JP2663903B2 - 工程パスチェック方法及び装置 - Google Patents

工程パスチェック方法及び装置

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JP2663903B2
JP2663903B2 JP6282995A JP6282995A JP2663903B2 JP 2663903 B2 JP2663903 B2 JP 2663903B2 JP 6282995 A JP6282995 A JP 6282995A JP 6282995 A JP6282995 A JP 6282995A JP 2663903 B2 JP2663903 B2 JP 2663903B2
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宏明 松浦
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを用いた
工程実績収集システムにおける工程パスチェック装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生産工程ごとに品名、ロット番
号、数量、良否等の状態を入力してこれらの実績データ
を収集していく工程実績収集システムでは、誤った実績
データ入力を防止する等の理由により、入力データチェ
ックを行う機能を設けている。その中の一つに、規定の
工程フローに則した報告が入力されているかどうかを判
定する工程パスチェックがある。
【0003】通常、工程パス(ある物の生産に実施した
一連の工程を実施順に示したもの)のパターンは、品名
単位等のくくりでユニークに持ち、そのパターンと実績
データとの照合によりチェックが行われる。
【0004】ある物の生産ラインにおいて、一の工程の
次に行う工程は良否を標準的に処理していく場合のほ
か、改造する場合や不良品を修理する場合等があり、あ
る工程の次には複数の工程に分岐して行くことがある。
このような工程間の分岐により一品名の生産物について
も原料又は元の部品から複数の工程を経て完成品又は目
標とする半製品を製作するまでに多数の工程パスが生じ
る。
【0005】従来の工程パスチェック方法では、このよ
うな原料等から完成品等までの考えられる全ての一連の
工程パスをマスタデータとして予め記憶装置に格納して
いた。一方、生産現場では、ロットごとに各種の実施時
に実績データとして入力される工程を実施順に示したも
のを実績工程パスとして記憶装置に格納しておき、各工
程の実施時に扱うロットの実績工程パスをそのロット品
名についてマスタデータとして格納された工程パスと照
合し、マスタデータの工程パスに実績工程パスと一致す
る部分があるときは実績データとして入力された実績工
程パスは正しいと判定し、マスタデータの工程パスに実
績工程パスと一致する部分がないときは、実績データパ
スに誤りがあるものと判定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の工程パ
スチェック方法では、次のような欠点がある。
【0007】・実際の生産ラインでは修理、改造等が多
数含まれ、マスタデータとして格納される工程パスが非
常に多くなってしまい、実績工程パスとマスタデータの
工程パスとの照合が困難である。
【0008】・原材料等から完成品等までのすべての工
程パスを予め網羅しておくことが難かしく、完全なマス
タデータを用意しておくことが困難である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の工程パスチェッ
ク方法は、現実績報告内容に含まれる現工程並びに前工
程での実績報告内容に含まれる前工程及び前状態からな
る報告された状態遷移と同一のものが、分岐及び合流を
含む工程パスパターン内の全ての状態遷移からなるマス
タデータの中にあるときは前記報告された状態遷移は正
しいと判定することを特徴とする。
【0010】本発明の工程パスチェック装置は、分岐及
び合流を含む工程パスパターンから拾い出した全ての状
態遷移をマスタデータとして格納した工程パスパターン
情報格納部と、前の工程で入力された前実績報告内容を
格納する工程実績情報格納部と、現在の工程で入力され
た現実績報告内容に含まれる現工程並びに前記工程実績
情報格納部に格納された前実績報告内容に含まれる前工
程及び前状態からなる報告された状態遷移が前記工程パ
