JP2666284B2 - 折りたたみ式投写型表示装置 - Google Patents

折りたたみ式投写型表示装置

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JP2666284B2
JP2666284B2 JP62184042A JP18404287A JP2666284B2 JP 2666284 B2 JP2666284 B2 JP 2666284B2 JP 62184042 A JP62184042 A JP 62184042A JP 18404287 A JP18404287 A JP 18404287A JP 2666284 B2 JP2666284 B2 JP 2666284B2
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穣児 唐澤
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、開閉自在なスクリーンを有する折りたたみ
式の投写型表示装置に関する。 〔従来の技術〕 従来の折りたたみ式投写型表示装置は、特開昭60−51
087号公報に記載され、第4図に示すように、基体14に
投写ユニット15、第1反射ミラー16及びガイドレール17
を設け、基体14の後部上端に第2反射ミラー18を有する
ミラーパネル19の、一端を開閉自在に支持し、ミラーパ
ネル19の他端にスクリーン20を有するスクリーンパネル
21を回転自在に支持し、スクリーンパネル21の他端にガ
イドローラ22を設けガイドレール17の下側に摺動自在に
取り付ける。第4図に示す観賞状態において、投写ユニ
ット15を出射した光束は第1反射ミラー16及び第2反射
ミラー18によって、2回反射されスクリーン20に到達す
る。第4図に示す観賞状態からスクリーンパネル21のガ
イドローラ22側を後方に押しミラーパネル19を本体2側
に閉じることによりガイドローラ22はガイドレール17に
沿って後方に移動し、スクリーンパネル21及びミラーパ
ネル19は基体14内に収納され、表示装置は保存・運搬状
態となる。逆に、保存・運搬状態からミラーパネル19の
スクリーンパネル21側を持ち上げ、スクリーンパネル21
のガイドローラ22側を前方にガイドレール17に沿って移
動させると表示装置は観賞状態となる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、従来の折りたたみ式投写型表示装置は開閉機
構としてガイドレールを要するため、スクリーンを大型
化すると、スクリーンパネルの大きさに相当するミラー
パネル及びガイドレールを要しデッドスペースが増大す
るため、装置が大型化し質量が増大する。従って、折り
たたみ式投写型表示装置に本来要求されるポータビリテ
ィが低減しその用途も限定されてしまい、逆に、ポータ
ビリティを優先させるとスクリーンの大型化が困難にな
ってしまうという問題点を有していた。又装置の薄型化
を目的として出射光束の中心軸に対して反射光束の下限
が平行になるように光学系を配置すると第2反射ミラー
の大型化に伴ってミラーパネルが大型になり装置の薄型
化と小型化の間に矛盾が生じるという問題点も有してい
た。更に、開閉動作が、ミラーパネルの先端を引き上げ
スクリーンパネルを前進させるという2ステップである
ため、自動開閉機構等の付加機能を追加する事が容易に
は行なえず発展性に乏しいという問題点も有していた。 そこで、本発明はこのような問題点を解決するもの
で、その目的とするところは、小型・軽量にして大画面
化を達成し、ポータビリティに優れ、容易かつ確実な開
閉動作をもたらし、機能上発展性に富んだ折りたたみ式
投写型表示装置を提供するところにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の折りたたみ式投写型表示装置は,基台と両側
板を有する基体と,前記基台に固定された投写ユニット
と,該投写ユニットと対向して前記基台に配置された第
1反射ミラーと,一方の面に第2反射ミラーが配設され
且つ前記基体の後部に回動可能に支持されたミラーパネ
ルと,スクリーンが配設され且つ前記基体の前部に回動
可能に支持されたスクリーンパネルと,前記ミラーパネ
ルの上端と前記スクリーンパネルの上端とを回動可能に
連結してなる天板とを有してなり,前記スクリーンパネ
ルと前記ミラーパネルとがそれらの間に天板が位置する
ように前記基体内に収納されてなることを特徴とする。 〔作用〕 本発明の上記の構成によれば、開閉機構の一部分を引
き上げるという1回の動作によって投写型表示装置は観
賞状態となり、開閉機構の一部分を押し下げるという1
回の動作によって投写型表示装置は保存・運搬状態とな
るのである。 〔実施例〕 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は、本発明の実施例における投写型表示装置の観賞
状態を表わすものである。第1図において、剛体の基台
と両側板によって構成される基体1の内部に、投写ユニ
ット2及び第一反射ミラー3が固定され、基体1の後部
上端に第二反射ミラー4を有するミラーパネル5が軸受
構造によって回転自在に支持され、基体1の前部上端に
スクリーン6を有するスクリーンパネル7が軸受構造に
よって回転自在に支持され、ミラーパネル5とスクリー
ンパネル7はそれぞれの自由端を天板8及びその軸受構
造によって開閉自在に連結される。投写ユニット2、第
一反射ミラー3、第二反射ミラー4及びスクリーン6は
光学系を構成し、投写ユニット2に対して第一反射ミラ
ー3、第二反射ミラー4及びスクリーン6の角度が適切
になるように設計段階においてミラーパネル5、スクリ
ーンパネル7及び天板8の軸受位置及び長さを設定すれ
ばスクリーン6上には常に鮮明な画像が映出される。こ
の時、反射光束の下限9を出射光束の中心軸に対して平
行になるように設定すれば投写型表示装置は、最もコン
パクトに、設計できる。第1図に示す観賞状態から天板
8をスクリーンパネル7の裏側に近づく方向に回転させ
ると、ミラーパネル5及びスクリーンパネル7は投写ユ
ニット2に近づく方向に回転し、投写型表示装置は第2
図に示すように保存・運搬状態になる。 逆に、第2図に示す保存・運搬状態から、スクリーン
パネル7の先端を引き上げると、それに天板8及びミラ
ーパネル5が連動して、第1図に示す観賞状態となる。 第3図は、本発明の別の実施例を示し、天板13が上記
実施例とは逆回転するように基体10、ミラーパネル11、
スクリーンパネル12及び天板13を設計したもので、この
場合はミラーパネル11を投写型表示装置の蓋に兼用でき
るという利点がある。 以上のような実施例において、投写ユニットとして3
枚のLCDを用いてライトバルブ方式を採用することによ
り、この表示装置は更にコンパクトに設計する事ができ
る。 〔発明の効果〕 上述の如く,本発明によれば,スクリーンパネルとミ
ラーパネルとが天板によって連結されており,基体内に
収納される構造となるので,開閉動作及び位置決めを容
易且つ確実なものとし,大画面の表示装置が提供でき
る。しかも,従来用いられていたガイドレールが不要な
ので,小型・軽量でポータビリティに優れている。ま
た,開閉動作が1回の操作で行えるため,自動開閉機構
などの機構を容易に付加することが可能であり発展性に
も優れている。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例における観賞状態を表わす
断面図、第2図は、第1図の実施例における保存、運搬
状態を表わす断面図、第3図は、別の実施例における保
存・運搬状態を表わす断面図、第4図は、従来の折りた
たみ式投写型表示装置における観賞状態を表わす断面図
である。 1、10、14……基体 2、15……投写ユニット 3、16……第1反射ミラー 4、18……第2反射ミラー 5、11、19……ミラーパネル 6、20……スクリーン 7、12、21……スクリーンパネル 8、13……天板

