JP2666792B2 - 電子部品の実装構造 - Google Patents

電子部品の実装構造

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JP2666792B2
JP2666792B2 JP7351442A JP35144295A JP2666792B2 JP 2666792 B2 JP2666792 B2 JP 2666792B2 JP 7351442 A JP7351442 A JP 7351442A JP 35144295 A JP35144295 A JP 35144295A JP 2666792 B2 JP2666792 B2 JP 2666792B2
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carrier film
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electronic component
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智朗 阪元
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/303Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の実装構
造に関する。具体的にいうと、本発明は、電子部品を基
板にTAB実装した電子部品の実装構造に関する。
【0002】
【背景技術とその問題点】図3は従来の電子部品の実装
構造を示す断面図である。これは一般にTAB(Tape A
utomated Bonding)実装構造と呼ばれるものである。こ
のTAB実装構造を実装手順に沿って説明すると、ベア
チップIC31をTABテープのリードフレーム33に
接合した後、キャリアフィルム32を一部残してTAB
テープからリードフレーム33を打ち抜き、リードフレ
ーム33をフォーミング加工し、ベアチップIC31と
キャリアフィルム32とリードフレーム33からなるI
Cパッケージ34を形成する。
【0003】このICパッケージ34をフェースダウン
で回路基板35に実装して配線パターン36のランド3
6aにリードフレーム33を位置合わせし、リードフレ
ーム33の端部とランド36aをハンダ37で接合す
る。また、リードフレーム33に残されたキャリアフィ
ルム32は、リードフレーム33と回路基板35との間
に介在している。
【0004】しかしながら、このような電子部品の実装
構造にあっては、キャリアフィルム32を帯びている分
だけリードフレーム33が長くなり、キャリアフィルム
32の幅だけベアチップIC31とランド36aとの距
離をとらなければならず、回路基板35上における実装
面積が大きくなるという欠点があった。
【0005】また、キャリアフィルム32はリードフレ
ーム33に固着しているので、例えばリードフレーム3
3をランド36aにハンダ接合する際の熱に耐えるよ
う、耐熱性に優れた材質を使用しなければならず、フィ
ルム材質が限定されると共にフィルムコストが高くつく
という問題があった。
【0006】このような欠点を回避するためには、キャ
リアフィルム32を帯びないリードフレームにより実装
する構造が考えられる。すなわち、ベアチップIC31
をTABテープのリードフレーム33に搭載した後、キ
ャリアフィルムを残してベアチップIC31を搭載した
リードフレーム33だけをTABテープから切り出し、
このフィルムレスのICパッケージを回路基板35に実
装すれば、キャリアフィルムのない分だけリードフレー
ム33を短くでき、ベアチップIC31の実装面積を小
さくできる。また、キャリアフィルムも耐熱性の低い材
質を用いることができる。
【0007】しかし、図3に示すような従来の実装構造
からキャリアフィルム32を除くと、リードフレーム3
3が回路基板35上で支持されなくなるので、リードフ
レーム33が下方へ撓み易くなり、図4に示すようにリ
ードフレーム33が隣のランド36aに接触し、電気的
なショートを発生する恐れがあった。これを防止しよう
とすると、回路基板の配線パターンを工夫する必要があ
り、IC近傍における配線パターン設計が制約されると
いう不都合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の従来
例の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、電子部品を小さな実装面積に実装でき、実装
コストも低く、しかもリードフレームの短絡事故も防止
することができる電子部品の実装構造を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子部品の
実装構造は、電子部品を基板上にTAB実装された実装
構造において、キャリアフィルムを残してリードフレー
ムのみと共にTABテープから分離された電子部品が基
板上に置かれ、基板のランドに接合された前記リードフ
レームと基板との間に絶縁スペーサが形成されているこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明にあっては、TABテープのキャリアフ
ィルムを用いることなく電子部品を実装しているので、
キャリアフィルム分だけリードフレームを短くでき、電
子部品と基板のランドとの距離を短くできる。この結
果、従来のTAB実装構造に比べてリードフレームを短
くできる分だけ電子部品の実装面積を小さくできる。
【0011】また、キャリアフィルムは基板への実装後
には用いられないので、キャリアフィルムに高い耐熱性
を要求されず、フィルム材質の選択の幅が広がり、フィ
ルムコストも安価にできる。
【0012】しかも、キャリアフィルムを基板への実装
用に用いないにも拘らず、リードフレームと基板との間
に絶縁スペーサを形成しているので、リードフレームは