スパターン情報格納部に格納されたマスタデータの状態
遷移の一つと同一であれば前記報告された状態遷移は正
しいと判定するパス判定部とを備え、工程パスパターン
情報格納部はマスタデータとして工程パスパターンから
拾い出した全ての状態遷移をこれらに対応する判定を正
しいとして格納し前記工程パスパターンから拾い出した
全ての状態遷移と異る状態遷移をこれらに対応する判定
を誤りとし各々に対応するガイドメッセージを付して格
納し、パス判定部は報告された状態遷移が前記工程パス
パターン情報格納部に判定が正しいとして格納されたマ
スタデータの状態遷移の一つと同一であれば前記報告さ
れた状態遷移は正しいと判定し前記工程パスパターン情
報格納部に判定が誤りとして格納されたマスタデータの
状態遷移の一つと同一であれば前記報告された状態遷移
は誤りと判定すると共に前記報告された状態遷移と同一
のマスタデータの状態遷移に対応して前記工程パスパタ
ーン情報格納部に格納されたガイドメッセージを出力さ
せるようにもできる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例の工程パスチェッ
ク装置のブロック図、図2及び図3はそれぞれ図1中の
工程パスパターン情報格納部1にマスタデータとして格
納する工程パスパターンを示す状態遷移図及び各状態遷
移をマトリックスで表現した図である。
【0013】最初に、工程パスパターン情報格納部1に
格納するマスタデータの作成について述べる。多岐にわ
たる工程パスパターンの遷移を網羅するため、以下のよ
うな手順でマスタデータを作成し、複雑な工程フローへ
対応する。
【0014】・工程パスチェックに必要とされる要因、
すなわち改造工程及び修理工程等を含む各工程並びに良
品,不良等の状態を洗い出し、分岐及び合流を含めた工
程パスパターンを状態遷移図にて記述する(図2)。図
2の状態遷移図を用い前工程及び前状態により現工程が
決定される。
【0015】・各状態遷移を前工程,前状態,現工程及
び判定の項目を有するマトリックスにて表現する(図
3)。図2の矢印にて表現される状態遷移は、それぞれ
が図3のマトリックスの1列として表現される。図2に
記述された内容は、工程パスチェックにおいて工程パス
がOK判定される場合のみである。図2に矢印で示され
た全ての状態遷移を拾い出し、それぞれの前工程,前状
態及び現工程をマトリックスの列ごとに登録し、これら
の列の判定の項目にはOKを書き込んでおく。また、工
程パスチェックでNG判定された場合に作業者の混乱を
防ぐため、NG判定での対応作業内容を通知するために
ガイダンスメッセージ出力部を設けているが、この機能
を実現するため、状態遷移図をマトリックスへ展開して
得られる正しい状態遷移の他に作業者が誤って入力する
可能性がある状態遷移のパターンも、判定結果をNGと
して図3のマトリックスに登録し、このNGパターン列
には、NG理由や対応作業内容も併せて記載することと
する。
【0016】・図3のマトリックスにて表現された1列
を1レコードとして工程パスパターン情報格納部1へ登
録する。
【0017】次に、図1の工程パスチェック装置の動作
について説明する。
【0018】各工程において作業者はコンソール5を用
いてロット番号を含む現業実績報告内容Aを入力する。
パス判定部3では、工程実績情報格納部2より入力され
た現業実績報告内容Aと同一のロット番号の前実績報告
内容Bを読み出し、前実績報告内容Bに含まれる前工程
及び前状態並びに現業実績報告内容Aに踏まれる現工程
からなる報告された状態遷移が、工程パスパターン情報
格納部1に格納されているそのロット番号の品名のマト
リックス表現のマスタデータの各レコードに格納されて
いる状態遷移と照合する。
【0019】この照合でパス判定部3は、報告された状
態遷移と同一内容のレコードがマスタデータにあり、し
かもそのレコードの判定がOKならば報告された状態遷
移がOK(正しい)であるものと判定する。報告された
状態遷移と同一内容のレコードがマスタデータにある
が、そのレコードの判定がNGならば報告された状態遷
移はNG(誤り)であるものと判定し現業実績報告内容
Aをキャンセルする。この場合にガイドメッセージ出力
部はそのレコードのガイドメッセージに登録されている
内容をコンソール5に出力して作業者へメッセージを通
知する。また、報告された状態遷移と同一内容のレコー