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.基台と両側板を有する基体と, 前記基台に固定された投写ユニットと, 該投写ユニットと対向して前記基台に配置された第1反
    射ミラーと, 一方の面に第2反射ミラーが配設され且つ前記基体の後
    部に回動可能に支持されたミラーパネルと, スクリーンが配設され且つ前記基体の前部に回動可能に
    支持されたスクリーンパネルと, 前記ミラーパネルの上端と前記スクリーンパネルの上端
    とを回動可能に連結してなる天板とを有してなり, 前記スクリーンパネルと前記ミラーパネルとがそれらの
    間に天板が位置するように前記基体内に収納されてなる
    ことを特徴とする折りたたみ式投写型表示装置。 2.前記投写ユニット側に前記スクリーンパネル,外側
    に前記ミラーパネルが配設されるように収納されてなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の折りたた
    み式投写型表示装置。
JP62184042A 1987-07-23 1987-07-23 折りたたみ式投写型表示装置 Expired - Lifetime JP2666284B2 (ja)

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JPS6428629A JPS6428629A (en) 1989-01-31
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JPS5051638U (ja) * 1973-09-05 1975-05-19
JPS6030746Y2 (ja) * 1976-12-06 1985-09-14 三洋電機株式会社 アタツシエケ−ス型映写機

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