0.3mMol/kg) C−1 カルシウム添加(10モル%) C−2 カルシウム添加(5モル%) C−3 カルシウム無添加 体重25〜30gのSwiss−Websterマウスを1週間の順化
の後1群に8匹(雄4匹、雌4匹)づつランダムにふり
分け、1匹づつケージに入れて飼育した。実験室は小動
物専用室であり、12時間づつの明暗周期とし、ケージ中
のベッドは1週間に2回とりかえた。飼料はPurina Rod
ent Certified Chom #5002を用い、自由に摂らせた。
また水は水道水を用い、自由に摂らせた。 被験物質は尾静脈から静脈内投与し、1.0mL以下の単
一ボルス投与とし、より多くの容量を投与する場合は30
分間の間隙で投与した。 14日間飼育した後死亡率を記録した。 結果は次の通りであった。 以上の通り、追加のカルシウムの存在により、死亡率
は大きく低下した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット エム.ロックレージ アメリカ合衆国,カリフォルニア,サラ トガ,ラパロマ アベニュ 20221 (72)発明者 ディリップ ウォラー アメリカ合衆国,カリフォルニア 94025,メンロパーク,イースト オキ ーフ ストリート 165 (56)参考文献 特開 昭59−139390(JP,A) 特開 昭60−36452(JP,A) 特開 昭58−29718(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.キレート形成性化合物と原子番号57〜70のランタニ
    ド元素のイオン又は原子番号21〜29,42もしくは44の遷
    移金属のイオンとの常磁性の生理的に適合性のキレート
    錯体を含んで成り、さらに該常磁性キレート錯体のカル
    シウム塩以外の水溶性カルシウム塩の毒性低下量を含ん
    で成る磁気共鳴イメージコントラスト増強用組成物。 2.前記キレート形成性化合物が、次の式(I)又は
    (II): 又は N(CH2X) (II) 〔式中、 Xは、−COOH,−PO3H2又は−CONHOHであり; Aは、−CHR2−CHR3−,−CH2−CH2−(Z−CH2−CH2
    −, 又は であり; 各R1は水素原子又はメチル基であり; R2及びR3は一緒になってトリメチレン基又はテトラメチ
    レン基を表わし、あるいは個別に水素、C1-8−アルキ
    ル、フェニル又はベンジルであり; Wは−NH−,−NHCOCH2−又は−NHCS−であり; mは1,2又は3の数値であり; Zは酸素原子、硫黄原子、又は基NCH2XもしくはNCH2CH2
    OR4であり; R4はC1-8−アルキルであり; Vは基X、又は−CH2OHもしくは−CONH(CH2−X基
    であり; nは1〜12の数であり;但し R1,R2及びR3が水素原子である場合、基Vは一緒になっ
    て次の式: (式中、wは1,2又は3である) により表わされる基である〕 により表わされる、請求項1に記載の組成物。 3.前記キレート形成性化合物が、 (a)ニトリロ三酢酸、(N−ヒドロキシエチル)−エ
    チレンジアミン−N,N′,N′−三酢酸、N,N,N′,N″,N″
    −ジエチレントリアミン五酢酸又はN−(ヒドロキシエ
    チル)−イミノ二酢酸であるアミノポリカルボン酸;あ
    るいは (b)次の式: (式中、R1及びR1′は同一であり又は異っており、そし
    てそれぞれが水素原子又はC1-4−アルキル基であり、そ
    してpは0〜4の整数である) により表わされる化合物;あるいは (c)次の式: (式中、mは1〜4の整数であり、 nは0〜2の整数であり、 R5はC4-12−アルキル、C4-12−アルケニル、C4-12−シ
    クロアルキル、C4-12−シクロアルケニル、C7-12−炭化
    水素アリールアルキル、C8-12−炭化水素アルケニル、C
    6-22−炭化水素アリール又は−CH2COOHであり;あるい
    は (d)次の式:で表わされる化合物;あるいは (e)次の式: (式中、ZはCOOH又はPO(OH)である) で表わされる化合物;あるいは (f)次の式: (式中、R″はo−ヒドロキシ−フェニル又はベンジル
    基を表わす) により表わされる化合物である、請求項2に記載の組成