ドがマスタデータにないときは、報告された状態遷移は
NGとして現業実績報告内容Aをキャンセルする。
【0020】報告された状態遷移がOKであると判定し
たときは、その工程の状態を含む現業報告内容Aを工程
実績格納部2に格納し、この格納した現業報告内容Aを
次に実施する工程で前実績報告内容Bとして読み出す。
【0021】あるロットの生産工程それぞれで前工程,
前状態及び現工程からなる状態遷移の上記のチェックを
行い、すべての工程でのチェックでOKと判定されれば
そのロットについての実績報告内容として入力された状
態遷移を連結した工程パスはOKと判断される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各工程で
前工程、前状態及び現工程からなる状態遷移について、
報告されたものをマスタデータのものと比較してOK又
はNGの判定をすることにより、従来の工程パスチェッ
ク方法での原料等から完成品等までの一連の工程パスパ
ターンについて報告されたものとマスタデータのものを
比較照合する場合より、マスタデータを少くでき、比較
照合の回数を少くでき、マスタデータの作成工数及び比
較照合時間を減少できる効果がある。従って、工程パス
パターンが多くの分岐,合流を持つ複雑なものであって
も容易に工程パスチェックを行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工程パスチェック装置のブ
ロック図である。
【図2】図1中の工程パスパターン情報格納部に格納す
るマスタデータを作成するための状態遷移図を示す図で
ある。
【図3】図1中の工程パスパターン情報格納部に格納さ
れたマトリックス展開されたマスタデータを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 工程パスパターン情報格納部 2 工程実績情報格納部 3 パス判定部 4 ガイドメッセージ出力部 5 コンソール

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現実績報告内容に含まれる現工程並びに
    前工程での実績報告内容に含まれる前工程及び前状態か
    らなる報告された状態遷移と同一のものが、分岐及び合
    流を含む工程パスパターン内の全ての状態遷移からなる
    マスタデータの中にあるときは前記報告された状態遷移
    は正しいと判定することを特徴とする工程パスチェック
    方法。
  2. 【請求項2】 分岐及び合流を含む工程パスパターンか
    ら拾い出した全ての状態遷移をマスタデータとして格納
    した工程パスパターン情報格納部と、前の工程で入力さ
    れた前実績報告内容を格納する工程実績情報格納部と、
    現在の工程で入力された現実績報告内容に含まれる現工
    程並びに前記工程実績情報格納部に格納された前実績報
    告内容に含まれる前工程及び前状態からなる報告された
    状態遷移が前記工程パスパターン情報格納部に格納され
    たマスタデータの状態遷移の一つと同一であれば前記報
    告された状態遷移は正しいと判定するパス判定部とを含
    むことを特徴とする工程パスチェック装置。
  3. 【請求項3】 工程パスパターン情報格納部はマスタデ
    ータとして工程パスパターンから拾い出した全ての状態
    遷移をこれらに対応する判定を正しいとして格納し前記
    工程パスパターンから拾い出した全ての状態遷移と異る
    状態遷移をこれらに対応する判定を誤りとし各々に対応
    するガイドメッセージを付して格納し、パス判定部は報
    告された状態遷移が前記工程パスパターン情報格納部に
    判定が正しいとして格納されたマスタデータの状態遷移
    の一つと同一であれば前記報告された状態遷移は正しい
    と判定し前記工程パスパターン情報格納部に判定が誤り
    として格納されたマスタデータの状態遷移の一つと同一
    であれば前記報告された状態遷移は誤りと判定すると共
    に前記報告された状態遷移と同一のマスタデータの状態
    遷移に対応して前記工程パスパターン情報格納部に格納
    されたガイドメッセージを出力させる請求項2記載の工
    程パスチェック装置。
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