絶縁スペーサによって支持され、リードフレームないし
ランド間が狭ピッチであっても、リードフレームが隣の
リードフレームまたはランドに接触してショートする恐
れがなくなる。さらに、電子部品の近傍における配線パ
ターン設計も容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態による
ICの実装構造を示す断面図、図2はICを実装するた
めの回路基板を示す一部破断した平面図である。
【0014】図2に示すように、回路基板1上のIC実
装位置2の四周には配線パターン3の端末に位置する複
数のランド3aが配置されており、これらのランド領域
を開口させるようにして回路基板1の表面をレジスト膜
4で被覆し、レジスト膜4の開口部4aから各ランド3
aを露出させてある。各ランド3aのリードフレーム7
を接合する部分よりも内周側を横切るようにして回路基
板1上に絶縁スペーサ5が形成されており、絶縁スペー
サ5は全体としてIC実装位置2を囲むようにして角枠
状に形成されている。この絶縁スペーサ5は、角枠状に
成形されたものを回路基板1の上に接着してもよく、あ
るいは、回路基板1の上に印刷により形成してもよい。
なお、絶縁スペーサ5は、図1のようにランド3aの内
周側端部からはみ出さないようにしても良く、あるい
は、図2のようにランド3aの内周側端部からはみ出し
ていても差し支えない。
【0015】一方、回路基板1上に実装されるICパッ
ケージ8は、TABテープのリードフレーム7にベアチ
ップIC6のバンプ6aを接合してベアチップIC6を
TABテープに搭載した後、キャリアフィルムを残して
リードフレーム7のみと共にベアチップIC6をTAB
テープから分離し、リードフレーム7をフォーミング加
工したものである。
【0016】図1に示すように、このキャリアフィルム
を帯びないICパッケージ8はフェースダウンで回路基
板1の上に実装され、リードフレーム7の端部を回路基
板1のランド3aに位置合わせし、リードフレーム7を
ランド3aにハンダ9により接合される。こうして回路
基板1に実装された状態においては、ランド3aとリー
ドフレーム7の間に絶縁スペーサ5が介在しており、各
リードフレーム7が接合箇所以外ではランド3aと接触
しないよう絶縁スペーサ5によって支持されている。従
って、ベアチップIC6に加えられた外力や自重により
リードフレーム7が曲がり、回路基板1の配線パターン
3等に接触して電気的ショートが生じることを防止する
ことができる。
【0017】また、この絶縁スペーサ5はリードフレー
ム7を保持するキャリアフィルムの役目をするものでは
ないので、リードフレーム7に対する位置や幅等に制約
を受けることがなく、絶縁スペーサ5を設けたことによ
ってリードフレーム7を長くするものではない。従っ
て、キャリアフィルムを用いることなく、絶縁スペーサ
5によりリードフレーム7を支持させることにより、ベ
アチップIC6の実装面積を小さくすることができる。
また、絶縁スペーサ5の材質もキャリアフィルムのよう
に材質の制約を受けにくく、フィルムである必要もな
く、絶縁性と適当な厚みさえあれば樹脂や塗料のような
ものでもよい。従って、実装コストも安価になる。
【0018】なお、絶縁スペーサ5の材質は樹脂など絶
縁性のものなら特に限定されない。また、絶縁スペーサ
5の形状は、角枠状に限らず、IC実装位置2も覆うよ
うな面状のものでもよく、各ランド領域毎に複数に分割
されたものでも良い。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、キャリアフィルム分だ
けリードフレームを短くできるので、従来のTAB実装
構造に比べてリードフレームを短くでき、電子部品の実
装面積を小さくして、回路の高集積化に寄与できる。ま
た、キャリアフィルムは基板への実装時には用いられな
いので、キャリアフィルムに高い耐熱性を要求されず、
フィルムコストも安価にできる。
【0020】しかも、キャリアフィルムを基板への実装
用に用いないにも拘らず、リードフレームと基板との間
に絶縁スペーサを形成しているので、リードフレームは
絶縁スペーサによって支持され、リードフレームないし
ランド間が狭ピッチであっても、リードフレームが隣の
リードフレームまたはランドに接触してショートする恐
れがなくなる。さらに、回路がショートする恐れが少な
くなるので、電子部品近傍における配線パターン設計も
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による電子部品の実装構造
を示す断面図である。
【図2】同上の実施形態に用いられている回路基板を示
す一部破断した平面図である。
【図3】従来例による電子部品の実装構造を示す断面図
である。
【図4】従来例による別な電子部品の実装構造の問題点
を示す一部省略した説明図である。
【符号の説明】
1 回路基板 3 配線パターン 3a ランド 4 レジスト膜 5 絶縁スペーサ 6 ベアチップIC 7 リードフレーム 8 ICパッケージ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を基板上にTAB実装された実
    装構造において、 キャリアフィルムを残してリードフレームのみと共にT
    ABテープから分離された電子部品が基板上に置かれ、
    基板のランドに接合された前記リードフレームと基板と
    の間に絶縁スペーサが形成された電子部品の実装構造。
JP7351442A 1995-12-25 1995-12-25 電子部品の実装構造 Expired - Lifetime JP2666792B2 (ja)

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JPH08241910A JPH08241910A (ja) 1996-09-17
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