    物。 4.前記キレート形成化合物がN−カルボキシメチル化
    −1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンである、請求項
    1に記載の組成物。 5.前記カルシウム塩が有機カルシウム塩である、請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。 6.前記カルシウム塩が塩化カルシウムである請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の組成物。 7.キレート形成性化合物と原子番号57〜70のランタニ
    ド元素のイオン又は原子番号21〜29,42もしくは44の遷
    移金属のイオンとの常磁性の生理的に適合性のキレート
    錯体を含んで成り、さらに該常磁性キレート錯体のカル
    シウム塩以外の水溶性カルシウム塩の毒性低下量を含ん
    で成る磁気共鳴イメージコントラスト増強用組成物の製
    造方法であって、キレート形成性化合と原子番号57〜70
    のランタニド元素のイオン又は原子番号21〜29,42もし
    くは44の遷移金属のイオンとの常磁性の生理的に適合性
    のキレート錯体を、該常磁性キレート錯体のカルシウム
    塩以外の水溶性カルシウム塩と物理的に混合することを
    含んで成る方法。 8.前記キレート形成性化合物が、次の式(I)又は
    (II): 又は N(CH2X) (II) 〔式中、 Xは、−COOH,−PO3H2又は−CONHOHであり; Aは、−CHR2−CHR3−,−CH2−CH2−(Z−CH2−CH2
    −, 又はであり; 各R1は水素原子又はメチル基であり; R2及びR3は一緒になってトリメチレン基又はテトラメチ
    レン基を表わし、あるいは個別に水素、C1-8−アルキ
    ル、フェニル又はベンジルであり; Wは−NH−,−NHCOCH2−又は−NHCS−であり; mは1,2又は3の数値であり; Zは酸素原子、硫黄原子、又は基NCH2XもしくはNCH2CH2
    OR4であり; R4はC1-8−アルキルであり; Vは基X、又は−CH2OHもしくは−CONH(CH2−X基
    であり; nは1〜12の数であり;但し R1,R2及びR3が水素原子である場合、基Vは一緒になっ
    て次の式: (式中、wは1,2又は3である) により表わされる基である〕 により表わされる、請求項7に記載の方法。 9.前記キレート形成性化合物が、 (a)ニトリロ三酢酸、(N−ヒドロキシエチル)−エ
    チレンジアミン−N,N′,N′−三酢酸、N,N,N′,N″,N″
    −ジエチレントリアミン五酢酸又はN−(ヒドロキシエ
    チル)−イミノ二酢酸であるアミノポリカルボン酸;あ
    るいは (b)次の式: (式中、R1及びR1′は同一であり又は異っており、そし
    てそれぞれが水素原子又はC1-4−アルキル基であり、そ
    してpは0〜4の整数である) により表わされる化合物;あるいは (c)次の式: (式中、mは1〜4の整数であり、 nは0〜2の整数であり、 R5はC4-12−アルキル、C4-12−アルケニル、C4-12−シ
    クロアルキル、C4-12−シクロアルケニル、C7-12−炭化
    水素アリールアルキル、C8-12−炭化水素アルケニル、C
    6-22−炭化水素アリール又は−CH2COOHであり;あるい
    は (d)次の式: で表わされる化合物;あるいは (e)次の式:(式中、ZはCOOH又はPO(OH)である) で表わされる化合物;あるいは (f)次の式: (式中、R″はo−ヒドロキシ−フェニル又はベンジル
    基を表わす) により表わされる化合物である、請求項7に記載の方
    法。 10.前記キレート形成化合物がN−カルボキシメチル
    化−1,4,7,10−テトラアザシクロドデカンである、請求
    項7に記載の方法。 11.前記カルシウム塩が有機カルシウム塩である、請
    求項7〜10のいずれか1項に記載の方法。 12.前記カルシウム塩が塩化カルシウムである請求項
    7〜10のいずれか1項に記載の方法。
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